JPH10138325A - 自動車 - Google Patents
自動車Info
- Publication number
- JPH10138325A JPH10138325A JP8310086A JP31008696A JPH10138325A JP H10138325 A JPH10138325 A JP H10138325A JP 8310086 A JP8310086 A JP 8310086A JP 31008696 A JP31008696 A JP 31008696A JP H10138325 A JPH10138325 A JP H10138325A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impact force
- hood
- bonnet
- automobile
- car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Abstract
時に跳ねられた歩行者が自動車のボンネット上に放り上
げられても、軽度の怪我ですむようにする、 【解決手段】 自動車のボンネット10の外面11は硬
質合成樹脂で成形され、その内面12は中空のエラスト
マーである軟質合成樹脂でブロー成形されている。 こ
れにより、前面衝突時に、自動車のボンネット10がこ
の衝撃力により変形し、この変形により衝撃力を吸収す
るとともに、跳ねられた歩行者が仮りにボンネット10
上に放り上げられても、衝撃力が緩和されているため、
強い力で叩き付けられることなく、より怪我を軽くし、
死亡事故をすくなくする。
Description
事故時の歩行者に対する安全対策を講した自動車に関す
るものである。
者、搭乗者の安全を図るため、運転席、ドアの内面にエ
アバックを装備したり、ヘッドレスト、アームレスト等
の自動車内装品に或る程度剛性の有る合成樹脂が使用さ
れている。自動車のボンネット・バンパーは、前記衝突
事故時に運転者を保護するため金属製又は硬度のプラス
チック製のものが多い。
対策は、運転者、搭乗者に対するものであり、前面衝突
事故時に跳ねられた歩行者に対する安全対策を講したも
のは見受けられない。この発明は前記前面衝突事故時に
跳ねられた歩行者が自動車のボンネット上に放り上げら
れても、軽度の怪我ですむように、前記ボンネットを改
良した自動車を市場に提供することを目的とする。
に、特定発明は、自動車の少なくともボンネットノーズ
部分の外面は硬質合成樹脂で成形され、その内面は軟質
合成樹脂でブロー成形れされていることを特徴とする自
動車としてある。前記課題を解決するために、前記自動
車のボンネツトに加えて、バンパーも同様にブロー成形
されていることを特徴とすることが好ましい。前記課題
を解決するために、前記ブロー成形した前記部品の内面
は、中空のエラストマーからなることを特徴とすること
が衝撃上、吸収上好ましい。
時に、前記自動車の少なくともボンネットノーズ部分が
この衝撃力により変形し、この変形により衝撃力を吸収
するとともに、跳ねられた歩行者が仮りにボンネット上
に放り上げられても、衝撃力が緩和されているため、強
い力で叩き付けられることなく、死亡してしまうことを
防止する。云うまでもなく、この前面衝突時に破壊する
のはボンネットノーズ部分に止まり、運転席にまで殆ど
破壊は発展せず、自動車のステーで阻止され、運転席の
エアバッグなどの作動により運転者、搭乗者の安全は確
保される。請求項2記載の発明においては、請求項1記
載の発明の前記作用に加えて、前記バンパーも前記ボン
ネット同様にブロー成形されているため、前面衝突時
に、前記バンパーがこの衝撃力により変形し、この変形
により衝撃力を吸収し、歩行者の負傷の度合いを軽度に
抑えられる。請求項3記載の発明においては、請求項
1、2記載の発明の前記作用に加えて、前記ブロー成形
した前記部品の内面は、中空のエラストマーからなるこ
とより、前記前面衝突時における衝撃力はこの中空のエ
ラストマーの変形により効果的に吸収される。
表的な実施の形態を説明する。図1において、10はこ
の自動車のボンネットであり、このボンネット10の外
面11つまり自動車の外面となる部分は硬質合成樹脂で
成形され、その内面12は中空のエラストマーである軟
質合成樹脂でブロー成形されている。前記自動車のボン
ネット10に加えて、バンパー13も同様にブロー成形
されている(図2参照)。前面衝突時に、前記自動車の
少なくともボンネット10がこの衝撃力により変形し、
この変形により衝撃力を吸収するとともに、跳ねられた
歩行者が仮りにボンネット10上に放り上げられても、
衝撃力が緩和されているため、強い力で叩き付けられる
ことなく、硬いボンネットに衝突するよりは軽い怪我と
し、事故死亡率を低下させる。この前面衝突時に破壊す
るのはボンネットノーズ部分に止まり、運転席にまで破
壊は殆ど発展せず、自動車のステーで阻止され、運転席
のエアバックなどの作動により運転者の安全を確保でき
ることは云うまでもない。前記バンパー13においても
前記ボンネット10同様に前面衝突時に前面バンパー1
3がこの衝撃力により変形し、この変形により衝撃力を
吸収でき、歩行者の負傷の度合いを軽度に抑えることが
出来る。前記ブロー成形した前記部品であるボンネット
10、バンパー13の内面12つまり自動車の内側とな
る部分は、中空のエラストマーからなることより、前記
前面衝突時における衝撃力をこの中空のエラストマーの
変形により効果的に吸収できる。
前記自動車の少なくともボンネットノーズ部分がこの衝
撃力により変形し、この変形により衝撃力を吸収すると
ともに、跳ねられた歩行者が仮りにボンネット上に放り
上げられても、衝撃力が緩和されているため、強い力で
叩き付けられることなく、硬いボンネットに衝突するよ
りは軽い怪我で済み、事故死率を低下させる効果を有す
る。この前面衝突時に破壊するのはボンネットノーズ部
分で止まり、運転席にまで破壊は殆ど発展せず、自動車
のステーで阻止される。この際、運転席のエアバックな
どの作動により運転者の安全は確保されるのは通常の自
動車と同様である。請求項2記載の発明においては、請
求項1記載の発明の前記効果に加えて、前記バンパーも
前記ボンネット同様にブロー成形されているため、前面
衝突時に、前面バンパーがこの衝撃力により変形し、こ
の変形により衝撃力を吸収でき、歩行者の傷の度合いを
軽度に抑えることが出来る。請求項3記載の発明におい
ては、請求項1、2記載の発明の前記効果に加えて、前
記ブロー成形した部品の内面は、中空のエラストマーか
らなることより、前記前面衝突時における衝撃力をこの
中空のエラストマーの変形により効果的に吸収できる。
Claims (3)
- 【請求項1】自動車の少なくともボンネットノーズ部分
の自動車の外側になる面は硬質合成樹脂で成形され、そ
の内面は軟質合成樹脂でブロー成形されていることを特
徴とする自動車。 - 【請求項2】前記自動車のボンネツトに加えて、バンパ
ーも同様にブロー成形されていることを特徴とする請求
項1記載の自動車。 - 【請求項3】前記ブロー成形した前記部品の自動車の内
側になる部分は、中空のエラストマーからなることを特
徴とする請求項1又は2に記載の自動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8310086A JPH10138325A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 自動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8310086A JPH10138325A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 自動車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10138325A true JPH10138325A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=18001022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8310086A Withdrawn JPH10138325A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 自動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10138325A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0992418A3 (de) * | 1998-10-07 | 2000-07-19 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Karosseriehaube, insbesondere Motorraumhaube eines Kraftfahrzeugs |
EP0992419A3 (de) * | 1998-10-09 | 2000-07-19 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Fahrzeug-Fronthaubenanordnung |
DE102005008093B4 (de) * | 2004-03-26 | 2009-07-09 | Mitsubishi Jidosha Kogyo K.K. | Stoßdämpfungsstruktur für Fahrzeuge |
DE202008017590U1 (de) | 2008-11-26 | 2011-03-24 | Voestalpine Automotive Gmbh | Verbundteil für ein Kraftfahrzeug |
WO2011102075A1 (ja) * | 2010-02-17 | 2011-08-25 | 株式会社Humanix | 輸送体の衝撃吸収軽量ボディー構造 |
-
1996
- 1996-11-06 JP JP8310086A patent/JPH10138325A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0992418A3 (de) * | 1998-10-07 | 2000-07-19 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Karosseriehaube, insbesondere Motorraumhaube eines Kraftfahrzeugs |
EP0992419A3 (de) * | 1998-10-09 | 2000-07-19 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Fahrzeug-Fronthaubenanordnung |
DE102005008093B4 (de) * | 2004-03-26 | 2009-07-09 | Mitsubishi Jidosha Kogyo K.K. | Stoßdämpfungsstruktur für Fahrzeuge |
DE202008017590U1 (de) | 2008-11-26 | 2011-03-24 | Voestalpine Automotive Gmbh | Verbundteil für ein Kraftfahrzeug |
JP2011189924A (ja) * | 2009-05-01 | 2011-09-29 | Humanix:Kk | 輸送体の衝撃吸収軽量ボディー構造 |
WO2011102075A1 (ja) * | 2010-02-17 | 2011-08-25 | 株式会社Humanix | 輸送体の衝撃吸収軽量ボディー構造 |
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Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040407 |
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A072 | Dismissal of procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073 Effective date: 20050215 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050715 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050816 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051208 |