JPH10129199A - 置 物 - Google Patents
置 物Info
- Publication number
- JPH10129199A JPH10129199A JP29089696A JP29089696A JPH10129199A JP H10129199 A JPH10129199 A JP H10129199A JP 29089696 A JP29089696 A JP 29089696A JP 29089696 A JP29089696 A JP 29089696A JP H10129199 A JPH10129199 A JP H10129199A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- palm
- hand
- ornament
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 握手などして実体験が味わえる人物の手を形
どった置物を得る。 【解決手段】 この置物は、基台1と、この基台1の上
部に搖動自在に軸支された手を形どった造形物2とから
なる。
どった置物を得る。 【解決手段】 この置物は、基台1と、この基台1の上
部に搖動自在に軸支された手を形どった造形物2とから
なる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人物の手を形どっ
た造形物であって、この造形物を基台上で搖動させるこ
とができる置物に関する。
た造形物であって、この造形物を基台上で搖動させるこ
とができる置物に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、著名人などの手を形どった原寸大
の造形物が公園などに設置され、握手などをして気軽に
触れて楽しむことができる彫刻物として注目を集めてい
る。この造形物は、銘板に著名人の氏名などを記入して
立設した基台からほぼ水平方向に、握手をしている手の
彫刻像を突出させたものであって、観覧者は実際にこの
彫刻像と握手するなど、手で触れることによって、単な
る肖像彫刻の鑑賞とは異なる実体験が味わえるように意
図されたものである。
の造形物が公園などに設置され、握手などをして気軽に
触れて楽しむことができる彫刻物として注目を集めてい
る。この造形物は、銘板に著名人の氏名などを記入して
立設した基台からほぼ水平方向に、握手をしている手の
彫刻像を突出させたものであって、観覧者は実際にこの
彫刻像と握手するなど、手で触れることによって、単な
る肖像彫刻の鑑賞とは異なる実体験が味わえるように意
図されたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の造形物
は、基台に固定されているために、握手などをしても応
答感が乏しく、訴求力の点で不満がある。また一方、家
庭や企業などにおいて、人物を顕彰し、または故人を偲
ぶよすがとして、胸像彫刻などを設置することは従来か
ら行われているが、実際に握手するなど、これに触れる
ことによって思い出を新たにすることができる手の彫刻
置物は従来知られていない。本発明は、上記の事情に鑑
みてなされたものであって、その目的は、記念として常
時鑑賞できると共に、手で触れることによって現実に近
い体験を得ることができる手を形どった置物を提供する
ことにある。
は、基台に固定されているために、握手などをしても応
答感が乏しく、訴求力の点で不満がある。また一方、家
庭や企業などにおいて、人物を顕彰し、または故人を偲
ぶよすがとして、胸像彫刻などを設置することは従来か
ら行われているが、実際に握手するなど、これに触れる
ことによって思い出を新たにすることができる手の彫刻
置物は従来知られていない。本発明は、上記の事情に鑑
みてなされたものであって、その目的は、記念として常
時鑑賞できると共に、手で触れることによって現実に近
い体験を得ることができる手を形どった置物を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、基台と、この基台の上部に搖動自在に軸
支された手を形どった造形物とからなる置物を提供す
る。前記の造形物は、握手をしている掌の形状に造形さ
れていることが好ましい。前記の造形物は、上下方向に
搖動するように軸支されていることが好ましい。また前
記の造形物は、掌部と、この掌部から延びる腕部とから
なり、この腕部で基台に軸支されていることが好まし
い。
めに本発明は、基台と、この基台の上部に搖動自在に軸
支された手を形どった造形物とからなる置物を提供す
る。前記の造形物は、握手をしている掌の形状に造形さ
れていることが好ましい。前記の造形物は、上下方向に
搖動するように軸支されていることが好ましい。また前
記の造形物は、掌部と、この掌部から延びる腕部とから
なり、この腕部で基台に軸支されていることが好まし
い。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例により説明する。 (実施例1)図1(a)(b)は、実施例1の置物を示
している。図1(a)(b)において、この置物は概
略、基台1と、手を形どった造形物(以下、単に「造形
物」という)2とからなっている。造形物2は、握手を
している形状の掌部3と、この掌部3から延びる腕部4
とからなり、この腕部4は、基台1の上部に互いに間隔
を隔てて立設された1対の軸受板5a、5bの間隙に挿
入され、水平方向に延びるピン6によって、この軸受板
5a、5bに、掌部3が上下方向に搖動できるように軸
支されている。基台の正面、すなわち握手する手の指先
の方向には銘板7が取り付けられている。
例により説明する。 (実施例1)図1(a)(b)は、実施例1の置物を示
している。図1(a)(b)において、この置物は概
略、基台1と、手を形どった造形物(以下、単に「造形
物」という)2とからなっている。造形物2は、握手を
している形状の掌部3と、この掌部3から延びる腕部4
とからなり、この腕部4は、基台1の上部に互いに間隔
を隔てて立設された1対の軸受板5a、5bの間隙に挿
入され、水平方向に延びるピン6によって、この軸受板
5a、5bに、掌部3が上下方向に搖動できるように軸
支されている。基台の正面、すなわち握手する手の指先
の方向には銘板7が取り付けられている。
【0006】この実施例1の置物は、掌部3を握って上
下に振ると、造形物2がピン6を軸として上下に搖動
し、あたかも実際にその人物と握手をしているかのよう
な感銘を与えることができる。
下に振ると、造形物2がピン6を軸として上下に搖動
し、あたかも実際にその人物と握手をしているかのよう
な感銘を与えることができる。
【0007】(実施例2)図2は、実施例2の置物を示
している。図2において、この置物は、基台11と、こ
の基台11の上部に互いに間隔を隔てて立設された1対
の軸受板15a、15bを有している。またこの置物
は、握手をしている形状の掌部13と、この掌部13か
ら延びる腕部14と、さらにその先に延びるカウンター
バランス部18とからなる造形物12を有している。そ
して、この腕部14が前記の軸受板15a、15bの間
隙に挿入され、掌部13とカウンターバランス部18と
が均衡する位置で、水平方向に延びるピン16によっ
て、軸受板5a、5bに搖動自在に軸支されている。
している。図2において、この置物は、基台11と、こ
の基台11の上部に互いに間隔を隔てて立設された1対
の軸受板15a、15bを有している。またこの置物
は、握手をしている形状の掌部13と、この掌部13か
ら延びる腕部14と、さらにその先に延びるカウンター
バランス部18とからなる造形物12を有している。そ
して、この腕部14が前記の軸受板15a、15bの間
隙に挿入され、掌部13とカウンターバランス部18と
が均衡する位置で、水平方向に延びるピン16によっ
て、軸受板5a、5bに搖動自在に軸支されている。
【0008】この実施例2の置物は、掌部13とカウン
ターバランス部18とが均衡しているので、掌部13を
握って持ち上げなくても、これに軽く触れるだけで、造
形物12がピン16を軸として上下に搖動し、握手など
をしたときの動感が表現される。
ターバランス部18とが均衡しているので、掌部13を
握って持ち上げなくても、これに軽く触れるだけで、造
形物12がピン16を軸として上下に搖動し、握手など
をしたときの動感が表現される。
【0009】(実施例3)図3は、実施例3の置物を示
している。図3において、この置物は概略ドーム状の、
内部が空洞とされた基台21を有している。この基台2
1の胴部には、互いに対向する位置に、それぞれ造形物
22の掌部23とカウンターバランス部28とを非接触
的に通す孔21aおよび孔21bが形成されている。
している。図3において、この置物は概略ドーム状の、
内部が空洞とされた基台21を有している。この基台2
1の胴部には、互いに対向する位置に、それぞれ造形物
22の掌部23とカウンターバランス部28とを非接触
的に通す孔21aおよび孔21bが形成されている。
【0010】造形物22は、握手をしている形状の掌部
23ならびにこれから延びる腕部24からなる第一の水
平部材31と、この腕部24の間隔を隔てた2点に搖動
自在に連結された互いに等しい長さの連結杆32a、3
2bと、カウンターバランス部28およびこれから延び
る揺動軸33からなる第二の水平部材34とからなり、
連結杆32a、32bのそれぞれの他端は、互いに平行
となるように前記の搖動軸33に搖動自在に連結されて
いる。
23ならびにこれから延びる腕部24からなる第一の水
平部材31と、この腕部24の間隔を隔てた2点に搖動
自在に連結された互いに等しい長さの連結杆32a、3
2bと、カウンターバランス部28およびこれから延び
る揺動軸33からなる第二の水平部材34とからなり、
連結杆32a、32bのそれぞれの他端は、互いに平行
となるように前記の搖動軸33に搖動自在に連結されて
いる。
【0011】この造形物22は、掌部23とカウンター
バランス部28とがそれぞれ基台21の孔21a、孔2
1bから突出するように基台21の胴部内に収納され、
第二水平部材の揺動軸33は、連結杆32a、32bの
先端部が連結された位置の中間部の、造形物22がほぼ
均衡する位置で、水平方向に延びるピン26によって基
台21の胴部側面に搖動自在に軸支されている。
バランス部28とがそれぞれ基台21の孔21a、孔2
1bから突出するように基台21の胴部内に収納され、
第二水平部材の揺動軸33は、連結杆32a、32bの
先端部が連結された位置の中間部の、造形物22がほぼ
均衡する位置で、水平方向に延びるピン26によって基
台21の胴部側面に搖動自在に軸支されている。
【0012】実施例3の置物は、造形物22がピン26
に関して均衡し、しかも第一水平部材31と第二水平部
材34とが2本の平行な連結杆32a、32bによって
搖動自在に連結されているので、掌部23を握って振り
動かすと、掌部23は上下および前後に搖動し、握手を
している実感がさらに高められる。
に関して均衡し、しかも第一水平部材31と第二水平部
材34とが2本の平行な連結杆32a、32bによって
搖動自在に連結されているので、掌部23を握って振り
動かすと、掌部23は上下および前後に搖動し、握手を
している実感がさらに高められる。
【0013】本発明の置物において、各部材の材質は特
に限定されない。台座は重量感を付与する必要から、鋳
鉄、真ちゅう、銅などを用いることが好ましい。掌部
は、鋳鉄、真ちゅう、銅、アルミニウム、陶器などを用
いることもできるが、人の手の温もりを与えるならプラ
スチックを用いることもできる。
に限定されない。台座は重量感を付与する必要から、鋳
鉄、真ちゅう、銅などを用いることが好ましい。掌部
は、鋳鉄、真ちゅう、銅、アルミニウム、陶器などを用
いることもできるが、人の手の温もりを与えるならプラ
スチックを用いることもできる。
【0014】本発明の置物において、台座の形状や大き
さ、また台座と造形物との連結部の構成などは、前記の
実施例に限定されるものではなく目的に応じて任意に設
計することができる。さらに本発明の置物は、対象人物
の肖像画や彫像などと組み合わせて、より現実感が醸成
される構成とすることもできる。
さ、また台座と造形物との連結部の構成などは、前記の
実施例に限定されるものではなく目的に応じて任意に設
計することができる。さらに本発明の置物は、対象人物
の肖像画や彫像などと組み合わせて、より現実感が醸成
される構成とすることもできる。
【0015】
【発明の効果】本発明の置物は、基台と、この基台の上
部に搖動自在に軸支された手を形どった造形物とからな
るものであるので、記念として常時鑑賞できると共に、
握手するなどこの造形物に触れることによって搖動させ
ることができ、一般の静止彫像では得られない体験を与
えることができる。
部に搖動自在に軸支された手を形どった造形物とからな
るものであるので、記念として常時鑑賞できると共に、
握手するなどこの造形物に触れることによって搖動させ
ることができ、一般の静止彫像では得られない体験を与
えることができる。
【図1】 (a)は、本発明の置物の一実施例を示す正
面図、(b)はその側面図。
面図、(b)はその側面図。
【図2】 本発明の他の実施例を示す側面図。
【図3】 本発明のさらに他の実施例を示す側面断面
図。
図。
1…基台 2…手を形どった造形物 3…掌部 4…腕部 5a,5b…軸受板 6…ピン 7…銘板
Claims (4)
- 【請求項1】 基台と、この基台の上部に搖動自在に軸
支された手を形どった造形物とからなる置物。 - 【請求項2】 前記の造形物が、握手をしている掌の形
状に造形されてなる請求項1に記載の置物。 - 【請求項3】 前記の造形物が、上下方向に搖動するよ
うに軸支されてなる請求項1に記載の置物。 - 【請求項4】 前記の造形物が、掌部と、この掌部から
延びる腕部とからなり、この腕部で基台に軸支されてな
る請求項1に記載の置物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29089696A JPH10129199A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 置 物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29089696A JPH10129199A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 置 物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10129199A true JPH10129199A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17761915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29089696A Pending JPH10129199A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 置 物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10129199A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102464134B1 (ko) * | 2021-08-24 | 2022-11-09 | 권동훈 | 악수 핸드폰 케이스 |
-
1996
- 1996-10-31 JP JP29089696A patent/JPH10129199A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102464134B1 (ko) * | 2021-08-24 | 2022-11-09 | 권동훈 | 악수 핸드폰 케이스 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060110 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060509 |