JP3052731U - ウケを利用した多用途装飾具。 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 魚捕獲道具ウケを樹脂及びゴム、金属等で成
形し、ウケの特殊性を利し置物、壁掛け、ペンダント、
耳飾り、鞄キーホルダー、車内アクセサリー、ブロー
チ、鴨居飾り等の多用途装飾用にし、ウケ外周部及び内
部に付属品を貼り入れる。 【構成】 樹脂及びゴム、金属等の成型可能な材料を利
用し、ウケ本体外周部を複数に分割成型し、二種類のア
ゲを成型し組立、付属品リング、金具、ヒモ、安全ピ
ン、安全キャップ、鴨居掛けフック等の取付け孔を設け
たウケを利用した多用途装飾具。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が解決しようとする課題】

従来ウケは魚を捕獲する道具として用いられているが、竹を編み上げ製作する 為竹職人の技術を必要とし、大量生産は困難で他目的利用が少ない。

【０００２】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成する為、成型機により簡単に大量生産が出来る成型可能な材料 樹脂、ゴム、金属等を利用しウケ本体を上下に二分割し、二分割の相方に図面で 説明すれば図５符号１７、１８の凸凹部を本体の大小により３カ所〜５カ所設け 、符号４，８の外周部に飾りヒモ及びリング取付孔を相対する位置の内部に貫通 する符号１１、２３の孔を設け符号６外周部に安全ピン固定孔符号１６を設ける 。更に２カ所に設ける内部アゲ固定場所符号４、６の内周部に符号１２、１４の 凹部を相対する位置に設ける。又２種類の中アゲを相方共一括成型し、それぞれ 本体との固定位置の凹部に合わせ符号１３、１５凸部を設け、更に中アゲ符号２ に符号４外周部に設けた符号１１の孔に合わせた孔を開ける。又付属品符号１０ リングと符号２１安全キャップに落下防止ヒモ固定孔符号２４を開け、キャップ 先端に符号２５のリング取付孔を設ける。

【０００３】

【考案の効果】

本考案は成型機で大量生産が出来、誰にでも簡単に組立られ、床の間、居間、 玄関内外等の置物、符号１１に付属品小物符号９のヒモを取り付けることで壁掛 けになり、更にヒモ先端にキューバンを付け車内アクセサリー、符号２２のリン グに付け替えることで耳飾り、鞄、鍵等のキーホルダー、符号１９の安全ピンを 付けブローチ、符号２０のフックを取付け家の鴨居飾りとし、本来の機能を生か し魚を餌で誘い込み１度入ったら出られないと語るウケの特殊性を利し、各地観 光名所旧跡等の名称、交通安全、家内安全等の札を貼付、ウケ内部に様々な願い 事や宝石等の欲しい物、好きな人の写真を入れお守り願掛け等の、縁起物として 数えきれない程の装飾品になる。

【提出日】平成１０年４月２４日

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】 【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、魚捕獲道具ウケの特殊性を利した装飾具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来ウケは魚を捕獲するための道具として用いられ、竹職人が竹を編み上げ製 作していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった、ウケは魚を捕獲する道具として用いられ他目 的利用が少なく、装飾具として利用しようとしても、材料となる竹が数少なく高 価で、又竹を編み上げ製作する為竹職人の技術を必要とし、近年竹職人が数少な く大量生産は困難である。 本考案は、以上のような欠点をなくす為になされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

樹脂及びゴム、金属等を利用し、複数の２２縦桟と複数の大小の４〜８円弧の 横桟を組み合わせ格子目状中間部が狭窄し、裾部が吹き流し状の円弧部材に４〜 ８円弧部材横桟連結部に１４・１３凹凸部を設けた１^１円弧部材と、前記１^１円 弧部材入り口部の外周部より内径孔に貫通した１１ヒモ及び金具取り付け孔を設 け、更に裾部の８円弧横桟の外周部より内径に貫通した１９落下防止ヒモ取り付 け孔を設けた１^２円弧部材と、１^１円弧部材の狭窄部６円弧横桟の外周部に１２ 安全ピン固定孔と、更に前記１円弧部材に設けた入り口部４円弧横桟の外周部よ り内径孔に貫通した１１ヒモ及び金具取付孔に相対する位置に４円弧横桟の外周 部より内径孔に貫通した１１ヒモ及び金具取り付け孔を設けた１^３円弧部材と、 １本体入り口内径縁部に密着する突縁部を有した突縁部に、前記二つの円弧部材 に設けた入り口部４円弧横桟の外周部より内径孔に貫通した１１ヒモ及び金具取 付孔に連結する１１孔を相対する位置に設けた複数の縦桟と横桟からなる、格子 状の台形円柱形状の２入り口中アゲと、更に２４円筒最小狭窄部内径に密着する 縦桟に複数の二等辺三角形状薄板を円錐形状に吹き流しにした突縁部を有した３ 中アゲを１本体部材として成型し、前記１^１円弧部材の４円弧横桟内径縁部及び ６円弧横桟内径縁部に２入り口中アゲ、３中アゲを接着剤でそれぞれ定着させ、 定着させた１^１円弧部材と複数の円弧部材を円弧横桟連結部に設けた１４・１３ 凹凸部を接着剤で連結させ、格子目筒状中央部が狭窄し裾部が吹き流し状の１本 体を成形し、更に裾部吹き流し状の２２縦桟の裾部を裾部中間部付近でまとめて 止める大きさの２０リング落下防止ヒモ取付孔を設けた１０裾部止めリングと、 付属品としてキャップ入り口部に２３安全キャップヒモ取付孔と、キャップ先端 に２１金具取付孔を設けた１７安全キャップ、更に１本体円環外周部に設けた１ ２安全ピン固定孔に密着するフックを有する１５安全ピンと、１本体２２縦桟と 縦桟の隙間に差し込み１本体円環に掛ける１６鴨居掛けフック、１８金具、９ヒ モ等の構成からなる、ウケを利用した多用途装飾具である。

【０００５】

【作用】

本体裾部の円環外周部に設けた落下防止取付孔にヒモの片方を結着し、本体縦 桟の裾部の吹き流し状の裾部をまとめて止める裾部止めリングのリング落下防止 ヒモ取付孔に、前記ヒモの片方を結着し結着した裾部止めリングで裾部中間部付 近でまとめて止め置物、本体入り口円環部に設けたヒモ及び金具取付孔のそれぞ れの孔に金具を装着し、更に装着した金具にヒモを結着し壁飾り、本体狭窄部円 環外周部安全ピン固定孔に安全ピンのフックを装着しブローチ、本体円環にフッ クを取り付け鴨居飾り、安全キャップ入り口に設けたキャップ落下防止ヒモ取り 付け孔に、前記裾部止めリングに取り付けたヒモを結着し本体裾部を差し込み安 全キャップ先端に設けた金具取り付け孔に金具を装着し、装着した金具を利しチ ェーン・ヒモ等を装着し首飾り、耳飾り、鞄・キーホルダー・車内アクセサリー として利用出来る多用途装飾具。

【０００６】

【実地例】

以下、本考案の実地例を図面を参照して説明する。 まず、図１にはウケ本体外周部の中央部が狭窄し、裾部が吹き流し状の格子目状 円筒を複数に分割した円弧部材の４〜８円弧横桟連結部の突端に１４・１３凹凸 部を設けた１円弧部材と１円弧部材の４円弧横桟縁部と裾部が吹き流し状になる ８円弧横桟縁部に孔を設けた１円弧部材と、４円弧横桟縁部と最小狭窄部６円弧 横桟外周部に１２安全ピン固定孔を設けた１の円弧部材と２入り口中アゲ、３中 アゲを前記１円弧部材に接着剤で定着させ順次複数の円弧部材の横桟の突端に設 けた１４・１３凹凸部を連結し１本体を成形する。 本考案は、以上の構造でこれを使用するときは、 １本体入り口縁部に相対する位置に設けた１１孔に１８金具をそれぞれ装着し 、装着した金具にヒモを結着する。更に円筒最小狭窄部１２円環外周部の安全ピ ン固定孔に１５安全ピンのフックを装着し、ブローチ、本体円環に１６フックを 取り付け鴨居飾り、１７安全キャップ入り口に設けた２３キャップ落下防止ヒモ 取り付け孔に、前記１０裾部止めリングに取り付けた９ヒモを結着し本体裾部を 差し込み１７安全キャップ先端に設けた２１金具取り付け孔に１８金具を装着し 、装着した金具を利しチェーン・ヒモ等を装着し首飾り、耳飾り、鞄・キーホル ダー・車内アクセサリーとして利用出来る多用途装飾具。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は成型機で大量生産が出来、誰にでも簡単に組立られ、ウケ本来の機能 を生かし魚を餌で誘い込み１度入ったら出られないと語るウケの特殊性を利し、 各地観光名所旧跡等の名称、交通安全、家内安全等の札を貼付け、ウケ内部に様 々な願い事や宝石等の欲しい物、好きな人の写真を入れお守り願掛け等の、縁起 物として床の間、居間、玄関内外等の置物、付属品小物ヒモを取り付けることで 壁掛けになり、更にヒモ先端にキューバンを付け車内アクセサリー、鞄、鍵等の キーホルダー、フックを取付け家の鴨居飾り、安全キャップを取り付けリングを 装着することで耳飾り、安全ピンを付けブローチ、など数えきれない程の装飾品 になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 変化前正面図である。

【図２】 変化後正面図である。

【図３】 左側面図、右側面図である。

【図４】 断面図である。

【図５】 外周部断面図である。

【図６】 参考図である。

【符号の説明】

１ 本体 １^１ 本体上片面 １^２ 本体下片面 ２ 入り口中アゲ ３ 中アゲ ４ 外周部リング ５ 外周部リング ６ 外周部リング ７ 外周部リング ８ 外周部リング ９ ヒモ １０ リング １１ ヒモ及び金具取付孔 １２ 入り口中アゲ固定凹部 １３ 入り口中アゲ凸部 １４ 中アゲ固定凹部 １５ 中アゲ凸部 １６ 安全ピン固定孔 １７ 本体上片面接続凸部 １８ 本体下片面接続凹部 １９ 安全ピン ２０ 鴨居掛けフック ２１ 安全キャップ ２２ 金具 ２３ 落下防止ヒモ取付孔 ２４ 落下防止ヒモ取付孔 ２５ 金具取付孔

【手続補正書】

【提出日】平成１０年４月２４日

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】 明細書

【考案の名称】 ウケを利用した多用途装飾具。

【実用新案登録請求の範囲】

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の複数の円弧部材の斜視図である。

【図２】 本考案の円筒斜視図である。

【図３】 本考案の正面図である。

【図４】 本考案の断面図である。

【図５】 本考案の平面図である。

【図６】 本考案の底面図である。

【図７】 本考案の裾部止めリング斜視図である。

【図８】 本考案の付属品、安全キャップ、鴨居掛けフ
ック、金具、安全ピンの斜視図である。

【図９】 本考案の本体に裾部止め，リングを取り付け
時の正面図である。

【図１０】 本考案本体に付属品を取り付け時の正面図
である。

【符号の説明】 １ 本体 １^１ 円弧部材 １^２ 円弧部材 １^３ 円弧部材 ２ 入り口中アゲ ３ 中アゲ ４ 円弧横桟 ５ 円弧横桟 ６ 円弧横桟 ７ 円弧横桟 ８ 円弧横桟 ９ ヒモ １０ 裾部止めリング １１ ヒモ及び金具取付孔 １２ 安全ピン固定孔 １３ 凸部 １４ 凹部 １５ 安全ピン １６ 鴨居掛けフック １７ 安全キャップ １８ 金具 １９ 落下防止ヒモ取付孔 ２０ リング落下防止ヒモ取付孔 ２１ 金具取付孔 ２２ 裾部吹き流し ２３ 安全キャップヒモ取り付け孔 ２４ 円筒

【手続補正４】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図７】

【図１】

【図２】

【図３】

【図５】

【図６】

【図８】

【図４】

【図９】

【図１０】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 樹脂及びゴム、金属等の成型可能な材料
   を利用し、ウケ本体外周部を二分割し図５断面符号
   １^１、１^２の相方に符号１７、１８の凸凹部を３〜５カ
   所設け、及び内周部に二種類のウケ内部アゲ符号２、３
   の凸部に合体する凹部を設け、断面符号２３の孔と落下
   防止リングの孔符号２４を飾りヒモで繋ぎ落下防止リン
   グを取付け置物。又は使用目的により断面符号１１の二
   つの孔に飾りヒモを繋ぎ壁掛け、更に符号２２のリング
   を付けチェーンに通しペンダント、又は耳飾り、鞄、キ
   ーホルダーの止め具に取付、図６符号２１の安全キャッ
   プを付ける。キューバン及び図６符号１９の安全ピンを
   断面符号１６の孔に、又は符号２０のフックを符号４、
   ５、６、７、８の何れかに掛け、車内アクセサリー、ブ
   ローチ及び鴨居飾りになる多用途装飾ウケ。