JPH10138093A - ツールプリセッター投影装置における投光部待避装置 - Google Patents

ツールプリセッター投影装置における投光部待避装置

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JPH10138093A
JPH10138093A JP29412096A JP29412096A JPH10138093A JP H10138093 A JPH10138093 A JP H10138093A JP 29412096 A JP29412096 A JP 29412096A JP 29412096 A JP29412096 A JP 29412096A JP H10138093 A JPH10138093 A JP H10138093A
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JP
Japan
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projector
tool
turning
drive means
guide member
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Pending
Application number
JP29412096A
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English (en)
Inventor
Kosuke Oshima
浩資 大島
Masayoshi Kitago
公良 北郷
Hitoshi Abe
▲ひ▼俊 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoritsu Seiki Corp
Original Assignee
Kyoritsu Seiki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投影装置の投光器がツールセット作業に邪魔
にならない位置に自動的に待避させるようにし、ツール
の取付け作業や微調整作業をやりやすく出来、作業能率
を向上させ、更に作業性及び生産性の向上を図ることが
出来るツールプリセッター投影装置における投光部待避
装置を提供する。 【解決手段】 ツールプリセッターは、ベット1上にツ
ールホルダ2を装着する回転駆動可能なスピンドル3
と、このスピンドル3に対して進退移動可能なコラム4
とが設置されている。コラム4には、ガイド部材6が昇
降可能に取付けられ、このガイド部材6には、後述する
旋回駆動手段7を介して投光器8と受光器9及びスクリ
ーン10とから成る投影装置11が取付けられている。
前記投影装置11の投光器8と受光器9は、前記ツール
5を取付けるツールホルダ2を中心として相対向する位
置に配設され、受光器9及びスクリーン10は、ガイド
部材6に支持部材12を介して取付けられ、また投光器
8は、ガイド部材6に支持アーム13,旋回駆動手段7
及び旋回アーム14を介して取付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工作機械用のツ
ールホルダにツールをプリセットする際に用いられるツ
ールプリセッター投影装置における投光部待避装置に係
わり、更に詳しくはツールホルダにツールをセットする
際に、投影装置の投光器がツールセット作業に邪魔にな
らない位置に待避させるようにした投光部待避装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械用のツールホルダにツー
ルをプリセットする際に用いられるツールプリセッター
では、ツールの形状や寸法(位置)を確認するために、
投光器と受光器及びスクリーンとから成る投影装置が設
けられている。また、この投影装置は、ベット上に設置
されたスピンドルに装着するツールホルダを挟んで相対
向する位置に固定状態で設置されている。
【0003】ところで、一般にツールプリセッター上に
おいてツールホルダにツールをセットする場合、所定の
寸法にセットする前に、予めラフセットを行い、次いで
ツールの形状及び寸法等の正確な位置を確認し、最終チ
ェックが終了してツールのプリセットの作業は完了す
る。そして、上記の作業完了まで、位置,角度及び形状
等の確認作業は、投影装置を通して行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来のツ
ールプリセッターにおける投影装置では、投光器や受光
器と被写体となるツールとの距離が狭く、しかも投光器
や受光器をセットする作業位置から待避させるような構
成となっていなかったために、ツールの取付け作業や微
調整作業は、狭いスペースで作業を行うわなければなら
ず、作業性が極めて悪く作業能率や生産性の向上を図る
ことが難しいと言う問題があった。
【0005】この発明は、かかる従来の課題に着目して
案出されたもので、ツールホルダにツールをプリセット
する作業の際に、投影装置の投光器がツールセット作業
に邪魔にならない位置に待避させるようにし、ツールの
取付け作業や微調整作業をやりやすく出来、作業能率を
向上させることが出来ると共に、作業性及び生産性の向
上を図ることが出来るツールプリセッター投影装置にお
ける投光部待避装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】この発明は上記目的を達成するため、ベッ
ト上に設置されたスピンドルに、ツールを着脱可能に装
着するツールホルダを立設し、該ツールホルダを挟んで
相対向する位置に投光器と受光器及びスクリーンとから
成る投影装置を設置して成るツールプリセッター投影装
置において、前記投影装置の投光器は、ベット上に立設
されたコラムに昇降可能なガイド部材及び旋回駆動手段
を介して取付けられ、前記ツールをツールホルダに取付
ける際、旋回駆動手段を介して投光器を作業位置から待
避させるようにしたことを要旨とするものである。
【0007】前記投光器の旋回駆動手段は、投光器を支
持する旋回アームの基端部に、駆動モータ及び歯車機構
を介して構成したり、投光器を支持する旋回アームの基
端部に、旋回アームを90度旋回させるエアーアクチュ
エータで構成するものである。この発明は上記のように
構成され、ツールホルダにツールをプリセットする作業
の際に、投影装置の投光器を旋回駆動手段を操作して、
ツールセット作業に邪魔にならない位置、例えば90度
上方に旋回させた位置に待避させるようにすることで、
ツールの取付け作業や微調整作業をやりやすく出来、作
業能率を向上させることが出来ると共に、作業性及び生
産性の向上を図ることが出来るものである。
【0008】また、ツールの形状及び寸法,位置を確認
する際には、投影装置の投光器を旋回駆動手段を操作し
て、測定位置まで自動的に旋回させることにより設定位
置に位置決めすることが出来るものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態を説明する。図1は、この発明を実施した
ツールプリセッターの正面図、図2は図1の側面図、図
3は図1の平面図を示し、前記ツールプリセッターは、
ベット1上にツールホルダ2を装着する回転駆動可能な
スピンドル3と、このスピンドル3に対して進退移動可
能なコラム4とが設置されている。
【0010】前記ツールホルダ2には、工作機械におい
て使用するバイト,ドリル等のツール(工具)5が着脱
可能に取付けられる。前記コラム4には、ガイド部材6
が昇降可能に取付けられ、このガイド部材6には、後述
する旋回駆動手段7を介して投光器8と受光器9及びス
クリーン10とから成る投影装置11が取付けられてい
る。
【0011】前記投影装置11の投光器8と受光器9
は、前記ツール5を取付けるツールホルダ2を中心とし
て相対向する位置に配設され、受光器9及びスクリーン
10は、ガイド部材6に支持部材12を介して取付けら
れ、また投光器8は、ガイド部材6に支持アーム13,
旋回駆動手段7及び旋回アーム14を介して取付けられ
ている。
【0012】なお、15はスピンドル3の回転ハンド
ル,16はコラム4の左右移動ハンドル,17はコラム
4の昇降移動ハンドルを示している。次に、前記旋回駆
動手段7としては、この発明の第1実施形態では、図4
及び図5に示すように、支持アーム13の端末内部に、
歯車機構18を内装し、この歯車機構18を駆動モータ
19により回転駆動することにより回転駆動軸20を介
して投光器8を支持する旋回アーム14を旋回させるよ
うにしている。
【0013】即ち、歯車機構18の回転駆動軸20の先
端が支持アーム13の基端部に回転自在に支持された旋
回アーム14に連結され、前記駆動モータ19の駆動軸
19aに取付けられた歯車18aと、支持アーム13の
端末内部に組み込まれた歯車18bとが噛合して、駆動
モータ19を回転駆動することで、歯車機構18及び回
転駆動軸20を介して旋回アーム14が旋回すること
で、投光器8を測定位置から待避させることが出来るも
のである。
【0014】また、旋回駆動手段7の他の実施形態とし
ては、図6及び図7に示すように、支持アーム13の端
末内部に、旋回アーム14を90度旋回させるエアーア
クチュエータ21を内装し、このエアーアクチュエータ
21の回転駆動軸22を支持アーム13の基端部に回転
自在に支持された旋回アーム14に連結し、エアーアク
チュエータ21を駆動することで、投光器8を支持する
旋回アーム14を90度旋回させて測定位置から待避さ
せるようにしたものである。
【0015】なお、この発明では旋回駆動手段7を上記
の実施形態に限定されるものではなく、投光器8を支持
する旋回アーム14を測定位置から自動的に待避させる
機構であればどのような構成にしても良い。以上のよう
に、この発明の実施形態では、ツールホルダ2にツール
5をプリセットする作業の際に、投影装置11の投光器
8を旋回駆動手段7を操作して、ツールセット作業に邪
魔にならない位置、例えば90度上方に旋回させた位置
に自動的に待避させるようにすることで、ツール5の取
付け作業や微調整作業をやりやすく出来でき、作業能率
を向上させることが出来ると共に、作業性及び生産性の
向上を図ることが出来るものである。
【0016】また、ツール5の形状及び寸法,位置を確
認する際には、投影装置11の投光器8を旋回駆動手段
を操作して、測定位置まで自動的に旋回させることによ
り設定位置に自動的に位置決めすることが出来るもので
ある。
【0017】
【発明の効果】この発明は、上記のように投影装置の投
光器は、ベット上に立設されたコラムに昇降可能なガイ
ド部材及び旋回駆動手段を介して取付けられ、前記ツー
ルをツールホルダに取付ける際、旋回駆動手段を介して
投光器を作業位置から待避させるようにしたので、ツー
ルホルダにツールをプリセットする作業の際に、投影装
置の投光器がツールセット作業に邪魔にならない位置に
自動的に待避させることが出来、ツールの取付け作業や
微調整作業をやりやすく出来でき、作業能率を向上させ
ることが出来ると共に、作業性及び生産性の向上を図る
ことが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施したツールプリセッターの正面
図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】旋回駆動手段の第1実施形態を示す一部拡大断
面積である。
【図5】図4の投光器を支持する旋回アームの旋回状態
を示す説明図である。
【図6】旋回駆動手段の第2実施形態を示す一部拡大断
面積である。
【図7】図6の投光器を支持する旋回アームの旋回状態
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ベット 2 ツールホルダ 3 スピンドル 4 コラム 5 ツール(工具) 6 ガイド部材 7 旋回駆動手段 8 投光器 9 受光器 10 スクリーン 11 投影装置 12 支持部材 13 支持アーム 14 旋回アーム 15 スピンドルの回転ハンドル 16 コラムの左
右移動ハンドル 17 コラムの昇降移動 18 歯車機構 18a,18b 歯車 19 駆動モー
タ 19a 駆動軸 20 回転駆動
軸 21 エアーアクチュエータ 22 回転駆動軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベット上に設置されたスピンドルに、ツ
    ールを着脱可能に装着するツールホルダを立設し、該ツ
    ールホルダを挟んで相対向する位置に投光器と受光器及
    びスクリーンとから成る投影装置を設置して成るツール
    プリセッター投影装置において、前記投影装置の投光器
    は、ベット上に立設されたコラムに昇降可能なガイド部
    材及び旋回駆動手段を介して取付けられ、前記ツールを
    ツールホルダに取付ける際、旋回駆動手段を介して投光
    器を作業位置から待避させるようにしたことを特徴とす
    るツールプリセッター投影装置における投光部待避装
    置。
  2. 【請求項2】 前記投光器の旋回駆動手段は、投光器を
    支持する旋回アームの基端部に、駆動モータ及び歯車機
    構を介して構成する請求項1に記載のツールプリセッタ
    ー投影装置における投光部待避装置。
  3. 【請求項3】 前記投光器の旋回駆動手段は、投光器を
    支持する旋回アームの基端部に、旋回アームを90度旋
    回させるエアーアクチュエータで構成する請求項1に記
    載のツールプリセッター投影装置における投光部待避装
    置。
JP29412096A 1996-11-06 1996-11-06 ツールプリセッター投影装置における投光部待避装置 Pending JPH10138093A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999012703A1 (fr) * 1997-09-08 1999-03-18 Epb Emile Pfalzgraf (Societe Anonyme) Machine de prereglage et d'equilibrage de porte-outil
JP2016083723A (ja) * 2014-10-27 2016-05-19 共立精機株式会社 ツールプリセッターに於ける衝突防止装置

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WO1999012703A1 (fr) * 1997-09-08 1999-03-18 Epb Emile Pfalzgraf (Societe Anonyme) Machine de prereglage et d'equilibrage de porte-outil
US6354151B1 (en) 1997-09-08 2002-03-12 Epb Societe Anoyme Machine for pre-adjusting and balancing a tool-holder
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