JPH06191367A - 膨張可能なエアーバッグ - Google Patents

膨張可能なエアーバッグ

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JPH06191367A
JPH06191367A JP5256632A JP25663293A JPH06191367A JP H06191367 A JPH06191367 A JP H06191367A JP 5256632 A JP5256632 A JP 5256632A JP 25663293 A JP25663293 A JP 25663293A JP H06191367 A JPH06191367 A JP H06191367A
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air bag
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retaining ring
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Matthew C Bollaert
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
    • B60R21/237Inflatable members characterised by the way they are folded
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアーバッグが膨張して乗員を拘束する時
に、エアーバッグが乗員の頭部や上半身に当たらないよ
うにする。 【構成】 膨張したときに乗員を拘束する膨張可能なエ
アーバッグ10であって、このエアーバッグ10は、縮
んで折り畳まれた状態と、膨張して広がった状態とを有
し、膨張して広がった状態の時には上側部分30と下側
部分40とを有する一方、縮んで折り畳まれた状態の時
には第2部分に収納される内側が外に折り返された第1
部分を有し、この第1部分は、前記エアーバッグが膨張
して広がった時にエアーバッグの下側部分40を形成す
ると共に、エアーバッグの最後に広がる部分である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両が衝突した時に膨
張して乗員を拘束するためのエアーバッグに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のエアーバッグは、一般に自動車
のインストルメントパネル又はステアリングホイール内
に折り畳まれた状態で支持されている。エアーバッグを
膨張させるために、インフレータアッセンブリがエアー
バッグ内に向けて高圧ガスを作用させ、それによってエ
アーバッグが広げられて膨らむ。例えば、車が衝突して
急に減速したような時に、エアーバッグが膨らんで乗員
を拘束する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エアーバッ
グが膨張した時に、エアーバッグが乗員の頭部や上半身
に当たらないことが望ましい。特にインフレータアッセ
ンブリが作用したときに、乗員がシートバッグに接近し
たり又は当たったりしないようなエアーバックが望まし
い。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、エア
ーバッグが膨張した時に、エアーバッグが乗員の頭部や
上半身に当たらないようにして乗員を拘束するエアーバ
ッグを提供するものである。
【0005】即ち、本発明に係る膨張可能なエアーバッ
グは、複数の層を有し、それらの層の間にエアーバッグ
を膨張させるときに供給されるガスの膨張空間を形成し
ている。エアーバッグは、収縮して折り畳まれた状態と
膨張して広がった状態とを有する。エアーバッグは膨張
して広がった状態の時に上側部分と下側部分とを有す
る。
【0006】また、エアーバッグは、収縮して折り畳ま
れた状態の時、エアーバッグの上端部分に近接した位置
でエアーバッグの下端部分を有する。エアーバッグの下
側部分は、内側を外にして折り返され上側部分の内側に
位置する。エアーバッグが膨張する時、上記エアーバッ
グの下側部分は最終的な位置へと広がる。この時、エア
ーバッグの下側部分は、乗員の頭部や上半身に向かって
外側に広がるより、むしろ乗員の脚部や下半身に向かっ
て下方へ広がる。このことは、エアーバッグが膨張した
ときに、乗員の頭部や上半身に当たる可能性を少なくす
る。
【0007】
【実施例】以下添付図面に基づいて本発明の実施例を詳
細に説明する。本発明は、車が衝突した場合のように、
急激な減速が生じたときに乗員を拘束するためのエアー
バッグに関する。なお、本発明は構造の異なる様々な種
類のエアーバッグに適用される。次に、本発明の代表的
なものを、図1に示したようなエアーバッグ10に基づ
いて説明する。このエアーバッグ10は、車両14のフ
ロント方向(図1において右側)に乗員12が移動する
のを拘束するものである。
【0008】図4及び図5に示したように、エアーバッ
グ10は2層の生地(好ましくは織物生地)を備え、そ
れらの間にエアーバッグを膨張させるためのガスが入る
膨張空間を形成している。2つの層は、エアーバッグ1
0が膨らんだ時に乗員12にぴったりと配置されるフロ
ントパネル20と、エアーバッグ10が膨らんだ時に乗
員12から最も遠くに配置されるバックパネル22とか
らなる。フロントパネル20及びバックパネル22は、
別々の布を縫い合わせるか、又は一枚の布によって形成
されることになる。
【0009】エアーバッグ10は、図4及び図5に示し
たように、エアーバッグの中心線32より上方位置に上
側部分30を有する。この上側部分30は、フロントパ
ネル20の上部34とバックパネル22の上部36とか
らなる。また、エアーバッグ10は、前記中心線32よ
り下方位置に下側部分40を有する。この下側部分40
は、フロントパネル20の下部42とバックパネル22
の下部44とからなる。
【0010】エアーバッグ10の上端部50は、フロン
トパネル20及びバックパネル22のそれぞれの上端部
52及び54を含む。また、エアーバッグ10の下端部
60は、フロントパネル20及びバックパネル22のそ
れぞれの下端部62及び64を含む。エアーバッグ10
は、図4に示したように、エアーバッグ10の縦方向の
中心線90の左側と右側の位置にそれぞれ左側部分70
と右側部分72とを有する。
【0011】更に、上記エアーバッグ10は、前記バッ
クパネル22の外側に延びて該バックパネル22に取り
付けられた保持リング80を有する。エアーバック10
を車両14に取り付ける際、インフレータアッセンブリ
(図示せず)にエアーバッグ10を取り付けるために、
上記保持リング80は、車両14上でインフレータアッ
センブリに連結される。保持リング80には、エアーバ
ッグ10を膨張させるためにインフレータアッセンブリ
から供給されるガスがバックパネル22を通過する開口
82が形成されている。
【0012】保持リング80の下側84では、エアーバ
ッグ10の内側で多数の内部連結紐がバックパネル22
からフロントパネル20側に延びている。図4に示した
ように、エアーバッグ10の縦中心線90の左側には左
側上部の連結紐86と、左側下部の連結紐88が位置
し、また、前記縦中心線90の右側には右側上部の連結
紐92と右側下部の連結紐94が位置している。
【0013】エアーバッグ10を車両14に装備するた
めには、図4及び図5に示したように、エアーバッグを
縮めて広げた状態から、図16に示したように縮めて折
り畳んだ状態とする。図6乃至図16は、エアーバッグ
10が折り畳まれていく過程を示している。
【0014】図6及び図7は、エアーバッグ10を折り
畳む際の初期の段階を示したものである。最初はエアー
バッグ10の下側部分40を内側を外に折り返して上側
部分30の内側にきちんと折り畳む。このような方法で
エアーバッグ10を折り畳むことで、エアーバッグの下
端部60は、図7において矢印98で指し示したよう
に、フロントパネル20とバックパネル22の間の膨張
空間の中に上向き方向に移動する。この下端部60は、
図7に示したように、点線100及び102によって示
された中間位置を過ぎ、下端部が図7に示される上端部
50の近傍位置まで上方に移動する。前記下端部60が
上方へ移動するとき、該下端部60は一方側の左側連結
紐86,88と、他方側の右側連結紐92,94の間を
通る。エアーバッグの下端部60が上端部50の近傍位
置にあるとき、下端部の構成材料は上端部50に沿って
できるだけ多く外側方に広がる。
【0015】初期段階での折り畳みは、手による別の折
り畳み方法でも説明することができる。(機械によって
エアーバッグ10を折り畳む方が好ましいものではあ
る。)もし、最初の折り畳みを手によって行なうのであ
れば、エアーバッグ下端部60の中央部分96を一方の
手でしっかりとつかみ、フロントパネル20とバックパ
ネル22との間において、左側連結紐86,88と右側
連結紐92,94の間を上方向へ押し上げる。下端部6
0は、上端部50の近傍位置まで押し上げられる。その
とき、下端部60が上端部50に沿ってできるだけ横方
向に広がるように、両手をエアーバッグ10の中へ入れ
互いに離して横方向へ動かす。
【0016】最初の折り畳みが完了したとき、エアーバ
ッグ10は、図6及び図7に示したように部分的に折り
畳まれた状態となる。このとき、エアーバッグの下側部
分40は内側が外に折り返されてエアーバッグの上側部
分30の内側に位置し、またバックパネル22の下側部
分44とフロントパネル20の下側部分42は、バック
パネル22の上側部分36とフロントパネル22の上側
部分34の間に収納される。前記上側部分36,34
は、エアーバッグが膨張した時にエアーバッグ10の上
側部分30を形成する。また、前記下側部分44,42
は、エアーバッグが膨張した時にエアーバッグ10の下
側部分40を形成する。このように部分的な折り畳み状
態において、エアーバッグ10の高さは、上端部50と
底部104の間が、折り畳む前のエアーバッグの約半分
となる。
【0017】本発明によって折り畳まれたエアーバッグ
は、前記連結紐86,88,92,94のような内部連
結紐は必ずしも必要ない。そのような場合には、エアー
バッグ10の下端部60を上端部50の近傍位置へもっ
と簡単に押し上げることができる。
【0018】次いで、エアーバッグが保持リング80か
らはみ出さない範囲で、エアーバッグの両側部分70,
72が保持リング80の内側に折り畳まれる。この両側
部分70,72は、図10に示したように、折り曲げた
り巻き込むようにして折り畳まれる。このように、左側
部分70は保持リング80の左側部106から外方へは
み出さないようにして内側に折り畳まれ、また右側部分
72は保持リング80の右側部108から外方へはみ出
さないようにして内側に折り畳まれる。両側部分70,
72は、図11に示したような巻き込みか、又は図12
に示したような折り曲げのいずれか一方の方法で折り畳
まれる。
【0019】エアーバッグの両側部分70,72を折り
畳んだとき、エアーバッグは図8及び図9に示したよう
な状態となる。次に、エアーバッグ10は、図13乃至
図16に示したように巻き込まれる。即ち、部分的に折
り畳まれたエアーバッグの底部104は、保持リング8
0に向かってフロントパネル20とバックパネル22と
を巻きながら保持リングの底面84に達するまで該パネ
ル20,22の下側に巻かれる。更に、巻かれたロール
は保持リング80の底面84を越えて、矢印106で示
したように保持リング80の内側位置に移動する。そし
て、ロールが平らにされると、エアーバッグ10は図1
4に示したような状態となる。
【0020】次いで、エアーバッグ10の上端部50
が、保持リング80の内側位置に矢印108の方向に折
り畳まれる。そのとき、エアーバッグ10は、図16に
示したような状態となる。この状態において、エアーバ
ッグ10の上端部50は、図16の上部に示されるよう
に、保持リング80内の最も外側に位置している。それ
から、エアーバッグ10はインフレータアッセンブリに
取り付けられ、さらに公知の方法で車両14に設けられ
る。図1乃至図3に示したように、車両14内では折り
畳まれたエアーバッグと一緒に保持リング80が、仮想
縦線110から約70°〜80°の角度α(図1)の面
上に設けられる。保持リング80の底面84は、乗員1
2に近接配置される。なお、これは、一般には”トップ
マウント”の配置と呼ばれている。
【0021】車両が衝突した時のように車が急に減速し
たとき、図1に示したような車両14内のインフレータ
アッセンブリ(図示せず)は、エアーバッグを膨らませ
るために、一般的な方法でエアーバッグ10内へ向けて
高圧ガスを作動させる。このとき、エアーバッグ10
は、図1から図3において左方向、即ち乗員12側に膨
張する。
【0022】エアーバッグ10が最初に膨張して広がる
のは上端部50である。次いで、図13乃至図16で示
したように、保持リング80の中に巻かれているエアー
バッグ部分が広がり、そして両側部分70,72が膨張
して広がる。連結紐86,88,92,94は、エアー
バッグ10が乗員12の頭部上方のルーフ方向に膨張し
ないように保つ。
【0023】このとき、エアーバッグ10は、図1に示
したように、部分的に膨張した状態である。エアーバッ
グ10の上側部分30は、一般には乗員12の頭部と上
半身の前側に位置する。また、図1では図示されないエ
アーバッグ10の下側部分40は、まだ上側部分30の
中に押し込まれていたり折り畳まれている。
【0024】エアーバッグ10が膨張して広がるとき、
エアーバッグの下側部分40が最後に広がる。前記エア
ーバッグのフロントパネル20とバックパネル22との
間の膨張空間の中に向かってインフレータアッセンブリ
からのガスが供給され続けると、図7で示したエアーバ
ッグ10の下端部60が、折り畳まれている上端部50
の近傍位置から離れて下方へ移動する。そして、図1で
示したエアーバッグ10の下側部分40が上側部分30
から出現することで、エアーバッグ10は、図3に示し
たように膨張して広がった状態となる。即ち、図6及び
図7で示したような上側部分30の中に押し込まれてい
た下側部分40の折り畳み部分は最後になって広がる。
エアーバッグの下側部分40は、エアーバッグの最後の
膨張部分となる。
【0025】上述したように、上側部分30の中に内側
を外に折り返して押し込まれ且つ折り畳まれた状態とな
っている下側部分40は、エアーバッグ10が膨張した
ときに乗員12の方向に飛び出すエアーバッグ10の長
さを制限している。膨張したエアーバッグは、乗員12
の方向に約半分の距離まで延びたのちに、下側部分40
が上側部分30から飛び出る。これにより、エアーバッ
グ10が膨張したときに、エアーバッグ10が乗員12
の顔面や上半身に当たる可能性を少なくする。特に、乗
員が適正な位置にいない時、すなわちエアーバッグ10
が膨張したときに、エアーバッグ10に対して望ましい
位置よりもっと接近した位置に乗員がいるときに有効と
なる。
【0026】図1乃至図3に示された実施例は、エアー
バッグ10が車両14にトップマウント形状で配置され
たものであるが、この発明は、他のマウント形状にも同
様に適用されるものである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る膨張
可能なエアーバッグによれば、エアーバッグが膨張した
ときには、先ずエアーバッグの上側部分が膨張して乗員
の方向に飛び出し、次いでエアーバッグの下側部分が上
側部分から出現して乗員の脚部や下半身に向かって下方
向に飛び出すように構成したから、エアーバッグが乗員
の頭部や上半身に当たることがなく、また乗員が正常に
着座していない場合でもエアーバッグが有効に作用する
といった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエアーバッグが車室内で膨張する
時の第1段階を示す概要図である。
【図2】上記エアーバッグが車室内で膨張する時の第2
段階を示す概要図である。
【図3】上記エアーバッグが車室内で膨張する時の最終
段階を示す概要図である。
【図4】縮んで折り畳まれた状態の図1におけるエアー
バッグの正面図。
【図5】図4における5−5線断面のエアーバッグの側
面図である。
【図6】エアーバッグの上側部分の中に下側部分を上向
きに最初に折り畳んだ後の図4におけるエアーバッグの
概要図である。
【図7】図6における7−7線断面の部分的に折り畳ま
れたエアーバッグの概要図である。
【図8】エアーバッグの両側部を折り畳んだ後の図6に
おけるエアーバッグの正面図である。
【図9】図8における9−9線からのエアーバッグの側
面図である。
【図10】図8における10−10線に沿った断面図で
ある。
【図11】エアーバッグの両側部の折り畳み方が異なる
図10と同様の断面図である。
【図12】エアーバッグの両側部の折り畳み方が異なる
図10と同様の断面図である。
【図13】車両に配置される前のエアーバッグの折り畳
み方を示す概要図である。
【図14】図13の段階より進んだエアーバッグの折り
畳み方を示す概要図である。
【図15】図14の段階より進んだエアーバッグの折り
畳み方を示す概要図である。
【図16】エアーバッグを最終的に折り畳んだ時の概要
図である。
【符号の説明】
10 エアーバッグ 30 上側部分 40 下側部分

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨張したときに乗員を拘束する膨張可能
    なエアーバッグであって、 このエアーバッグは、縮んで折り畳まれた状態と、膨張
    して広がった状態とを有し、 膨張して広がった状態の時には上側部分と下側部分とを
    有する一方、縮んで折り畳まれた状態の時には第2部分
    に収納される内側が外に折り返された第1部分を有し、 この第1部分は、前記エアーバッグが膨張して広がった
    時にエアーバッグの下側部分を形成すると共に、エアー
    バッグの最後に広がる部分であることを特徴とする膨張
    可能なエアーバッグ。
  2. 【請求項2】 前記エアーバッグは、縮んで折り畳まれ
    た時に、2つの外層とこれら外層の中間に配置された2
    つの内層とを含む4つの近接した層で構成され、エアー
    バッグが縮んで折り畳まれた時には前記2つの外層がエ
    アーバッグの上側部分を形成し、また2つの内層が前記
    エアーバッグの第1部分を構成することを特徴とする請
    求項1記載の膨張可能なエアーバッグ。
  3. 【請求項3】 前記エアーバッグが縮んで折り畳まれた
    状態の時に、エアーバッグの上端部に近接して配置され
    るエアーバッグの下端部を有することを特徴とする請求
    項1記載の膨張可能なエアーバッグ。
  4. 【請求項4】 前記エアーバッグは、縮んで折り畳まれ
    た状態から膨張して広がった状態となるときに、前記エ
    アーバッグの第1部分が下方側に広がっていくことを特
    徴とする請求項1記載の膨張可能なエアーバッグ。
  5. 【請求項5】 エアーバッグが膨張したときに乗員から
    最も遠くに配置されるバックパネルと、乗員に最も接近
    して配置されるフロントパネルとを含む複数の層で構成
    され、 これらバックパネル及びフロントパネルはそれぞれ上部
    と下部とを有し、エアーバッグが膨張したときにはバッ
    クパネル及びフロントパネルの上部がエアーバッグの上
    側部分を形成し、またバックパネル及びフロントパネル
    の下部がエアーバッグの下側部分を形成し、 且つ前記エアーバッグの第1部分がバックパネル及びフ
    ロントパネルの下部を構成することを特徴とする請求項
    1記載の膨張可能なエアーバッグ。
  6. 【請求項6】 前記エアーバッグの上端部と下端部との
    中間部において、エアーバッグのバックパネルに保持リ
    ングが取り付けられ、この保持リングには前記エアーバ
    ッグを膨張させるために供給されるガスをバックパネル
    に通過させる開口が形成され、また保持リングは前記エ
    アーバッグの上側部分に配置されることを特徴とする請
    求項5記載の膨張可能なエアーバッグ。
  7. 【請求項7】 前記エアーバッグを膨張させるために供
    給されるガスの通過開口を有する保持リングを含み、前
    記エアーバッグは保持リングに向かって内側に折り畳ま
    れる両側部分を有し、また内側に折り畳まれたエアーバ
    ッグの両側部は、車両に配設される保持リング内にコン
    パクトな形状で巻かれることを特徴とする請求項1記載
    の膨張可能なエアーバッグ。
  8. 【請求項8】 膨張したときに乗員を拘束する膨張可能
    なエアーバッグであって、 このエアーバッグは、該エアーバッグを膨張させるため
    のガスが流入する膨張空間を複数の層の間に形成し、 前記エアーバッグは縮んで折り畳まれた状態と、膨張し
    て広がった状態とを有し、 膨張して広がった状態の時には上端部、下端部および両
    側部を有する一方、縮んで折り畳まれた状態の時には上
    端部の近傍位置で第1層と第2層の間に配置されたエア
    ーバッグの下端部を有し、また内側を外に折り返された
    エアーバッグの第1部分が第2部分内に位置しているこ
    とを特徴とする膨張可能なエアーバッグ。
  9. 【請求項9】 前記エアーバッグの第1部分は、エアー
    バッグが膨張して広がった状態のときにエアーバッグの
    第2部分から下方に伸びることを特徴とする請求項8記
    載の膨張可能なエアーバッグ。
  10. 【請求項10】 前記の層は、エアーバッグが膨張した
    ときに乗員から最も遠くに配置されるバックパネルと、
    乗員に最も接近して配置されるフロントパネルとからな
    り、 このバックパネル及びフロントパネルは、それぞれ上部
    と下部とを有し、エアーバッグが膨張したときにはバッ
    クパネル及びフロントパネルの上部がエアーバッグの上
    端部と共にエアーバッグの上側部分を形成する一方、バ
    ックパネル及びフロントパネルの下部がエアーバッグ下
    端部と共にエアーバッグの下側部分を形成し、 前記エアーバッグの第1部分が、前記エアーバッグの下
    端部とバックパネル及びフロントパネルのそれぞれの下
    部を構成することを特徴とする請求項8記載の膨張可能
    なエアーバッグ。
  11. 【請求項11】 エアーバッグの上端部及び下端部の中
    間において、エアーバッグのバックパネルに保持リング
    が取り付けられ、この保持リングにはエアバッグを膨張
    させるために供給されるガスを通過させる開口が形成さ
    れていることを特徴とする請求項10記載の膨張可能な
    エアーバッグ。
  12. 【請求項12】 前記エアーバッグを膨張させるために
    供給されるガスの通過開口を有する保持リングを含み、
    エアーバッグの両側端部は保持リングに向かって内側に
    折り畳まれ、内側の折り畳まれた両側部は車両に配設さ
    れる保持リング内に巻かれていることを特徴とする請求
    項8記載の膨張可能なエアーバッグ。
JP5256632A 1992-10-14 1993-10-14 膨張可能なエアーバッグ Expired - Lifetime JP2721791B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US960916 1992-10-14
US07/960,916 US5290061A (en) 1992-10-14 1992-10-14 Folded air bag

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06191367A true JPH06191367A (ja) 1994-07-12
JP2721791B2 JP2721791B2 (ja) 1998-03-04

Family

ID=25503810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5256632A Expired - Lifetime JP2721791B2 (ja) 1992-10-14 1993-10-14 膨張可能なエアーバッグ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5290061A (ja)
EP (1) EP0593010B1 (ja)
JP (1) JP2721791B2 (ja)
DE (1) DE69310859T2 (ja)

Cited By (5)

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