JPH10131237A - 建設機械の制御回路 - Google Patents

建設機械の制御回路

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JPH10131237A
JPH10131237A JP8305726A JP30572696A JPH10131237A JP H10131237 A JPH10131237 A JP H10131237A JP 8305726 A JP8305726 A JP 8305726A JP 30572696 A JP30572696 A JP 30572696A JP H10131237 A JPH10131237 A JP H10131237A
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Japan
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relief
hydraulic
traveling
valve
switching valve
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Application number
JP8305726A
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English (en)
Inventor
Kazunori Suzuoka
和憲 鈴岡
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Yutani Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最近の油圧ショベルでは、作業アタッチメン
ト用油圧アクチュエータと、走行モータの作動圧が略同
圧になっている。本発明は、走行用を含むすべての油圧
アクチュエータに対する兼用の「作業及び走行用リリー
フ弁」を油圧回路に配置し、その作業及び走行用リリー
フ弁が、油圧ショベルの走行操作状態でリリーフ作動を
行っている時には、油圧ポンプからの吐出流量をそのま
ま保持するようにした制御回路を提供することを目的と
する。 【解決手段】 本発明の第1実施例制御回路では、走行
用方向切換弁の作動を検出する走行操作検出手段と、作
業アタッチメント用油圧アクチュエータの各方向切換弁
の作動を検出するそれぞれ作業操作検出手段と、上記作
業及び走行用リリーフ弁のリリーフ作動を検出するリリ
ーフ作動検出手段を設け、上記各検出手段からの信号を
コントローラに入力するようにし、かつそのコントロー
ラと、油圧ポンプのレギュレータとを電油変換器を介し
て連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として油圧ショ
ベルなど建設機械,作業車両に装備した油圧アクチュエ
ータの制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、特開平5−321299号公報
に記載されている油圧ショベルの油圧回路図である。図
4に示す油圧回路では、油圧ショベルが他アクチュエー
タを使用しないとき単独走行を行うために走行弁13
L ,13R を操作すると、サブバルブ42L ,42R
それと連動して遮断油路位置より開通油路位置に切換わ
る。パイロットポンプ23からのパイロット圧は、走行
用リリーフ弁44L の昇圧ピストン室45L と、走行用
リリーフ弁44R の昇圧ピストン室45R に作用する。
それにより走行用リリーフ弁44L ,44R は所定の高
圧の走行用リリーフ圧に、自動的に設定替えされる。そ
して走行を停止したときには、走行弁13L,13R
連動してサブバルブ42L ,42R が中立の遮断油路位
置に戻るので、パイロットポンプ23からのパイロット
圧が昇圧ピストン室45L ,45R に作用しなくなる。
したがって走行用リリーフ弁44L ,44R は、走行用
リリーフ圧より若干低圧の作業用リリーフ圧に自動的に
設定換えされる。次に走行停止状態のときグループA内
の切換弁14,15を操作すると、そのリリーフ機能は
リリーフ設定圧が昇圧されていない状態の走行用リリー
フ弁44L がそなえている。またグループB内の切換弁
16,17を操作すると、そのリリーフ機能はリリーフ
設定圧が昇圧されていない状態の走行用リリーフ弁44
R がそなえている。次に走行と他アクチュエータとを同
時操作した場合には、走行弁13L 及び13R と走行直
進弁18が切換わる。走行直進弁18と連動してサイド
バルブ43が、開通油路位置より遮断油路位置に切換わ
るので、昇圧ピストン室45R にはパイロットポンプ2
3からのパイロット圧は作用しない。したがって走行用
リリーフ弁44R のリリーフ圧は、作業用リリーフ圧に
設定される。一方、昇圧ピストン室45L に対しては、
パイロットポンプ23からのパイロット圧がサブバルブ
42L の開通油路位置を介して作用する。したがって走
行用リリーフ弁44Lのリリーフ圧は、走行用リリーフ
圧に昇圧設定される。すなわち第1ポンプ20の吐出側
に連結されている走行用リリーフ弁44L は走行用リリ
ーフ圧に、また第2ポンプ21の吐出側に連結されてい
る走行用リリーフ弁44R は作業用リリーフ圧にそれぞ
れ設定された状態になる。
【0003】次に図5は、特開平4−102702号公
報に記載されている油圧のショベルの従来技術の一実施
例ネガコン(ネガチブコントールの略)式制御回路図で
ある。図において、25,25’はセンタバイパス油路
24,24’の各下流側出口19,19’にそれぞれ設
けたネガコン圧設定用のフートリリーフ弁、26,2
6’はそれぞれ絞り部、22は油タンク、35L ,35
R は左右の走行モータ、36は旋回モータ、37はブー
ムシリンダ、38はアームシリンダ、39はバケットシ
リンダである。また図6は、図5における油圧ポンプ
1,2の各レギュレータ3,4に対するネガコン圧Pi
とポンプ吐出流量Qとの関係を示す図表である。図5に
示す制御回路をそなえた油圧ショベルでは、油圧切換弁
10L ,10R ,12,11,27をすべて中立位置に
しているときにレギュレータ3,4に作用するネガコン
圧Pi (センタバイパス油路24,24’の各下流側出
口19,19’に発生するネガコン圧)は図6に示すよ
うに最高ネガコン圧Pi1となり、そのときのポンプ吐出
流量Qは最低流量Qminiになる。ところがたとえば油圧
切換弁10L ,31,12のうちいずれかを切換操作す
ると、センタバイパス油路24の下流側出口19を通過
する圧油流量が減少するので、ネガコン圧Pi は低下す
る。そのネガコン圧Pi の低下に比例してポンプ吐出流
量Qは増加し、そのネガコン圧Pi がPi2まで低くなれ
ば、油圧ポンプ1の吐出流量Qは最大流量Qmax にな
る。
【0004】次に図7は、従来より実施されているそれ
ぞれ走行用リリーフ弁27L ,27R ,作業用リリーフ
弁28L ,28R をそなえている油圧ショベルのネガコ
ン式油圧回路図である。図において、図5に示す制御回
路と同一構成要素を使用しているものに対しては同符号
を付す。18’は走行直進弁である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す従来技術の
一実施例油圧回路では、リリーフ設定圧を高圧の走行用
リリーフ圧と、低圧の作業用リリーフ圧に自動的に設定
替えすることができるリリーフ弁44L ,44R を設
け、油圧ショベルの操作に対応し、すべての油圧アクチ
ュエータに対してリリーフ機能を発揮できるようにして
いる。すなわち最少限の個数のリリーフ昇圧設定可能な
リリーフ弁を配置することによって油圧回路の製作費が
低減されるとともに、リリーフ弁の調整の手間を少なく
することができる。しかしこの油圧回路では、リリーフ
弁のリリーフ作動にともなう第1ポンプ20,第2ポン
プ21の制御手段が講じられていない。また図7に示す
従来技術の他実施例油圧回路では、走行用リリーフ弁2
L ,27R のリリーフ設定圧を高圧(たとえば350
kg/cm2 )に、また作業用リリーフ弁28L ,28R
リリーフ設定圧を低圧(たとえば300kg/cm2 )に設
定している。そして油圧ショベルの作業アタッチメント
用油圧アクチュエータ(ブームシリンダ37,アームシ
リンダ38,バケットシリンダ39)を操作して作業を
行っている場合に作業用リリーフ弁28L ,28R がリ
リーフ作動した時には、作業アタッチメントは実際は停
止状態であり仕事をしていない為、リリーフ作動した作
業用リリーフ弁(28L 又は28R )の側の油圧ポンプ
(第1ポンプ1又は第2ポンプ2)の吐出量を最小流量
になるようにしている。すなわち具体的には図7に示す
油圧回路がネガコン制御の場合であるので、たとえば作
業用リリーフ弁28R がリリーフ作動した時にはその作
業用リリーフ弁28R からのリリーフ排出油を絞り部2
6’上流側のセンタバイパス油路19’の下流側出口1
9’に戻してネガコン圧を発生させ、第2ポンプ2の吐
出量を最小流量にするいわゆるリリーフカットオフ制御
を行うようにしている。また従来より一般的に走行用リ
リーフ弁27L,27R のリリーフ設定圧は作業用リリ
ーフ弁28L ,28R より高く設定し、なおかつ走行力
の低下感をオペレータに与えないように走行用リリーフ
弁27L,27R のリリーフ作動時には、上記リリーフ
カットオフ制御は行わないようにしている。すなわち走
行用リリーフ弁27L ,27R のそれぞれリリーフ作動
時のリリーフ排出油を直接、油タンク22に戻すように
しているので、リリーフカットオフ制御を行うネガコン
圧は発生しない。
【0006】図4及び図7に示す従来技術の油圧回路を
そなえている油圧ショベルに比べて最近の油圧ショベル
では、作業アタッチメント駆動用の油圧アクチュエータ
(ブーム用,アーム用,バケット用の各油圧シリンダ)
の油圧回路系の高圧化により、作業アタッチメント用油
圧アクチュエータと、走行モータの作動圧が略同圧にな
っている。本発明は、作業アタッチメント用と走行用の
油圧アクチュエータに供給する圧油のリリーフ作動を兼
用して行う「作業及び走行用リリーフ弁」を油圧回路に
配置し、その作業及び走行用リリーフ弁が、油圧ショベ
ルの走行をしていない作業操作状態でリリーフ作動を行
っている時には、上記リリーフカット制御が行われて油
圧ポンプからの吐出流量が低減され、また上記作業及び
走行用リリーフ弁が、油圧ショベルの走行操作状態でリ
リーフ作動を行っている時には、上記リリーフカット制
御が行われないで油圧ポンプからの吐出流量をそのまま
保持するようにした制御回路を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1実施例制御
回路では、下部走行体に走行モータを、また上部旋回体
に複数個の油圧アクチュエータをそなえた作業アタッチ
メントを装備し、上記走行モータ及び複数個の油圧アク
チュエータをそれぞれ制御する方向切換弁を油圧ポンプ
からの圧油を供給するグループに形成し、そのグループ
の最上流側に走行モータ用方向切換弁を配置し、かつそ
の走行モータ用方向切換弁と、上記作業アタッチメント
用の方向切換弁を並列に接続し、また上記油圧ポンプの
圧油を所定の高圧にリリーフ設定するリリーフ弁を設け
ている建設機械の油圧回路において、作業アタッチメン
ト用と走行用の油圧アクチュエータに供給する圧油のリ
リーフ作動を兼用して行う作業及び走行用リリーフ弁を
油圧ポンプの吐出口と油タンクとを連通する管路に介設
し、また走行用方向切換弁の作動を検出する走行操作検
出手段と、作業アタッチメント用油圧アクチュエータの
各方向切換弁の作動を検出するそれぞれ作業操作検出手
段と、上記作業及び走行用リリーフ弁のリリーフ作動を
検出するリリーフ作動検出手段を設け、上記各検出手段
からの信号をコントローラに入力するようにし、かつそ
のコントローラと、油圧ポンプのレギュレータとを電油
変換器を介して連結し、上記走行操作検出手段からの非
走行状態信号とリリーフ作動検出手段からのリリーフ作
動信号がコントローラに入力され、上記非走行状態信号
及びリリーフ作動信号に基づきコントローラが判断して
油圧ポンプのレギュレータに上記電油変換器を介しポン
プ吐出流量低減指令信号を出力するようにし、また上記
走行操作検出手段からの走行状態信号とリリーフ作動検
出手段からのリリーフ作動信号がコントローラに入力さ
れ、上記走行状態信号及びリリーフ作動信号に基づきコ
ントローラが判断して油圧ポンプのレギュレータに上記
電油変換器を介しポンプ吐出流量保持指令信号を出力す
るようにした。そして上記の場合、走行操作検出手段、
作業操作検出手段、及びリリーフ作動検出手段をそれぞ
れ圧力センサに設定し、また上記電油変換器を電磁比例
減圧弁に設定した。
【0008】上記本発明の第1実施例制御回路では、油
圧ショベルが作業アタッチメントを操作していない単独
走行時、または走行と作業アタッチメントの複合操作時
に上記作業及び走行用リリーフ弁がリリーフ作動したと
きには、上記走行操作検出手段からの走行状態信号とリ
リーフ作動検出手段からのリリーフ作動信号がコントロ
ーラに入力される。上記走行状態信号及びリリーフ作動
信号に基づきコントローラが判断し、コントローラより
油圧ポンプのレギュレータに、電油変換器である電磁比
例減圧弁を介してポンプ吐出流量保持指令信号を出力す
る。それにより油圧ショベルの走行時に作業及び走行用
リリーフ弁がリリーフ作動したときには、油圧ポンプの
吐出流量を低減させないようにすることができる。次に
油圧ショベルが走行を行わないで作業アタッチメントを
操作している場合に上記作業及び走行用リリーフ弁がリ
リーフ作動したときには、上記走行操作検出手段からの
非走行状態信号と、作業操作検出手段からの作業状態信
号と、リリーフ作動検出手段からのリリーフ作動信号が
コントローラに入力される。上記非走行状態信号、作業
状態信号、及びリリーフ作動信号に基づきコントローラ
が判断し、コントローラより油圧ポンプのレギュレータ
に上記電磁比例減圧弁を介してポンプ吐出流量低減指令
信号を出力する。それにより油圧ショベルの走行を停止
して作業アタッチメントを操作している場合に作業及び
走行用リリーフ弁がリリーフ作動したときには、油圧ポ
ンプの吐出流量を低減させることができる。
【0009】次に本発明の第2実施例制御回路では、下
部走行体に走行モータを、また上部旋回体に複数個の油
圧アクチュエータをそなえた作業アタッチメントを装備
し、上記走行モータ及び複数個の油圧アクチュエータを
それぞれ制御する方向切換弁を油圧ポンプからの圧油を
供給するグループに形成し、そのグループの最上流側に
走行モータ用方向切換弁を配置し、かつその走行モータ
用方向切換弁と、上記作業アタッチメント用の方向切換
弁を並列に接続し、また上記油圧ポンプの圧油を所定の
高圧にリリーフ設定するリリーフ弁を設け、また上記方
向切換弁のそれぞれ中立位置を貫通するセンタバイパス
油路の下流側出口と、油タンクとの間にネガコン圧設定
用の絞り部とフートリリーフ弁を並列に接続し、かつ上
記センタバイパス油路の下流側出口と、油圧ポンプのレ
ギュレータとを連通し、上記下流側出口に発生するネガ
コン圧によって油圧ポンプの吐出流量を所定の流量に低
減させるようにしている建設機械の油圧回路において、
走行用方向切換弁の作動を検出する走行操作検出手段を
設け、また作業アタッチメント用と走行用の油圧アクチ
ュエータに供給する圧油のリリーフ作動を兼用して行う
作業及び走行用リリーフ弁を油圧ポンプの吐出口側に接
続し、かつ上記作業及び走行用リリーフ弁の下流側に2
位置切換弁を設け、その2位置切換弁の下流側を上記セ
ンタバイパス油路の下流側出口と、油タンクに対してそ
れぞれ切換連通可能に配管し、上記2位置切換弁を上記
走行検出手段からの非走行状態信号によってセンタバイ
パス油路出口連通位置に切換えるようにし、また走行状
態信号によってタンク連通位置に切換えるようにした。
そして上記の場合、第1実施例2位置切換弁として2位
置切換弁を2位置パイロット切換弁に設定し、その2位
置パイロット切換弁のパイロットポートに対して走行操
作検出手段からのパイロット圧信号を作用せしめるよう
にした。あるいはまた第2実施例2位置切換弁として2
位置切換弁を2位置電磁切換弁に設定し、その2位置電
磁切換弁のソレノイドに対して走行操作検出手段からの
信号を作用せしめるようにした。
【0010】上記本発明の第2実施例制御回路では、作
業アタッチメントの操作・非操作に拘わらず走行操作を
行うと、走行操作検出手段からの走行状態信号が2位置
切換弁の受信部に作用するので、2位置切換弁はセンタ
バイパス油路出口連通位置からタンク連通位置に切換わ
る。したがってこの状態のとき上記作業及び走行用リリ
ーフ弁がリリーフ作動すると、そのリリーフ排出油は上
記タンク連通位置を通じて油タンクに直接戻される。す
なわちこの場合にはセンタバイパス油路の下流側出口に
ネガコン圧が発生しないので、油圧ポンプの吐出流量を
低減させないようにすることができる。次に、油圧ショ
ベルが走行を行わないで作業アタッチメントを操作して
いる場合について述べる。この場合には走行操作を行っ
ていないので、走行操作検出手段からの非走行状態信号
(信号値はゼロである)が2位置切換弁の受信部に作用
しても、2位置切換弁はセンタバイパス油路出口連通位
置のままである。したがってこの状態のとき上記作業及
び走行用リリーフ弁がリリーフ作動すると、そのリリー
フ排出油は上記センタバイパス油路出口連通位置、セン
タバイパス油路の下流側出口、ネガコン用の絞り部を経
て、油タンクに戻される。上記センタバイパス油路の下
流側出口にネガコン圧が発生し、そのネガコン圧が油圧
ポンプのレギュレータに作用するので、油圧ポンプの吐
出流量を低減させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施例
制御回路を示す要部回路図である。図において、40は
油圧ショベルの下部走行体(図示していない)に配置し
た走行モータ、41,46,47は上部旋回体に装備し
た作業アタッチメント(図示していない)を駆動する複
数個の油圧アクチュエータ、48は走行モータ40制御
用の方向切換弁である走行用パイロット切換弁、49
L ,49R は走行用油圧リモコン弁(図示していない)
からのパイロット圧が作用する走行用パイロット切換弁
48の左右のパイロットポート、50,51,52は油
圧アクチュエータ41,46,47をそれぞれ制御する
各方向切換弁であるパイロット切換弁、53L ,53R
はパイロット切換弁50の左右のそれぞれパイロットポ
ート、54L ,54R はパイロット切換弁51の左右の
それぞれパイロットポート、55L ,55R はパイロッ
ト切換弁52の左右のそれぞれパイロットポート、56
はメイン圧油を吐出する可変容量型の油圧ポンプ、58
は電油変換器である電磁比例減圧弁、59は電磁比例減
圧弁58のソレノイド、60はパイロットポンプなどパ
イロット油圧源、61は作業及び走行用リリーフ弁、6
2は油タンク、63は走行用パイロット切換弁48の左
右のパイロットポート49L 又は49R に作用するパイ
ロット圧の選択を行うシャトル弁、64はシャトル弁6
3に対して接続され走行用パイロット切換弁48の作動
を検出する走行操作検出手段である圧力センサ、65
L ,65R は左右のパイロットポート53L ,53R
対して各々接続されパイロット切換弁50の作動を検出
する作業操作検出手段であるそれぞれ圧力センサ、66
L ,66R は左右のパイロットポート54L ,54R
対して各々接続されパイロット切換弁51の作動を検出
する作業操作検出手段であるそれぞれ圧力センサ、67
L ,67R は左右のパイロットポート55L ,55R
対して各々接続されパイロット切換弁52の作動を検出
する作業操作検出手段であるそれぞれ圧力センサ、68
は作業及び走行用リリーフ弁61に作用するリリーフ作
動パイロット圧を検出するリリーフ作動検出手段である
圧力センサ、69はコントローラである。
【0012】次に、本発明の第1実施例制御回路の構成
を図1について述べる。本発明では、作業アタッチメン
ト用の油圧アクチュエータ41,46,47と、走行モ
ータ40のリリーフ作動を兼用して行う作業及び走行用
リリーフ弁61と油圧ポンプ56の吐出口70と油タン
ク62とを連通する管路71a −71b に介設し、また
走行用パイロット切換弁48の作動を検出する圧力セン
サ64と、作業アタッチメント用油圧アクチュエータ4
1,46,47制御用の各パイロット切換弁50,5
1,52の作動を検出するそれぞれ圧力センサ65L
65R ,66L −66R ,67L −67R と、上記作業
及び走行用リリーフ弁61のリリーフ作動を検出する圧
力センサ68を設け、上記各圧力センサからの信号をコ
ントローラ69に入力するようにし、かつそのコントロ
ーラ69と、油圧ポンプ56のレギュレータ57とを電
磁比例減圧弁58を介して連結し、上記圧力センサ64
からの非走行状態信号と、作業操作検出手段(圧力セン
サ65L −65R ,66L −66R ,67L −67R
うちの何かの圧力センサ)からの作業状態信号と、圧力
センサ68からのリリーフ作動信号がコントローラ69
に入力され、上記非走行状態信号、作業状態信号、及び
リリーフ作動信号に基づきコントローラ69が判断して
油圧ポンプ56のレギュレータ57に上記電磁比例減圧
弁58を介しポンプ吐出流量低減指令信号を出力するよ
うにし、また圧力センサ64からの走行状態信号と圧力
センサ68からのリリーフ作動信号がコントローラ69
に入力され、上記走行状態信号及びリリーフ作動信号に
基づきコントローラ69が判断して油圧ポンプ56のレ
ギュレータ57に上記電磁比例減圧弁58を介しポンプ
吐出流量保持指令信号を出力するようにした。
【0013】次に、本発明の第1実施例制御回路の作用
について述べる。本発明では、油圧ショベルが作業アタ
ッチメントを操作していない単独走行時、または走行と
作業アタッチメントの複合操作時に上記作業及び走行用
リリーフ弁61がリリーフ作動したときには、圧力セン
サ64からの走行状態信号と圧力センサ68からのリリ
ーフ作動信号がコントローラ69に入力される。上記走
行状態信号及びリリーフ作動信号に基づきコントローラ
69が判断し、コントローラ69より油圧ポンプ56の
レギュレータ57に上記電磁比例減圧弁58を介してポ
ンプ吐出流量保持指令信号(作業及び走行用リリーフ弁
61がリリーフ作動する前の時点における油圧ポンプ5
6の吐出流量を保持せしめる指令信号)を出力する。そ
れにより油圧ショベルの走行時に作業及び走行用リリー
フ弁61がリリーフ作動したときには、油圧ポンプ56
の吐出流量を低減させないようにすることができる。次
に油圧ショベルが走行を行わないで作業アタッチメント
を操作している場合に上記作業及び走行用リリーフ弁6
1がリリーフ作動したときには、圧力センサ64からの
非走行状態信号と、作業操作を検出した圧力センサから
の作業状態信号と、圧力センサ68からのリリーフ作動
信号がコントローラ69に入力される。上記非走行状態
信号、作業状態信号、及びリリーフ作動信号に基づきコ
ントローラ69が判断し、コントローラ69より電磁比
例減圧弁58のソレノイド59に対してポンプ吐出流量
低減指令信号を出力する。電磁比例減圧弁58が作動し
てパイロット圧を導出し、管路72を通じて油圧ポンプ
56のレギュレータ57に作用させるので、この場合に
は油圧ポンプ56の吐出流量を低減させることができ
る。
【0014】次に図2は、本発明の第2実施例制御回路
を示す要部回路図である。図において、図1に示す第1
実施例制御回路と同一構成要素を使用しているものに対
しては同符号を付す。73はパイロット切換弁48,5
0,51,52の各中立位置を貫通して油圧ポンプ56
の圧油を流通するセンタバイパス油路、74はセンタバ
イパス油路73の下流側出口75と油タンク62との間
に設けたネガコン用の絞り部、76は絞り部74と並列
に接続されている所定の低圧用のフートリリーフ弁、7
7は2位置パイロット切換弁、78は2位置パイロット
切換弁77のパイロットポートである。次に、本発明の
第2実施例制御回路の構成を図2について述べる。本発
明では、走行用パイロット切換弁48の作動を検出する
走行操作検出手段として走行用パイロット切換弁48の
左右のパイロットポート49L 又は49R に作用するパ
イロット圧の選択を行うシャトル弁63を設け、また走
行モータ40と作業アタッチメント用油圧アクチュエー
タ41,46,47に供給する圧油のリリーフ作動を兼
用して行う作業及び走行用リリーフ弁61を油圧ポンプ
56の吐出口70側に接続し、かつ上記作業及び走行用
リリーフ弁61の下流側に2位置パイロット切換弁77
を設け、その2位置パイロット切換弁77の下流側を上
記センタバイパス油路73の下流側出口75と、油タン
ク62に対してそれぞれ切換連通可能に配管し、また2
位置パイロット切換弁77のパイロットポート78に対
して上記シャトル弁63からのパイロット圧信号を作用
せしめるように管路79を配管した。
【0015】次に、本発明の第2実施例制御回路の作用
について述べる。本発明では作業アタッチメントの操作
・非操作に拘わらず走行操作を行うと、走行用パイロッ
ト切換弁48の左右のパイロットポート49L 又は49
R に作用するパイロット圧がシャトル弁63、管路79
を経て、パイロットポート78に作用する。2位置パイ
ロット切換弁77はセンタバイパス油路出口連通位置リ
からタンク連通位置ヌに切換わる。したがってこの状態
のとき上記作業及び走行用リリーフ弁61がリリーフ作
動すると、そのリリーフ排出油は管路80、上記タンク
連通位置ヌ、管路81,82を経て、油タンク62に直
接戻される。すなわちこの場合にはセンタバイパス油路
73の下流側出口75にネガコン圧が発生しないので、
油圧ポンプ56の吐出流量を低減させないようにするこ
とができる。次に、油圧ショベルが走行を行わないで作
業アタッチメントを操作している場合について述べる。
この場合には走行操作を行っていないので、上記シャト
ル弁63よりパイロット圧が導出されないから、2位置
パイロット切換弁77はセンタバイパス油路出口連通位
置リのままである。したがってこの状態のとき上記作業
及び走行用リリーフ弁61がリリーフ作動すると、その
リリーフ排出油は管路80、上記センタバイパス油路出
口連通位置リ、管路83,84,85、絞り部74、管
路86,82を経て、油タンク62に戻される。上記セ
ンタバイパス油路73の下流側出口75にネガコン圧が
発生し、そのネガコン圧が管路84,87を通じて、油
圧ポンプ56のレギュレータ57に作用するので、油圧
ポンプ56の吐出流量を低減させることができる。
【0016】次に図3は、図2の第2実施例制御回路に
おける2位置パイロット切換弁77を他実施例2位置切
換弁(2位置電磁切換弁88)に置き替えた要部回路図
である。図において、図2に示す第2実施例制御回路と
同一構成要素を使用しているものに対しては同符号を付
す。89は2位置電磁切換弁88のソレイド、90は圧
力スイッチ、91は電源である。図3に示す制御回路で
は作業アタッチメントの操作・非操作に拘わらず走行操
作を行うと、走行用パイロット切換弁48の左右のパイ
ロットポート49L 又は49R に作用するパイロット圧
がシャトル弁63、管路79’を経て、圧力スイッチ9
0に作用する。圧力スイッチ90がオン作動するので、
電源91からの電流がソレノイド89に流通する。ソレ
ノイド89が通電し、2位置電磁切換弁88はセンタバ
イパス油路出口連通位置リ’からタンク連通位置リ’に
切換わる。したがってこの状態のとき上記作業及び走行
用リリーフ弁61がリリーフ作動すると、そのリリーフ
排出油は管路80、上記タンク連通位置ヌ’、管路8
1,82を経て、油タンク62に直接戻される。すなわ
ちこの場合にはセンタバイパス油路73の下流側出口7
5にネガコン圧が発生しないので、油圧ポンプ56の吐
出流量を低減させないようにすることができる。次に、
油圧ショベルが走行を行わないで作業アタッチメントを
操作している場合について述べる。この場合には走行操
作を行っていないので、上記シャトル弁63よりパイロ
ット圧が導出されないから、圧力スイッチ90はオフ状
態にある。すなわちソレノイド89が非通電であるの
で、2位置電磁切換弁88はセンタバイパス油路出口連
通位置リ’のままである。したがってこの状態のとき上
記作業及び走行用リリーフ弁61がリリーフ作動する
と、そのリリーフ排出油は管路80、上記センタバイパ
ス油路出口連通位置リ’、管路83,84,85、絞り
部74、管路86,82を経て、油タンク62に戻され
る。上記センタバイパス油路73の下流側出口75にネ
ガコン圧が発生し、そのネガコン圧が管路84,87を
通じて、油圧ポンプ56のレギュレータ57に作用する
ので、油圧ポンプ56の吐出流量を低減させることがで
きる。すなわち図2に示す2位置パイロット切換弁77
を、図3に示すように2位置電磁切換弁77’に置き替
えた場合でも、同様の作用効果を発揮させることができ
る。
【0017】
【発明の効果】本発明の第1実施例制御回路では、油圧
ショベルが作業アタッチメントを操作していない単独走
行時、または走行と作業アタッチメントの複合操作時に
作業及び走行用リリーフ弁がリリーフ作動したときに
は、走行操作検出手段からの走行状態信号とリリーフ作
動検出手段からのリリーフ作動信号がコントローラに入
力される。上記走行状態信号及びリリーフ作動信号に基
づきコントローラが判断して油圧ポンプのレギュレータ
に、電磁比例減圧弁を介してポンプ吐出流量保持指令信
号を出力する。それにより油圧ショベルの走行時に作業
及び走行リリーフ弁がリリーフ作動したときには、油圧
ポンプの吐出流量を低減させないようにすることができ
る。次に油圧ショベルが走行を行わないで作業アタッチ
メントを操作している場合に上記作業及び走行用リリー
フ弁がリリーフ作動したときには、上記走行操作検出手
段からの非走行状態信号と、作業操作検出手段からの作
業状態信号と、リリーフ作動検出手段からのリリーフ作
動信号に基づきコントローラが判断して、油圧ポンプの
レギュレータに上記電磁比例減圧弁を介してポンプ吐出
流量低減指令信号を出力する。それにより油圧ショベル
の走行を停止して作業アタッチメントを操作している場
合に作業及び走行用リリーフ弁がリリーフ作動したとき
には、油圧ポンプの吐出流量を低減させることができ
る。また本発明の第2実施例制御回路では、作業アタッ
チメントの操作・非操作に拘わらず走行操作を行うと、
走行操作検出手段からの走行状態信号が2位置切換弁
(2位置パイロット切換弁又は2位置電磁切換弁)の受
信部に作用するので、2位置切換弁はセンタバイパス油
路出口連通位置からタンク連通位置に切換わる。したが
ってこの状態のとき上記作業及び走行用リリーフ弁がリ
リーフ作動すると、そのリリーフ排出油は上記タンク連
通位置を通じて油タンクに直接戻される。すなわちこの
場合にはセンタバイパス油路の下流側出口にネガコン圧
が発生しないので、油圧ポンプの吐出流量を低減させな
いようにすることができる。次に油圧ショベルが走行を
行わないで作業アタッチメントを操作している場合に
は、2位置切換弁はセンタバイパス油路出口連通位置の
ままである。したがってこの状態のとき上記作業及び走
行用リリーフ弁がリリーフ作動すると、そのリリーフ排
出油は上記センタバイパス油路出口連通位置、センタバ
イパス油路の下流側出口、ネガコン用の絞り部を経て、
油タンクに戻される。上記センタバイパス油路の下流側
出口にネガコン圧が発生し、そのネガコン圧が油圧ポン
プのレギュレータに作用するので、油圧ポンプの吐出流
量を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例制御回路を示す要部回路図
である。
【図2】本発明の第2実施例制御回路を示す要部回路図
である。
【図3】図2の第2実施例制御回路における2位置パイ
ロット切換弁を2位置電磁切換弁に置き替えた要部回路
図である。
【図4】従来技術の一実施例油圧回路図である。
【図5】油圧ショベルの従来技術の一実施例ネガコン式
制御回路図である。
【図6】図5における油圧ポンプのレギュレータに対す
るネガコン圧Pi とポンプ吐出流量Qとの関係を示す図
表である。
【図7】従来より実施されているそれぞれ走行用リリー
フ弁,作業用リリーフ弁をそなえている油圧ショベルの
ネガコン式の油圧回路図である。
【符号の説明】
1,2,56 油圧ポンプ 3,4,57 レギュレータ 19,19’,75 下流側出口 24,24’,73 センタバイパス油路 25,25’,76 フートリリーフ弁 26,26’,74 絞り部 35L ,35R ,40 走行モータ 41,46,47 油圧アクチュエータ 48 走行用パイロット切換弁 50,51,52 パイロット切換弁 58 電磁比例減圧弁 61 作業及び走行用リリーフ弁 63 シャトル弁 64,65L ,65R ,66L ,66R ,67L ,67
R ,68 圧力センサ 69 コントローラ 78 2位置パイロット切換弁 88 2位置電磁切換弁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体に走行モータを、また上部旋
    回体に複数個の油圧アクチュエータをそなえた作業アタ
    ッチメントを装備し、上記走行モータ及び複数個の油圧
    アクチュエータをそれぞれ制御する方向切換弁を油圧ポ
    ンプからの圧油を供給するグループに形成し、そのグル
    ープの最上流側に走行モータ用方向切換弁を配置し、か
    つその走行モータ用方向切換弁と、上記作業アタッチメ
    ント用の方向切換弁を並列に接続し、また上記油圧ポン
    プの圧油を所定の高圧にリリーフ設定するリリーフ弁を
    設けている建設機械の油圧回路において、作業アタッチ
    メント用と走行用の油圧アクチュエータに供給する圧油
    のリリーフ作動を兼用して行う作業及び走行用リリーフ
    弁を油圧ポンプの吐出口と油タンクとを連通する管路に
    介設し、また走行用方向切換弁の作動を検出する走行操
    作検出手段と、作業アタッチメント用油圧アクチュエー
    タの各方向切換弁の作動を検出するそれぞれ作業操作検
    出手段と、上記作業及び走行用リリーフ弁のリリーフ作
    動を検出するリリーフ作動検出手段を設け、上記各検出
    手段からの信号をコントローラに入力するようにし、か
    つそのコントローラと、油圧ポンプのレギュレータとを
    電油変換器を介して連結し、上記走行操作検出手段から
    の非走行状態信号と、作業操作検出手段からの作業状態
    信号と、リリーフ作動検出手段からのリリーフ作動信号
    がコントローラに入力され、上記非走行状態信号、作業
    状態信号、及びリリーフ作動信号に基づきコントローラ
    が判断して油圧ポンプのレギュレータに上記電油変換器
    を介しポンプ吐出流量低減指令信号を出力するように
    し、また上記走行操作検出手段からの走行状態信号とリ
    リーフ作動検出手段からのリリーフ作動信号がコントロ
    ーラに入力され、上記走行状態信号及びリリーフ作動信
    号に基づきコントローラが判断して油圧ポンプのレギュ
    レータに上記電油変換器を介しポンプ吐出流量保持指令
    信号を出力するようにしたことを特徴とする建設機械の
    制御回路。
  2. 【請求項2】 前記走行操作検出手段、作業操作検出手
    段、及びリリーフ作動検出手段をそれぞれ圧力センサに
    設定し、また前記電油変換器を電磁比例減圧弁に設定し
    たことを特徴とする建設機械の制御回路。
  3. 【請求項3】 下部走行体に走行モータを、また上部旋
    回体に複数個の油圧アクチュエータをそなえた作業アタ
    ッチメントを装備し、上記走行モータ及び複数個の油圧
    アクチュエータをそれぞれ制御する方向切換弁を油圧ポ
    ンプからの圧油を供給するグループに形成し、そのグル
    ープの最上流側に走行モータ用方向切換弁を配置し、か
    つその走行モータ用方向切換弁と、上記作業アタッチメ
    ント用の方向切換弁を並列に接続し、また上記油圧ポン
    プの圧油を所定の高圧にリリーフ設定するリリーフ弁を
    設け、また上記方向切換弁のそれぞれ中立位置を貫通す
    るセンタバイパス油路の下流側出口と、油タンクとの間
    にネガコン圧設定用の絞り部とフートリリーフ弁を並列
    に接続し、かつ上記センタバイパス油路の下流側出口
    と、油圧ポンプのレギュレータとを連通し、上記下流側
    出口に発生するネガコン圧によって油圧ポンプの吐出流
    量を所定の流量に低減させるようにしている建設機械の
    油圧回路において、走行用方向切換弁の作動を検出する
    走行操作検出手段を設け、また作業アタッチメント用と
    走行用の油圧アクチュエータに供給する圧油のリリーフ
    作動を兼用して行う作業及び走行用リリーフ弁を油圧ポ
    ンプの吐出口側に接続し、かつ上記作業及び走行用リリ
    ーフ弁の下流側に2位置切換弁を設け、その2位置切換
    弁の下流側を上記センタバイパス油路の下流側出口と、
    油タンクに対してそれぞれ切換連通可能に配管し、上記
    2位置切換弁を上記走行検出手段からの非走行状態信号
    によってセンタバイパス油路出口連通位置に切換えるよ
    うにし、また走行状態信号によってタンク連通位置に切
    換えるようにしたことを特徴とする建設機械の制御回
    路。
  4. 【請求項4】 特許請求の範囲請求項3記載の建設機械
    の制御回路において、前記2位置切換弁を2位置パイロ
    ット切換弁に設定し、その2位置パイロット切換弁のパ
    イロットポートに対して前記走行操作検出手段からのパ
    イロット圧信号を作用せしめるようにしたことを特徴と
    する建設機械の制御回路。
  5. 【請求項5】 特許請求の範囲請求項3記載の建設機械
    の制御回路において、前記2位置切換弁を2位置電磁切
    換弁に設定し、その2位置電磁切換弁のソレノイドに対
    して前記走行操作検出手段からの信号を作用せしめるよ
    うにしたことを特徴とする建設機械の制御回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101276982B1 (ko) * 2006-04-19 2013-06-19 두산인프라코어 주식회사 굴삭기의 주행복합동작 제어용 유압시스템
CN114508483A (zh) * 2022-02-28 2022-05-17 华侨大学 一种液压泵的功率调节系统及调节方法

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