JPH10129351A - 自動車用排泥ステップ、排泥ステップ用ブラシ体、並びにブラシ体取付用ステップ - Google Patents

自動車用排泥ステップ、排泥ステップ用ブラシ体、並びにブラシ体取付用ステップ

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Publication number
JPH10129351A
JPH10129351A JP28957296A JP28957296A JPH10129351A JP H10129351 A JPH10129351 A JP H10129351A JP 28957296 A JP28957296 A JP 28957296A JP 28957296 A JP28957296 A JP 28957296A JP H10129351 A JPH10129351 A JP H10129351A
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JP
Japan
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brush
mud
vehicle
automobile
rotating body
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JP28957296A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Watanabe
裕文 渡辺
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SANKO SANGYO KK
Original Assignee
SANKO SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、第1に靴底に付着した泥土
等の確実に除去する点にあり、第2にステップ全体の大
型化を防止することにある。 【解決手段】 本発明に係る自動車用排泥ステップは、
自動車に取付けられるステップ本体10には表面10a より
先端51が表出したブラシ50が設けられ、且つ該ブラシ50
は先端51が自動車の前後方向Aに沿って移動すべく駆動
されてなる構成を有してなり、これによりブラシ50の先
端51が靴底の幅方向に摺動して、靴底の泥土等を確実に
除去するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用排泥ステ
ップ、排泥ステップ用ブラシ体、並びにブラシ体取付用
ステップに関するものであり、より詳しくは自動車に搭
乗する際に搭乗者が足を載置できるように自動車に取付
けられる自動車用排泥ステップ、及びその自動車用排泥
ステップに用いられる排泥ステップ用ブラシ体、並びに
排泥ステップ用ブラシ体を取付ける為のブラシ体取付用
ステップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、建築現場、埋立地等に資材や土
砂等を搬入・搬出するためにダンプカーその他の特殊自
動車が出入りし、その際、運転者、同乗者、作業者等が
ぬかるみ等を歩くことによって、靴底に泥土等が付着し
てしまい、この泥土等を靴底に付着させたままで乗り込
むことで、泥土等が運転席等の車内に持ち込まれること
となる。これによって、運転席等の車内が汚れ、車内の
計器類や操作機器に弊害を与えることになり、特に車内
の冷暖房装置によって泥土等が車内に蔓延してしまい、
運転者等の作業環境の悪化につながる。
【0003】しかしながら、従来、ダンプカー、各種作
業用自動車等の自動車には、運転者等の搭乗者の靴底に
付着した泥土等を落とすための有効な設備を備えていな
かった。従って、運転者等の搭乗者は、運転席等へ乗り
込む際に、足を載置するためのステップに靴底を擦りつ
けたり、木片を拾って擦り落とすなどの方法で付着した
泥土等を落としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の如き
方法では泥土等を落とすのに時間を要し、不確実である
という問題を有していた。
【0005】また、上記問題点を解決すべく、本願出願
人は、平成8年3月7日付け出願の特願平8−5038
5号に示す自動車用排泥ステップを発明した。かかる発
明について概説すると、自動車用ステップに回転ブラシ
を設けた構成を採用することで、搭乗者の靴底の泥土等
を除去することができるという効果を有するものであっ
た。
【0006】上記出願に示した自動車用排泥ステップに
あっては、回転ブラシは車体の前後方向と平行な軸を中
心に回転するように設けられていた。この為、回転ブラ
シの先端の毛先は車体の幅方向、即ち靴底の前後方向に
摺動して、靴底の泥土を除去するものであった。しかる
に、一般に靴底72にはスリップ止め等のために図4に示
すように幅方向Cの溝71が形成されているものが多く、
このように幅方向Cに溝が形成された靴底72に付着した
泥土等を前後方向に摺動するブラシによって確実に除去
するには、ブラシの回転力を強く設定する必要があっ
た。このため、泥土等を確実に除去するためには比較的
大型の駆動モーターを採用する必要があった。
【0007】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するためになされたもので、本発明の主たる課題は、靴
底に付着した泥土等の確実に除去する点にあり、また第
2の課題は、ステップ全体の大型化を防止する点にあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべくなされたものであり、本発明に係る自動車用排泥
ステップとしての特徴は、自動車に搭乗する際に搭乗者
が足を載置できるように自動車に取付けられる自動車用
排泥ステップであって、該ステップ本体10には表面10a
より先端51が表出したブラシ50が設けられてなり、且つ
該ブラシ50は先端51が自動車の前後方向Aに沿って移動
すべく駆動されてなる点にある。
【0009】本発明は該構成を採用するので、自動車に
搭乗する際に搭乗者がステップ本体10に足を載置する
と、ブラシ50の先端51を自動車の前後方向Aに沿って移
動することによって、ステップ本体10の表面10a より表
出した先端51が靴底の幅方向に摺動して、靴底の泥土等
を確実に除去することができる。
【0010】尚、本発明において先端51が自動車の前後
方向Aに沿って移動自在とは、靴底72の幅方向Cに摺動
して移動するように設けられているものであれば足り、
自動車の前後方向Aに確実に一致させる必要はなく、自
動車の前後方向Aに対して若干傾斜した方向に移動する
ものであっても良い。
【0011】また、ブラシ50は先端51が移動すべく駆動
されるとは、例えばブラシ50の先端51が回転するもの、
往復動するもの等を含む意味であるが、本発明に於い
て、請求項2記載の如くブラシ50が自動車の幅方向Bに
略平行な回転軸を中心として回転する回転体40に突設さ
れて、先端51が回転するものが好ましい。
【0012】該構成からなる請求項2記載の排泥ステッ
プにあっては、往復動するもの等に比して、構造が簡単
で且つ先端51の移動速度を速くなるように設定可能ゆえ
に、ブラシ50による排泥の除去が確実であるという利点
を有する。
【0013】さらに、本発明に係る排泥ステップにあっ
ては、先端51が靴底の幅方向に摺動するものゆえ、比較
的ブラシ50の駆動力が小さくとも泥土等を除去すること
ができ、これによりブラシ50を駆動する駆動モーター等
の駆動源を小さくすることもできる。従って、請求項2
記載の排泥ステップにあっては、回転体40を円筒形状に
形成する等によって回転体40の内部に空洞部を設け、請
求項3記載の如く該空洞部に回転体40を回転させるため
の駆動モーター42を内蔵した構成を採用することも可能
である。該構成を採用することにより、回転体40の設置
箇所とは別途にモーター設置箇所を設ける必要がなく、
ステップ全体の大型化を防止することができるという利
点を有する。
【0014】また、本発明に係る排泥ステップは、請求
項4記載の如く、ブラシ50の上部側に搭乗者の足を載上
可能な載上部材30を設け、該載上部材30を下方に移動可
能に設け、載上部材30が下方に移動した際にブラシ50を
自動的に駆動するよう構成することが好ましい。該構成
からなる請求項4記載の排泥ステップにあっては、足を
載上部材30に載上すると、載上部材30の下方移動により
自動的にブラシ50が駆動され、表面10aから表出したブ
ラシ50の先端51で靴底の泥土等を除去できる。
【0015】さらに、本発明に係る排泥ステップ用ブラ
シ体としての特徴は、請求項5記載の如く、略円筒状の
回転体40と、該回転体40の表面より突設されたブラシ50
と、該回転体40の内部に内蔵され且つステップ本体10に
固定可能に設けられた駆動モーター42とからなり、該駆
動モーター42によって前記回転体40は回転されるべく連
結された点にある。該構成からなるブラシ体は、駆動モ
ーター42をステップ本体10に固定してステップ本体10に
取付けることで、内蔵される駆動モーター42を駆動する
と、回転体40がステップ本体10に対して回転することと
なる。これにより、靴底の泥土等をブラシ50によって除
去することができる。
【0016】また、本発明に係るブラシ体取付用ステッ
プとしての特徴は、請求項6記載の如く、自動車に取付
ける為の取付手段13,15 を夫々有する前方及び後方の分
割体12,14 と、該分割体12,14 の両側で分割体12,14 同
士を連結する連結フレーム18,19 とからなり、該連結フ
レーム18,19 には回転ブラシ50等の排泥手段を着脱可能
な被取付部19a,48が設けられ、自動車外側の連結フレー
ム19は排泥手段の側方を開閉自在に設けられてなる点に
ある。該構成からなるブラシ体取付用ステップにあって
は、自動車外側の連結フレーム19によって排泥手段の側
方を閉塞して、被取付部19a,48に回転ブラシ50等の排泥
手段を取付けることができる。一方、自動車外側の連結
フレーム19によって排泥手段の側方を開放して、ステッ
プ本体10を車体に取り付けた状態のまま被取付部19a,48
から回転ブラシ50等の排泥手段を取り外すことができ、
回転ブラシ等の洗浄、メンテンナンス等が行える。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るナット自動車
用排泥ステップの実施形態について、図1乃至図3を参
酌しつつ説明する。
【0018】図1に於いて、10は、ステップ本体を示
し、該ステップ本体10は、自動車のステップ取付部(図
示省略)に取付ける為の取付部13,15(取付手段)を夫々
有する前方分割体12及び後方分割体14と、該分割体12,1
4 の両側で分割体12,14 同士を連結する連結フレーム1
8,19 と、分割体12,14 同士を連結して図2に示すよう
に半円状で下方に湾曲した湾曲フレーム23とから構成さ
れている。
【0019】前記取付部13,15 はボルト等を挿入可能な
孔部13a,15a が形成されてなり、該孔部13a,15a にボル
ト等を挿入して自動車の車体に設けられたステップ取付
箇所に固定されることとなる。
【0020】前記前方分割体12及び後方分割体14は、車
体の前後方向に平行な縦桟と該縦桟と垂直な横桟とから
格子状に形成されており、前記湾曲フレーム23は一方の
分割体12の縦桟から他方の分割体14の縦桟へ連続するよ
うに分割体12の縦桟の本数だけ設けられている。
【0021】また、前記連結フレーム18,19 のうち車体
側の連結フレーム18は、各分割体12,13 の縦桟に固着溶
接されてなるが、他方の連結フレーム19は、後方分割体
14にヒンジ20を介して水平方向に回動自在に取付けら
れ、前方分割体12に着脱自在に取付けらる。具体的に
は、連結フレーム19は、前方分割体12と図2に示すよう
にボルト22を介して固定され、該ボルト22を離脱するこ
とによりヒンジ20を介して水平方向に回動可能に設けら
れている。
【0022】さらに、30は、ステップ本体10の上面に設
けられた載上部材である。該載上部材30は図1に示すよ
うに前方側が二股状で平面視略U字状の形状で、その二
股状の中間部は切欠部30b が夫々形成され幅狭に設けら
れている。該載上部材30は、前方側の端部付近で軸31を
介して前方分割体12に上下方向に回動可能に取付けられ
ており、後方側ではコイル状のスプリング33を介して後
方分割体14に支持されている。尚、載上部材30の裏面に
はスプリング33のコイル状に嵌まり込む突出部30a が形
成されている。
【0023】また、該載上部材30の後方側には、図2に
示すようにコの字状の係止フレーム34が固着されてお
り、該載上部材30の上方への回動が一定範囲をもって係
止されてなる。
【0024】さらに、前記後方分割体14には該載上部材
30と当接可能なスイッチ17が取付けられており、載上部
材30が下方に回動すると、載上部材30とスイッチ17とが
当接するように構成されている。
【0025】また、図1に於いて、40は、内蔵された駆
動モーター42によって回転される円筒状の回転体を示
し、該回転体40は自動車の幅方向Bに略平行な回転軸を
中心に回転可能に設けられている。該駆動モーター42
は、前記スイッチ17が載上部材30と当接すると駆動する
よう構成されている。尚、駆動モーター42のモーターハ
ウジング44は、車体側の連結フレーム18にボルト45を介
して固定されている。
【0026】該回転体40は、車体側の端部でモーターハ
ウジング44にベアリング48を介して回転可能に支持さ
れ、他端側で連結フレーム19に回転自在に取付けられた
三つの軸受ローラー19a によって支持されている。ま
た、回転体40には、その内面にタイミングベルト49が固
着されており、該タイミングベルト49が駆動モーター42
のプーリ43と噛み合っており、駆動モーター42の駆動に
より回転体40が回転するように構成されている。さら
に、該回転体40の車体側の端部がベアリング48に、タイ
ミングベルト49がプーリー43に挿脱自在に設けられてお
り、連結フレーム19を開放した状態で回転体40を車体の
外側方向に引き抜くことにより回転体40のみが離脱でき
るよう構成されている。尚、本実施形態では回転力の伝
達機構としてタイミングベルト49によるが、回転体40内
面にギヤを形成することも可能である。但し、タイミン
グベルト49による方が製造が容易でコストの低減が図ら
れる。
【0027】また、回転体40には、ブラシ50が螺旋状に
突設して固定されている。具体的には、断面コの字状の
紐状体にブラシ状の部材を緊密に固着したブラシ50を、
回転体40の外周面に螺旋状に固定して取付けられてい
る。ここで、該ブラシ50の先端の毛先51は、上面でステ
ップ本体10及び載上部材30の表面10a より表出し、且つ
下面側では湾曲フレーム23と当接しないように構成され
ている。
【0028】以上の如き構成からなる本実施形態の自動
車用排泥ステップは、取付部13,15をボルト等で自動車
に固定して取付けられて、使用される。
【0029】運転者等の搭乗者が取付けられたステップ
に乗って、自動車に搭乗するのであるが、搭乗に際して
靴底に泥等が付着している場合には、回転体40の上方の
載上部材30に足を載上する。これにより、載上部材30が
下方に回動してスイッチ17が入り、回転モーター42が駆
動して、回転体40が回転するので、ブラシ50によって靴
底の泥土等が除去されることとなる。この除去に際し
て、ステップ本体10の表面より表出した毛先51が靴底の
幅方向に靴底を摺動するので、幅方向に溝が形成された
靴底であっても泥土等を確実に除去することができる。
【0030】また、ブラシ50は回転体40に螺旋状に配設
されているので、載上部材30が設けられている箇所以外
は靴底全面に渡って泥土を除去することができる。しか
も、載上部材30は、その中間部、即ちブラシ50が回転す
る上方が幅狭に設けられているので、ブラシ50によって
除去できる面積が広い。
【0031】上記の如くブラシ50によって除去された泥
土等は下方の湾曲フレーム23の隙間を介して下方に落下
することとなる。このように、湾曲フレーム23は互いに
隙間をもって固定されているので、該フレーム23に泥土
等が溜まることがない。
【0032】また、一方の足(例えば右足)の靴底の除
去を行っている際には、前後に分割体12,14 が設けられ
ているので、他方の足(左足)は一の分割体(図1の場
合には前方分割体12)に載置しておくことができる。
【0033】次に、回転体40を取り外して洗浄等を行う
場合にあっては、ボルト22を離脱せしめて車体外側の連
結フレーム19を開放して、回転体40を外側に引き抜くこ
とにより、回転体40を取り外すことができる。このよう
に、車体の外側の連結フレーム19が開閉自在で且つベア
リング等の支持体に対して挿脱可能に設けられているの
で、ステップ本体10を取り付けたまま回転体40のみを簡
便に取り外すことができる。しかも、本実施形態にあっ
ては、内蔵されている駆動モーター42も車体側に固定さ
れた状態のまま回転体40が取り外されるので、回転体40
の取外しに際してモーター42の配線等をそのままにして
おくことができる。
【0034】以上のように本実施形態の自動車用排泥ス
テップは使用されるが、更に以下の利点を有するもので
ある。つまり、駆動モーター42が回転体40に内蔵されて
いるので、ステップ本体10の側方等よりモーターが突出
等していないので、車体への取付作業も容易であり、ス
テップ自体も小型で、商品として流通等するに際して取
扱易い。さらに、駆動モーター42が内蔵され、回転力の
伝達機構43,49 も内部に設けられており、端部に回転を
伝達する為のギヤ等の伝達機構を設けることを要しない
ので、ブラシ50が突設された回転体40の長さをステップ
本体10の横幅に略近似することができ、これにより泥土
の除去面積を広く設けることができる。
【0035】尚、本実施形態は以上の利点を有するが、
本発明はこれに限定されるものではなく、本発明に係る
自動車用排泥ステップは、ステップ本体10に表面10a よ
り先端51が表出したブラシ50が設けられ、且つ該ブラシ
50は先端51が自動車の前後方向Aに沿って移動すべく駆
動されるものであれば適宜設計変更可能である。
【0036】つまり、上記実施形態において分割体12,1
4 の間にブラシ50が配設されたものについて説明した
が、本発明においてステップ本体10を二つの分割体12,1
4 に分割することは必ずしも限定されず、例えば回転体
40をステップ本体10の前方側又は後方側に配置したもの
であっても本発明の意図する範囲内である。
【0037】また、前方及び後方の分割体12,14 を有す
る場合であっても湾曲フレーム23は必須の要件ではな
い。但し、湾曲フレーム23を設けるならば、分割体12,1
4 同士の連結が強固であり、耐久性に優れるという利点
を有する。
【0038】さらに、上記実施形態においては、載上部
材30に足を載上することによりブラシ50が自動的に駆動
する構成を採用したが、ブラシ50を駆動するための手動
式のスイッチを別途設けることもできる。但し、載上部
材30が下方に移動するとブラシ50が自動的に駆動される
よう構成するならば、ステップ本体10内だけでの制御と
なり、別途車体にスイッチ等を設ける必要がなく、車体
へのステップの取付作業を簡便ならしめることができ
る。
【0039】その他、本発明に係る自動車用排泥ステッ
プ、排泥ステップ用ブラシ体、並びにブラシ体取付用ス
テップは、各発明の意図する範囲内で適宜設計変更自在
であり、上記実施形態の構造等に限定されるものではな
い。
【0040】
【発明の効果】叙上のように、本発明に係る自動車用排
泥ステップは、ブラシの先端を自動車の前後方向、つま
り靴底の幅方向に沿って摺動するので、幅方向に溝が形
成された靴底に付着した泥土等であっても比較的小さい
動力で確実に除去することができるという効果を有す
る。しかも、ブラシを駆動するモーター等の駆動源を小
さくすることで、ステップ全体の大型化を防止すること
ができるという効果も奏する。
【0041】また、本発明に係る排泥ステップ用ブラシ
体は、駆動モーターをステップ本体に固定してステップ
本体に取付けることによって靴底の泥土等をブラシによ
って除去することができ、また駆動モーターが回転体内
部に内蔵されているので、ステップ本体への取付作業が
容易で、さらにはステップ本体の車体への取付けに際し
て駆動モーターが邪魔とならず、車体への取付作業も簡
便であるという効果を奏する。
【0042】さらに、本発明に係るブラシ体取付用ステ
ップは、前方及び後方の分割体を有するので、一方の足
の除去作業を行っている際に他方の足を何れかの分割体
に載上することができるという効果を有する。また、ス
テップ本体を車体に取り付けた状態のまま被取付部から
回転ブラシ等の排泥手段を着脱が可能であるので、回転
ブラシ等の排泥手段の洗浄、メンテンナンス等を容易に
行うことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の自動車用排泥ステップの
一部切欠を含む平面図。
【図2】同実施形態の一部切欠を含む側面図。
【図3】同実施形態の背面図。
【図4】靴底の概略説明図。
【符号の説明】
10…ステップ本体、12,14 …分割体、13,15 …取付部
(取付手段)、17…スイッチ、18,19 …連結フレーム、
19a …軸受ローラー(被取付部)、20…ヒンジ、22…ボ
ルト、23…湾曲フレーム、30…載上部材、30a …突出
部、33…スプリング、34…係止フレーム、40…回転体、
42…駆動モーター、43…プーリー、44…モーターハウジ
ング、45…ボルト、48…ベアリング(被取付部)、49…
タイミングベルト、50…ブラシ、51…毛先(先端)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に搭乗する際に搭乗者が足を載置
    できるように自動車に取付けられる自動車用排泥ステッ
    プであって、該ステップ本体(10)には表面(10a) より先
    端(51)が表出したブラシ(50)が設けられてなり、且つ該
    ブラシ(50)は先端(51)が自動車の前後方向(A) に沿って
    移動すべく駆動されてなることを特徴とする自動車用排
    泥ステップ。
  2. 【請求項2】 前記ブラシ(50)が、自動車の幅方向(B)
    に略平行な回転軸を中心に回転する回転体(40)に突設さ
    れてなる請求項1記載の自動車用排泥ステップ。
  3. 【請求項3】 前記回転体(40)は内部に空洞部を有して
    なり、該空洞部には回転体(40)を回転させるための駆動
    モーター(42)が内蔵されてなる請求項2記載の自動車用
    排泥ステップ。
  4. 【請求項4】 前記ブラシ(50)の上部側には搭乗者の足
    を載上可能な載上部材(30)が設けられてなり、且つ該載
    上部材(30)は少なくとも足が載上された際に前記ブラシ
    (50)の先端(51)が表面(10a) より表出すべく下方に移動
    可能に設けられてなり、しかも該載上部材(30)が下方に
    移動した際にブラシ(50)が自動的に駆動されるよう構成
    されてなる請求項1記載の自動車用排泥ステップ。
  5. 【請求項5】 自動車に搭乗する際に搭乗者が足を載置
    できる自動車用排泥ステップに取付られる排泥ステップ
    用ブラシ体であって、略円筒状の回転体(40)と、該回転
    体(40)の表面より突設されたブラシ(50)と、該回転体(4
    0)の内部に内蔵され且つステップ本体(10)に固定可能に
    設けられた駆動モーター(42)とからなり、且つ該駆動モ
    ーター(42)によって前記回転体(40)は回転されるべく連
    結されてなることを特徴とする排泥ステップ用ブラシ
    体。
  6. 【請求項6】 自動車に取付ける為の取付手段(13,15)
    を夫々有する前方分割体(12)及び後方分割体(14)と、該
    分割体(12,14) の両側で分割体(12,14) 同士を連結する
    連結フレーム(18,19) とからなり、且つ該連結フレーム
    (18,19) は靴底の泥土等を除去するための回転ブラシ(5
    0)等の排泥手段を着脱可能な被取付部(19a,48)が設けら
    れてなり、しかも自動車外側の連結フレーム(19)は排泥
    手段の側方を開閉自在に設けられてなることを特徴とす
    るブラシ体取付用ステップ。
JP28957296A 1996-10-31 1996-10-31 自動車用排泥ステップ、排泥ステップ用ブラシ体、並びにブラシ体取付用ステップ Pending JPH10129351A (ja)

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