JPH01269244A

JPH01269244A - 光学式情報処理装置

Info

Publication number: JPH01269244A
Application number: JP9692088A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Kume; 久米　雅弘; Kazuya Tsunoda; 角田　和哉
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Electronic Device Engineering Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Development and Engineering Corp
Priority date: 1988-04-21
Filing date: 1988-04-21
Publication date: 1989-10-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明は、光ディスクの傾きに応じてフォーカス駆動
部は、前記光ディスクの光軸を変化させ得る光学式情報
処理装置に関する。

（従来の技術）光学式情報処理装置、例えばコンパクト・ディスクやビ
デオ・ディスク等の情報記録担体く以下光ディスクと称
する）から光学的に情報を読取るプレーヤにおいては、
光ディスクに記録された情報を再生するためには、（１）光ピツクアップ内の光源からの光を光デイスク情
報記録面に微小スポットとして集光すること、（２））光ピツクアップからの微小レーザ・スポットが
情報トラックを追従すること、（３）情報記録面に対してフォーカス駆動部は、前記光
ディスクの光軸を概ね垂直に保持すること、が必要であ
る。

このため、（１）については、フォーカス駆動部は、前
記光ディスクの焦点位置と光ディスクの情報記録面との
ずれを示すフォーカスエラー信号を生成し、これにより
フォーカス駆動部は、前記光ディスクを光ディスクの情
報記録面と垂直方向に駆動して、常にフォーカス駆動部
は、前記光ディスクの焦点深度内に光ディスクの情報記
録面が位置するように制御している。

また、（２）については、レーザ・スポットと情化トラ
ックとのずれを示すトラッキングエラー信号を生成し、
これによりフォーカス駆動部は、前記光ディスクを情報
トラックと垂直方向に駆動して、常にレーザ・スポット
が情報トラックを照射するように制御している。

更に、（３）については、コンパクト・ディスク・プレ
ーヤでは、光ディスクの半径が小さいことや再生信号が
ディスクの傾きに影響を受けにくいために、コンパクト
・ディスク・プレーヤに光ピツクアップを組込む際に、
フォーカス駆動部は、前記光ディスクの光軸の傾きを初
期設定時に調整するだけで良い。

しかし、再生信号が光ディスクの傾きに影響を受は易い
ビデオ・ディスク・プレーヤでは、光ディスクは半径が
大きく、反り、たわみにより、光ディスクの内周と外周
とで光軸の傾き調整が必要となる。このため、ビデオ・
ディスク・プレーヤでは、光ディスクの傾きを検出する
チルト・センサ一部と、光ディスクの傾きに応じ光ピツ
クアップ全体またはフォーカス駆動部は、前記光ディス
クを傾けるチルト制御機構が光ピツクアップ内部または
外部に設けられている。

（発明が解決しようとする課題）従来の光学式情報処理装置では、光ディスクの傾きに応
じてフォーカス駆動部は、前記光ディスクを傾ける制御
を行なう場合、光ピツクアップ自体または周辺部に光デ
ィスクの傾きを検出するチルト・センサ一部および光ピ
ツクアップを傾けるためのチルト制御機構を必要とし、
システム全体として非常に複雑化していた。

［発明の構成］（課題を解決するための手段〉本発明の光学式情報処理装置は、光ディスクの情報記録
面へ光を集光させるフォーカス駆動部は、前記光ディス
クと、このフォーカス駆動部は、前記光ディスクを光軸
方向に駆動するフォーカス駆動部を有する光学式情報処
理装置において、フォーカス駆動部は、光ディスクの中
心側を回転中心とごフォーカス駆動部は、前記光ディス
クを移動させ、フォーカス駆動部は、前記光ディスクの
駆動量に応じてフォーカス駆動部は、前記光ディスクの
光軸を変化させることを特徴とするものである。

（作　用）光ディスクの半径方向における傾きは、傾きが無い場合
の情報記録面の位置と傾きがある場合の情報記録面の位
置とのずれ（面ぶれ量）と大きな相関関係がおる。

従って、面ぶれ量に対応して制御されるフォーカス駆動
部は、前記光ディスクのフォーカス方向駆動量に応じて
、フォーカス駆動部は、前記光ディスクの光軸を傾ける
ようにすることにより、光ディスクの情報記録面とフォ
ーカス駆動部は、前記光ディスクの光軸とをほぼ垂直に
保つことができる。

これによれば、別途光ディスクの傾き検出するチルト・
センサ一部を設けること、およびチルト制御機構を設け
ることが不要となり、光ピツクアップのみならず、シス
テム全体としても構成を簡略化することができる。

（実施例）以下、本発明を図面を参照して詳細に説明する。

第１図乃至第４図は、本発明の光ピツクアップの構成を
示す図である。即ち、１２は可動体であり、この可動体
１２にはその端部にフォーカス駆動部は、前記光ディス
ク１３が固着されると共に、慣性中心に対して互いに対
象な位置に、フォーカス用コイル２０とトラッキング用
コイル２１が固定されている。この可動体１２は、支持
部材１４に支持されて、ベース１１に固定されている。

そして、この支持部材１４は、可動体１２をフォーカ′
ス方向（フォーカス駆動部は、前記光ディスクの光軸方
向）に移動自在に支持する２枚の板ばね１８と、可動体
１２をトラッキング方向へ回動自在に支持するヒンジ部
１６と、板ばね１８とヒンジ部１６とを連結する中間支
持部材１５と、板ばね１８の一端を固定する板ばね保持
部１７とからなり、この板ばね保持部１７がベース１１
に固定されている。

一方、ベース１１には、フォーカス用コイル２０の内側
に一定の隙間が設けられる状態で挿入されるように、内
側ヨーク２２が突出している。また、この内側ヨーク２
２の外側には、フォーカス用コイル２０とトラッキング
用コイル２１とを挟み、内側ヨーク２２と対向する位置
に外側ヨーク２３が突設されている。そして、この外側
ヨーク２３の内側ヨーク２２との対向する面には、磁石
２４が固着されている。

この光ピツクアップは、動作時には、フォーカス用コイ
ル２０への通電制御に伴う電磁力で、可動体１２をフォ
ーカス駆動部は、前記光ディスク１３の光軸方向に移動
させ、これによりフォーカシング制御を行い、またトラ
ッキング用コイル２１への通電制御に伴う電磁力で、可
動体１２をヒンジ部１６の回りに回転させ、フォーカス
駆動部は、前記光ディスク１３をこの光軸と直交する方
向に移動させ、これによりトラッキング制御を行なう。

さて、本実施例においては、特に、可動体１２をフォー
カス方向に移動可能に支持する２枚の板ばね１８は、第
４図に示すように、平行に配置されるのではなく、光デ
ィスクのセンター側で間隔が狭くなるように非平行に配
置されている。

このような構成により、フォーカス制御により、フォー
カス駆動部は、前記光ディスク１３が光ディスクの情報
記録面に近付く（＋Ｘ方向）ように動くと、フォーカス
駆動部は、前記光ディスク１３は第４図に示すように弧
を描き、フォーカス駆動部は、前記光ディスク１３の光
軸は十θ方向に傾く。

一方、逆に光ディスクの情報記録面から遠ざかる＜−Ｘ
方向）ように動くと、光軸は一〇方向に傾く。これによ
り、フォーカス駆動方向の駆動量に応じてフォーカス駆
動部は、前記光ディスク１３の光軸が変化する。

第５図は、光ディスク３０の傾きの様子を示したもので
ある。光ディスク３０は、例えばビデオ・ディスク・プ
レーヤなどターンテーブル３２に装着された状態では、
光ディスク３０の中央をクランパ３４により保持してい
るので、光ディスク３０の中央近傍では傾きはなく、周
辺部分では反り、或いは自重によるたわみにより、傾き
が生じている。これらの反りやたわみのある光ディスク
に対して光ピツクアップをフォカシング制御を行なうと
、反り、たわみのある部分ではフォーカス駆動量が大き
く、フォーカス駆動部は、前記光ディスクの光軸がそれ
に応じて変化し、光デイスク面に対して光軸はほぼ垂直
に保たれる。

本発明の実施例では、フォーカス駆動部は、前記光ディ
スク１３は、上下２枚の板ばね１８により、フォーカス
駆動部は、前記光ディスクを光軸方向に移動可能に支持
されているが、ビデオ・ディスク・プレーヤに組込む際
には、初期設定の調整において、フォーカス駆動部は、
前記光ディスクは中立点において、その先軸が光ディス
クの情報記録面と垂直になるように、設定される。即ち
、光デイスク中心近傍の傾きのない領域で、フォーカス
方向にフォーカス駆動部は、前記光ディスクが中立点を
とるように初期設定を調整する。なお、フォーカス駆動
範囲で考えると、第４図に示すように上死点方向で＋θ
力方向、また下死点方向で−θ方向にフォーカス駆動部
は、前記光ディスクが傾くように設定する。このために
は、フを一カス方向の駆動によるフォーカス駆動部は、
前記光ディスクの光軸の傾き方向が、光ディスクの傾い
た部分における情報記録面とほぼ垂直になるように、フ
ォーカス用板ばね１８の支持部が、光ディスクの中心方
向を支点としてフォーカス駆動部は、前記光ディスクが
回転するような方向でビデオ・ディスク・プレーヤに組
込まれる。

［発明の効果］本発明によれば、光ディスクの傾きを検出するチルト・
センサ一部を光ピツクアップを付加したり、また光ピツ
クアップを傾けるためのチルト制御機構が不要でありな
がら、反りやたわみのある光ディスクに対しても、光デ
イスク面全体にわたり、フォーカス駆動部は、前記光デ
ィスクの光軸を情報記録面とほぼ垂直に保つことができ
る。

従って、本発明によれば、光ディスクの傾きに追従可能
で正確な信号の読取りができる光学式情報処理装置が簡
易にかつ安価に提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の光ピツクアップヘッドの斜
視図、第２図は光ピツクアップヘッドの上面図、第３図
は第２図のＡ−Ａ−線での断面図、第４図は第２図の矢
印Ｂ方向から見た図で、フォーカス方向駆動量とフォー
カス駆動部は、前記光ディスクの光軸の傾きとの関係を
示す図、第５図は光ディスクの傾きを示す図である。１３・・・フォーカス駆動部は、前記光ディスク１８・
・・板ばね代理人　弁理士　則　近　憲　佑同　　　　竹　花　喜久男＠　　１　　囚第　　３　　図第　　４　　図

Claims

【特許請求の範囲】光ディスクの情報記録面へ光を集光させる対物レンズと
、この対物レンズを光軸方向に駆動するフォーカス駆動
部を有する光学式情報処理装置において、前記フォーカス駆動部は、前記光ディスクの中心側を回
転中心として前記対物レンズを移動させ、前記対物レン
ズの駆動量に応じて前記対物レンズの光軸を変化させる
ことを特徴とする光学式情報処理装置。