JPH10131964A - 直線摺動装置 - Google Patents

直線摺動装置

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Publication number
JPH10131964A
JPH10131964A JP28854896A JP28854896A JPH10131964A JP H10131964 A JPH10131964 A JP H10131964A JP 28854896 A JP28854896 A JP 28854896A JP 28854896 A JP28854896 A JP 28854896A JP H10131964 A JPH10131964 A JP H10131964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
load
linear sliding
sliding device
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28854896A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Yamazaki
充 山崎
Toyoji Kazama
豊司 風間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Bearing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Bearing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Bearing Co Ltd filed Critical Nippon Bearing Co Ltd
Priority to JP28854896A priority Critical patent/JPH10131964A/ja
Publication of JPH10131964A publication Critical patent/JPH10131964A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、円滑な直線摺動が可能な直線摺動
装置を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 軸1と、該軸1に被嵌されボール保持部
3により保持されたボール4が転動する負荷ボール部5
及び無負荷ボール部6で構成される長円形状のボール無
限循環路9を有する外筒2とから成り、無負荷ボール部
6は、傾斜部12,リターン部7,直線部11,リターン部
8,傾斜部13の順に連設されている直線摺動装置であっ
て、前記傾斜部12・13のボール転送面12a・13aと負荷
ボール部5のボール転送面5aとの連接部10をR形状に
形成するとともに負荷ボール部5のボール転送面5aを
該連接部10の接面となるように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直線摺動装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
直線摺動装置は、図5に図示したように、軸31と、該軸
31に被嵌されボール保持部33により保持されたボール34
が転動する直線状の負荷ボール部35及び無負荷ボール部
とで構成される長円形状のボール無限循環路を有する外
筒32とから成り、無負荷ボール部は、傾斜部42,リター
ン部37,直線部,リターン部38,傾斜部43の順に連設さ
れている。
【0003】このような直線摺動装置においては、傾斜
部42・43から負荷ボール部35へボール34が転動して入る
際、該傾斜部42・43の傾斜が急であると(図5中のθが
大であると、)、ボール34が負荷ボール部35へスムーズに
導入されず(負荷ボール部35のボール転送面35aと傾斜
部42・43のボール転送面との連接部40においてボール34
が急激に方向を変える為にボール34の挙動が大きくな
る。)、また、ボール34が負荷ボール部35に入る際、軸31
に衝突し、騒音や振動などの原因となっているなどの問
題がある。
【0004】この点を解決する為、実公昭56−501
76号が提案されているが、この実公昭56−5017
6号は傾斜部を角度の異なる複数の傾斜部で構成するも
のである為、その製造が厄介であり、よって、コスト高
な装置になってしまうという欠点がある。
【0005】本発明は、前記従来の課題を解決するため
になされたものであり、ボールの負荷ボール部へのスム
ーズな導入を達成し、騒音や振動などを解消した高精度
で長寿命の直線摺動装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0007】軸1と、該軸1に被嵌されボール保持部3
により保持されたボール4が転動する負荷ボール部5及
び無負荷ボール部6で構成される長円形状のボール無限
循環路9を有する外筒2とから成り、無負荷ボール部6
は、傾斜部12,リターン部7,直線部11,リターン部
8,傾斜部13の順に連設されている直線摺動装置であっ
て、前記傾斜部12・13のボール転送面12a・13aと負荷
ボール部5のボール転送面5aとの連接部10をR形状に
形成するとともに負荷ボール部5のボール転送面5aを
該連接部10の接面となるように構成したことを特徴とす
る直線摺動装置に係るものである。
【0008】
【発明の作用並びに効果】軸1と、該軸1に被嵌されボ
ール保持部3により保持されたボール4が転動する負荷
ボール部5及び無負荷ボール部6で構成される長円形状
のボール無限循環路9を有する外筒2とから成り、無負
荷ボール部6は、傾斜部12,リターン部7,直線部11,
リターン部8,傾斜部13の順に連設されている直線摺動
装置であって、前記傾斜部12・13のボール転送面12a・
13aと負荷ボール部5のボール転送面5aとの連接部10
をR形状に形成するとともに負荷ボール部5のボール転
送面5aを該連接部10の接面となるように構成したの
で、ボール4が傾斜部12・13から負荷ボール部5へ導入
される際、ボール4は負荷ボール部5へスムーズに入
り、ボール4の摺動抵抗変動が極めて少なくなり、更
に、ボール4と軸1との衝突現象が解消でき、騒音や振
動などの発生を防止することができ、そして、安価に製
造することが可能となる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例に係る直線摺動装置に関し
て、以下、図面に基づいて説明する。
【0010】本実施例の直線摺動装置は、図1,2に図
示したように、軸1と、該軸1に被嵌されボール保持部
3により保持されたボール4が転動する直線状の負荷ボ
ール部5及び無負荷ボール部6で構成される長円形状の
ボール無限循環路9を有する外筒2とから成り、無負荷
ボール部6は、傾斜部12,リターン部7,直線部11,リ
ターン部8,傾斜部13の順に連設されている直線摺動装
置であって、前記傾斜部12・13のボール転送面12a・13
aと負荷ボール部5のボール転送面5aとの連接部10を
R形状に形成するとともに負荷ボール部5のボール転送
面5aを該連接部10の接面となるように構成したもの
で、軸1に負荷ボール溝1aを形成した所謂スプライン
である。
【0011】この直線摺動装置は4つの長円形状のボー
ル無限循環路9が4つ設けられている。
【0012】このボール無限循環路9は図3,4に図示
した通りであり、リターン部7・8と負荷ボール部5と
の間は傾斜部12・13となっており、この傾斜部12・13の
ボール転送面12a・13aと負荷ボール部5のボール転送
面5aとの連接部10はR形状(半径rの円弧)に形成さ
れ且つ負荷ボール部5のボール転送面5aは該連接部10
の接面(接線Lを含む面)となっている(R形状のRの
終点と負荷ボール部5のボール転送面5aの始点とが一
致する状態)。
【0013】尚、本実施例の場合、ボール転送面13aの
図4中T部分は、上記と逆のR形状に形成され、点Sで
のボール4のガタつきを可及的に小さくなるように配慮
している。符号MはR形状が逆になる変曲点である。
【0014】以上のような、本実施例に係る直線摺動装
置は、ボール4が負荷ボール部5へスムーズ入り、ボー
ル4の摺動抵抗変動が極めて少なくなり、更に、ボール
4と軸1との衝突現象が解消でき、騒音や振動などの発
生を防止することができ、そして、安価に製造すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る直線摺動装置を示す正断面図で
ある。
【図2】本実施例に係る直線摺動装置を示す側断面図で
ある。
【図3】本実施例のボール無限循環路の説明図である。
【図4】本実施例のボール無限循環路の説明図である。
【図5】従来の直線摺動装置を示す正断面図である。
【符号の説明】
1 軸 2 外筒 3 ボール保持部 4 ボール 5 負荷ボール部 5a ボール転送面 6 無負荷ボール部 7 リターン部 8 リターン部 9 ボール無限循環路 10 連接部 11 直線部 12 傾斜部 12a ボール転送面 13 傾斜部 13a ボール転送面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸と、該軸に被嵌されボール保持部によ
    り保持されたボールが転動する負荷ボール部及び無負荷
    ボール部で構成される長円形状のボール無限循環路を有
    する外筒とから成り、無負荷ボール部は、傾斜部,リタ
    ーン部,直線部,リターン部,傾斜部の順に連設されて
    いる直線摺動装置であって、前記傾斜部のボール転送面
    と負荷ボール部のボール転送面との連接部をR形状に形
    成するとともに負荷ボール部のボール転送面を該連接部
    の接面となるように構成したことを特徴とする直線摺動
    装置。
JP28854896A 1996-10-30 1996-10-30 直線摺動装置 Pending JPH10131964A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28854896A JPH10131964A (ja) 1996-10-30 1996-10-30 直線摺動装置

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JP28854896A JPH10131964A (ja) 1996-10-30 1996-10-30 直線摺動装置

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Publication Number Publication Date
JPH10131964A true JPH10131964A (ja) 1998-05-22

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ID=17731676

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28854896A Pending JPH10131964A (ja) 1996-10-30 1996-10-30 直線摺動装置

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JP (1) JPH10131964A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8016486B2 (en) * 2004-08-27 2011-09-13 Thk Co., Ltd. Rolling guiding device
JP2021085511A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 日本ベアリング株式会社 ベアリング装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8016486B2 (en) * 2004-08-27 2011-09-13 Thk Co., Ltd. Rolling guiding device
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