JPH1012709A - 円形基板位置決め装置 - Google Patents

円形基板位置決め装置

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JPH1012709A
JPH1012709A JP16415396A JP16415396A JPH1012709A JP H1012709 A JPH1012709 A JP H1012709A JP 16415396 A JP16415396 A JP 16415396A JP 16415396 A JP16415396 A JP 16415396A JP H1012709 A JPH1012709 A JP H1012709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
notch
output
circular substrate
light
wafer
Prior art date
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Pending
Application number
JP16415396A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinobu Tokushima
忍 徳島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH1012709A publication Critical patent/JPH1012709A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円周部にノッチが形成されたウェハの位置を
光学的な手段により効率よく検出する装置を提供する。 【解決手段】 円周部にV字形のノッチ1aを有する円
形のウェハ1は、その中心C1を回転テーブル2の中心
に合致させてテーブル2上に載置される。制御部5はモ
ータ8にテーブル2の駆動信号を出力し、エンコーダ6
からテーブル2の角度位置の信号を受信する。発光器3
はスリット3aを介してスリット状のビーム7を出力す
る。受光器4はノッチ1aを通過する光を受光し、出力
を制御部5へ送る。ノッチ1aはV字形状を有するので
受光器4の出力は回転角に対して二次曲線的に変化す
る。この変化に基づいて、ノッチの中心位置が演算され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はたとえば半導体のノ
ッチウェハ等の切り欠部を有する円形基板を位置決めす
る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置の例を図4を用いて
説明する。まず、ノッチウェハ1を回転テーブル2の上
に載せてノッチウェハ1を回転させる。次に発光器9か
らビームが射出されて受光器10でビームを検出するノ
ッチの検出手段で、ビーム11がノッチを通過するよう
に、モータ制御部15でモータ8を制御してノッチのラ
フな位置を検出して回転テーブル2を止める。
【0003】次に、2つの基準ピン13が矢印の方向に
移動した後、押し当てピン12も矢印の方向に移動し、
さらにバネ14によりノッチウェハ1のノッチ部分に押
し当てられる。このようにしてノッチウェハ1の位置決
めが終了すると、押し当てピン12そして基準ピン13
の順に元の位置に退避して一連の動作が完了する。
【0004】以上のような機械的な位置決め装置の外
に、例えば、特開平3−159255号公報は、回転円
板の円周部の近傍の両側部に発光部と受光部を配設し、
円板のノッチ位置を光学的に検出する装置を開示する。
この装置にあっては、受光部は2つの矩形型の受光素子
を並列に構成したものであって、2つの受光素子からの
出力を演算して、差信号を得ることによってノッチの位
置を検出するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4に示した従来の方
式によると、ウェハの円周部をピンで押し当てるため、
ゴミが発生したり、ウェハにダメージを与えたりする等
の欠点があり、さらに装置を構成する部品点数も多く複
雑であるなどの欠点もある。
【0006】また、特開平3−159255号公報に示
す装置にあっては、受光部に2つの受光素子を必要と
し、また、2つの受光素子からの出力信号から差信号を
演算する差信号検出手段を必要とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記のような従来技術の
欠点を解決するために、本発明においてはノッチを有す
る円形基板の中心と回転中心が一致するように、その円
形基板を保持し、回転させる回転テーブルと、その回転
テーブルを回転させる駆動モータと、その駆動モータを
制御する制御手段と、前記円形基板の円周部付近にスリ
ットビームを投光する投光手段と、そのスリットビーム
を受光する受光手段とを備え、前記制御手段は、前記受
光手段からの受光出力および前記回転位置検出器からの
回転位置よりノッチ位置を計算するものである。
【0008】このように本発明によると、従来技術のよ
うなゴミの発生も無くクリーンな装置を提供可能であ
り、またウェハへのダメージも防止できる。さらに機構
が簡単なため装置コストも安価に抑えることが可能であ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明による実施例を図1〜図3
を参照して説明する。図1は本発明の円形基板位置決め
装置の基本的な構成を示す説明図である。円周部にノッ
チ1aを有するノッチウェハ1は、回転テーブル2上に
例えば真空吸着手段等を介して載置される。回転テーブ
ル2はモータ8により駆動され、回転テーブル2の回転
角度は、モータ8にとりつけられるエンコーダ6により
検知される。
【0010】ノッチウェハ1の円周部の近傍に配設され
る投光器3はスリット3aを有し、スリットビーム7を
投光する。この投光器3のスリット3aは、長手方向の
軸線がウェハの半径方向(法線方向)と一致する姿勢で
配設される。ノッチウェハ1を挾んで投光器3とは反対
側に配設される受光器4は、スリットビーム7を受光
し、受光量に応じた電圧信号をラインL1に出力する。
この電圧信号は制御部5に入力される。
【0011】制御部5は、ラインL2を介してエンコー
ダ6からのテーブル2の回転位置の信号を受信するとと
もに、ラインL3を介してモータ8にテーブル2の回転
駆動信号を出力する。
【0012】ノッチウェハ1は不図示の搬送手段により
回転テーブル2の上へ搬送されるとともに、ノッチウェ
ハ1の中心と回転テーブル2の回転中心は正確に一致さ
せられる。この中心を一致させる手段としては例えば、
特開昭64−57104号公報に開示されている。
【0013】受光器4の出力Vと、エンコーダ6からの
回転位置情報θは制御部5に入力され、制御部5はVお
よびθのデータを保存する。
【0014】さて、ノッチウェハ1を回転させてノッチ
1aがスリットビーム7にかかるようになると、受光器
4の出力は少し増加する。これは、図2(a)に示すス
リットビーム7の斜線部が受光器4の出力となるためで
ある。さらに、ノッチウェハ1を図2(b)の位置まで
回転させると受光器4の出力は直線的に増加する。ノッ
チ1aとスリットビーム7がほぼ一致する位置である図
2(c)まで回転させると、受光器4の出力は単調増加
の直線からはずれて、やがて減少へと転ずる。図2
(d)の位置から、受光器4の出力は再び単調減少して
図2(e)の位置に至る。
【0015】これら図2(a)〜(e)の経過の受光器
4の出力Vと、エンコーダ6からの回転位置情報θをX
Y座標に表したのが図3である。たとえば、図2(a)
における受光器4の出力はVa、回転位置はθaであ
る。
【0016】制御部5は図2の(a)〜(b)に対応す
る受光器の出力の単調増加直線と、図2の(c)〜
(e)に対応する出力の単調減少直線の交点Pを計算し
て、この交点Pにおける回転位置θpを求める。そして
制御部5は、回転位置がθpになるようにモータ8を制
御して停止させる。この回転位置θpは、正確なノッチ
1aの中心を示すことになる。
【0017】ここでは、エンコーダ6を使って回転位置
の読み込み、および回転位置θpへの位置決めを行った
が、モータ8にパルスモータを利用し、そのパルス数を
エンコーダ6のカウント値に置き換えることにより同様
の効果がえられ、コストダウンにも役立つ。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光学的手
段のみを用いてノッチウェハのノッチを正確に検出で
き、ノッチウェハの円周部と接触しないのでウェハへの
ダメージの軽減、ゴミの発生の低減などの効果が得られ
る。また、機械的構成部品が少なく装置を構成できるた
め安価な装置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の構成を示す説明図。
【図2】スリットビームとノッチの関係を示す説明図。
【図3】ノッチの回転位置と受光出力の関係を示すグラ
フ。
【図4】従来の装置の構成を示す説明図。
【符号の説明】
1 ノッチウェハ 1a ノッチ 2 回転テーブル 3 投光器 4 受光器 5 制御部 6 エンコーダ 7 スリットビーム 8 モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノッチを有する円形基板の中心と回転中
    心が一致するように、前記円形基板を保持し、回転させ
    る回転テーブルと、 該回転テーブルを回転させ、回転位置を検出する検出器
    を有する駆動モータ又は前記回転テーブルを回転させる
    パルスモータと、 前記駆動モータ又は前記パルスモータを制御する制御手
    段と、 前記円形基板の円周部付近にスリットビームを投光する
    投光手段と、 前記スリットビームを受光する受光手段と、を備え、 前記制御手段は、前記回転位置検出器又はパルスモータ
    の出力およびその出力に対応した前記受光手段からの受
    光出力に基づいてノッチ位置を算出することを特徴とす
    る円形基板位置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記ノッチ位置の算出方法は、前記回転
    位置検出器又はパルスモータの出力に対する、前記受光
    出力の増加直線と減少直線の交点をノッチ位置として認
    識することを特徴とする請求項1記載の円形基板位置決
    め装置。
JP16415396A 1996-06-25 1996-06-25 円形基板位置決め装置 Pending JPH1012709A (ja)

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JP16415396A JPH1012709A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 円形基板位置決め装置

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JP16415396A JPH1012709A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 円形基板位置決め装置

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JPH1012709A true JPH1012709A (ja) 1998-01-16

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ID=15787754

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JP16415396A Pending JPH1012709A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 円形基板位置決め装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002174502A (ja) * 2000-12-07 2002-06-21 Ulvac Japan Ltd 軸出し装置、膜厚測定装置、成膜装置、軸出し方法及び膜厚測定方法
KR100495323B1 (ko) * 2001-09-19 2005-06-14 미쓰비시 덴끼 엔지니어링 가부시키가이샤 피처리기판 결함 검사장치
JP2008004748A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Yaskawa Electric Corp ウエハプリアライメント装置
US11118267B2 (en) * 2018-05-22 2021-09-14 Tokyo Electron Limited Substrate processing method

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JP2008004748A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Yaskawa Electric Corp ウエハプリアライメント装置
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