JPH1013198A - データレジスタ - Google Patents

データレジスタ

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JPH1013198A
JPH1013198A JP8162939A JP16293996A JPH1013198A JP H1013198 A JPH1013198 A JP H1013198A JP 8162939 A JP8162939 A JP 8162939A JP 16293996 A JP16293996 A JP 16293996A JP H1013198 A JPH1013198 A JP H1013198A
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JP
Japan
Prior art keywords
output
write pulse
data
clock
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP8162939A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Sato
義則 佐藤
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH1013198A publication Critical patent/JPH1013198A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前段保持回路に書き込みが行われたことを検
出し、その直後の同期クロックでのみ後段保持回路のラ
ッチを行う構成とし、前後段の保持回路をDラッチで構
成することにより、回路規模縮小・コストダウンができ
るようにする。 【解決手段】nbitのデータDI108を入力として
非同期の書き込みパルスWCK112によりデータを保
持する前段保持回路102と、書き込みパルスWCK1
12と同期クロックCLK114と、サンプルクロック
SCK113を入力として更新パルスRCK117を出
力とする同期回路104と、前段保持回路102の出力
DL109を入力として更新パルスRCK117により
データを保持する後段保持回路103とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期式システム上
で非同期に書き込みが行われるレジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル回路上では、非同期でレジスタ
に書き込まれるデータを、特定のクロックによる同期式
回路で使用する場合には、レジスタを図3のような構成
とし、レジスタの出力の変化をクロックに同期させるの
が一般的である。
【0003】ここで、レジスタ301はnbitのデー
タDI304を入力とし、非同期の書き込みパルスWC
K307によりデータを保持する前段保持回路302
と、前段保持回路302の出力DL305を入力とし、
同期クロックCLK308によりデータを保持する後段
保持回路303とで構成されている。前段保持回路30
2、後段保持回路303は、それぞれ書き込みパルスW
CK307、同期クロックCLK308をクロック入力
とするn個のDフリップフロップ501で構成されてい
る。図中の各Dフリップフロップ501は、図5に示す
ようにクロック入力CK503の立上がりで入力信号D
502の状態を出力Q504として保持するものであ
る。
【0004】図4はレジスタ301の動作を示すタイミ
ングチャートである。入力データDI304は書き込み
パルスWCK307の立上がりで前段保持回路302の
出力DL305に保持され(t7)、保持された信号D
L305の状態は同期クロックCLK308の立上がり
で後段保持回路303の出力DO306に現れる(t
8)。
【0005】Dフリップフロップ501同様、信号の保
持を行う回路には、図6に示すようなDラッチ601が
ある。このDラッチ601においては、クロック入力C
K603がHレベルの間は入力信号D602の状態を出
力Q604に伝達し、クロック入力CK603がLレベ
ルの間は出力状態を保持する。
【0006】通常、Dラッチ601は、Dフリップフロ
ップ501に対して約1/2の回路規模で構成できる。
従って、信号の保持機能を持たせた回路では、極力Dラ
ッチ601を用いる方が回路規模が小さくなり、コスト
上有利となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
レジスタ301において、Dフリップフロップ501を
Dラッチ601に置き換えると、同期クロックCLK3
08がHレベルとなっている間に書き込みパルスWCK
が入力されると、レジスタ301の入力データDI30
4が出力DO306に直接伝達することになり、図4に
示すDO′401のように同期クロックCLK308の
立上がり以外の時間で出力が変化する可能性が生じる。
このため各保持回路302,303がDフリップフロッ
プ501で構成せざるを得ず、データの1bit当りの
Dフリップフロップ501が2つ必要となり、回路規模
増大・コストアップの原因となる。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、前段保持回路に書き込みが行われ
たことを検出し、その直後の同期クロックでのみ後段保
持回路のラッチを行う構成とし、前後段の保持回路をD
ラッチで構成することにより、上記問題点を解決するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、第1書き込みパルスにより1つ以上の入
力信号の状態を出力信号として保持する第1データ保持
手段と、前記第1書き込みパルスと同期クロックを入力
とし、第2書き込みパルスを出力とする同期手段と、前
記第1データ保持手段の出力を入力信号とし、前記第2
書き込みパルスにより該入力信号の状態を出力信号とし
て保持する第2データ保持手段と、で構成されるデータ
レジスタにおいて、前記第1データ保持手段は、前記第
1書き込みパルスがHレベルの間は入力信号の状態を出
力に伝達し、前記第1書き込みパルスがLレベルの間は
出力状態を保持する、1つ以上のDラッチで構成され、
前記第2データ保持手段は、前記第2書き込みパルスが
Hレベルの間は入力信号の状態を出力に伝達し、前記第
2書き込みパルスがLレベルの間は出力状態を保持す
る、1つ以上のDラッチで構成され、前記同期手段は、
前記第1書き込みパルスの入力を検出して、前記第1デ
ータ保持手段にデータが書き込まれたことを記憶する記
憶手段と、該記憶手段の出力があるときのみ、前記同期
クロックに同期した前記第2書き込みパルスを出力する
許可手段と、で構成するようにする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明のレジスタ101の構成を
示す図である。まず、構成を説明すると、nbitのデ
ータDI108を入力として非同期の書き込みパルスW
CK112によりデータを保持する前段保持回路102
と、書き込みパルスWCK112と同期クロックCLK
114と、サンプルクロックSCK113を入力として
更新パルスRCK117を出力とする同期回路104
と、前段保持回路102の出力DL109を入力として
更新パルスRCK117によりデータを保持する後段保
持回路103とで構成されている。
【0012】前段保持回路102および後段保持回路1
03は、それぞれ書き込みパルスWCK112、更新パ
ルスRCK117をクロック入力とするn個のDラッチ
601で構成されている。同期回路104は、書き込み
パルスWCK112をセット入力、更新パルスRCK1
17をリセット入力に持つRSラッチ105と、RSラ
ッチ105の出力A115をサンプルクロックSCK1
13でサンプリングするDフリップフロップ106と、
Dフリップフロップ106の出力B116と同期クロッ
クCLK114を入力とし、更新パルスRCK117を
出力とするANDゲート107で構成されている。ここ
でサンプルクロックSCK113は、同期クロックCL
K114と同じ周波数で位相の異なるクロック信号であ
るが、通常同期クロックCLK114はシステムクロッ
クを分周して生成していることが多く、このようなサン
プルクロックSCK113も同様にシステムクロックか
ら容易に生成することができる。また、RSラッチ10
5、Dフリップフロップ106とともに初期状態では、
リセット信号RES111の入力により出力はLレベル
になるものとする。
【0013】次に、上記実施の形態の作用を説明する。
本発明の動作を示すタイミングチャートである図2を参
照して説明する。書き込みパルスWCK112がHレベ
ルとなると入力データDI108が前段保持回路102
の出力DL109に伝達されると同時に、RSラッチ1
05の出力A115はHレベルとなる(t1)。書き込
みパルスWCK112がLレベルとなると前段保持回路
102の出力DL109は保持される(t2)。RSラ
ッチ105の出力A115がHレベルのときにサンプル
クロックSCK113が立ち上がると、Dフリップフロ
ップ106の出力B116はHレベルとなる(t3)。
Dフリップフロップ106の出力B116がHレベルの
ときに、同期クロックCLK114がHレベルとなる
と、ANDゲート107の出力即ち更新パルスRCK1
17がHレベルとなり、前段保持回路102の出力DL
109は、後段保持回路103の出力DO110に伝達
される。更新パルスRCK117はRSラッチ105の
リセット入力であるため、RSラッチ105の出力A1
15はLレベルとなる(t4)。同期クロックCLK1
14がLレベルとなり更新パルスRCK117がLレベ
ルとなると、後段保持回路103の出力DO110は保
持される(t5)。
【0014】次にサンプルクロックSCK113が立上
がるときには、RSラッチ105の出力A115がLレ
ベルとなっているため、Dフリップフロップ106の出
力B116はLレベルとなる(t6)。以降、同期クロ
ックCLK114がHレベルとなっても、更新パルスR
CK117は出力されない。書き込みパルスWCK11
2が入力される度に以上の動作が行われ、書き込みパル
スWCK112の入力タイミングに関係なく、レジスタ
101の出力DO110は同期クロックCLK114立
上がりに同期して更新されることになる。ただし、更新
パルスRCK117がHレベルとなっている間はRSラ
ッチ105にはリセットがかかり、書き込みパルスWC
K112の検出ができないため、同期クロックCLK1
14の周期は書き込みパルスWCK112の入力間隔の
最小値より短くなくてはならない。以上の作用により、
本発明のレジスタ101においては、書き込みパルスW
CK112の入力タイミングに関係なく、出力DO11
0の変化を同期クロックCLK114に同期させること
ができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、前段保持回路に書き込みが行われたことを記憶し、
その記憶が存在するときのみ同期クロックで後段保持回
路のラッチを行う構成としたために、前後段の保持回路
をDラッチで構成することが可能になり、回路規模縮小
・コストダウンができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレジスタの構成を示す図である。
【図2】本発明のレジスタの動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図3】従来のレジスタの構成を示す図である。
【図4】従来のレジスタの動作を示すタイミングチャー
トである。
【図5】Dフリップフロップの動作を示す図である。
【図6】Dラッチの動作を示す図である。
【符号の説明】
101,103 レジスタ 102,302 前段保持回路 103,303 後段保持回路 104 同期回路 105 RSラッチ 106 リセット付Dフリップフロップ 107 ANDゲート 501 Dフリップフロップ 601 Dラッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の書き込みパルスにより1つ以上の
    入力信号の状態を出力信号として保持する第1のデータ
    保持手段と、 前記第1書き込みパルスと同期クロックを入力とし、第
    2書き込みパルスを出力とする同期手段と、 前記第1データ保持手段の出力を入力信号とし、前記第
    2書き込みパルスにより該入力信号の状態を出力信号と
    して保持する第2データ保持手段と、で構成されるデー
    タレジスタにおいて、 前記第1データ保持手段は、前記第1書き込みパルスが
    Hレベルの間は入力信号の状態を出力に伝達し、前記第
    1書き込みパルスがLレベルの間は出力状態を保持す
    る、1つ以上のDラッチで構成され、 前記第2データ保持手段は、前記第2書き込みパルスが
    Hレベルの間は入力信号の状態を出力に伝達し、前記第
    2書き込みパルスがLレベルの間は出力状態を保持す
    る、1つ以上のDラッチで構成され、 前記同期手段は、前記第1書き込みパルスの入力を検出
    して、前記第1データ保持手段にデータが書き込まれた
    ことを記憶する記憶手段と、 該記憶手段の出力があるときのみ、前記同期クロックに
    同期した前記第2書き込みパルスを出力する許可手段
    と、 で構成されることを特徴とするデータレジスタ。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、前記第1書き込みパル
    スにより出力がセットされ、前記第2書き込みパルスに
    より出力がクリアされる構成であり、 前記許可手段は、前記記憶手段の出力を、前記同期クロ
    ックと位相の異なるクロックにてサンプリングするサン
    プリング手段と、 該サンプリング手段の出力がセットされているときの
    み、前記同期クロックを前記第2書き込みパルスとして
    出力する出力手段と、 で構成される請求項1に記載のデータレジスタ。
JP8162939A 1996-06-24 1996-06-24 データレジスタ Pending JPH1013198A (ja)

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