JPH10134501A - 記録媒体ディスク再生装置 - Google Patents

記録媒体ディスク再生装置

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Publication number
JPH10134501A
JPH10134501A JP8304246A JP30424696A JPH10134501A JP H10134501 A JPH10134501 A JP H10134501A JP 8304246 A JP8304246 A JP 8304246A JP 30424696 A JP30424696 A JP 30424696A JP H10134501 A JPH10134501 A JP H10134501A
Authority
JP
Japan
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base
spindle motor
gear
recording medium
reproducing apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP8304246A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Saito
健彦 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8304246A priority Critical patent/JPH10134501A/ja
Publication of JPH10134501A publication Critical patent/JPH10134501A/ja
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 スピンドルモータを上下動させて記録媒体デ
ィスクのディスク支持部への着脱を行う記録媒体ディス
ク再生装置において、スピンドルモータの位置決めを精
確に行うことを課題とする。 【解決手段】 スピンドルモータ7を支持した傾動ベー
ス12の傾動によりスピンドルモータを上下動させて記
録媒体ディスクのスピンドルモータのディスク支持部5
4への着脱を行う記録媒体ディスク再生装置1であっ
て、上記傾動ベースの傾動軸と平行な方向での位置決め
を行う位置決め手段を、傾動ベースのスピンドルモータ
を支持した部分の近傍に設けた案内突起22と傾動ベー
スを支持するローディングベース14に設けられ上記案
内突起22を上下方向に案内する案内溝25とによって
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な記録媒体ディ
スク再生装置に関する。詳しくは、スピンドルモータを
上下動させて記録媒体ディスクのディスク支持部への着
脱を行う記録媒体ディスク再生装置において、スピンド
ルモータの位置決めを精確に行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体ディスク再生装置に、スピンド
ルモータを上下動させて記録媒体ディスクのディスク支
持部への着脱を行うものがある。
【0003】かかる記録媒体ディスク再生装置は、ロー
ディングベースに傾動ベースを回動自在に支持し、該傾
動ベースの回動端側にスピンドルモータを支持し、傾動
ベースを上方へ回動させてスピンドルモータのディスク
支持部への記録媒体ディスクの装着(チャッキング)を
行い、傾動ベースを下方へ回動させてスピンドルモータ
のディスク支持部からの脱着(アンチャッキング)を行
うようにしている。
【0004】そして、スピンドルモータの位置決め、即
ち、これを支持している傾動ベースの位置決めは傾動ベ
ースの回動支点軸と該回動支点軸を支持するローディン
グベースの軸受部とによって行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の記録媒
体ディスク再生装置のように、傾動ベースの位置決めを
その回動支点軸とこれを支持する軸受部とによって行う
と、スピンドルモータが傾動ベースの回動端側に位置し
ているため、これと回動支点軸との間隔が大きく、回動
支点軸とその軸受部との間に寸法誤差やガタが少しでも
あると、スピンドルモータの位置が本来位置決めされる
べき所定の位置から大きくずれてしまうという問題があ
る。
【0006】そこで、本発明は、スピンドルモータを上
下動させて記録媒体ディスクのディスク支持部への着脱
を行う記録媒体ディスク再生装置において、スピンドル
モータの位置決めを精確に行うことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明記録媒体ディスク
再生装置は、上記した課題を解決するために、傾動ベー
スの傾動軸と平行な方向での位置決めを行う位置決め手
段をスピンドルモータを支持した部分の近傍に設けたも
のである。
【0008】従って、本発明記録媒体ディスク再生装置
にあっては、位置決め手段を傾動ベースのスピンドルモ
ータを支持した部分の近傍に設けたので、スピンドルモ
ータを所定の位置に精確に位置決めすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明記録媒体ディスク
再生装置の実施の形態を図示した実施例に従って詳細に
説明する。
【0010】尚、図示した実施例は、本発明を光ディス
ク再生装置に適用したものである(図1参照)。
【0011】光ディスク再生装置1は以下のように構成
されている。
【0012】光学ピックアップ2は送りベースアッシー
3のメインシャフト4とサブシャフト5(図8及び図9
参照)に前後方向(尚、本明細書で方向を示すときは、
図1における左下方に向かう方向を前方、右上方に向か
う方向を後方、左上方に向かう方向を左方、右下方に向
かう方向を右方、上方に向かう方向を上方、下方に向か
う方向を下方とする。)に移動自在に支持され、送り機
構6によって前後方向へ移動されるようになっている。
【0013】そして、送りベースアッシー3はスピンド
ルモータ7及びスキューサーボ機構8を備えたスピンド
ルベースアッシー9に取り付けられ、ベースユニットア
ッシー10が構成される。
【0014】ベースユニットアッシー10はインシュレ
ーター11、11、・・・を介して傾動ベース12に取
り付けられ、傾動ベースアッシー13が構成される(図
8及び図9参照)。
【0015】そして、上記傾動ベースアッシー13がロ
ーディングベース14に回動自在に支持される。
【0016】ローディングベース14には、トレイ15
が前後方向へ摺動自在に支持されると共に、ローディン
グ機構16が設けられており、該ローディング機構16
によって、トレイ15の移動と傾動ベースアッシー13
の回動が為される。
【0017】また、ローディングベース14には圧着プ
ーリー17をスピンドルモータ7の上方に位置するよう
に支持した圧着プーリー取付板18が取着されている。
【0018】上記傾動ベース12は前後方向にやや長い
長方形の枠状に形成され、その後端部の左右両側面に突
設された支点ボス19、19(図9参照)がこれも前後
方向にやや長い長方形の枠状に形成されたローディング
ベース14の左右両側部の後端部内面に形成された支点
溝20、20(図8に一方のもののみ示す。)に挿入さ
れ、これによって、傾動ベース12は該支点ボス19、
19と支点溝20、20との係合部を回動支点として上
下方向に回動自在にローディングベース14に支持され
る。
【0019】また、傾動ベース12の前端面のほぼ中央
部には係合突起21が、前端面の左端部にはほぼ円柱状
をした案内突起22が、前端面の右端寄りの位置には当
接突起23が、それぞれ突設されている(図8及び図9
参照)。
【0020】ローディングベース14の前端部14aに
は、ローディング機構配置凹部24が形成され、該配置
凹部24に上記ローディング機構16が配置されてい
る。そして、ローディングベース14の前端部14aの
うちローディング機構配置凹部24の両脇に位置する部
分の左方部後面に後方に開口し上下方向に延びる案内溝
25が、また、右方部後面に同じく後方に開口し上下方
向に延びる逃げ溝26がそれぞれ形成されている(図5
参照)。
【0021】案内溝25は上記案内突起22を案内する
ものであり、その左右両側面に上下方向に延びる案内突
条25a、25aが形成されており、その互いに対向し
た面の間隔が案内突起22の外径にほぼ等しくされてい
る。更に詳しくは、案内突条25a、25aの対向面間
の間隔は上端で狭く下端で広くなるようにテーパー状に
形成されており、上端部で案内突起22の外径に等しく
なるようにされている。尚、このようなテーパーは金型
の抜き勾配として形成されて良い(図7参照)。
【0022】しかして、傾動ベース12の案内突起22
は案内溝25、正確には案内突条25a、25a間に摺
動自在に係合され、また、当接突起23は逃げ溝26内
に上下方向に移動可能に位置される。
【0023】ローディング機構16は、モータ27と、
ドライブギヤ28と、トレイ駆動ギヤ29と、ローディ
ングギヤ列30と、カムギヤ31とから成る。
【0024】モータ27は金属板から成るモータ取付板
32の下面にビス33、33によって固定され、モータ
27の回転軸に固定されたプーリ34がモータ取付板3
2の上面側に位置している。そして、モータ27が上記
配置凹部24の右端部に位置された状態でモータ取付板
32がローディングベース14の前端部14a上面にビ
ス35、35によって固定され、これによって、モータ
27がローディング機構配置凹部24の右端部に配置さ
れる。尚、モータ取付板32には、上記逃げ溝26の上
面開口を覆う当接部32aとカムギヤ31の上面を押さ
える押え部32bとが形成されている。押え部32bの
外縁は弧状に形成されている(図4及び図5参照)。
【0025】ドライブギヤ28は、筒状をした主部28
aと該主部28aの外周面上端部から側方へ突出した支
持部28bとが一体に形成されて成り、該ドライブギヤ
28の上面には主部28aの中心部と該中心部に連続し
支持部28bの一部に達する凹部36が形成され、主部
28aの外周面のうち上記支持部28bが突出された側
以外の部分にギヤ歯37が形成されている。そして、上
記凹部36の外端部及び支持部28bのうち凹部36が
形成されていない部分にそれぞれ支持軸38、39が上
方へ向けて突設されている。
【0026】上記ローディング機構配置凹部24の左端
部には支持軸40が上方へ向けて突設されており、該支
持軸40の長さはドライブギヤ28の主部28aの高さ
より長くなっている。そして、ドライブギヤ28の主部
28aの中心孔28cに支持軸40が挿通され、これに
よって、ドライブギヤ28は支持軸40に回動自在に支
持される。
【0027】ローディングギヤ列30はプーリギヤ41
と中継ギヤ42とから成り、プーリギヤ41はプーリ4
1aと該プーリ41aの下面に一体に形成されたピニオ
ン41bとから成り、その中心孔41cに上記支持軸4
0のドライブギヤ28の主部28aから上方へ突出され
た部分が挿通され、これによって、該支持軸40に回転
自在に支持される。そして、支持軸40の上端部に係着
された止めワッシャ43によってドライブギヤ28とプ
ーリギヤ41の支持軸40からの抜け止めが為される。
【0028】中継ギヤ42は、大ギヤ42aと該大ギヤ
42aの上面側に一体に形成された小ギヤ42bとから
成り、その中心孔42cにドライブギヤ28の支持軸3
8が挿通され、これによって、中継ギヤ42は支持軸3
8に回転自在に支持される。そして、大ギヤ42aは上
記凹部36内に位置される。
【0029】トレイ駆動ギヤ29は、大ギヤ29aと該
大ギヤ29aの上面側に一体に形成され大ギヤ29aよ
り一回り小さい小ギヤ29bとから成り、その中心孔2
9cにドライブギヤ28の支持軸39が挿通され、これ
によって、トレイ駆動ギヤ29は支持軸39に回転自在
に支持される。
【0030】そして、中継ギヤ42の大ギヤ42aの直
ぐ上にトレイ駆動ギヤ29の大ギヤ29aが位置し、ま
た、トレイ駆動ギヤ29の小ギヤ29bの直ぐ上にプー
リギヤ41のプーリ41aが位置し、そして、プーリギ
ヤ41が止めワッシャ43によって支持軸40からの抜
け止めを為されていることによって、これら各ギヤ4
2、29が各支持軸38、39からの抜け止めを為され
ている。
【0031】カムギヤ31は、上面が閉塞されたほぼ円
筒状を為し、上面壁の中心からは下方へ向けて被支持軸
44が垂設されている。カムギヤ31の外周面のうちほ
ぼ3分の1の部分にはカム溝45が形成されている。該
カム溝45は下端部で水平に延びる下側水平部45aと
上端部で水平に延びる上側水平部45bとこれら水平部
45a、45bの間を連結し上方から見て反時計回り方
向に行くに従って上方へ変位していく傾斜部45cとか
ら成り、下側水平部45aの反傾斜部45c側の端部は
垂直に延びる導入部45dによって下端に開口し、該導
入部45dの下側水平部45aの下面に連続する側面4
5d′は上方に行くに従って反時計回り方向へ傾斜する
斜面となっている(図6参照)。
【0032】また、カムギヤ31の外側面のカム溝45
が形成されていない部分にはギヤ歯46が形成されてお
り、更に、カムギヤ31のほぼギヤ歯46が形成されて
いない部分に対応した部分の上面の周縁部には弧状に延
びる凹部47が形成されている。
【0033】上記ローディング機構配置凹部24の左右
方向におけるほぼ中央部には円筒状の支持筒48が突設
されており、該支持筒48に上方からカムギヤ31の被
支持軸44が挿入され、これによって、カムギヤ31は
支持筒48に回転自在に支持され、そのギヤ歯46が上
記ドライブギヤ28のギヤ歯37と噛合される。また、
該カムギヤ31のカム溝45には上記傾動ベース12の
係合突起21が摺動自在に係合される。
【0034】そして、上記モータ取付板32がビス止め
されると、その当接部32aが上記逃げ溝26の上端開
口を覆うと共に、押え部32bがカムギヤ31上面の凹
部47内に位置し、カムギヤ31の上方への移動を阻止
するようになる(図4参照)。
【0035】しかして、上記したローディング機構16
のローディングベース14への組込みは、以下のように
して為される。
【0036】先ず、カムギヤ31の被支持軸44をロー
ディングベース14の支持筒48に挿入するが、該挿入
動作を、カム溝45の導入部45dの下端開口を傾動ベ
ース12の係合突起22に上方から臨ませた状態で行
う。カムギヤ31が配置凹部24の内底面に当接したと
ころで、カムギヤ31を上方から見て時計回り方向に回
転させる。すると、傾動ベース12の係合突起21はカ
ム溝45の導入部45dの斜面45d′を迫り上がって
下側水平部45aに達する。
【0037】そこで、ドライブギヤ28を支持軸40に
外嵌する。この時、ドライブギヤ28が最も時計回り方
向に回動した状態、即ち、支持部28bが配置凹部24
の左内側面に突設されたストッパ壁49に当接した状
態、となるようにする。それから、ドライブギヤ28の
支持軸38に中継ギヤ42を支持させ、次いで、同じく
ドライブギヤ28の支持軸39にトレイ駆動ギヤ29を
支持させ、最後に、上記支持軸40のカムギヤ31から
上方へ突出した部分にプーリギヤ41を支持させ、それ
から、止めワッシャ43を支持軸40の上端部に係着し
て、カムギヤ31の支持軸40からの抜け止めを為す。
【0038】そして、モータ27を支持したモータ取付
板32をビス33、33によってローディングベース1
4に固定して、モータ27の取付とカムギヤ31の抜け
止めを為す。そして、モータ27の回転軸に固着された
プーリ34とプーリギヤ41のプーリ41aとに駆動ベ
ルト50を架け渡す。これによって、モータ27が回転
されると、プーリギヤ41のピニオン41b、中継ギヤ
42を介してトレイ駆動ギヤ29が回転されるようにな
る。
【0039】トレイ15の下面の左側部にはラック51
が形成されている(図4参照)。該ラック51は、トレ
イ15のほぼ全長に亘って前後方向に延びる直進移動部
51aと該直進移動部51aの前端に連続し円弧状に右
方へ向かって延びる上下移動部51bとから成り、直進
移動部51aは上方から見て逆J字状に延びる壁部52
の右側面に形成され、上下移動部51bは壁部52のほ
ぼ後方を向いた面に形成される。そして、該トレイ15
がローディングベース14に前後方向に移動自在に支持
されると、上記トレイ駆動ギヤ29の小ギヤ29bがト
レイ15のラック51と噛合される。
【0040】スピンドルベースアッシー9はほぼ前後方
向に長い長方形状の枠状をしたスピンドルベース53に
スピンドルモータ7、スキューサーボ機構8等が支持さ
れて成る(図9参照)。
【0041】スピンドルモータ7はスピンドルベース5
3の前端部上面の中央部に固定され、該スピンドルモー
タ7から上方へ突出したスピンドル7aの上端部にディ
スク支持部としてのターンテーブル54が固定され、該
ターンテーブル54の上面にはリング状のマグネット5
4aが支持されている。
【0042】インシュレーター11はゴム状弾性体で形
成され、ほぼ円筒状を為し、外周面の中間部に係合溝1
1aが形成されている(図10及び図11参照)。
【0043】スピンドルベース53には前端の左右両側
と後端の左端と後端の右端寄りの計4ヶ所にインシュレ
ーター支持部55、55、・・・が形成されている(図
9参照)。インシュレーター支持部55はほぼ4分の3
円状の切欠56が形成された板状の部分として形成さ
れ、該切欠56の縁にインシュレーター11の係合溝1
1aが係合され、このようにして、各インシュレーター
支持部55、55、・・・にインシュレーター11、1
1、・・・が支持される。
【0044】傾動ベース12の上記インシュレーター支
持部55、55、・・・に対応した箇所には、スピンド
ルベース支持部57、57、・・・が形成されている
(図9参照)。
【0045】スピンドルベース支持部57は、上記イン
シュレーター11の下端を受ける平面である受面58
と、該受面58の中央から上方へ突出された支持ボス5
9と、該支持ボス59からやや離間して突設されたスト
ッパ60とから成る。
【0046】スピンドルベース53を傾動ベース12に
取り付けるためのネジ61は、頭部61aと該頭部61
aの中心から突出した円柱状のスペーサ部61bと該ス
ペーサ部61bの先端から突出した螺軸部61cとから
成り、螺軸部61cの外径はスペーサ部61bの外径よ
り小さくされている(図10及び図11参照)。
【0047】しかして、ネジ61、61、・・・をスピ
ンドルベース53に支持されたインシュレーター11、
11、・・・に上方から挿通し、その螺軸部61c、6
1c、・・・を傾動ベース12の支持ボス59、59、
・・・に螺着する。これによって、ネジ61、61、・
・・のスペーサ部61b、61b、・・・の下端が支持
ボス59、59、・・・の上端面に当接し、インシュレ
ーター11、11、・・・は支持ボス59、59、・・
・に外嵌状に位置すると共にその下端が受面58、5
8、・・・に弾接される。
【0048】これによって、スピンドルベース53は傾
動ベース12にインシュレーター11、11、・・・を
介して支持され、傾動ベース12に加えられた衝撃や振
動がインシュレーター11、11、・・・によって吸収
又は減衰され、スピンドルベース53に直に伝達されな
いようになっている。
【0049】送りベースアッシー3は、ほぼ前後方向に
長い長方形の枠状をした送りベース62に光学ピックア
ップ2、送り機構6等が支持されて成る(図8参照)。
【0050】送りベース62はその前端寄りの左右両側
から側方に突出した被支持軸63、63(図9参照)が
上記スピンドルベース53の両側部の前端寄りの部分に
回動自在に支持されている。
【0051】光学ピックアップ2には異なるフォーマッ
トの2種類の光ディスクに対応した2つの対物レンズ6
4a、64bと、これら対物レンズ64a、64bを各
別に光軸方向(フォーカシング方向)並びに光軸方向及
び移動方向に対して直交する方向(トラッキング方向)
に移動させる図示しない2軸アクチュエータ、スキュー
センサ65、タンジェンシャル調整機構66等が支持さ
れている(図8参照)。
【0052】次に、上記光ディスク再生装置1の動作に
ついて説明する。
【0053】トレイ15が前方へ引き出された状態で、
その上に光ディスク67が載置される。
【0054】そして、ローディング機構16のモータ2
7が駆動されると、トレイ駆動ギヤ29が上方から見て
時計回り方向に回転し、トレイ15のラック51の直進
移動部51aが後方へ向けて送られるので、トレイ15
が引き込まれていく。
【0055】トレイ15が奥まで引き込まれて停止する
と、トレイ駆動ギヤ29はラック51の上下移動部51
bの左端部に対応したところに位置し、且つ、該上下移
動部51bはドライブギヤ28の回転中心を中心とする
円弧状に形成されているので、トレイ駆動ギヤ29は上
下移動部51bに沿って反時計回り方向へ公転し、これ
によって、ドライブギヤ28は上方から見て反時計回り
方向に回動する(図4はドライブギヤ28が反時計回り
方向へ回動した状態を示す。)。
【0056】ドライブギヤ28が反時計回り方向に回動
すると、そのギヤ歯37とギヤ歯46が噛合しているカ
ムギヤ31が時計回り方向に回動する。これによって、
傾動ベース12の係合突起21がカム溝45の傾斜部4
5cを迫り上がっていき、上側水平部45bに達する。
従って、傾動ベースアッシー13はその前端部が上昇す
るように傾動する。
【0057】これによって、スピンドルモータ7が上昇
していき、そのターンテーブル54上に光ディスク67
の中心部が載置され、そして、圧着プーリー17の磁性
体から成る被吸着板17aがターンテーブル54のマグ
ネット54aに吸引され(図2及び図3参照)、光ディ
スク67はその中心部がターンテーブル54と圧着プー
リ17との間で挟着状に保持される。このとき、傾動ベ
ースアッシー13は、その傾動ベース12のスピンドル
モータ7を支持した部分に近接した位置に設けられた案
内突起22がローディングベース14に設けられた案内
溝25、詳しくは、案内突条25a、25aによって案
内されるので、傾動ベースアッシー13はその前端が左
右方向にぶれることは殆ど無く、スピンドルモータ7は
圧着プーリー17に対応した正確な軌道を上昇すること
になり、光ディスク64を確実にチャッキングすること
ができる。特に、上記したように、傾動ベース12の係
合突起21をカム溝45の傾斜部45cを迫り上げるよ
うにして傾動ベース12の前端部を上昇させる場合、該
係合突起21にはこれを右方へ移動させるモーメントが
かかり、傾動ベース12の前端部が右方へぶれやすい
が、この光ディスク再生装置1にあっては、案内突起2
2が案内溝25によって案内されるため、傾動ベース1
2の上記したようなぶれは殆ど生じることが無い。
【0058】更に、傾動ベースアッシー13の前端が上
昇した状態で、傾動ベース12の前端に設けられた当接
突起23がモータ取付板32の当接部32aに当接し、
これによって、傾動ベース12の右端部の上昇時におけ
る上下方向における位置決めが為される。
【0059】しかして、スピンドルモータ7が回転され
て、光ディスク67が回転され、光学ピックアップ2が
前端から後方へ向けて送り機構6によって送られながら
光ディスク67の再生が為される。
【0060】そして、スキューセンサ65によって対物
レンズ64a又は64bの光軸と光ディスク67の記録
面との垂直度が検出され、垂直度にズレがある場合に
は、スキューサーボ機構8によって送りベースアッシー
3がその後端部が上下するように回動されていわゆるス
キュー調整が為される。
【0061】また、上記光ディスク再生装置1にはタン
ジェンシャル調整機構66が設けられており、その調整
ネジ66aを回転調整することによってタンジェンシャ
ル調整を為すことができるが、該調整を行うとき、調整
用ジグ、例えば、ドライバーを上方から調整ネジ66a
にあてがったときに、スピンドルベースアッシー9が傾
動ベース12にインシュレーター11、11、・・・を
介して支持されているため、スピンドルベースアッシー
9が下方へ沈み込み、このために、ターンテーブル54
も下方へ沈み込みそれに支持されている光ディスク67
がトレイ15等に衝突する等して光ディスク67等が損
傷される危険があるが、この光ディスク再生装置1にあ
っては、スピンドルベースアッシー9が沈み込もうとし
てもスピンドルベース53のインシュレーター支持部5
5、55、・・・が傾動ベース12のスピンドルベース
支持部57、57、・・・に形成されたストッパ60、
60、・・・の上端に衝合し(図11参照)、それ以上
は下方へ移動することができないため、タンジェンシャ
ル調整時のスピンドルベースアッシー9の下方への沈み
込みはほんの僅かとなり、光ディスク67がトレイ15
等に衝突することを避けることができる。
【0062】光ディスク67の再生が終了し、光ディス
ク67を排出するときは、モータ27がローディング時
とは逆に回転される。これによって、トレイ駆動ギヤ2
9は上方から見て反時計回り方向に回転され、先ず、ト
レイ15のラック51の上下移動部51bに沿って時計
回り方向に公転していく。これによって、ドライブギヤ
28が時計回り方向に回動し、そのギヤ歯37とギヤ歯
46が噛合しているカムギヤ31が反時計回り方向に回
動し、カムギヤ31のカム溝45によって係合突起22
が制御されて傾動ベースアッシー13はその前端が下方
へ移動するように回動され、これに伴って、スピンドル
モータ7が下降しそのターンテーブル54が光ディスク
67から下方へ離れていく。この時、ターンテーブル5
4に支持されたマグネット54aと圧着プーリー17の
被吸着板との間に吸引力が働いているため、カムギヤ3
1は係合突起22を介して上方への移動力を受けるが、
その凹部47の上面がモータ取付板32の押え部32b
によって押さえられているため、カムギヤ31が上方へ
移動されてしまうことはない。
【0063】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明記録媒体ディスク再生装置は、スピンドルモ
ータを支持した傾動ベースの傾動によりスピンドルモー
タを上下動させて記録媒体ディスクのスピンドルモータ
のディスク支持部への着脱を行う記録媒体ディスク再生
装置であって、上記傾動ベースの傾動軸と平行な方向で
の位置決めを行う位置決め手段をスピンドルモータを支
持した部分の近傍に設けたことを特徴とする。
【0064】従って、本発明記録媒体ディスク再生装置
にあっては、位置決め手段を傾動ベースのスピンドルモ
ータを支持した部分の近傍に設けたので、スピンドルモ
ータを所定の位置に精確に位置決めすることができる。
【0065】また、請求項2に記載した発明にあって
は、上記位置決め手段が、上記傾動ベースを傾動自在に
支持したローディングベースと傾動ベースの一方に形成
された案内突起と他方に形成され案内突起を上下方向に
案内する案内溝とから成るので、位置決め手段を簡単な
構造で構成することができる。
【0066】更に、請求項3に記載した発明にあって
は、案内溝は、記録媒体ディスクを上記ディスク支持部
に装着する方向への案内突起の移動端において最も幅が
狭くなるようにテーパーが付されているので、スピンド
ルモータの記録媒体ディスク装着時の位置決めをより正
確に行うことができると共に、そのための案内溝を金型
の抜き勾配を利用して形成することができる。
【0067】尚、上記した実施例に示した各部の形状及
び構造は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化
のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本
発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあっては
ならないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図は本発明記録媒体ディスク再生装置を光ディ
スク再生装置に適用した実施の一例を示すものであり、
本図は全体の概略分解斜視図である。
【図2】傾動ベースが下降している状態を示す要部の断
面図である。
【図3】傾動ベースが上昇し、記録媒体ディスクをディ
スク支持部に支持した状態を示す要部の断面図である。
【図4】トレイとローディング機構をスピンドルモータ
が上昇した状態で示す要部の一部切欠拡大平面図であ
る。
【図5】ローディング機構を分解して示す拡大斜視図で
ある。
【図6】カムギヤの拡大背面図である。
【図7】案内溝と案内突起を示す拡大断面図である。
【図8】傾動ベースアッシーの拡大斜視図である。
【図9】傾動ベースアッシーを一部省略した状態で分解
して示す拡大斜視図である。
【図10】スピンドルベースの傾動ベースへの支持部を
示す拡大断面図である。
【図11】スピンドルベースが傾動ベース側へ沈み込ん
だ状態を示すスピンドルベースの傾動ベースへの支持部
の拡大断面図である。
【符号の説明】
1…光ディスク再生装置(記録媒体ディスク再生装
置)、7…スピンドルモータ、12…傾動ベース、14
…ローディングベース、22…案内突起、25…案内
溝、54…ターンテーブル(ディスク支持部)、67…
光ディスク(記録媒体ディスク)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドルモータを支持した傾動ベース
    の傾動によりスピンドルモータを上下動させて記録媒体
    ディスクのスピンドルモータのディスク支持部への着脱
    を行う記録媒体ディスク再生装置であって、 上記傾動ベースの傾動軸と平行な方向での位置決めを行
    う位置決め手段をスピンドルモータを支持した部分の近
    傍に設けたことを特徴とする記録媒体ディスク再生装
    置。
  2. 【請求項2】 上記位置決め手段が、上記傾動ベースを
    傾動自在に支持したローディングベースと傾動ベースの
    一方に形成された案内突起と他方に形成され案内突起を
    上下方向に案内する案内溝とから成ることを特徴とする
    請求項1に記載の記録媒体ディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 上記案内溝は、記録媒体ディスクを上記
    ディスク支持部に装着する方向への案内突起の移動端に
    おいて最も幅が狭くなるようにテーパーが付されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の記録媒体ディスク再
    生装置。
JP8304246A 1996-10-31 1996-10-31 記録媒体ディスク再生装置 Pending JPH10134501A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7950028B2 (en) 2006-09-26 2011-05-24 Funai Electric Co., Ltd. Disk apparatus with improved optical pickup mount

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7950028B2 (en) 2006-09-26 2011-05-24 Funai Electric Co., Ltd. Disk apparatus with improved optical pickup mount

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Effective date: 20040413