JPH10129866A - 積重ね軟質生地の分離装置 - Google Patents

積重ね軟質生地の分離装置

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JPH10129866A
JPH10129866A JP28544696A JP28544696A JPH10129866A JP H10129866 A JPH10129866 A JP H10129866A JP 28544696 A JP28544696 A JP 28544696A JP 28544696 A JP28544696 A JP 28544696A JP H10129866 A JPH10129866 A JP H10129866A
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soft
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needle holders
frame
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JP28544696A
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Akiji Kokubu
章治 国分
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Pearl Kogyo Co Ltd
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Pearl Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車天井の内張り表皮に用いる不織布のよ
うに腰の弱く通風性の大きな軟質生地を積み重ねてある
ときに、その最も上の1枚の軟質生地だけを他のものか
ら分離する。 【解決手段】 押引機構4の出退杆41に取付枠5を設
け、その取付枠5に、押え板6と、左右一対のニードル
ホルダー8,8と、それらのニードルホルダー8,8に
保持させた左右一対のニードル7,7が接近離反するよ
うにそれらのニードルホルダー8,8を一定範囲内で水
平移動させるホルダー駆動機構9とを設ける。押え板6
の開口61を通して、ニードル7の先端を1枚の上記軟
質生地の厚さ寸法よりも短い寸法だけ突出させておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積重ね軟質生地の
分離装置、詳しくは、自動車天井用の内張り表皮に用い
られる不織布のような腰の弱い軟質生地が積み重ねて置
かれているときに、その積重ね状の複数枚の軟質生地
を、上のものから順に1枚ずつ分離することに用いられ
る積重ね軟質生地の分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車天井用の内張り表皮を
天井基材と共に成形する場合、内張り表皮と基材とを接
着した後に成形工程に供給して成形するという作業や、
内張り表皮と基材とを別々に成形工程に供給し、その成
形工程で上記表皮と上記基材とを一体にして成形すると
いう作業が行われている。後者の作業を行う場合、積み
重ねられた状態で成形工程に送り込まれた複数枚の上記
表皮を上のものから順に1枚ずつ分離し、分離した1枚
の上記表皮を基材と一体にして成形を行うという手順を
採る必要がある。
【0003】ところで、上記した自動車天井の内張り表
皮として柔軟で腰の弱い不織布が用いられる場合、それ
を何枚も積み重ねてあるようなときには、その表皮の通
風性が大きすぎるために、その最も上の表皮を1枚だけ
真空吸着方式で吸着保持させて他のものから分離するこ
とが困難である。そこで、このような真空吸着方式を採
用することができず、しかも柔軟で腰の弱い上記表皮に
ついては、その表皮の端を掴む機能を備えた可動枠を用
い、その可動枠の掴み機構部に人手によって表皮の端を
掴ませ、その後に可動枠を移動させることにより、積み
重ねられた複数枚の表皮の最も上の1枚だけを保持搬送
させるという手段を採用することがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように人手によって表皮の端を可動枠の掴み機構部に掴
ませるという作業は、多くの労力と熟練を必要とし、経
済性にも欠ける。
【0005】そこで、本発明は、自動車天井の裏張り表
皮に用いられる不織布のような、真空吸着方式を採用す
ることが困難で、柔軟で腰の弱い軟質生地が積み重ねら
れているときに、その最も上のものを他のものから1枚
ずつ順に人手を要さずに分離することのできる積重ね軟
質生地の分離装置を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は積み重ねられた軟質生地を
分離した後、水平に搬送することのできる積重ね軟質生
地の分離装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る積重ね軟質
生地の分離装置は、上下方向に出退可能な出退杆を備え
た押引機構の上記出退杆に取付枠が設けられ、この取付
枠に、上記押引機構の出退杆が下方へ突出されていると
きに積重ね状の軟質生地を上から押さえてそれらの軟質
生地を平坦に保形する押え板と、左右一対のニードルを
下拡がり状に保持する各別の左右一対のニードルホルダ
ーと、それらのニードルホルダーに保持された左右一対
の上記ニードルが接近離反するようにそれらのニードル
ホルダーを一定範囲内で接近離反方向に移動させるホル
ダー駆動機構とが設けられていると共に、上記押え板に
開設された開口を通して、左右一対の上記ニードルの下
端がその押え板の下面から1枚の上記軟質生地の厚さ寸
法よりも短い寸法だけ突出されている、というものであ
る。
【0008】この分離装置において、押引機構の出退杆
を下方へ突出させると、押え板が積重ね状の軟質生地を
上から押さえて平坦に保形すると同時に、その押え板の
下面から突出している左右一対のニードルの下端が、積
み重ねられている複数枚の軟質生地の最も上のものだけ
に突き刺さる。この場合、押え板によって軟質生地が上
方から押さえられて平坦に保形されているので、ニード
ルの刺さり込み量が十分に確保される。この状態から、
ホルダー駆動機構によってそれらのニードルを保持して
いる左右一対のニードルホルダーを離反する方向に移動
させてその一対のニードルを離反させると、それらのニ
ードルの突き刺さり箇所の相互間で軟質生地が緊張し、
しかも、ニードルに対するそれ以上の軟質生地の刺さり
込みが押え板によって阻止されるので、上記した軟質生
地の緊張に伴って発生する軟質生地の張力によってその
軟質生地が左右一対のニードルによって保持される。し
たがって、上記押引機構の出退杆を上方へ引き込むと、
最も上に積み重ねられている軟質生地が1枚だけ他のも
のから分離される。
【0009】上記のようにして左右一対のニードルに保
持された1枚の軟質生地の保持を解除するときには、ホ
ルダー駆動機構によって左右一対のニードルホルダーを
上記とは逆方向(すなわち接近方向)に移動させてその
一対のニードルを接近させる。このようにすると、軟質
生地の緊張状態が解除されて左右一対のニードルがその
軟質生地から抜け出し、ニードルによる保持が解除され
る。
【0010】上記分離装置においては、左右一対の上記
ニードルホルダーのそれぞれが、複数本のニードルを前
後に整列して保持する機能を有していることが望まし
い。
【0011】このような分離装置によると、ニードルホ
ルダーに左右一対のニードルを前後に整列して保持させ
ておくことができ、そのようにしておくと、前後に整列
している左右一対ずつのニードルのそれぞれで上記した
ような軟質生地の保持作用を発揮させることができるよ
うになり、いっそう確実に軟質生地を保持させ得るよう
になる。
【0012】また、上記分離装置においては、上記枠体
が、その枠体の水平移動を案内するガイドに保持されて
いるという構成を採用することができる。
【0013】この分離装置によれば、上記のようにして
軟質生地を保持させた後、枠体をガイドに沿って水平移
動させることにより、その軟質生地を水平方向に搬送す
ることができるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
る積重ね軟質生地の分離装置を一部破断して示す概略正
面図、図2は同分離装置を一部破断して示す概略側面
図、図3はホルダー駆動機構の具体的構成を例示した一
部破断正面図、図4は押え板6の平面図、図5〜図7は
作用説明図である。
【0015】図1および図2において、1は枠体であ
り、この枠体1はガイドロッド挿通孔21を備えた連結
具2を有し、その連結具2のガイドロッド挿通孔21に
水平なガイドロッドでなるガイド3が挿通されている。
したがって、上記枠体1は、その水平移動を案内する上
記ガイド3によって保持されている。
【0016】上記枠体1には空気圧シリンダでなる押引
機構4が下向きに取り付けられており、その出退杆41
の先端に取付枠5が固着されている。上記取付枠5に
は、垂直な複数本のタイボルト51を用いて矩形の押え
板6が水平に取り付けられている。この押え板6は、押
引機構4の出退杆41が下方へ突出されているときに、
後述する積重ね状の軟質生地を上から押さえてそれらの
軟質生地を平坦に保形する役割を持っている。また、図
4のように、この押え板6には、長孔状の一対の開口6
1,61が所定間隔を隔てて左右に並んで開設されてい
ると共に、そのような左右一対の開口61,61が前後
に4つ並んでいる。62は上記タイボルト6に対する取
付孔である。
【0017】上記取付枠5には、左右一対のニードル
7,7を下拡がり状に保持する各別の左右一対のニード
ルホルダー8,8と、それらのニードルホルダー8,8
に保持された左右一対の上記ニードル7,7が接近離反
するようにそれらのニードルホルダー8,8を一定範囲
内で水平に接近離反移動させるホルダー駆動機構9とが
設けられている。
【0018】ニードルホルダー8は、一対のニードル挟
持具81,82を備えている。これらのニードル挟持具
81,82は、図外の締付けねじを締め付けることによ
ってそれらの間に配置したニードル7を挟み込んで保持
し得るようになっており、それらの左右のニードル保持
具81,82に保持された左右一対のニードル7,7は
下拡がり状に傾斜するようになっている。左右一対のニ
ードル挟持具81,82の間には、複数本、たとえば4
本のニードルを前後に所定の間隔を隔てて同時に挟み込
んで保持し得る。左右のニードルホルダー8,8に保持
された左右のニードル7,7は、それらの下端が上記押
え板6の開口61…を各別に貫挿してその押え板6の下
面から1枚の上記軟質生地(後述する)の厚さ寸法より
も短い寸法だけ突出される。
【0019】図3に例示したように、上記ホルダー駆動
機構9は、上記取付枠5に固定されたユニットケース9
5と、このユニットケース95に取り付けられて下向き
に配備された空気圧シリンダ91と、この空気圧シリン
ダ91のピストンロッド92に取り付けられた昇降具9
4と、上記ユニットケース95に固定された門形の取付
具96と、この取付具96に水平に横架されて上記昇降
具94に開設された挿通孔97に遊貫挿された支持ロッ
ド98と、ばね99,99とを備えている。そして、昇
降具94の左右両側に、上記した左右一対のニードルホ
ルダー8,8が配備されていると共に、それらのニード
ルホルダー8,8に設けられた摺動孔83,83が上記
支持ロッド98に左右に摺動自在に嵌合され、かつ、そ
れらのニードルホルダー8,8が上記ばね99,99に
よって互いに接近する方向に常時付勢されている。ま
た、左右一対のニードルホルダー8,8のそれぞれに
は、傾斜下面84,84が備わっており、これらの傾斜
下面84,84が、上記昇降具94の下端部に下拡がり
に傾斜して設けられた左右の傾斜面93,93のそれぞ
れに当たっている。
【0020】このホルダー駆動機構9において、空気圧
シリンダ91のピストンロッド92を下方へ突出させて
いるときには、ばね99,99の力で左右のニードルホ
ルダー8,8が接近しているので、それらのニードルホ
ルダー8,8に保持されている左右一対のニードル7,
7の間隔が狭まっている。逆に、空気圧シリンダ91の
ピストンロッド92を上方へ引き込んだときには、昇降
具94が一定量だけ引き上げられるので、その昇降具9
4の左右の傾斜面93,93が左右のニードルホルダー
8,8の傾斜下面を押してそれらのニードルホルダー
8,8をばね99,99の力に抗して離反する方向に水
平に移動させる。こうして左右のニードルホルダー8,
8が離反する方向に移動すると、それらのニードルホル
ダー8,8に保持されている左右一対のニードル7,7
の間隔が拡がる。
【0021】なお、図3で説明したホルダー駆動機構9
は一例であるに過ぎず、このホルダー駆動機構9を他の
構成を有するものに置き換えることによって、ニードル
ホルダー8,8に保持された左右一対のニードル7,7
が接近離反するようにそれらのニードルホルダー8,8
を一定範囲内で移動させるようにしてもよい。
【0022】次に、図5、図6および図7を主に参照し
て上記分離装置の作用を説明する。なお、図5〜図7に
は、図示していないテーブルの上に積み重ねて載置され
た軟質生地を符号C1,C2,C3で示してある。これ
らの軟質生地C1,C2,C3としては、たとえば自動
車天井の内張り表皮として用いられる柔軟で腰が弱く、
しかも通風性の大きな不織布が該当する。
【0023】図5のように積み重ねられた軟質生地C
1,C2,C3の上方に押え板6が配備された状態か
ら、押引機構4の出退杆41を下方へ突出させると、図
6の矢符D1のように押え板6が下がって積重ね状の軟
質生地C1,C2,C3を同図のように上から押さえて
それらを平坦に保形する。これと同時に、押え板6の開
口61…を通してその押え板6の下面から突出している
左右一対のニードル7,7の下端(先端)が、積み重ね
られている複数枚の軟質生地C1,C2,C3の最も上
のものC1だけに突き刺さる。この場合、押え板6によ
って軟質生地C1,C2,C3が上方から押さえられて
平坦に保形されているので、ニードル7,7の刺さり込
み量が十分に確保される。この状態から、ホルダー駆動
機構9によってそれらのニードル7,7を保持している
左右一対のニードルホルダー8,8を水平移動させてそ
の一対のニードル7,7の間隔を図7の矢符F1,F1
のように拡げると、それらのニードル7,7の突き刺さ
り箇所の相互間で軟質生地C1が緊張し、しかも、ニー
ドル7,7に対するそれ以上の軟質生地C1の刺さり込
みが押え板6によって阻止されるので、上記した軟質生
地C1の緊張に伴って発生する軟質生地C1の張力によ
ってその軟質生地C1が左右一対のニードル7,7によ
って保持される。この後、押引機構4の出退杆41を上
方へ引き込むと、1枚の軟質生地C1だけを保持してい
る左右一対のニードル7,7や押え体6が上昇するの
で、最も上に積み重ねられている軟質生地C1が1枚だ
け他のものから分離される。
【0024】上記のようにして左右一対のニードル7,
7に保持された1枚の軟質生地C1の保持を解除すると
きには、上記ホルダー駆動機構9によって左右一対のニ
ードルホルダー8,8を上記とは逆方向に水平移動させ
て左右一対のニードル7,7を図7の破線矢符F2,F
2のように接近させる。このようにすると、軟質生地C
1の緊張状態が解除されて左右一対のニードル7,7が
その軟質生地C1から抜け出てニードル7,7による保
持が解除される。
【0025】この実施形態の分離装置においては、ニー
ドルホルダー8,8に左右一対のニードル7,7を前後
に4組整列して保持させてあるので、軟質生地C1の保
持作用がいっそう確実に発揮される。また、上記分離装
置においては、上記枠体1が、その枠体1の水平移動を
案内するガイド3に保持されているので、図7のように
軟質生地C1を保持させてその軟質生地C1を持ち上げ
た後、枠体1をガイド3に沿って水平移動させることに
より、その軟質生地C1を水平方向に搬送することがで
きる。
【0026】なお、上記した分離装置を単一のユニット
として利用し、そのユニットを共通の支持部材に複数取
り付けておくと、大きな軟質生地の複数箇所をそれぞれ
のユニットで保持して他の軟質生地から分離することが
可能になる。
【0027】
【発明の効果】請求項1に係る発明の積重ね軟質生地の
分離装置によると、真空吸着方式を採用することが困難
で、柔軟で腰の弱い軟質生地が積み重ねられているとき
に、その最も上のものを他のものから1枚ずつ順に人手
を要さずに分離することができるようになるので、柔軟
で腰が弱くしかも通気性が大きすぎて真空吸着方式を採
用することのできない自動車天井の不織布でなる内張り
表皮を積み重ねてあるときに、その表皮を1枚ずつ上か
ら順に分離する作業を自動化することが容易になり、省
力化や経済性を向上させることが容易になる。また、軟
質生地を保持しているときには、ニードルがその軟質生
地に突き刺さっているだけであるので、その軟質生地が
ダメージを受けないという効果がある。さらに、軟質生
地の任意の箇所をニードルによって保持させることがで
きるので、軟質生地の大きさに関係なく使用することが
できるという利点がある。
【0028】特に、請求項2に係る分離装置によると、
軟質生地をいっそう確実に保持させることが可能にな
り、また、請求項3に係る分離装置によると、分離した
軟質生地を水平に搬送することができるようになるの
で、上記した表皮を基材の上に搬送して成形を行うよう
に場合にきわめて有益に用いることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である積重ね軟質生地の
分離装置を一部破断して示す概略正面図である。
【図2】上記分離装置を一部破断して示す概略側面図で
ある。
【図3】ホルダー駆動機構の具体的構成を例示した一部
破断正面図である。
【図4】押え板の平面図である。
【図5】積み重ねられた軟質生地の上方に配備された押
え板とニードルとを示す作用説明図である。
【図6】積み重ねられた軟質生地を押え板で押し付けた
ときの作用説明図である。
【図7】ニードルで軟質生地を保持するときと、その保
持を解除するときとを示す作用説明図である。
【符号の説明】
C1,C2,C3 軟質生地 1 枠体 3 ガイド 4 押引機構 5 取付枠 6 押え板 7 ニードル 8 ニードルホルダー 9 ホルダー駆動機構 41 出退杆 61 開口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に出退可能な出退杆を備えた押
    引機構の上記出退杆に取付枠が設けられ、この取付枠
    に、上記押引機構の出退杆が下方へ突出されているとき
    に積重ね状の軟質生地を上から押さえてそれらの軟質生
    地を平坦に保形する押え板と、左右一対のニードルを下
    拡がり状に保持する各別の左右一対のニードルホルダー
    と、それらのニードルホルダーに保持された左右一対の
    上記ニードルが接近離反するようにそれらのニードルホ
    ルダーを一定範囲内で接近離反方向に移動させるホルダ
    ー駆動機構とが設けられていると共に、上記押え板に開
    設された開口を通して、左右一対の上記ニードルの下端
    がその押え板の下面から1枚の上記軟質生地の厚さ寸法
    よりも短い寸法だけ突出されていることを特徴とする積
    重ね軟質生地の分離装置。
  2. 【請求項2】 左右一対の上記ニードルホルダーのそれ
    ぞれが、複数本のニードルを前後に整列して保持する機
    能を有する請求項1に記載した積重ね軟質生地の分離装
    置。
  3. 【請求項3】 上記押引機構が枠体に取り付けられてお
    り、その枠体が、その枠体の水平移動を案内するガイド
    に保持されている請求項1または請求項2に記載した積
    重ね軟質生地の分離装置。
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