JPH10138325A - 自動車 - Google Patents

自動車

Info

Publication number
JPH10138325A
JPH10138325A JP8310086A JP31008696A JPH10138325A JP H10138325 A JPH10138325 A JP H10138325A JP 8310086 A JP8310086 A JP 8310086A JP 31008696 A JP31008696 A JP 31008696A JP H10138325 A JPH10138325 A JP H10138325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impact force
hood
bonnet
automobile
car
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8310086A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Kikuchi
昌訓 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Placo Co Ltd
Original Assignee
Placo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Placo Co Ltd filed Critical Placo Co Ltd
Priority to JP8310086A priority Critical patent/JPH10138325A/ja
Publication of JPH10138325A publication Critical patent/JPH10138325A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボンネットの構造を改良して、前面衝突事故
時に跳ねられた歩行者が自動車のボンネット上に放り上
げられても、軽度の怪我ですむようにする、 【解決手段】 自動車のボンネット10の外面11は硬
質合成樹脂で成形され、その内面12は中空のエラスト
マーである軟質合成樹脂でブロー成形されている。 こ
れにより、前面衝突時に、自動車のボンネット10がこ
の衝撃力により変形し、この変形により衝撃力を吸収す
るとともに、跳ねられた歩行者が仮りにボンネット10
上に放り上げられても、衝撃力が緩和されているため、
強い力で叩き付けられることなく、より怪我を軽くし、
死亡事故をすくなくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車、殊に衝突
事故時の歩行者に対する安全対策を講した自動車に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、近年の衝突事故時において運転
者、搭乗者の安全を図るため、運転席、ドアの内面にエ
アバックを装備したり、ヘッドレスト、アームレスト等
の自動車内装品に或る程度剛性の有る合成樹脂が使用さ
れている。自動車のボンネット・バンパーは、前記衝突
事故時に運転者を保護するため金属製又は硬度のプラス
チック製のものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの安全
対策は、運転者、搭乗者に対するものであり、前面衝突
事故時に跳ねられた歩行者に対する安全対策を講したも
のは見受けられない。この発明は前記前面衝突事故時に
跳ねられた歩行者が自動車のボンネット上に放り上げら
れても、軽度の怪我ですむように、前記ボンネットを改
良した自動車を市場に提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、特定発明は、自動車の少なくともボンネットノーズ
部分の外面は硬質合成樹脂で成形され、その内面は軟質
合成樹脂でブロー成形れされていることを特徴とする自
動車としてある。前記課題を解決するために、前記自動
車のボンネツトに加えて、バンパーも同様にブロー成形
されていることを特徴とすることが好ましい。前記課題
を解決するために、前記ブロー成形した前記部品の内面
は、中空のエラストマーからなることを特徴とすること
が衝撃上、吸収上好ましい。
【0005】請求項1記載の発明においては、前面衝突
時に、前記自動車の少なくともボンネットノーズ部分が
この衝撃力により変形し、この変形により衝撃力を吸収
するとともに、跳ねられた歩行者が仮りにボンネット上
に放り上げられても、衝撃力が緩和されているため、強
い力で叩き付けられることなく、死亡してしまうことを
防止する。云うまでもなく、この前面衝突時に破壊する
のはボンネットノーズ部分に止まり、運転席にまで殆ど
破壊は発展せず、自動車のステーで阻止され、運転席の
エアバッグなどの作動により運転者、搭乗者の安全は確
保される。請求項2記載の発明においては、請求項1記
載の発明の前記作用に加えて、前記バンパーも前記ボン
ネット同様にブロー成形されているため、前面衝突時
に、前記バンパーがこの衝撃力により変形し、この変形
により衝撃力を吸収し、歩行者の負傷の度合いを軽度に
抑えられる。請求項3記載の発明においては、請求項
1、2記載の発明の前記作用に加えて、前記ブロー成形
した前記部品の内面は、中空のエラストマーからなるこ
とより、前記前面衝突時における衝撃力はこの中空のエ
ラストマーの変形により効果的に吸収される。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1、2、3記載の発明の代
表的な実施の形態を説明する。図1において、10はこ
の自動車のボンネットであり、このボンネット10の外
面11つまり自動車の外面となる部分は硬質合成樹脂で
成形され、その内面12は中空のエラストマーである軟
質合成樹脂でブロー成形されている。前記自動車のボン
ネット10に加えて、バンパー13も同様にブロー成形
されている(図2参照)。前面衝突時に、前記自動車の
少なくともボンネット10がこの衝撃力により変形し、
この変形により衝撃力を吸収するとともに、跳ねられた
歩行者が仮りにボンネット10上に放り上げられても、
衝撃力が緩和されているため、強い力で叩き付けられる
ことなく、硬いボンネットに衝突するよりは軽い怪我と
し、事故死亡率を低下させる。この前面衝突時に破壊す
るのはボンネットノーズ部分に止まり、運転席にまで破
壊は殆ど発展せず、自動車のステーで阻止され、運転席
のエアバックなどの作動により運転者の安全を確保でき
ることは云うまでもない。前記バンパー13においても
前記ボンネット10同様に前面衝突時に前面バンパー1
3がこの衝撃力により変形し、この変形により衝撃力を
吸収でき、歩行者の負傷の度合いを軽度に抑えることが
出来る。前記ブロー成形した前記部品であるボンネット
10、バンパー13の内面12つまり自動車の内側とな
る部分は、中空のエラストマーからなることより、前記
前面衝突時における衝撃力をこの中空のエラストマーの
変形により効果的に吸収できる。
【0007】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、前面衝突時に、
前記自動車の少なくともボンネットノーズ部分がこの衝
撃力により変形し、この変形により衝撃力を吸収すると
ともに、跳ねられた歩行者が仮りにボンネット上に放り
上げられても、衝撃力が緩和されているため、強い力で
叩き付けられることなく、硬いボンネットに衝突するよ
りは軽い怪我で済み、事故死率を低下させる効果を有す
る。この前面衝突時に破壊するのはボンネットノーズ部
分で止まり、運転席にまで破壊は殆ど発展せず、自動車
のステーで阻止される。この際、運転席のエアバックな
どの作動により運転者の安全は確保されるのは通常の自
動車と同様である。請求項2記載の発明においては、請
求項1記載の発明の前記効果に加えて、前記バンパーも
前記ボンネット同様にブロー成形されているため、前面
衝突時に、前面バンパーがこの衝撃力により変形し、こ
の変形により衝撃力を吸収でき、歩行者の傷の度合いを
軽度に抑えることが出来る。請求項3記載の発明におい
ては、請求項1、2記載の発明の前記効果に加えて、前
記ブロー成形した部品の内面は、中空のエラストマーか
らなることより、前記前面衝突時における衝撃力をこの
中空のエラストマーの変形により効果的に吸収できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のボンネットの概略断面図である。
【図2】バンパーの概略断面図である。
【符号の説明】
10 ボンネット 13 バンパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 101:00 B29L 9:00 31:30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の少なくともボンネットノーズ部分
    の自動車の外側になる面は硬質合成樹脂で成形され、そ
    の内面は軟質合成樹脂でブロー成形されていることを特
    徴とする自動車。
  2. 【請求項2】前記自動車のボンネツトに加えて、バンパ
    ーも同様にブロー成形されていることを特徴とする請求
    項1記載の自動車。
  3. 【請求項3】前記ブロー成形した前記部品の自動車の内
    側になる部分は、中空のエラストマーからなることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の自動車。
JP8310086A 1996-11-06 1996-11-06 自動車 Withdrawn JPH10138325A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8310086A JPH10138325A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 自動車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8310086A JPH10138325A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 自動車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10138325A true JPH10138325A (ja) 1998-05-26

Family

ID=18001022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8310086A Withdrawn JPH10138325A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 自動車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10138325A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0992418A3 (de) * 1998-10-07 2000-07-19 Volkswagen Aktiengesellschaft Karosseriehaube, insbesondere Motorraumhaube eines Kraftfahrzeugs
EP0992419A3 (de) * 1998-10-09 2000-07-19 Volkswagen Aktiengesellschaft Fahrzeug-Fronthaubenanordnung
DE102005008093B4 (de) * 2004-03-26 2009-07-09 Mitsubishi Jidosha Kogyo K.K. Stoßdämpfungsstruktur für Fahrzeuge
DE202008017590U1 (de) 2008-11-26 2011-03-24 Voestalpine Automotive Gmbh Verbundteil für ein Kraftfahrzeug
WO2011102075A1 (ja) * 2010-02-17 2011-08-25 株式会社Humanix 輸送体の衝撃吸収軽量ボディー構造

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0992418A3 (de) * 1998-10-07 2000-07-19 Volkswagen Aktiengesellschaft Karosseriehaube, insbesondere Motorraumhaube eines Kraftfahrzeugs
EP0992419A3 (de) * 1998-10-09 2000-07-19 Volkswagen Aktiengesellschaft Fahrzeug-Fronthaubenanordnung
DE102005008093B4 (de) * 2004-03-26 2009-07-09 Mitsubishi Jidosha Kogyo K.K. Stoßdämpfungsstruktur für Fahrzeuge
DE202008017590U1 (de) 2008-11-26 2011-03-24 Voestalpine Automotive Gmbh Verbundteil für ein Kraftfahrzeug
JP2011189924A (ja) * 2009-05-01 2011-09-29 Humanix:Kk 輸送体の衝撃吸収軽量ボディー構造
WO2011102075A1 (ja) * 2010-02-17 2011-08-25 株式会社Humanix 輸送体の衝撃吸収軽量ボディー構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08324373A (ja) 斜めからの衝撃も緩和する自動車用エアバック
JPH09104317A (ja) 乗員保護装置
JP3100296U (ja) 歩行者の安全保護のための変形制御が可能な車両のフロント部用構造
JP2923775B2 (ja) 自動車のピラーパネルに備えられる衝撃吸収用構造物
JP4896028B2 (ja) 自動車のフロントパネル用衝撃保護装置およびこの装置を備えるフロントパネル
JPH10138325A (ja) 自動車
US6769730B2 (en) Vehicle windshield mounting structure
EP0992419A3 (de) Fahrzeug-Fronthaubenanordnung
JP2001146140A (ja) バンパ構造
KR101406608B1 (ko) 차량 글로브박스의 무릎에어백
KR100527904B1 (ko) 차량의 운전자 무릎보호장치
KR20030096501A (ko) 자동차용 필러 트림의 충격 흡수구조
KR200144252Y1 (ko) 에어백을 이용한 자동차의 충격 완화장치
KR200223702Y1 (ko) 조향휠의 림구조
KR100427246B1 (ko) 자동차용 무릎보호 장치
KR20030000337A (ko) 보행자 보호용 차량의카울판넬구조
KR200141885Y1 (ko) 자동차의 조수석에 구비되는 에어백의 충격흡수구조
JP3053518U (ja) 自動車の衝突安全装置
KR19990026986A (ko) 자동차 센터필라 상부트림의 충격완충구조
KR970039647A (ko) 자동차의 범퍼에어백장치
KR19980052704U (ko) 운전자의 무릎 보호용 커버
KR19980013688U (ko) 보강판넬이 구비된 자동차용 루프판넬
KR19990029191U (ko) 승객 보호용 에어댐퍼가 구비된 패널 구조
KR20040044307A (ko) 자동차용 에어백의 충격 흡수구조
KR19980038281U (ko) 타이어를 이용한 자동차의 충돌완충장치

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20040407

A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20050215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050816

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051208