JPH10129381A - ガスバッグを折り畳む方法と、折り畳む装置 - Google Patents

ガスバッグを折り畳む方法と、折り畳む装置

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JPH10129381A
JPH10129381A JP9294679A JP29467997A JPH10129381A JP H10129381 A JPH10129381 A JP H10129381A JP 9294679 A JP9294679 A JP 9294679A JP 29467997 A JP29467997 A JP 29467997A JP H10129381 A JPH10129381 A JP H10129381A
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車乗員拘束装置のガスバッグの折り畳み
方法にして、折り畳みを自動的に行うことが可能であ
り、折り畳まれたガスバッグが迅速に、また、非常に利
点の多い態様で展開されるように折り畳む方法を提供す
る。 【解決手段】 本発明の自動車乗員拘束装置のガスバッ
グ10を折り畳む方法は下記の段階を有する。先ず、ガ
スバッグ10を基部16上に拡げる。つぎに、ガスバッ
グ10の膨脹開口12の縁14を固定する。その後、板
19を基部16に平行に基部から距離を置いて配置し、
基部16と板19との間にガスバッグ10を位置させ
る。つぎに、ガスバッグ10が基部16と板19との間
に展開するように、ガスバッグ10内部に圧力を加え
る。最後に、ガスバッグ10の壁が、周囲に分布された
数個の場所において内側へ押し付けられる。本発明はま
た、本方法により折り畳まれたガスバッグ、本方法を実
行するための装置にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車乗員拘束装置
のガスバッグを折り畳む方法、自動車乗員拘束装置の折
り畳まれたガスバッグ、および、本方法を実行するため
の装置に関する。自動車乗員拘束装置は通常、圧縮ガス
源と、ガス源に対する引き金装置と、圧縮ガス源と連通
し、圧縮ガス源が点火されたとき、容積縮小の折り畳ま
れた状態から、自動車乗員に拘束効果を及ぼす展開状態
へと変化するガスバッグとから成る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種のガスバッグ折
り畳みには、いくつかの要求がある。第1に、ガスバッ
グを折り畳み状態から展開状態へ出来るだけ迅速に遷移
させることである。さらに、折り畳みが自動的に行われ
得ることが好ましい。これは自動車乗員拘束装置の製造
コストを減少させる。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1に、手動
でなく自動的に実行され、第2に、折り畳まれたガスバ
ッグを特に有利な態様で展開させるガスバッグ折り畳み
方法を提供する。本発明の方法は下記の段階を有する。
第1に、ガスバッグを基部上に拡げる。ついで、ガスバ
ッグの膨脹開口の縁を固定する。つぎに、板を基部に平
行に、基部から距離を置いて配置し、基部と板との間に
ガスバッグを置く。その後、ガスバッグが基部と板との
間で展開するように、ガスバッグ内部に圧力を加える。
最後に、ガスバッグの壁を、周縁に分布された数個の場
所において内方へ押し付ける。かくて、非常に緊密に折
り畳まれ、しかも、展開容易なガスバッグが得られる。
従来の折り畳み方法に比較して、ガスバッグの展開所要
時間の改善が見られる。さらに、ガスバッグの一層均一
な展開と、折り畳まれたガスバッグを保護するカバーの
改善された開放挙動とが見られる。本発明の方法により
折り畳まれたガスバッグは、特に対称的に展開され、そ
れにより、展開時におけるガスバッグの位置付けが改善
されている。ガスバッグの特に均一な展開により、ガス
バッグの継ぎ目と繊維とが受ける応力が、従来の方法に
より折り畳まれたガスバッグに比較して小さい。改良さ
れた展開挙動のため、展開するガスバッグの壁部分が、
拘束される自動車乗員に与える衝撃とエネルギーとが、
従来方法により折り畳まれたガスバッグに比較して顕著
に減少することが見られる。本発明の方法は、加圧され
ない初期状態において2次元形状をもつ運転者側のガス
バッグにも、加圧されない初期状態において通常3次元
形状をもつ乗客側のガスバッグにも適用され得る。
【0004】本発明の好適実施例に従えば、壁が、互い
に隔離された数個の折り畳み舌により内側へ押し付けら
れ、各舌がガスバッグの壁上の線に沿つて係合し、折り
畳み舌の間に壁フラップが形成される。折り畳み舌は、
ガスバッグを一緒に緊密に折り畳むために、ガスバッグ
の壁を、互いに隔離された数個の位置において内方へ押
し付ける特に簡単な手段を提供する。
【0005】本発明の好適実施例に従えば、壁が2段階
に分けて内側へ押し付けられ、第1段階において形成さ
れた壁フラップが、第2段階において内側へ押し付けら
れる。かくて、壁が非常に均一に折り畳まれていて、し
かも、非常に緊密に折り畳まれたガスバッグが得られ
る。
【0006】本発明の好適実施例に従えば、折り畳み舌
が直線に沿つてガスバッグの内部へ押し付けられる。か
くて、本発明の方法は特に簡単に実行され得る。
【0007】さらに、折り畳み舌が、ガスバッグの内部
へ押し付けられつつ、平行状態を維持しながら変移され
ることも出来る。本方法は、折り畳み舌を平行に変移さ
せることにより、細長い初期形状を有するガスバッグで
も特に緊密に折り畳み得るから、乗客側のガスバッグに
おいて特に有利である。
【0008】本発明の好適実施例に従えば、ガスバッグ
の壁が、基部と板とに垂直な線に沿つて押し付けられ
る。かくて、ガスバッグの壁が、展開の際、ほぼ方向を
変化させることなく外方へ向かつてだけ動き、ガスバッ
グが完全な展開形状に達することが保証される。
【0009】本発明の好適実施例に従えば、ガスバッグ
の壁が折り畳み舌により内方へ押し付けられた後、壁が
折り畳みスライダーにより、ガスバッグの内部へ向かつ
て一緒に押される。折り畳み舌と折り畳みスライダーと
の組合せにより、本発明の方法が非常に小さい労力で実
行され得る。最初にガスバッグの壁内に動かされる折り
畳み舌が、達成される折り畳みパターンを基本的に決定
する。しかし、ガスバッグの壁全体を、複数個の折り畳
みスライダーを用いて緊密に折り畳む代わりに、壁を、
より少数の折り畳みスライダーを用いて簡単な方法で緊
密に押し付けることも可能である。
【0010】本発明の好適実施例に従えば、壁が4個の
折り畳みスライダーによりガスバッグの内部に向かつて
押されており、2個の折り畳みスライダーは対をなして
互いに対向して位置しており、対をなして対向する4個
の折り畳み舌が使用されている。4個の折り畳み舌と4
個の折り畳みスライダーとの使用は、一方においては、
ガスバッグの再生可能な折り畳みを達成し、他方におい
ては、本方法を実行する労力を小さくするという良好な
妥協を提供する。
【0011】本発明の好適実施例に従えば、ガスバッグ
を基部と板との間に展開させるため、ガスバッグ10の
内部に100000Pa(パスカル)以下の過剰圧力が
加えられる。この圧力値は、一方においては、ガスバッ
グを基部と板との間に完全に展開させるに十分であり、
他方においては、折り畳み舌のガスバッグ壁内への侵入
に対して、過剰に高い抵抗が生じるほど高くはない。好
適には、ガスバッグの内部に約50000Paの圧力が
加えられる。この値で充分であることが実験により証明
されている。
【0012】本発明の好適実施例に従えば、圧力を加え
た後、ガスバッグ内部のガスが、折り畳み舌、または、
折り畳みスライダーが押されている間に逸出出来るよう
になつている。かくて、折り畳み舌または折り畳みスラ
イダーをガスバッグの壁内へと押し付けるのに要するエ
ネルギーが低く抑えられる。
【0013】さらに、ガスバッグを折り畳んだ後、ガス
バッグ内部に部分真空(不完全真空)を加えることが出
来る。かくて、折り畳まれたガスバッグは、より緊密な
形状になり、同時に、特に折り畳み要素を除去した後
も、他の場所に固定されるまで折り畳まれた形状を維持
出来る。
【0014】好適には、基部は、折り畳まれたガスバッ
グの包装高さにほぼ等しい距離だけ板から離して配置さ
れる。包装高さとは、ガスバッグが収容される搭載部の
内部においてガスバッグが占める高さを表している。基
部と板との間の距離が包装高さに対応している場合、折
り畳み舌または折り畳みスライダーにより折り畳まれた
ガスバッグは、さらに折り畳んだり、再度成形すること
なく、搭載部内部に直接挿入され得る。
【0015】本発明はまた、ガスバッグの壁に膨脹開口
を有する自動車乗員拘束装置のガスバッグにして、ガス
バッグの壁が、互いに隣接して位置する壁フラップを形
成して延びていることを特徴とするガスバッグを提供す
る。かかるガスバッグは、特に有利な態様で展開され得
る。得られる利点については、上記説明を参照された
い。
【0016】本発明の折り畳まれたガスバッグの好適実
施例に従えば、壁フラップは、膨脹開口の面に平行な面
において見て、ガスバッグの中心に関してほぼ半径方向
に延びている。かくて、ガスバッグの特に均一な展開挙
動が得られる。
【0017】好適実施例に従えば、さらに、ガスバッグ
が、ほぼ平坦な上側と、上側に平行なほぼ平坦な下側と
を有し、膨脹開口の面が下側に平行になつている。かか
る形状に折り畳まれたガスバッグは、自動車の操縦輪や
ダッシュボード内のような搭載部内に非常に容積をとら
ない態様で収容可能である。
【0018】本発明はまた、ガスバッグを折り畳む装置
にして、折り畳むべきガスバッグをその上に拡げる基部
と、膨脹開口の縁を固定する締結装置と、ある距離離れ
て基部に平行に配置された板と、締結装置により固定さ
れたガスバッグの内部に圧力を加える装置と、基部と板
との間に展開されたガスバッグの周縁から距離を置いた
位置と、ガスバッグの壁が内部に向かつて内側へ押され
た位置との間を移動可能な数個の折り畳み舌とを有し、
基部と板との間の距離が、基部と板との間に展開された
ガスバッグが相当平坦な形状であるように選択されてい
る、ガスバッグを折り畳む装置に関する。上記したよう
に、この装置を用いて、ガスバッグは、非常に簡単にし
て有利な態様で折り畳むことが出来る。本装置を用いて
一緒に折り畳まれたガスバッグの利点については、上記
の説明を参照されたい。
【0019】本発明の好適実施例に従えば、折り畳み舌
が直線に沿つて移動する。折り畳み舌を直線にそつて移
動させることは、構造的に特に簡単に達成される。
【0020】本発明の好適実施例に従えば、折り畳み舌
が、ガスバッグの内部に向かう経路の一部に沿つて平行
状態を保つて変移可能である。折り畳み舌を平行に変移
させることは、実際、大きい構造的努力を必要とする。
しかし、この装置を使用すれば、ガスバッグが、基部と
板との間に拡げられた状態において細長い形状を有する
乗客側のガスバッグでさえも緊密に折り畳まれ得るので
あるから、この努力は正当化される。本発明の他の特徴
は従属請求項の記載から明らかになろう。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示した2個の好
適実施例を参照して本発明を詳細に説明する。図1およ
び図2に本発明の装置の概要が示されており、本発明の
方法に従って本装置を使用することにより、図示のよう
なガスバッグを折り畳むことが出来る。折り畳まれたガ
スバッグの1例が図5に示されている。図示のガスバッ
グ10は運転者側のガスバッグ、すなわち、圧力を加え
ない初期状態において、通常、平坦に拡げ得る形状をも
つガスバッグである。かかるガスバッグは例えば、同形
の2枚の繊維片から成り、これは、2次元ガスバッグと
呼ばれる。ガスバッグ10は膨脹開口12と、膨脹開口
12の縁14とを有する。
【0022】本発明の装置は、折り畳まれるガスバッグ
10がその上に拡げられる基部16と、ガスバッグ10
の膨脹開口12の縁14を基部16に固定する締結装置
18とを有する。本発明の装置はさらに、基部16に平
行に、基部から距離“a”(図2参照)を置いて配置さ
れた板19を有し、折り畳まれるガスバッグが基部16
と板19との間に位置される。
【0023】本発明の装置はさらに、折り畳まれるガス
バッグの回りに、その中心に関して一般に半径方向に配
置され、半径方向に沿つて移動可能な数個の折り畳み舌
20を有する。折り畳み舌20は、例えば、油圧シリン
ダーのような適切な駆動装置により動かされる。各折り
畳み舌20の駆動装置22は、概略図示された保持リン
グ24に固定されている。分かり易くするため、図1お
よび図3においては、2個の駆動装置22だけが示され
ている。また図2には、左側の折り畳み舌20と駆動装
置22だけが示されている。図1に見るように、本発明
の装置は対称構造になつている。最後に、本発明の装置
はガスバッグ10の内部に所望の圧力を加える装置26
を有する。
【0024】本発明の方法は、上記した装置を用いて次
のように実行される。先ず、ガスバッグ10が基部16
上に配置される。つぎに、膨脹開口12の縁14が締結
装置18を用いて固定される。ついで、板19が、基部
16に平行に、基部16から所定の距離“a”離して配
置される。板19と基部16との間の距離は折り畳まれ
たガスバッグの所望の包装高さに対応している。その
後、ガスバッグ10が、圧力を加える装置26を用い
て、基部16と板19との間に展開される。ガスバッグ
を展開させる圧力としては、100000Pa以下が適
当であることが証明されている。好適には、50000
Paが使用される。展開状態ではガスバッグ10は相当
平坦な形状をしており、膨脹開口12の面に垂直方向に
計測された高さは、この面に平行な方向のガスバッグの
直径よりも顕著に小さい。
【0025】続いて、折り畳み舌20が、折り畳み前の
ガスバッグ10の周縁から距離を置いて位置された図1
および図2に示す位置から、ガスバッグ内部へガスバッ
グの中心に向かって押される。この様子が図3に見られ
る。ガスバッグ内へ押し付けられた各折り畳み舌20が
窪みを形成し、2個の隣接する窪みの間に、それぞれ壁
フラップ28が形成される。折り畳み舌20がガスバッ
グ10内へと押されている間、圧力を加える装置26
が、ガスバッグ内部の容量の一部が排除されることを可
能にしている。ここで、折り畳みに都合のよい所望の圧
力が、ガスバッグの内部に維持される。しかし、ガスバ
ッグを折り畳む間、ガスバッグ内に存在する容量が妨害
なく逸出出来るようにすることも可能である。
【0026】図1から図3までに、1つの平面内に延
び、その平面内で動く折り畳み舌20が示されている。
全ての折り畳み舌20が、膨脹開口12の面に垂直なガ
スバッグの中心軸線Cに向かって動く。さらに、折り畳
み舌20は、基部16と板19とに垂直に配置され、距
離“a”に対応する高さを有する。しかし、他の実施例
も考えられる。例えば、折り畳み舌20を、軸Cに関し
て半径方向ではなく、2個の折り畳み舌の仮想延長面が
中心線の手前で交差するように斜めに走行させることも
出来る。延長面が基部16と板19とに垂直でない折り
畳み舌も使用可能である。同様に、使用される折り畳み
舌の数は増減可能である。
【0027】図4に、図1から図3に示されたものに対
する変形が示されている。相違は、2個のグループの折
り畳み舌、すなわち、図1から図3までで知られる折り
畳み舌20と、追加の折り畳み舌21(明瞭性のため図
4には1個だけを示した)とが設けられている点であ
る。第2グループの折り畳み舌21はそれぞれ、第1グ
ループの隣接する2個の折り畳み舌20の間に配置され
ている。第2段階において、折り畳み舌21が、ガスバ
ッグをさらに折り畳むため、第1段階において第1折り
畳み舌20により形成された壁フラップ28内へ押し付
けられる。従って、この折り畳み段階により、第1折り
畳み段階に形成された壁フラップ28が2個の壁フラッ
プに分割される。
【0028】折り畳み舌20、21を用いてガスバッグ
10を所望の形状に折り畳んだ後、圧力装置26を用い
て、部分的真空をガスバッグ10の内部に加え、それに
より、折り畳まれたガスバッグをその形状に固定し、ま
たは、より緊密に折り畳むことが出来る。この状態にお
いて、折り畳み舌を、ガスバッグの形状に変化を与える
ことなくガスバッグから引き抜くことが出来る。
【0029】図5に、本装置を用いて、または図1から
図4までに示した方法を用いて得られたガスバッグが、
概略を示した自動車の操舵輪30上に配置されて示され
ている。図5には、平坦な上側と平坦な下側とをもつ包
装を形成するガスバッグの緊密な形状が明らかに見られ
る。独立の壁フラップ28が、折り畳まれたガスバッグ
の中心回りに星状に配置されている。折り畳まれたガス
バッグは、ガスバッグ搭載部の高さに対応する包装高さ
“a”を有している。ガスバッグを固定するため、ガス
バッグ回りにバンド32が設けられている。
【0030】図6に本発明の他の実施例の概略が示され
ている。運転者側のガスバッグを示す図1から図4まで
のものとは対照的に、図6においては、乗客側のガスバ
ッグが折り畳まれる。このガスバッグは一般に、圧力を
加えない初期状態において、1つの平面内に平坦に拡げ
ることが不可能であり、その意味から3次元ガスバッグ
と呼ばれる。図6に見るように、折り畳み要素20は、
図示されていない基部16と板19との間に膨脹された
ガスバッグの外周辺の形状に対応して、丸められた長方
形に沿つて配置されている。図6に示したガスバッグ
は、形状が違うことを除けば、図1から図3のガスバッ
グとほぼ同様の態様で折り畳まれる。
【0031】図7には、折り畳み舌20により折り畳ま
れた図6のガスバッグが見られる。乗客用のガスバッグ
は一般に、細長い搭載部に収容されるから、長方形に折
り畳まれる。この場合も、形成された壁フラップは、折
り畳まれたガスバッグの中心に関しほぼ半径方向に延び
ている。
【0032】図8には、本発明の方法の他の実施例によ
り折り畳まれた乗客側のガスバッグが示されている。よ
り明瞭にするため、折り畳みに使用される折り畳み舌だ
けが図示されており、本実施例においても、装置は、図
1および図2に示した要素、特に、その間にガスバッグ
がその包装高さにまで展開される基部と板とを有してい
る。ガスバッグ展開後、第1に、ガスバッグ10の長手
方向軸xに平行に配置された第1折り畳み舌120が、
ガスバッグの内部に向かつて動かされる。この際、折り
畳み舌120は先ず、折り畳み舌により画定される平面
内で直線に沿つてガスバッグ10の内部へ向かつて動か
され、続いて、平行状態を保ちつつ互いに向かつて変移
され、最後に、折り畳み舌により画定される平面内で再
び互いに向かつて動かされる。この方法で達成された最
後に位置において、折り畳み舌が番号120’で示され
ている。折り畳み舌120によりカバーされる経路が番
号120”で示されている。壁フラップ28が折り畳み
舌120’の間に形成されている。
【0033】図11に見るように、図示の折り畳み舌1
20に加えて、軸x上に配置され、平行変移をすること
なく軸xに沿つてガスバッグ10の内部に向かつて動く
2個の折り畳み舌121を使用してもよい。最終位置に
おいて、この折り畳み舌が番号121’で示されてい
る。
【0034】図10には、折り畳み舌121に垂直に延
びる他の折り畳み舌122’が見られる。この折り畳み
舌122’は、図9の折り畳み段階において生じた外側
に位置する壁フラップ28内へと押し付けられる。折り
畳み舌122が押し付けられた状態の図10に示すガス
バッグは、大きい壁フラップが外側に存在しているた
め、クローバーの葉を思い起こさせる。
【0035】図11には、ガスバッグを折り畳む最終段
階が示されている。この段階は、追加の折り畳み舌12
3が、先行の折り畳み段階の後に存在する外側壁フラッ
プ内へ押し付けられることから成る。折り畳み舌123
はそれぞれ、軸xに対して45°の角度をなして配置さ
れている。
【0036】従って、図8から図11までに示した本発
明の実施例においては、折り畳まれるガスバッグが、3
個のグループの折り畳み舌を用いて折り畳まれている。
図示の実施例において、互いに対向して位置する折り畳
み舌122、123から成る第1、第2グループと、第
1、第2グループの間に位置する折り畳み舌120、1
21から成る第3グループとが使用されている。必要に
応じて、これらグループに対して、図示の3個または6
個の折り畳み舌よりも多い数の折り畳み舌を使用しても
よい。その場合、各折り畳み舌の間に、より小さい壁フ
ラップが形成される。
【0037】ガスバッグ10が所望の形状に一緒に折り
畳まれた後、圧力作用装置を用いて部分真空がガスバッ
グ内部に加えられる。ついで、折り畳み舌が、ガスバッ
グの壁から、ガスバッグの形状を変化させることなく引
き抜かれる。その後、ガスバッグはガスバッグ搭載部に
直接挿入されるか、ガスバッグが再び展開することがな
いようにバンドを掛けられる。
【0038】図12は、図8から図11までに示した方
法により折り畳まれたガスバッグ10の概略透視図であ
る。ガスバッグが、包装高さに対応する板19と基部1
6との間の距離である高さ“a”を有することが明らか
に分かる。さらに、折り畳まれたガスバッグが互いに隣
接して位置する複数個の壁フラップから成ることが見ら
れる。これら壁フラップは外側から内方へ向かつて、ま
た、折り畳まれたガスバッグの上面にほぼ垂直に延びて
いる。
【0039】図13は、本発明の他の実施例に従って折
り畳まれる乗客側のガスバッグを示す。本目的のため、
それぞれ対をなして対向する折り畳み舌220、221
が使用されている。折り畳み舌220または221は、
本実施例においてもガスバッグを折り畳む装置の基部と
板との間に展開されたガスバッグの壁を、内方にガスバ
ッグの内部に向かつて、互いに離隔された4本の線に沿
つて押す。かくて、クローバーの葉状に配置された4個
の壁フラップ28が形成されている。
【0040】次の段階において(図15)、軸xに平行
に延びる2個の折り畳みスライダー230が、本軸に垂
直にガスバッグの中心に向かつて動かされる。ついで、
折り畳み舌221が外側へ引き抜かれる(図16)。
【0041】次の段階において、軸xと折り畳みスライ
ダー230とに垂直に延びる他の2個の折り畳みスライ
ダー231が一緒に、外側からガスバッグ10の内部に
向かつて押される(図17)。最終段階として、折り畳
みスライダー231に垂直な折り畳み舌220が折り畳
まれたガスバッグから引き抜かれる。今や、ガスバッグ
が完全に一緒に折り畳まれている。
【0042】本発明の方法は全体として、次の2個の主
な段階に基づいている:第1に、ガスバッグが、得よう
とする折り畳まれたガスバッグの高さだけ互いに隔離さ
れた基部と板との間に展開され、ついで、ガスバッグの
壁全体が、ガスバッグの中心に向かつて一緒に押し付け
られる。これは、折り畳み舌だけによつて、または、折
り畳み舌と折り畳みスライダーとを組み合わせて実行さ
れる。本発明の方法の実施例は全て、ガスバッグの壁が
正確に決められた平坦な層をなして折り畳まれるのでは
なく、複数個の壁フラップをなして一緒に押されるとい
う事実を共通に有している。これら壁フラップは各場
合、使用される折り畳み舌を用いて精密に形成されてい
る、しかし、壁フラップ内においては、壁のコースは決
まつていない。それぞれに得られるガスバッグの折り畳
みパターンは、折り畳み毎に僅かに違うことを考慮に入
れておく必要がある。しかし、これらの僅かな相違は、
ガスバッグの展開に対しては重要ではなく、折り畳み舌
により形成される壁フラップによつてだけ、常に再現可
能な展開プロセスが達成される。また、この展開プロセ
スに関しても、壁を一緒に押す際に壁フラップに生じる
ガスバッグの壁の変形は重要なことではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】運転者側のガスバッグと、本発明の方法を実行
するための、初期状態にある本発明の装置との概略上面
図。
【図2】図1に示したガスバッグと装置との概略側面
図。
【図3】図1のガスバッグと、中間状態にある装置との
概略上面図。
【図4】図1から図3までに示した装置の変形の概略上
面図。
【図5】図1から図3までに示す本発明の装置により折
り畳まれ、自動車操舵輪上に配置された本発明のガスバ
ッグの概略透視図。
【図6】乗客側のガスバッグと、本発明の方法を実行す
るための、初期状態にある本発明の装置との概略上面
図。
【図7】本発明の方法を用い、図6の本発明の装置によ
り折り畳まれた本発明のガスバッグの概略上面図。
【図8】本発明の第2実施例の方法により折り畳まれる
べき、乗客側のガスバッグの概略上面図。
【図9】第1折り畳み段階の後の図8のガスバッグの
図。
【図10】つぎの折り畳み段階の後の図9のガスバッグ
の図。
【図11】最後の折り畳み段階の後の図10のガスバッ
グの図。
【図12】折り畳み後、ガスバッグモジュール上に置か
れた図8から図11に示したガスバッグの概略透視図。
【図13】本発明の第3実施例の方法により折り畳まれ
るべき、乗客側のガスバッグの概略上面図。
【図14】第1折り畳み段階の後の図13のガスバッグ
の図。
【図15】第2折り畳み段階の後の図14のガスバッグ
の図。
【図16】次ぎの折り畳み段階の後の図15のガスバッ
グの図。
【図17】最後の折り畳み後の図16のガスバッグの
図。
【符号の説明】
10 ガスバッグ 12 膨脹開口 14 縁 16 基部 18 締結装置 19 板 20、21、120、121、122、123、22
0、221 折り畳み舌 22 駆動装置 26 圧力作用装置 28 壁フラップ 230、231 折り畳みスライダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨゼフ アイフ ドイツ連邦共和国 ホイバッハ/ラウテル ン,ボールガッセ 5 (72)発明者 ユルゲン ベルガー ドイツ連邦共和国ムトランゲン,ビュルグ レスライン 7/1 (72)発明者 ライナー ダンネンハウアー ドイツ連邦共和国ヴェルツハイム,ローゼ ンシュトラーセ 21 (72)発明者 アドルフ エム.クーン ドイツ連邦共和国ヴェルツハイム,シュテ ッティナー シュトラーセ 16

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車乗員拘束装置のガスバッグ(1
    0)を折り畳む方法にして、 ガスバッグ(10)を基部(16)上に拡げる段階と、 ガスバッグ(10)の膨脹開口(12)の縁(14)を
    固定する段階と、 板(19)を、該板(19)と基部(16)との間にガ
    スバッグ(10)が位置するように、基部(16)に平
    行に距離を置いて配置する段階と、 ガスバッグ(10)が基部(16)と板(19)との間
    で展開するように、ガスバッグ(10)内部に圧力を加
    える段階と、 ガスバッグ(10)の壁を、周縁に分布された数個の場
    所において内側へ押し付ける段階と、を有する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記壁
    が、互いに隔離された数個の折り畳み舌(20,21;
    120,121,122,123;220,221)に
    より内側へ押し付けられ、該折り畳み舌がそれぞれ、線
    に沿つてガスバッグの壁と係合し、折り畳み舌(20,
    21;120,121,122,123;220,22
    1)の間に壁フラップ(28)が形成されることを特徴
    とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法において、前記壁
    が2つの段階に分けて内側へ押し付けられ、第2段階に
    おいて、第1段階において形成された壁フラップ(2
    8)が内側へ押し付けられることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法において、折り畳
    み舌(20,21;120,121,122,123;
    220,221)が、直線に沿つてガスバッグの内部へ
    押し付けられることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載の方法に
    おいて、折り畳み舌(120)が、ガスバッグ(10)
    の内部へ押し付けられるとき、平行した状態で変移され
    ることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項2から請求項5までの何れか一項
    に記載の方法において、折り畳み舌(20,21;22
    0,221)が、単一の交差線(C)において互いに交
    差する経路に沿つて動くことを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の方法において、交差線
    (C)がガスバッグ(10)の中心を通つていることを
    特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の方法において、交差線
    (C)が膨脹開口(12)の中心を通つていることを特
    徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項2から請求項5までの何れか一項
    に記載の方法において、折り畳み舌(20,21;12
    0,121,122,123;220,221)の隣接
    する2個が、ガスバッグの内部を通る交差線において互
    いに交差する経路に沿つて動くことを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の方法において、交差
    線がガスバッグ(10)の膨脹開口(12)を通つてい
    ることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項2から請求項10までの何れか
    一項に記載の方法において、ガスバッグ(10)の壁
    が、基部(16)と板(19)とに垂直な線に沿つて内
    側へ押し付けられることを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項2から請求項11までの何れか
    一項に記載の方法において、ガスバッグ(10)の壁
    が、折り畳み舌(220,221)により内側へ押し付
    けられた後、壁が折り畳みスライダー(230,23
    1)により、ガスバッグ(10)の内部へ向かつて一緒
    に押されることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の方法において、前
    記壁が、折り畳みスライダー(230または231)が
    2個毎に対をなして対向して位置し、対をなして対向す
    る4個の折り畳み舌(220,221)が使用された4
    個の折り畳みスライダー(230、231)によりガス
    バッグ(10)の内部に向かつて押されることを特徴と
    する方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の方法において、先
    ず、対向する2個の壁部分が、対向する2個の折り畳み
    スライダー(230)によりガスバッグ(10)の内部
    へ向かつて押され、これら折り畳みスライダー(23
    0)の領域に位置する折り畳み舌(221)がガスバッ
    グ(10)から引き抜かれ、つぎに、残りの折り畳みス
    ライダー(231)に関連する壁部分が、折り畳みスラ
    イダー(231)によりガスバッグ(10)の内部に向
    かって押され、これら折り畳みスライダー(231)の
    領域にある折り畳み舌(220)がガスバッグ(10)
    から引き抜かれることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の方法において、折
    り畳み舌(220,221)がガスバッグ(10)の内
    部から引き抜かれた後、折り畳みスライダー(230,
    231)により、さらに一緒に押されることを特徴とす
    る方法。
  16. 【請求項16】 請求項1から請求項15までの何れか
    一項に記載の方法において、ガスバッグ(10)の内部
    が、ガスバッグ(10)を基部(16)と板(19)と
    の間に展開させるため、100000Pa(パスカル)
    以下の過剰圧力を加えられることを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の方法において、ガ
    スバッグ(10)の内部が約50000Paの圧力を加
    えられることを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項2から請求項17までの何れか
    一項に記載の方法において、圧力を加えられた後、ガス
    バッグ(10)の内部に収容されたガスが、折り畳み舌
    (20,21;120,121,122,123;22
    0,221)または折り畳みスライダー(230,23
    1)が内側へ押されたとき逸出できることを特徴とする
    方法。
  19. 【請求項19】 請求項1から請求項18までの何れか
    一項に記載の方法において、ガスバッグ(10)を折り
    畳んだ後、ガスバッグ(10)の内部に部分真空が加え
    られることを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 請求項1から請求項19までの何れか
    一項に記載の方法において、ガスバッグ(10)が、折
    り畳み後の状態に固定されることを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 請求項1から請求項20までの何れか
    一項に記載の方法において、基部(16)が、折り畳ま
    れたガスバッグ(10)の包装高さにほぼ対応する距離
    だけ板(19)から離れて配置されていることを特徴と
    する方法。
  22. 【請求項22】 ガスバッグ(10)の壁に膨脹開口
    (12)を有する自動車乗員拘束装置の折り畳まれたガ
    スバッグにおいて、ガスバッグ(10)の壁が、互いに
    隣接して位置する壁フラップ(28)を形成して延びて
    いることを特徴とする折り畳まれたガスバッグ。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の折り畳まれたガス
    バッグにおいて、壁フラップ(28)が、膨脹開口(1
    2)の面に平行な面において見て、ガスバッグ(10)
    の中心に対してほぼ半径方向に延びていることを特徴と
    する折り畳まれたガスバッグ。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の折り畳まれたガス
    バッグにおいて、壁フラップ(28)が、膨脹開口(1
    2)の面に平行な面において見て、ほぼ星形をなして延
    びていることを特徴とする折り畳まれたガスバッグ。
  25. 【請求項25】 請求項22から請求項24までの何れ
    か一項に記載の折り畳まれたガスバッグにおいて、ガス
    バッグが、ほぼ平坦な上側と、上側に平行なほぼ平坦な
    下側とを有し、膨脹開口(12)の平面が下側の平面に
    平行であることを特徴とする折り畳まれたガスバッグ。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の折り畳まれたガス
    バッグにおいて、ガスバッグがほぼ円形の周縁を有する
    ことを特徴とする折り畳まれたガスバッグ。
  27. 【請求項27】 請求項25に記載の折り畳まれたガス
    バッグにおいて、ガスバッグがほぼ長方形の周縁を有す
    ることを特徴とする折り畳まれたガスバッグ。
  28. 【請求項28】 請求項25から請求項27までの何れ
    か一項に記載の折り畳まれたガスバッグにおいて、上側
    と下側との間の壁フラップ(28)が、上側と下側とに
    対してほぼ垂直に延びていることを特徴とする折り畳ま
    れたガスバッグ。
  29. 【請求項29】 ガスバッグを折り畳む装置にして、折
    り畳むべきガスバッグをその上に拡げることのできる基
    部(16)と、膨脹開口(12)の縁(14)を固定す
    る締結装置(18)と、ある距離離れて基部(16)に
    平行に配置された板(19)と、締結装置により固定さ
    れたガスバッグ(10)の内部に圧力を加える装置(2
    6)と、基部(16)と板(19)との間に展開された
    ガスバッグ(10)の周縁から距離を置いた位置と、ガ
    スバッグ(10)の壁が内部に向かつて内方へ押された
    位置との間を移動する数個の折り畳み舌(20,21;
    120,121,122,123;220,221)
    と、を有し、基部(16)と板(19)との間の距離
    (a)が、基部(16)と板(19)との間に展開され
    たガスバッグが相当平坦な形状であるように選択されて
    いる、ガスバッグを折り畳む装置。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載の装置において、折
    り畳み舌(20,21;120,121,122,12
    3;220,221)が直線に沿つて移動することを特
    徴とする装置。
  31. 【請求項31】 請求項29または30に記載の装置に
    おいて、折り畳み舌(120)が、ガスバッグの内部に
    向かう経路の一部に沿つて平行状態を維持しつつ移動す
    ることを特徴とする装置。
  32. 【請求項32】 請求項29から請求項31までの何れ
    か一項に記載の装置において、折り畳み舌(20,2
    1;120,121,122,123;220,22
    1)が互いに均一に隔離されていることを特徴とする装
    置。
  33. 【請求項33】 請求項29から請求項32までの何れ
    か一項に記載の装置において、折り畳み舌(20,2
    1)が2個のグループに分けられ、1グループの各折り
    畳み舌(20)が、他の2個の隣接折り畳み舌(21)
    の間に配置されていることを特徴とする装置。
  34. 【請求項34】 請求項29から請求項33までの何れ
    か一項に記載の装置において、折り畳み舌(20,2
    1)が星形に配置されていることを特徴とする装置。
  35. 【請求項35】 請求項29から請求項31までの何れ
    か一項に記載の装置において、折り畳み舌(120,1
    21,122,123)が、ガスバッグの内部に向かつ
    て移動された状態において、3グループをなして配置さ
    れており、互いに対向して位置する2個のグループのそ
    れぞれが数個の折り畳み舌(122,123)を含み、
    折り畳み舌で画定される面同士が1本の交差線において
    互いに交差し、前記2個のグループの間に位置する1個
    のグループが、互いに平行な数個の折り畳み舌(12
    0,121)を含むことを特徴とする装置。
  36. 【請求項36】 請求項29から請求項35までの何れ
    か一項に記載の装置において、ガスバッグ(10)の長
    手方向側面と係合し、該長手方向側面に垂直な方向に移
    動する折り畳みスライダー(230,231)が設けら
    れていることを特徴とする装置。
  37. 【請求項37】 請求項36に記載の装置において、対
    をなして対向する4個の折り畳みスライダー(230,
    231)が設けられていることを特徴とする装置。
  38. 【請求項38】 請求項29から請求項37までの何れ
    か一項に記載の装置において、ガスバッグ(10)の内
    部に圧力を加える装置(26)が存在することを特徴と
    する装置。
  39. 【請求項39】 請求項38に記載の装置において、前
    記圧力を加える装置(26)が、ガスバッグ(10)の
    内部に部分真空を加え得ることを特徴とする装置。
  40. 【請求項40】 請求項38に記載の装置において、前
    記ガスバッグ(10)の内部に圧力を加える装置(2
    6)が、50000Paから100000Paまでのオ
    ーダの過剰圧力を加えることができることを特徴とする
    装置。
  41. 【請求項41】 請求項29から請求項40までの何れ
    か一項に記載の装置において、板(16)と基部(1
    9)との間の距離(a)が、折り畳まれるべきガスバッ
    グ(10)の包装高さに対応していることを特徴とする
    装置。
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