JPH10138427A - カード用コアシートおよびカード - Google Patents

カード用コアシートおよびカード

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JPH10138427A
JPH10138427A JP29633396A JP29633396A JPH10138427A JP H10138427 A JPH10138427 A JP H10138427A JP 29633396 A JP29633396 A JP 29633396A JP 29633396 A JP29633396 A JP 29633396A JP H10138427 A JPH10138427 A JP H10138427A
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card
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼廃棄の際に環境問題を惹起することがな
く、難燃性を付与したカード用コアシートを提供する。 【解決手段】 ポリエステルA層の片面または両面に、
白色顔料を0.5〜25重量%含有するポリエステルB
層を積層し、少なくとも一方のポリエステルB層の表面
に微細気泡含有ポリエステルC層を積層してなるカード
用コアシートであり、少なくとも1つの層間の積層がシ
リコーン系接着剤を介してなされることを特徴とするカ
ード用コアシート、およびその両面にオーバーシートを
積層してなり、酸素指数(OI)が26以上であること
を特徴とするカード。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード用コアシー
トおよびカードに関するもので、詳しくはポリエステル
フィルムを利用した各種カード用コアシートおよびカー
ドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プリペイドカードが、電話用カー
ド、乗物用カード、買物用カード等に使用されている。
主に磁気方式プリペイドカードは偽造、変造されて使用
され、大きな社会問題となっているため、磁気方式プリ
ペイドカードの代替として、セキュリティー機能に優れ
たIC使用のカードが一躍脚光を浴びるようになってい
る。各種カードの代表的な構成例として、コアシートと
その両面に積層されたオーバーシートから構成されるカ
ード類があり、コアシートの材質としては主として、塩
化ビニル重合体、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体が使
用されている(JIS−X−6303参照)。ところ
が、塩化ビニル重合体や塩化ビニル・酢酸ビニル共重合
体は燃焼廃棄の際に塩素ガスを発生して環境を汚染する
という問題がある。
【0003】次にカード関係の規格類(JIS−L−6
311等)に着目してみると、ポリエステルフィルムは
機械的強度等は塩素系樹脂と比較して優れるものの、難
燃性が唯一劣るという問題がある。特に微細気泡含有ポ
リエステルフィルムの場合はより燃えやすい傾向にあ
る。ポリエステルフィルムに難燃性を付与する方法とし
て、従来、フィルム中に難燃剤を練り込む方法、フィル
ム表層に難燃層を塗設する方法が知られている。これら
の方法はリン系あるいはハロゲン系の難燃剤を主として
使用し、練り込み法においては、難燃性を高めるために
難燃剤の添加量を増加するとフィルム本来の持つ特性
(機械的強度等)を損なう場合がある。一方、難燃層を
フィルム表面に塗設する方法に関しては、コート条件に
よりブロッキングが発生する場合がある。
【0004】現状ではポリエステルフィルムを使用する
ことで、前述のとおり燃焼廃棄の際の環境問題は回避で
きるものの、難燃性の向上を図ろうとするとハロゲン系
難燃剤を使用する場合には、煙や有害ガスの発生を伴
い、燃焼廃棄の際の環境問題と難燃性の向上という両方
の特性を満足するのが困難な状況にあった。そのため、
難燃性を付与しても煙や有毒ガスの発生の極力少ないも
のが望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる実情に
鑑みなされたものであり、その目的は燃焼廃棄の際に環
境問題を惹起することがなく、難燃性を付与したカード
用コアシートを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題に
鑑み、鋭意検討を重ねた結果、ある特定の構成を持つコ
アシートが燃焼廃棄の際の環境問題を惹起することな
く、十分な難燃性、遮蔽性、クッション性、エンボス性
を備え、従来のカード用コアシートと遜色のない特性を
発揮することができるとの知見を得、本発明を完成する
に至った。すなわち、本発明の要旨は、ポリエステルA
層の片面または両面に、白色顔料を0.5〜25重量%
含有するポリエステルB層を積層し、少なくとも一方の
ポリエステルB層の表面に微細気泡含有ポリエステルC
層を積層してなるカード用コアシートであり、少なくと
も1つの層間の積層がシリコーン系接着剤を介してなさ
れることを特徴とするカード用コアシート、およびその
両面にオーバーシートを積層してなり、酸素指数(O
I)が26以上であることを特徴とするカードに存す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳細に説明
する。カード用コアシート(以下、コアシートと略記す
る)は、両面にオーバーシートを積層して使用される。
この点は従来のカード用コアシートと同じである。そし
て、本発明のコアシートはポリエステルA層(以下、単
にA層と略記する)の片面または両面に、白色顔料を
0.5〜25重量%含有するポリエステルB層(以下、
単にB層と略記する)を積層し、少なくとも一方のポリ
エステルB層の表面に微細気泡含有ポリエステルC層
(以下、単にC層と略記する)を積層することを特徴と
する。
【0008】すなわち、本発明のコアシートは順次、A
層、B層、C層を積層した構成を含有し、全体の構成は
特に限定されないが、具体例としてC層/B層/A層、
C層/B層/A層/B層、C層/B層/A層/B層/C
層の構成が挙げられる。本発明のコアシートの全厚みは
通常250〜700μm、好ましくは350〜650μ
m、さらに好ましくは450〜600μmである。A層
はB層およびC層を積層する基層であり、B層は隠蔽層
を与え、C層はクッション性および隠蔽性を与え、全体
としてコアシートとして機能する。本発明にいうポリエ
ステルフィルムとは、例えば、押出口金から溶融押し出
される、いわゆる押出法により押し出されたフィルムで
あって、後に縦方向または横方向のどちらか一方向に配
向させたフィルム、縦方向および横方向の二軸方向に配
向させたフィルムである。
【0009】本発明において、ポリエステルとは、芳香
族ジカルボン酸と脂肪族グリコールとを重縮合させて得
られる。芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸、
2,6−ナフタレンジカルボン酸などが挙げられ、脂肪
族グリコールとしては、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール等
が挙げられる。代表的なポリエステルとしては、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン−2,
6−ナフタレンジカルボキシレート(PEN)等が例示
される。
【0010】本発明で用いるポリエステルは、第三成分
を含有した共重合体であってもよい。かかる共重合ポリ
エステルのジカルボン酸成分としては、イソフタル酸、
フタル酸、テレフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボ
ン酸、アジピン酸、セバシン酸、および、オキシカルボ
ン酸(例えば、P−オキシ安息香酸など)の一種また
は、二種以上が挙げられ、グリコール成分として、エチ
レングリコール、ジエチレングリコール、プロピレング
リコール、ブタンジオール、1,4−シクロヘキサンジ
メタノール、ネオペンチルグリコール等の一種または二
種以上が挙げられる。本発明において、A層は通常単層
であるが、主成分がポリエステルである複数の層から構
成されてもよい。A層中の各層中には、再生ポリエステ
ル原料を混入することができる。また、A層中の各層に
は本質的に微粒子を含有する必要はないが微粒子を1種
または2種以上含有させてもよい。
【0011】上記微粒子としては、例えば、二酸化ケイ
素、炭酸カルシウム、酸化アルミニウム、二酸化チタ
ン、カオリン、タルク、ゼオライト、フッ化リチウム、
硫酸バリウム、カーボンブラック、特公昭59−521
6号公報に記載されているような耐熱性高分子微粉体等
が挙げられる。そして、A層中に含有される粒子の平均
粒径は、通常0.05〜1μm、好ましくは0.05〜
0.7μm、さらに好ましくは0.05μm〜0.5μ
mである。A層の厚さは、通常200〜450μm、好
ましくは250〜400μmである。
【0012】本発明において、B層には白色顔料が含有
される。白色顔料としては特に制限されないが、酸化チ
タン等が好適に使用される。白色顔料の平均粒径は、通
常0.05〜1μm、好ましくは0.05〜0.7μ
m、さらに好ましくは0.05〜0.5μmである。そ
してその含有量は、0.5〜25重量%、好ましくは1
〜20重量%、さらに好ましくは2〜20重量%であ
る。白色顔料の含有量が0.5重量%未満では、シート
の隠蔽度が低下し、シートに印刷等を施した時の鮮映性
が低下したり、印刷が透けて反対側の印刷等と重なり印
刷等が見えにくくなるので好ましくない。また、白色顔
料の含有量が25重量%を超える場合には、フィルムの
製膜時に破断が起こりやすくなるので好ましくない。
【0013】B層の厚さは、通常10〜200μm 、
好ましくは20〜100μmである。本発明において、
C層は微細な気泡を含有したポリエステル層であれば、
特に限定されるものではないが、例えば、ポリエステル
に対して、実質的に非相溶な熱可塑性樹脂を含有させて
製膜することにより得られる微細気泡含有ポリエステル
フィルムであることが好ましい。ポリエステルに対して
実質的に非相溶な熱可塑性樹脂の具体例としては、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリメチルペンテン、ポリ
メチルブテン等のポリオレフィンのほかに、ポリスチレ
ン、ポリカーボネート等の熱可塑性樹脂が挙げられる。
これらの中で、コストや生産性の点からポリプロピレン
が好ましい。
【0014】ポリプロピレンとしては、通常95モル%
以上、好ましくは98モル%以上がプロピレン単位を有
する結晶性ポリプロピレンが好ましい。また、ポリプロ
ピレンのメルトフローインデックス(MFI)は、特に
限定されるものではないが、通常0.5〜30g/10
分、好ましくは1〜15g/10分の範囲である。本発
明において、実質的に非相溶な熱可塑性樹脂のC層にお
ける含有量は、通常5〜45重量%、好ましくは5〜3
5重量%、さらに好ましくは10〜25重量%の範囲で
ある。上記含有量が5重量%未満の場合には、フィルム
中に形成される気泡の量が少なくなるため、例えば、コ
アシート上に磁気ストライプとともにオーバーシートを
熱圧加工するときのクッション性が少なくなり、カード
表面から磁気ストライプの浮き上がりが多くなる傾向が
ある。また、当該含有量が45重量%を超える場合に
は、フィルム製膜時に破断が発生しやすくなり、生産性
が劣る傾向がある。
【0015】C層の密度は、通常0.4〜1.3g/c
3 、好ましくは0.55〜1.2g/cm3 、さらに
好ましくは0.7〜1.1g/cm3 の範囲である。C
層の密度が0.4g/cm3 未満の場合には、フィルム
の生産性が劣る傾向がある。また、当該密度が1.3g
/cm3 を超える場合には、クッション性が損なわれる
傾向がある。なお、C層には、B層に含有される粒子と
同様の粒子が同等量含有されていることが好ましい。C
層の厚みは、通常10〜200μm、好ましくは20〜
100μmである。なお、A〜C層の各層を構成するフ
ィルムは積層フィルムであっても構わない。
【0016】本発明でポリエステルに粒子を含有させる
方法としては、特に限定されるものではなく、公知の方
法を採用し得る。例えば、ポリエステルを製造する任意
の段階において添加することができるが、好ましくはエ
ステル化の段階、もしくはエステル交換反応終了後重縮
合反応開始前の段階でエチレングリコール等に分散させ
たスラリーとして添加し重縮合反応を進めてもよい。ま
たベント付き混練押出機を用いエチレングリコールまた
は水などに分散させた粒子のスラリーとポリエステル原
料とをブレンドする方法、または、混練押出機を用い、
乾燥させた粒子とポリエステル原料とをブレンドする方
法などによって行われる。
【0017】本発明において、ポリエステルに実質的に
非相溶な熱可塑性樹脂を含有させる方法としては、特に
限定されるものではないが、乾燥させたポリエステル原
料とポリエステルに実質的に非相溶な熱可塑性樹脂とを
ドライブレンドするなどの方法によって行われ、押出機
へ供することにより含有させることができる。本発明に
おいて、ポリエステルまたはポリエステルに実質的に非
相溶な熱可塑性樹脂中には、必要に応じて蛍光増白剤、
酸化防止剤、熱安定剤、潤滑剤、帯電防止剤、染料、顔
料等の添加剤を配合してもよい。次に本発明の中のポリ
エステルフィルムの製造方法について具体的に説明する
が、本発明のフィルムは以下の製造例に何ら限定される
ものではない。
【0018】すなわち、先に述べたポリエステル原料を
使用し、押出機を用い、口金から溶融押出し、冷却ロー
ルで冷却固化して未延伸シートを得る方法が好ましい。
この場合、シートの平面性を向上させるため、シートと
回転冷却ドラムとの密着性を高める必要があり、静電印
加密着法および/または液体塗布密着法が好ましく採用
される。
【0019】次に、得られた未延伸フィルムを二軸方向
に延伸して二軸配向される方法について述べる。すなわ
ち、先ず、前記の未延伸シートを一方向にロールまた
は、テンター方式の延伸機により延伸する。延伸温度
は、通常70〜120℃、好ましくは80〜110℃で
あり、延伸倍率は、通常2.5〜7倍、好ましくは3.
0〜6倍である。次いで、一段目の延伸方向と直交する
方向に延伸を行う。延伸温度は、通常70〜130℃、
好ましくは80〜120℃であり、延伸倍率は、通常
3.0〜7倍、好ましくは3.5〜6倍である。そし
て、引き続き、170〜250℃の温度で緊張下または
30%以内の弛緩下で熱処理を行い、二軸配向フィルム
を得る。
【0020】延伸工程中にフィルム表面を処理する、い
わゆるインラインコーティングを施すことができる。そ
れは以下に限定するものではないが、特に1段目の延伸
が終了して、2段目の延伸前に、帯電防止性、滑り性、
接着性等の改良、2次加工性改良等の目的で、水溶性、
水系エマルジョン、水系スラリー等のコーティング処理
を施すことができる。上記の延伸においては、一方向の
延伸を2段階以上で行う方法を用いることもできる。そ
の場合、最終的に二方向の延伸倍率がそれぞれ上記範囲
となるように行うのが好ましい。また、前記の未延伸シ
ートを面積倍率が10〜40倍になるように同時二軸延
伸を行うことも可能である。さらに、必要に応じて熱処
理を行う前または後に再度縦および/または横方向に延
伸してもよい。
【0021】本発明において、A層、B層、C層を積層
する方法については、シリコーン系接着剤を介して少な
くとも1組の層(フィルム)同志を貼り合わせることに
より積層させる方法を採用する。それ以外の積層方法と
してシリコーン系以外の接着剤を各フィルムの間に介在
させ、フィルム同志を貼り合わせて積層したり、フィル
ムの上に押出機から直接フィルムを押し出しながら貼り
合わせて積層する、いわゆる押し出しラミネート方法、
複数の押出機から複数の原料を押し出し、口金の中で合
流させて製膜する、いわゆる共押出方法によって積層す
る方法等があるが、必要に応じてこれらの積層方法を組
み合わせてもよい。
【0022】本発明において使用するシリコーン系接着
剤とは、例えば、基本成分としてR 2 SiO(R:有機
基)単位が1万個程度つながった線状ポリマーと、補強
剤としてミリミクロンサイズの微粉末シリカおよび当該
微粉末シリカを分散させる分散助剤としてシラン系化合
物あるいは低分子シロキサン等からなるものである。よ
り高い難燃性を付与する場合には、難燃性向上剤とし
て、実質的にハロゲンを含有しない、Pt化合物、酸化
チタン粒子、酸化鉄、カーボンブラック、黒ベンガラ、
金属炭酸塩、金属水和物およびアゾビスイソブチロニト
リルの群から選ばれる少なくとも1種以上を添加したも
の等、特公昭51−35501号公報、特公昭58−5
5181号公報等に記載されたものが挙げられる。
【0023】上記難燃性向上剤を添加することにより、
シリコーン系接着剤表層にレジン状の高架橋の不燃に近
いシロキサン膜を形成することで、当該膜が空気を遮断
し内部へ延焼せず、自己消炎することにより、より高い
難燃性を付与するものと考えられる。使用にあたって
は、少なくとも1種類以上の上記難燃性向上剤を含有す
ることが好ましい。シリコーン系接着剤中の難燃性向上
剤の添加量としては、例えば、シリコーンゴム100部
に対して10〜200部の範囲が好ましい。難燃性向上
剤の添加量が10部未満の場合には難燃性が不十分な場
合があり、一方、200部を超えて添加した場合には、
シリコーンゴム本来の持つ特性(機械的強度等)が損な
われる場合がある。
【0024】また、シリコーン系接着剤層の厚み比率は
カードの総厚みに対して3〜25%の範囲が用途上好ま
しい。シリコーン系接着剤層の厚み比率が3%未満の場
合には、難燃性が不十分な場合があり、一方、25%を
超える場合にはシリコーン系接着剤層の厚みが厚くなり
すぎる場合があり、シリコーン系接着剤塗工時に乾燥が
不十分となる場合がある。上記範囲を満足した上でシリ
コーン系接着剤層の1層当たりの厚みは絶対値として5
〜35μm、さらには5〜20μmの範囲が良い。本発
明において、シリコーン系接着剤を使用する利点として
は、上記難燃性に加えて、シリコーンゴムの持つ強度お
よび柔軟性を活かせる点が、カード用接着剤として使用
した場合に特に有効である点が挙げられる。
【0025】シリコーン系接着剤をポリエステルフィル
ムに塗布する方法としては、特に限定されるものではな
いが、エアードクターコート法、リバースロールコート
法、グラビアコート法、キスロールコート法等、従来公
知の方法により塗布することができる。次に各ポリエス
テルフィルムとポリエステルフィルムの間に接着剤が介
在するようにして、圧着または加熱圧着することによ
り、積層ポリエステルフィルムを得ることができる。こ
の時、接着層は片側のフィルムに塗布されたものでも両
側に塗布されたものであってもよい。圧着または加熱加
圧する方法としては特に限定されないが、例えば、ロー
ルまたは加熱されたロールの間を積層させたいフィルム
の間に接着剤を介在させて重ね合わせ、加圧しながら通
過させる方法、プレスまたは熱プレス機を用いて加圧ま
たは加熱加圧する方法等の方法により行うことができ
る。
【0026】本発明におけるカード用コアシートの層構
成は、例えば、C/B/A/B/C、C/B/A/B、
C/B/A等が挙げられる。ここで、C層はクッション
性および隠蔽性、B層は隠蔽性、A層はB層、C層を積
層するための土台および再生原料を混入させるための層
で、それぞれの役目を果たし、カード用コアシートとし
て機能する構成となっている。上述のコアシートの両面
に、塩化ビニル、ポリエステル等の熱可塑性樹脂からな
る層を、接着剤を介して、またはヒートシール等により
積層することによって、カードとすることができる。
【0027】本発明においては、カードに加工後の酸素
指数(OI)が26以上であることが必要である。OI
が26未満では、耐熱性が劣り、実用的ではない。な
お、ここでいう酸素指数(OI)とは、JIS−K−7
201−1972に規格化されているとおり、所定の試
験条件下において、試験材料が燃焼を持続するのに必要
な酸素と窒素との混合気体の容積%で表される最低酸素
濃度の数値のことである。この値が大きいほど、難燃性
が高いことになる。一般に、自己消炎性を示す酸素指数
は22〜23以上である。本発明における難燃性の定義
は、酸素指数26以上であることであり、このことは例
えば西沢仁著「ポリマーの難燃化」(昭和62年発行)
に記載されている。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。なお、実施例および比
較例中「部」とあるのは「重量部」を示す。また、本発
明で用いた測定法は次のとおりである。 (1)平均粒径(d50) 遠心沈降式粒度分布測定装置(株式会社島津製作所製商
品「SA−CP3型」)を使用して測定した等価球形分
布における積算(重量標準)50%の値を平均粒径(d
50:μm)とした。 (2)隠蔽性 マクベス濃度計「TD−904型」を使用し、ビジュア
ル光による透過濃度を測定した。この測定を5回繰り返
し行い測定結果の算術平均値を隠蔽度とした。この値が
大きいほど光線の透過率が低く隠蔽性が高い。
【0029】(3)微細気泡含有ポリエステル層(C)
の密度 カードまたはコアシートのサンプルの任意の部分から厚
み方向に切断し、その断面を走査型電子顕微鏡にて観察
し各層の厚みを測定する。次に任意の面積のサンプルを
切り出してその重量を測定する。切り出したサンプルの
面積に、先に測定した各層の厚みを加えた値(全厚み)
を乗じてサンプル全体の体積を算出する。次にフィルム
の重量を体積で除してサンプル全体の密度とした。微細
気泡含有ポリエステル層(C)の密度は、各層の厚みの
比率およびサンプル全体の密度を下記式に代入して計算
する。。
【数1】 ρBC=1.4x/(x+y)+ρCy/(x+y) (ここで、ρBCはサンプル全体の密度(g/c
3 )、ρCはポリエステル層(C)の密度(g/cm
3 )、xはポリエステル層(C)以外の層の厚み、yは
ポリエステル層(C)厚み)
【0030】(4)メルトフローインデックス(MF
I) JIS K 7210−1976に準じて試験温度23
0℃、試験荷重2.16Kgfで行い、10分間に押し
出された試料の質量として表した。この試験を3回繰り
返し行い、その結果の算術平均値をメルトフローインデ
ックスとした。 (5)クッション性 アップライト・ダイアルゲージ(OZAKI SEIS
AKUSHO CO.,LTD製「PEACOCKN
O.25」)を使ってシート厚み(t1)を測定した。
次に、測定子上に1Kgの重りを載せ、シート厚み(t
2)を測定した。これらの値を使って次式によりクッシ
ョン率を計算した。
【数2】 クッション率(%)=100×(t1−t2)/t1 この値が5〜30%の場合はクッション性良好、5%を
未満の場合はクッション性不良、30%を超える場合は
クッション性過剰とした。
【0031】(6)エンボス性 温度23℃、湿度50%RHの室内において、ダイモ社
製ダイモを使用してエンボス成形を行い、その断面を
(株)キーエンス社製デジタルマイクロスコープVH−
6200にて観察し、シート表面からエンボス成形され
た最大の高さの距離を読み取った。エンボス成形の雌型
の表面から深さの最大の距離を1とした時のシート表面
からエンボス成形された最大の高さの距離を比で表し、
エンボス性の目安とした。この値が0.7以上の場合に
エンボス性良好、0.7未満の場合にエンボス性不良と
した。 (7)酸素指数(OI) JIS K−7201に準じてA−2号法の試験片で酸
素指数を測定した。
【0032】〈ポリエステルの製造〉 製造例1(ポリエステルK) ジメチルテレフタレート100部、エチレングリコール
60部および酢酸マグネシウム・4水塩0.09部を反
応器にとり、加熱昇温するとともにメタノールを留去
し、エステル交換反応を行い、反応開始から4時間を要
して230℃に昇温し、実質的にエステル交換反応を終
了した。次いで、平均粒径(d50)1.54μmのシリ
カ粒子を0.1部含有するエチレングリコールスラリー
を反応系に添加し、さらにエチルアシッドフォスフェー
ト0.04部、酸化ゲルマニウム0.01部を添加した
後100分で温度を280℃、圧力を15mmHgに達
せしめ以後も徐々に圧力を減じ最終的に0.3mmHg
とした。4時間後系内を常圧に戻しポリエステルKを得
た。ポリエステルKのシリカ粒子の含有量は0.1重量
%であった。
【0033】製造例2(ポリエステルL) 製造例1において、平均粒径(d50)1.54μmのシ
リカ粒子を0.1部含有するエチレングリコールスラリ
ーを反応系に添加しなかった以外は、製造例1と同様に
して、ポリエステルLを得た。製造例3(ポリエステル
M)製造例2において製造したポリエステルLを70部
と平均粒径0.27μmの酸化チタン粒子30部をドラ
イブレンドし、二軸混練押出機を用いて押出し、ポリエ
ステルMを得た。ポリエステルMの酸化チタン粒子の含
有量は30重量%であった。
【0034】製造例4(ポリエステルN) 製造例2において製造したポリエステルLを85部と平
均粒径0.27μmの酸化チタン粒子15部をドライブ
レンドし、二軸混練押出機を用いて押出し、ポリエステ
ルNを得た。ポリエステルNの酸化チタン粒子の含有量
は15重量%であった。
【0035】製造例5(ポリエステルO) 製造例2において製造したポリエステルLを93部と平
均粒径0.27μmの酸化チタン粒子7部をドライブレ
ンドし、二軸混練押出機を用いて押出し、ポリエステル
Oを得た。ポリエステルOの酸化チタン粒子の含有量は
7重量%であった。製造例6(ポリエステルP) 製造例2において製造したポリエステルLを99.9部
と平均粒径0.27μmの酸化チタン粒子0.1部をド
ライブレンドし、二軸混練押出機を用いて押出し、ポリ
エステルPを得た。ポリエステルPの酸化チタン粒子の
含有量は0.1重量%であった。
【0036】〈ポリエステルフィルムの製造〉 製造例7(微細気泡含有ポリエステルフィルムC1) 180℃で4時間不活性ガス雰囲気中で乾燥したポリエ
ステルOを83部、メルトフローインデックス(MF
I)10g/10分の結晶性ポリプロピレン17部とを
ドライブレンドした原料を、溶融押出機により290℃
で溶融押出しし、静電印加密着法を用いて表面温度を4
0℃に設定した冷却ロール上で冷却固化して未延伸シー
トを得た。得られたシートを85℃で3.4倍縦方向に
延伸した。次いで、フィルムをテンターに導き110℃
で3.2倍横方向に延伸した後、230℃にて熱固定を
行い、厚さが38μmのフィルムを得た。該フィルムの
密度は、0.93g/cm3 であった。
【0037】製造例8(微細気泡含有ポリエステルフィ
ルムC2) 180℃で4時間不活性ガス雰囲気中で乾燥したポリエ
ステルOを81部、メルトフローインデックス(MF
I)10g/10分の結晶性ポリプロピレン19部とを
ドライブレンドした原料を使用する以外は、製造例7と
同様にして、厚さが38μmのフィルムを得た。該フィ
ルムの密度は、1.05g/cm3 であった。
【0038】製造例9(ポリエステルフィルムB1) 製造例4で製造したポリエステルNを180℃で4時間
不活性ガス雰囲気中で乾燥し、溶融押出機により290
℃で溶融押出しし、静電印加密着法を用いて表面温度を
40℃に設定した冷却ロール上で冷却固化して未延伸シ
ートを得た。得られたシートを85℃で3.5倍縦方向
に延伸した。次いで、フィルムをテンターに導き100
℃で3.7倍横方向に延伸した後、230℃にて熱固定
を行い、厚さが38μmのフィルムを得た。
【0039】製造例10(ポリエステルフィルムB2) 製造例5で製造したポリエステルOを使用する以外は、
製造例9と同様にして厚さが38μmのフィルムを得
た。 製造例11(ポリエステルフィルムB3) 製造例1で製造したポリエステルKを使用する以外は、
製造例9と同様にして厚さが38μmのフィルムを得
た。
【0040】製造例12(ポリエステルフィルムB4) 製造例6で製造したポリエステルPを使用する以外は、
製造例9と同様にして厚さが38μmのフィルムを得
た。 製造例13(ポリエステルフィルムB5) 製造例3で製造したポリエステルMを使用する以外は、
製造例9と同様にして製膜したが、結果的にはフィルム
を得ることができなかった。 製造例14(ポリエステルフィルムA1) 製造例1で製造したポリエステルKを使用する以外は、
製造例9と同様にして厚さが300μmのフィルムを得
た。
【0041】実施例1 ポリエステルフィルムB1に難燃性向上剤を含有したシ
リコーン系接着剤(信越化学製KE402)を厚さ20
μmとなるように、グラビアロールにて塗布し、微細気
泡含有ポリエステルフィルムC1とともに、80℃に加
熱されたロールの間を加圧しながら通過させ、C1/B
1の構成の積層フィルムを得た。次にポリエステルフィ
ルムA1の両面に順次C1/B1の構成の積層フィルム
を同様にして積層し層構成がC1/B1/A1/B1/
C1の積層シートを得た。 実施例2 実施例1におけるポリエステルフィルムB1をポリエス
テルフィルムB2に変更する以外は実施例1と同様にし
て、層構成がC1/B2/A1/B2/C1の複合化シ
ートを得た。
【0042】実施例3 実施例1における微細気泡含有ポリエステルフィルムC
1を微細気泡含有ポリエステルフィルムC2に変更する
以外は実施例1と同様にして、層構成がC2/B1/A
1/B1/C2の積層シートを得た。 実施例4 実施例1におけるポリエステルフィルムB1をポリエス
テルフィルムB2に、微細気泡含有ポリエステルフィル
ムC1を微細気泡含有ポリエステルフィルムC2に変更
する以外は実施例1と同様にして、層構成がC2/B2
/A1/B2/C2の積層シートを得た。
【0043】比較例1 実施例1におけるポリエステルフィルムB1をポリエス
テルフィルムB4に変更する以外は実施例1と同様にし
て、層構成がC1/B4/A1/B4/C1の積層シー
トを得た。 比較例2 実施例1において、接着剤をアクリル系(綜研化学製S
Kダイン:E−3025)に変更する以外は同様にし
て、層構成がC1/B1/A1/B1/C1の積層シー
トを得た。
【0044】比較例3 実施例1においてポリエステルフィルムB1をポリエス
テルフィルムB2に、微細気泡含有ポリエステルフィル
ムC1をポリエステルフィルムB2に変更する以外は実
施例1と同様にして、層構成がB2/B2/A1/B2
/B2の積層シートを得た。
【0045】比較例4 実施例1においてポリエステルフィルムB1をポリエス
テルフィルムB3に、微細気泡含有ポリエステルフィル
ムC1をポリエステルフィルムB3に変更する以外は実
施例1と同様にして、層構成がB3/B3/A1/B3
/B3の積層シートを得た。以上、得られた結果をまと
めて下記表1に示す。
【0046】
【表1】
【0047】
【発明の効果】本発明のカード用コアシートは、難燃
性、隠蔽性、クッション性、エンボス性に優れ、また、
現行主に使用されている塩素系樹脂と比べて環境に配慮
した廃棄性の向上、省資源化およびリサイクルに適した
ものであり、各種カード用基材として有用であり、その
工業的価値は高い。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルA層の片面または両面に、
    白色顔料を0.5〜25重量%含有するポリエステルB
    層を積層し、少なくとも一方のポリエステルB層の表面
    に微細気泡含有ポリエステルC層を積層してなるカード
    用コアシートであり、少なくとも1つの層間の積層がシ
    リコーン系接着剤を介してなされることを特徴とするカ
    ード用コアシート。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの層間の積層が、難燃性
    向上剤を含有するシリコーン系接着剤層を介してなされ
    ることを特徴とする請求項1記載のカード用コアシー
    ト。
  3. 【請求項3】 難燃性向上剤が実質的にハロゲンを含ま
    ないものであって、Pt化合物、酸化チタン粒子、酸化
    鉄、カーボンブラック、黒ベンガラ、金属炭酸塩、金属
    水和物およびアゾビスイソブチロニトリルの群より選ば
    れる少なくとも1種類以上であることを特徴とする請求
    項2記載のカード用コアシート。
  4. 【請求項4】 シリコーン系接着剤層の厚み比率がコア
    シートの総厚みに対して3〜25%の範囲であることを
    特徴とする請求項2記載のカード用コアシート。
  5. 【請求項5】 白色顔料が酸化チタンである請求項1〜
    4のいずれかに記載のカード用コアシート。
  6. 【請求項6】 微細気泡含有ポリエステルC層が、ポリ
    エステルに対して実質的に非相溶な熱可塑性樹脂を5〜
    45重量%含有し、かつ密度が0.4〜1.3g/cm
    3 である請求項1〜5のいずれかに記載のカード用コア
    シート。
  7. 【請求項7】 微細気泡含有ポリエステルC層中の実質
    的に非相溶な熱可塑性樹脂がポリプロピレンである請求
    項6記載のカード用コアシート。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のカード用コアシートの両
    面にオーバーシートを積層してなり、酸素指数(OI)
    が26以上であることを特徴とするカード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001129935A (ja) * 1999-11-08 2001-05-15 Dainippon Printing Co Ltd カード用プラスチックシート基材およびプラスチックカード
EP1138467A1 (en) * 1998-12-01 2001-10-04 Toyo Kohan Co., Ltd. Resin film for producing decorative laminate and decorative laminate containing the resin film
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