JPH0454056Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0454056Y2
JPH0454056Y2 JP5324987U JP5324987U JPH0454056Y2 JP H0454056 Y2 JPH0454056 Y2 JP H0454056Y2 JP 5324987 U JP5324987 U JP 5324987U JP 5324987 U JP5324987 U JP 5324987U JP H0454056 Y2 JPH0454056 Y2 JP H0454056Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garbage
tire
receiving box
garbage collection
tread surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5324987U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63159369U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5324987U priority Critical patent/JPH0454056Y2/ja
Publication of JPS63159369U publication Critical patent/JPS63159369U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0454056Y2 publication Critical patent/JPH0454056Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えばフオークリフトトラツク等の産
業車輌においててタイヤの回転を利用して同タイ
ヤに付着する床面上のゴミを回収する様に設けら
れるタイヤ付着ゴミの回収装置に関し、更に具体
的にはタイヤに付着するゴミを効率良く回収する
ための改良に関する。
〔従来の技術〕
一般に工場においては産業車輌、特にフオーク
リフトトラツク等の産業車輌が用いられることが
多いのであるが、工場の床面上に散乱するタイヤ
の摩耗粉、塵等(以下「ゴミ」という。)を除去
して床面をきれいにする手段の一つとして、同産
業車輌の走行を介して工場の床面を清掃する方法
が先に提案されている。即ち、産業車輌における
フロント側タイヤハウスの上端部より弾性材を用
いて形成するスクレーパをタイヤに向けて延設
し、同スクレーパの先端部をタイヤのトレツドに
摺接させると共に、上記タイヤハウスの下端部に
ゴミ受け箱を着脱自在に取付けることにより、同
タイヤのトレツドに付着した床面上のゴミを同ス
クレーパによつて掻き落すと共に、同ゴミをゴミ
受け箱によつて受けて床面上のゴミを回収する方
法が提案されている(実開昭62−8864号)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかして上記の様な従来のタイヤ付着ゴミの回
収装置にあつては、タイヤハウスの上端部より延
設するスクレーパによつてタイヤに付着するゴミ
を掻き落すと共に、同ゴミをタイヤハウスの下端
部に取付けられたゴミ受け箱内に堆積させる様に
設けられていることにより、同スクレーパによつ
て掻き落されたゴミが周辺部に飛散してしまい、
うまくゴミを受け箱内に入らない点、即ち、ゴミ
の回収効率が悪い点に第1の問題点を有する。
又、フオークリフトトラツクにおいては通常前
後進が頻繁に繰り返されるのであるが、上記の回
収装置にあつては弾性材を用いてスクレーパを形
成し、同スクレーパをその弾性変形を介してタイ
ヤの外周面に摺接させていることにより、フオー
クリフトトラツクの後進時においてスクレーパに
よつて掻き落されたゴミをゴミ受け箱側に掻き落
すことが出来ない点に第2の問題点を有する。
本考案は上記の様な問題点を解決すべくその改
善を試みたものであつて、ゴミの回収効率を向上
させることが出来る様にする点にその解決すべき
問題点を有する。即ち、本考案は ブラシによつて掻き落されたゴミを飛散させ
ることなくゴミ受け箱内に回収することが出来
る様にしたこと タイヤの前進回転及び後進回転のいずれに対
してもブラシによつて掻き落されたゴミをゴミ
受け箱内に回収することが出来る様にしたこと
を特徴とするものであつて、その具体的な手段
と作用は次の通りである。
〔問題点を解決するための手段〕 タイヤのトレツド面に沿つて開口部を湾曲形
成するゴミ回収フードを設け、同ゴミ回収フー
ドをその開口部をタイヤのトレツド面と対面さ
せてタイヤハウス内に取付ける。
上記ゴミ回収フードにはその下端部分にゴミ
受け箱を水平方向に出し入れ自在に嵌挿させ
る。
上記ゴミ回収フードにはゴミ受け箱の上方部
分にブラシを枢着し、発条を介してタイヤのト
レツド面に弾接させる様にする。
〔作用〕
タイヤの前進回転及び後進回転のいずれに対し
ても、発条の付勢を介してタイヤのトレツド面に
弾接するブラシによつてゴミを落す作用が得られ
ると共に、同ブラシによつて落されたタイヤ付着
ゴミがゴミ回収フードによつて飛散することなく
ゴミ受け箱内に落下する作用が得られる。
〔実施例〕
以下に本考案の具体的な実施例を例示の図面に
ついて説明する。
第1図乃至第3図は第1の実施例を表わす図面
であつて、Aはトラツク本体、Bは同トラツク本
体Aの前部に装着するリフト機構を示す。そして
同トラツク本体Aにおいて、1は車体フレーム、
2はフロント側のタイヤハウス、3は前輪、4は
リヤ側のタイヤハウス、5は後輪、7はフロント
プロテクタ、8は運転席、9はヘツドガードを
夫々示す。又、リフト機構Bにおいて、10はマ
スト、11はフオークを夫々示す。
しかして上記フロント側タイヤハウス2の後壁
面2′には、ゴミ回収装置12のゴミ回収フード
13が上下方向に延在させて取付けられる。同ゴ
ミ回収フード13は上記後壁面2′に沿つて配設
する左右一対の側板13A,13Bと、両側板1
3A,13Bの後端部間を繋ぐ背板13Cと、両
側板13A,13Bの頂部を被覆する天板13D
と、両側板13A,13Bの底部に配設する底板
13Eと、同底板13Eの前端部より立ち上がる
前板13Fより成り、同ゴミ回収フード13の前
面側には両側板13A,13Bと天板13Dと前
板13Fにより囲繞させて開口部13′が設けら
れると共に、両側板13A,13Bの前端部側は
前輪3の外周面に沿つて湾曲形成される。又、側
板13Aの下端部には引出し口14が設けられる
と共に、同引出し口14内には頂部を開口させて
箱型に形成するゴミ受け箱15が水平方向に出し
入れ自在に嵌挿される。そして又、上記背板13
Cの内壁面にはその長手方向中間部よりブラケツ
ト16が突設される。同ブラケツト16は矩形板
状に形成する左右各一対の外側ブラケツト片16
A,16Aと内側ブラケツト片16B,16Bを
存して形成され、両内側ブラケツト片16B,1
6Bの長手方向中間寄り部には左右各一対の軸受
け17,17,17,17が取付けられると共
に、同軸受け17,17,17,17には支軸1
8,18がその両端部を外側ブラケツト片16
A,16A側に突出させて遊転自在に支承され
る。そして同支軸18,18の両端部にはスリー
ブ19,19,19,19が外嵌されると共に、
同スリーブ19,19,19,19は図示省略す
るボルトの螺合を介して支軸18,18に締着さ
れ、同スリーブ19,19,19,19の端部に
は長帯状に形成する左右各一対のアーム20,2
0,20,20の基部が夫々固着される一方、各
一対のアーム20,20,20,20の先端部間
には支軸32,32が横架され、両支軸32,3
2には回転ブラシ21,21が夫々遊転自在に横
架される。更に具体的には、両回転ブラシ21,
21は円筒状に形成する本体部21A,21Aの
外周面に対してゴミ取り毛21B,21Bを放射
状に植設することにより形成される。又、長手方
向中間部間には同アーム20,20,20,20
を繋ぐ連結板22,22が設けられ、両連結板2
2,22と前記内側ブラケツト片16B,16B
間に発条23,23,23,23が介装され、同
発条23,23,23,23の付勢を介して各一
対のアーム20,20,20,20を立上り方向
(相対方向)に向けて回動させることが出来る様
に設けられる一方、前記外側ブラケツト片16
A,16Aの内壁面にはその長手方向中間寄り部
よりストツパー24,24,24,24が突設さ
れ、同ストツパー24,24,24,24により
アーム20,20,20,20の回動量を規制す
ることが出来る様に設けられる。
その他、図面において33はゴミ受け箱15の
把手、34は同ゴミ受け箱15のロツク金具を
夫々示す。
第4図は第2の実施例を表わす図面であつて、
ゴミ回収フード13の底部には前記底板13Eに
代えて長帯状に形成する左右一対のガイド片2
6,26が前板13Fと背板13Cに沿つて取付
けられ、両ガイド片26,26間には開口部27
が設けられる。又、前記ゴミ受け箱15の底板1
5′には多数の水抜き孔28……が穿設されると
共に、同底板15′上にはスポンジシート29が
敷設され、ゴミを同スポンジシート29上に残し
た状態で水分のみを同スポンジシート29、水抜
き孔28……及び開口部27を経て抜き取ること
が出来る様に設けられる。
第5図は第3の実施例を表わす図面であつて、
第2の実施例におけるゴミ受け箱15の底部には
水抜き孔28……を穿設する底板15′に代えて
網30が取付けられる。
第6図は第4の実施例を表わす図面であつて、
第1の実施例における各一対のアーム20,2
0,20,20の先端部間には回転ブラシ21に
代えて固定ブラシ31,31が取付けられる。更
に具体的には、両固定ブラシ31,31は長帯状
に形成する本体部31Aの表面に多数本のゴミ取
り毛31B……,31B……を植設することによ
り形成され、発条23,23の付勢を介して同ゴ
ミ取り毛31B……,31B……の先端部を前輪
3のトレツド面に対して弾接させることが出来る
様に設けられる。
次にその作用を第1の実施例について説明す
る。フオークリフトトラツクを走行させることに
より、前輪3のトレツド面に床面上に散乱するゴ
ミが付着することとなるのであるが、同前輪3に
は発条23,23の付勢を介して回転ブラシ2
1,21が遊転自在に弾接されていることによ
り、両回転ブラシ21,21によつて前輪3のト
レツド面に付着するゴミを掻き落す作用が得られ
ると共に、この様にして掻き落されたゴミは飛散
することなくゴミ回収フード13内を落下してゴ
ミ受け箱15内に堆積させることが出来る。そし
てこの様にしてゴミ受け箱15内に堆積したゴミ
を廃棄する場合には、ロツク金具34を解除して
同ゴミ受け箱15を水平方向に引き出すことによ
り、ゴミ回収装置12からゴミ受け箱15を取り
出して同ゴミ回収装置12内のゴミを廃棄するこ
とが出来る。
尚、前記第1乃至第3の各実施例において、上
下各一対の回転ブラシ21,21は同一径を存し
て形成されるが、径を相違させて形成することも
可能である。又、上記各実施例においてはゴミ回
収フードに対して上下一対のブラシを取り付けて
いるが、同ブラシの数は2個に限定されるもので
はなく、1個或いは3個以上を任意に選択するこ
とが可能である。
〔考案の効果〕
本考案は以上の構成されるものであつて、上記
の様にタイヤハウス内にタイヤのトレツド面と対
面させてゴミ回収フードを取付けると共に、同ゴ
ミ回収フードの下端部にゴミ受け箱を出し入れ自
在に取付けたことにより、ブラシによつてタイヤ
のトレツド面より掻き落されたゴミを飛散させる
ことなく効果的にゴミ受け箱内に回収することが
出来るに至つた。
そして又、本考案にあつてはタイヤのトレツド
面に対してブラシを弾接させる様にしたことによ
り、同トレツド面に付着するゴミを確実に掻き落
すことが出来ると共に、タイヤが前進方向及び後
進方向のいずれの方向に回転する場合においても
ゴミ回収フードを介して効果的にゴミ受け箱内に
回収させることが出来るに至つた。即ち、ゴミの
回収効率を大幅に向上させることが出来るに至つ
た。又、上記の様にゴミ回収フードの下端部にゴ
ミ受け箱を水平方向に出し入れ自在に嵌挿させる
様にしたことにより、回収したゴミ処理を容易に
行なうことが出来るに至つた。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は第1の実施例を表わす図面
であつて、第1図は本考案に係るゴミ回収装置を
装着するフオークリフトトラツクの全体を表わす
側面図、第2図は同ゴミ回収装置の部分断面側面
図、第3図は同ゴミ回収装置の部分断面正面図で
ある。第4図は第2の実施例を表わす図面であつ
て、同ゴミ回収装置の部分断面正面図である。第
5図は第3の実施例を表わす図面であつて、同ゴ
ミ回収装置の部分断面正面図である。第6図は第
4の実施例を表わす図面であつて、同ゴミ回収装
置の部分断面側面図である。 A……トラツク本体、B……リフト機構、1…
…車体フレーム、2……タイヤハウス、2′……
後壁面、3……前輪、4……タイヤハウス、5…
…後輪、7……フロントプロテクタ、8……運転
席、9……ヘツドガード、10……マスト、11
……フオーク、12……ゴミ回収装置、13……
ゴミ回収フード、13′……開口部、13A,1
3B……側板、13C……背板、13D……天
板、13E……底板、13F……前板、14……
引出し口、15……ゴミ受け箱、15′……底板、
16……ブラケツト、16A……外側ブラケツト
片、16B……内側ブラケツト片、17……軸受
け、18……支軸、19……スリーブ、20……
アーム、21……回転ブラシ、21A……本体
部、21B……ゴミ取り毛、22……連結板、2
3……発条、24……ストツパー、26……ガイ
ド片、27……開口部、28……水抜き孔、29
……スポンジシート、30……網、31……固定
ブラシ、31A……本体部、31B……ゴミ取り
毛、32……支軸、33……把手、34……ロツ
ク金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タイヤのトレツド面に沿つて開口部を湾曲形成
    するゴミ回収フードを設け、同ゴミ回収フードを
    その開口部をタイヤのトレツド面と対面させてタ
    イヤハウス内に取付けると共に、同ゴミ回収フー
    ドにはその下端部分にゴミ受け箱を水平方向に出
    し入れ自在に嵌挿させる一方、ゴミ回収フードに
    は上記ゴミ受け箱の上方部分にブラシを枢着し、
    発条を介してタイヤのトレツド面に弾接させて成
    るフオークリフトトラツク等の産業車輌における
    タイヤ付着ゴミの回収装置。
JP5324987U 1987-04-08 1987-04-08 Expired JPH0454056Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5324987U JPH0454056Y2 (ja) 1987-04-08 1987-04-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5324987U JPH0454056Y2 (ja) 1987-04-08 1987-04-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63159369U JPS63159369U (ja) 1988-10-19
JPH0454056Y2 true JPH0454056Y2 (ja) 1992-12-18

Family

ID=30879138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5324987U Expired JPH0454056Y2 (ja) 1987-04-08 1987-04-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0454056Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63159369U (ja) 1988-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2006244470B2 (en) Floor sweeping and scrubbing machine
JPH049977Y2 (ja)
JPS63111831A (ja) 回転ブラシ掃除機
CN107049159B (zh) 拖擦件和清洁机器人系统
US20040040104A1 (en) Retractable broom and dust skirt
JPH0454056Y2 (ja)
KR20150011499A (ko) 회전형걸레와 평면걸레 일체형 청소기
CN215838781U (zh) 一种清洁机
JPH0529969Y2 (ja)
MX2014009671A (es) Vehiculo de mantenimiento de superficie con ensamblaje de escurridor de liberacion rapida.
US20040134004A1 (en) Dustpan with dust roller
US20040205915A1 (en) Manual floor sweeper
JP2007120059A (ja) スイーパユニット
US3482273A (en) Surface treating apparatus
KR20120036624A (ko) 핸드 청소기
JP3312253B2 (ja) 走行路清掃具
JPH11151189A (ja) ごみ袋装着用ちり取り
CN106264367B (zh) 一种拖把
KR200320504Y1 (ko) 노면 모래수거기
JPH0719414Y2 (ja) 掃除具
CN213014110U (zh) 一种环卫工人用的清洁擦地车
CN217185958U (zh) 清洁单元及自动清洁设备
JPH0518455U (ja) 床面清掃車
JPH0348251Y2 (ja)
CN215128062U (zh) 清洁装置