JP3049737U - 揺動で発音する人形 - Google Patents

揺動で発音する人形

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JP3049737U
JP3049737U JP1997011476U JP1147697U JP3049737U JP 3049737 U JP3049737 U JP 3049737U JP 1997011476 U JP1997011476 U JP 1997011476U JP 1147697 U JP1147697 U JP 1147697U JP 3049737 U JP3049737 U JP 3049737U
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JP1997011476U
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允彦 杉田
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允彦 杉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人形の肩部から脇に柔軟な紐による腕を突設
し、その下端にハンマーとなる重錘兼用の手を揺動可能
に備えることにより、人形の手の揺れ動きで上記人形の
胴や脚部を叩いて発音させると共に、視覚にも訴えるこ
とができる揺動すると発音する人形を安価に得ること。 【解決手段】 人形の左右両足1にそれぞれ硬い脚部2
を立設して胴部3と頭部4とを順次に形成した人形を構
成するに当り、前記両足2を比較的に大形かつ、大重量
とすることで人形の転倒を防ぐ構成となし、前記胴部3
の上部左右の肩5にそれぞれ柔軟な紐からなる腕6を揺
動可能に突設して、これら各腕6の先端にハンマーとな
る重錘兼用の硬い手7をそれぞれ前記脚部2に接近させ
て揺動可能に備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電車・自動車・航空機とか船舶等移動体の揺れや地震等の揺れ度合 を人の聴覚と視覚に訴えて大雑把に表現できる揺動すると発音する人形に関する 。
【0002】
【従来の技術】
揺れ動く人形として古来から『ヤジロベエ』とか、胴体と頭部とをスプリング で連結した『首振り人形』などが存在するが、いずれを採ってみても揺動する部 分の質量が比較的に大きいので、慣性によりその揺動周期が大となり、人形自体 の揺れとは程遠い揺れ表示しかできないという問題点が有った。 そこで、人形をワザと倒れ易く作って、地震等である程度以上の揺れると人形 を転倒させることで、人形が揺れたことを表現するものも有る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記した従来の人形は、何ぶんにも倒れ易いので、常日頃から、相当な注意を 以って観察してないと、何時地震等で倒れたかも判らず不便であるという問題点 が有る。 しかも、前述した『ヤジロベエ』にしろ、『首振り人形』にしろ、また倒れ易 い人形にしろ、何れを採ってみても、人形の揺れを発音表示できないので、『揺 れ』を人の聴覚に訴えることができないという問題点が有る。 なお、人形が揺れたり、倒れたりすると、電気的発音またはゼンマイ・メカ式 に発音させる人形も有るが、構成複雑かつ、故障し易く高価であるという問題点 が有った。
【0004】 この考案は、前記した各問題点を除去するために、人形の肩部から脇に柔軟な 紐による腕を突設し、その下端にハンマーとなる重錘兼用の手を揺動可能に備え ることにより、人形の手の揺れ動きで上記人形の胴や脚部を叩いて発音させると 共に、視覚にも訴えることができる揺動すると発音する人形を安価に得ることを 目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記したこの考案の目的は、人形の左右両足にそれぞれ硬い脚部を立設して胴 部と頭部とを順次に形成した人形を構成するに当り、前記両足を比較的に大形か つ、大重量とすることで人形の転倒を防ぐ構成となし、前記胴部の上部左右の肩 にそれぞれ柔軟な紐からなる腕を揺動可能に突設して、これら各腕の先端にハン マーとなる重錘兼用の硬い手をそれぞれ前記脚部に接近させて揺動可能に備えた ことで達成できた。
【0006】
【考案の実施の形態】
先ず、この考案の基本形態は、図1、図2に示すように、木彫りの置き人形の 左右両足1にそれぞれ脚部2を接着により立設して胴部3と頭部4とを順次に接 着取付け形成した人形を作るに当り、前記両足2を比較的に大形枕状で大重量と することにより、人形全体の転倒を防ぐ構成となす。 そして、前記胴部3の上部左右の肩5にそれぞれ絹の編組紐などの柔軟な紐か らなる腕6を揺動可能に接着突設して、これら各腕6の先端にハンマーとなる重 錘兼用の手7をそれぞれ接着することで、これらの手を前記脚部2に接近させて 揺動可能に備えたことにより、本考案による揺動すると発音する人形を構成でき た。
【0007】 なお、前記人形の脚部2、胴部3、頭部4および手7は、それぞれ木彫りで作 って各部を前記のように接着により組立てた例につき述べたが、人形は、その全 体を一体木彫りとしてもよく、また金属やプラスチックなどで一体または別体成 形して作ってもよく、組立て式の場合、人形の前記各部は、凹凸係入係合やネジ 止め結合とか接着などの周知の組合せ結合手段で人形を組立てることができる。
【0008】 本考案による人形は、以上のような構成となしたので、人形が揺れると、柔軟 な腕6の先に有る重錘兼用の手7は、その重錘としての静止慣性により人形の揺 れ方向とは見掛上反対方向に揺れ始めるので、硬い手7がハンマーの役目をして 硬い脚部2を叩く結果、『カタカタ』と発音して周囲の者に聴覚を以って人形の 揺動を訴え注意を促すことができる。 なお、本願による人形は、犬や猿など動物を人形に模した置物にも当然に応用 できる。
【0009】
【実施例】
自動車等のかなり揺れ動く移動体に本考案による発音人形を置くに当っては、 図2のように人形の足1の下面に固設した周知の柔軟ゴム製の負圧吸引式吸着体 1Aで、自動車ダッシュボード上に吸着させて置くことで、妄りに人形が転倒し なくなり安全となる。 人形を鉄等の磁性体上に置くときには、前記吸着体1Aの代りにマグネットを 足裏に定着することで、人形は倒れ辛くなる。
【0010】 さらに、肩5に対する腕6の突設手段としては、図3のように、人形の両肩を 結ぶ透孔5a内に一本の紐からなる腕6をきつく通した後、必要に応じて腕6と 透孔5aの内面とを接着固定して肩5に腕6を突設してもよい。
【0011】
【考案の効果】
この考案は、以上のように構成したので、以下に記載の効果を奏する。 人形の肩部から脇に柔軟な紐による腕を突設し、その下端にハンマーとなる重 錘兼用の手を揺動可能に備えたので、人形の手の揺れ動きにより、上記人形の胴 や脚部を手で叩いて発音させ、聴覚で注意を促せると共に、視覚にも訴えること ができる揺動すると発音する人形を得ることができた。
【0012】 また、本考案による発音人形は、電気部品や機械部品を用いないで実施できる から、構成簡単で安価に多量提供できるというような多くの実用的効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による発音人形の一例を示す前方斜視図
【図2】本考案による発音人形の他の例を示す前方斜視
【図3】本考案による発音人形の肩に腕を取付ける他の
例を示す要部断面図
【符号の説明】
1 人形の足 1A 柔軟ゴム製の負圧吸引式吸着体 2 硬い脚部 3 人形の胴部 4 人形の頭部 5 人形の肩 5a 肩部の透孔 6 柔軟な紐からなる腕 7 ハンマーとなる重錘兼用の硬い手

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人形の左右両足1にそれぞれ硬い脚部2
    を立設して胴部3と頭部4とを順次に形成した人形にお
    いて、前記両足2を比較的に大形かつ、大重量とするこ
    とで人形の転倒を防ぐ構成となし、前記胴部3の上部左
    右の肩5にそれぞれ柔軟な紐からなる腕6を揺動可能に
    突設して、これら各腕6の先端にハンマーとなる重錘兼
    用の硬い手7をそれぞれ前記脚部2に接近させて揺動可
    能に備えてなる揺動で発音する人形。
JP1997011476U 1997-12-12 1997-12-12 揺動で発音する人形 Expired - Lifetime JP3049737U (ja)

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