JPH10136097A - 公衆回線交換機での接続要求待ち行列システム - Google Patents

公衆回線交換機での接続要求待ち行列システム

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JPH10136097A
JPH10136097A JP30580396A JP30580396A JPH10136097A JP H10136097 A JPH10136097 A JP H10136097A JP 30580396 A JP30580396 A JP 30580396A JP 30580396 A JP30580396 A JP 30580396A JP H10136097 A JPH10136097 A JP H10136097A
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JP30580396A
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Inventor
Takako Sumino
貴子 住野
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信回線上の同番号への接続を要求した際に回
線が使用中の場合、要求順に接続することを可能にする
こと、一旦接続要求を中断し再要求する場合に、先に要
求した順に優先的に接続することを可能にすることを目
的とする。 【解決手段】公衆回線で接続要求者Aと被接続要求者X
が回線接続中であるとして、この間にXとの接続を要求
するB、C、D、…に対し、交換機は、各要求順に番号
キー1、2、3、…を発行し、待ち行列を作成し、Aと
Xとの接続が切れると、待ち行列の一番先のものが接続
され、これにより何度も要求せずに一度の要求だけで接
続が保証される。また、交換機内の待ち行列は、再接続
要求がある度に、番号キー順にソートされ、Cが一度要
求を中断し、番号キー2をもって再度要求した場合、C
の要求はB、Dの間に割り込み優先的に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆回線交換機シ
ステムに関し、特に、公衆回線を介する電話やコンピュ
ータからの回線接続要求に際して、通信回線が使用中の
場合の接続待ち時間を緩和するためのシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】通信回線が使用中の場合の交換機の接続
要求者に対する従来の処理方法について、電話回線網に
接続された基地局と無線通信を行う複数の移動局とを備
えた無線電話装置を例として以下に説明する。
【0003】図8は、無線電話システムの全体構成を示
すブロック図である。なお、図8は、移動局と基地局と
の間のトラフィック効率の高い、且つ移動局の使用者の
利便性に優れた無線電話装置として特開平8−5166
4号公報に提案される構成に基づくものである。
【0004】図8において、1は電話回線網に接続され
た基地局、2は基地局1と無線通信を行う複数の移動局
の一つを示している。
【0005】移動局2は、音声を入力する送話器3と、
音声を出力する受話器4と、音声入出力のゲインを調整
を行う音声インターフェース5と、移動局2と基地局1
との間で発着呼などの動作制御を行う第1の制御手段6
と、移動局2内の音声や制御信号と無線信号とを変換す
る第1の無線インターフェース7と、無線信号を発着信
するアンテナ8と、を備えている。
【0006】また基地局1は、無線信号を発着信するア
ンテナ8と、基地局内の音声や制御信号と無線信号とを
変換する第1の無線インターフェース9と、電話回線網
の音声と制御信号を基地局1内の音声と制御信号に変換
する通話路手段10と、通話待ちの移動局の識別コード
と通話待ちの移動局の相手局の電話番号を移動局の発呼
の先着順に優先順位を付けて格納する格納部11と、電
話回線網の通話状態を管理し電話回線網の全部が通話中
(以下「ビジー」という)の場合には移動局2に電話回
線がビジーであることを通知し、通話待ちの移動局が電
話回線網を使用可能となった場合には、格納部に格納さ
れた最も優先順位の高い移動局に電話回線網が使用可能
(以下「レディ」という)となったことを通知し、移動
局2から再発呼が送信された場合は、格納部11に格納
されている電話番号先と移動局を接続し移動局から再発
呼が所定の時間内に送信されない場合は格納部に格納さ
れた次の優先順位の高い移動局に電話回線網がレディと
なったことを通知する第2の制御手段12と、電話回線
網を集線する局線インターフェース13と、を備えて構
成される。
【0007】以下、この従来技術の動作について図面を
参照して説明する。
【0008】図9及び図10は、図8に示した無線電話
装置の基地局1の発呼動作を示すフローチャートであ
り、また図11は電話回線網がビジーからレディに変化
した場合の再発呼動作を示すフローチャートである。な
お、図9及び図10は図面作成の都合で分図されたもの
である。
【0009】はじめに、図8と図9及び図10を参照す
ると、移動局2は、オフフックにより基地局に対しデー
タリンク確立し(ステップ101、102)、接続相手
先の接続を要求する(ステップ103)。電話回線網が
レディの場合には(ステップ104のYes)、電話回
線に対して接続要求を出し(ステップ105)、電話回
線から接続応答があれば移動局に対し接続応答を出し
(ステップ106、107)、移動局と電話回線網との
間で通話中となる。
【0010】一方、ステップ104において、電話回線
網がビジーである場合には、移動局に対してビジーを通
知する(図10のステップ108)。次に、電話回線網
がレディであるかを判断し(ステップ109)、レディ
であれば、ステップ105(図9参照)にジャンプす
る。一方、ステップ109でビジーであれば、移動局か
らのデータリンク解放要求があるかどうかを判断し(図
10のステップ110)、要求が無い場合には、ステッ
プ109を実行する。
【0011】ステップ110において、要求があった場
合は移動局に対してデータリンク解放応答し(ステップ
111)、電話回線網レディ待ちの移動局識別コードを
格納部11に格納する(ステップ112)。
【0012】次に、通話待ちしている移動局に対する電
話回線がビジーからレディに変化した場合の基地局の動
作を図11を参照して説明する。
【0013】はじめに、電話回線網がレディとなる(ス
テップ113)と、格納部11より最優先移動局を選択
し最優先移動局に対してデータリンク確立要求を出す
(ステップ114)。
【0014】最優先移動局からのデータリンク確立応答
があれば(ステップ115のYes)、最優先移動局に
対して回線レディ通知を出す(ステップ118)。次
に、最優先移動局からの再発呼要求が出る(ステップ1
17)。次に、電話回線網の通話相手に対して着呼要求
(ステップ118)、通話相手からの着呼応答(ステッ
プ119)、最優先移動局に対して着呼応答(ステップ
120)を順に行い、格納部11の最優先移動局を次の
優先移動局に変更する(ステップ121)。こうして移
動局と電話回線網の間で通話中となる。
【0015】一方、ステップ115において、最優先移
動局からのデータリンク確立応答が所定の時間を過ぎて
も無い場合には、タイムアウトと判定され(ステップ1
16のYes)、最優先移動局を次の優先移動局に変更
し(ステップ117)、ステップ115を実行する。先
の最優先移動局は、格納部11の最後尾に格納する。
【0016】上記した例では、電話回線網に接続された
基地局と複数の移動局とを例に説明しているが、同様な
ことが、通信回線の交換機と通信回線に接続されるコン
ピュータや電話機にも適用できる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術は、下記記載のいくつかの問題点を有してい
る。
【0018】(1)第1の問題点は、接続待ちの接続要
求者が、交換機から通知された際にビジーの場合は、接
続待ちの最後尾に回され、再度通知されることを待ち続
けなければならない、ということである。
【0019】その理由は、上記従来技術においては、識
別コード格納部(図8の基地局の格納部11)におい
て、最優先接続要求者がビジーの場合には、次の優先接
続要求者を全て上にシフトし、先の最優先接続要求者を
最後尾に挿入する処理を行っている、ことによる。
【0020】(2)第2の問題点は、交換機は一度接続
要求があったもの全てに通知しなければならず、通知先
が回線使用中の場合や通知先が再接続要求の必要が無く
なった場合でも、何度も通知し続けなければならず、そ
の結果、処理に無駄が生じる、ということである。
【0021】その理由は、上記従来技術においては、回
線がレディになった場合に、常に、最優先接続要求者に
対し回線レディの通知を実行する、ように構成されてい
るためである。
【0022】(3)第3の問題点は、回線がビジーの場
合に、回線がレディとなるまでデータリンクを解放せず
に待ち続ける接続要求者が絶えない場合、回線レディ待
ちに登録されている接続要求者が接続可能になるまで非
常に時間を要する、ということである。
【0023】その理由は、上記従来技術においては、接
続要求の識別コードが登録され、データリンクを解放さ
れた接続要求者は交換機からの通知を待つか、新たに要
求し直すしか手段を持たない、ためである。
【0024】したがって、本発明は、上記事情に鑑みて
なされたものであって、その目的は、通信回線上の同番
号への接続を要求した際に回線が使用中の場合、要求順
に接続することを可能にする公衆回線交換機システムを
提供することにある。
【0025】また、本発明の他の目的は、一旦接続要求
を中断し再要求する場合に、先に要求した順に優先的に
接続することを可能とする公衆回線交換機システムを提
供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の公衆回線交換機システムは、ある通信回線に
接続要求があった際に、該通信回線が使用中の場合に接
続要求者に対して要求順に番号キーを発行すると共に、
前記番号キーによって接続待ち行列を作成し、前記通信
回線が使用可能になる度に、前記番号キー順に接続して
いく、ように制御する手段、を備えてなる、ことを特徴
とする。
【0027】また、本発明は、ある通信回線への接続要
求を一旦中断した後、再接続要求する場合に、すでに発
行された前記番号キーを利用することにより、前記接続
待ち行列を番号キー順にソートし、前記接続要求を割り
込ませるように、構成されてなることを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態につ
いて以下に説明する。本発明は、その好ましい実施の形
態において、通信回線に接続を要求された際に、交換機
は、回線が使用中の場合要求順に番号キーを発行し、番
号キー順の接続要求の待ち行列を作成し、要求順に接続
する。より詳細には、図6(A)を参照して、一の接続
要求者(A)が公衆回線にて接続相手(X)に回線接続
中である間に、前記接続相手(X)に対して1又は複数
の他の接続要求者(B、C、D、…)から接続要求が行
われた場合に、交換機100は、他の接続要求者(B、
C、D、…)に対して回線ビジーを通知し、他の接続要
求者から、一旦接続を切り再発呼を行うという選択がな
された際には、他の接続要求者(B、C、D、…)に対
して接続要求順に番号キー(1、2、3、…)を発行す
ると共に待ち行列105を作成し、接続相手(X)と回
線接続中であった接続要求者の回線接続が切れると、待
ち行列から最優先の番号キーを持つ接続要求者が順次選
択されて、接続相手(X)と接続される。
【0029】このように、本発明の実施の形態によれ
ば、交換機は、通信回線に接続を要求された際に回線が
使用中の場合、要求順に番号キーを発行し、番号キー順
の接続要求の待ち行列を作成するため、接続要求者は、
回線がビジーであっても一度の要求だけで要求順の接続
が保証される。
【0030】また、本発明は、その好ましい実施の形態
において、接続要求者が一旦接続要求を中断し再要求す
る場合に、図6(B)に示すように、先に発行された番
号キーより待ち行列を番号キー順にソートして待ち行列
番号を得、接続要求を割り込ませるようにしたものであ
る。
【0031】このように、本発明の実施の形態において
は、交換機は、番号キーを利用し再接続要求があった場
合には待ち行列を番号キー順にソートするため、接続要
求者が一旦接続要求を中断し先に発行された番号キーを
使用し再接続要求を出した場合は、他の接続待ち要求者
の間に割り込み、初期要求順の遅い者より優先的に接続
される。
【0032】
【実施例】上記した本発明の実施の形態ついて更に詳細
に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0033】図1は、本発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。図1において、100は、公衆回線に
接続された交換機、110は交換機が集線している通信
回線への接続を要求する接続要求者を示しており、接続
要求者110は、コンピュータの画面、キーボードなど
や電話の送受信器などを示す入出力インターフェース1
11と、公衆回線への接続要求者と交換機との間で発着
呼の動作制御を行う第1の制御手段112と、接続要求
者の発した音声や制御信号などを公衆回線へ送信できる
信号に変換する第1の公衆回線インターフェース113
と、を備え、交換機100は、公衆回線からの信号を交
換機内の信号に変換する第2の公衆回線インターフェー
ス103と、公衆回線からの音声や制御信号を接続相手
先へ送信するための通話路手段104と、通信回線の接
続状態を管理し回線がビジーの場合は接続要求者に回線
がビジーであることを通知し、接続要求者に要求順に番
号キーを発行し待ち行列を作成し、必要なときに待ち行
列を番号キー順にソートする第2の制御手段102と、
第2の制御手段102により作成された番号キー順の待
ち行列を格納しておく待ち行列格納部105と、通信回
線を集線する局線インターフェース106と、を備えて
構成されている。
【0034】次に、本実施例の動作について図面を参考
して説明する。
【0035】図2、図3及び図4は、本発明の一実施例
における交換機の動作を説明するためのフローチャート
である。なお、図2、図3及び図4は図面作成の都合で
分図されたものである。
【0036】接続要求者119は、公衆回線に接続され
た交換機100に対しデータリンク確立し(ステップ2
01、202)、相手先への接続を要求する(ステップ
203)。通信回線がレディの場合には(ステップ20
4のYes)、交換機100は相手先通信回線に接続要
求を出し(ステップ205)、相手先からの接続応答を
受け(ステップ206)、接続要求者に対し接続応答を
出し(ステップ207)、要求者と相手先との間で通信
中となる。
【0037】一方、ステップ204において、通信回線
がビジーである場合には、要求者に対して通信回線がビ
ジーであることを通知する(図3のステップ208)。
【0038】ビジーである旨通知後、そのまま接続され
るのを待つか、あるいは、一旦接続を切り再発呼を行う
か、もしくは接続をあきらめる(データリンクを解放す
る)かのいずれかを判断する(ステップ209、21
0)。
【0039】接続要求者110からデータリンクの解放
要求がある場合には(ステップ210のYes)、デー
タリンクを解放し終了させる(ステップ211)。
【0040】接続を待つ、あるいは再発呼を行う予定の
場合には(ステップ209のYes、ステップ210の
No)、交換機にて、接続待ち行列を作成し(ステップ
212)、接続要求者に対し、要求順に番号キーを発行
する(ステップ213)。
【0041】番号キー発行後に、接続要求者からデータ
リンク解放要求があれば(ステップ214)、ステップ
212で作成した待ち行列から番号キーを削除し(ステ
ップ215)、データリンクを解放する(ステップ21
1)。
【0042】ステップ214の判定においてデータリン
ク解放要求のない場合には、通信回線がレディになるの
を待ち(図4のステップ216)、レディになると(ス
テップ216のYes)、最優先の番号キーを持つ要求
者の相手先通信回線に接続要求を出し(ステップ21
7)、相手先からの接続応答を受け接続要求者に対し接
続応答を出し(ステップ218)、番号キーを待ち行列
および待ち行列格納部から削除し(ステップ219)、
要求者と相手先との間で通信中となる。
【0043】図5は、本発明の一実施例において、接続
要求を受けた場合の交換機における動作を示すフローチ
ャートである。
【0044】まず、接続要求者は交換機との間にデータ
リンクを確立し(ステップ220、221)、接続相手
先への接続要求を出し(ステップ222)、先に発行さ
れた番号キーを送信する(ステップ223)。
【0045】交換機は要求者を番号キーにより相手先の
通信回線の待ち行列の適当な個所に追加する(ステップ
224)。その際、交換機は、番号キー順に待ち行列を
ソートするため、必ずしも最後尾に追加されるとは限ら
ない。
【0046】通信回線がレディになった場合には(ステ
ップ225)、待ち行列の番号キー順に通信回線に対し
接続を要求していく(ステップ226)。
【0047】そして要求者と相手先が通信可能となった
場合は、番号キーは待ち行列から削除される(ステップ
228)。
【0048】ここで、本発明の一実施例において、交換
機での待ち行列を作成、発行する方法について詳細に説
明する。
【0049】図6(A)、図6(B)は、本発明の一実
施例における交換機での待ち行列作成の方法の一例を説
明するためのものである。
【0050】図6(A)に示すように、相手先Xとの接
続を要求した順に、要求者A、B、C、D、…がおり、
Aが相手先Xと通信中であるものとする。このとき、交
換機において、待ち行列(キー1、キー2、キー3、
…)が作成され、番号キー1、キー2、キー3、…をそ
れぞれ要求者B、C、Dに発行する。交換機は、相手先
Xの通信回線がレディになったら、番号キー1と相手先
Xとを接続させ、その後、通信回線がレディになる度
に、番号キー順(キー2、キー3、…)に、相手先Xと
接続させる。
【0051】そして要求者Cが一旦接続要求を中断した
場合、待ち行列は(キー1、キー3、…)となる。この
状態の時に、要求者Cがキー2を利用して再接続要求を
出した場合、交換機は待ち行列の後尾にキー2を追加す
るが、(キー1、キー3、…、キー2)となった待ち行
列を、キー番号順にソートするため、図6(B)に示す
ように、待ち行列は(キー1、キー2、キー3、…)と
なり、要求者Cには最初の接続要求の順の接続が保証さ
れる。
【0052】図7(A)、図7(B)は、本発明の一実
施例における交換機での待ち行列作成の別の方法を説明
するためのものである。
【0053】図7(A)に示すように、相手先Yとの接
続を要求した順に、要求者E、F、G、H、…がおり、
Eが通信中であるものとする。
【0054】このとき、交換機において、待ち行列
(1、2、3、…)が作成されると同時に、行列番号
1、2、3、…に対応した任意のランダムな数である、
番号キー256、384、172、…を作成し、キーテ
ーブルに登録する。
【0055】そして、番号キーをそれぞれ要求者F、
G、H、…に発行する。
【0056】交換機は、相手先Yの通信回線がレディに
なる度に、行列番号順に、相手先Yと接続させる。
【0057】要求者Gが一旦接続要求を中断した場合に
は、交換機は、要求者Gの番号キー384に対応する待
ち行列番号をキーテーブルより求め、待ち行列からその
行列番号を削除し、待ち行列は(1、3、…)となる。
【0058】要求者Gが番号キー384を利用して再接
続要求を出した場合には、交換機はキーテーブルから行
列番号2を求め待ち行列の後尾に追加するが、(1、
3、…、2)となった待ち行列をソートするため、図7
(B)に示すように、待ち行列は(1、2、3、…)と
なり、要求者Gは最初の接続要求の順の接続が保証され
る。
【0059】本発明の実施例によれば、接続待ちの要求
者に対して発行する番号キーを任意のランダムな数とし
たことにより、番号キーの信頼性が高まり、不特定多数
の要求者に対して利用可能とされ、例えば音声ガイドと
プッシュボタン、ガイド表示とキーボード入力を利用し
て、番号キーを送受することにより、通常の電話やコン
ピュータの通信接続サービスに対して適応することがで
きる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記記載の効果を奏する。
【0061】(1)本発明の第1の効果は、通信回線へ
の接続要求者は一旦接続を切った状態で待機することが
可能とされ、その間、課金されない、ということであ
る。
【0062】その理由は、本発明においては、要求順に
番号キーを発行し、その番号キーもしくは番号キーに対
応した待ち行列番号順に接続が保証されており、長時
間、接続しておく必要がない、ためである。
【0063】(2)本発明の第2の効果は、待ち行列の
後尾に対して、再接続を強制的に要求することにより、
着信率を上げ、多くの人に番号キーを発行することがで
きる、ということである。
【0064】その理由は、本発明においては、再接続要
求の場合に、先に発行された番号キーもしくは番号キー
に対応した待ち行列番号順に待ち行列をソートし、最初
の要求順の接続が保証されている、ためである。
【0065】(3)本発明の第3の効果は、音声ガイド
とプッシュボタン、ガイド表示とキーボード入力を利用
して、番号キーの受け渡しを行うことにより、通常の電
話やコンピュータの通信接続サービスに対して適応でき
る、ということである。
【0066】その理由は、本発明においては、接続待ち
の要求者に対して発行する番号キーを任意のランダムな
数とすれば、番号キーの信頼性が高まり、不特定多数の
要求者に対して利用できるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例における公衆回線交換機での
通信回線接続動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図3】本発明の一実施例における公衆回線交換機での
通信回線接続動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】本発明の一実施例における公衆回線交換機での
通信回線接続動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】本発明の一実施例における公衆回線交換機での
再接続要求を受けた場合の通信回線接続動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例における公衆回線交換機での
通信回線接続待ち行列作成の方法を模式的に説明するた
めの図である。
【図7】本発明の一実施例における公衆回線交換機での
通信回線接続待ち行列作成の別の方法を模式的に説明す
るための図である。
【図8】従来の無線電話装置(特開平8−517664
号公報)の構成を示すブロック図である。
【図9】図8に示した従来の無線電話装置の基地局の発
呼動作を示すフローチャートである。
【図10】図8に示した従来の無線電話装置の基地局の
発呼動作を示すフローチャートである。
【図11】図8に示した従来の電話回線網がビジーから
レディに変化した場合の再発呼動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
100 交換機 102 第2の制御手段 103 第2の公衆回線インターフェース 104 通話路手段 105 待ち行列格納部 106 局線インターフェース 110 接続要求者 111 入出力インターフェース 112 第1の制御手段 113 第1の公衆回線インターフェース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ある通信回線に接続要求があった際に、該
    通信回線が使用中の場合に接続要求者に対して要求順に
    番号キーを発行すると共に、前記番号キーによって接続
    待ち行列を作成し、前記通信回線が使用可能になる度
    に、前記番号キー順に接続していく、ように制御する手
    段、 を備えてなる、ことを特徴とする公衆回線交換機システ
    ム。
  2. 【請求項2】ある通信回線への接続要求を一旦中断した
    後、再接続要求する場合に、すでに発行された前記番号
    キーを利用することにより、前記接続待ち行列を番号キ
    ー順にソートし、前記接続要求を割り込ませるように、
    構成されてなる、ことを特徴とする公衆回線交換機シス
    テム。
  3. 【請求項3】一の接続要求者が公衆回線にて接続相手に
    回線接続中である間に、前記相手に対して1又は複数の
    他の接続要求者から接続要求が行われた場合に、 交換機は、 前記他の接続要求者に対して回線ビジーを通知し、この
    通知に対して、前記他の接続要求者から、一旦接続を切
    り再発呼を行うという選択がなされた際に、前記他の接
    続要求者に対して接続要求順に番号キーを発行すると共
    に待ち行列を作成し、 前記接続相手と回線接続中であった前記接続要求者の回
    線接続が切れると、前記待ち行列から最優先の番号キー
    を持つ接続要求者が順次選択されて、前記接続相手と接
    続する、ことを特徴とする公衆回線交換機システム。
  4. 【請求項4】前記番号キーとして、番号順を示す数字の
    代わりに、乱数からなる所定桁の数字が発行される、こ
    とを特徴とする請求項3記載の公衆回線交換機システ
    ム。
  5. 【請求項5】接続要求者が一旦中断した後、前記接続相
    手に再接続要求が行われた際に、前記待ち行列が番号キ
    ー順にソートされ、前記再接続要求を行った接続要求者
    がその番号キーに対応した元の順に配置される、ことを
    特徴とする請求項3記載の公衆回線交換機システム。
JP30580396A 1996-10-31 1996-10-31 公衆回線交換機での接続要求待ち行列システム Pending JPH10136097A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05145639A (ja) * 1991-11-25 1993-06-11 Nec Commun Syst Ltd 予約通話受付方式
JPH06303322A (ja) * 1993-04-13 1994-10-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通話中呼接続制御装置
JPH07264309A (ja) * 1994-03-18 1995-10-13 Fujitsu Ltd 着信制御装置

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