JPH10128442A - コイル巻取装置およびコイル巻取・巻戻装置 - Google Patents

コイル巻取装置およびコイル巻取・巻戻装置

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JPH10128442A
JPH10128442A JP8284934A JP28493496A JPH10128442A JP H10128442 A JPH10128442 A JP H10128442A JP 8284934 A JP8284934 A JP 8284934A JP 28493496 A JP28493496 A JP 28493496A JP H10128442 A JPH10128442 A JP H10128442A
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mandrel
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wrapper
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茂樹 成島
Yoshinori Katayama
慶則 片山
Hisashi Sato
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルを高速で巻き取ることができ、コイル
を十分かつ均一に保加熱することができるコイル巻取装
置およびコイル巻取・巻戻装置を提供する。 【解決手段】 本発明のコイル巻取装置は、マンドレル
2の円周方向の一部を周面に沿って全幅を覆うエプロン
4と、そのエプロン4をマンドレル2の周面に接近また
は離反させるエプロン可動装置5と、マンドレル2の頂
部にラッパーロール6rを当接させるラッパー6と、マ
ンドレル2を抜脱した後のコイルを支持するクレードル
ロール7と、粗圧延後の熱間圧延材1をマンドレル2に
案内する搬送ロール8と、巻き取り位置の両側にコイル
端面と対峙するように設けられ、その両端面を加熱する
ヒートパネル18と、巻き取り位置の上方に設けられ、
ヒートパネル18の熱を保温するヒートカバー19と、
を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間圧延設備にお
けるコイル巻取装置およびコイル巻取・巻戻装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】粗圧延後に仕上圧延を行う熱間圧延設備
では、図6(A)に模式的に示すように、粗圧延機で3
0〜50mm厚のバーまで圧延し、次いで仕上圧延機で
さらに数mm厚のストリップまで圧延する。この場合、
粗圧延完了後、仕上圧延が完了するまでの時間が長く、
バーの後端が先端に比較して低温になり、均一な仕上加
工が困難になる問題点があった。そこで、図6(B)に
模式的に示すように、粗圧延後のバーをコイル状に巻き
取り、それを巻き戻しながら仕上圧延する方法が既に開
示されている。この方法により、バー全体の温度低下を
防止し、かつ粗圧延における後端から仕上圧延するの
で、バーの先後端の温度差をほぼ同一にすることができ
る。装置としては、例えば、マンドレルを使用しないコ
イル巻取装置で巻き取った芯なしコイルの中空孔に、移
送マンドレルを挿入し、このマンドレルを揺動させてコ
イル巻戻装置に搬送してコイルの巻き戻しを行うもの、
などが採用されている。しかし、このような装置におい
ても、バー幅方向の温度分布に着眼するとコイルの幅中
央部に比較してコイル端部は冷えやすく、また、コイル
の内巻内部は空気中に晒されているため冷えやすかっ
た。さらに、マンドレルを使用しない芯なしで巻き取っ
ているため、巻き取り速度を速くすることができず、全
体的に冷えてしまう問題があった。そこで、コイルの両
端面をバーナなどを有するヒートパネルで加熱する方法
などが提案されている。
【0003】また、薄板の圧延材を対象とするもの、ま
たは巻き取り速度を速くすることを目的としたものとし
て、図5に示すようなものがある。図5に示す装置は、
コイル3の巻き取りと巻き戻しを同一位置で行うように
構成されたものであり、マンドレル2に搬送された圧延
材1はラッパーロール23rを有する3本のラッパー2
3により巻き付けられて固定され、その後ラッパー23
は、破線で示すように、コイル3の形成に干渉しない位
置に退避し、コイル3が所定の寸法に到達したら、ピー
ラー24でコイル端をコイル表面から剥離して、一点鎖
線で示すように巻き戻しを行うものである。この場合に
おいても、バー幅方向の温度分布に着眼するとコイル3
の幅中央部に比較してコイル端部は冷えやすく、また、
コイル3の内巻内部はマンドレル2により熱を奪われる
ため冷えやすかった。そこで、コイル3の両端面をバー
ナなどを有するヒートパネルで加熱する方法などが提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにコイル
の両端面をヒートパネルで加熱する場合、次のような問
題があった。 (1)マンドレルを使用しない芯なしで巻き取るコイル
巻取装置を使用した場合には、コイルを移送マンドレル
でコイル巻戻装置に搬送する必要があり、ヒートパネル
を大きく切り欠かなければならなかった。したがって、
ヒートパネルの有効面積が大幅に少なくなり、十分な熱
シールド(熱遮蔽)ができなかった。
【0005】(2)マンドレルを使用して巻き取るコイ
ル巻取装置を使用した場合には、圧延材を複数のラッパ
ーロールでマンドレルに巻き付けているため、ヒートパ
ネルの有効面積が少なくなり、十分な熱シールド(熱遮
蔽)ができなかった。 (3)また、ヒートパネルでコイルの両端面を加熱して
も、その熱の多くは上方に逃げてしまい効率が悪く、何
らかの保温手段を設ける必要があるが、コイルの上部に
ラッパーやピーラーが設けられている場合には、コイル
の上面を覆う保温手段を設けることができなかった。
【0006】本発明は、上述した課題を解決するために
創案されたものである。すなわち、コイルを高速で巻き
取ることができ、コイルを十分かつ均一に保加熱するこ
とができるコイル巻取装置およびコイル巻取・巻戻装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、熱間圧
延材を粗圧延した後、巻取位置でマンドレルを使用して
コイル状に巻き取り、そのコイルを巻取位置から巻戻位
置に移送し、巻戻位置で巻き戻しながら仕上圧延する熱
間圧延ライン上に設けられるコイル巻取装置において、
前記コイルの巻き取り開始時には前記マンドレルの円周
方向の一部を周面に沿って全幅を覆い、また、前記コイ
ルの巻き取り完了時には先端部でコイルを支持するエプ
ロンと、そのエプロンを前記マンドレルの周面に接近ま
たは離反させるエプロン可動装置と、前記マンドレルの
頂部にラッパーロールを当接させるラッパーと、前記マ
ンドレルを抜脱した後のコイルを支持するクレードルロ
ールと、前記粗圧延後の熱間圧延材をマンドレルに案内
する搬送ロールと、前記巻取位置の両側にコイル端面と
対峙するように設けられ、その両端面を加熱するヒート
パネルと、前記巻取位置の上方に設けられ、前記ヒート
パネルの熱を保温するヒートカバーと、を備えたことを
特徴とするコイル巻取装置が提供される。
【0008】上述した本発明は、巻取位置と巻戻位置と
を完全に分離してコイルの巻き取り・巻き戻しを行う場
合に使用されるコイル巻取装置に関するものである。こ
のように巻取位置と巻戻位置とを完全に分離したことに
より、コイル巻取装置の上方からコイル端を剥離するピ
ーラーを排除することができる。また、巻き取りにマン
ドレルを使用することにより、高速で巻き取ることがで
き、薄板の圧延材を安定して巻き取ることができる。さ
らに、圧延材をマンドレルに巻き付けるときに使用する
ラッパーロールを必要最小限に削減し、その代替手段と
して前記エプロンを採用したことにより、コイル周面お
よび端面からコイルの巻き取り時における障害物を排除
することができる。したがって、コイルの温度低下を防
止するのに十分なヒートパネルやヒートカバーを設ける
ことができ、効率よく均一にコイルを保加熱することが
できる。
【0009】また、本発明の実施の形態によれば、
(1)前記エプロンは、前記マンドレルの上流側および
下流側にそれぞれ配設されており、各内周面には前記マ
ンドレルの側部から下部にかかる周面に一定の隙間を持
って沿う曲面を有し、さらに、その先端部にはコイルを
支持することができる曲面を有していることが好まし
く、(2)前記エプロン可動装置は、前記エプロンの上
端を開閉させるエプロン開閉機構と、前記エプロンを昇
降させるエプロン昇降機構と、を備えていることが好ま
しく、(3)前記ラッパーは、前記ラッパーロールの両
端部を支持するラッパーアームを有し、そのラッパーア
ームは、中間部で凸部を上にして曲折し、その一端が前
記巻取位置の上流側で回動可能に固定されていることが
好ましく、(4)前記クレードルロールは、前記エプロ
ン可動装置と干渉しないように斜め下方に退避可能に構
成されていることが好ましく、(5)前記搬送ロール
は、前記圧延材を巻取位置を通過させる水平位置と前記
圧延材をマンドレルに導く案内位置とを切り替え可能に
構成されており、さらに、その最下流の搬送ロールには
前記マンドレルとの隙間を橋渡しするガイドが設けられ
ていることが好ましい。
【0010】上述した本発明の実施の形態によれば、前
記エプロンを上流側と下流側に分割して配設するととも
に、そのエプロンを昇降かつ開閉可能に構成したことに
より、マンドレルの下方からエプロンを接近または離反
することができ、マンドレルの両側面から下面にかけて
圧延材を安定して案内することができる。マンドレルの
頂部には巻取位置の上流側からラッパーロールが当接さ
れ、これでマンドレルのほぼ全周面に渡って圧延材をマ
ンドレルに巻き付けるように案内することができる。そ
のラッパーロールを支持するラッパーアームは、中間部
で凸部を上にして曲折しているため、コイルの形成の妨
げとなることがなく、ラッパーロールの軌道の上下差を
抑えることもできる。したがって、コイル端面および上
方からコイルの巻き取り時における障害物を排除するこ
とができ、コイルの温度低下を防止するのに十分なヒー
トパネルやヒートカバーを設けることができる。また、
コイルの移送を考慮し、マンドレルを抜脱した後のコイ
ルを支持するクレードルロールを設け、そのクレードル
ロールとエプロン可動装置とが干渉するような場合に
は、クレードルロールを斜め下方に退避できるようにし
ておく必要がある。さらに、圧延材をマンドレルに導く
搬送ロールを案内位置と水平位置とに切り替えできるよ
うにしておけば、巻き取りを行わないパススルー時には
本装置を通過させることができる。
【0011】さらに、本発明によれば、前記コイル巻取
装置と、前記巻戻位置に設けられたコイル巻戻装置と、
前記コイル巻取装置から前記コイル巻戻装置までコイル
を移送するコイル移送手段と、を備えたことを特徴とす
るコイル巻取・巻戻装置が提供される。
【0012】上述した本発明は、請求項1から請求項6
に記載された本発明のコイル巻取装置を使用したコイル
巻取・巻戻装置に関するものである。このようにコイル
巻取・巻戻装置を構成することにより、コイルを高速で
巻き取ることができ、コイルを十分かつ均一に保加熱す
ることができ、圧延後のバーを均一に仕上加工すること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図1から図4を参照して説明する。図1は本発明の
コイル巻取装置の側面図であり、コイルの巻き取り開始
時を実線で示している。この図に示す本発明のコイル巻
取装置は、コイルの巻き取り開始時にはマンドレル2の
円周方向の一部を周面に沿って全幅を覆い、また、コイ
ルの巻き取り完了時には先端部でコイルを支持するエプ
ロン4と、そのエプロン4をマンドレル2の周面に接近
または離反させるエプロン可動装置5と、マンドレル2
の頂部にラッパーロール6rを当接させるラッパー6
と、マンドレル2を抜脱した後のコイルを支持するクレ
ードルロール7と、粗圧延後の熱間圧延材1をマンドレ
ル2に案内する搬送ロール8と、巻取位置の両側にコイ
ル端面と対峙するように設けられ、その両端面を加熱す
るヒートパネル(図示せず)と、巻取位置の上方に設け
られ、ヒートパネルの熱を保温するヒートカバー(図示
せず)と、を備えたものである。なお、このヒートパネ
ルおよびヒートカバーについては図3を参照して後述す
る。
【0014】前記エプロン4は、マンドレル2の上流側
および下流側に分割して配設されており、各内周面には
マンドレル2の側部から下部にかかる周面に一定の隙間
を持って沿う曲面を有し、さらに、その先端部にはコイ
ルを支持することができる曲面を有している。また、前
記エプロン可動装置5は、エプロン4の上端を開閉させ
るエプロン開閉機構9と、エプロン4を昇降させるエプ
ロン昇降機構10と、を備えている。ここでは、エプロ
ン開閉機構9として小型のアクチュエータ、エプロン昇
降機構10として大型のアクチュエータを使用してい
る。そして、各エプロン4の一端は、エプロン昇降機構
9により昇降されるエプロン支持部材11に回動可能に
取り付けられている。エプロン開閉機構であるアクチュ
エータ9もエプロン支持部材11に取り付けられてお
り、そのアクチュエータ9の先端および後端には各エプ
ロン4の一端に固着された連結部材12が回動可能に取
り付けられている。したがって、このアクチュエータ9
を伸長させれば、破線で示すようにエプロン4の先端が
閉じられ、収縮させれば、実線で示すようにエプロン4
の先端が開かれる。また、エプロン支持部材11は、エ
プロン昇降機構であるアクチュエータ10に被せられる
円筒形状をなしており、その内部でアクチュエータ10
の先端と接続されている。したがって、このアクチュエ
ータ10を伸長させれば、実線で示すようにエプロン4
がマンドレル2を覆う位置まで上昇して接近し、収縮さ
せれば、破線で示すようにエプロン4が下降し離反(退
避)する。また、エプロン支持部材11の外周面には、
エプロン4を鉛直に昇降させるための複数のガイドロー
ル13が設けられている。
【0015】前記ラッパー6は、ラッパーロール6rの
両端部を支持するラッパーアーム6aを有し、そのラッ
パーアーム6aは、中間部で凸部を上にして曲折し、そ
の一端が巻取位置の上流側で回動可能に固定されてい
る。このラッパーアーム6aを回動させる回動軸6s
は、圧延材1の幅方向外側からラッパーアーム6aに設
けられており、圧延材1とラッパー6とが干渉すること
はない。また、このラッパーアーム6aの背面には図示
しないアクチュエータの先端が接続されており、そのア
クチュエータの伸縮によりラッパー6が回動し、ラッパ
ーロール6rがマンドレル2の頂部に当接したり、破線
で示すように退避したりする。かかるラッパー6の構成
により、ラッパーアーム6aがコイルの形成の妨げとな
ることがなく、ラッパーロール6rの軌道の上下差を抑
えることもできる。したがって、コイル端面,上方およ
び下流側から障害物を排除することができる。
【0016】前記クレードルロール7は、コイルの移送
を考慮し、マンドレル2を抜脱した後のコイルを支持す
るために設けられている。一方、前記エプロン4は、図
1において破線で示すように、そのクレードルロール7
間に先端部が収まるように退避される。このようにエプ
ロン4を退避させることにより、とくに小径のコイルを
先端部で支持することができる。また、このエプロン4
の昇降時において、クレードルロール7とエプロン可動
装置5(あるいはエプロン4)とが干渉するような場合
には、図1に示すように、クレードルロール7を回転可
能に支持する支持部材7aを回動可能に固定し、図示し
ないアクチュエータにより支持部材7aの回動軸を中心
に回動させ、実線で示すように退避させたり、破線で示
すように復帰させたりできるようにしておく。また、図
示していないが、クレードルロール7の回転軸に直にア
クチュエータを接続して斜め下方に退避できるように構
成してもよい。
【0017】前記搬送ロール8は、圧延材1を巻取位置
を通過させる破線で示す水平位置と圧延材1をマンドレ
ル2に導く実線で示す案内位置とを切り替え可能に構成
されており、さらに、その最下流の搬送ロール8sには
マンドレル2との隙間を橋渡しするガイド8gが設けら
れている。この切り替えを行うためには、粗圧延ライン
から続く圧延材1の搬送ロールのうち、コイル巻取装置
に近い部分の搬送ロール8に昇降機構を設ければよい。
その昇降機構としては、図示していないが、それぞれの
搬送ロール8にアクチュエータを設けたり、それらの搬
送ロール8を回動可能なフレームで支持したりするよう
にすればよい。また、最下流の搬送ロール8sに設けら
れたガイド8gは、その搬送ロール8sに対して回動可
能に設けられており、通常は、破線で示すように搬送ロ
ール8sの下方に位置し、案内位置に切り替えられたと
きにはラインに沿うようになっている。また、上述した
昇降機構により、コイルの巻き取りに伴って搬送ロール
8の案内位置を変化させることができる。
【0018】上述した本発明のコイル巻取装置の作用に
ついて、図2を参照しつつ説明する。図2において、
(A)は巻き取り開始時、(B)は巻き取り完了時、
(C)はパススルー時を示している。
【0019】巻き取り開始時には、図2(A)に示すよ
うに、まず、クレードルロール7を退避させ、エプロン
昇降機構10によりエプロン4をマンドレル2に接近さ
せつつ、エプロン開閉機構9によりエプロン4の先端を
開き、エプロン4を所定の高さ(マンドレル2を覆うこ
とができる高さ)まで移動させる。その後、エプロン開
閉機構9によりエプロン4の先端を閉じ、ラッパー6を
回動させてラッパーロール6rをマンドレル2に当接さ
せる。そして、搬送ロール8を案内位置に切り替える。
これで巻き取り開始の準備が整い、圧延材1をマンドレ
ル2に巻き付かせる。圧延材1がマンドレル2に2〜3
回ぐらい巻き付いたら、エプロン4およびラッパーロー
ル6rを退避させる(図2(B)参照)。
【0020】巻き取り完了時には、図2(B)に示すよ
うに、エプロン4は、先端部がクレードルロール7間に
位置するように退避し、ラッパーロール6rは上方に退
避している。そして、コイル3を巻き戻すには、コイル
3をコイル巻戻装置に移送する必要がある。このコイル
3の移送および巻き戻しについては後述する。一方、コ
イル巻取装置では、コイル3の移送に備えるために、マ
ンドレル2を抜脱する必要がある。そこで、退避してい
たクレードルロール7を復帰させてコイル3を支持して
いる。なお、コイル3が小径のコイルである場合には、
エプロン4の先端部に設けられた曲面でコイルを支持す
る。
【0021】パススルー時には、図2(C)に示すよう
に、搬送ロール8は水平位置に切り替えられており、ク
レードルロール7は退避していない状態になっており、
搬送ロール8の一部を構成している。もちろん、エプロ
ン4やラッパーロール6rは退避した状態になってい
る。そして、コイルの巻き取りを行わないパススルー時
には、水平に並んだ搬送ロール8上を圧延材1が通過し
ていく。
【0022】上述した本発明のコイル巻取装置は、巻取
位置と巻戻位置とを完全に分離してコイルの巻き取り・
巻き戻しを行う場合に使用されるコイル巻取装置に関す
るものである。このように巻取位置と巻戻位置とを完全
に分離したことにより、コイル巻取装置の上方からコイ
ル端を剥離するピーラーを排除することができる。ま
た、巻き取りにマンドレル2を使用することにより、高
速で巻き取ることができ、薄板の圧延材1を安定して巻
き取ることができる。さらに、圧延材1をマンドレル2
に巻き付けるときに使用するラッパーロール6rを必要
最小限に削減し、その代替手段としてエプロン4を採用
したことにより、従来の機能を損なうことなくコイル周
面,端面および下流側から障害物を排除することができ
る。したがって、コイルの温度低下を防止するのに十分
なヒートパネルやヒートカバーを設けることができ、効
率よく均一にコイルを保加熱することができる。
【0023】図3は、上述したコイル巻取装置を使用し
た本発明のコイル巻取・巻戻装置の実施の形態を示す側
面図である。この図に示す本発明のコイル巻取・巻戻装
置は、粗圧延後の熱間圧延材1をコイル状に巻き取る本
発明のコイル巻取装置14と、その巻取装置14の下流
に設けられ、コイル3を巻き戻すコイル巻戻装置15
と、コイル巻取装置14およびコイル巻戻装置15の上
方に設けられ、熱間圧延ラインの上流から下流に延びる
レール16と、そのレール16上に移動可能に設けら
れ、コイル3をコイル巻取装置14からコイル巻戻装置
15まで移送するリフター17と、コイル巻取装置14
およびコイル巻戻装置15のコイル両端面を加熱するヒ
ートパネル18と、レール16の下方に設けられたヒー
トカバー19と、を備えたものである。すなわち、レー
ル16およびリフター17により、コイル3の移送手段
が構成される。なお、図3において、手前側のヒートパ
ネル18については図を省略している。
【0024】前記コイル巻戻装置15は、コイル3の両
端面にマンドレルやラッパーを必要としない、いわゆる
芯なしで巻き戻しすることができるものを使用してい
る。すなわち、クレードルロール20でコイル3を支持
し、コイル3の端をピーラー21で剥がして、巻き戻し
を行うものである。このピーラー21は、レール16に
固着されたピーラー支持部材22に回動可能に連結さ
れ、巻き戻しの最初にコイル3の端を剥がすときのみコ
イル3に接触し、他のときには破線で示すように退避し
ている。また、このコイル巻戻装置15の側部、すなわ
ちコイル巻戻装置15に移送されたコイル3の両端面に
対峙する位置には、コイル3の両端面を加熱するヒート
パネル18が設けられている。このヒートパネル18
は、図示していないが、複数のバーナーを有するもので
あり、アクチュエータなどによりコイル3の両端面に対
して接近・離反できるようになっている。このヒートパ
ネル18と同様なものがコイル巻取装置14の両側部に
も設けられているが、こちらではマンドレル2が挿脱さ
れる部分のみは円形に切り欠かれている。なお、これら
のヒートパネル18を一体化してもよい。また、コイル
巻戻装置15からコイル巻取装置14に渡る上部には、
コイル3の上面を覆って保温するためのヒートカバー1
9がレール16に固定されており、図示していないが、
断面が略コ字状に形成されており、ヒートパネル18の
熱を逃がさないようしている。ただし、このヒートカバ
ー19の中央部は、リフター17がコイル巻取装置14
とコイル巻戻装置15の間を走行できるように切り欠か
れている。なお、このヒートカバー19にもコイル3を
加熱するためのバーナーを設けるようにしてもよいし、
ヒートカバー19を分割してコイル巻取装置14および
コイル巻戻装置15のそれぞれに設けるようにしてもよ
い。
【0025】前記レール16は、工場内の床や壁などに
より支持されており、少なくともコイル巻取装置14か
らコイル巻戻装置15までの長さを有している。このレ
ール16上にリフター17が載置されている。リフター
17は、レール16上を横行する横行機構に加え、コイ
ル把持機構と、コイル昇降機構と、を備えている。リフ
ター17の横行機構は、4つの車輪17wを有する台車
17tと、先端が台車17tに連結され、本体がレール
16の端部に固着された移動用アクチュエータ17a
と、から構成されている。また、コイル把持機構は、台
車17t上に設けられたモータ17mと、コイル3の軸
芯部に出没可能に設けられたフック17fと、モータ1
7mの回転運動をコイル3の幅方向の伸縮運動に転換し
て伝達する動力伝達機構(図示せず)と、から構成され
ている。さらに、コイル昇降機構は、モータ17m,フ
ック17fおよび動力伝達機構を一体として鉛直方向に
昇降する昇降用アクチュエータ17cで構成されてい
る。この昇降用アクチュエータ17cは、台車17t上
に鉛直方向上方に向いて2つ設けられており、その先端
部にはモータ17mを支持する板状のモータ支持部材1
7nが連結されている。このモータ支持部材17n上に
モータ17mは回転駆動する先端部を鉛直方向下方に向
いて支持されており、さらに、その先端部はレール16
の間を通過して延び、傘歯車などからなる動力伝達機構
に連結されている。フック17fは、例えばL字形状を
なしており、その先端部がコイル3の軸芯部の中空孔に
挿入できるようになっている。なお、リフター17の横
行機構を構成する移動用アクチュエータ17aの代わり
に、台車17tに駆動装置を搭載して、レール16上を
自走式で走行させるようにしてもよい。
【0026】次に、このコイル巻取・巻戻装置の作用に
ついて図4を参照しつつ説明する。図4において、
(A)は移送開始時、(B)は移送完了時、(C)は待
機時、を示している。 (1)コイル3の巻き取り時には、リフター17は、図
4(C)に示すように、待機位置で待機している。この
とき、フック17fはコイル3と接触しないように、コ
イル3の幅方向に開いて退避した状態になっている。 (2)コイル3の巻き取りが終了したときには、図2
(B)に示すように、コイル巻取装置14のエプロン4
およびラッパー6は退避し、クレードルロール7は復帰
し、マンドレル2を抜脱した後のコイル3を支持してい
る状態になっている。その状態からコイル3の移送を開
始する時には、図4(A)に示すように、リフター17
を移動用アクチュエータ17aの作用により待機位置か
ら巻取位置まで移動させる。そして、リフター17が巻
取位置に到達したら、モータ17mを作動させてフック
17fの先端をコイル3の中空孔に挿入する。さらに、
昇降用アクチュエータ17cの作用によりコイル3を持
ち上げる。 (3)その後、図4(B)に示すように、移動用アクチ
ュエータ17aを縮めて、リフター17を巻戻位置まで
平行移動させる。このとき、ヒートパネル18は、リフ
ター17と接触しないように、コイル3の幅方向に開い
て退避させておく。そして、コイル3が巻戻位置に到達
したら、コイル3をクレードルロール20上に降ろし、
フック17fを退避させてコイル3から外しておく。 (4)その後、図4(C)に示すように、リフター17
を待機位置まで移動させ、ヒートパネル18をコイル端
面に接近させる。 (5)これで、コイル3の移送が完了し、ピーラー21
を作動させて、コイル3の巻き戻しを開始する。 (6)同時に、コイル3の巻き取りを開始するときに
は、図2(A)および図4(C)に示すように、クレー
ドルロール7を退避させ、エプロン4を上昇させてマン
ドレル2に装着し、ラッパーロール6rをマンドレル2
に当接させ、搬送ロール8を案内位置に切り替えて、圧
延材1をマンドレル2に巻き付かせる。
【0027】以下、コイル3の巻き取り・巻き戻しを連
続して行うときには、前記(1)から(6)の操作を繰
り返し行えばよい。
【0028】上述した本発明のコイル巻取・巻戻装置に
よれば、コイル3の巻き取りと巻き戻しとを完全に分離
し、コイル3の移送にリフター17を使用することによ
り、巻き戻し時にコイル3の両端面を加熱するのに邪魔
となる移送マンドレルなどの装置を不要とし、また、い
わゆる芯なしで巻き戻しを行うことにより、コイル3の
両端面を加熱するのに邪魔となるマンドレルおよびラッ
パーも不要とし、さらに、ピーラー21をリフター17
のレール16に設けることにより、コイル3の上面を保
温するのに邪魔となっていたピーラーを不要とし、コイ
ル3を保加熱するのに十分なヒートパネル18およびヒ
ートカバー19を設けることができる。さらに、巻取装
置14として本発明のコイル巻取装置を使用したことに
より、巻き取り時にコイル3の両端面を加熱するのに邪
魔となるラッパーやピーラーを排除することができ、コ
イル3を保加熱するのに十分なヒートパネル18および
ヒートカバー19を設けることができる。したがって、
比較的短時間で終了する巻き取り作業中においてもコイ
ル3を保加熱することができ、コイル3の巻き取りから
巻き戻しまでの作業全体を通してコイル3の温度低下を
抑制することができる。
【0029】また、上述したコイル巻取・巻戻装置にお
いて、コイル巻取装置14とコイル巻戻装置15の中間
部に中間ヒートステーションを設けるようにしてもよ
い。この中間ヒートステーションは、図示していない
が、ヒートパネル,ヒートカバーおよびクレードルロー
ルなどから構成されており、コイルの巻き取りから巻き
戻しまでの間の待ち時間を中間ヒートステーションで保
加熱しつつ待機させるためのものである。このような中
間ヒートステーションを設けることにより、コイルの巻
き取りから巻き戻しまでの間で待ち時間が発生しても、
中間ヒートステーションでコイルの両端面および表面を
加熱することにより、コイルの温度低下を防止すること
ができ、さらに、順次コイルを移動させることにより、
コイルの巻取りから巻戻しまでの一連の作業を連続的に
行うことができ、効率のよい操業を行うことができる。
【0030】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更でき
ることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】上述した本発明のコイル巻取装置および
コイル巻取・巻戻装置によれば、比較的短時間で終了す
る巻き取り作業中においてもコイルを保加熱することが
できる。すなわち、巻き取り時にコイルの両端面を加熱
するのに邪魔となるラッパーやピーラーを排除すること
ができ、コイルを保加熱するのに十分なヒートパネルお
よびヒートカバーを設けることができる。また、マンド
レルを使用して巻き取りを行うので、高速で巻き取るこ
とができ、薄板の圧延材であっても安定した巻き取りを
行うことができる。さらに、精度よく巻き取り作業を行
うことができるため、熱間圧延ライン下流に設置される
仕上げスタンドの数を削減することができ、連続化した
ときのバー接合時におけるアキュムレータとして使用す
ることもできる、などの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコイル巻取装置の側面図である。
【図2】本発明のコイル巻取装置の作用を説明する図で
あり、(A)は巻き取り開始時、(B)は巻き取り完了
時、(C)はパススルー時を示している。
【図3】本発明のコイル巻取・巻戻装置の実施の形態を
示す側面図である。
【図4】図3に示すコイル巻取・巻戻装置の作用を説明
する図であり、(A)は移送開始時、(B)は移送完了
時、(C)は待機時、を示している。
【図5】従来のマンドレルを使用したコイル巻取装置を
示す図である。
【図6】粗圧延後に仕上圧延を行う熱間圧延設備を模式
的に示した図である。
【符号の説明】
1 圧延材 2 マンドレル 3 コイル 4 エプロン 5 エプロン可動装置 6 ラッパー 6r ラッパーロール 6a ラッパーアーム 6b 回動軸 7 クレードルロール 7a 支持部材 8 搬送ロール 8s 最下流の搬送ロール 8g ガイド 9 エプロン開閉機構(アクチュエータ) 10 エプロン昇降機構(アクチュエータ) 11 エプロン支持部材 12 連結部材 13 ガイドロール 14 コイル巻取装置 15 コイル巻戻装置 16 レール 17 リフター 17w 車輪 17t 台車 17a 移動用アクチュエータ 17m モータ 17n モータ支持部材 17f フック 17c 昇降用アクチュエータ 18 ヒートパネル 19 ヒートカバー 20 クレードルロール 21 ピーラー 22 ピーラー支持部材 23 ラッパー 23r ラッパーロール 24 ピーラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B21C 47/34 B21C 47/34 B (72)発明者 佐藤 久 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱間圧延材を粗圧延した後、巻取位置で
    マンドレルを使用してコイル状に巻き取り、そのコイル
    を巻取位置から巻戻位置に移送し、巻戻位置で巻き戻し
    ながら仕上圧延する熱間圧延ライン上に設けられるコイ
    ル巻取装置において、 前記コイルの巻き取り開始時には前記マンドレルの円周
    方向の一部を周面に沿って全幅を覆い、また、前記コイ
    ルの巻き取り完了時には先端部でコイルを支持するエプ
    ロンと、 そのエプロンを前記マンドレルの周面に接近または離反
    させるエプロン可動装置と、 前記マンドレルの頂部にラッパーロールを当接させるラ
    ッパーと、 前記マンドレルを抜脱した後のコイルを支持するクレー
    ドルロールと、 前記粗圧延後の熱間圧延材をマンドレルに案内する搬送
    ロールと、 前記巻取位置の両側にコイル端面と対峙するように設け
    られ、その両端面を加熱するヒートパネルと、 前記巻取位置の上方に設けられ、前記ヒートパネルの熱
    を保温するヒートカバーと、を備えたことを特徴とする
    コイル巻取装置。
  2. 【請求項2】 前記エプロンは、前記マンドレルの上流
    側および下流側にそれぞれ配設されており、各内周面に
    は前記マンドレルの側部から下部にかかる周面に一定の
    隙間を持って沿う曲面を有し、さらに、その先端部には
    コイルを支持することができる曲面を有している、請求
    項1に記載のコイル巻取装置。
  3. 【請求項3】 前記エプロン可動装置は、前記エプロン
    の上端を開閉させるエプロン開閉機構と、前記エプロン
    を昇降させるエプロン昇降機構と、を備えている請求項
    1または請求項2に記載のコイル巻取装置。
  4. 【請求項4】 前記ラッパーは、前記ラッパーロールの
    両端部を支持するラッパーアームを有し、そのラッパー
    アームは、中間部で凸部を上にして曲折し、その一端が
    前記巻取位置の上流側で回動可能に固定されている、請
    求項1から請求項3のいずれかに記載のコイル巻取装
    置。
  5. 【請求項5】 前記クレードルロールは、前記エプロン
    可動装置と干渉しないように斜め下方に退避可能に構成
    されている、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
    コイル巻取装置。
  6. 【請求項6】 前記搬送ロールは、前記圧延材を巻取位
    置を通過させる水平位置と前記圧延材をマンドレルに導
    く案内位置とを切り替え可能に構成されており、さら
    に、その最下流の搬送ロールには前記マンドレルとの隙
    間を橋渡しするガイドが設けられている、請求項1から
    請求項5のいずれかに記載のコイル巻取装置。
  7. 【請求項7】 前記コイル巻取装置と、前記巻戻位置に
    設けられたコイル巻戻装置と、前記コイル巻取装置から
    前記コイル巻戻装置までコイルを移送するコイル移送手
    段と、を備えたことを特徴とするコイル巻取・巻戻装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20160072647A (ko) * 2014-12-15 2016-06-23 주식회사 포스코 이송설비 및 이를 포함하는 코일제조설비
CN106391755A (zh) * 2016-09-30 2017-02-15 中冶陕压重工设备有限公司 一种冷轧机组尾卷的移除装置及其尾卷移除的方法

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KR20160072647A (ko) * 2014-12-15 2016-06-23 주식회사 포스코 이송설비 및 이를 포함하는 코일제조설비
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