JPH0572585U - 車両乗降口の補助ステップ収納構造 - Google Patents

車両乗降口の補助ステップ収納構造

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JPH0572585U
JPH0572585U JP1232592U JP1232592U JPH0572585U JP H0572585 U JPH0572585 U JP H0572585U JP 1232592 U JP1232592 U JP 1232592U JP 1232592 U JP1232592 U JP 1232592U JP H0572585 U JPH0572585 U JP H0572585U
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JP
Japan
Prior art keywords
auxiliary step
exit
entrance
vehicle
storage structure
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Pending
Application number
JP1232592U
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Inventor
繁夫 福本
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication of JPH0572585U publication Critical patent/JPH0572585U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、大型車両などの乗降口下方に設け
られる車両乗降口の補助ステップ収納構造に関し、補助
ステップの見栄えと安全性とを常時保持することを目的
とする。 【構成】 補助ステップ4の収納時に、補助ステップ4
の足踏面4aの周囲と接する枠体(弾性枠体)10が車
両1の乗降口2の床下部5に設けられるように構成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バスなど大型車両の乗降口に設けられる補助ステップの収納構造に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、バス特にハイデッカバスのように客席床面の高い大型車両などでは 、乗降口のステップの高さも勢い高くなって乗降しにくくなるものである。その ため、図4に示すように、車両1の停車時には車両乗降口2の最下段ステップ3 と地面との間に補助ステップ4を引き出して、乗客の乗り降りが楽にできるよう にし、また、車両の走行時にはこの補助ステップ4を乗降口2の床下部に収納し て車両走行の邪魔にならないようにしている。
【0003】 図5は、従来におけるこのような引出収納自在な可動式補助ステップの収納構 造の一例を示したもので、補助ステップ4は乗降口2の床下部5に軸支された左 右2本ずつのリンク部材6,6にて両側面を回転自在に支持されている。 そして、運転席からの操作によりリンク部材6,6を可動し、補助ステップ4 が最下段ステップ3面と平行を保った状態で車両乗降口2の下方外側に引き出さ れたり、また、乗降口床下部5に収納されたりするような構造となっており、引 出状態Bと収納状態Aではそれぞれの状態が安定して保持されるような構成とな っている。
【0004】 このような構成により、車両停車中の乗客乗降時には補助ステップ4を引き出 して乗降の助けとし、車両走行中には補助ステップ4を乗降口床下部5に引き上 げ収納して車両の走行を妨げないようにしている。 なお、図4,図5中、符号4aは足踏面、7は回転軸、8は軸支部材、9は隙 間、12は乗降口ドアを示している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の補助ステップ収納構造では、補助ステップ4 の収納時には、補助ステップ4の上面(足踏面4a)と乗降口床下部5との間に 隙間9が形成されるような構成となっているため、この隙間9に車両走行中の風 圧とか車輪のはね上げなどによって、泥,水などが入り込むことになる。
【0006】 すると、補助ステップ4の上面すなわち足踏面4aが汚れて、これを引き出し て補助ステップ4として使用するときの見栄えを悪くし乗客の心情を害すること になり、また、この泥,水などが履物に付いて車中に持ち込まれると、車室内を 汚すことになる。特に、寒冷期には補助ステップ上面に付いた雪や水が凍結して 滑りやすくなるなどの課題もある。
【0007】 本考案は、このような課題に鑑み創案されたもので、補助ステップ収納時にお ける補助ステップ上面と乗降口床下部との間の隙間を閉塞することにより、補助 ステップ上面の汚れを防止し補助ステップの美観と安全性を保持させるようにし た、車両乗降口の補助ステップ収納構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案の車両乗降口の補助ステップ収納構造は、車両の乗降口下方 に引出収納自在に設けられる補助ステップにおいて、該補助ステップの収納時に 、該補助ステップの足踏面の周囲と接する枠体が車両の乗降口床下部に設けられ ていることを特徴としている。なお、枠体は弾性枠体として構成することが好ま しい。
【0009】
【作用】
上述の本考案の車両乗降口の補助ステップ収納構造では、補助ステップ収納時 に、補助ステップの足踏面の周囲と接する枠体(弾性枠体が好ましい)が車両の 乗降口床下部に設けられているため、補助ステップ上面と乗降口床下部下面との 隙間を閉塞して、車両走行中の風圧などによる補助ステップ上面への泥,水など の侵入をなくし足踏面の汚れを防止する。
【0010】
【実施例】
以下、図面により、本考案の一実施例について説明すると、図1〜図3は本考 案による車両乗降口の補助ステップ収納構造の一実施例を示すもので、図1は補 助ステップ収納構造の斜視図、図2は図1を矢印II方向から見た側視図、図3 は弾性枠体の取付構造の一例を示す部分斜視図であり、図1〜図3中、図4,図 5と同じ符号はほぼ同様の部分を示している。
【0011】 さて、本車両乗降口用の補助ステップ4は、先にも述べた如く、例えば図4に 示すようなハイデッカバスなど大型車両1の乗客乗降口2の下方に設置されて、 車両の停車中には乗降口最下段ステップ3と地面との間の外方に引き出されて乗 客の乗降の便に供し、車両1の走行中には乗降口床下部5に引き込まれ収納され て車両走行を妨げぬような構成となっている。
【0012】 すなわち、図1,図2に示すように、補助ステップ4は、左右両側を2個ずつ のリンク部材6,6により吊り下げられ回転自在に支持されており、乗降口最下 段ステップ3と常にほぼ平行な状態が保たれるようにして、車両1の乗降口床下 部5に取り付けられている。 一方、各リンク部材6の上端は2本の回転軸7に各一対ずつ固定され、この回 転軸7の両端は乗降口床下部5の底面に取り付けられた一対の軸支部材8により 回転可能に軸支されている。
【0013】 そして、運転席から操作される図示しない回転駆動機構により、回転軸7を回 転させ、補助ステップ4を図中の実線にて示す収納状態Aと、2点鎖線にて示す 引出状態Bとの間を往復移動させるように構成されている。 また、補助ステップ4は、図示しない保持構造により、収納状態Aと引出状態 Bとにおいて、それぞれその状態が保持されるように構成されている。
【0014】 さらに、補助ステップ4が収納状態に在るとき、補助ステップ4と乗降口床下 部5との間には隙間9が形成されるので、この隙間9を閉塞するよう乗降口床下 部5に弾性枠体10を取り付けている。 この弾性枠体10は、スポンジ,ゴムまたは柔軟性のある合成樹脂等にて形成 され、補助ステップ4の足踏面4aの周囲形状と適応する枠形をなし、その高さ は隙間9の間隔と同等またはやや高いものとされている。
【0015】 したがって、この弾性枠体10は補助ステップ4が収納状態Aに置かれるとき 、補助ステップ4の足踏面4aの周辺を囲み、しかも、補助ステップ4の上面お よび乗降口床下部5の下面と接して足踏面4a上部の隙間9を閉塞して、足踏面 4aへ泥,水などが侵入しないように構成されている。 なお、この枠体10は必ずしも弾性を有するものでなくてもよく、隙間9を閉 塞し足踏面4aを囲むものであれば、本考案の目的が達成されるものであること は言うまでもない。但し、水のような液体の侵入を防ぐためには、弾性枠体であ ることが望ましい。
【0016】 そして、この弾性枠体10の取り付けは、例えば図3に示すように、弾性枠体 10の対向する左右両周辺部10aに、上方へ連通開口する切り溝11aを有し 、かつ、回転軸7を挿通しうる挿通穴11を一対ずつ設けておき、この切り溝1 1aを押し広げるようにして、弾性枠体10を下から上方へ矢印aのように押し 込み、弾性枠体10を2本の回転軸7に嵌着させて取り付けている。
【0017】 このような弾性枠体10の取付構造は、弾性枠体10の取り付け,取り外しが 簡単に行なえるようにしたもので、弾性枠体10を取り外して掃除したり取り替 えたりするのに便利であるが、弾性枠体10を乗降口床下部5の底面へ嵌着,ね じ止めなどの手段により直接装着するようにしてもよい。なお、図中、12は乗 降口のドアを示している。
【0018】 上述の構成により、補助ステップ4を収納状態Aに置くと、補助ステップ4の 足踏面4aの周囲は弾性枠体10の周辺枠に接すると同時に、補助ステップ4は 乗降口床下部5の底面と補助ステップ4の上面に接し、その間に形成されている 隙間9を閉塞することになる。 したがって、車両走行中の風圧などによって、この隙間9に泥,水などが侵入 されることがなく補助ステップ4の足踏面4aを汚すことがない。そのため、車 両を停車し補助ステップ4を引出状態Bにしたとき、補助ステップ4は汚れのな い綺麗な状態で使用されることになって乗客に不快感を与えず、また、補助ステ ップ4が汚れていないので、履物に汚れが付着せず、車室内へ汚れを持ち込ませ るようなこともない。
【0019】 さらに、寒冷期では補助ステップ4の足踏面4aに雪などが付着されないので 、雪,水などの凍結により乗客の乗降時に足元が滑ることもないなどの効果があ る。
【0020】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の車両乗降口の補助ステップ収納構造によれば、 車両の乗降口下方に引出収納自在に設けられる補助ステップにおいて、該補助ス テップの収納時に、該補助ステップの足踏面の周囲と接する枠体(弾性枠体が好 ましい)が車両の乗降口床下部に設けられているので、弾性枠体が補助ステップ 収納状態での補助ステップと乗降口床下部との間に生ずる隙間を閉塞し、車両走 行中の足踏面への泥,水などの侵入をなくすことができ、補助ステップを汚れの ない綺麗な状態で何時でも使用でき、乗客に不快感を与えることがない。また、 水,雪などの付着とその凍結等により足元が滑るようなこともなく、補助ステッ プ使用上の美観と安全性とを常に確保できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す車両乗降口の補助ステ
ップ収納構造の斜視図である。
【図2】図1を矢印II方向より見た側視図である。
【図3】弾性枠体の取付構造の一例を示す部分斜視図で
ある。
【図4】補助ステップを設置した大型バスの前方部分斜
視図である。
【図5】従来例による補助ステップ収納構造を示す図2
に相当する側視図である。
【符号の説明】
1 車両 2 車両乗降口 3 最下段ステップ 4 補助ステップ 4a 足踏面 5 乗降口床下部 6 リンク部材 7 回転軸 8 軸支部材 9 隙間 10 弾性枠体 10a 周辺部 11 挿通穴 11a 切り溝 12 乗降口ドア A 補助ステップ収納状態 B 補助ステップ引出状態

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の乗降口下方に引出収納自在に設け
    られる補助ステップにおいて、該補助ステップの収納時
    に、該補助ステップの足踏面の周囲と接する枠体が車両
    の乗降口床下部に設けられていることを特徴とする、車
    両乗降口の補助ステップ収納構造。
  2. 【請求項2】 該枠体が弾性枠体として構成されたこと
    を特徴とする、請求項1記載の車両乗降口の補助ステッ
    プ収納構造。
JP1232592U 1992-03-12 1992-03-12 車両乗降口の補助ステップ収納構造 Pending JPH0572585U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1232592U JPH0572585U (ja) 1992-03-12 1992-03-12 車両乗降口の補助ステップ収納構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1232592U JPH0572585U (ja) 1992-03-12 1992-03-12 車両乗降口の補助ステップ収納構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0572585U true JPH0572585U (ja) 1993-10-05

Family

ID=11802164

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1232592U Pending JPH0572585U (ja) 1992-03-12 1992-03-12 車両乗降口の補助ステップ収納構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0518994B2 (ja) * 1986-12-19 1993-03-15 Taiyo Kogyo Kk

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0518994B2 (ja) * 1986-12-19 1993-03-15 Taiyo Kogyo Kk

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

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