JPH10136261A - X線映像装置 - Google Patents
X線映像装置Info
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- JPH10136261A JPH10136261A JP8307113A JP30711396A JPH10136261A JP H10136261 A JPH10136261 A JP H10136261A JP 8307113 A JP8307113 A JP 8307113A JP 30711396 A JP30711396 A JP 30711396A JP H10136261 A JPH10136261 A JP H10136261A
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 4
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 abstract 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 abstract 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 8
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000002594 fluoroscopy Methods 0.000 description 2
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 映像信号のコントラスト・輝度の自動調整機
能を、それが必要な場合以外は自動的に制限するように
して、画面のちらつきなどの見づらさを改善する。 【解決手段】 AWC制御装置35でX線制御装置3
1、検診台制御装置32、コリメータ制御装置33など
を監視し、X線条件の変更、テーブル18の移動、コリ
メータ13の移動などを検出し、AWC回路24を、こ
れらがあったときはオンに、これらがないときオフにす
る。
能を、それが必要な場合以外は自動的に制限するように
して、画面のちらつきなどの見づらさを改善する。 【解決手段】 AWC制御装置35でX線制御装置3
1、検診台制御装置32、コリメータ制御装置33など
を監視し、X線条件の変更、テーブル18の移動、コリ
メータ13の移動などを検出し、AWC回路24を、こ
れらがあったときはオンに、これらがないときオフにす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、医学的な診断な
どに用いられる、X線透視などを行なうX線映像装置に
関し、とくに映像信号のコントラスト・輝度を自動調整
する機能を有するX線映像装置に関する。
どに用いられる、X線透視などを行なうX線映像装置に
関し、とくに映像信号のコントラスト・輝度を自動調整
する機能を有するX線映像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線透視などを行なうX線映像装置で
は、映像信号のコントラスト・輝度を自動調整する機能
を有するものが多い。これはAWC(アクティブ・ウイ
ンドウ・コントロール)とも称される一種の自動階調変
換処理機能であり、X線管・イメージインテンシファイ
ア・テレビカメラの撮像系で得られるX線透視像の映像
信号を画像モニター装置に送って表示するとき、つね
に、最適なコントラスト・明るさで表示するよう自動制
御するものである。X線透視像の映像信号は、X線管電
圧や観察部位などによってそのダイナミックレンジが大
きく変化するものであるため、画像モニター装置に出力
する映像信号に一種の自動階調変換処理を施して、画像
モニター装置での表示画像のコントラスト・輝度を、X
線管電圧や観察部位などによっていちいち調整する必要
なく、自動的に最適なものとする。
は、映像信号のコントラスト・輝度を自動調整する機能
を有するものが多い。これはAWC(アクティブ・ウイ
ンドウ・コントロール)とも称される一種の自動階調変
換処理機能であり、X線管・イメージインテンシファイ
ア・テレビカメラの撮像系で得られるX線透視像の映像
信号を画像モニター装置に送って表示するとき、つね
に、最適なコントラスト・明るさで表示するよう自動制
御するものである。X線透視像の映像信号は、X線管電
圧や観察部位などによってそのダイナミックレンジが大
きく変化するものであるため、画像モニター装置に出力
する映像信号に一種の自動階調変換処理を施して、画像
モニター装置での表示画像のコントラスト・輝度を、X
線管電圧や観察部位などによっていちいち調整する必要
なく、自動的に最適なものとする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに有用なAWCも、X線管電圧や観察部位などがほと
んど変化しない場合にはかえって有害となり、画面のち
らつきをもたらし、画像を見づらいものとするという問
題がある。すなわち、被検者が少しでも動いたりして入
力映像信号が変化した場合でもこのAWCが働くため、
画像モニター装置に表示されたX線透視像のコントラス
トや輝度が変化し、画面がちらついて見づらくなる。
うに有用なAWCも、X線管電圧や観察部位などがほと
んど変化しない場合にはかえって有害となり、画面のち
らつきをもたらし、画像を見づらいものとするという問
題がある。すなわち、被検者が少しでも動いたりして入
力映像信号が変化した場合でもこのAWCが働くため、
画像モニター装置に表示されたX線透視像のコントラス
トや輝度が変化し、画面がちらついて見づらくなる。
【0004】この発明は、上記に鑑み、映像信号のコン
トラスト・輝度の自動調整機能を、それが必要な場合以
外は自動的に制限するようにして、画面のちらつきなど
の見づらさを改善した、X線映像装置を提供することを
目的とする。
トラスト・輝度の自動調整機能を、それが必要な場合以
外は自動的に制限するようにして、画面のちらつきなど
の見づらさを改善した、X線映像装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によるX線映像装置においては、被写体に
向けてX線を照射するX線発生手段と、被写体を透過し
たX線が入射させられてX線透過像の映像信号を得るX
線撮像手段と、該映像信号のコントラストおよび輝度を
自動調整する自動調整手段と、少なくともX線条件の変
更に応じて該自動調整手段をオン・オフ制御する制御手
段とが備えられることが特徴となっている。
め、この発明によるX線映像装置においては、被写体に
向けてX線を照射するX線発生手段と、被写体を透過し
たX線が入射させられてX線透過像の映像信号を得るX
線撮像手段と、該映像信号のコントラストおよび輝度を
自動調整する自動調整手段と、少なくともX線条件の変
更に応じて該自動調整手段をオン・オフ制御する制御手
段とが備えられることが特徴となっている。
【0006】映像信号のコントラストおよび輝度を自動
調整する機能が、少なくともX線条件の変更に応じてオ
ン・オフ制御される。そのため、X線条件が変更されて
いない場合に、自動的にその調整機能がオフにされるこ
とになる。この場合には、映像信号のダイナミックレン
ジがほとんど変動しないので、映像信号のコントラスト
および輝度を自動調整する機能をオフにしても支障はな
いどころか、かえって、この機能をオフにすることによ
り、この機能がオンになっていることが原因となって生
じる画像のちらつき・見づらさを解消できる。
調整する機能が、少なくともX線条件の変更に応じてオ
ン・オフ制御される。そのため、X線条件が変更されて
いない場合に、自動的にその調整機能がオフにされるこ
とになる。この場合には、映像信号のダイナミックレン
ジがほとんど変動しないので、映像信号のコントラスト
および輝度を自動調整する機能をオフにしても支障はな
いどころか、かえって、この機能をオフにすることによ
り、この機能がオンになっていることが原因となって生
じる画像のちらつき・見づらさを解消できる。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。図1におい
て、被写体10が検診台11のテーブル18上に載せら
れており、X線管球12からコリメータ13を介してX
線が照射されるようになっている。被写体10を透過し
たX線はイメージインテンシファイア(I.I.)14
に入射し、X線透過像が可視光の像に変換される。この
光学像は光学系15および絞り装置16を経てテレビカ
メラ17に導かれ、X線透過像の映像信号が得られる。
このX線映像信号は画像処理装置21を経て画像モニタ
ー装置22に送られ、X線透視像が表示される。画像処
理装置21は、入力された映像信号をデジタル画像デー
タに変換して、画像拡大・縮小、画像シフト(位置の移
動)、画像間の加減算等の演算などの種々の画像処理を
行なうものである。この画像処理装置21にはAWC回
路24が含まれていて、画像モニター装置22に出力す
る映像信号のコントラストおよび輝度が自動的に調整さ
れる。記録装置23は画像処理前あるいは画像処理後の
X線画像の記録を行なう。
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。図1におい
て、被写体10が検診台11のテーブル18上に載せら
れており、X線管球12からコリメータ13を介してX
線が照射されるようになっている。被写体10を透過し
たX線はイメージインテンシファイア(I.I.)14
に入射し、X線透過像が可視光の像に変換される。この
光学像は光学系15および絞り装置16を経てテレビカ
メラ17に導かれ、X線透過像の映像信号が得られる。
このX線映像信号は画像処理装置21を経て画像モニタ
ー装置22に送られ、X線透視像が表示される。画像処
理装置21は、入力された映像信号をデジタル画像デー
タに変換して、画像拡大・縮小、画像シフト(位置の移
動)、画像間の加減算等の演算などの種々の画像処理を
行なうものである。この画像処理装置21にはAWC回
路24が含まれていて、画像モニター装置22に出力す
る映像信号のコントラストおよび輝度が自動的に調整さ
れる。記録装置23は画像処理前あるいは画像処理後の
X線画像の記録を行なう。
【0008】検診台11は、被写体10を載せるテーブ
ル18を有し、このテーブル18が上下および左右・前
後に移動させられ、あるいは傾斜(回転)させられるよ
うになっている。また、この検診台11は、図では省略
しているが、イメージインテンシファイア14、光学系
15、絞り装置16およびテレビカメラ17を一体に保
持するフレームを有し、これらイメージインテンシファ
イア14等の高さを調整できるようになっている。これ
らテーブル18およびイメージインテンシファイア14
等は、検診台制御装置32によって、その位置、高さ、
傾きがコントロールされる。
ル18を有し、このテーブル18が上下および左右・前
後に移動させられ、あるいは傾斜(回転)させられるよ
うになっている。また、この検診台11は、図では省略
しているが、イメージインテンシファイア14、光学系
15、絞り装置16およびテレビカメラ17を一体に保
持するフレームを有し、これらイメージインテンシファ
イア14等の高さを調整できるようになっている。これ
らテーブル18およびイメージインテンシファイア14
等は、検診台制御装置32によって、その位置、高さ、
傾きがコントロールされる。
【0009】また、コリメータ13の開き量が、コリメ
ータ制御装置33によって制御される。X線管球12に
はX線電源装置34から高電圧などが供給される。この
X線電源装置34はX線制御装置31によりその管電圧
や管電流などのX線条件が制御される。X線制御装置3
1は、検診台制御装置32、コリメータ制御装置33も
コントロールし、さらに絞り装置16を制御し、イメー
ジインテンシファイア14を制御してその視野サイズを
切り換える。X線制御装置31と画像処理装置21とは
つねに相互に通信を行なっており、必要な情報を共有し
ている。
ータ制御装置33によって制御される。X線管球12に
はX線電源装置34から高電圧などが供給される。この
X線電源装置34はX線制御装置31によりその管電圧
や管電流などのX線条件が制御される。X線制御装置3
1は、検診台制御装置32、コリメータ制御装置33も
コントロールし、さらに絞り装置16を制御し、イメー
ジインテンシファイア14を制御してその視野サイズを
切り換える。X線制御装置31と画像処理装置21とは
つねに相互に通信を行なっており、必要な情報を共有し
ている。
【0010】そして、このX線制御装置31には操作卓
36が接続されていて、この操作卓36を操作すること
により、検診台11のテーブルの移動・回転などの操作
や、コリメータ13の操作や、X線条件の変更などがで
きるようになっている。また、AWC制御装置35が、
このX線制御装置31に接続され、X線制御装置31に
よるX線条件の変更を検出し、このX線制御装置31に
よる検診台制御装置32、コリメータ制御装置33のコ
ントロールをモニターすることにより(あるいは検診台
制御装置32、コリメータ制御装置33などから直接信
号を受けることにより)、検診台11の移動や傾斜の状
況、コリメータ13の移動の状況を検出している。AW
C制御装置35はこれらに応じてAWC回路24をオン
・オフするコントロールを行なう。
36が接続されていて、この操作卓36を操作すること
により、検診台11のテーブルの移動・回転などの操作
や、コリメータ13の操作や、X線条件の変更などがで
きるようになっている。また、AWC制御装置35が、
このX線制御装置31に接続され、X線制御装置31に
よるX線条件の変更を検出し、このX線制御装置31に
よる検診台制御装置32、コリメータ制御装置33のコ
ントロールをモニターすることにより(あるいは検診台
制御装置32、コリメータ制御装置33などから直接信
号を受けることにより)、検診台11の移動や傾斜の状
況、コリメータ13の移動の状況を検出している。AW
C制御装置35はこれらに応じてAWC回路24をオン
・オフするコントロールを行なう。
【0011】AWC回路24は、画像処理装置21内で
図2のように構成されている。基本的には、入力映像信
号をA/D変換器28でデジタル化した画像データの階
調を変換するルックアップテーブル27からなる。この
画像データがピーク検出回路25に送られて画像中の画
素のうちの最大値をとる(最も明るい)画素のデータと
最小値をとる(最も暗い)画素のデータとが検出され、
これら最大値データと最小値データとが演算回路26に
送られて、その差分Wと中間値(平均値)Cとが算出さ
れる。ルックアップテーブル27はこのWとCとによっ
て制御される。すなわち、1フレームの映像信号が入力
されるごとに、この最大値・最小値検出、およびW,C
の演算、それに応じたルックアップテーブル27の制御
が行われる。ルックアップテーブル27の出力データ
は、D/A変換器29でアナログ映像信号に戻されて画
像モニター装置22に送られる。
図2のように構成されている。基本的には、入力映像信
号をA/D変換器28でデジタル化した画像データの階
調を変換するルックアップテーブル27からなる。この
画像データがピーク検出回路25に送られて画像中の画
素のうちの最大値をとる(最も明るい)画素のデータと
最小値をとる(最も暗い)画素のデータとが検出され、
これら最大値データと最小値データとが演算回路26に
送られて、その差分Wと中間値(平均値)Cとが算出さ
れる。ルックアップテーブル27はこのWとCとによっ
て制御される。すなわち、1フレームの映像信号が入力
されるごとに、この最大値・最小値検出、およびW,C
の演算、それに応じたルックアップテーブル27の制御
が行われる。ルックアップテーブル27の出力データ
は、D/A変換器29でアナログ映像信号に戻されて画
像モニター装置22に送られる。
【0012】たとえば、図3に示すように、操作卓36
を操作することによってX線管電圧などのX線条件が変
更されたとすると、そのことに応じてAWC制御装置3
5が、AWC回路24のオフ(ルックアップテーブル2
7のロック)を解除し、入力映像信号に応じたルックア
ップテーブル27の変更を許容してAWC回路24をオ
ンにする。ルックアップテーブル27は図4に示すよう
な特性で入力データを変換して出力するもので、たとえ
ば入力データの各値で指定されるアドレスを有する書き
換え可能なRAMなどの半導体メモリからなる。すなわ
ち、その各アドレスに格納するデータを任意に書き換え
ることにより、図4に示すような任意の入出力変換特性
を実現する。
を操作することによってX線管電圧などのX線条件が変
更されたとすると、そのことに応じてAWC制御装置3
5が、AWC回路24のオフ(ルックアップテーブル2
7のロック)を解除し、入力映像信号に応じたルックア
ップテーブル27の変更を許容してAWC回路24をオ
ンにする。ルックアップテーブル27は図4に示すよう
な特性で入力データを変換して出力するもので、たとえ
ば入力データの各値で指定されるアドレスを有する書き
換え可能なRAMなどの半導体メモリからなる。すなわ
ち、その各アドレスに格納するデータを任意に書き換え
ることにより、図4に示すような任意の入出力変換特性
を実現する。
【0013】AWC回路24がオンにされたときの入力
映像データの最大値と最小値との差分がWでその平均値
がCであるとすると、このWの範囲(中央値はC)の入
力データが出力の0%〜100%の範囲に拡大される。
このような階調変換が行われるので、X線条件の変更中
に入力映像信号のダイナミックレンジが変化しても、出
力映像信号のダイナミックレンジが最大限有効に活用さ
れ、表示画像のコントラスト・輝度を最適なものとする
ことができる。
映像データの最大値と最小値との差分がWでその平均値
がCであるとすると、このWの範囲(中央値はC)の入
力データが出力の0%〜100%の範囲に拡大される。
このような階調変換が行われるので、X線条件の変更中
に入力映像信号のダイナミックレンジが変化しても、出
力映像信号のダイナミックレンジが最大限有効に活用さ
れ、表示画像のコントラスト・輝度を最適なものとする
ことができる。
【0014】操作卓36が操作されてコリメータ13の
位置が変更されたときも入力映像信号のダイナミックレ
ンジが大きく変動するが、このときも図3に示すよう
に、AWC回路24がオンにされて、入力映像信号に応
じて表示画像のコントラスト・輝度が最適なものにされ
る。また、検診台11のテーブル18が移動させられた
ときも、撮像部位が動くので、入力映像信号のダイナミ
ックレンジが大きく変動する。図3には示していない
が、このこともAWC制御装置35で捉えられてAWC
回路24がオンにされる。
位置が変更されたときも入力映像信号のダイナミックレ
ンジが大きく変動するが、このときも図3に示すよう
に、AWC回路24がオンにされて、入力映像信号に応
じて表示画像のコントラスト・輝度が最適なものにされ
る。また、検診台11のテーブル18が移動させられた
ときも、撮像部位が動くので、入力映像信号のダイナミ
ックレンジが大きく変動する。図3には示していない
が、このこともAWC制御装置35で捉えられてAWC
回路24がオンにされる。
【0015】逆に、これら、X線条件の変更、コリメー
タ13の位置の変更、テーブル18の移動などのいずれ
もがなされていない場合は、ルックアップテーブル27
がロックされて書き換え不能な状態とされる。この場合
には入力映像信号のダイナミックレンジの変動はほとん
どなく、あったとしても小さなものであり、それに応じ
ていちいちルックアップテーブル27における入出力変
換特性を変更するのでは表示画像がちらつき、かえって
見づらい。そこで、この場合、入出力変換特性を固定し
てその見づらさを解消するのである。
タ13の位置の変更、テーブル18の移動などのいずれ
もがなされていない場合は、ルックアップテーブル27
がロックされて書き換え不能な状態とされる。この場合
には入力映像信号のダイナミックレンジの変動はほとん
どなく、あったとしても小さなものであり、それに応じ
ていちいちルックアップテーブル27における入出力変
換特性を変更するのでは表示画像がちらつき、かえって
見づらい。そこで、この場合、入出力変換特性を固定し
てその見づらさを解消するのである。
【0016】図3では、X線条件の変更やコリメータ1
3の位置変更が終了した後、ただちにAWC回路24を
オフにするのでなく、若干遅延させた後、オフにしてい
る。これは、これらの変更が終わってもしばらくの間は
入力映像信号が安定しないことを考慮したものである。
3の位置変更が終了した後、ただちにAWC回路24を
オフにするのでなく、若干遅延させた後、オフにしてい
る。これは、これらの変更が終わってもしばらくの間は
入力映像信号が安定しないことを考慮したものである。
【0017】なお、上記は一つの例示に基づくものであ
り、この発明は上記に限定されず、種々に変更できるこ
とはもちろんである。AWC回路24の具体的構成など
は他の構成を採用することも可能である。また、AWC
制御装置35は、X線条件の変更、コリメータ13の変
更、検診台11の移動などファクターに応じてAWC回
路24をオン・オフ(階調変換特性の入力映像信号への
自動追従の許容・禁止)制御しているが、他のファクタ
ーを検出してオン・オフ制御するように構成することも
考えられる。
り、この発明は上記に限定されず、種々に変更できるこ
とはもちろんである。AWC回路24の具体的構成など
は他の構成を採用することも可能である。また、AWC
制御装置35は、X線条件の変更、コリメータ13の変
更、検診台11の移動などファクターに応じてAWC回
路24をオン・オフ(階調変換特性の入力映像信号への
自動追従の許容・禁止)制御しているが、他のファクタ
ーを検出してオン・オフ制御するように構成することも
考えられる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のX線映
像装置によれば、出力映像信号のコントラスト・輝度の
入力映像信号への自動追従による自動調整の許容・禁止
の制御をX線条件の変更に応じて行なうようにしたの
で、映像信号のダイナミックレンジがほとんど変動しな
いX線条件非変更時に、映像信号のコントラスト・輝度
が自動調整されることを原因とする画像のちらつき・見
づらさを解消でき、必要なときのみこの自動調整を行な
い、つねに見易い適切なX線画像を観察することを可能
とする。
像装置によれば、出力映像信号のコントラスト・輝度の
入力映像信号への自動追従による自動調整の許容・禁止
の制御をX線条件の変更に応じて行なうようにしたの
で、映像信号のダイナミックレンジがほとんど変動しな
いX線条件非変更時に、映像信号のコントラスト・輝度
が自動調整されることを原因とする画像のちらつき・見
づらさを解消でき、必要なときのみこの自動調整を行な
い、つねに見易い適切なX線画像を観察することを可能
とする。
【図1】この発明の実施の形態を示すブロック図。
【図2】同実施形態のAWC回路部分を示すブロック
図。
図。
【図3】同実施形態での動作を説明するためのタイムチ
ャート。
ャート。
【図4】AWC回路での入出力変換特性を示すグラフ。
10 被写体 11 検診台 12 X線管球 13 コリメータ 14 イメージインテンシファイア 15 光学系 16 絞り装置 17 テレビカメラ 18 テーブル 21 画像処理装置 22 画像モニター装置 23 記録装置 24 AWC回路 25 ピーク検出回路 26 演算回路 27 ルックアップテーブル 28 A/D変換器 29 D/A変換器 31 X線制御装置 32 検診台制御装置 33 コリメータ制御装置 34 X線電源装置 35 AWC制御装置 36 操作卓
Claims (1)
- 【請求項1】 被写体に向けてX線を照射するX線発生
手段と、被写体を透過したX線が入射させられてX線透
過像の映像信号を得るX線撮像手段と、該映像信号のコ
ントラストおよび輝度を自動調整する自動調整手段と、
少なくともX線条件の変更に応じて該自動調整手段をオ
ン・オフ制御する制御手段とを備えることを特徴とする
X線映像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8307113A JPH10136261A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | X線映像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8307113A JPH10136261A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | X線映像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10136261A true JPH10136261A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17965195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8307113A Pending JPH10136261A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | X線映像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10136261A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003049616A1 (fr) * | 2001-12-10 | 2003-06-19 | Hitachi Medical Corporation | Appareil de tomographie par ordinateur (ct) a rayons x |
JP2011239804A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Shimadzu Corp | X線検査装置 |
-
1996
- 1996-10-31 JP JP8307113A patent/JPH10136261A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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