JP4428781B2 - 光学式ロータリエンコーダ及びモータ制御装置 - Google Patents

光学式ロータリエンコーダ及びモータ制御装置 Download PDF

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    • G01D5/347Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells using displacement encoding scales
    • G01D5/3473Circular or rotary encoders

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電子写真装置の感光ドラムやプリンタ装置の紙送りローラ等の回転体の回転状態を検出して制御を行う光学式ロータリエンコーダ及びモータ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、モータを利用して駆動する構成の装置として、回転速度や停止位置に対して高い精度が要求される用途には、磁気式又は光学式のロータリエンコーダが使用されている。これらの装置は、モータの回転軸上又はモータの回転軸からギアやベルト等を介して接続されている被駆動体の回転軸上にロータリスケールを取り付け、磁気式の場合には磁気抵抗素子等のセンサによって、また光学式の場合は発光素子及び受光素子を使用したセンサによって、ロータリスケールの回転状態を検出している。
【0003】
電子写真装置の回転ドラムを駆動するような更に高精度が要求される場合には、ロータリエンコーダの2個のセンサを回転中心に対して対向する位置に取り付け、各センサから出力される情報を平均化処理しその情報を基に制御を行うことによって、ロータリスケールが回転中心に対して偏心して取り付けられている場合でも、偏心を補償して高い精度を得る方式が例えば特開平7-140844号公報に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来例の特開平7-140844号公報に記載の装置においては、透過型の光学式ロータリエンコーダを使用する場合には、予想される誤差量を大体は補償することができるが、反射型のロータリエンコーダを使用する場合には、誤差要因としてロータリスケールの取り付けの偏心以外に、ロータリスケールが回転軸に対して傾いて取り付いている場合の影響や、ロータリスケールのスリット板の表面の面ぶれの影響も大きく、この影響を取り除くことができないという問題点がある。
【0005】
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、スケールの取付時の偏心、傾き、スケール表面の面ぶれによる誤差を補償して回転体の駆動状態を正確に検出する光学式ロータリエンコーダ及びモータ制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る光学式ロータリエンコーダは、反射部と非反射部を周方向に交互に配置した円板状のスケールと、1つずつの発光部と受光部を組として備えたセンサとを有し、前記発光部から出射した光束を前記スケールに照射し、前記スケールからの反射光を前記受光部に入射し、前記受光部に入射した光量に応じた電気信号を出力する反射型の光学式ロータリエンコーダにおいて、前記スケールの外周部に2組の前記センサが配置され、前記各センサは前記発光部から前記受光部へ至る方向が前記スケールの周方向に向くように配置され、前記2組のセンサの前記発光部同士及び前記受光部同士が前記スケールの中心に対して略点対称の位置に配置されていることを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る光学式ロータリエンコーダは、反射部と非反射部を周方向に交互に配置した円板状のスケールと、1つずつの発光部と受光部を組として備えたセンサとを有し、前記発光部から出射した光束を前記スケールに照射し、前記スケールからの反射光を前記受光部に入射し、前記受光部に入射した光量に応じた電気信号を出力する反射型の光学式ロータリエンコーダにおいて、前記スケールの外周部に複数組の前記センサが配置され、前記各センサは前記発光部から前記受光部へ至る方向が前記スケールの周方向に向くように配置され、前記複数組のセンサの前記発光部同士及び前記受光部同士が前記スケールの周上に略等間隔な位置に配置されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は第1の実施例のモータ制御装置の平面図、図2は正面図を示し、モータ装置には回転情報を検出するためにロータリエンコーダが取り付けられており、ロータリエンコーダからの信号を基にモータを制御する構成とされている。ロータリエンコーダのセンサや回路素子やコネクタ等を実装するプリント基板1が、超音波モータ2の筐体に固定されており、この超音波モータ2は低回転領域で比較的大きなトルクを発生することができるので、ダイレクトドライブ方式による高精度な駆動に適している。
【0009】
モータ2のシャフト3には、プリント基板1の上方にロータリスケールの一種であるコードホイール4が固定されており、モータ2を駆動してシャフト3が回転すると、コードホイール4が回転するように構成されている。コードホイール4の裏側には、図3(a)に示すように円板状の部材に放射状のスリットパターン4aが形成されており、このスリットパターン4aの黒い部分は非反射面、白い部分は反射面であり、発光素子からの光束が反射面に照射されると、この反射面で反射された光束が受光素子に入射するようになっている。なお、図3(b)はコードホイール4の部分拡大図である。
【0010】
また、プリント基板1のシャフト3に対して対称な円周縁部の位置に、図4に示すような半導体プロセスにより製造され、それぞれ発光素子5a、6a、受光素子5b、6bを有する2個のICチップ構造のセンサ5、6が直接半田付けされている。
【0011】
図5はロータリエンコーダの検出原理を表す側面図を示し、センサ5、6にはLEDを光源とする発光素子5a、6aが内蔵されており、レンズを介して光束が出射されるようになっている。また、受光素子5b、6bはレンズから入射される光量に応じた電流が流れるフォトダイオードから成っている。
【0012】
このような構成により、発光素子5a、6aから出射された光はコードホイール4に照射され、このときにコードホイール4の照射された面が反射面であれば、図5の矢印に示すように光束が反射してレンズを介して受光素子5b、6bに入射される。また、コードホイール4の照射された面が非反射面であれば、受光素子5b、6bには光束は入射することはない。光束が入射した場合のフォトダイオードに流れる電流はセンサ5、6の内部の回路により電圧に変換され、更にセンサ5、6の内部のコンパレータによりデジタル信号が出力される。このように生成されたデジタル信号は、コードホイール4が回転しているときはパルス信号となり、その周波数はコードホイール4の回転速度に比例した値となる。
【0013】
図6はモータ装置の制御ブロック回路の構成図を示し、ブロック間の接続が実線のものは電気的結合、破線のものは機械的結合を示している。センサ5、6の出力はそれぞれ速度検出部7、8を介して平均演算部9に接続され、平均演算部9の出力は速度指令値と共に速度比較部10に接続されている。更に、速度比較部10の出力はCPUから成るPI演算部11、周波信号生成回路と昇圧回路から成るドライバ回路12に順次に接続され、ドライバ回路12の出力は超音波モータ2に接続されている。
【0014】
このような構成により、モータ2の速度検出はコードホイール4に対するセンサ5、6からのデジタルパルス信号の周波数又は周期を計測することによって行われる。この検出された速度情報は平均演算部9において速度検出部7と速度検出部8から得た情報を加算して2で割る平均演算が行われる。そして、平均演算部9から出力される情報がモータ2の真の回転速度となる。速度比較部10は外部から入力される目標値である速度指令値と、平均演算部9から得られる現在の速度とを比較し、その比較結果である偏差を出力する。
【0015】
PI演算部11は速度比較部10からの偏差情報を基に、制御対象である超音波モータ2に対しての操作量を決定する比例積分演算を行い、偏差情報に対して比例ゲインを積算した値と、偏差情報を積分した値に積分ゲインを積算した値を加算して操作量を決定する。モータ2の駆動速度は、印加電圧振幅又は駆動周波数等を変更することによって速度を可変できるが、本実施例においては駆動周波数を変更することによってモータ2の駆動速度を操作している。
【0016】
超音波モータ2の駆動周波数と駆動速度の関係は、図7に示すように共振周波数をピークとして周波数の高い領域では比較的緩慢に、周波数の低い領域では急激に速度が低下してゆく特性となる。本実施例においては制御性を考慮して、共振周波数よりも高い領域で超音波モータ2を制御しているために、周波数と速度は負の傾きを有しかつ制御ゲインも負の値となっている。また、ドライバ回路12はPI演算部11で決定した操作量である周波数指令値に基づき、モータ2を駆動するための信号を生成する。
【0017】
このような構成のモータ装置において、例えば図8に示すようにシャフト3に対してコードホイール4が偏心して取り付けられている場合には、従来技術の特開平7-140844号公報に記載された方法、即ちシャフト3に対して対称に配置されたセンサ5、6の出力の平均を取る方法だけで、偏心による誤差を補償することが可能であるが、本実施例のような反射式のエンコーダを使用する場合には、この偏心による誤差以外に、図9に示すようにシャフト3に対してコードホイール4が傾いて取り付けられている場合も考慮する必要がある。
【0018】
図10は傾いて取り付けられたコードホイール4の部分A、Bをセンサ5で読み込んだ場合の発光素子5aから受光素子5bの点Xに至る光束の状態を示している。このように、コードホイール4が右上がりの部分Aを読み取っているときは、発光素子5aから受光素子5bまでの光束は実線で示すような光路を通り、またコードホイール4の右下がりの部分Bを読み取っているときには、光束は破線で示す光路を通る。従って、実線の光路で読み取ったときよりも破線の光路で読み取った込んだときの方が、コードホイール4の光束が照射される位置が図10の矢印で示す回転方向と同じ方向にずれた位置を読み取っていることになり、結果として実線から破線に状態が変化するときの検出速度が実際よりも遅くなっている。
【0019】
一方、図11はセンサ6の発光素子6aから受光素子6bの点X’へ至る光束の様子を示したものである。センサ5がコードホイール4の右上がりの部分Aを読み取っているときに、センサ6は右下がりの部分Bを読み取っている。また、センサ5がコードホイール4の部分Bを読み取っているときには、センサ6は部分Aを読み取っている。従って、センサ5の光束が図10の実線で示す光路を通っているときには、センサ6の光束は図11の実線で示す光路を通り、またセンサ5の光束が図10の破線で示す光路を通っているときには、センサ6の光束は図11の破線で示す光路を通る。
【0020】
この結果、センサ6では実線の光路で読み取ったときよりも破線の光路で読み取ったときの方が、コードホイール4上の光束が照射される位置がずれた位置を読み取っていることになり、実線から破線に状態が変化するときの検出速度が実際よりも速くなって、センサ5の場合と逆の結果となる。従って、センサ5とセンサ6の検出結果の平均を求めることによって、コードホイール4の傾きによる影響の内、反射面の角度が変化する影響を取り除くことができる。
【0021】
このようにして、コードホイール4の傾きの影響は低減することはできるが、コードホイール4が傾いて取り付いている場合には、反射面の角度が変化する影響以外にコードホイール4とセンサ5、6との距離が変化することも考慮する必要がある。
【0022】
図12は距離が変化した場合のセンサ5の光束の状態を示したものであり、センサ5が図9の部分Cを読み取っているときに、センサ5とコードホイール4の距離が最大となり、光束は図9の実線で示す軌跡を通って受光素子5bの点Xに入射する。また、センサ5が部分Dを読み取っているときに、センサ5とコードホイール4の距離が最小となり、光束は図12の破線で示す軌跡を通って受光素子5bの点Xに入射する。
【0023】
一方、センサ6とコードホイール4の位置関係は、センサ5が図9の部分Cを読み取っているときには、センサ6は図9の部分Dを読み取っており、センサ5が図9の部分Dを読み取っているときには、センサ6は図9の部分Cを読み取っていることになる。従って、センサ5の光が実線で示す光路であるときに、センサ6の光束は図13の実線で示す光路となり、センサ5の光が破線で示す光路であるときに、センサ6の光束は図13の破線で示す光路となる。
【0024】
図12と図13を比較すると、実線と破線で示す光路のコードホイール4に照射される位置の関係は逆の関係になっているので、センサ5、6から得られる速度情報を平均することによって、コードホイール4とセンサ5、6との距離が変化することによる誤差を除去することができる。
【0025】
上述の図12、図13はセンサ5、6の発光素子5a、6aと受光素子5b、6bの関係が回転中心に対して点対称の位置に配置された場合であるが、図14に示すようにセンサ5、6の発光素子5a、6a同士及び受光素子5b、6b同士の位置関係が点対称の位置にならない場合、即ちセンサ5と6が線対称に平行に並んでいる場合には、センサ5、6の光束は図12と図15の関係になる。即ち、センサ5が図12の実線で示す光路を通るときに、センサ6では図15の実線で示す光路を通り、センサ5が図12の破線で示す光路を通るときに、センサ6では図15の破線で示す光路を通る。
【0026】
図12と図15を比較すると、実線と破線で示す光路のコードホイール4に照射される位置関係、即ちそれぞれ発光素子5a、6aから受光素子5b、6bに至る光束の方向は、共にコードホイール4の回転方向と同じ方向になるので、センサ5、6のそれぞれから得られる速度情報の平均を取っても誤差は除去できないことになる。従って、センサ5、6とコードホイール4の距離が変動することにより生ずる誤差は、発光素子5a、6a同士及び受光素子5b、6b同士の位置関係を、回転中心に対して点対称の位置にしなければ補償できないことが分かる。
【0027】
また、本実施例ではモータ2の速度の制御を行っているが、速度の代りにエンコーダの出力パルス周期を計測して、速度の逆数が或る値になるように制御してもよいし、位置を計数して位置の制御を行ってもよい。
【0028】
図16は第2の実施例のモータ装置の平面図、図17は側面図を示している。第1の実施例に対して、センサの数が2組から4組のセンサ5、6、13、14に増えている。コードホイール4が図18に示すように2つ折れの形状になった場合には、対向配置されたセンサ5、6の位置でのコードホイール4の傾斜が同じ向きになる。なお、センサ5、6からコードホイール4までの距離も同じになるために、第1の実施例のように2組のセンサ5、6から得られる速度信号を平均しただけでは、2つ折れによる誤差は除去できない。
【0029】
従って、上述の2つ折れ形状のコードホイール4により生ずる誤差を、4組のセンサ5、6、13、14を使用して除去する。即ち、2つ折れ形状によるコードホイール4の面の傾きは、センサ5又は6の位置に対してセンサ13又は14の位置では逆になる。また、コードホイール4との距離もセンサ5又は6の位置に対してセンサ13又は14の位置では逆の関係になるために、これらの4組のセンサ5、6、13、14から得られる信号の平均を取ることによって、コードホイール4が2つに折れて発生する傾きによる誤差を除去することが可能となる。
【0030】
また、センサ5、6、13、14の発光素子から受光素子に至る方向を、図17に示すように全てコードホイール4の周方向に対して同一方向とすることにより、コードホイール4の2つ折れによって生ずるセンサ5、6、13、14とコードホイール4の距離が変化することによる誤差も除去することができる。更に、第1の実施例で説明したコードホイール4の偏心による影響や、コードホイール4の取付時の傾きの影響も同時に除去することができる。
【0031】
本実施例では、 コードホイールの形状が2つ折れの場合について述べたが、コードホイール4の変形の次数が増えた場合には、センサの数を増加してこれらのセンサから得られたデータを平均化し、その情報を用いて制御することによって、高次の変形に対しても誤差を除去することが可能となる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る光学式ロータリエンコーダは、対向する位置に2組のセンサを取り付けることにより、コードホイールが傾いて取り付いた場合でも、反射面が傾いて発生する誤差を除去することができる。その際に、2組のセンサの発光素子同士と受光素子同士を点対称となるような位置関係にすることにより、コードホイールとセンサの距離が変化することによる誤差も除去することができる。
【0033】
また、本発明に係るモータ制御装置は、複数のセンサを等間隔に配置することにより、コードホイールが折れ曲がった場合でも、折れ曲がりが原因で反射面が傾くことによる誤差を除去することができる。その際に、全てのセンサの発光素子から受光素子に至る方向を周方向で同一にすることによって、コードホイールとセンサの距離が変化することによる誤差も除去することができる。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のモータ装置の平面図である。
【図2】正面図である。
【図3】コードホイールの平面図である。
【図4】センサの平面図である。
【図5】反射式エンコーダの側面図である。
【図6】モータの制御回路の構成図である。
【図7】超音波モータの特性のグラフ図である。
【図8】偏心しているコードホイールの平面図である。
【図9】傾いているコードホイールの正面図である。
【図10】コードホイールの反射面の傾きの側面図である。
【図11】コードホイールの反射面の傾きの側面図である。
【図12】コードホイールとセンサの距離の変化の側面図である。
【図13】コードホイールとセンサの距離の変化の側面図である。
【図14】距離変化の影響を除去できない場合の平面図である。
【図15】コードホイールとセンサ距離の変化の側面図である。
【図16】第2の実施例のモータ装置の平面図である。
【図17】正面図である。
【図18】2つ折れしたコードホイールの正面図である。
【符号の説明】
1 プリント基板
2 超音波モータ
3 シャフト
4 コードホイール
5、6、13、14 センサ
7、8 速度検出部
9 平均演算部
10 速度比較部
11 PI演算部
12 ドライバ回路

Claims (9)

  1. 反射部と非反射部を周方向に交互に配置した円板状のスケールと、1つずつの発光部と受光部を組として備えたセンサとを有し、前記発光部から出射した光束を前記スケールに照射し、前記スケールからの反射光を前記受光部に入射し、前記受光部に入射した光量に応じた電気信号を出力する反射型の光学式ロータリエンコーダにおいて、
    前記スケールの外周部に2組の前記センサが配置され、
    前記各センサは前記発光部から前記受光部へ至る方向が前記スケールの周方向に向くように配置され、
    前記2組のセンサの前記発光部同士及び前記受光部同士が前記スケールの中心に対して略点対称の位置に配置されていることを特徴とする光学式ロータリエンコーダ。
  2. 反射部と非反射部を周方向に交互に配置した円板状のスケールと、1つずつの発光部と受光部を組として備えたセンサとを有し、前記発光部から出射した光束を前記スケールに照射し、前記スケールからの反射光を前記受光部に入射し、前記受光部に入射した光量に応じた電気信号を出力する反射型の光学式ロータリエンコーダにおいて、
    前記スケールの外周部に複数組の前記センサが配置され、
    前記各センサは前記発光部から前記受光部へ至る方向が前記スケールの周方向に向くように配置され
    前記複数組のセンサの前記発光部同士及び前記受光部同士が前記スケールの周上に略等間隔な位置に配置されていることを特徴とする光学式ロータリエンコーダ。
  3. 前記複数組のセンサの前記発光部から前記受光部に至る方向を全て前記スケールの周方向に対して同方向となる位置関係に配置した請求項に記載の光学式ロータリエンコーダ。
  4. 請求項1〜の何れか1つの請求項に記載の光学式ロータリエンコーダを取り付けたモータ制御装置において、前記センサから得られる信号を位置、速度、速度の逆数の何れかに比例する情報に変換した後に各情報を演算し、演算した結果に基づいてモータの制御を行うモータ制御装置。
  5. 前記センサからの信号を情報に変換する際には、前記センサから出力される信号の周期を計測し、該計測結果情報を基に演算を行って前記モータを制御する請求項に記載のモータ制御装置。
  6. 前記センサからの信号を情報に変換する際には、前記センサから出力される信号の所定時間当りのサイクル数を計測し、該計測結果情報を基に演算を行って前記モータを制御する請求項に記載のモータ制御装置。
  7. 前記センサからの信号を情報に変換する際には、前記センサから出力された信号のサイクル数を計測し、該計測結果情報を基に演算を行って前記モータを制御する請求項に記載のモータ制御装置。
  8. 前記演算は2組又は複数組の前記センサから得た情報の平均値を求める演算とした請求項の何れか1つの請求項に記載のモータ制御装置。
  9. 前記モータとして振動波モータを使用した請求項の何れか1つの請求項に記載のモータ制御装置。
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