JPH0529969Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0529969Y2 JPH0529969Y2 JP15689087U JP15689087U JPH0529969Y2 JP H0529969 Y2 JPH0529969 Y2 JP H0529969Y2 JP 15689087 U JP15689087 U JP 15689087U JP 15689087 U JP15689087 U JP 15689087U JP H0529969 Y2 JPH0529969 Y2 JP H0529969Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- garbage
- receiving box
- garbage collection
- tire
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000010813 municipal solid waste Substances 0.000 claims description 88
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は例えばフオークリフトトラツク等の産
業車輌においてタイヤの回転を利用して同タイヤ
に付着する床面上のゴミを回収する様に設けられ
るタイヤ付着ゴミの回収装置に係り、更に具体的
にはタイヤに付着するゴミを効率良く回収・排出
することが出来る様にすると共に、同回収装置を
左右兼用して用いることが出来る様にするための
改良に関する。
業車輌においてタイヤの回転を利用して同タイヤ
に付着する床面上のゴミを回収する様に設けられ
るタイヤ付着ゴミの回収装置に係り、更に具体的
にはタイヤに付着するゴミを効率良く回収・排出
することが出来る様にすると共に、同回収装置を
左右兼用して用いることが出来る様にするための
改良に関する。
〔従来の技術〕
一般に工場においては産業車輌、特にフオーク
リフトトラツク等の産業車輌が用いられることが
多いのであるが、工場の床面上に散乱するタイヤ
の摩耗粉、塵等(以下「ゴミ」という。)を除去
して床面をきれいにする手段の一つとして、同産
業車輌の走行を介して工場の床面を清掃する方法
が先に提案されている。即ち、産業車輌における
フロント側タイヤハウスの上端部より弾性材を用
いて形成するスクレーパをタイヤに向けて延設
し、同スクレーパの先端部をタイヤのトレツドに
摺接させると共に、上記タイヤハウスの下端部に
ゴミ受け箱を着脱自在に取付けることにより、同
タイヤのトレツドに付着した床面上のゴミを同ス
クレーパによつて掻き落すと共に、同ゴミをゴミ
受け箱によつて受けて床面上のゴミを回収する方
法が提案されている(実開昭62−8864号)。
リフトトラツク等の産業車輌が用いられることが
多いのであるが、工場の床面上に散乱するタイヤ
の摩耗粉、塵等(以下「ゴミ」という。)を除去
して床面をきれいにする手段の一つとして、同産
業車輌の走行を介して工場の床面を清掃する方法
が先に提案されている。即ち、産業車輌における
フロント側タイヤハウスの上端部より弾性材を用
いて形成するスクレーパをタイヤに向けて延設
し、同スクレーパの先端部をタイヤのトレツドに
摺接させると共に、上記タイヤハウスの下端部に
ゴミ受け箱を着脱自在に取付けることにより、同
タイヤのトレツドに付着した床面上のゴミを同ス
クレーパによつて掻き落すと共に、同ゴミをゴミ
受け箱によつて受けて床面上のゴミを回収する方
法が提案されている(実開昭62−8864号)。
しかして上記の様な従来のタイヤ付着ゴミの回
収装置にあつては、タイヤハウスの上端部より延
設するスクレーパによつてタイヤに付着するゴミ
を掻き落とすと共に、同ゴミをタイヤハウスの下
端部に取付けられたゴミ受け箱内に堆積させる様
に設けられていることにより、同スクレーパによ
つて掻き落されたゴミが周辺部に飛散してしま
い、うまくゴミ受け箱内に入らない点、即ち、ゴ
ミの回収効率が悪い点に加えて、ゴミが湿つてい
る場合にはゴミ受け箱内に水が溜つてしまい、
又、ゴミがゴミ受け箱の底面に付着してしまうと
いう不具合を生ずる点に問題点を有する。
収装置にあつては、タイヤハウスの上端部より延
設するスクレーパによつてタイヤに付着するゴミ
を掻き落とすと共に、同ゴミをタイヤハウスの下
端部に取付けられたゴミ受け箱内に堆積させる様
に設けられていることにより、同スクレーパによ
つて掻き落されたゴミが周辺部に飛散してしま
い、うまくゴミ受け箱内に入らない点、即ち、ゴ
ミの回収効率が悪い点に加えて、ゴミが湿つてい
る場合にはゴミ受け箱内に水が溜つてしまい、
又、ゴミがゴミ受け箱の底面に付着してしまうと
いう不具合を生ずる点に問題点を有する。
本考案は上記の様な問題点を解決すべくその改
善を試みたものであつて、ゴミの回収効率を向上
させることが出来る様にすると共に、ゴミ受け箱
内に水が溜つたり、ゴミ受け箱の底面にゴミが付
着してしまうのを防止することが出来る様にする
点にその解決すべき問題点を有する。即ち、本考
案は、 ブラシによつて掻き落されたゴミを飛散させ
ることなくゴミ受け箱内に回収することができ
る様にしたこと、及びゴミ受け箱の水捌けを良
くすることが出来る様にしたこと 加えて、左右のタイヤハウスに兼用して取付
けることが出来る様にしたこと を特徴とするものであつて、その具体的な手段と
作用は次の通りである。
善を試みたものであつて、ゴミの回収効率を向上
させることが出来る様にすると共に、ゴミ受け箱
内に水が溜つたり、ゴミ受け箱の底面にゴミが付
着してしまうのを防止することが出来る様にする
点にその解決すべき問題点を有する。即ち、本考
案は、 ブラシによつて掻き落されたゴミを飛散させ
ることなくゴミ受け箱内に回収することができ
る様にしたこと、及びゴミ受け箱の水捌けを良
くすることが出来る様にしたこと 加えて、左右のタイヤハウスに兼用して取付
けることが出来る様にしたこと を特徴とするものであつて、その具体的な手段と
作用は次の通りである。
〔問題点を解決するための手段〕
タイヤのトレツド面に沿つて開口部を湾曲形
成するゴミ回収フードをタイヤハウスの後壁面
に取付ける。
成するゴミ回収フードをタイヤハウスの後壁面
に取付ける。
ゴミ回収フードの上部にはタイヤに付着した
ゴミを掻き落とす回転ブラシを設ける。
ゴミを掻き落とす回転ブラシを設ける。
ゴミ回収フードの下端部には左右両側に開口
部を存して引出し口を設ける。
部を存して引出し口を設ける。
引出し口に対してしてゴミ受け箱を出し入れ
自在に嵌挿させる。
自在に嵌挿させる。
引出し口の底面とゴミ受け箱の底面に水抜き
孔を相対応させて穿設させると共に、同ゴミ受
け箱の底面にはスポンジシートを敷設させる。
孔を相対応させて穿設させると共に、同ゴミ受
け箱の底面にはスポンジシートを敷設させる。
回転ブラシによつて落されたタイヤ付着ゴミが
ゴミ回収フードによつて飛散することなくゴミ受
け箱内に落下する作用が得られる。又、ゴミ回収
フードの下端部に形成する引出し口には左右両側
に開口部が設けられていることにより、同引出し
口に対して左右いずれの方向からでもゴミ受け箱
を出し入れすることが可能であり、ゴミ回収フー
ドを左右いずれのタイヤハウスにも取付けること
が出来る。そして又、同ゴミ受け箱の底面には水
抜き孔が開口されると共にスポンジシートが敷設
されていることにより、ゴミを同スポンジシート
上に残したままで水のみを排出することが出来
る。
ゴミ回収フードによつて飛散することなくゴミ受
け箱内に落下する作用が得られる。又、ゴミ回収
フードの下端部に形成する引出し口には左右両側
に開口部が設けられていることにより、同引出し
口に対して左右いずれの方向からでもゴミ受け箱
を出し入れすることが可能であり、ゴミ回収フー
ドを左右いずれのタイヤハウスにも取付けること
が出来る。そして又、同ゴミ受け箱の底面には水
抜き孔が開口されると共にスポンジシートが敷設
されていることにより、ゴミを同スポンジシート
上に残したままで水のみを排出することが出来
る。
以下に本考案の具体的な実施例を例示の図面に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図乃至第4図の各図面において、Aはトラ
ツク本体、Bは同トラツク本体Aの前部に装着す
るリフト機構を示す。そして同トラツク本体Aに
おいて、1は車体フレーム、2はフロント側のタ
イヤハウス、3は前輪、4はリヤ側のタイヤハウ
ス、5は後輪、7はフロントプロテクタ、8は運
転席、9はヘツドガードを夫々示す。又、リフト
機構Bにおいて、10はマスト、11はフオーク
を夫々示す。
ツク本体、Bは同トラツク本体Aの前部に装着す
るリフト機構を示す。そして同トラツク本体Aに
おいて、1は車体フレーム、2はフロント側のタ
イヤハウス、3は前輪、4はリヤ側のタイヤハウ
ス、5は後輪、7はフロントプロテクタ、8は運
転席、9はヘツドガードを夫々示す。又、リフト
機構Bにおいて、10はマスト、11はフオーク
を夫々示す。
しかして上記フロント側タイヤハウス2の後壁
面2′には、ゴミ回収装置12のゴミ回収フード
13が上下方向に延在させて取付けられる。同ゴ
ミ回収フード13は上記後壁面2′に沿つて配設
する左右一対の側板13A,13Bと、両側板1
3A,13Bの後端部間を繋ぐ背板13Cと、両
側板13A,13Bの頂部を被覆する天板13D
と、両側板13A,13Bの底部に配設する底板
13Eと、同底板13Eの前端部より立ち上がる
前板13Fより成り、同ゴミ回収フード13の前
面側には両側板13A,13Bと天板13Dと前
板13Fにより囲繞させて開口部13′が設けら
れると共に、両側板13A,13Bの前端部側は
前輪3の外周面に沿つて湾曲形成される。又、ゴ
ミ回収フード13の下端部には側板13Aと底板
13Eと前板13Fと背板13Cにより囲繞させ
て開口部14′が設けられると共に、側板13B
と底板13Eと前板13Fと背板13Cにより囲
繞させて開口部14″が設けられ、両開口部1
4′,14″間に亘つて引出し口14が形成され
る。又、同底板13Eには多数の水抜き孔13
E′……が開口される。そして引出し口14内には
ゴミ受け箱15が開口部14′側若しくは開口部
14″側より選択的に水平方向に出し入れ自在に
嵌挿される。更に具体的には、同ゴミ受け箱15
は前板15Aと一対の側板15B,15Bと背板
15Cと底板15Dを存して頂面を開口する箱型
に形成されると共に、同前板15Aは両側方及び
下方に若干突出する如く大きな面積を存して形成
され、引出し口14内に嵌挿する場合に同前板1
5Aが同引出し口14の開口端に当接してストツ
パーの働きをすることが出来る様に設けられる。
又、同ゴミ受け箱15の底板15Dには上記ゴミ
回収フード13の底板13Eに穿設する水抜き孔
13E′……と相対応させて水抜き孔15D′……が
穿設されると共に、同底板15D上にはスポンジ
シート29が敷設され、ゴミを同スポンジシート
29上に残した状態で水分のみを同スポンジシー
ト29、水抜き孔15D′及び水抜き孔13E′を経
て抜き取ることが出来る様に設けられる。そして
又、両側板13A,13Bの下端部には同ゴミ受
け箱15のロツク金具34,34が回動自在に軸
支される。
面2′には、ゴミ回収装置12のゴミ回収フード
13が上下方向に延在させて取付けられる。同ゴ
ミ回収フード13は上記後壁面2′に沿つて配設
する左右一対の側板13A,13Bと、両側板1
3A,13Bの後端部間を繋ぐ背板13Cと、両
側板13A,13Bの頂部を被覆する天板13D
と、両側板13A,13Bの底部に配設する底板
13Eと、同底板13Eの前端部より立ち上がる
前板13Fより成り、同ゴミ回収フード13の前
面側には両側板13A,13Bと天板13Dと前
板13Fにより囲繞させて開口部13′が設けら
れると共に、両側板13A,13Bの前端部側は
前輪3の外周面に沿つて湾曲形成される。又、ゴ
ミ回収フード13の下端部には側板13Aと底板
13Eと前板13Fと背板13Cにより囲繞させ
て開口部14′が設けられると共に、側板13B
と底板13Eと前板13Fと背板13Cにより囲
繞させて開口部14″が設けられ、両開口部1
4′,14″間に亘つて引出し口14が形成され
る。又、同底板13Eには多数の水抜き孔13
E′……が開口される。そして引出し口14内には
ゴミ受け箱15が開口部14′側若しくは開口部
14″側より選択的に水平方向に出し入れ自在に
嵌挿される。更に具体的には、同ゴミ受け箱15
は前板15Aと一対の側板15B,15Bと背板
15Cと底板15Dを存して頂面を開口する箱型
に形成されると共に、同前板15Aは両側方及び
下方に若干突出する如く大きな面積を存して形成
され、引出し口14内に嵌挿する場合に同前板1
5Aが同引出し口14の開口端に当接してストツ
パーの働きをすることが出来る様に設けられる。
又、同ゴミ受け箱15の底板15Dには上記ゴミ
回収フード13の底板13Eに穿設する水抜き孔
13E′……と相対応させて水抜き孔15D′……が
穿設されると共に、同底板15D上にはスポンジ
シート29が敷設され、ゴミを同スポンジシート
29上に残した状態で水分のみを同スポンジシー
ト29、水抜き孔15D′及び水抜き孔13E′を経
て抜き取ることが出来る様に設けられる。そして
又、両側板13A,13Bの下端部には同ゴミ受
け箱15のロツク金具34,34が回動自在に軸
支される。
そして、上記背板13Cの内壁面にはその長手
方向中間部に左右一対の軸受け16,16が固着
され、両軸受け16,16には長板状に形成する
左右一対のアーム20,20の基部が回動自在に
支承される一方、両アーム20,20の先端部間
には支軸32が横架され、同支軸32には回転ブ
ラシ21がワンウエイクラツチ19を介して前輪
3の後進回転時にのみ回転可能に軸架される。同
回転ブラシ21は円筒状に形成する本体部21A
の外周面に対してゴミ取り毛21B……を放射状
に植設することにより形成される。又、両アーム
20,20の長手方向中間部は連結板22によつ
て繋がれる一方、前記軸受け16,16の下方に
は両側板13A,13B間に横架させて発条受け
棒17が設けられ、同発条受け棒17と上記連結
板22間には左右一対の発条23,23が介装さ
れ、両発条23,23の付勢を介して常時はアー
ム20,20が起き上がり方向に向けて回動する
状態にある様に設けられる。
方向中間部に左右一対の軸受け16,16が固着
され、両軸受け16,16には長板状に形成する
左右一対のアーム20,20の基部が回動自在に
支承される一方、両アーム20,20の先端部間
には支軸32が横架され、同支軸32には回転ブ
ラシ21がワンウエイクラツチ19を介して前輪
3の後進回転時にのみ回転可能に軸架される。同
回転ブラシ21は円筒状に形成する本体部21A
の外周面に対してゴミ取り毛21B……を放射状
に植設することにより形成される。又、両アーム
20,20の長手方向中間部は連結板22によつ
て繋がれる一方、前記軸受け16,16の下方に
は両側板13A,13B間に横架させて発条受け
棒17が設けられ、同発条受け棒17と上記連結
板22間には左右一対の発条23,23が介装さ
れ、両発条23,23の付勢を介して常時はアー
ム20,20が起き上がり方向に向けて回動する
状態にある様に設けられる。
その他、図面において33はゴミ回収フード1
3をフロント側タイヤハウス2の後壁面2′に取
付けるためのブラケツトを示す。
3をフロント側タイヤハウス2の後壁面2′に取
付けるためのブラケツトを示す。
次にその作用について説明する。
ゴミ回収フード13の下端部には左右両側に開
口部14′,14″を存して引出し口14が設けら
れていることにより、ゴミ回収装置12を左側の
タイヤハウスに取付ける場合には開口部14′を
外側に向けて、又、同ゴミ回収装置12を右側の
タイヤハウスに取付ける場合には開口部14″を
外側に向けてゴミ回収フード13をタイヤハウス
の後壁面2′に固定すれば良い。そしてロツク金
具34を上向きに回動した状態において、夫々の
開口部14′,14″より引出し口14内にゴミ受
け箱15を挿入することにより、同ゴミ受け箱1
5の前板15Aが開口部14′,14″の端部に当
接する状態,即ち、同ゴミ受け箱15の装着状態
が得られる。又、この様にゴミ受け箱15を引出
し口14内に装着した状態において、ロツク金具
34を下向きに回動することにより、ロツク状態
が得られる。そしてこの様にゴミ回収フード13
にゴミ受け箱15をセツトした状態において、フ
オークリフトトラツクを走行させることにより、
前輪3のトレツド面に床面上に散乱するゴミが付
着することとなるのであるが、同前輪3には発条
23の付勢を介して回転ブラシ21が弾接されて
いることにより、両回転ブラシ21によつて前輪
3のトレツド面に付着するゴミを掻き落す作用が
得られると共に、この様にして掻き落されたゴミ
は飛散することなくゴミ回収フード13内を落下
してゴミ受け箱15内に堆積させることが出来
る。そしてこの様にしてゴミ受け箱15内に堆積
したゴミを廃棄する場合には、ロツク金具34を
上向きに回動してそのロツク状態を解除し、同ゴ
ミ受け箱15を水平方向に引き出すことにより、
ゴミ回収装置12からゴミ受け箱15を取り出し
て同ゴミ回収装置12内のゴミを廃棄することが
出来る。又、ゴミが湿つている場合には、ゴミを
スポンジシート29上に残したままで水分のみを
同スポンジシート29、水抜き孔15D′及び水
抜き孔13E′を経て抜き取ることが出来る。即
ち、同スポンジシート29、水抜き孔15D′及
び水抜き孔13E′によつて水捌け作用が得られ
る。そしてこの様に水捌け作用が得られることに
より、ゴミをゴミ受け箱15に付着させることな
くスムーズに廃棄することが可能となる。
口部14′,14″を存して引出し口14が設けら
れていることにより、ゴミ回収装置12を左側の
タイヤハウスに取付ける場合には開口部14′を
外側に向けて、又、同ゴミ回収装置12を右側の
タイヤハウスに取付ける場合には開口部14″を
外側に向けてゴミ回収フード13をタイヤハウス
の後壁面2′に固定すれば良い。そしてロツク金
具34を上向きに回動した状態において、夫々の
開口部14′,14″より引出し口14内にゴミ受
け箱15を挿入することにより、同ゴミ受け箱1
5の前板15Aが開口部14′,14″の端部に当
接する状態,即ち、同ゴミ受け箱15の装着状態
が得られる。又、この様にゴミ受け箱15を引出
し口14内に装着した状態において、ロツク金具
34を下向きに回動することにより、ロツク状態
が得られる。そしてこの様にゴミ回収フード13
にゴミ受け箱15をセツトした状態において、フ
オークリフトトラツクを走行させることにより、
前輪3のトレツド面に床面上に散乱するゴミが付
着することとなるのであるが、同前輪3には発条
23の付勢を介して回転ブラシ21が弾接されて
いることにより、両回転ブラシ21によつて前輪
3のトレツド面に付着するゴミを掻き落す作用が
得られると共に、この様にして掻き落されたゴミ
は飛散することなくゴミ回収フード13内を落下
してゴミ受け箱15内に堆積させることが出来
る。そしてこの様にしてゴミ受け箱15内に堆積
したゴミを廃棄する場合には、ロツク金具34を
上向きに回動してそのロツク状態を解除し、同ゴ
ミ受け箱15を水平方向に引き出すことにより、
ゴミ回収装置12からゴミ受け箱15を取り出し
て同ゴミ回収装置12内のゴミを廃棄することが
出来る。又、ゴミが湿つている場合には、ゴミを
スポンジシート29上に残したままで水分のみを
同スポンジシート29、水抜き孔15D′及び水
抜き孔13E′を経て抜き取ることが出来る。即
ち、同スポンジシート29、水抜き孔15D′及
び水抜き孔13E′によつて水捌け作用が得られ
る。そしてこの様に水捌け作用が得られることに
より、ゴミをゴミ受け箱15に付着させることな
くスムーズに廃棄することが可能となる。
尚、本実施例においては、単一の回転ブラシ2
1によつてゴミを取る様にしているが、これに限
定されることなく複数の回転ブラシを取り付ける
ことも可能である。又、この様に複数の回転ブラ
シを用いる場合には、同回転ブラシの径を相違さ
せて形成することも可能である。そして又、回転
ブラシ21に限定されることなく、固定ブラシあ
るいは弾性材により形成するスクレーパでも良い
ことはいうまでもない。
1によつてゴミを取る様にしているが、これに限
定されることなく複数の回転ブラシを取り付ける
ことも可能である。又、この様に複数の回転ブラ
シを用いる場合には、同回転ブラシの径を相違さ
せて形成することも可能である。そして又、回転
ブラシ21に限定されることなく、固定ブラシあ
るいは弾性材により形成するスクレーパでも良い
ことはいうまでもない。
本考案は以上の様に構成されたものであつて、
上記の様にタイヤのトレツド面に沿つて開口部を
湾曲形成するゴミ回収フードを設け、同ゴミ回収
フードをその開口部をタイヤのトレツド面と対面
させてタイヤハウス内に取付けると共に、同ゴミ
回収フードの上部にはタイヤに付着したゴミを掻
き落とす回転ブラシを設け、また、同ゴミ回収フ
ードの下端部には左右両側に開口部を存して引出
し口を設け、同引出し口の底面には水抜き孔を穿
設させる一方、同引出し口にはゴミ受け箱を出し
入れ自在に嵌挿させ、同ゴミ受け箱の底面には水
抜き孔を上記引出し口に開口する水抜き孔と相対
応させて穿設させると共にスポンジシートを敷設
させる様にしたことにより、回転ブラシによつて
タイヤのトレツド面より掻き落とされたゴミを飛
散させることなく効果的にゴミ受け箱内に回収す
ることが出来ることに加えて、ゴミが湿つている
場合でもその水分のみをスムーズに排出すること
が出来るに至つた。又、この様に左右両側に開口
部を存してゴミ受け箱の引出し口を設ける様にし
たことにより、ゴミ回収装置を左右兼用させて用
いることが出来、これによりゴミ回収装置を左右
別個に形成した場合と比較してその製造コストを
大幅に低減させることが出来るに至つた。
上記の様にタイヤのトレツド面に沿つて開口部を
湾曲形成するゴミ回収フードを設け、同ゴミ回収
フードをその開口部をタイヤのトレツド面と対面
させてタイヤハウス内に取付けると共に、同ゴミ
回収フードの上部にはタイヤに付着したゴミを掻
き落とす回転ブラシを設け、また、同ゴミ回収フ
ードの下端部には左右両側に開口部を存して引出
し口を設け、同引出し口の底面には水抜き孔を穿
設させる一方、同引出し口にはゴミ受け箱を出し
入れ自在に嵌挿させ、同ゴミ受け箱の底面には水
抜き孔を上記引出し口に開口する水抜き孔と相対
応させて穿設させると共にスポンジシートを敷設
させる様にしたことにより、回転ブラシによつて
タイヤのトレツド面より掻き落とされたゴミを飛
散させることなく効果的にゴミ受け箱内に回収す
ることが出来ることに加えて、ゴミが湿つている
場合でもその水分のみをスムーズに排出すること
が出来るに至つた。又、この様に左右両側に開口
部を存してゴミ受け箱の引出し口を設ける様にし
たことにより、ゴミ回収装置を左右兼用させて用
いることが出来、これによりゴミ回収装置を左右
別個に形成した場合と比較してその製造コストを
大幅に低減させることが出来るに至つた。
第1図は本考案に係るゴミ回収装置を装置した
フオークリフトトラツクの全体を表わす側面図、
第2図は同ゴミ回収装置の部分断面側面図、第3
図は同ゴミ回収装置の部分断面正面図、第4図は
ゴミ回収フードの下端部とゴミ受け箱を表わす要
部斜視図である。 A……トラツク本体、B……リフト機構、1…
…車体フレーム、2……タイヤハウス、2′……
後壁面、3……前輪、4……タイヤハウス、5…
…後輪、7……フロントプロテクタ、8……運転
席、9……ヘツドガード、10……マスト、11
……フオーク、12……ゴミ回収装置、13……
ゴミ回収フード、13′……開口部、13A,1
3B……側板、13C……背板、13D……天
板、13E……底板、13E′……水抜き孔、13
F……前板、14……引出し口、14′,14″…
…開口部、15……ゴミ受け箱、15A……前
板、15B……側板、15C……背板、15D…
…底板、15D′……水抜き孔、16……軸受け、
17……発条受け棒、19……ワンウエイクラツ
チ、20……アーム、21……回転ブラシ、21
A……本体部、21B……ゴミ取り毛、22……
連結板、23……発条、29……スポンジシー
ト、32……支軸、33……ブラケツト、34…
…ロツク金具。
フオークリフトトラツクの全体を表わす側面図、
第2図は同ゴミ回収装置の部分断面側面図、第3
図は同ゴミ回収装置の部分断面正面図、第4図は
ゴミ回収フードの下端部とゴミ受け箱を表わす要
部斜視図である。 A……トラツク本体、B……リフト機構、1…
…車体フレーム、2……タイヤハウス、2′……
後壁面、3……前輪、4……タイヤハウス、5…
…後輪、7……フロントプロテクタ、8……運転
席、9……ヘツドガード、10……マスト、11
……フオーク、12……ゴミ回収装置、13……
ゴミ回収フード、13′……開口部、13A,1
3B……側板、13C……背板、13D……天
板、13E……底板、13E′……水抜き孔、13
F……前板、14……引出し口、14′,14″…
…開口部、15……ゴミ受け箱、15A……前
板、15B……側板、15C……背板、15D…
…底板、15D′……水抜き孔、16……軸受け、
17……発条受け棒、19……ワンウエイクラツ
チ、20……アーム、21……回転ブラシ、21
A……本体部、21B……ゴミ取り毛、22……
連結板、23……発条、29……スポンジシー
ト、32……支軸、33……ブラケツト、34…
…ロツク金具。
Claims (1)
- タイヤのトレツド面に沿つて開口部を湾曲形成
するゴミ回収フードをタイヤハウスの後壁面に取
付け、同ゴミ回収フードの上部にはタイヤに付着
したゴミを掻き落とす回転ブラシを設け、同ゴミ
回収フードの下端部には左右両側に開口部を存し
て引出し口を設け、同引出し口にはゴミ受け箱を
出し入れ自在に嵌挿させると共に、同引出し口の
底面とゴミ受け箱の底面には水抜き孔を相対応さ
せて穿設させ、同ゴミ受け箱の底面にはスポンジ
シートを敷設させて成るフオークリフトトラツク
等の産業車輌におけるタイヤ付着ゴミの回収装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15689087U JPH0529969Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15689087U JPH0529969Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0160966U JPH0160966U (ja) | 1989-04-18 |
JPH0529969Y2 true JPH0529969Y2 (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=31435840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15689087U Expired - Lifetime JPH0529969Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0529969Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-14 JP JP15689087U patent/JPH0529969Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0160966U (ja) | 1989-04-18 |
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