JPH10135271A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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JPH10135271A
JPH10135271A JP28662196A JP28662196A JPH10135271A JP H10135271 A JPH10135271 A JP H10135271A JP 28662196 A JP28662196 A JP 28662196A JP 28662196 A JP28662196 A JP 28662196A JP H10135271 A JPH10135271 A JP H10135271A
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conductive sheet
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anisotropic conductive
semiconductor
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Tadashi Yamaguchi
忠士 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型化が可能で、しかも、高密度実装を容易
に行うことができる半導体装置とその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 半導体装置の製造に当り、粘着テープ2
1に半導体素子22を貼付する工程と、前記半導体素子
22の裏面側を封止樹脂24で被覆し、封止成型する工
程と、前記粘着テープ21を剥離した後、露出した半導
体素子22の表面側に異方性導電シートを貼付する工程
と、前記異方性導電シートをリード端子に熱圧着固定す
る工程とを施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄型の半導体装置
とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路等の半導体素子を
パッケージングした集積回路パッケージでは、小型化及
び薄型化等に対する要求が高まってきており、特に電子
手帳等に代表される携帯型端末やメモリーカード等の薄
型記憶媒体に使用されるものでは、厚さ0.5〜2mm
程度の極めて薄型のパッケージ構造が要求されている。
【0003】近年、このような要求に応えるために、例
えば、特開昭63−33853号公報、特開平7−37
931号公報等に記載されているようなものが提案され
ており、特に、これをICカードに実装するための集積
回路パッケージ(以下“ICカードモジュール”とい
う)として用いようとする試みがなされている。図10
はかかる従来の半導体装置の斜視図、図11は図10の
A−A線断面図である。
【0004】これらの図に示すように、ICカードモジ
ュール1はICカードに装着されるものであり、外部に
露出する接続箇所2aをそれぞれが有する複数のリード
端子2と、半導体素子搭載用の板状の素子搭載部3と素
子搭載部3に接着剤4によって固着された半導体素子5
とを有している。この半導体素子5と複数のリード端子
2はワイヤー6により接続され、エポキシ等の樹脂から
なる封止樹脂7によって封止成型されている。
【0005】また、図12に示すように、特に、薄型を
意識した半導体装置においては、素子とリード端子との
接続にワイヤーを用いず、異方性導電シート14により
接続される共通化配線部13を用いて接続を行う提案が
なされており、特に、テープキャリア型の半導体装置に
好んで用いられている。なお、図12において、15は
テープキャリア、16は外部引き出し端子である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た図10及び図11に示す従来の半導体装置では、封止
樹脂7の封止成型時に、樹脂の注入圧力によってリード
端子2の表面にまで樹脂が廻り込み、薄ばりとなって実
用上支障をきたす他、半導体素子5とリード端子2の接
続にワイヤー6を用いるため、一定以上の薄型化は困難
である等問題点もあり、技術的に満足できるものは得ら
れなかった。
【0007】また、図12に示した従来の技術において
も、テープキャリア15という限られた分野で、素子と
リード端子(従来の技術ではテープ)との接続の一手法
として異方性導電シートを用いているのみで、高密度実
装としての顕著な改善は期待できなかった。本発明は、
上記問題点を除去し、薄型化が可能で、しかも、高密度
実装を容易に行うことができる半導体装置とその製造方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 (1)半導体装置の製造方法において、粘着テープに半
導体素子を貼付する工程と、前記半導体素子の裏面側を
封止樹脂で被覆し、封止成型する工程と、前記粘着テー
プを剥離した後、露出した半導体素子の表面側に異方性
導電シートを貼付する工程と、前記異方性導電シートを
リード端子に熱圧着固定する工程とを施すようにしたも
のである。
【0009】(2)半導体装置の製造方法において、粘
着テープに半導体素子を貼付する工程と、前記半導体素
子の裏面側を封止樹脂で被覆し、封止成型する工程と、
前記粘着テープを剥離した後、露出した半導体素子の表
面側に異方性導電シートを貼付する工程と、前記異方性
導電シートをプリント板に熱圧着固定する工程とを施す
ようにしたものである。
【0010】(3)半導体装置の製造方法において、粘
着テープに半導体素子を貼付する工程と、前記半導体素
子の裏面側を封止樹脂で被覆し、封止成型する工程と、
前記粘着テープを剥離した後、露出した半導体素子の表
面側に異方性導電シートを貼付する工程と、前記異方性
導電シートをリードに熱圧着固定する工程と、前記リー
ドの先端をプリント板に実装する工程とを施すようにし
たものである。
【0011】(4)半導体装置において、粘着テープに
半導体素子を貼付する工程と、前記半導体素子の裏面側
を封止樹脂で被覆し、封止成型する工程と、前記粘着テ
ープを剥離した後、露出した半導体素子の表面側に異方
性導電シートを貼付する工程と、前記異方性導電シート
をリードに熱圧着固定する工程と、前記リードにバンプ
を形成する工程とを施すようにしたものである。
【0012】(5)半導体装置において、半導体素子の
パッドを露出させ、封止樹脂で成形してなるモジュール
と、前記パッドに貼付される異方性導電シートと、この
異方性導電シートに熱圧着固定される接続部材を設ける
ようにしたものである。 (6)上記(5)記載の半導体装置において、前記接続
部材はリード端子である。
【0013】(7)上記(5)記載の半導体装置におい
て、前記接続部材はプリント板である。 (8)上記(5)記載の半導体装置において、前記接続
部材はリードを介したプリント板である。 (9)上記(5)記載の半導体装置において、前記接続
部材はリードを介したバンプである。
【0014】(10)上記(8)記載の半導体装置にお
いて、前記リードを挟んで対向する、熱圧着固定される
前記モジュールを設けるようにしたものである。 (11)半導体装置の製造方法において、粘着テープを
ロール状にし、繰り出し、巻き取りを行い、途中工程に
て前記粘着テープ上に半導体素子のパッド側を貼付する
工程と、前記粘着テープ上の半導体素子をモールド金型
により樹脂封止による成形を行い、半導体素子を内蔵し
たモジュールの成型を一貫して行う工程とを施すように
したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1
実施例を示す半導体装置の製造工程図(その1)、図2
は本発明の第1実施例を示す半導体装置の製造工程図
(その2)、図3は本発明の第1実施例を示す半導体装
置の製造工程図(その3)である。
【0016】(1)まず、図1(a)に示すように、半
導体素子22を用意する。その表面にはパッド23が形
成されている。 (2)次に、図1(b)に示すように、半導体素子22
をパッド23が形成された表面側を伏せる形で短冊状の
粘着テープ21の粘着剤に貼付する。この粘着テープ2
1の材質としては、後述する熱工程を考慮し、ポリイミ
ド等の耐熱性テープが望ましい。
【0017】(3)次に、図1(c)に示すように、粘
着テープ21を上金型31と下金型32とからなるモー
ルド金型30により、上下方向より挟持した上で、封止
樹脂24を注入し半導体素子22の裏面を被覆し、封止
成型を行う。 (4)その後、図1(d)に示すように、モールド金型
30より取り外し、粘着テープ21を引き剥がすように
して、樹脂封止を完了させた半導体素子22を内蔵した
モジュール25を得る。
【0018】(5)次に、図2(a)に示すように、半
導体素子22を内蔵したモジュール25の表面側(半導
体素子22の表面が露出している面)に異方性導電シー
ト26を対応させる。 (6)次に、図2(b)に示すように、そのモジュール
25に異方性導電シート26を合わせて貼付する。この
異方性導電シート26は熱圧着等で接着性を有し、表裏
面方向にのみ電気的導通が得られる薄膜状素材である。
【0019】(7)次に、図2(c)に示すように、リ
ード端子28等を形成したフレーム27の所定の位置
に、前述した熱圧着等の手法を用い、半導体素子22を
内蔵したモジュール25〔図2(b)参照〕を固定す
る。 (8)このようにして、図3(a)及び図3(b)に示
すように、モジュール25をフレーム27に固定したも
のが得られる。
【0020】(9)次に、図3(c)に示すように、パ
ンチ29等の手法を用いてリード端子28〔図2(c)
参照〕を切断し、個片分割する。 (10)このようにして、図3(d)及び図3(e)に
示すように、ICカード用モジュールが完成する。この
ように、半導体素子22の表面に形成されたパッド23
と、リード端子28は異方性導電シート26を介して電
気的導通がなされ、ICカード用モジュールとして機能
を果たすことができる。
【0021】このように、第1実施例によれば、従来、
リード端子と素子搭載部を有した板状部品(フレーム)
に半導体素子を直接搭載し、ワイヤーによる配線接続の
後に封止成型を行って得ていたICカードモジュール
を、素子表面を粘着テープ等によりカバーするようにし
た上で樹脂により封止成型を行い、テープ剥離後、異方
性導電シートを介してリード端子に接続するようにした
ので、リード端子表面の樹脂薄ばり等の問題発生は皆無
であり、ワイヤーループよりはるかに薄いシート状素材
でリード端子との接続を得るようにしているため、薄型
化にも有利である他、リード端子にはワイヤーボンドの
ためのメッキを施す必要がないため、コスト面において
も顕著な効果が期待できる。
【0022】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図4は本発明の第2実施例を示す半導体装置の製造
工程図である。 (1)まず、図4(a)に示すように、半導体素子41
を用意する。その表面にはパッド42が形成されてい
る。そこで、第1実施例と同様の手法で粘着テープとモ
ールド金型を用い、封止樹脂43により半導体素子41
の裏面を被覆し、封止成型を行い、モジュールとなった
後の状態を示したものであり、その後、第1実施例と同
様に、半導体素子41の表面が露出している面に異方性
導電シート44を対応させる。
【0023】(2)次に、図4(b)に示すように、半
導体素子41を内蔵したモジュール45と異方性導電シ
ート44を合わせて貼付する。 (3)その後、図4(c)に示すように、表面に配線パ
ターン等を有したプリント板45の所定の位置に熱圧着
等の手法を用いて接着固定し、モジュールの実装が完成
する。
【0024】このようにして得られた半導体素子を内蔵
したモジュール45は、第1実施例と同様、半導体素子
41の表面に形成されたパッド42とプリント板46
は、異方性導電シート44を介して電気的導通がなさ
れ、半導体装置としての機能を果たすことができる。こ
のように、第2実施例によれば、半導体素子とほぼ同寸
の半導体装置(所謂CSP:Chip・Scale・P
ackage)が容易に得られるため、高密度実装を要
求される分野に適用して極めて有利である。
【0025】また、半導体素子をプリント板に直接実装
する、所謂ベアチップ実装の場合と比較しても、本実施
例においては素子表面のパッドに接続用のバンプ等を必
要とせず、素子の裏面は樹脂により被覆補強されている
ため、電気特性のチェックや動作保証の確認のためのテ
スティング等においても有利である等、利点も多く、高
密度実装半導体装置として大きな効果が期待できる。
【0026】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。図5は本発明の第3実施例を示す半導体装置の製造
工程図である。 (1)まず、図5(a)に示すように、51は前述した
第1、第2実施例と同様の手法で得られたモジュールで
あり、半導体素子52を内蔵した表面側には、異方性導
電シート54が貼付されている。その異方性導電シート
54にリード55を対応させる。なお、53は半導体素
子52のパッドである。
【0027】(2)次に、図5(b)に示すように、モ
ジュール51とリード55とを位置合わせし、熱圧着等
の手法を用いて接着固定する。 (3)その後、図5(c)に示すように、プリント板5
6にリード55の先端を挿入実装し、モジュールの実装
を完成させる。このようにして得られた半導体素子52
を内蔵したモジュール51は、半導体素子52とリード
55が異方性導電シート54を介して電気的導通がなさ
れ、リード55によりプリント板56に接続され、半導
体装置としての機能を果たすことができる。
【0028】このように、第3実施例によれば、プリン
ト板上の実装面積を極めて低く抑える半導体装置を容易
に得ることが可能である。次に、本発明の第4実施例に
ついて説明する。図6は本発明の第4実施例を示す半導
体装置の製造工程図である。 (1)まず、図6(a)に示すように、前述した第1、
第2、第3実施例と同様の手法で得られた半導体素子6
2を内蔵したモジュール61を用意し、その半導体素子
62を内蔵した表面側には異方性導電シート64が貼付
されている。その異方性導電シート64側に、リード6
5と更に、他の半導体素子を内蔵したモジュール66を
対応させる。なお、63は半導体素子のパットである。
【0029】(2)次に、図6(b)に示すように、モ
ジュール61の異方性導電シート64に第3実施例と同
様、リード65を熱圧着等の手法を用いて接着固定す
る。その後、このリード65の逆側の面にモジュール6
1に対向させる形で、第3実施例と同様の手法を用いて
得られた他のモジュール66を第3実施例と同様の熱圧
着等の手法を用いて接着固定する。
【0030】(3)次に、図6(c)に示すように、第
3実施例と同様、プリント板67にリード65を挿入実
装し、モジュールの実装が完成する。このようにして得
られた半導体素子62を内蔵したモジュール61,66
は複数の半導体素子62が各々、異方性導電シート64
を介してリード65に電気的導通がなされ、リード65
によりプリント板67に接続され、半導体装置としての
機能を果たすことができる。
【0031】このように、第4実施例によれば、プリン
ト板上の実装面積を極めて低く抑え、尚且つ、半導体素
子の機能容量を増やした半導体装置を容易に得ることが
可能であり、特に、単一の仕様のメモリー系半導体装置
を多数搭載する必要のあるメモリーモジュール等の分野
に有効である。次に、本発明の第5実施例について説明
する。
【0032】図7は本発明の第5実施例を示す半導体装
置の製造工程図である。この実施例では、図7に示すよ
うに、半導体素子72上のパッド73が素子中央部に集
中して配置されたL.O.C(Lead−On−Chi
p)対応の半導体素子を搭載した場合について説明す
る。 (1)まず、図7(a)に示すように、前述した他の実
施例と同様の手法で得られた半導体素子72を内蔵した
モジュール71を用意し、素子表面中央部にはLOC対
応でパッド73が集中配置され、異方性導電シート74
が貼付されている。そして、やはり、前述した他の実施
例と同様、パッド73に対応する形にパターン形成され
たリード75に対応させる。
【0033】(2)次に、図7(b)に示すように、パ
ッド73にリード75を位置決めし、熱圧着等の手法を
用いて接着固定する。 (3)次に、図7(c)、図7(d)及び図7(e)に
示すように、半田ボール等のバンプ76を形成し、モジ
ュールの実装が完成する。また、第6実施例として、図
8に示すように、リード82を半導体素子を内蔵したモ
ジュール81の外側に張り出すように形成し、曲げ加工
によりガルウイング形状とするようにしてもよい。
【0034】更には、第7実施例として、図9に示すよ
うに、粘着テープ91をロール状に設定し、その粘着テ
ープ91上に半導体素子92を貼付し、上金型93と下
金型94とからなるモールド金型95による成形を一貫
して行い、半導体素子92を内蔵したモジュール96を
得て、搬送ライン97に送り、リードあるいはプリント
板に直接搭載する工程を設ければ、生産性を飛躍的に高
めることが可能である。
【0035】以上、詳細に説明したように本発明によれ
ば、接続用のパッドを半導体素子表面上の如何なる位置
に設定したとしても、接続、導通が可能であり、接続に
ワイヤーを用いる従来型と比較して、極めて薄型の半導
体装置を得ることが可能である。なお、本発明は上記実
施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づい
て種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から
排除するものではない。
【0036】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、次のような効果を奏することができる。 (A)接続用のパッドを半導体素子表面上の如何なる位
置に設定したとしても、接続、導通が可能であり、接続
にワイヤーを用いる従来型と比較して極めて薄型の半導
体装置を得ることが可能である。
【0037】(B)素子表面を粘着テープ等によりカバ
ーするようにした上で、樹脂により封止成型を行い、テ
ープを剥離した後、異方性導電シートを介してリード端
子に接続するようにしたので、リード端子表面の樹脂薄
ばり等の問題発生は皆無であり、ワイヤーループよりは
るかに薄いシート状素材でリード端子との接続を得るよ
うにしているため、薄型化にも有利である他、リード端
子にはワイヤーボンドのためのメッキを施す必要がない
ため、コスト面においても有利である。
【0038】(C)半導体素子とほぼ同寸の半導体装置
(所謂CSP:Chip・Scale・Packag
e)が容易に得られるため、高密度実装を要求される分
野に適用して極めて有利である。また、半導体素子をプ
リント板に直接実装する所謂ベアチップ実装の場合と比
較しても素子表面のパッドに接続用のバンプ等を必要と
せず、素子の裏面は樹脂により被覆補強されているた
め、電気特性のチェックや動作保証の確認のためのテス
ティング等においても有利であり、高密度実装半導体装
置を得ることができる。
【0039】(D)プリント板上の実装面積を極めて低
く抑えた半導体装置を容易に得ることが可能である。 (E)プリント板上の実装面積を極めて低く抑え、尚且
つ、半導体素子の機能容量を増やした半導体装置を容易
に得ることが可能であり、特に、単一の仕様のメモリー
系半導体装置を多数搭載する必要のあるメモリーモジュ
ール等の分野に有効である。
【0040】(F)リードを半導体素子を内蔵するモジ
ュールの外側に張り出す半導体装置を得ることができ
る。 (G)半導体素子を内蔵するモジュールの成形を一貫し
て行うようにしたので、生産性を飛躍的に高めることが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す半導体装置の製造工
程図(その1)である。
【図2】本発明の第1実施例を示す半導体装置の製造工
程図(その2)である。
【図3】本発明の第1実施例を示す半導体装置の製造工
程図(その3)である。
【図4】本発明の第2実施例を示す半導体装置の製造工
程図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す半導体装置の製造工
程図である。
【図6】本発明の第4実施例を示す半導体装置の製造工
程図である。
【図7】本発明の第5実施例を示す半導体装置の製造工
程図である。
【図8】本発明の第6実施例を示す半導体装置の断面図
である。
【図9】本発明の第7実施例を示す半導体装置の製造工
程を示す図である。
【図10】従来の半導体装置の斜視図である。
【図11】図10のA−A線断面図である。
【図12】従来の半導体装置の構成図である。
【符号の説明】
21,91 粘着テープ 22,41,52,62,72,92 半導体素子 23,42,53,63,73 パッド 24,43 封止樹脂 25,51,61,66,71,81,96 半導体
素子を内蔵したモジュール 26,44,54,64,74 異方性導電シート 27 フレーム 28 リード端子 29 パンチ 30,95 モールド金型 31,93 上金型 32,94 下金型 45,56,67 プリント板 55,65,75,82 リード 76 バンプ 97 搬送ライン

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)粘着テープに半導体素子を貼付する
    工程と、(b)前記半導体素子の裏面側を封止樹脂で被
    覆し、封止成型する工程と、(c)前記粘着テープを剥
    離した後、露出した半導体素子の表面側に異方性導電シ
    ートを貼付する工程と、(d)前記異方性導電シートを
    リード端子に熱圧着固定する工程とを施すことを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】(a)粘着テープに半導体素子を貼付する
    工程と、(b)前記半導体素子の裏面側を封止樹脂で被
    覆し、封止成型する工程と、(c)前記粘着テープを剥
    離した後、露出した半導体素子の表面側に異方性導電シ
    ートを貼付する工程と、(d)前記異方性導電シートを
    プリント板に熱圧着固定する工程とを施すことを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】(a)粘着テープに半導体素子を貼付する
    工程と、(b)前記半導体素子の裏面側を封止樹脂で被
    覆し、封止成型する工程と、(c)前記粘着テープを剥
    離した後、露出した半導体素子の表面側に異方性導電シ
    ートを貼付する工程と、(d)前記異方性導電シートを
    リードに熱圧着固定する工程と、(e)前記リードの先
    端をプリント板に実装する工程とを施すことを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】(a)粘着テープに半導体素子を貼付する
    工程と、(b)前記半導体素子の裏面側を封止樹脂で被
    覆し、封止成型する工程と、(c)前記粘着テープを剥
    離した後、露出した半導体素子の表面側に異方性導電シ
    ートを貼付する工程と、(d)前記異方性導電シートを
    リードに熱圧着固定する工程と、(e)前記リードにバ
    ンプを形成する工程とを施すことを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  5. 【請求項5】(a)半導体素子のパッドを露出させ、封
    止樹脂で成形してなるモジュールと、(b)前記パッド
    に貼付される異方性導電シートと、(c)該異方性導電
    シートに熱圧着固定される接続部材を具備することを特
    徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体装置において、前
    記接続部材はリード端子であることを特徴とする半導体
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の半導体装置において、前
    記接続部材はプリント板であることを特徴とする半導体
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の半導体装置において、前
    記接続部材はリードを介したプリント板であることを特
    徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項5記載の半導体装置において、前
    記接続部材はリードを介したバンプであることを特徴と
    する半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の半導体装置において、
    前記リードを挟んで対向する、熱圧着固定される前記モ
    ジュールを具備することを特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】(a)粘着テープをロール状にし、繰り
    出し、巻き取りを行い、途中工程にて前記粘着テープ上
    に半導体素子のパッド側を貼付する工程と、(b)前記
    粘着テープ上の半導体素子をモールド金型により樹脂封
    止による成形を行い、半導体素子を内蔵したモジュール
    の成型を一貫して行う工程とを施すことを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
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