JPH10133979A - 通信方法及び通信システム - Google Patents

通信方法及び通信システム

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JPH10133979A
JPH10133979A JP8288868A JP28886896A JPH10133979A JP H10133979 A JPH10133979 A JP H10133979A JP 8288868 A JP8288868 A JP 8288868A JP 28886896 A JP28886896 A JP 28886896A JP H10133979 A JPH10133979 A JP H10133979A
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JP
Japan
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communication
communication control
control device
signal
wait state
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Application number
JP8288868A
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English (en)
Inventor
Naoki Kawashima
直樹 川島
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信システムにおいて、データ送受信の待ち
状態が発生したときに送受信データを保全することがで
きる通信制御方式を提供する。 【解決手段】 OLA13は、ホストコンピュータ20
に向けてのブロック毎のデータ転送の途中でI/Oバス
11の渋滞を検出したとき、I/Oインタフェース40
上のストローブ信号を使って、データの送信待ちの状態
にあることをホストコンピュータ20に通知する。これ
を受け取ったホストコンピュータ20は、障害対策のた
めの通信制限時間を一定時間延長させる。I/Oバス1
1の渋滞が緩和されれたとき、OLA13は通知を解除
し、ホストコンピュータ20へのデータの送信を継続す
る。これと同時にホストコンピュータ20は延長した通
信制限時間を復旧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ転送が行わ
れている通信制御装置間において通信障害以外の原因で
ウエイト状態、すなわちデータ送受信の待ち状態が発生
したときのデータ保全技術に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを用いた通信システムを構
成する従来の通信制御装置には、データ転送中に障害が
発生したときに備えてタイムアウト検出手段が設けられ
ているのが通常である。例えば、一対の通信制御装置が
データ転送を行っている途中で、一方の通信制御装置に
何らかの障害が発生するとウエイト状態に遷移する。そ
こで、障害の発生していない他方の通信制御装置では、
そのような状態の経過時間をタイマで計測し、通信制限
時間がきたらデータの転送を中止、あるいは、再送要求
を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の通信制御技
術では、データ転送が行われている一対の通信制御装置
のうち、一方の通信制御装置がバスを通じて他の通信制
御装置と接続している場合には、以下のような問題が生
じる。
【0004】いま、一対の通信制御装置を第1、第2の
通信制御装置とし、第1の通信制御装置がバスによって
他の通信制御装置と接続されているとする。このとき、
他の通信制御装置のバスの使用によってバス渋滞が生じ
ると、データ転送途中で第1の通信制御装置がバスの使
用権を獲得できず、ウエイト状態となる。すると、デー
タの転送先となる第2の通信制御装置が障害と誤ってタ
イムアウトを検出し、データ転送を中止してしまう。つ
まり、データ転送が行われている一対の通信制御装置の
一方が障害以外の理由でウエイト状態になったとき、他
方の通信制御装置が不正なタイムアウトを検出してしま
う。
【0005】そこで本発明の課題は、データ転送の途中
で一方の通信制御装置が障害以外の原因でウエイト状態
になったとき、他方の通信制御装置が障害と誤って不正
なタイムアウトを検出することを回避することによりデ
ータ保全を図ることができる、改良された通信制御技術
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決する通信制御方法を提供する。この通信制御方法は、
通信手段により結ばれた第1通信制御装置と第2通信制
御装置とを備え、第2通信制御装置が、第1通信制御装
置側で発生した通信障害に対応する措置を講ずるための
一定の通信制限時間を設定する手段を有する通信システ
ムにおける通信方法であって、第1の通信制御装置が、
自装置の通信障害以外によるウエイト状態にあるときに
該ウエイト状態の通知を前記第2通信制御装置に対して
行うとともに、該通知を受領した第2通信制御装置が前
記設定された通信制限時間の終期を延長する過程を含む
ことを特徴とする。なお、第2通信装置は、前記通信制
御装置からのウエイト状態の通知が解除されたときに前
記延長した通信制限時間を復旧させる過程を含むことが
好ましい。
【0007】本発明は、また、上記通信制御方法を効果
的に実行する通信システムを提供する。この通信システ
ムには、第1通信制御装置と第2通信制御装置とが通信
手段によって結ばれており、第1の通信制御装置が、デ
ータ送信準備またはデータ受信準備等の自装置の障害以
外によるウエイト状態にあるときに該ウエイト状態の通
知を前記第2通信制御装置に通知する通知手段を備え、
第2の通信制御装置は、第1通信制御装置側で発生した
通信障害に対応する措置を講ずるための一定の通信制限
時間を設定する手段と、前記通知手段からのウエイト状
態の通知を受領したときに前記設定された通信制限時間
の終期を延長するタイムアウト延長手段と、前記通知が
解除されたときに該延長した通信制限時間を復旧するタ
イムアウト復旧手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】第1通信制御装置が他の通信制御装置と接
続されたとき、前記通知手段は、前記他の通信制御装置
による使用によって前記バスの使用権が得られないこと
を検出したときに前記第2通信制御装置に向けてウエイ
ト状態の通知を発するように構成されている。なお、第
1通信制御装置と第2通信制御装置が、互いに二値信号
の組合せより合図し合いながらデータブロック毎にデー
タ転送を行うものであるとき、第1通信制御装置が使用
する二値信号は、最終ブロック転送のときにのみ有効と
なる第1信号とそれ以外のブロックの転送ときにのみ有
効となる第2信号とを含み、前記通知手段は、前記ウエ
イト状態の通知の際に前記第1信号及び第2信号を同時
に有効にするように構成されていることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を詳細に説明する。ここでは本発明を、4本
のスローブ信号(ハンドシェーク信号の一種)を使用し
て互いにブロック毎にデータ転送を行う通信制御装置を
備えた通信システムに適用した場合を説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施形態による通信シ
ステムのブロック構成図である。この通信システム1
は、互いにデータの送受信を行う通信制御処理装置10
とホストコンピュータ20を備ていえる。通信制御処理
装置10は通信専用の装置であって、FNP(Front En
d Network Processor)と呼ばれている。この通信制御
処理装置10内では、公衆通信回線(またはLAN)3
0を介して通信プロトコルの制御を行う複数のCCU
(通信制御装置)12a〜12nと、I/Oインタフェ
ース40を介してホストコンピュータ20に接続された
アダプタOLA(オンラインアダプタ)13とがそれぞ
れI/Oバス11に接続され、データの送受が行われ
る。また、I/Oバス11は、BIA(バスインタフェ
ースアダプタ)14とBIU(バスインタフェース装
置)15とを経由してシステムバス16に接続され、シ
ステムバス16には送受信データを処理するCPU(中
央演算装置)17と送受信データを格納するMEM(メ
モリ)18とが接続されて、データの送受信が行われる
ようになっている。
【0011】図2は、OLA13の機能ブロック構成図
である。このOLA13は、MEM18に対して書き込
み/読み出しを行うとき、BIA14に対してバス要求
を行い、I/Oバス11の使用権を獲得するI/Oバス
制御部131と、I/Oバス11の使用状態を監視する
I/Oバス監視部132、I/Oバス制御部131から
出力される制御信号に応じてSTI信号とTMI信号の
値をオンあるいはオフのいずれかに各々セットするST
I発生部133、TMI発生部134、そしてI/Oバ
ス監視部132、STI発生部133とTMI発生部1
34の信号値に基づいて論理演算するOR回路135〜
137、AND回路138を備えている。
【0012】なお、I/Oバス11には複数のCCU1
2a〜12nが接続されているため、I/Oバス11の
使用権を獲得するまでに要する時間は、CCU12a〜
12nのI/Oバス11使用によるトラフィック量によ
って様々である。また、I/Oインタフェース40に
は、論理演算の結果としてのSTI信号とTMI信号の
他に、データブロック信号(DATA信号)、ホストコ
ンピュータ20によって出力されるSTO信号とTMO
信号が流れる。ここで、TMI信号とTMO信号は転送
データの最終ブロック転送の際に使用されるストローブ
信号、STO信号とTMO信号は最終ブロック以外のデ
ータブロック転送の際に使用されるストローブ信号であ
る。
【0013】ホストコンピュータ20は図3のように、
I/Oインタフェース40を介してデータの送受信を制
御する通信制御部21、通信制御部21が受信したスト
ローブ信号に基づいて、OLA13に発生した通信障害
に対応する措置を講ずるための一定の通信制限時間を設
定するタイムアウト制御部21、そして通信時間を計測
するタイマ22を備えている。タイムアウト制御部21
は、OLA13とのデータ転送中にけおるウエイト状態
が通信制限時間を越えたとき通信制御部21に対してデ
ータの転送処理を中断させ、必要に応じて再送要求を行
う。
【0014】ここで、通常時のデータ転送おける通信シ
ステム1の動作を説明する。図4は、OLA13からホ
ストコンピュータ20へのデータ転送を説明するための
各ストローブ信号のタイムテーブルである。まず、OL
A13のSTI発生部133はI/Oバス11の使用権
を獲得したことを検出したとき、STIを“1”(ある
いは、オン)にセットする。ホストコンピュータ20の
通信制御部21は、STIが“1”になっていることを
検出するとデータの受信を開始するとともに、STOを
“1”にセットする。
【0015】次いでSTI発生部133は、STOが
“1”にセットされていることを検出すると、ホストコ
ンピュータ20がデータを受信したことを認識し、ST
Iを“0”(あるいは、オフ)にセットする。通信制御
部21は、STIが“0”にセットされていることを検
出すると、STOを“0”にセットする。なお、通常時
においてはI/Oバス監視部132の出力は“0”のに
保たれており、STI発生部133とTMI発生部13
4に出力値がそのまま、I/Oインタフェース上のST
I信号とTMI信号の値になる。
【0016】以上で、1ブロック分のデータ転送が終了
する。転送すべきデータブロックが残されているとき
は、以上の転送処理を繰り返す。ただし、最終ブロック
の転送のときだけはSTIの代わりにTMI、STOの
代わりにTMOを使用する。
【0017】次に、最終データブロック以外のデータブ
ロックの転送中にI/Oバス11に渋滞が発生した場合
を説明する。図5は、この場合の各ストローブ信号の時
間変化を示したタイムテーブルである。まず、I/Oバ
ス11の使用権獲得が可能なとき、I/Oバス監視部1
32の出力は渋滞を検出していないので“0”である。
従って、STI発生部133とTMI発生部134が出
力信号値がそのままIOインタフェース40に上のST
I、TMIの信号値となり、通常時と同様にデータブロ
ックが転送される。次いでI/Oバス11の使用権獲得
が渋滞によって不可能な状態(ウエイト状態)になった
とき、I/Oバス監視部132は渋滞を検出して“1”
を出力する。このとき、続く(最終ブロックでない)デ
ータブロックの転送開始合図としてSTI発生部133
の出力が“1”、TMI発生部134の出力が“0”に
なったとき、IOインタフェース40に上のSTI、T
MIの信号は共に“1”に設定される。
【0018】この理由を簡単に説明する。OR回路13
5の出力は、入力がSTI発生部133からは“1”、
TMI発生部134からは“0”であるので、“1”で
ある。AND回路138の出力は、入力がI/Oバス監
視部132からは“1”、OR回路135からは“1”
であるので、“1”である。OR回路136の出力は、
入力がAND回路138からは“1”、STI発生部1
33からは“1”であるので、“1”である。OR回路
137の出力は、入力がAND回路138からは
“1”、TMI発生部134からは“0”であるので、
“1”である。従って、STI発生部133とTMI発
生部134の出力は共に“1”となる。
【0019】さて、IOインタフェース40上のST
I、TMIの信号値が共に“1”となったとき、ホスト
コンピュータ20のタイムアウト制御部21は、これを
検出して障害対策のために設定された通信制限時間を予
め一定時間分、延長させる。その後、I/Oバス11の
渋滞が緩和され、バスの使用権獲得が可能な状態になる
と、I/Oバス監視部132は“0”を出力する。I/
Oバス監視部132の出力信号が“0”になったことを
検出したTMI発生部134は出力を“1”から“0”
に変化させ、STI発生部133は出力を“1”に保
つ。この結果、IOインタフェース40上のSTI、T
MIの信号値は、それぞれ、“1”と“0”に変化す
る。
【0020】これを受けて、ホストコンピュータ20の
タイムアウト制御部21は延長した通信制限時間を復旧
すると共に、データブロックの受信を開始し、STO信
号を“1”にセットする。STO信号が“1”になった
ことを検出したSTI発生部133は“0”を出力す
る。TMI発生部134はSTO信号が“1”になった
ことを検出しても出力を“0”に保つ。このとき、IO
インタフェース40上のSTI、TMIの信号値は、そ
れぞれ、“0”と“0”になる。次いで、ホストコンピ
ュータ20のタイムアウト制御部21は、IOインタフ
ェース40上のSTI信号値が“0”になったことを検
出し、STO信号として“0”を出力する。以降、最終
ブロックまで同様な転送処理を繰り返す。
【0021】最後に、最終ブロックを転送中にI/Oバ
ス11に渋滞が発生した場合の一例を説明する。図6
は、この場合の各ストローブ信号の時間変化を示したタ
イムテーブルである。まず、最終ブロック直前のデータ
ブロックの転送が終了すると、IOインタフェース40
上のSTI、TMIの信号が共に“0”に設定される。
最終ブロックの転送直前にI/Oバス11の使用権獲得
が渋滞によって不可能な状態(ウエイト状態)になった
とき、I/Oバス監視部132は渋滞を検出して“1”
を出力する。最終ブロックの転送の合図として、STI
発生部133の出力が“0”、TMI発生部134の出
力が“1”になったとき、IOインタフェース40上の
STI、TMIの信号値は共に“1”にセットされる。
【0022】ホストコンピュータ20のタイムアウト制
御部21は、IOインタフェース40の上のSTI、T
MIの信号値が共に“1”となったことを検出すると、
通信制限時間を一定時間分延長させる。
【0023】その後、I/Oバス11の渋滞が緩和さ
れ、バスの使用権獲得が可能な状態になるとI/Oバス
監視部132は“0”を出力する。I/Oバス監視部1
32の出力信号が“0”になったことを検出したSTI
発生部133は出力を“1”から“0”に変化させ、T
MI発生部134は出力を“1”に保つ。この結果、I
Oインタフェース40の上のSTI、TMIの信号値
は、それぞれ、“0”と“1”にセットされる。
【0024】これを受けて、ホストコンピュータ20の
タイムアウト制御部21は延長した通信制限時間を復旧
すると共に、最終ブロックを受信し、TMO信号を
“1”にセットする。TMO信号が“1”になったこと
を検出したTMI発生部134は“0”を出力する。次
いで、ホストコンピュータ20のタイムアウト制御部2
1は、IOインタフェース40上のTMI信号値が
“0”になったことを検出し、TMO信号として“0”
を出力する。こうして最終ブロックの転送処理が終了す
る。
【0025】以上説明したように、本実施形態による通
信システム1において、データ転送中にI/Oバス11
の渋滞によるウエイト状態が発生したとき、OLA13
は、すでに存在するストローブ信号の組み合わせを利用
して、ウエイト状態にあることをホストコンピュー20
に通知する。このため、新たに別のストローブ信号を追
加する必要がない。さらに、このとき、ホストコンピュ
ータ20側では障害対策のために予め設定された通信制
限時間を延長させるために、ウエイト状態発生から通信
制限時間経過後にホストコンピュー20によってなされ
る再送要求の頻度が減少する。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、第1と第2の通信制御装置の間のインタフェ
ースに新たな信号線を追加する必要がなくなり、簡易性
が実現される。また、バス渋滞によってデータの転送中
に第1の通信制御装置がウエイト状態になっても、これ
を通知された第2の通信制御装置側で障害対策のために
設定された通信制限時間を延長させることができるた
め、一方的にデータ転送を中断する可能性が減少し、通
信の安定性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による通信システムのブロ
ック構成図。
【図2】本実施形態によるOLA(ホスト接続アダプ
タ)の機能ブロック構成図。
【図3】本実施形態によるホストコンピュータの機能ブ
ロック構成図。
【図4】データブロック転送における各ストローブ信号
のタイムテーブルを示した図。
【図5】最終ブロック以外のブロック転送中にI/Oバ
スに渋滞が発生した場合の各ストローブ信号のタイムテ
ーブルを示した図。
【図6】最終ブロック転送中にI/Oバスに渋滞が発生
した場合の各ストローブ信号のタイムテーブルを示した
図。
【符号の説明】
1 通信システム 10 通信制御処理装置 11 I/Oバス 12a〜12n CCU(通信制御装置) 13 OLA(オンラインアダプタ) 14 BIA(バス・インタフェース・アダプタ) 15 BIU(バス・インタフェース装置) 16 システムバス 17 CPU 18 MEM(メモリ) 20 ホストコンピュータ 21 通信制御部 22 タイムアウト検出部 23 タイマ 131 I/Oバス制御部 132 I/Oバス監視部 133 STI発生部 134 TMI発生部 135〜137 OR回路 138 AND回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信手段により結ばれた第1通信制御装
    置と第2通信制御装置とを備え、第2通信制御装置が、
    第1通信制御装置側で発生した通信障害に対応する措置
    を講ずるための一定の通信制限時間を設定する手段を有
    する通信システムにおける通信方法であって、 第1の通信制御装置が、自装置の通信障害以外によるウ
    エイト状態にあるときに該ウエイト状態の通知を前記第
    2通信制御装置に対して行うとともに、該通知を受領し
    た第2通信制御装置が前記設定された通信制限時間の終
    期を延長する過程を含むことを特徴とする通信方法。
  2. 【請求項2】 前記第2通信装置は、前記第1通信制御
    装置からのウエイト状態の通知が解除されたときに前記
    延長した通信制限時間を復旧させる過程を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の通信方法。
  3. 【請求項3】 通信手段で結ばれた第1通信制御装置と
    第2通信制御装置とを備えた通信システムにおいて、 前記第1の通信制御装置が、データ送信準備またはデー
    タ受信準備等の自装置の障害以外によるウエイト状態に
    あるときに該ウエイト状態の通知を前記第2通信制御装
    置に通知する通知手段を備え、 前記第2の通信制御装置は、 第1通信制御装置側で発生した通信障害に対応する措置
    を講ずるための一定の通信制限時間を設定する手段と、
    前記通知手段からのウエイト状態の通知を受領したとき
    に前記設定された通信制限時間の終期を延長するタイム
    アウト延長手段と、 前記通知が解除されたときに該延長した通信制限時間を
    復旧するタイムアウト復旧手段と、を備えたことを特徴
    とする通信システム。
  4. 【請求項4】 前記第1通信制御装置が他の通信制御装
    置と接続されており、前記通知手段は、前記他の通信制
    御装置による使用によって前記バスの使用権が得られな
    いことを検出したときに前記第2通信制御装置に向けて
    ウエイト状態の通知を発するように構成されていること
    を特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 前記第1通信制御装置と前記第2通信制
    御装置は、互いに二値信号の組合せより合図し合いなが
    らデータブロック毎にデータ転送を行うものであり、前
    記第1通信制御装置が使用する二値信号は、最終ブロッ
    ク転送のときにのみ有効となる第1信号とそれ以外のブ
    ロックの転送ときにのみ有効となる第2信号とを含み、 前記通知手段は、前記ウエイト状態の通知の際に前記第
    1信号及び第2信号を同時に有効にするように構成され
    ていることを特徴とする請求項4または5に記載の通信
    システム。
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