JP3029556U - キーホルダー等の飾り体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚的なおもしろさと共に聴覚的な楽しさも
備えて興趣が格段に増大するキーホルダー等の飾り体を
提供する。 【解決手段】 頭部に接続手段を取付けた硬質の芯体４
の底に鈴５を吊り下げ、軟質プラスチック等のソフトな
材料により動物等の形状を模したデザインを施して成形
された中空の外装体３を上記の芯体４の外側に被せて、
外装体３には細かく揺れ動く部位を設けたことを特徴と
する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、キーホルダー等の飾り体に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のキーホルダー等の飾り体は、視覚的なおもしろさを有しているだけであ り、興趣が足りず、すぐに飽きてしまうという不満がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

そこで本考案は、視覚的なおもしろさと共に聴覚的な楽しさも備えて興趣が格 段に増大するキーホルダー等の飾り体の提供を目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記の目的は本考案の飾り体によって、すなわち、頭部に接続手段を取付けた 硬質の芯体４の底に鈴５を吊り下げ、軟質プラスチック等のソフトな材料により 動物等の形状を模したデザインを施して成形された中空の外装体３を上記の芯体 ４の外側に被せて、外装体３には細かく揺れ動く部位を設けたことを特徴とする キーホルダー等の飾り体によって達成することができる。

【０００５】

【実施例】

以下、図示した本考案の一実施例について説明する。この実施例はキーホルダ ー用の飾り体を示したもので、外観はタコの形状を呈している。

【０００６】 この飾り体は、図３に示すように、キーに対する連結環２を備えた接続金具１ と、タコの形状を模した外装体３と、芯体４と、鈴５とによって構成されるもの である。

【０００７】 芯体４は硬質プラスチック製で、外装体３の内部に挿入することにより外装体 ３の形状を整える役割を有し、その中心部に上下方向の通孔を設けて、その通孔 に長環６を貫通させている。

【０００８】 芯体４の下方へ突出した長環６の下端部には鈴５を吊り下げ状態に取付けてい る。

【０００９】 外装体３は塩化ビニル等の軟質プラスチック製で、上記のように外観がユーモ アのあるタコの形状を呈し、タコの足を模した多数の細片７を形成している。こ の細片７は細かくブルブルと揺れ動くことが可能である。

【００１０】 外装体３は中空で、上記の芯体４の外側に被せられ、芯体４は隠蔽される。

【００１１】 芯体４の頭部から貫出した上記の長環６の上端は、外装体３の頭部からも貫出 して、接続金具１の下端に設けた接続リング８と連結している。

【００１２】 上記の実施例では、外装体３にタコのデザインを施しているが、外装体３のデ ザインはこれに限定されるものではなく自由である。

【００１３】 また、上記の実施例はキーホルダー用の飾り体であったが、本考案はキーホル ダー用に限定するものではない。他の物品、例えばバッグ等に付ける飾り体とし ても勿論使用可能である。

【００１４】

【考案の効果】

本考案のキーホルダー等の飾り体は上記の通りであり、外装体３のデザイン的 なおもしろさと、一部の部位の細かく揺れるおもしろさとが相俟って視覚的な興 趣が増大し、更にそれに加えて、鈴５が鳴るという聴覚的な楽しさが付加される ので、従来の飾り体に比べて興趣が格段に増大する効果がある。

【００１５】 また、触感を良くしたり、上記のように一部の部位が細かく揺れ動くことがで きるように、外装体３に柔かい材料を使用しても、その中に芯体４を入れること によって形くずれを防止することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】正面図である。

【図２】断面図である。

【図３】分解図である。

【符号の説明】

１ 接続金具 ２ 連結環 ３ 外装体 ４ 芯体 ５ 鈴 ６ 長環 ７ 細片 ８ 接続リング

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 頭部に接続手段を取付けた硬質の芯体４
   の底に鈴５を吊り下げ、軟質プラスチック等のソフトな
   材料により動物等の形状を模したデザインを施して成形
   された中空の外装体３を上記の芯体４の外側に被せて、
   外装体３には細かく揺れ動く部位を設けたことを特徴と
   するキーホルダー等の飾り体。