JPH10133648A - 鍵盤装置 - Google Patents

鍵盤装置

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JPH10133648A
JPH10133648A JP8288586A JP28858696A JPH10133648A JP H10133648 A JPH10133648 A JP H10133648A JP 8288586 A JP8288586 A JP 8288586A JP 28858696 A JP28858696 A JP 28858696A JP H10133648 A JPH10133648 A JP H10133648A
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hammer
keyboard
rail
jack
keyboard device
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Shinji Niitsuma
伸二 新妻
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストが削減できしかも取付作業の簡素化を
図ることのできる鍵盤装置を提供する。 【解決手段】 センターレール60には、断面略Γ状の
レール67がネジ止めされ、その上面には離鍵状態にお
いてハンマー50のレスト部52と当接するハンマー枕
68が設けられ、下面にはジャックテール47が当接可
能なレギュレチングフェルト66が設けられている。こ
のため、各々を個別のレールに設ける場合に比べてコス
トが低減される。また、レギュレチングフェルト66は
レットオフのタイミングを考慮して厚さが決められ、ハ
ンマー枕68はハンマー初期位置を考慮して厚さが決め
られている。かかるレギュレチングフェルト66とハン
マー枕68とが取り付けられたレール67をセンターレ
ール60に取り付ける際、その取付精度を高くすれば両
部材66、68に要求される精度が満足される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウィッペン、ジャ
ック、ハンマー等からなるアクション機構又は疑似アク
ション機構を備えた鍵盤装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子楽器の鍵盤装置としては、木
製鍵盤にハンマを設けたものや、プラスチック鍵盤にハ
ンマを設けたものが知られていたが、これらは鍵盤が直
接ハンマを揺動させるものであったため、レットオフ効
果が得られず、アコスティックピアノのタッチ感が実現
できないという問題があった。
【0003】そこで、アコスティックピアノのタッチ感
を実現すべく、図8に示すように、疑似アクション機構
を設けた電子楽器の鍵盤装置が開発された。この鍵盤装
置では、押鍵によって鍵盤614が鍵支点615を中心
として図中反時計回りに揺動すると、それに伴ってウィ
ッペン630がセンターレール660に設けられたウィ
ッペン揺動軸631を中心に時計回りに揺動し、ジャッ
ク644がハンマー650のバット650aを突き上げ
る。すると、ハンマー650は、ハンマー枕668に当
接していた初期位置から揺動を開始し、センターレール
660に設けられたハンマー揺動軸651を中心に時計
回りに揺動する。そして、ジャックテール647がレギ
ュレチングフェルト666に当接した後は、ジャック6
44が急速に反時計回りに揺動してバット650aから
抜けるため、ハンマー650は慣性運動を開始する。こ
のタイミングがレットオフである。そして、ハンマー6
50は、ハンマーストップレール662に設けたハンマ
ーストッパー663に衝突した後、揺れ戻す。このよう
に、図8の鍵盤装置ではアップライトピアノと同等のタ
ッチ感が実現される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ジャッ
ク644の動作を規制するレギュレチングフェルト66
6と、ハンマー650の初期位置を規制するためハンマ
ー枕668とは、別々の部材、即ち前者はセンターレー
ル660に固定されたレギュレチングレール661上に
設けられ、後者はハンマーレール669上に設けられて
いたため、レギュレチングレール661とハンマーレー
ル669という2つの異なる部材が必要となり、コスト
が大幅にアップするという問題があった。
【0005】一方、レットオフのタイミングを予め定め
られたタイミングに合わせるためには、レギュレチング
フェルト666を設けたレギュレチングレール661の
取付精度を上げる必要があり、ハンマー650の初期位
置を所定位置に決めるためには、ハンマー枕668を備
えたハンマーレール669の取付精度を上げる必要があ
ったため、2つの異なる部材の取付精度を上げる必要が
あった。
【0006】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、コストが削減できしかも取付作業の簡素化を図るこ
とのできる鍵盤装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため、本発明は、鍵盤の揺動に伴い揺動する
ウィッペンと、前記ウィッペンに揺動可能に支持され、
該ウィッペンの揺動に伴い揺動及び移動し、その動作途
中にてレギュレチング部材により動作を規制されるジャ
ックと、ハンマー枕部材によって規制される初期位置と
弦(又はハンマーストッパー)によって規制される打弦
位置(又は疑似打弦位置)との間を揺動可能に設けら
れ、前記ジャックが揺動及び移動することによって揺動
が開始され、前記ジャックが前記レギュレチング部材に
動作を規制されることによって前記ジャックから離れて
慣性運動を行い打弦位置(又は疑似打弦位置)に至るハ
ンマーとを備えた鍵盤装置において、前記レギュレチン
グ部材と前記ハンマー枕部材は同じ支持部材上に設けら
れていることを特徴とする。
【0008】かかる鍵盤装置は、実際に打弦を行うため
のウィッペン、ジャック、ハンマーから成るアクション
機構を備えた鍵盤楽器であっても、実際に打弦を行わな
いがタッチ感をアコスティックピアノと一致させるべく
疑似アクション機構を備えた電子楽器であっても、適用
することができる。ここで、疑似アクション機構とは、
例えばアクション機構のうち弦の代わりにハンマーの動
作を阻止するハンマーストッパーを備えた機構をいう。
【0009】かかる鍵盤装置では、押鍵により鍵盤が揺
動すると、それに伴ってウィッペンが揺動し、このウィ
ッペンに揺動可能に支持されているジャックがウィッペ
ンの揺動に伴って上方に移動しつつ揺動する。このジャ
ックはハンマーを突き上げるように上方に移動しつつ揺
動するため、初期位置にあったハンマーは揺動を開始す
る。そして、ジャックはその動作途中においてレギュレ
チング部材によってハンマーから離間するように動作を
規制される。このためハンマーはジャックとは独立して
慣性運動を行うようになる。このタイミングがレットオ
フタイミングである。その後、ハンマーは慣性運動をし
つつ打弦位置(又は疑似打弦位置)に至る。尚、打弦位
置とは実際に弦を打つときのハンマーの位置をいい、疑
似打弦位置とは例えば弦の代わりに設けたハンマースト
ッパーに衝突するときのハンマーの位置をいう。
【0010】かかる鍵盤装置では、ジャックが動作して
いる途中にその動作を規制するレギュレチング部材とハ
ンマーの初期位置を規制するハンマー枕部材とを、同じ
支持部材上に設けたため、各々異なる支持部材上に設け
る場合に比べて、コストが削減されるという効果が得ら
れる。
【0011】また、レットオフのタイミングを決めるた
めにはレギュレチング部材の取付精度が高いことが要求
され、押鍵したときに指にかかる鍵盤のタッチ特性を決
めるためにはハンマー枕の取付精度が高いことが要求さ
れる。このため、予めレットオフのタイミングとハンマ
ーの初期位置とを考慮して、レギュレチング部材及びハ
ンマー枕部材を支持部材上に設けておけば、支持部材の
取付精度を高くするだけで前記2つの要求が満たされる
ので、個別に2つの部材(例えば図8におけるレギュレ
チングレール661とハンマーレール669)を取り付
ける場合に比べて取付作業が簡素化されるという効果が
得られる。
【0012】ここで、本発明の鍵盤装置において、支持
部材は2つの面を備え、そのうち一方の面にレギュレチ
ング部材、他方の面にハンマー枕部材を設けてもよい。
この場合、支持部材の構成が簡単なため、支持部材の製
造コストが嵩まないうえ、取付精度を上げやすい。
【0013】また、本発明の鍵盤装置において、鍵盤の
鍵支点を支持するシャーシ上に、ウィッペン、ハンマ
ー、支持部材が直接又は他の部材を介して設けられてい
てもよい。即ち、アクション機構(又は疑似アクション
機構)と鍵盤とが同じシャーシ上に設けられているた
め、両者を予め精度よくシャーシに取り付けておけば、
従来のようにアクション機構(又は疑似アクション機
構)と鍵盤とを棚板上で位置合わせするという煩雑な作
業が不要となり、棚板への取付が極めて簡単に行える。
【0014】更に、本発明の鍵盤装置において、ハンマ
ー及び支持部材は、シャーシ上に連結されたレール部材
に設けられていてもよい。ハンマーは通常センターレー
ルと呼ばれるレール部材に揺動可能に支持されている。
ここで、ハンマーの初期位置を決めるにはハンマー枕部
材とハンマーとの位置関係が重要である。このため、両
者の位置合わせを容易に行うためには、ハンマー枕部材
を備えた支持部材を、ハンマーを備えたレール部材に取
り付けるのが好ましい。
【0015】更にまた、本発明の鍵盤装置は、疑似打弦
位置にて慣性運動中のハンマーの揺動を阻止するハンマ
ーストッパーを備え、このハンマーストッパーもレール
部材上に設けられていてもよい。この場合、ハンマース
トッパーを支持するための部材を別部品として準備する
必要がなくなるため、コストが削減される。また、予め
疑似打弦位置も考慮して、ハンマーストッパーを支持部
材上に設けておけば、支持部材の取付精度を高くするだ
けでハンマーストッパーに要求される精度が満足される
ので、個別に3つの部材(例えば図8におけるレギュレ
チングレール661とハンマーレール669とハンマー
ストップレール662)を取り付ける場合に比べて取付
作業が簡素化される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施例を
図面に基づいて説明する。尚、本発明の実施の形態は、
下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の
技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはい
うまでもない。
【0017】[第1実施例]図1は第1実施例の鍵盤装
置が離鍵状態にあるときの断面図、図2は同鍵盤装置が
疑似打弦状態にあるときの断面図、図3は図1の部分拡
大図である。尚、図1〜図3は白鍵の場合について例示
したが、黒鍵については鍵盤の構造が異なる以外は白鍵
と同様である。
【0018】鍵盤装置1は、電子鍵盤楽器に用いられる
ものであり、主に、シャーシ11、リブ19、鍵盤1
4、ウィッペン30、センターレール60(本発明のレ
ール部材)、ハンマー50等を備えている。シャーシ1
1は、棚板2の上面よりも高い位置にある平面部12
と、平面部12の前端側に別部品として固定された脚部
13とを備えている。平面部12は、鍵盤14の並び方
向(図1、2にて紙面と垂直方向、以下同じ)と鍵盤1
4の前後方向(図1、図2にて左右方向、以下同じ)と
を含む平面である。この平面部12の後端側には、鍵支
点15を支持する軸受16が固定されている。
【0019】この軸受16はその下面に略L字状のL型
脚18、18を有しており、上方からこのL型脚18、
18を穴17、17に挿通させた後、軸受16を鍵盤の
手前方向(図1、2にて左方向)にスライドさせること
により、このL型脚18と軸受16の下面との間で平面
部12をはさみ込むようにし、この状態で後述のセンタ
ーレール60のフランジ部分61の前端を一方のL型脚
18(後方側つまり図1にて右側のL型脚18)の後端
に当接した状態で固定することにより、軸受16をスラ
イド不能な状態でシャーシ11の平面部12に固定して
いる。この軸受16は、シャーシ11上に精度よく位置
決めされた状態で取り付けられている。
【0020】また、平面部12には、ウィッペン30の
前端を上下に挿通させるための開口部25が鍵盤ごとに
設けられている。更に、平面部12の後端は上方に少し
折り曲げられた形状の自由端であり、このため平面部1
2の後端と棚板2との間は開放空間39となっている。
【0021】シャーシ11の脚部13は、鍵盤14の並
び方向に延びる断面略コの字状の部材であり、上側フラ
ンジ部13aにて平面部12にネジ止めされ、下側フラ
ンジ部13bにて棚板2にネジ止めされている。従っ
て、平面部12の前端はこの脚部13によって高さが規
制されている。
【0022】リブ19は、鍵盤14の前後方向に延びる
板状の部材であり、シャーシ11の脚部13とは前側フ
ランジ部20にてネジ止めされ、シャーシ11の平面部
12とは3カ所に設けた上側フランジ部21a,21
b,21cにてネジ止めされ、棚板2とは下側フランジ
部22にてネジ止めされている。
【0023】平面部12の後端(即ち鍵支点15の近
傍)は、リブ19の上側フランジ部21cと、これに対
向する位置に設けられた下側フランジ部22とによっ
て、高さが規制されている。尚、リブ19は金属製の板
材をプレス加工により金型で抜いて形成され、また各フ
ランジ部20〜22を形成するための曲げも金型の中で
行ったものである。このため、リブ19を製造するコス
トは低く抑えることができ、またリブ19の精度は金型
精度に依存するが金型が小型のため高い精度を得ること
ができるので、鍵支点15の高さつまりは平面部12の
後端の高さは十分な精度でもって規制されている。
【0024】鍵盤14(ここでは白鍵)は、合成樹脂に
て所々補強用のリブを配置した中空状に形成され、その
後端にて鍵支点15に揺動自在に取り付けられている。
このため、鍵盤14の前端は鍵支点15を中心として上
下方向に揺動可能である。また、鍵盤14の前端側に
は、下方に向けて鉤状アーム24が突出している。この
鉤状アーム24は、その鉤部24aが鍵支点15に向か
ってに折れ曲がった形状を有している。
【0025】鍵盤14が押下されていない場合には、図
1に示すように、鉤状アーム24の鉤部24aはシャー
シ11の平面部12の前端下面に設けた長尺フェルト2
6bに当接する。また、鍵盤14が押下された場合に
は、図2に示すように、鍵盤14の前端下面がシャーシ
11の平面部12の前端上面に設けた長尺フェルト26
aに当接する。更に、鍵盤14の前端側の中空部分に
は、シャーシ11の平面部の前端にて上向きに形成され
た鍵盤ガイド部27が挿入されていて、この鍵盤ガイド
部27は押鍵操作時に鍵盤14の前端が左右に振れない
ようにガイドする役目を果している。
【0026】鍵盤14の下方には、ウィッペン30のウ
ィッペン揺動軸31が略U字状の軸受部材33に揺動自
在に支持されている。この軸受部材33にはウィッペン
揺動軸31を上方から覆うように軸受部材固定板34が
設けられ、この軸受部材固定板34及び軸受部材33は
同じネジによりシャーシ11に片持ち状にネジ止めされ
ている。この軸受部材固定板34によりウィッペン揺動
軸31は軸受部材33から外れないようにされている。
尚、軸受部材33は、シャーシ11上に精度よく位置決
めされた状態で取り付けられている。
【0027】ウィッペン30の前端は、このウィッペン
30がウィッペン揺動軸31を中心として揺動する時に
シャーシ11の開口部25を介して、シャーシ11の上
方と下方との間を移動可能なように配置されている。ウ
ィッペン30の前端の上面には、表面の摩擦抵抗が小さ
い摺動テープ32が設けられ、この摺動テープ32は、
鍵盤14の裏側にて突出するように設けられたアクチュ
エータ35の先端に接触している。
【0028】ウィッペン30の前端の下方には、鍵盤の
並び方向に延びる基板28がシャーシ11の平面部12
と所定間隔をもつようにシャーシ11に取り付けられて
いる。この基板28には、全88鍵の各ウィッペン30
に対応した位置に押鍵検出センサ37が設けられてい
る。押鍵検出センサ37は、内部にスイッチが2つ配設
され、鍵盤14が押下されてウィッペン30の前端がア
クチュエータ35により押し下げられると、まず一方の
スイッチがオンし、更に鍵盤14が押下されるともう一
方のスイッチがオンする。この2つのスイッチのオンオ
フのタイミング及びそのタイミングの差により、押鍵タ
イミングとベロシティを得ることができる。この押鍵検
出センサ37は鍵盤14との位置関係を考慮したうえで
基板28上に精度よく位置決めされている。
【0029】また、ウィッペン30の後端は、シャーシ
11の平面部12の後端と棚板2との間の開放空間39
を通ってシャーシ11の平面部12の後端よりも更に後
方側に至っている。このウィッペン30の後端には、バ
ランス用のおもり41が設けられ、また、ジャック回動
軸45を支持する軸受部42や、揺り戻り中のハンマー
50を受けとめるバックチェック43が精度よく一体と
して設けられている。ジャック44は略L字状であり、
ジャック回動軸45はL字の屈曲部分に設けられてい
る。また、ジャックテール47はウィッペン30と圧縮
コイルバネ46で連結されている。
【0030】センターレール60は、鍵盤の並び方向に
延びるように形成され、シャーシ11の平面部12に対
して略垂直に立ち上がる立ち部分62と、この立ち部分
62の下方から鍵盤14の前方に向かって折り曲げられ
たフランジ部分61と、立ち部分62の上方から斜め上
後方に延び出したストップレール部63とを備えてい
る。このセンターレール60は、フランジ部分61にて
シャーシ11の平面部12上に精度よく位置決めされた
状態でネジ止めされている。尚、このセンターレール6
0のフランジ部分61の前端は、前述の鍵支点15を支
持する軸受16の後方側のL型脚18が穴17内をスラ
イドしないように、このL型脚18に当接した状態で固
定されている。
【0031】センターレール60の立ち部分62には、
鍵盤の並び方向に延びる断面略Γ状のレール67がネジ
止めされ、その上面には離鍵状態においてハンマー50
のレスト部52と当接するハンマー枕68が設けられ、
下面にはジャックテール47が当接可能なレギュレチン
グフェルト66が設けられている。また、ストップレー
ル部63の下面には鍵盤の並び方向に延びるストップフ
ェルト63aが設けられている。このように、ハンマー
枕68とレギュレチングフェルト66はいずれもレール
67に設けられているため、各々個別のレールに設ける
場合に比べてコストが低減される。また、このレール6
7、レギュレチングフェルト66、ハンマー枕68はい
ずれも精度よく位置決めされている。
【0032】更に、センターレール60には補強のため
のアクションリブ70が設けられている。このアクショ
ンリブ70はセンターレール60の立ち部分62と2カ
所で、また、センターレール60のフランジ部分61と
1カ所でネジ止めされている。
【0033】ハンマー50は、その前端に設けたハンマ
ー揺動軸51がセンターレール60の立ち部分62の角
穴に嵌め込まれた略U字状の軸受部材65に揺動可能に
支持されている。この軸受部材65にはハンマー揺動軸
51を覆うように軸受部材固定板71が設けられ、この
軸受部材固定板71及び軸受部材65は同じネジにより
センターレール60に片持ち状にネジ止めされている。
この軸受部材固定板71によりハンマー揺動軸51は軸
受部材65から外れないようにされている。尚、軸受部
材65は、センターレール60に精度よく位置決めされ
た状態で取り付けられている。
【0034】ハンマー50の下面は、ハンマー枕68に
当接可能なレスト部52と、ジャックの先端が当接・離
間するために略S字状に形成されたバット部53と、ウ
ィッペン30のバックチェック43に当接可能なキャッ
チャ部54とを備えており、レスト部52からバット部
53を経てキャッチャ部54に至るまで、発泡ウレタン
と人工皮革との2層(後者が表層)からなるクッション
材56が一続きに貼付されている。また、このクッショ
ン材56のうち押鍵されていない状態においてジャック
44の先端が当接する位置には、離鍵後にジャック44
が圧縮コイルバネ46の作用により元の位置に戻ろうと
してこのハンマー50のクッション材56と接触したと
きの衝突音を抑えるための緩衝材57が貼付されてい
る。
【0035】ハンマー50の上面のうち、ハンマー50
がハンマー揺動軸51を中心として図1にて反時計回り
に揺動したときセンターレール60に設けたストップフ
ェルト63aに衝突する位置には、ハンマー50がスト
ップフェルト63aに衝突したときの衝突音を抑えるた
めの緩衝材が貼付された疑似打弦部58が設けられてい
る。
【0036】ハンマー50の後端には、アコスティック
ピアノのアクション機構におけるハンマーの重心やその
ハンマーが揺れ戻るときの動作等を考慮して、おもり5
9が設けられている。尚、ウィッペン30、ジャック4
4、ハンマー50はすべて合成樹脂製であり、長期間に
わたり歪みを生じることがない。
【0037】上述のごとく構成された鍵盤装置1は、押
鍵操作をしていない状態では、図1に示すように、ウィ
ッペン30の前端にはウィッペン30のおもり41等に
より時計回りの力のモーメントが働き、これがアクチュ
エータ35にかかっているため、鍵盤14は時計回りに
揺動しようとするが、鉤状アーム24の鉤部24aが長
尺フェルト26bに当接するため、その揺動が阻止され
た状態で停止している。
【0038】演奏者が鍵盤14を押し下げると、鍵盤1
4はその鍵支点15を中心として図1において反時計回
りに揺動する。これにより、ウィッペン30の前端がア
クチュエータ35に押し下げられるので、ウィッペン3
0はウィッペン揺動軸31を中心として反時計回りに揺
動し、前端下面が押鍵検出センサ37を押下し、後端が
上方向に揺動する。すると、ジャック44は、このウィ
ッペン30の揺動に伴ってハンマー50のバット部53
を突き上げるように上昇しつつ、ウィッペン30に対し
て反時計回りに揺動する。その後、ジャック44のジャ
ックテール47がレギュレチングフェルト66に当たる
と、ジャック44はジャックテール47とレギュレチン
グフェルト66との接触箇所を支点として急速に反時計
回りに揺動しジャック44の先端はハンマー50のバッ
ト部53から抜ける。このジャック44の先端がバット
部53から抜ける動作がレットオフである。従って、こ
の擬似アクションは通常のアクションと同じくレットオ
フを生じさせることができる。
【0039】レットオフ後、ハンマー50は慣性運動に
より反時計回りに揺動し続ける。その後、この慣性運動
を行っているハンマー50の疑似打弦部58がストップ
フェルト63aに衝突する。このときの状態を図2に示
す。これによりハンマー50は慣性運動を阻止される。
その後、ハンマー50は逆方向即ち時計回りに揺り戻
す。
【0040】ハンマー50が揺り戻ったとき、鍵盤14
から演奏者の指が離れていれば、ハンマー50のレスト
部52がハンマー枕68に当接し、その状態即ち初期位
置で静止する(図1参照)。一方、ハンマー50が揺り
戻ったとき、鍵盤14が押下され続けていれば、ハンマ
ー50のレスト部52がハンマー枕68に当接する前に
ハンマー50のキャッチャ部54がウィッペン30の後
端に設けたバックチェック43によりバックストップ位
置(図2の点線参照)で受け止められる。
【0041】したがって、本実施例の擬似アクションの
機能はハンマー50が打弦しないことを除けば、アコー
スティックピアノのアクションと同じ機能を果たす。こ
のため、演奏者が鍵盤14から受けるタッチ感は、ほと
んどアコースティックピアノと同じである。
【0042】また、押鍵時にはウィッペン30の前端下
面が押鍵検出センサ37に接触して、押鍵検出センサ3
7内部の2つのスイッチをオン/オフ動作させるので、
押鍵タイミングとそのベロシティーが検出でき、この検
出に基づいて図示していない電子制御回路の制御により
電子音源から、押鍵に対応するタイミングで、鍵盤対応
する音程およびベロシティーに対応する強さで演奏音を
出力することができる。
【0043】以上詳述した本実施例の鍵盤装置1によれ
ば、以下の効果が得られる。 ジャック44が動作している途中にその動作を規制す
るレギュレチングフェルト66と、ハンマー50の初期
位置を規制するハンマー枕68とを、同じレール67の
上面と下面に設けたため、各々異なる部材上に設ける場
合に比べて、コストが削減されるという効果が得られ
る。
【0044】本実施例では、レギュレチングフェルト
66はレットオフのタイミングを考慮して厚さが決めら
れ、ハンマー枕68はハンマー初期位置を考慮して厚さ
が決められている。かかるレギュレチングフェルト66
とハンマー枕68とが取り付けられたレール67をセン
ターレール60に取り付ける際、その取付精度を高くす
れば、両部材66、68に要求される精度が満足され
る。このため、両部材66、68を個別に取り付ける場
合に比べて取付作業が簡素化されるという効果が得られ
る。また、レール67の構成が簡単なため、取付精度を
上げやすい。
【0045】鍵支点15を支持するシャーシ11上
に、ウィッペン30が直接設けられているほか、ハンマ
ー50及びレール67がセンターレール60を介して設
けられている。即ち、疑似アクション機構と鍵盤とが同
じシャーシ11上に設けられている。このため、両者を
予め精度よくシャーシ11に取り付けておけば、棚板2
上で両者の位置合わせを行うという煩雑な作業が不要と
なり、棚板2への取付が極めて簡単に行える。
【0046】ハンマー50及びレール67は、シャー
シ11上に固定されたセンターレール60に設けられて
いる。このため、レール67上に設けられたハンマー枕
68は、ハンマー50と容易に位置合わせでき、初期位
置を決定しやすい。 ストップレール部63もセンターレール60上に設け
られているため、新たな部材に設ける場合に比べて、コ
ストが削減される。また、疑似打弦位置を考慮してスト
ップレール部63のストップフェルト63aの厚さを決
めれば、レール67の取付精度を高くするだけで前記3
つの部材63、66、68に要求される精度が満足され
るので、個別に取り付ける場合に比べて取付作業が簡素
化される。
【0047】[第2実施例]図4は第2実施例の鍵盤装
置の断面図であり、アクションにおける実線は離鍵状態
を表し、1点鎖線は打弦状態を表す。第2実施例は、電
子鍵盤楽器の鍵盤装置ではなくアコスティックピアノの
鍵盤装置であるため、第1実施例のような押鍵検出セン
サ37やストップレール部63を備えていない点、また
ハンマー250は疑似打弦部58の代わりに実際に弦を
打つための打弦部258を備えている点で第1実施例と
相違するが、他の構成は第1実施例と略同様である。こ
のため、第1実施例と同じ構成要素には同じ符号を付し
その説明を省略する。
【0048】この鍵盤装置では、演奏者が鍵盤14を押
し下げてから、ハンマー250が回動するまでの各アク
ション(ウィッペン30、ジャック44)の動作は第1
実施例と同様である。但し、レットオフ後のハンマー2
50は打弦部258のハンマーフェルトにて実際に弦を
打つ。また、ハンマー250が揺り戻ったときの各アク
ションの動作も第1実施例と同様である。本実施例によ
れば、第1実施例の〜と同様の効果が得られる。
【0049】[第3実施例]図5は第3実施例の鍵盤装
置の断面図(実線は離鍵状態にあるとき、1点鎖線は疑
似打弦状態にあるときを表す)、図6は図5の部分拡大
図である。尚、図5及び図6は白鍵の場合について例示
したが、黒鍵については鍵盤の構造が異なる以外は白鍵
と同様である。
【0050】本実施例の鍵盤装置において、シャーシ
は、シャーシ前部材111、シャーシ中部材112、シ
ャーシ後部材113の3つの部材からなり、各部材11
1〜113は棚板2の上面に設けたリブ119により各
々所定高さに支持されている。このリブ119は鍵盤の
前後方向(図5にて左右方向、以下同じ)に延びる形状
に形成されている。シャーシ前部材111には、木製の
鍵盤114の前端下面と当接可能なクッション124が
設けられ、また、鍵盤114の前端側の中空部分に挿入
される鍵盤ガイド部127が設けられている。シャーシ
中部材112には、鍵盤114のバランスピン115が
立設され、鍵盤114はこのバランスピン115を中心
に揺動可能である。シャーシ後部材113には、鍵盤1
14の後端下面と当接可能なクッション126が設けら
れている。
【0051】リブ119の後端には、棚板2と略垂直で
且つ鍵盤の並び方向(図5にて紙面に垂直の方向、以下
同じ)に延びる垂直レール116がネジ止めされてお
り、この垂直レール116には連結用リブ117を介し
てセンターレール160がネジにより連結固定されてい
る。
【0052】垂直レール116には、ウィッペン130
のウィッペン揺動軸131がこの垂直レール116に設
けた角穴に嵌め込まれた略U字状の軸受部材133に揺
動自在に支持されている。この軸受部材133にはウィ
ッペン揺動軸131を覆うように軸受部材固定板134
が設けられ、この軸受部材固定板134及び軸受部材1
33は同じネジにより垂直レール116に片持ち状にネ
ジ止めされている。この軸受部材固定板134によりウ
ィッペン揺動軸131は軸受部材133から外れないよ
うにされている。尚、軸受部材133は、垂直レール1
16に精度よく位置決めされた状態で取り付けられてい
る。また、ウィッペン130の後端下面には、鍵盤11
4の後端上面に当接する2つのキャプスタンボタン13
2が設けられている。
【0053】鍵盤114の後方には、垂直レール116
と略平行となるように基板128が配設されている。こ
の基板128にはウィッペン130の押圧部135に対
応した位置に押鍵検出センサ137が設けられている。
この押鍵検出センサ137は、第1実施例の押鍵検出セ
ンサ37と略同等の機能を有し、鍵盤114やウィッペ
ン130との位置関係を考慮したうえで基板128上に
精度よく位置決めされている。
【0054】このウィッペン130の前端には、バラン
ス用のおもり141が設けられ、またジャック44(第
1実施例と同様のもの)のジャック回動軸45が支持さ
れ、更に揺り戻り中のハンマー50(第1実施例と同様
のもの)を受けとめるバックチェック143が精度よく
一体として設けられている。ジャック44のジャックテ
ール47は第1実施例と同様ウィッペン130と圧縮コ
イルバネ46(図5参照)で連結されている。
【0055】連結用リブ117に固定されたセンターレ
ール160は、棚板2と略垂直で且つ鍵盤の並び方向に
延びるように形成されている。このセンターレール16
0は、上方から斜め上前方に延び出したストップレール
部163を備え、この下面にはストップフェルト163
aが設けられている。
【0056】図6に示すように、センターレール160
のうちハンマー揺動軸51の下方には、第1実施例と同
様の断面略Γ状のレール67がネジ止めされている。こ
のレール67は、第1実施例と同様、上面にハンマー枕
68、下面にレギュレチングフェルト66を備えてい
る。また、ハンマー50は、第1実施例と同様の構成で
あり、第1実施例と同様にしてハンマー揺動軸51がセ
ンターレール160に揺動可能に支持されている。尚、
ハンマー50の各構成要素については第1実施例と同じ
符号を付し、その説明は省略する。
【0057】上述のごとく構成された本実施例の鍵盤装
置は、押鍵操作をしていない状態では、図5に示すよう
に、ウィッペン130の前端にはおもり141等により
図5にて反時計回りの力のモーメントが働き、これが鍵
盤114の後端にかかっているため、鍵盤114の前端
は上方向に揺動しようとするが、鍵盤114の後端下面
がクッション126に当接するため、その揺動が阻止さ
れた状態で停止している。
【0058】演奏者が鍵盤114を押し下げると、鍵盤
114の略中央に設けたバランスピン115を中心とし
て鍵盤114は図5において反時計回りに揺動する。こ
れにより、ウィッペン130がキャプスタンボタン13
2を介して押し上げられてウィッペン揺動軸131を中
心として時計回りに揺動し、押圧部135が押鍵検出セ
ンサ137を押下し、ウィッペン130の前端が上方向
に揺動する。すると、ジャック44は、このウィッペン
130の揺動に伴ってハンマー50のバット部53を突
き上げるように上昇しつつ、ウィッペン130に対して
時計回りに揺動する。その後の動作は第1実施例と同様
(但し、図5におけるジャック、ハンマーの回り方向は
第1実施例を表す図1、2とは逆になる)であるため、
その説明は省略する。
【0059】以上の第3実施例によれば、第1実施例の
〜と同様の効果が得られる。 [第4実施例]図7は第4実施例の鍵盤装置の部分断面
図であり、アクションにおける実線は離鍵状態を表し、
1点鎖線は打弦状態を表す。第4実施例は、電子鍵盤楽
器の鍵盤装置ではなくアコスティックピアノの鍵盤装置
であるため、第3実施例のような押鍵検出センサ137
やストップレール部163を備えていない点、またハン
マー250(第2実施例と同様のもの)は実際に弦を打
つための打弦部258を備えている点で第3実施例と相
違するが、他の構成は第3実施例と略同様である。この
ため、第3実施例と同じ構成要素には同じ符号を付しそ
の説明を省略する。尚、図7は部分断面図であるため鍵
盤やシャーシ、リブ等が表されていないが、これらの構
成についても第3実施例と同様である。
【0060】第4実施例の鍵盤装置では、演奏者が鍵盤
114を押し下げてから、ハンマー250が回動するま
での各アクション(ウィッペン130、ジャック44)
の動作は第3実施例と同様である。但し、レットオフ後
のハンマー250は打弦部258のハンマーフェルトに
て実際に弦を打つ。また、ハンマー250が揺り戻った
ときの各アクションの動作も第3実施例と同様である。
本実施例によれば、第1実施例の〜と同様の効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の鍵盤装置が離鍵状態にあるとき
の断面図である。
【図2】 第1実施例の鍵盤装置が疑似打弦状態にある
ときの断面図である。
【図3】 図1の部分拡大図である。
【図4】 第2実施例の鍵盤装置の断面図である。
【図5】 第3実施例の鍵盤装置の断面図である。
【図6】 図5の部分拡大図である。
【図7】 第4実施例の鍵盤装置の部分断面図である。
【図8】 従来の鍵盤装置の断面図である。
【符号の説明】
1・・・鍵盤装置、2・・・棚板、8・・・ネジ、9・
・・ネジ穴、11・・・シャーシ、14・・・鍵盤、1
5・・・鍵支点、16・・・軸受、17・・・穴、18
・・・L型脚、19・・・リブ、24・・・鉤状アー
ム、28・・・基板、30・・・ウィッペン、31・・
・ウィッペン揺動軸、35・・・アクチュエータ、37
・・・押鍵検出センサ、44・・・ジャック、45・・
・ジャック回動軸、47・・・ジャックテール、50・
・・ハンマー、51・・・ハンマー揺動軸、58・・・
疑似打弦部、60・・・センターレール、63・・・ス
トップレール部、63a・・・ストップフェルト、65
・・・軸受部材、66・・・レギュレチングフェルト、
67・・・レール、68・・・ハンマー枕。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵盤の揺動に伴い揺動するウィッペン
    と、 前記ウィッペンに揺動可能に支持され、該ウィッペンの
    揺動に伴い揺動及び移動し、その動作途中にてレギュレ
    チング部材により動作を規制されるジャックと、 ハンマー枕部材によって規制される初期位置と弦(又は
    ハンマーストッパー)によって規制される打弦位置(又
    は疑似打弦位置)との間を揺動可能に設けられ、前記ジ
    ャックが揺動及び移動することによって揺動が開始さ
    れ、前記ジャックが前記レギュレチング部材に動作を規
    制されることによって前記ジャックから離れて慣性運動
    を行い打弦位置(又は疑似打弦位置)に至るハンマーと
    を備えた鍵盤装置において、 前記レギュレチング部材と前記ハンマー枕部材は同じ支
    持部材上に設けられていることを特徴とする鍵盤装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は2つの面を備え、そのう
    ち一方の面には前記レギュレチング部材が、他方の面に
    は前記ハンマー枕部材が設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の鍵盤装置。
  3. 【請求項3】 前記鍵盤の鍵支点を支持するシャーシ上
    に、前記ウィッペン、前記ハンマー、前記支持部材が直
    接又は他の部材を介して設けられていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の鍵盤装置。
  4. 【請求項4】 前記ハンマー及び前記支持部材は、前記
    シャーシに連結されたレール部材上に設けられているこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の鍵盤装
    置。
  5. 【請求項5】 疑似打弦位置にて慣性運動中のハンマー
    の揺動を阻止するハンマーストッパーを備え、 前記ハンマーストッパーも前記レール部材上に設けられ
    ていることを特徴とする請求項4記載の鍵盤装置。
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