JPH10127924A - 遊技機用表示装置 - Google Patents

遊技機用表示装置

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JPH10127924A
JPH10127924A JP29210596A JP29210596A JPH10127924A JP H10127924 A JPH10127924 A JP H10127924A JP 29210596 A JP29210596 A JP 29210596A JP 29210596 A JP29210596 A JP 29210596A JP H10127924 A JPH10127924 A JP H10127924A
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孝一郎 丸橋
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和弘 八染
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也寸志 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示手段の表示部を見やすくする。 【解決手段】 パチンコ機12の上部周辺に、画面の向
きが変化可能に、液晶表示装置20を配置し、タッチ入
力検出センサ36からの検出信号をパチンコ機12から
本日最初に入力した場合、液晶表示装置20の画面の向
きが、所定の向きになるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機用表示装置
に係り、より詳しくは、遊技機の周辺に配置される表示
手段を備えた遊技機用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パチンコ機の周辺、例えば、
パチンコ機の上部や側部に、液晶表示装置を配置し、本
日の特賞(所謂、大当たり)発生回数等の種々の情報を
表示している。また、液晶表示装置の画面を見やすくす
るため、この画面の中心に対して引かれた法線上や該法
線付近に標準的な身長の遊技者(立った状態の)の目が
位置するように、その画面の向きを固定して配置してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶表
示装置の画面の中心に対して引かれた法線上等に標準的
な身長の遊技者の目が位置するように、その画面の向き
を固定して配置しているため、パチンコ機の遊技の際に
使用される椅子に着座した遊技者にとっては、画面が見
にくいと感じる者もいる。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、表示手段の表示部を見やすくすることの可能な遊
技機用表示装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため請求
項1記載の発明は、遊技機の周辺に、表示部の向きが変
化可能に配置される表示手段と、前記表示部の向きを変
化させるための変化機構と、を備えている。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記向きが変化するように前記変化機構を
制御する制御手段を更に備えたことを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記向きの変化を指示するための指示手段
を更に備え、前記制御手段は、前記指示手段により指示
された場合に、前記向きが変化するように前記変化機構
を制御することを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記指示手段を、前記表示部の周辺及び前
記遊技機の遊技の際に使用される椅子に着座した状態で
操作可能な位置の少なくとも一方に配置したことを特徴
とする。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項2乃至請求
項4の何れか1項に記載の発明において、前記遊技機で
所定の遊技状態が発生したことを検知する検知手段を更
に備え、前記変化手段は、前記検知手段により検知され
た場合に、前記向きが予め定めた向きになるように前記
変化機構を制御することを特徴とする。
【0010】即ち、請求項1記載の発明は、遊技機の周
辺に、表示部の向きが変化可能に表示手段を配置し、こ
の表示手段の表示部の向きを変化させるための変化機構
を備えている。
【0011】ここで、変化機構は、表示手段の表示部の
みを移動させることにより、又は、表示手段全体を移動
させることにより、表示部の向きを変化させる。
【0012】このように本発明は、遊技機の周辺に表示
手段を表示部の向きが変化可能に配置し、この表示手段
の表示部の向きを変化させるための変化機構を備えてい
るため、手動により表示手段の表示部の向きを調整する
ことができ、表示手段の表示部が見やすくなる。
【0013】一方、表示手段の表示部を、手動により見
やすくする場合の他、自動的に見やすくするようにして
もよい。即ち、請求項2記載の発明のように、表示部の
向きが変化するように変化機構を制御する制御手段を備
えてもよい。
【0014】ここで、請求項3記載の発明のように、表
示部の向きの変化を指示するための指示手段を更に備
え、この指示手段により指示された場合に、制御手段
は、表示部の向きが変化するように変化機構を制御する
ようにしてもよい。なお、指示手段は、請求項4記載の
発明のように、表示部の周辺及び遊技機の遊技の際に使
用される椅子に着座した状態で操作可能な位置の少なく
とも一方に配置してもよい。
【0015】一方、請求項5記載の発明のように、遊技
機で所定の遊技状態が発生したことを検知する検知手段
を更に備え、前記検知手段により検知された場合に、制
御手段は、表示部の向きが予め定めた向きになるように
変化機構を制御してもよい。
【0016】ここで、所定の遊技状態には、例えば、遊
技機に最初に遊技媒体が投入された第1の状態、遊技機
での遊技に伴って発生する第2の状態、例えば、遊技機
で最初に特賞、通常のリーチ、スーパーリーチ等が発生
する状態、遊技機の遊技の際に使用される椅子に遊技者
が最初に着座した第3の状態、第1の状態又は第2の状
態と第3の状態とが同時に発生した第4の状態等があ
る。
【0017】このように、表示手段の表示部の向きを自
動的に変化させるため、表示部の向きが固定されず、表
示手段の表示部が見やすくなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0019】本形態に係る遊技機用表示装置10は、図
1及び図2に示すように、パチンコ機12の上部周辺に
配置されている。なお、遊技機用表示装置10は、図示
しない複数の島の各面に配置された複数のパチンコ機1
2のそれぞれに各1つづつ対応して配置されている。
【0020】遊技機用表示装置10には、上部に無色透
明カバー14、無色透明カバー14の下部に赤色透明カ
バー16、及び黄色透明カバー18が設けられている。
また、遊技機用表示装置10には、無色透明カバー1
4、赤色透明カバー16、及び黄色透明カバー18の中
央部の遊技者側に、表示手段としての液晶表示装置20
が、その表示部(画面)の向きが鉛直上向き及び下向き
に変化可能に取り付けられている。
【0021】即ち、液晶表示装置20は、図3に示すよ
うに、ハウジング52に取り付けられ、このハウジング
52の下部面の液晶表示装置20に対向する側の端中央
には、ボールジョイント54の一端が取り付けられてい
る。一方、ボールジョイント54の他端は、ラック56
が取り付けられている。ラック56には、モータ25の
出力軸が接続されたピニオン58が接続されている。よ
って、モータ25が回転すると、この回転力がピニオン
58を介してラック56に伝達され、ラック56が矢印
A方向及び矢印A方向と逆方向(鉛直上向き及び下向き
に対応する)に移動する。ラック56が移動すると、ボ
ールジョイント54及びハウジング52を介して、液晶
表示装置20が、ハウジング52の下部面の液晶表示装
置20側の端中央の回転中心55を中心にして回転す
る。よって、液晶表示装置20の画面の向きが鉛直上向
き及び下向きに変化する。
【0022】なお、ラック56、ピニオン58、及びモ
ータ25により本発明の変化機構を構成する。
【0023】更に、遊技機用表示装置10には、液晶表
示装置20に周辺、即ち、黄色透明カバー18の下部
に、液晶表示装置20の画面の内容の切り替えを指示す
るための表示切替ボタン24a、ダウンボタンDBa、
アップボタンUBa、及びパチンコ機12の番号が記載
された台番プレート28が設けられている。なお、ダウ
ンボタンDBaは、液晶表示装置20を鉛直方向下向き
に回転(以下、正回転という)する指示を与え、アップ
ボタンUBaは、液晶表示装置20を鉛直方向上向きに
回転(以下、逆回転という)する指示を与える。
【0024】ここで、液晶表示装置20の画面の向き
は、初期状態において、図2に示すように、該画面に対
する法線n0 がパチンコ機12の遊技盤に対する法線m
と平行となっている。
【0025】一方、パチンコ機12の周辺でかつ当該パ
チンコ機12で遊技する遊技者Pが、当該パチンコ機1
2の遊技の際に使用される椅子CHに着座した状態で操
作可能な位置、例えば、パチンコ機12の側面に配置さ
れた図示しない玉貸機表面(遊技者側面)等には操作ボ
タンユニット23が固定されている。この操作ボタンユ
ニット23には、表示切替ボタン24b、ダウンボタン
DBb、及びアップボタンUBbが設けられている。な
お、表示切替ボタン24b、ダウンボタンDBb、及び
アップボタンUBbは、それぞれ前述した表示切替ボタ
ン24a、ダウンボタンDBa、及びアップボタンUB
aと同様のものである。また、操作ボタンユニット23
には、参加ボタンK1 、不参加ボタンK2 の予備ボタン
や、テンキーTKが設けられている。なお、操作ボタン
ユニット23を固定せず、コード等で接続するようにし
てもよい。
【0026】なお、ダウンボタンDBa、アップボタン
UBa、ダウンボタンDBb、及びアップボタンUBb
は、それぞれ、本発明の指示手段を構成する。
【0027】パチンコ機12には、本体の前面枠内に遊
技盤30が配置されている。遊技盤30の中央上部に
は、図及び数字の少なくとも一方の複数の図柄から複数
の図柄の組合せを表示しながら選択する図柄表示装置
(液晶表示装置で構成されている)38が配置されてい
る。図柄表示装置38の下位には、始動口33が配置さ
れ、更にその下位には比較的開放面積が大きい大入賞口
15が配置されている。なお、パチンコ機12は、始動
口33にパチンコ玉が投入された場合に、図柄表示装置
38に上記選択を開始させ、選択された組合せが予め定
められた組合せである場合に、特賞が発生したとして、
大入賞口15を開放させる。
【0028】また、パチンコ機12本体の遊技盤30の
下部には、投入玉待機樋26が配置され、更にその下方
には、賞品玉受皿27、及びパチンコ玉発射装置35の
投入ハンドル34が配置されている。
【0029】投入ハンドル34には、投入ハンドル34
に人が手を触れているか否かを検出するタッチ入力検出
センサ36が装着されている。タッチ入力検出センサ3
6は、投入ハンドル34に人が手を触れている場合にオ
ンして、後述するマイコン66に検出信号を出力する。
このように、タッチ入力検出センサ36から信号が出力
された場合、投入ハンドル34に人が手を触れている、
即ち、パチンコ機12が遊技中であることを検出する。
この手段はパチンコ玉発射装置35の動作時に発生する
パルス信号を検出する手段等で代用しても良い。
【0030】次に、遊技機用表示装置10の制御系を、
図4を参照して説明する。本制御系は、制御手段として
のマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)40
を含んで構成されている。このマイコンは、各種の制御
処理を行うCPU42、CPU42で実行される各種制
御プログラムやデータ等を記憶したROM44、各種の
処理において作業用の記憶領域として一時的に用いられ
るRAM46及び入出力ポート48を備えており、これ
らはデータバス、制御バス等を含んで構成されるバス5
0を介して互いに接続されている。
【0031】入出力ポート48には、前述したボタン2
2a、24a、26aの他、液晶表示装置20、操作ボ
タンユニット23、モータ25、ダウンボタンDBa、
及びアップボタンUBaが接続されている。なお、操作
ボタンユニット23の各ボタンがオンされると、オンさ
れたボタンに対応する操作信号がシリアル通信により入
出力ポート48に入力される。なお、操作ボタンユニッ
ト23は、操作ボタンユニット23の各ボタンがオンさ
れると、オンされたボタンに対応する操作信号を発信す
るようにしてもよい。この場合は、入出力ポート48に
は、操作ボタンユニット23からの操作信号を受信する
受信装置を接続させるようにする。
【0032】なお、ダウンボタンDBa及びダウンボタ
ンDBbがオンされると、入出力ポート48には、ダウ
ン信号が入力される。即ち、ダウン信号がハイ状態とな
る。一方、アップボタンUBa及びアップボタンUBb
がオンされると、入出力ポート48には、アップ信号が
入力される。即ち、アップ信号がハイ状態となる。
【0033】更に、入出力ポート48には、接続装置
(所謂Pボックス)13を介してパチンコ機12が接続
されている。接続装置13は、図示しない他のパチンコ
機が接続された接続装置13と接続されている。
【0034】一方、パチンコ機12の制御系は、図5に
示すように、遊技機用表示装置10のマイコン40に接
続装置13を介して接続されたマイコン66を備えてい
る。このマイコン66には、後述するタッチ入力検出セ
ンサ36、図柄表示装置38、賞品玉検出センサ70、
及び投入玉検出センサ68が接続されている。なお、タ
ッチ入力検出センサ36から検出信号を入力すると、検
出信号を遊技機用表示装置10に出力する。
【0035】次に、遊技機用表示装置10の作用を説明
する。遊技機用表示装置10は、パチンコ機12から、
当日、前日、及び前々日の各々において、パチンコ機1
2に投入された投入玉の数、パチンコ機12から排出さ
れた賞品玉の数、始動口33にパチンコ玉が投入された
回数(上記選択回数、所謂スタート回数)、及び特賞
(所謂大当り)の特賞発生回数の履歴データを入力して
記憶すると共に各々の経時変化を演算して記憶する。
【0036】また、遊技者は、大当たり回数が多い等の
気に入ったパチンコ機12を探すため、パチンコ機12
の遊技の際に使用される椅子CHに着座せず、立った状
態で、表示切替ボタン24aをオンする。
【0037】このように、遊技者により表示切替ボタン
24aがオンされる毎に、遊技機用表示装置10は、液
晶表示装置20の画面の内容を次のように切り替える。
即ち、最初に、当日、前日、及び前々日の各々の特賞
(大当り)の発生回数(図6(a)参照)に、次に、当
日、前日、及び前々日の各々の総スタート回数と総大当
り回数との比(大当りの発生確率)及び総スタート回数
(図6(b)参照)に、そして、当日及び前日の特賞の
発生回数及びスタート回数の経時変化(図6(c)参
照)に切り替える。
【0038】このように、遊技者が立った状態で表示切
替ボタン24aをオンするため、液晶表示装置20の画
面の向きは、初期状態において、立った状態の遊技者が
見やすい向き、即ち、前述したように、該画面に対する
法線n0 がパチンコ機12の遊技盤に対する法線mと平
行としている。
【0039】一方、表示切替ボタン24aをオンし、パ
チンコ機12を探し当てた遊技者Pは、パチンコ機12
の遊技の際に使用される椅子CHに着座して、遊技を開
始する。即ち、投入ハンドル34を回す。このように投
入ハンドル34が回されると、タッチ入力検出センサ3
6がオンして、検出信号が出力され、パチンコ機12を
介して遊技機用表示装置10に入力される。
【0040】このように、タッチ入力検出センサ36か
らの検出信号をパチンコ機12を介して入力したとき
に、遊技機用表示装置10は、図7に示した制御ルーチ
ンをスタートする。ここで、タッチ入力検出センサ36
からの検出信号をパチンコ機12を介して入力すると、
パチンコ機12に玉が投入されたことが検知される。
【0041】図7のステップ102で、パチンコ機12
が一定時間稼働していなかったか否かを示すフラグFが
リセット(F=0)されているか否かを判断する。フラ
グFがリセットされていれば、一定時間稼働していなか
ったパチンコ機12に玉が投入されたことになる。この
場合、液晶表示装置20の画面の向きは初期状態になっ
ている。即ち、該画面の向きは、パチンコ機12の前に
配置された椅子に着座している状態の遊技者Pにとって
は該画面は見にくくなっている。
【0042】そこで、ステップ104で、液晶表示装置
20を所定角度まで下向きに傾ける。即ち、液晶表示装
置20の画面の向きを、図9に示すように、該画面に対
する法線n1 と初期状態における該画面に対する法線n
0 との成す角度が、所定角度θとなるようにする。この
所定角度θは、液晶表示装置20の画面の中心位置と標
準的な身長(例えば、170[cm])の遊技者の目の
位置とを結ぶ直線と法線n0 との成す角度である。これ
により、パチンコ機12の前に配置された椅子CHに着
座している状態の遊技者にとって該画面を見やすくする
ことができる。
【0043】次のステップ106では、Fをセット(F
=1)する。これにより、以後、本日本ルーチンが再度
実行されたき、ステップ102が否定判定となって、本
ルーチンが終了する。
【0044】なお、タッチ入力信号が一定時間検出され
ないとき、即ち、パチンコ機12が一定時間稼働してい
ないとき、フラグFをリセット(F=0)すると共に、
液晶表示装置20の画面の向きを初期状態にする。
【0045】このように、一定時間稼働していなかった
パチンコ機12に玉が投入されたときに、液晶表示装置
20の画面の向きを、パチンコ機12の前に配置された
椅子CHに着座している状態の標準的な身長の遊技者に
とって見やすい位置に自動的に変化させることができ
る。
【0046】このように、液晶表示装置20の画面の向
きを標準的な身長の遊技者にとって見やすい位置に変化
させるため、多くの遊技者にとっては見やすいが、標準
的な身長より許容されない程高い又は低い身長の遊技者
にとっては見やすい位置にない場合がある。この場合、
該遊技者は、ダウンボタンDBa、アップボタンUB
a、操作ボタンユニット23のダウンボタンDBb、ア
ップボタンUBbの何れかをオンして、液晶表示装置2
0の画面の向きを調整する。このように、ダウンボタン
DBa、アップボタンUBa、操作ボタンユニット23
のダウンボタンDBb、アップボタンUBbの何れかが
オンされたとき、遊技機用表示装置10は、図8に示す
制御ルーチンをスタートし、ステップ112で、ダウン
ボタンDBa、DBbの何れかがオンされたか否かを判
断する。
【0047】例えば、標準的な身長より許容されない程
低い遊技者は、液晶表示装置20の画面の向きをより下
向きにさせるため、ダウンボタンDBa、DBbの何れ
かをオンすることとなり、この場合には、ステップ11
2が肯定判定となって、ステップ114で、液晶表示装
置20の正回転を開始する。これにより、液晶表示装置
20の画面の向きが下向き方向に移動する。
【0048】このように、液晶表示装置20の画面の向
きが下向き方向に移動すると、該画面の向きが、ダウン
ボタンDBa、DBbの何れかをオンした遊技者にとっ
て見やすい位置に変化する。この場合、遊技者は、ダウ
ンボタンDBa、DBbから手を離す。よって、ダウン
信号がロー状態となり、ステップ116が肯定判定とな
って、ステップ118で、液晶表示装置20の回転を停
止する。なお、液晶表示装置20の画面の向きが、ダウ
ンボタンDBa、DBbをオンした遊技者にとって見や
すい位置に変化していなければ、遊技者は、ダウンボタ
ンDBa、DBbをオンし続けるので、ダウン信号がハ
イ状態のまま維持し、ステップ116が否定判定とな
り、液晶表示装置20の画面の向きの下向き方向への移
動が継続する。
【0049】一方、例えば、標準的な身長より許容され
ない程高い遊技者は、液晶表示装置20の画面の向きを
より上向きにさせるため、アップボタンUBa、アップ
ボタンUBbの何れかをオンすることになり、この場
合、ステップ112が否定判定され、ステップ124
で、液晶表示装置20の逆回転を開始する。これによ
り、液晶表示装置20の画面の向きが上向き方向に移動
する。
【0050】このように、液晶表示装置20の画面の向
きが上向き方向に移動すると、該画面の向きが、アップ
ボタンDBa、DBbをオンした遊技者にとって見やす
い位置に変化することになり、遊技者は、アップボタン
UBa、アップボタンUBbから手を離す。よって、ア
ップ信号がロー状態となり、ステップ126が肯定判定
となって、ステップ118に進む。
【0051】このように、液晶表示装置20の画面の向
きを調整することができるので、任意の遊技者にとって
見やすい位置に変化させることができる。
【0052】以上説明した実施の形態では、遊技機用表
示装置をパチンコ機の上部周辺に配置しているが、本発
明はこれに限定されるものでなく、パチンコ機の上部以
外の周辺に配置するようにしてもよい。
【0053】更に、前述した実施の形態では、液晶表示
装置20を鉛直上向き及び下向きに変化可能としている
が、本発明はこれに限定されるものでなく、鉛直上向き
及び下向き以外の鉛直方向に交差する方向に変化可能と
してもよい。
【0054】また、前述した実施の形態では、一定時間
稼働していなかったパチンコ機12に玉が投入されたと
きに、液晶表示装置20の表示部を所定角度まで下向き
に傾けているが、本発明はこれに限定されるものでな
く、パチンコ機での遊技に伴って発生する状態、例え
ば、パチンコ機で本日最初に特賞、通常のリーチ、スー
パーリーチ等が発生した場合、パチンコ機の遊技の際に
使用される椅子に遊技者が本日最初に着座した場合に、
液晶表示装置20の表示部を所定角度まで下向きに傾け
るようにしてもよい。
【0055】即ち、遊技機用表示装置10は、パチンコ
機12から、本日最初に特賞、通常のリーチ、スーパー
リーチ等が発生したことを示す信号を入力したときや、
パチンコ機の遊技の際に使用される椅子に遊技者が着座
したことを検出するセンサを設け、このセンサから本日
最初に検出信号を入力したときに、液晶表示装置20の
表示部を所定角度まで下向きに傾けるようにしてもよ
い。
【0056】更に、前述した実施の形態では、液晶表示
装置20の表示部の向きを自動的に変化させているが、
本発明はこれに限定されるものでなく、手動で変化する
ようにしてもよい。
【0057】なお、前述した実施の形態では、遊技機と
して、パチンコ機を例にとり説明したが、本発明はこれ
に限定されるものでなく、所謂、パチスロ機等でもよ
い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、遊技機の
周辺に表示手段を表示部の向きが変化可能に配置し、こ
の表示手段の表示部の向きを変化させるための変化機構
を備えているため、表示部の向きを調整することがで
き、表示手段の表示部を見やすくすることができる、と
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機用表示装置の配置位置を示した図であ
る。
【図2】遊技機用表示装置の配置位置を示した他の図で
ある。
【図3】液晶表示装置の画面の向きを変化するための機
構を示した図である。
【図4】遊技機用表示装置のブロック図である。
【図5】遊技機のブロック図である。
【図6】表示切替ボタンがオンする毎に液晶表示装置に
表示される内容を示した図である。
【図7】遊技機用表示装置が、パチンコ機から検出信号
を入力したとき実行する制御ルーチンを示したフローチ
ャートである。
【図8】遊技機用表示装置が、ダウンボタン、アップボ
タンがオンされたときに実行する制御ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図9】遊技機用表示装置の液晶表示装置の画面の向き
が所定角度傾いたときの図である。
【符号の説明】
10 遊技機用表示装置 12 遊技機 20 液晶表示装置(表示手段) 25 モータ(変化機構) 56 ラック(変化機構) 58 ピニオン(変化機構) 40 マイコン(制御手段) UBa アップボタン(指示手段) DBa ダウンボタン(指示手段) UBa アップボタン(指示手段) DBb ダウンボタン(指示手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機の周辺に、表示部の向きが変化可
    能に配置される表示手段と、 前記表示部の向きを変化させるための変化機構と、 を備えた遊技機用表示装置。
  2. 【請求項2】 前記向きが変化するように前記変化機構
    を制御する制御手段を更に備えたことを特徴とする請求
    項1記載の遊技機用表示装置。
  3. 【請求項3】 前記向きの変化を指示するための指示
    手段を更に備え、 前記制御手段は、前記指示手段により指示された場合
    に、前記向きが変化するように前記変化機構を制御す
    る、 ことを特徴とする請求項2記載の遊技機用表示装置。
  4. 【請求項4】 前記指示手段は、前記表示部の周辺及び
    前記遊技機の遊技の際に使用される椅子に着座した状態
    で操作可能な位置の少なくとも一方に配置されているこ
    とを特徴とする請求項3記載の遊技機用表示装置。
  5. 【請求項5】 前記遊技機で所定の遊技状態が発生した
    ことを検知する検知手段を更に備え、 前記変化手段は、前記検知手段により検知された場合
    に、前記向きが予め定めた向きになるように前記変化機
    構を制御する、 ことを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか1項に
    記載の遊技機用表示装置。
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