JPH10138140A - グラインダー装置 - Google Patents

グラインダー装置

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JPH10138140A
JPH10138140A JP29252796A JP29252796A JPH10138140A JP H10138140 A JPH10138140 A JP H10138140A JP 29252796 A JP29252796 A JP 29252796A JP 29252796 A JP29252796 A JP 29252796A JP H10138140 A JPH10138140 A JP H10138140A
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JP
Japan
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grinder
cover frame
rotating
grindstone
processed
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JP29252796A
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English (en)
Inventor
Toru Yamazaki
亨 山崎
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YAMAZAKI KOGYO KK
Original Assignee
YAMAZAKI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被処理部材を手動で移動したり回動すること
なく、接地面以外のほゞ全面を効率よく、かつ安全にバ
リ取り作業をおこなうものである。 【解決手段】 駆動機構23によって回転しながら被処
理部材を研磨する回転砥石27を有するグラインダー部
22と、前記グラインダー部22を水平方向に回動可能
に支持する回転支持機構17と、前記グラインダー部2
2を回転支持機構17とともに上下方向に移動させる昇
降機構11とを有するグラインダー装置であって、被処
理部材を研磨する面の状態によって上記グラインダー部
22に設けた上記回転砥石27のカバー枠28を、上記
回転砥石27の外周に沿って回動可能にしたり固定状に
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば比較的大型
の自動車部品や機械部品等として鋳造した鋳造物等のよ
うな被処理部材の表面に生じているバリ等を、被処理部
材を移動したり回転しなくても、ほとんどの面を簡単に
研磨処理して除去するようにしたグラインダー装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、鋳造物等のバリを除去するに
は、アングルフラインダーやピッチングハンマーの様
に、回転砥石を有するグラインダー等を用いて腕に抱え
て手動でバリ取りの作業をおこなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の装置で
は装置自体の荷重及び研磨作業に伴う押圧力のため作業
を効率よくおこなうことができず、しかも研磨作業時に
周囲に飛散するバリの微細な破片のため作業の安全性が
確保できないという問題が生じていた。また、被処理部
材の研磨面を移動可能な大型のグラインダー装置を用い
てバリ取りの作業をおこなう場合には、被処理部材を移
動もしくは回動しながら作業をおこなわなければなら
ず、著しく手間がかかるばかりでなく、熟練を要すると
いう問題を有していた。しかも、アングルフラインダー
やピッチングハンマーの様に、手動の装置では駆動時に
著しい振動が発生するので、作業者は職業病である白ろ
う病、レイノー症候群等の振動障害を起こす危険があ
る。
【0004】本発明は、このような従来からの欠点を解
消するものであり、大きく重量のある被処理部材を手動
で移動したり回動することなく、接地面以外のほゞ全面
を効率よく、かつ安全にバリ取り作業をおこなうことを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、駆動機構によって回転しながら被処理部材を
研磨する回転砥石を有するグラインダー部と、前記グラ
インダー部を水平方向に回動可能に支持する回転支持機
構と、前記グラインダー部を回転支持機構とともに上下
方向に移動させる昇降機構とを有するグラインダー装置
であって、前記被処理部材を研磨する面の状態によって
前記グラインダー部に設けた前記回転砥石のカバー枠
を、前記回転砥石の外周に沿って回動可能にしたり任意
の位置に固定可能に構成したことを特徴とするものであ
る。
【0006】また本発明は、前記カバー枠の回動中心位
置と前記回転砥石の回転中心位置とが一致しているグラ
インダー装置を提供するものである。
【0007】また本発明は、前記カバー枠の可動範囲が
約120度であるグラインダー装置を提供するものであ
る。
【0008】また本発明によれば、前記カバー枠の側面
に複数の係合部を設け、いずれかの係合部に前記グライ
ンダー部に設けられた係止部を係合させることによっ
て、前記カバー枠の位置を任意の状態で固定可能とした
グラインダー装置を提供するものである。
【0009】また本発明は、前記グラインダー部の位置
を遠隔操作可能にしたグラインダー装置を提供するもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態にお
けるグラインダー装置の概略正面図であり、図2は同上
の概略側面図であり、図3は同上の概略平面図である。
【0011】本発明のグラインダー装置1は、床面に敷
設されたレール2に沿って走行するフレーム3を有す
る。前記フレーム3は、4本の直立する支柱部4と、前
記各支柱部4の上端間に架設されている横方向の梁部5
を有し、各支柱部4の下端に設けた車輪6が前記レール
2に載置されているので手動若しくは電動によって走行
することができる。
【0012】前記フレーム3の上面には、左右の側縁に
第1ガイドレール7、7を平行に敷設して横長な四辺形
のフレーム枠からなる第1走行台車8を往復走行可能に
載置し、また前記第1走行台車8の上面には、前記第1
走行台車8の長さ方向であって第1ガイドレール7に直
交する方向に第2ガイドレール9、9を設けて第2走行
台車10を往復走行可能に載置する。
【0013】したがって、前記第1走行台車8は、フレ
ーム3上を左右に往復走行することができ、また前記第
2走行台車10は、第1走行台車8の長さ方向に沿って
往復走行することができる。このため、前記第2走行台
車10は、第1ガイドレール7と第2ガイドレール9と
に沿って直交する二軸方向に移動することができる。そ
して、前記第1走行台車8及び第2走行台車10は、手
動で走行する構成でもよいが、モータによる電動の走行
で、有線若しくは無線の遠隔操作によって各ガイドレー
ル上の走行を制御可能にするのが望ましい。
【0014】前記第2走行台車10には、昇降機構11
を直立状に設置する。前記昇降機構11は、縦方向のシ
リンダー12と、エアー若しくは油等の流体の圧力によ
って前記シリンダー12から出入りするピストンロッド
13からなって、前記シリンダー12が第2走行台車1
0から直立して、ピストンロッド13が第2走行台車1
0、第1走行台車8を貫通して下向きに位置する。
【0015】前記ピストンロッド13の下端にはサドル
14を設け、前記サドル14から直立する4本の上向き
で長尺なガイドポール15を、前記第2走行台車10の
下面に設けた縦筒状のブラケット16に挿通する。した
がって、各ガイドポール15がブラケット16にガイド
されながら前記流体圧によりピストンロッド13がシリ
ンダー12から下向きに突出すると前記サドル14が下
降し、また逆にピストンロッド13がシリンダー12に
挿入するように上昇すると前記サドル14が上昇する
が、ピストンロッド13の上下動はガイドポール15と
ブラケット16とにより正確に規制されるので、横方向
に揺動したりずれ動くことがない。
【0016】前記サドル14の下面には、後述するグラ
インダー部を水平方向に回動可能に支持する回転支持機
構17を設ける。前記回転支持機構17は、図4に示す
ように、前記サドル14の下面に吊下するようにして設
けた縦ロッド部18と、前記縦ロッド部18を挿通させ
ている外筒部19と、前記縦ロッド部18と外筒部19
との間に介在しているブッシュ部20と、前記外筒部1
9に設けられたレバー付きのクランプ機構21とから構
成される。
【0017】したがって、前記クランプ機構21を締め
付けることによって縦ロッド部18にブッシュ部20が
押圧され、これによりブッシュ部20が縦ロッド部18
に対する摩擦抵抗によって一体となって縦ロッド部18
と外筒部19とが機構的に結合し、外筒部19が回動し
ない。しかし、クランプ機構21を緩めると、縦ロッド
部18とブッシュ部20との摩擦が開放されるので、外
筒部19が縦ロッド部18を中心軸として回動すること
ができる。
【0018】前記外筒部19の下端には、グラインダー
部22を設けてある。前記グラインダー部22は、前記
回転支持機構17の外筒部19に設けてある電動モータ
等の駆動機構23と、例えばケースの内部の両端部に設
けたプーリー及び両プーリー間に掛け渡すベルトとを有
して前記駆動機構23の回転力を伝達する回転伝達機構
24と、前記回転伝達機構24の端部に接続されて前記
回転支持機構17の外筒部19の下端部に固定されてい
る筒状の軸受部25と、前記軸受部25に挿通されて前
記駆動機構23の回転を回転伝達機構24を介して伝達
されることにより回転する駆動軸26と、前記駆動軸2
6の一端部に交換可能に固定されている回転砥石27と
を有し、軸受部25の内部にはベアリング機構を設けて
あって、駆動軸26を回転自在に支持している。
【0019】したがって、前記グラインダー部22は回
転支持機構17の外筒部19に固定されているので、ク
ランプ機構21を緩めると外筒部19を中心にして水平
方向に回動可能であるし、クランプ機構21を締め付け
ると回動不能に固定されるので、前記回転砥石27も同
様にして外筒部19を支点として水平方向に回動可能と
なったり、固定状態になる。そして、前記駆動機構23
が駆動すると、前記回転伝達機構24を介して駆動軸2
6が高速回転して回転砥石27が回転するので、回転砥
石27に臨ませる被処理部材の表面をバリ取り研磨する
ことができるとともに、回転砥石27の回転中心位置が
駆動軸26となる。
【0020】また、本発明によれば、前記昇降機構11
を設けた第2走行台車10が第2ガイドレール9に沿っ
て制御されて走行可能で、また第2ガイドレール9を有
する第1走行台車8は、第1ガイドレール7に沿って制
御されて走行可能である。また、グラインダー部22は
昇降機構11により上下位置を自由に設定することがで
きる。しかも、グラインダー部22は回転支持機構17
によって水平方向に回動可能である。したがって、フレ
ーム3の内部に被処理部材を設置して、両走行台車や昇
降機構11によりグラインダー部22を被処理部材の位
置に対応させることにより、回転砥石27によって被処
理部材の表面をバリ取り研磨することができる。
【0021】そして、本発明が要旨とするのは、前記構
成のグラインダー装置1において、前記回転砥石27に
より被処理部材を研磨する際に、微細な研磨くず等が周
囲に飛散するのを防止するカバー枠28を、前記回転砥
石27の外周に沿って回動可能にするとともに、任意の
状態で固定可能に構成したことを特徴とする。
【0022】前記カバー枠28は、前後の半円状側面板
29,29と、前記両側面板29の半円状外周縁に設け
られている弧状の外側面板30とにより構成されて下面
が開放した中空枠状で、前記回転砥石27の一半部分を
被うように位置する。そして、図6で示す様に、一方の
側面板29の中心位置には通孔31を開設してあり、前
記通孔31が軸受部25の先端部に設けた環状溝部32
に回動可能に嵌合している。したがって、前記カバー枠
28は、前記軸受部25に対して片持ち状態であって、
しかも環状溝部32の中心位置、即ち駆動軸26及び回
転砥石27の回転中心位置を中心として、前記回転砥石
27の外周に沿って手動により回動可能である。
【0023】そして、前記カバー枠28の位置を固定状
態にするために、通孔31が開設されている側面板29
の表面に、前記通孔31を中心とする約4分の1円弧状
の係合板部33を浮き上がり状に設け、前記係合板部3
3に複数の係合部としての小孔34を等間隔に開設す
る。
【0024】また、前記軸受部25の表面には、前記い
ずれかの小孔34に係合してカバー枠28の位置を保持
する係止部35を設ける。前記係止部35は、軸受部2
5の軸心方向に向く筒状のガイド部36と、前記ガイド
部36に嵌合して横方向に移動することができる操作部
37と、前記操作部37の先端に設けてある係止ロッド
38と、前記係止ロッド38が横方向に移動するのを案
内するガイド片39とを有し、前記係止ロッド38の先
端部が係合板部33の小孔34に臨んでいる。また、前
記通孔31を開設していないカバー枠28の側面板29
には、カバー枠28を通孔31を中心として手動で回動
させるための操作ハンドル40を設ける。
【0025】したがって、前記係止部35の係止ロッド
38が係合板部33のいずれかの小孔34に係合してい
ると、カバー枠28は回動することができない。しか
し、操作部37をガイド部36の方向に移動することに
よって、係止ロッド38の先端が小孔34から外れてカ
バー枠28が自由になるので、環状溝部32を中心にし
て回動することができ、適正な位置にまでカバー枠28
を回動した状態で操作部37を逆方向に移動して係止ロ
ッド38の先端をいずれかの小孔34に係合すると、カ
バー枠28はその位置で固定される。尚、前記係止ロッ
ド38が小孔34に係合している状態で操作部37を仮
固定するためのロック装置を軸受部25に設けると、操
作部37が横方向に移動しないので、係止ロッド38と
小孔34との係合を確実に維持することができる。
【0026】また、図10で示すように、前記軸受部2
5には、前記グラインダー部22を水平方向に回動した
り上下、左右方向に移動させる場合の手動用レバー41
を設けるとよい。
【0027】本発明のグラインダー装置1は前記した構
成であって、前述のとおり、グラインダー部22の前後
及び左右の位置に付いては両走行台車で、上下の高さ位
置に付いては昇降機構11で、回転砥石27の方向性に
付いては回転支持機構17によって、それぞれ遠隔的に
自動で、若しくは手動により自由に設定することができ
る。したがって、フレーム3の内部に設置した被処理部
材の表面をバリ取り等として研磨するには、前記カバー
枠28の状態を設定しなければならない。
【0028】即ち、被処理部材の上面部分を研磨処理す
る場合、前記カバー枠28は回転砥石27の上半分に位
置させて下方に突出する砥石部分で研磨しなければなら
ないし、被処理部材の垂直な縦面を研磨処理する場合、
カバー枠28は回転砥石27に対して縦方向に位置させ
て、カバー枠27から横向きに突出する砥石部分で研磨
処理しなければならない。しかも、被処理部材の傾斜面
を研磨処理する場合には、カバー枠28を傾斜状態に固
定して、カバー枠28から斜めに突出する砥石部分で研
磨することになる。
【0029】そのために、前記グラインダー部22の前
後、左右及び上下の位置を各走行台車、昇降機構11等
により設定して回転砥石27を被処理部材の表面に臨ま
せた状態で、係止部35の操作部37によって係止ロッ
ド38と小孔34との係合を開放させて、前記操作ハン
ドル40によってカバー枠28を回動して適正の状態に
位置させ、その状態で操作部37の操作で係止ロッド3
8を小孔34に係合させて固定する。したがって、その
状態において前記カバー枠28から突出する回転砥石2
7の部分で被処理材の表面を確実に研磨処理することが
できる。また、被処理部材のその面を研磨処理したら、
他の面を研磨させるために、前記と同様に、グラインダ
ー部22の前後、左右及び上下位置を調整するとともに
回転砥石27の横向きの方向性を設定し、さらに前記と
同様にカバー枠28の位置を回転砥石27の外周面に沿
って適宜に調整すればよい。
【0030】そして、前記カバー枠28を回動させる範
囲としては、被処理部材の縦面と横面との範囲を研磨処
理する場合の略90度の範囲であるから、カバー枠28
も約90度の範囲で回動できればよい。しかし、被処理
部材に上方から下方に向って幅狭になるように傾斜面を
有し、その傾斜面を研磨処理する場合を考慮して、カバ
ー枠28は水平状態か120度程度の範囲で回動可能で
あれば充分である。また、係合板部33も約120度の
円弧状にして、複数の小孔34を適宜に開設すればよ
い。
【0031】以上本発明を図面の実施の形態に基づいて
説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限
りどのようにでも実施することができる。例えば、前記
回転支持機構17によるグラインダー部22の水平方向
の回動やカバー枠28の回動操作を、手動ではなく電動
機構等によって自動制御するようにすることもできる。
【0032】
【発明の効果】以上要するに、本発明は、モーターから
の駆動力によって回転しながら被処理部材を研磨する回
転砥石を有するグラインダー部と、前記グラインダー部
を水平方向に回動可能に支持する回転支持機構と、前記
グラインダー部を回転支持機構とともに上下方向に移動
させる昇降機構とを有するグラインダー装置であって、
上記被処理部材を研磨する面の状態によって上記グライ
ンダー部に設けた上記回転砥石のカバー枠の位置を、上
記回転砥石の外周に沿って任意に回動可能に構成したこ
とを特徴とする。
【0033】したがって、被処理部材の表面を研磨処理
する場合に、被処理部材を移動したり転動しなくても、
設置面以外の表面をきわめて簡単に、しかも労力を要す
ることなく作業することができるため、著しく作業効率
を軽減できるばかりでなく、作業期間を短縮することが
できる。また、研磨作業時に腕で抱えたり持ち上げるこ
とがないので作業者に振動が伝わることがなく、白ろう
病とかレイノー症候群という職業病による振動障害を起
こす危険を著しく軽減することができる。
【0034】そして、カバー枠の回動中心位置と前記回
転砥石の回転中心位置とが一致していることにより、カ
バー枠が回転砥石の外周縁に沿って回動することにな
り、研磨に際して回転砥石の必要な部分のみが被処理部
材に臨むことになって、切り屑等の飛散を確実に防止す
ることができる。
【0035】また、カバー枠の回動範囲が120度程度
であることにより、カバー枠の支持構造を単純化するこ
とができ、しかも研磨処理作業時にカバー枠を無駄に回
動させることがない。
【0036】さらに、カバー枠に複数の係合部を設け
て、いずれかの係合部に前記グラインダー部に設けた係
止部を係合させることによって、前記カバー枠の位置を
任意の状態で固定可能としたのであるから、被処理部材
にどのような状態の傾斜面や弧状面が形成されていたと
しても、確実にカバー枠を固定状態にして研磨処理する
ことができる。
【0037】また、前記グラインダー部の位置を遠隔か
ら操作する制御手段を備えたことにより、グラインダー
部の位置設定が容易なばかりでなく、正確に被処理部材
の表面に臨ませることができ、作業効率の向上を図るこ
とができ、実用的価値の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるグラインダー装置
の概略正面図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるグラインダー装置
の概略側面図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるグラインダー装置
の概略平面図である。
【図4】本発明の一実施形態における要部の部分欠截正
面図である。
【図5】本発明の一実施形態における要部の正面図であ
る。
【図6】本発明の一実施形態におけるグラインダー部の
要部の欠截平面図である。
【図7】本発明の一実施形態におけるグラインダー部の
正面図である。
【図8】本発明の一実施形態におけるカバー枠が垂直状
態の要部の正面図である。
【図9】本発明の一実施形態におけるカバー枠が水平状
態の要部の正面図である。
【図10】本発明の一実施形態におけるグラインダー部
の斜視図である。
【符号の説明】
1 グラインダー装置 2 レール 3 フレーム 4 支柱部 5 梁部 6 車輪 7 第1ガイドレール 8 第1走行台車 9 第2ガイドレール 10 第2走行台車 11 昇降機構 12 シリンダー 13 ピストンロッド 14 サドル 15 ガイドポール 16 ブラケット 17 回転支持機構 18 縦ロッド部 19 外筒部 20 ブッシュ部 21 クランプ機構 22 グラインダー部 23 駆動機構 24 回転伝達機構 25 軸受部 26 駆動軸 27 回転砥石 28 カバー枠 29 側面板 30 外側面板 31 通孔 32 環状溝部 33 係合板部 34 小孔 35 係止部 36 ガイド部 37 操作部 38 係止ロッド 39 ガイド片 40 操作ハンドル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動機構によって回転しながら被処理部
    材を研磨する回転砥石を有するグラインダー部と、前記
    グラインダー部を水平方向に回動可能に支持する回転支
    持機構と、前記グラインダー部を回転支持機構とともに
    上下方向に移動させる昇降機構とを有するグラインダー
    装置であって、 上記被処理部材を研磨する面の状態によって上記グライ
    ンダー部に設けた上記回転砥石のカバー枠を、上記回転
    砥石の外周に沿って回動可能にしたり任意の位置に固定
    可能に構成したことを特徴とするグラインダー装置。
  2. 【請求項2】 前記カバー枠の回動中心位置と前記回転
    砥石の回転中心位置とが一致していることを特徴とする
    請求項1に記載のグラインダー装置。
  3. 【請求項3】 前記カバー枠の可動範囲が約120度で
    あることを特徴とする請求項1または請求項2の何れか
    に記載のグラインダー装置。
  4. 【請求項4】 前記カバー枠に複数の係合部を設け、い
    ずれかの係合部に前記グラインダー部に設けた係止部を
    係合させることによって、前記カバー枠の位置を任意の
    状態で固定可能としたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項3の何れかに記載のグラインダー装置。
  5. 【請求項5】 前記グラインダー部の位置を遠隔操作可
    能にしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れ
    かに記載のグラインダー装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020062731A (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 日本製鉄株式会社 研削装置及び研削方法
CN115592761A (zh) * 2022-09-16 2023-01-13 宁波索福尔工具有限公司(Cn) 一种锤柄仿形加工角度精准调节装置

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