JP7232112B2 - 調理管理の方法、システム、プログラム、および機器 - Google Patents

調理管理の方法、システム、プログラム、および機器 Download PDF

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Description

本発明は、調理に加熱を伴う被調理物の内部温度を判定し管理する調理管理技術に関する。
保健衛生上、加熱調理される被調理物の温度管理は不可欠であり、内部温度の計測には芯温計が用いられている。この芯温計は、被調理物に温度検出部を差し込むなど、接触測定が一般的である。
この被調理物の芯温計測に関し、加熱中の被調理物の重量変化から芯温を推定することが知られている(たとえば、特許文献1)。
特開2017-133780号公報
ところで、スチームコンベクションオーブンでは、被調理物の芯温を検出する芯温計を搭載した製品が普及している。食中毒の防止には、徹底した衛生管理が求められ、芯温管理は不可欠である。
被調理物の温度管理について、芯温計は厚みを持った食材向けが一般的であり、芯温計を差し込むことができない被調理物に芯温計での内部温度の計測は難しく、芯温計を被調理物に接触させただけでは正確に内部温度を計測することができないし、また、被調理物に芯温計を取り付けることに手間を要するという課題がある。
発明者は、焼物調理において、加熱中に被調理物に生じる振動のレベルや音色がその内部温度の上昇によって変化するという知見を得た。
そこで、本発明の目的は、上記課題および上記知見に基づき、加熱中に被調理物に生じる振動を検出して非接触で被調理物の内部温度を判定し、調理を管理することにある。
上記目的を達成するため、本発明の調理管理方法の一側面によれば、被調理物を加熱する工程と、前記被調理物が発する振動を検出し、該振動から振幅情報と周波数情報を含む振動情報を取得する工程と、内部温度に関係付けられて振幅情報と周波数情報を含む比較情報と前記振動情報とを対比し、前記被調理物の内部温度を判定する工程とを含む。
この調理管理方法において、比較被調理物を加熱する工程と、前記比較被調理物が発する振動を検出し、前記比較情報を生成する工程とを含んでよい。
この調理管理方法において、前記振動と前記内部温度とを対応させた温度スケール情報を含む前記比較情報を生成する工程を含んでよい。
この調理管理方法において、前記被調理物または前記比較被調理物の内部温度が基準温度に到達したかを判定する工程を含んでよい。
この調理管理方法において、所定の加熱時間が経過したかを判定する工程を含んでよい。
この調理管理方法において、前記振動または前記内部温度の何れかを含む提示情報を提示してよい。
上記目的を達成するため、本発明の調理管理システムの一側面によれば、被調理物を加熱する加熱部と、前記被調理物が発する振動を検出し、該振動から振幅情報と周波数情報を含む振動情報を取得する振動検出部と、内部温度に関係付けられて振幅情報と周波数情報を含む比較情報と前記振動情報とを対比し、前記被調理物の内部温度を判定する処理部とを含む。
この調理管理システムにおいて、前記処理部は、前記加熱部で加熱する比較被調理物が発する振動を検出し、前記比較情報を生成してよい。
この調理管理システムにおいて、前記処理部は、前記振動と前記内部温度とを対応させた温度スケール情報を含む前記比較情報を生成してよい。
この調理管理システムにおいて、前記処理部は、前記被調理物または前記比較被調理物の内部温度が基準温度に到達したかを判定してよい。
この調理管理システムにおいて、前記処理部は、所定の加熱時間が経過したかを判定してよい。
この調理管理システムにおいて、さらに、前記振動または前記内部温度の何れかを含む提示情報を提示する情報提示部を備えてよい。
上記目的を達成するため、本発明のプログラムの一側面によれば、コンピュータ実現させるためのプログラムであって、加熱される被調理物が発する振動を検出し、該振動から振幅情報と周波数情報を含む振動情報を取得する機能と、内部温度に関係付けられて振幅情報と周波数情報を含む比較情報と前記振動情報とを対比し、前記被調理物の内部温度を推定する機能とを前記コンピュータに実現させる。
このプログラムにおいて、加熱される比較被調理物が発する振動を取得し、前記比較情報を生成する機能を前記コンピュータに実現させてよい。
このプログラムにおいて、前記振動と前記内部温度とを対応させた温度スケール情報を含む前記比較情報を生成する機能を前記コンピュータに実現させてよい。
このプログラムにおいて、前記被調理物または前記比較被調理物の内部温度が基準温度に到達したかを判定する機能を前記コンピュータに実現させてよい。
このプログラムにおいて、所定の加熱時間が経過したかを判定する機能を前記コンピュータに実現させてよい。
このプログラムにおいて、さらに、前記振動または前記内部温度の何れかを含む提示情報を生成する機能を前記コンピュータに実現させてよい。
上記目的を達成するため、本発明の機器の一側面によれば、被調理物を加熱する加熱部と、前記被調理物が発する振動を検出し、該振動から振幅情報と周波数情報を含む振動情報を取得する振動検出部と、内部温度に関係付けられて振幅情報と周波数情報を含む比較情報と前記振動情報とを対比し、前記被調理物の内部温度を推定する処理部とを含む。
この機器において、前記処理部は、前記加熱部で加熱する比較被調理物が発する振動を検出し、前記比較情報を生成してよい。
この機器において、前記処理部は、前記振動と前記内部温度とを対応させた温度スケール情報を含む前記比較情報を生成してよい。
この機器において、前記処理部は、前記被調理物または前記比較被調理物の内部温度が基準温度に到達したかを判定してよい。
この機器において、所定の加熱時間が経過したかを判定してよい。
この機器において、さらに、前記振動または前記内部温度の何れかを含む提示情報を提示する情報提示部を備えてよい。
本発明によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 加熱中の被調理物が発する振動を検出し、内部温度に関係付けられた比較情報と検出振動とを対比し、被調理物の内部温度を判定できる。
(2) 振動検出により、被調理物に非接触で内部温度を判定でき、調理中の被調理物の品質低下を防止できる。
(3) 被調理物が発する振動により内部温度が基準温度に到達したかにより、良否判定を行うことができ、その判定の迅速化とともに被調理物の安全性が高めることができる。
(4) 被調理物の内部温度の計測に要していた人的負荷を軽減できる。
第1の実施の形態に係る調理管理工程を示すフローチャートである。 調理情報ファイルの一例を示す図である。 比較情報ファイルの一例を示す図である。 比較情報の生成工程を示すフローチャートである。 Aは比較被調理物の加熱、加熱時間の計測、振動の検出を示す図であり、Bは比較被調理物の内部温度の計測を示す図である。 被調理物または比較被調理物の振動情報を示し、Aは振幅、Bは周波数、Cは振幅の平均値の変化を示す図である。 Aは被調理物の内部温度の推移、Bは比較情報、Cは対比、Dは検出音響を示す図である。 検出振動から内部温度の判定を示す図である。 第2の実施の形態に係る調理管理システムを示す図である。 制御部のハードウェアを示す図である。 調理管理情報ファイルを示す図である。 比較情報の作成シーケンスを示す図である。 内部温度の判定シーケンスを示す図である。 情報提示を示す図である。 第3の実施の形態に係る調理機器を示す図である。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る調理管理工程を示している。図1に示す工程は一例であり、斯かる工程に本発明が限定されるものではない。
この調理管理工程には、被調理物Fの特定(S101)、加熱の開始(S102)、加熱時間の計測開始(S103)、振動の検出(S104)、検出振動の記憶(S105)、検出振動と比較情報の対比(S106)、内部温度の判定(S107)、内部温度と基準温度の比較(S108)、加熱時間の判断(S109)、加熱の終了(S110)、情報提示(S111)が含まれる。
被調理物Fの特定(S101): 加熱調理する対象として被調理物Fを特定する。
加熱の開始(S102): 加熱手段である調理部24(図5のA)で加熱を開始する。調理部24は、スチームコンベクションオーブンなどの調理機器でよい。
加熱時間の計測開始(S103): 被調理物Fの加熱時間を加熱の開始時点から終了時点までを計測する。
振動の計測(S104): 加熱中、被調理物Fが発する振動をたとえば、振動センサー26(図5のA)で計測する。
検出振動の記憶(S105): 振動センサー26に検出された検出振動を取得し、調理情報ファイル2(図2)に格納する。この検出振動は一定の時間間隔でまたは継続して取得し、加熱時間に関係付けて記憶する。
検出振動と比較情報の対比(S106): 被調理物Fが発した振動と比較情報(比較振動)とを対比する。この対比には比較情報ファイル14に格納されている比較情報を用いる。比較情報ファイル14には内部温度に関係付けられた比較情報、つまり、比較被調理物Frの振動情報が格納されている。
内部温度の判定(S107): 被調理物Fの検出振動と比較情報とを対比し、被調理物Fの振動が比較被調理物Frの比較振動と一致またはほぼ一致すれば、比較振動に該当する比較被調理物Frの内部温度を被調理物Fの内部温度と判定する。
内部温度と基準温度の比較(S108): この比較により、被調理物Fの内部温度が、被調理物Fに設定された基準温度以上に到達したかを判定する。内部温度が基準温度未満であれば(S108のNO)、基準温度に到達するまで、被調理物Fの加熱を継続する。
加熱時間の判断(S109): この実施の形態では、一例として、加熱時間の経過を判断している。被調理物Fの加熱時間が、被調理物Fに設定された加熱時間以上に到達したかを判定する。加熱時間が被調理物Fに設定された加熱時間未満であれば(S109のNO)、設定された加熱時間に到達するまで、被調理物Fの加熱を継続する。
加熱の終了(S110): 被調理物Fの内部温度が基準温度に到達し、かつ設定された加熱時間が経過したとき、加熱を終了する。
情報提示(S111): 被調理物Fの調理について、被調理物Fの検出振動、内部温度、判定結果などを含む提示情報を提示する。この情報提示にはたとえば、情報提示部44(図9)の画面表示で行えばよい。
<調理情報ファイル2>
図2は、調理情報ファイル2の一例を示している。この調理情報ファイル2は被調理物Fごとの加熱情報を格納する。
この調理情報ファイル2には、被調理物部4、加熱時間部6、検出振動部8、内部温度部10、判定情報部12が備えられる。被調理物部4には特定される被調理物Fの属性情報としてたとえば、被調理物Fの名称や組成などの情報が格納される。加熱時間部6には被調理物Fの加熱開始から加熱終了までの時間t01、t02、t03、t04、・・・が格納される。
検出振動部8にはたとえば、加熱中の被調理物Fから取得した振動が格納される。この検出振動部8には周波数部8-1、振幅部8-2が備えられる。周波数部8-1には振動の周波数が格納され、たとえば、振動の代表的な周波数を格納する。振幅部8-2には振動の振幅情報が格納される。この振幅部8-2には瞬時値部8-21、最大値部8-22、平均値部8-23が備えられる。瞬時値部8-21には検出時点のたとえば、振幅の瞬時値情報が格納される。最大値部8-22には所定の時間間隔ごとの最大値情報が格納される。平均値部8-23には所定の時間間隔ごとの平均値情報が格納される。
内部温度部10には比較情報との対比により判定された内部温度が格納される。図中の数値は一例であり、内部温度が係る数値に限定されるものではない。判定情報部12にはたとえば、内部温度が基準温度に到達したかなどを含む判定情報が格納される。
<比較情報ファイル14>
図3は、比較情報ファイル14の一例を示している。この比較情報ファイル14には比較情報が格納されている。この比較情報は被調理物Fの内部温度を判定するための比較被調理物Frの振動情報であり、より詳細に述べれば、振動と内部温度とを対応させた温度スケール情報を含む。
この比較情報ファイル14には比較被調理物部16、加熱時間部18、比較振動部20および内部温度部22が備えられる。比較被調理物部16には内部温度を判定するための被調理物Fとたとえば、同一属性の比較被調理物Frの情報、つまり被調理物Fと同様に比較被調理物Frの名称や組成などの情報が格納される。
加熱時間部18には比較被調理物Frの加熱時間を表す時間情報tr1、tr2、・・・、trXが格納される。比較振動部20および内部温度部22は比較情報部の一例であり、振動と内部温度とを対応させた温度スケール情報部を例示している。比較振動部20には、比較被調理物Frの比較振動を含む情報が格納される。この比較振動部20には周波数部20-1、振幅部20-2が備えられる。周波数部20-1には比較情報としての特定周波数ないし特定周波数を含む周波数情報が格納される。振幅部20-2には比較情報としての特定振幅ないし特定振幅を含む振幅情報が格納される。この振幅部20-2には瞬時値部20-21、最大値部20-22、平均値部20-23が備えられる。瞬時値部20-21には比較情報として連続した瞬時値情報が格納される。最大値部20-22には比較情報として所定の時間間隔ごとの最大値情報が格納される。平均値部20-23には比較情報として所定の時間間隔ごとの平均値情報が格納される。
<比較情報の形成>
この比較情報は、被調理物Fが発する振動から内部温度を判定するために用いる情報である。この比較情報は、被調理物Fと同一属性の比較被調理物Frを特定し、同一加熱手段で加熱した際の振動情報である。
図4は、この比較情報の形成工程の一例を示している。この比較情報の形成工程には、比較被調理物Frの特定(S201)、加熱の開始(S202)、加熱時間の計測開始(S203)、振動の検出および内部温度の計測(S204)、加熱時間、振動および内部温度の記憶(S205)、加熱時間の監視(S206)、加熱の終了(S207)、比較情報ファイル14の作成(S208)、情報提示(S209)が含まれる。
比較被調理物Frの特定(S201): 比較被調理物Frは、内部温度の判定対象である被調理物Fと同一属性の被調理物Fを選択する。
加熱の開始(S202): 比較被調理物Frの加熱には、被調理物Fの加熱条件と同一とするため、被調理物Fを調理するための調理部24(図5)を選択する。この調理部24に比較被調理物Frを投入し、加熱を開始する。
加熱時間の計測開始(S203): 比較被調理物Frの加熱時間を加熱の開始時点から終了時点までを計測する。
振動の検出および内部温度の計測(S204): 加熱中の比較被調理物Frについて、所定の時間間隔で振動検出と内部温度の計測を行う。振動検出には、被調理物Fの振動検出と振動センサー26(図5のB)を用いる。この振動検出と同時に、比較被調理物Frに電子温度計36(図5)で内部温度を検出する。これにより、比較被調理物Frの加熱時間、内部温度および振動が関係付けられる。
加熱時間、振動および内部温度の記憶(S205): 比較被調理物Frについて、検出振動、内部温度および加熱時間が相互に関係付けられて記憶部48(図10)に格納される。
加熱時間の監視(S206): 比較被調理物Frについて、加熱時間を監視し、この加熱時間を表す時間情報tr1、tr2、・・・が振動検出および内部温度の計測タイミングに用いられる。
加熱の終了(S207): 所定の加熱時間が経過したとき、比較被調理物Frの加熱を終了する。
比較情報ファイル14の作成(S208): 比較情報ファイル14の作成は、比較情報の生成工程の一例である。この比較情報について、比較情報ファイル14を作成し、または比較情報ファイル14を更新する。この比較情報ファイル14の作成には、振動と前記内部温度とを対応させた温度スケール情報の作成が含まれる。
情報提示(S209): この情報提示には、比較被調理物Fr、比較情報ファイル14を含む提示情報が作成され、情報提示部44の画面に提示される。
<比較被調理物Frの加熱、振動検出および内部温度の計測>
比較被調理物Frは、図5のAに示すように、被調理物Fの調理手段と同一の調理部24を使用し、加熱する。比較被調理物Frの振動検出には振動センサー26を使用する。この場合、比較被調理物Frは被調理物Fの加熱と同様にホテルパン28に収容し、調理庫30に装填する。加熱部32を駆動し、比較被調理物Frを調理庫30内で加熱する。加熱開始から加熱時間をタイマー34で計測する。
比較被調理物Frが発する振動は振動センサー26で検出し、この振動センサー26で検出した振動を取得する。この振動は、タイマー34で計測される加熱時間に関係付けられて取得することができる。
比較被調理物Frの内部温度の検出には図5のBに示すように、電子温度計36を使用し、その接触子38の先端部を比較被調理物Frの内部に差し込み、電子温度計36の計測値を読み取る。
<被調理物Fまたは比較被調理物Frの振動>
図6のAは、横軸を時間t、縦軸を振幅レベルとして検出振動の推移を示している。この振動は、加熱中の被調理物Fまたは比較被調理物Frから生成される。この振動は少なくとも、周波数f、振幅mwの瞬時値、最大値などの振動要素が含まれる。
図6のBは、横軸を時間t、縦軸を周波数変化として周波数の推移を示している。振動の周波数は加熱時間の推移によって変化する。
図6のCは、横軸を時間t、縦軸を周波数の平均値レベルとした平均値の推移を示している。振動の平均値は時間とともに変化する。
<検出振動と比較情報の対比による内部温度の判定>
被調理物Fの予想される内部温度は、図7のAに示すように、加熱時間の経過とともにたとえば、放物線を描いて上昇する。
比較情報は、図7のBに示すように、比較被調理物Frから取得した振動情報である。この場合、比較情報(比較振動m)には時点tn:振動mn、時点tn-1:振動mn-1、時点tn-2:振動mn-2、・・・が含まれる。
被調理物Fの検出振動Sには、時点tn:振動Sn、時点tn-1:振動Sn-1、時点tn-2:振動Sn-2、・・・が含まれる。
時点tn-2において、検出振動Sn-2(図7のD)と振動mn-2とを対比し(図7のC)、両者が一致またはほぼ一致すれば、内部温度=Tn-2(図7のA)と判定できる。
時点tn-1において、検出振動Sn-1(図7のD)と振動mn-1とを対比し(図7のC)、両者が一致またはほぼ一致すれば、内部温度=Tn-1(図7のA)と判定できる。
また、時点tnにおいて、検出振動Sn(図7のD)と振動mnとを対比し(図7のC)、両者が一致またはほぼ一致すれば、内部温度=Tn(図7のA)と判定できる。
<検出振動と比較情報(比較情報ファイル14)の対比による内部温度の判定>
加熱中の被調理物Fの内部温度の判定は、図8に示すように、検出振動と比較情報(比較情報ファイル14)を対比して行う(S301)。この対比(S301)では、振動の周波数の比較を行い(S3011)、次に振幅の比較を行い(S3012)、これらの一致により内部温度の判定を行う(S302)。この判定の結果、比較情報ファイル14にある内部温度が被調理物Fの内部温度として判定される。
判定した内部温度について、基準温度であるか否かは既述の処理(図1のS108)で行い、加熱時間については既述の処理(図1のS109)で行えばよい。
<第1の実施の形態の効果>
この第1の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 被調理物Fと同一属性の比較被調理物Frから予め比較情報として内部温度に関係付けて振動要素を取得しておけば、被調理物Fの検出振動が内部温度の上昇に伴って変化するので、この検出振動と比較情報とを対比し、被調理物Fの内部温度を判定することができる。
(2) 被調理物Fと非接触で内部温度を判定することができる。
(3) 被調理物Fの内部温度が基準温度以上であるかを判定すれば、被調理物Fの調理の安全性を高めることができる。
〔第2の実施の形態〕
図9は、本発明の第2の実施の形態に係る調理管理システムを示している。図9に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
この調理管理システム40は、既述の調理管理方法をコンピュータによる情報処理で実現することができる。
この調理管理システム40には図9に示すように、調理部24、振動センサー26、電子温度計36、タイマー34、制御部42および情報提示部44が備えられる。
調理部24は、被調理物Fまたは比較被調理物Frの加熱部の一例であり、スチームコンベクションオーブンなどの調理機器である。この調理部24には被調理物Fまたは比較被調理物Frを調理するための調理庫30および加熱部32が備えられる。
振動センサー26は、加熱により被調理物Fまたは比較被調理物Frが発する振動を検出し、振動を電気信号に変換して出力する。電子温度計36は、比較被調理物Frの内部温度を検出する手段であり、温度を電気信号に変換して出力する。タイマー34は、加熱時間の計測に用いられる。
制御部42は調理管理を実現するための管理装置の一例であり、通信機能を備えるコンピュータで構成され、調理管理のための情報処理や加熱部32などの制御を行う。情報提示部44は、制御部42で生成された情報提示信号を画像として提示する。
この実施の形態では、制御部42、情報提示部44を含む機能部が調理管理装置として構成される。
<制御部42のハードウェア>
図10は、制御部42のハードウェアを示している。図10において、図9と同一部分には同一符号を付してある。
制御部42には、プロセッサ46、記憶部48、入出力部(I/O)50、操作入力部52、通信部54が含まれる。
プロセッサ46は記憶部48にあるOS(Operating System)を実行し、調理管理プログラムなどの情報処理を行う。
情報提示部44はたとえば、LCD(Liquid Crystal Display: 液晶表示器)で構成され、プロセッサ46の制御により、たとえば、被調理物Fの属性情報、振動情報、比較情報、判定情報などを含む提示情報を提示する。
記憶部48はROM(Read-Only Memory)、RAM(Random-Access Memory)などの記憶素子を備え、OS、調理管理プログラムなどの各種のプログラムを格納するとともに、調理情報ファイル2(図2)、比較情報ファイル14(図3)、調理管理情報ファイル56(図11)などを格納する。
I/O50は、プロセッサ46の制御により、情報の入力、情報取出しなどに用いられる。操作入力部52には情報入力に用いられるキーボード、バーコード読取り部、マウス、I/O50に接続された情報端末の他、タッチパネルが含まれる。タッチパネルは情報提示部44の表示画面に設置すればよい。通信部54はプロセッサ46の制御により、管理センターや携帯情報端末などと無線接続または有線接続により情報の授受を行う。
<制御部42の情報処理>
制御部42の情報処理には、a)被調理物F、比較被調理物Frの特定、b)温度情報の取得、c)振動情報の取得、d)加熱時間の取得、e)調理情報ファイル2(図2)の作成、f)比較情報ファイル14(図3)の作成、g)調理管理情報ファイル56(図11)の作成、h)被調理物Fの内部温度の判定、i)提示情報の生成、j)情報提示などが含まれる。
<調理管理情報ファイル56>
図11は、調理管理情報ファイル56の一例を示している。この調理管理情報ファイル56は、被調理物Fの加熱時、内部温度の判定、加熱の良否判定、情報提示などのために作成される。
この調理管理情報ファイル56には、被調理物部58、加熱時間部60、検出振動部62、内部温度部64、基準温度部66、判定情報部68が備えられる。被調理物部58には特定される被調理物Fの属性情報が格納される。加熱時間部60には被調理物Fの加熱開始から加熱終了までの時間が格納される。
検出振動部62にはたとえば、加熱中の被調理物Fから取得した振動が格納される。周波数部62-1には振動の周波数が格納され、たとえば、振動の代表的な周波数を格納する。振幅部62-2には振動の振幅情報が格納される。瞬時値部62-21には検出時点のたとえば、振幅の瞬時値情報が格納される。最大値部62-22には所定の時間間隔ごとの最大値情報が格納される。平均値部62-23には所定の時間間隔ごとの平均値情報が格納される。
内部温度部64には比較情報との対比により判定された被調理物Fの内部温度が格納される。欄内の数値は一例である。基準温度部66には被調理物Fの加熱基準温度が格納される。判定情報部68にはたとえば、内部温度が基準温度に到達したかを表す「合」、「否」などの判定情報が格納される。
<比較情報の作成シーケンス>
図12は、比較情報の作成シーケンスを示している。この比較情報は、調理管理システム40を用いて作成される。
制御部42は、被調理物Fと同一属性の比較被調理物Frを特定する(S401)。この比較被調理物Frは調理部24に装填される。制御部42は、調理部24に加熱の指示を行うとともに、タイマー34に計時開始を指示する(S402)。これにより、調理部24は加熱部32により加熱を開始し(S403)、タイマー34は加熱時間の計時を開始する(S404)。振動センサー26は加熱中の比較被調理物Frから発する振動を検出する(S405)。また、電子温度計36を用いて比較被調理物Frの内部温度の検出を行う(S406)。
制御部42は、タイマー34から加熱時間を取得し(S407)、電子温度計36から加熱温度を取得し(S408)、振動センサー26から検出振動を取得する(S409)。
制御部42は、比較被調理物Frの内部温度がたとえば、基準温度に到達すれば、調理部24に加熱終了の指示を行い(S410)、タイマー34に対し、計時の終了指示を行う(S411)。これを受け、調理部24は加熱を終了し(S412)、タイマー34は計時を終了する(S413)。
そして、制御部42は比較情報を生成し(S414)、比較情報ファイル14を作成しまたは更新し、この処理を終了する。
<被調理物Fの内部温度の判定シーケンス>
図13は、被調理物Fの内部温度の判定シーケンスを示している。制御部42は、被調理物Fを特定し(S501)、被調理物Fの判定に用いる比較情報を取得する(S502)。被調理物Fは、調理部24に装填される。制御部42は、調理部24に加熱の指示を行うとともに、タイマー34に計時開始を指示する(S503)。これにより、調理部24は加熱部32により加熱を開始し(S504)、タイマー34は加熱時間の計時を開始する(S505)。振動センサー26は加熱中の被調理物Fから発する振動を検出する(S506)。
制御部42は、タイマー34から加熱時間を取得し(S507)、振動センサー26から検出振動を取得する(S508)。
制御部42は、比較情報との比較により被調理物Fの内部温度を判定する(S509)。この判定処理の詳細は既述したので、その詳細な説明は割愛する。内部温度が基準温度Trefに到達していれば、加熱時間の判定を行う(S510)。加熱時間が所定時間に到達していれば、調理部24に対して加熱終了を指示するとともに、タイマー34に対し、計時の終了指示を行う(S511)。これを受け、調理部24は加熱を終了し(S512)、タイマー34は計時を終了する(S513)。
そして、制御部42は調理管理情報ファイル56を作成または更新し、この処理を終了し、情報提示を行う(S514)。
<情報提示>
図14は、被調理物Fの加熱調理に関する情報提示画面70を示している。この情報提示は、プロセッサ46の制御により、情報提示部44により実行される。
この情報提示画面70にはファイル情報提示部72、被調理物情報提示部74などの情報提示が含まれる。ファイル情報提示部72には調理管理情報ファイル56の格納情報が提示される。被調理物情報提示部74には被調理物部76、比較被調理物部78、基準温度部80、到達時間部82、判定情報部84が含まれる。被調理物部76には内部温度を判定した被調理物Fの属性情報が表示される。比較被調理物部78には被調理物Fと同一属性の比較被調理物Fr、つまり比較情報に係る被調理物Frの属性情報が表示される。基準温度部80には調理の基準温度が表示される。到達時間部82は加熱開始から基準温度到達までの時間情報が表示される。判定情報部84には被調理物Fの加熱温度が基準温度に到達しているか否か、その合否情報が表示される。
<第2の実施の形態の効果>
この第2の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 既述した調理管理方法が調理管理システム40によりコンピュータを用いた情報処理により実現することができる。
(2) 比較被調理物Frの内部温度の計測による比較情報の作成、被調理物Fの内部温度の判定処理を共通の調理管理システム40によって実現でき、信頼性の高い内部温度の判定を行うことができる。
(3) 被調理物Fの調理前に同一属性の比較被調理物Frについて、比較情報を取得できるので、内部温度の判定精度を高めることができる。
(4) 安全性の高い調理物を提供できる。
〔第3の実施の形態〕
図15は、第3の実施の形態に係る調理機器を示している。図15において、図9および図10と同一部分には同一符号を付してある。
この調理機器86は、機器の一例であり、この調理機器86にはたとえば、同一の機器筐体88に調理部24を含む調理管理システム40が搭載されている。調理部24は制御部42で制御され、本発明の調理管理方法、調理管理システム、プログラムを実現し、調理およびその管理の統合制御を行う。
この調理機器86において、制御部42の構成および機能は第2の実施の形態で説明しているので、その説明を割愛する。
<第3の実施の形態の効果>
この第3の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) この実施の形態によれば、調理機器86において、既述の被調理物Fの調理管理方法をコンピュータによる情報処理により実現することができる。
(2) この調理機器86によれば、調理管理システムおよび調理管理プログラムにより、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
(3) 調理機器86において調理される被調理物Fの安全性を高めることができる。
〔他の実施の形態〕
(1) 第2の実施の形態では、タイマー34(図9)が制御部42の外部に設置されているが、このタイマー34は制御部42を構成するコンピュータで実現してもよい。
(2)上記実施の形態では、被調理物Fの内部温度に対して基準温度を設定し、この基準温度に内部温度が到達したかを判定しているが、比較被調理物Frの内部温度に対して基準温度を設定し、この基準温度に内部温度が到達したかを判定してもよい。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態などについて説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
この発明によれば、被調理物の内部温度を被調理物と同一属性の比較被調理物から取得した比較情報を用いて判定でき、被調理物の内部温度計測の迅速化とともに、信頼性を高めることができる。
2 調理情報ファイル
4 被調理物部
6 加熱時間部
8 検出振動部
8-1 周波数部
8-2 振幅部
8-21 瞬時値部
8-22 最大値部
8-23 平均値部
10 内部温度部
12 判定情報部
14 比較情報ファイル
16 比較被調理物部
18 加熱時間部
20 比較振動部
20-1 周波数部
20-2 振幅部
20-21 瞬時値部
20-22 最大値部
20-23 平均値部
22 内部温度部
24 調理部
26 振動センサー
28 ホテルパン
30 調理庫
32 加熱部
34 タイマー
36 電子温度計
38 接触子
40 調理管理システム
42 制御部
44 情報提示部
46 プロセッサ
48 記憶部
50 入出力部(I/O)
52 操作入力部
54 通信部
56 調理管理情報ファイル
58 被調理物部
60 加熱時間部
62 検出振動部
62-1 周波数部
62-2 振幅部
62-21 瞬時値部
62-22 最大値部
62-23 平均値部
64 内部温度部
66 基準温度部
68 判定情報部
70 情報提示画面
72 ファイル情報提示部
74 被調理物情報提示部
76 被調理物部
78 比較被調理物部
80 基準温度部
82 到達時間部
84 判定情報部
86 調理機器
88 機器筐体

Claims (24)

  1. 被調理物を加熱する工程と、
    前記被調理物が発する振動を検出し、該振動から振幅情報と周波数情報を含む振動情報を取得する工程と、
    内部温度に関係付けられて振幅情報と周波数情報を含む比較情報と前記振動情報とを対比し、前記被調理物の内部温度を判定する工程と、
    を含むことを特徴とする調理管理方法。
  2. 比較被調理物を加熱する工程と、
    前記比較被調理物が発する振動を検出し、前記比較情報を生成する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の調理管理方法。
  3. 前記振動と前記内部温度とを対応させた温度スケール情報を含む前記比較情報を生成する工程を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の調理管理方法。
  4. 前記被調理物または前記比較被調理物の内部温度が基準温度に到達したかを判定する工程を含むことを特徴とする請求項に記載の調理管理方法。
  5. 所定の加熱時間が経過したかを判定する工程を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかの請求項に記載の調理管理方法。
  6. 前記振動または前記内部温度の何れかを含む提示情報を提示する工程を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかの請求項に記載の調理管理方法。
  7. 被調理物を加熱する加熱部と、
    前記被調理物が発する振動を検出し、該振動から振幅情報と周波数情報を含む振動情報を取得する振動検出部と、
    内部温度に関係付けられて振幅情報と周波数情報を含む比較情報と前記振動情報とを対比し、前記被調理物の内部温度を判定する処理部と、
    を含むことを特徴とする調理管理システム。
  8. 前記処理部は、前記加熱部で加熱する比較被調理物が発する振動を検出し、前記比較情報を生成することを特徴とする請求項7に記載の調理管理システム。
  9. 前記処理部は、前記振動と前記内部温度とを対応させた温度スケール情報を含む前記比較情報を生成することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の調理管理システム。
  10. 前記処理部は、前記被調理物または前記比較被調理物の内部温度が基準温度に到達したかを判定することを特徴とする請求項に記載の調理管理システム。
  11. 前記処理部は、所定の加熱時間が経過したかを判定することを特徴とする請求項7ないし請求項10の何れかの請求項に記載の調理管理システム。
  12. さらに、前記振動または前記内部温度の何れかを含む提示情報を提示する情報提示部を備えることを特徴とする請求項7ないし請求項11の何れかの請求項に記載の調理管理システム。
  13. コンピュータに実現させるためのプログラムであって、
    加熱される被調理物が発する振動を検出し、該振動から振幅情報と周波数情報を含む振動情報を取得する機能と、
    内部温度に関係付けられて振幅情報と周波数情報を含む比較情報と前記振動情報とを対比し、前記被調理物の内部温度を推定する機能と、
    を前記コンピュータに実現させるためのプログラム。
  14. 加熱される比較被調理物が発する振動を取得し、前記比較情報を生成する機能を前記コンピュータに実現させるための請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記振動と前記内部温度とを対応させた温度スケール情報を含む前記比較情報を生成する機能を含むことを特徴とする請求項13または請求項14に記載のプログラム。
  16. 前記被調理物または前記比較被調理物の内部温度が基準温度に到達したかを判定する機能を前記コンピュータに実現させるための請求項14に記載のプログラム。
  17. 所定の加熱時間が経過したかを判定する機能を前記コンピュータに実現させるための請求項13ないし請求項16の何れかの請求項に記載のプログラム。
  18. さらに、前記振動または前記内部温度の何れかを含む提示情報を生成する機能を前記コンピュータに実現させるための請求項13ないし請求項17の何れかの請求項に記載のプログラム。
  19. 被調理物を加熱する加熱部と、
    前記被調理物が発する振動を検出し、該振動から振幅情報と周波数情報を含む振動情報を取得する振動検出部と、
    内部温度に関係付けられて振幅情報と周波数情報を含む比較情報と前記振動情報とを対比し、前記被調理物の内部温度を
    推定する処理部と、
    を含むことを特徴とする機器。
  20. 前記処理部は、前記加熱部で加熱する比較被調理物が発する振動を検出し、前記比較情報を生成することを特徴とする請求項19に記載の機器。
  21. 前記処理部は、前記振動と前記内部温度とを対応させた温度スケール情報を含む前記比較情報を生成することを特徴とする請求項19または請求項20に記載の機器。
  22. 前記処理部は、前記被調理物または前記比較被調理物の内部温度が基準温度に到達したかを判定することを特徴とする請求項20に記載の機器。
  23. 前記処理部は、所定の加熱時間が経過したかを判定することを特徴とする請求項19ないし請求項22の何れかの請求項に記載の機器。
  24. さらに、前記振動または前記内部温度の何れかを含む提示情報を提示する情報提示部を備えることを特徴とする請求項19ないし請求項23の何れかの請求項に記載の機器。
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