JPH10132287A - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JPH10132287A
JPH10132287A JP8283605A JP28360596A JPH10132287A JP H10132287 A JPH10132287 A JP H10132287A JP 8283605 A JP8283605 A JP 8283605A JP 28360596 A JP28360596 A JP 28360596A JP H10132287 A JPH10132287 A JP H10132287A
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heating
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maximum temperature
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Sanenori Moriguchi
実紀 森口
Hirohisa Imai
博久 今井
Akihiko Ueno
明彦 上埜
Hiromi Inoue
広美 井上
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は食品の温度を検出しながら自動調理
を行う加熱装置に関するものであり、食品温度による適
切な温度制御を行なうことを目的としている。 【解決手段】 代表温度決定手段17は温度分布検出手
段13が検出する温度分布データの中から被加熱物2の
温度を代表する代表温度を決定するので、ノイズ等の影
響を含む異常値等を除外することが可能であり、制御手
段14はこの代表温度と温度設定手段16により設定さ
れた設定温度とを比較して加熱手段3を制御するので、
適切な加熱制御を行なうことができ、過剰加熱も加熱不
足もおこさずに被加熱物を適温に加熱することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食品の温度を検出し
ながら自動調理を行う加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の加熱装置は、例えば実開昭
58−158202号公報に記載されているようなもの
が一般的であった。すなわち、食品を収納する調理室
と、食品を高周波により加熱するマグネトロンからなる
加熱手段と、食品の表面温度を非接触に検出する表面温
度検出手段と、加熱手段を制御する制御手段とを備え、
制御手段が表面温度検出手段の出力が所定値に達した時
に、加熱手段を停止させることで、自動調理を実現して
いる。
【0003】ここで、表面温度検出手段は、広い視野を
持った1素子のサーモパイル型または焦電型の赤外線セ
ンサで構成され、調理室の天井面に固定され、調理室の
中央付近に置かれた食品から放射される熱エネルギーを
非接触に検出し、温度に換算するものである。
【0004】しかしながら、このような加熱装置では、
表面温度検出手段は赤外線センサの視野に入っている調
理室中央付近に置かれた食品の平均的な表面温度しか測
定できないので、赤外線センサの測温領域に対して食品
の形状が小さい場合や、食品が調理室の端の方に置かれ
た場合には、食品以外の皿や載置台等が測温視野に入る
ため、食品の温度を正確に検出できず、適切な加熱を行
なえないという問題があった。さらに、使用者には調理
の進行度合いがわからず、いつ頃調理が終了するかわか
らないので、不安になりやすいという問題があった。
【0005】そこで、これらの問題を解決するために、
図6に示されるような加熱装置が本発明に先立って考え
られた。すなわち、調理室1に置かれた食品2を高周波
で加熱調理するマグネトロンよりなる加熱手段3、食品
2を含む調理室1内の2次元表面温度分布を非接触で検
出する表面温度検出手段4、食品2の温度を代表して最
高温度を表示する最高温度表示手段5、加熱手段3を制
御する制御手段6とを備えている。
【0006】上記構成において、表面温度検出手段4は
開口窓7を介して食品2とその周辺物の表面温度分布を
検出し、制御手段6に出力する。制御手段6において、
最高温度抽出手段8は表面温度検出手段4で検出された
複数箇所の温度のうちの最高温度を抽出する。この最高
温度は最高温度表示手段5により表示される。上限温度
比較手段9は、前記最高温度を上限温度記憶部10に記
憶されている所定の上限温度と比較して、最高温度が所
定の上限温度を超えれば加熱停止手段11に出力して加
熱手段3を停止させることで自動調理を実現している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の加熱装置では、最高温度抽出手段8が、表面温度検出
手段4が検出する複数の表面温度のうちの最高温度を抽
出し、制御手段6はこの最高温度に基づいて加熱手段を
制御しており、表面温度検出手段4がノイズの影響を受
けると、最高温度抽出手段が抽出する最高温度はノイズ
成分により決定される可能性が大きくなる。従って、抽
出された最高温度は実際の食品2の温度とは大きく異な
ることがあり、制御手段6が誤って加熱手段3への出力
を停止するなどして、適切な加熱制御を行なうことがで
きないという問題を有していた。また、最高温度表示手
段5に表示される最高温度がノイズによる影響で突然大
きく変動することがあり、使用者が不安になりやすいと
いう問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、被加熱物の加熱を終了する温度を設定する
温度設定手段と、加熱室の温度分布を検出する温度分布
検出手段と、温度分布検出手段が検出する温度分布デー
タの中から被加熱物の温度を代表する代表温度を決定す
る代表温度決定手段とを設け、温度設定手段により設定
された設定温度と代表温度決定手段で決定した代表温度
とを比較し、その差に基づいて加熱手段を制御するもの
である。
【0009】上記発明によれば、代表温度決定手段は温
度分布検出手段が検出する温度分布データの中から被加
熱物の温度を代表する代表温度を決定するので、ノイズ
等の影響を含む異常値等を除外することが可能であり、
その代表温度により加熱手段を制御するので、ノイズの
影響による誤動作を防ぎ、適切な加熱制御を行なうこと
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、被加熱物を収納する加
熱室と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記被加
熱物の加熱を終了する温度を設定する温度設定手段と、
前記加熱室の温度分布を検出する温度分布検出手段と、
前記温度分布検出手段が検出する温度分布データから前
記被加熱物の温度を代表する代表温度を決定する代表温
度決定手段と、制御手段とを備え、前記制御手段は前記
温度設定手段により設定された設定温度と前記代表温度
決定手段により決定した代表温度とを比較し、その差に
基づいて前記加熱手段を制御するものである。
【0011】そして、代表温度決定手段は温度分布検出
手段が検出する温度分布データの中から被加熱物の温度
を代表する代表温度を決定するので、ノイズ等の影響を
含む異常値等を除外することが可能であり、制御手段は
この代表温度と温度設定手段により設定される設定温度
とを比較して、その差に基づき加熱手段を制御するの
で、ノイズの影響による誤動作を防ぎ、適切な加熱制御
を行なうことができる。
【0012】また、代表温度決定手段は、代表温度を記
憶する記憶手段と、温度分布検出手段が温度分布を検出
する毎に検出した温度分布データから最高温度を抽出す
る最高温度抽出手段と、前記記憶手段の記憶内容を更新
する更新手段とを有し、前記更新手段は予め定めた所定
値を記憶する所定値記憶手段と、前記最高温度抽出手段
の抽出した最高温度と前記記憶手段の記憶内容との差が
前記所定値記憶手段の所定値より小さければ前記記憶手
段の記憶内容を前記最高温度抽出手段の抽出した最高温
度に更新し、所定値より大きければ前記記憶手段の記憶
内容に所定値を加減算した値に記憶内容を更新する比較
更新手段とを有するものである。
【0013】そして、温度分布検出手段が温度分布を検
出する毎に最高温度抽出手段が最高温度を抽出し、抽出
した最高温度を予め定めた所定の範囲内で記憶手段に更
新するので、ノイズ等の影響を含む異常値等を除外する
ことが可能であり、代表温度はノイズに対する影響を低
減した値となる。制御手段はこの代表温度に基づき加熱
手段を制御するので、ノイズの影響による誤動作を防
ぎ、適切な加熱制御を行なうことができる。
【0014】また、代表温度決定手段は、温度分布検出
手段が温度分布を検出する毎に検出した温度分布データ
から最高温度を抽出する最高温度抽出手段と、前記最高
温度抽出手段が抽出する時系列の最高温度データより最
新の最高温度から遡り抽出した複数個の最高温度データ
の大小を比較する最高温度比較手段とを有し、前記最高
温度比較手段は前記複数個の最高温度データの中の最も
高い温度以外のいずれかの温度を代表温度とするもので
ある。
【0015】そして、最高温度比較手段は複数個の最高
温度データの最も高い温度以外のいずれかを代表温度と
するするので、ノイズ等の影響を含む異常値等を除外す
ることが可能であり、代表温度はノイズに対する影響を
低減した値となり、制御手段は代表温度に基づき常に適
切な制御を行なうことができる。
【0016】また、代表温度決定手段は、温度分布検出
手段が温度分布を検出する毎に検出した温度分布データ
から最高温度を抽出する最高温度抽出手段と、前記最高
温度抽出手段が抽出する時系列の最高温度データより最
新の最高温度から遡り抽出した複数個の最高温度データ
の平均値を演算する平均値演算手段とを有し、前記平均
値を代表温度とするものである。
【0017】そして、平均値演算手段は複数個の最高温
度データの平均値を演算して代表温度とするので、決定
された代表温度はノイズに対する影響を低減した値とな
り、制御手段は代表温度に基づき常に適切な制御を行な
うことができる。
【0018】また、代表温度決定手段により決定した代
表温度を時系列に記憶する時系列代表温度記憶手段と、
加熱手段により被加熱物の加熱を開始してからの経過時
間を計時するタイマと、前記代表温度が所定の温度を超
えた時点以降前記温度分布検出手段の温度検出を禁止す
る禁止手段と、前記禁止手段により温度検出を禁止中は
前記時系列代表温度記憶手段に記憶されている記憶温度
と前記タイマの計時する時間により代表温度を推定する
代表温度推定手段とを備えたものである。
【0019】そして、代表温度決定手段により決定した
代表温度が所定の温度を超えてからは、禁止手段が温度
分布検出手段による温度検出を禁止し、代表温度推定手
段が代表温度を推定するので、制御手段は被加熱物から
発生する蒸気等の影響を受けることなく代表温度により
加熱手段を適切に制御する事ができる。
【0020】また、代表温度決定手段により決定される
代表温度を表示する表示手段を有するものである。
【0021】そして、代表温度を表示手段に表示するの
で、表示される代表温度がノイズによる影響を受けて大
きく変動することがなくなる。
【0022】また、温度設定手段により設定される設定
温度と、代表温度決定手段により決定される代表温度と
を表示する表示手段を有するものである。
【0023】そして、設定温度と代表温度とを表示手段
に表示するので、使用者は代表温度と設定温度との差か
ら加熱の進行度合いを確認することができる。
【0024】以下、本発明の実施例について図面を用い
て説明する。 (実施例1)図1は本発明の第1の実施例の加熱装置の
構成ブロック図であり、図2は同加熱装置の表示手段の
構成図である。
【0025】図1において、2は被加熱物である食品、
3は食品2を高周波で加熱するマグネトロンよりなる加
熱手段、12は食品2を収納する加熱室、3は加熱室1
2の上方に設け、食品2を含む加熱室12内の温度分布
を非接触で検出する温度分布検出手段、14は加熱手段
3を制御する制御手段、15はメニュー選択手段、16
は食品2の加熱を終了する温度を設定する温度設定手段
である。また、17は温度分布検出手段13が検出する
温度分布データの中から食品2の温度を代表する代表温
度を決定する代表温度決定手段であり、最高温度抽出手
段8、記憶手段18、更新手段19を備え、更新手段1
9は所定値記憶手段20と比較更新手段21とを備えて
いる。また、22は温度設定手段16により設定される
設定温度と、代表温度決定手段17で決定される代表温
度とを表示する表示手段である。
【0026】上記構成において、食品2を加熱室12に
収納し、メニュー選択手段15で調理メニューを選択す
ると、調理メニューに応じて予め設定されている加熱終
了温度が温度設定手段16に設定され、制御手段14が
加熱手段3を制御して食品2の加熱を開始し、同時に温
度分布検出手段13が食品2を含む加熱室12内の温度
分布を非接触で検出する。
【0027】温度分布検出手段13は対象物から放射さ
れる熱エネルギーを電気信号に変換して温度を検出する
赤外線温度センサを用い、前記赤外線温度センサを駆動
させて加熱室底面の中心部を通って直線状に往復走査す
ることで、複数の温度データが得られる構成とする。
【0028】上記構成によって、温度分布検出手段13
が検出する温度分布データが最高温度抽出手段8に入力
され、最高温度抽出手段8は温度分布が検出される毎に
温度分布データから最高温度Tmaxを抽出して、比較
更新手段21に出力する。また、記憶手段18には、前
回温度分布が検出された際に決定された代表温度Tdが
記憶されており、記憶手段18はこの代表温度Tdを比
較更新手段21に出力する。
【0029】さらに、所定値記憶手段20は予め定めた
所定値Tsを記憶しており、この所定値Tsを比較更新
手段21に出力する。
【0030】比較更新手段21は、最高温度Tmaxと
前回の代表温度Tdとの差(Tmax−Td)の絶対値
ΔTと所定値Tsとを比較して、絶対値ΔTが所定値T
sより小さい場合は、記憶手段18に最高温度抽出手段
8が抽出した最高温度Tmaxを出力して記憶手段18
の記憶内容を更新する。
【0031】また、絶対値ΔTが所定値Tsより大きい
場合については、Tmax>Tdであれば、前回の代表
温度Tdに所定値Tsを加算した値(Td+Ts)を記
憶手段18に出力して記憶内容を更新し、Tmax<T
dであれば、前回の代表温度Tdから所定値Tsを減算
した値(Td−Ts)を記憶手段18に出力して記憶内
容を更新する。
【0032】従って、更新手段19は記憶手段18の記
憶内容を(Td±Ts)の範囲内で更新することとな
る。
【0033】なお、所定値記憶手段20に予め記憶され
ている所定値Tsは、加熱手段3の出力(例えば140
0w)と、温度分布検出手段13が温度分布を1回検出
した後、次の温度分布を検出するまでの検出時間(例え
ば0.5秒)によって決定され、この検出時間の間に上
昇すると考えられる食品2の温度上昇分を超える値(例
えば(例えば10℃)とする。
【0034】このようにして、代表温度決定手段17は
新たに記憶更新された記憶手段18の記憶内容を代表温
度として制御手段14に出力し、制御手段14は温度設
定手段16により設定された設定温度と比較して、代表
温度が設定温度に到達すれば加熱手段3を制御して加熱
を終了させる。
【0035】また、加熱中、温度設定手段16により設
定された設定温度と、代表温度決定手段17で決定した
代表温度が表示手段22に出力されて、設定温度と時々
刻々と変化する代表温度の両方が表示される。図2に表
示手段22による表示の一例を示す。図2において、2
2aは設定温度を表示する設定温度表示部、22bは代
表温度を表示する代表温度表示部であり、設定温度と代
表温度を同時に並べて表示するものである。
【0036】従って、最高温度抽出手段8が抽出する最
高温度を予め定めた所定の範囲内で更新して代表温度と
するので、ノイズ等の影響を含む異常値等を除外するこ
とが可能であり、代表温度はノイズに対する影響を低減
した値となる。制御手段14はこの代表温度に基づき常
に適切な制御を行なうことができ、過剰加熱や加熱不足
をおこさずに被加熱物2を適温に加熱することができ
る。そして、この代表温度が表示手段22に表示される
ので、表示温度がノイズによる影響を受けて大きく変動
する事がなくなり、使用者の不安を解消することができ
る。さらに、温度設定手段16により設定される設定温
度と、代表温度決定手段17により決定される代表温度
を表示手段22に表示するので、使用者は代表温度と設
定温度との差から加熱の進行度合いが分かりやすく、使
い勝手は向上する。
【0037】なお、本実施例では温度分布検出手段13
は赤外線温度センサを駆動させて加熱室底面を直線状に
往復走査することで直線状に複数の温度データが得られ
る構成としたが、複数の赤外線温度センサを直線状に配
置して直線状に複数の温度データが得られる構成として
もよい。また、赤外線温度センサを2次元に配置する構
成や、直線状に配値した複数の赤外線温度センサをこの
配置と垂直な方向に走査させる構成、1個の赤外線セン
サを2次元で駆動させる構成等により、2次元の温度分
布を検出しても同様の効果が得られる。
【0038】また、温度設定手段16は、調理メニュー
に応じて予め設定されている加熱終了温度をメニュー選
択手段15により設定する構成としたが、手動で加熱終
了温度を入力する構成としてもいいし、また、食品2に
応じた加熱終了温度をバーコードを表示して、加熱室1
2内でバーコードを読み取り温度設定手段16に入力す
る構成としても同様の効果が得られる。
【0039】(実施例2)図3は本発明の第2の実施例
の加熱装置の構成ブロック図である。図3において、温
度分布検出手段13は食品2を含む加熱室12の底面を
直線状に往復走査して複数の温度データを得る構成と
し、代表温度決定手段17は、往路の最高温度を抽出す
る往路最高温度抽出手段8aと、復路の最高温度を抽出
する復路最高温度抽出手段8bと、往路最高温度抽出手
段8aと復路最高温度抽出手段8bで抽出されるそれぞ
れの最高温度を比較し低い方を出力とする最高温度比較
手段23とを有している。なお、実施例1と同一機能を
有する部分には同一符号を付し説明を省略する。
【0040】上記構成において、食品2を加熱手段3に
より加熱すると、温度分布検出手段13は食品2を含む
加熱室12の底面を直線状に往復走査し、往路で検出さ
れる温度分布データが往路最高温度抽出手段8aに、復
路で検出される温度分布データが復路最高温度抽出手段
8bに入力される。往路最高温度抽出手段8aは往路で
検出される複数の温度データの中から最高温度Toを抽
出し、また、復路最高温度決定手段8bは復路で検出さ
れる複数の温度データの中から最高温度Thを抽出す
る。最高温度比較手段23は往路の最高温度Toと復路
の最高温度Thを比較して低い方の温度、すなわち、T
o<Thの場合はToを代表温度として出力し、To>
Thの場合はThを代表温度として出力する。
【0041】このように、代表温度決定手段17は、温
度分布検出手段13の1往復における代表温度を、往路
と復路それぞれの最高温度のうち低い方の温度とするの
で、ノイズ等の影響を含む異常値等を除外することが可
能であり、決定された代表温度はノイズに対する影響を
低減した値となり、制御手段14は代表温度に基づき常
に適切な制御を行なうことができる。また、表示手段2
2に表示される代表温度がノイズによる影響で大きく変
動する事がなくなる。
【0042】なお、本実施例では、最高温度比較手段2
3で往路と復路それぞれの最高温度を比較して、低い方
の温度を1往復における代表温度と決定したが、次の1
往復における代表温度を決定する際には、さらに、最高
温度比較手段23での比較の結果得られる低い方の温度
を実施例1で述べた更新手段19に入力して、所定の範
囲内で更新して記憶手段18に記憶させる構成とするこ
とにより、所定の範囲内で次の代表温度が決定されるの
で、ノイズに対する影響をさらに低減することができ
る。
【0043】(実施例3)図4は本発明の第3の実施例
の加熱装置の構成ブロック図である。図4において、温
度分布検出手段13は食品2を含む加熱室12の底面を
直線状に往復走査して複数の温度データを得る構成と
し、代表温度決定手段17は、往路の最高温度を抽出す
る往路最高温度抽出手段8aと、復路の最高温度を抽出
する復路最高温度抽出手段8bと、往路最高温度抽出手
段8aと復路最高温度抽出手段8bとで抽出されるそれ
ぞれの最高温度の平均値を演算する平均値演算手段24
を有している。なお、実施例1と同一機能を有する部分
には同一符号を付し説明を省略する。
【0044】上記構成において、食品2を加熱手段3に
より加熱すると、温度分布検出手段13は食品2を含む
加熱室12の底面を直線状に往復走査し、往路で検出さ
れる温度分布データが往路最高温度抽出手段8aに、復
路で検出される温度分布データが復路最高温度抽出手段
8bに入力される。往路最高温度抽出手段8aは往路で
検出される複数の温度データの中から最高温度Toを抽
出し、また、復路最高温度抽出手段8bは復路で検出さ
れる複数の温度データの中から最高温度Thを抽出す
る。平均値演算手段24は往路の最高温度Toと復路の
最高温度Thの平均値、(To+Th)/2を算出して
出力する。
【0045】このように、代表温度決定手段17は、温
度分布検出手段13の1往復における代表温度を、往路
と復路のそれぞれの最高温度の平均値とするので、決定
される代表温度はノイズに対する影響を低減した値とな
り、制御手段6は代表温度に基づき常に適切な制御を行
なうことができる。また、表示手段22に表示される代
表温度がノイズによる影響で大きく変動する事がなくな
る。
【0046】なお、本実施例では、平均値演算手段24
で往路と復路それぞれの最高温度を平均して、その平均
値を1往復における代表温度と決定したが、次の1往復
における代表温度を決定する際には、さらに、平均値演
算手段24で得られる平均値を実施例1で述べた更新手
段19に入力して、所定の範囲内で更新して記憶手段1
8に記憶させる構成とすることにより、所定の範囲内で
次の代表温度が決定されるので、ノイズに対する影響を
さらに低減することができる。
【0047】(実施例4)図5は本発明の第4の実施例
の加熱装置の構成ブロック図である。図5において、代
表温度決定手段17の決定した代表温度を時系列に記憶
する時系列代表温度記憶手段25と、加熱手段3により
食品2の加熱を開始してからの経過時間を計時するタイ
マ26と、温度分布検出手段13の温度検出を禁止する
禁止手段27と、温度検出を禁止中は時系列代表温度記
憶手段25に記憶されている記憶温度とタイマ26の計
時する時間により代表温度を推定する代表温度推定手段
28を有する構成とした。なお、上述の実施例と同一機
能を有する部分には同一符号を付し説明を省略する。
【0048】上記構成において、食品2を加熱手段3に
より加熱すると、温度分布検出手段13は食品2を含む
加熱室12内の温度分布を検出する。代表温度決定手段
17は温度分布検出手段13が検出する温度分布データ
の中から上述の実施例で述べた方法で代表温度を決定
し、制御手段14はこの代表温度と温度設定手段16に
より設定された設定温度とを比較して加熱手段3を制御
する。また、代表温度決定手段17によって決定された
代表温度は時系列代表温度記憶手段25に時系列に記憶
され、加熱開始からの経過時間をタイマ26が計時して
いる。
【0049】加熱によって食品2の温度が上昇してゆ
き、代表温度決定手段17で決定される代表温度が予め
定められた所定の温度を超えると、禁止手段27が温度
分布検出手段13による温度検出を禁止する。ここで所
定の温度は、加熱によって食品2から水蒸気や油滴等が
発生する温度より低い温度、例えば60℃とする。
【0050】次に、禁止手段27が温度分布検出手段1
3による温度検出を禁止すると同時に、代表温度推定手
段28は、時系列代表温度記憶手段25に時系列に記憶
されている代表温度データと、タイマ26が計時してい
る加熱開始からの経過時間を基に、温度検出禁止後の食
品2の代表温度を推定する。温度推定方法は、例えば、
時系列代表温度記憶手段25に記憶されている2点の代
表温度の傾きから推定したり、また、時系列に記憶され
ている複数の代表温度から回帰直線や回帰曲線を算出し
て推定するものとする。
【0051】そして、制御手段14は代表温度推定手段
28で推定された代表温度と温度設定手段8に設定され
た設定温度とを比較して、推定された代表温度が設定温
度に到達すると加熱手段3を制御して加熱を終了する。
また、表示手段22は、温度設定手段16により設定さ
れた設定温度を表示するとともに、温度分布検出手段1
3により温度検出を行なっている間は代表温度決定手段
17が決定する代表温度を表示し、温度検出を禁止中は
代表温度推定手段28が推定する代表温度を表示する。
【0052】従って、本実施例によると、代表温度決定
手段17で決定される代表温度が予め定められた所定の
温度に達すると、禁止手段27が温度分布検出手段13
による温度検出を禁止し、代表温度推定手段28は、時
系列表温度記憶手段22に時系列に記憶されている代表
温度データと、タイマ26が計時している加熱開始から
の経過時間を基に、温度検出禁止後の食品2の代表温度
を推定するので、食品2から発生する水蒸気や油滴等の
影響を受けて温度検出の精度が悪くなるのを防ぐことが
でき、代表温度により加熱手段3を適切に制御する事が
できる。また、温度分布検出手段13による温度検出の
実施の有無に関わらず、加熱調理中のすべての期間で代
表温度を表示することができる。
【0053】なお、上述の実施例では、加熱手段として
高周波で加熱するマグネトロンからなる加熱手段3を用
いたが、輻射や対流で加熱するヒータ等を用いても同様
の効果が得られる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明の加熱装置は
以下の効果を有する。
【0055】(1)代表温度決定手段は温度分布検出手
段が検出する温度分布データの中から被加熱物の温度を
代表する代表温度を決定するので、ノイズ等の影響を含
む異常値等を除外することが可能であり、この代表温度
により加熱手段を制御するので、適切な加熱制御を行な
うことができ、過剰加熱も加熱不足もおこさずに被加熱
物を適温に加熱することができる。
【0056】(2)最高温度抽出手段が抽出する最高温
度は予め定めた所定の範囲内で更新され、代表温度決定
手段はこの更新された値を代表温度とするので、代表温
度はノイズに対する影響を低減した値となり、制御手段
は代表温度に基づき常に適切な制御を行なうことがで
き、過剰加熱も加熱不足もおこさずに被加熱物を適温に
加熱することができる。
【0057】(3)最高温度比較手段は複数個の最高温
度データの大小を比較して最も高い温度以外のいずれか
を代表温度とするするので、代表温度はノイズに対する
影響を低減した値となり、制御手段は代表温度に基づき
常に適切な制御を行なうことができ、過剰加熱も加熱不
足もおこさずに被加熱物を適温に加熱することができ
る。
【0058】(4)平均値演算手段は複数個の最高温度
データの平均値を演算し、この平均値を代表温度とする
ので、決定された代表温度はノイズに対する影響を低減
した値となり、制御手段は代表温度に基づき常に適切な
制御を行なうことができ、過剰加熱も加熱不足もおこさ
ずに被加熱物を適温に加熱することができる。
【0059】(5)代表温度決定手段により決定した代
表温度が所定の温度を超えてからは、禁止手段が温度分
布検出手段による温度検出を禁止し、代表温度推定手段
が、時系列代表温度記憶手段に記憶されている時系列の
代表温度データと、タイマが計時している加熱開始から
の経過時間とを基に、代表温度を推定するので、制御手
段は代表温度により、被加熱物から発生する蒸気等の影
響を受けることなく加熱手段を適切に制御する事がで
き、過剰加熱も加熱不足もおこさずに被加熱物を適温に
加熱することができる。
【0060】(6)代表温度決定手段により決定される
代表温度を表示手段に表示するので、表示される代表温
度がノイズによる影響を受けて大きく変動することがな
くなり、使用者は安心して使用することができる。
【0061】(7)温度設定手段により設定される設定
温度と、代表温度決定手段により決定される代表温度を
表示手段に表示するので、使用者は代表温度と設定温度
との差から加熱の進行度合いが分かりやすく、使い勝手
は向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における加熱装置の構成
ブロック図
【図2】同加熱装置の表示手段の一例を示す図
【図3】本発明の第2の実施例における加熱装置の構成
ブロック図
【図4】本発明の第3の実施例における加熱装置の構成
ブロック図
【図5】本発明の第4の実施例における加熱装置の構成
ブロック図
【図6】従来の加熱装置の構成ブロック図
【符号の説明】
2 食品(被加熱物) 3 加熱手段 8 最高温度抽出手段 12 加熱室 13 温度分布検出手段 14 制御手段 16 温度設定手段 17 代表温度決定手段 18 記憶手段 19 更新手段 20 所定値記憶手段 21 比較更新手段 22 表示手段 23 最高温度比較手段 24 平均値演算手段 25 時系列代表温度記憶手段 26 タイマ 27 禁止手段 28 代表温度推定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 広美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱
    物を加熱する加熱手段と、前記被加熱物の加熱を終了す
    る温度を設定する温度設定手段と、前記加熱室の温度分
    布を検出する温度分布検出手段と、前記温度分布検出手
    段が検出する温度分布データから前記被加熱物の温度を
    代表する代表温度を決定する代表温度決定手段と、制御
    手段とを備え、前記制御手段は前記温度設定手段により
    設定された設定温度と前記代表温度決定手段により決定
    した代表温度とを比較しその差に基づいて前記加熱手段
    を制御する加熱装置。
  2. 【請求項2】代表温度決定手段は、代表温度を記憶する
    記憶手段と、温度分布検出手段が温度分布を検出する毎
    に検出した温度分布データから最高温度を抽出する最高
    温度抽出手段と、前記記憶手段の記憶内容を更新する更
    新手段とを有し、前記更新手段は予め定めた所定値を記
    憶する所定値記憶手段と、前記最高温度抽出手段の抽出
    した最高温度と前記記憶手段の記憶内容との差が前記所
    定値記憶手段の所定値より小さければ前記記憶手段の記
    憶内容を前記最高温度抽出手段の抽出した最高温度に更
    新し、所定値より大きければ前記記憶手段の記憶内容に
    所定値を加減算した値に記憶内容を更新する比較更新手
    段とを有する請求項1記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】代表温度決定手段は、温度分布検出手段が
    温度分布を検出する毎に検出した温度分布データから最
    高温度を抽出する最高温度抽出手段と、前記最高温度抽
    出手段が抽出する時系列の最高温度データより最新の最
    高温度から遡り抽出した複数個の最高温度データの大小
    を比較する最高温度比較手段とを有し、前記最高温度比
    較手段は前記複数個の最高温度データの中の最も高い温
    度以外のいずれかの温度を代表温度とする請求項1記載
    の加熱装置。
  4. 【請求項4】代表温度決定手段は、温度分布検出手段が
    温度分布を検出する毎に検出した温度分布データから最
    高温度を抽出する最高温度抽出手段と、前記最高温度抽
    出手段が抽出する時系列の最高温度データより最新の最
    高温度から遡り抽出した複数個の最高温度データの平均
    値を演算する平均値演算手段とを有し、前記平均値を代
    表温度とする請求項1記載の加熱装置。
  5. 【請求項5】代表温度決定手段により決定した代表温度
    を時系列に記憶する時系列代表温度記憶手段と、加熱手
    段により被加熱物の加熱を開始してからの経過時間を計
    時するタイマと、前記代表温度が所定の温度を超えた時
    点以降前記温度分布検出手段の温度検出を禁止する禁止
    手段と、前記禁止手段により温度検出を禁止中は前記時
    系列代表温度記憶手段に記憶されている記憶温度と前記
    タイマの計時する時間により代表温度を推定する代表温
    度推定手段とを備えた請求項1ないし4のいずれか1項
    に記載の加熱装置。
  6. 【請求項6】代表温度決定手段により決定される代表温
    度を表示する表示手段を備えた請求項1ないし5のいず
    れか1項に記載の加熱装置。
  7. 【請求項7】温度設定手段により設定される設定温度
    と、代表温度決定手段により決定される代表温度を表示
    する表示手段を備えた請求項1ないし5のいずれか1項
    に記載の加熱装置。
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JP2005098699A (ja) * 2000-04-17 2005-04-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波加熱装置
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