JPH10126493A - 留守録機能付き通信端末装置 - Google Patents

留守録機能付き通信端末装置

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JPH10126493A
JPH10126493A JP27197596A JP27197596A JPH10126493A JP H10126493 A JPH10126493 A JP H10126493A JP 27197596 A JP27197596 A JP 27197596A JP 27197596 A JP27197596 A JP 27197596A JP H10126493 A JPH10126493 A JP H10126493A
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JP
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answering machine
communication terminal
terminal device
call
cpu
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JP27197596A
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Naoto Kataoka
直人 片岡
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 留守番電話機や、留守録機能を備えたファク
シミリ装置において、メモリの残量がなくなって、メッ
セージの録音ができないことがある。この場合でも、相
手がメッセージを残すことができる留守録機能付き端末
装置を提供する。 【解決手段】 メモリ15の残量が所定の値より大きい
ときには、留守番電話機22が着信する前に、ファクシ
ミリ装置が回線に接続して、TAD−LSI14がメッ
セージを録音する。メモリ15の残量が所定の値以下に
なったときには、ファクシミリ装置は着信するとなく、
外付された留守番電話機22が着信できるようにする。
留守番電話機22は、相手からのメッセージを録音す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、留守録機能を備え
た電話機、ファクシミリ装置等の通信端末に関し、詳し
く言えば装置内の記憶媒体の容量が所定の値以下になっ
たときに、外部に接続された別の留守番電話機等にメッ
セージを録音できるように構成した通信端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、留守録機能を装備した電話機や、
ファクシミリ装置等の通信端末装置が多く市販されてい
る。これらの装置では、ユーザーが不在の時に電話がか
かってると、自動的に回線に接続し相手の話すメッセー
ジを録音する。後に帰宅したユーザーが、ボタンを操作
すると、留守中に録音したメッセージが再生される。
【0003】上記留守録機能付き通信端末装置では、記
憶媒体としてカッセトテープや半導体メモリが使用され
ている。特に半導体メモリを使用する場合には、記憶媒
体を駆動する機構が不要となり、装置の信頼性及び操作
性の向上、装置の小型化、軽量化が図れる。この為、半
導体メモリを記憶媒体に用いた電話機やファクシミリ装
置が増えてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の通信端末装
置では、記憶媒体の容量に限度があるため、録音できる
メッセージの件数及び時間に制約がある。記憶媒体の残
り容量が無くなった、或いは有効にメッセージを残すの
に十分でない容量以下になった時には、従来の通信端末
装置では、着信はするが録音できない旨のメッセージを
相手に送出し、回線を切断するようになっている。
【0005】従って、長期不在にする場合等、かかって
きた電話のすべてについてメッセージを録音することが
できないという問題があった。これを解決するには、ま
ず記憶媒体の容量を増加するという手段がある。しか
し、記憶媒体特に半導体メモリの容量を増加すると、当
然装置のコストが高くなる問題点がある。
【0006】記憶媒体の容量を増やすことなく録音可能
なメッセージの量を増やすには、特に半導体メモリの場
合であるが、音声データの圧縮が行われる。しかし、録
音される音声の音質を著しく下げることなく圧縮できる
範囲は限られているので、やはり上記問題点の根本的な
解決とはならない。
【0007】本発明は上記に鑑みなされたものであり、
より多くのメッセージを録音可能とする留守録機能付き
通信端末装置の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、記憶媒体に音声を記録する留守
録手段と、外付電話機用の端子を備えた留守録機能付き
通信端末装置であって、上記記憶媒体の容量が所定値以
下になったときには、呼出信号があっても着信動作を行
うことなく、上記外付電話機用の端子に接続された外付
留守録機能付き通信端末装置が上記呼出信号に対して着
信可能とすることを特徴としている。
【0009】留守録機能付きの通信端末装置には、1又
は2以上の電話機が接続できるよう、外付電話機接続用
の端子が備えられていることが多い。この端子は、通信
端末装置と並列に電話回線に接続されることとなる。留
守録機能付き通信端末装置内の記憶媒体の残り容量が、
所定の値より大きい場合、すなわち、さらにメッセージ
を録音することができる場合には、呼出信号が来るとま
ず留守録機能付き通信端末装置が着信して、メッセージ
を録音する。
【0010】留守録機能付き通信端末装置内の記憶媒体
の残り容量が所定の値以下の場合には、留守録機能付き
通信端末は呼出信号が来ても着信しない。この呼出信号
は、外付留守録機能付き通信端末装置にも加わるから、
留守番機能付き端末装置が着信しなければ、上記外付留
守録機能付き通信端末装置に着信して、この外付留守録
機能付き通信端末装置がメッセージを録音する。従っ
て、留守録機能付き通信端末装置内の記憶媒体にメッセ
ージをこれ以上録音できない場合でも、外付留守録機能
付き通信端末装置がメッセージを録音することができ
る。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の留守録機能
付き通信端末装置において、記憶媒体の容量が所定の値
より大きい場合には、着信する呼出信号の回数は、上記
外付留守録機能付き通信端末装置の呼出信号より少なく
設定され、記憶媒体の容量が所定以下の場合には、着信
する呼出信号の回数は、外付留守録機能付き通信端末装
置が着信する呼出信号の回数より多く設定している。
【0012】通常、留守録機能付き通信端末装置は、数
回呼出信号があってから、着信してメッセージを録音す
る。そこで、請求項2の発明は、この着信するまでの呼
出信号の回数を記憶媒体の残り容量に基づき制御して、
請求項1の発明を具体的に実現する。
【0013】記憶媒体の残り容量が所定の値より大きい
場合には、留守録機能付き通信端末装置が着信する呼出
信号の回数が、留守番電話機が着信する呼出信号の回数
よりも小さいので、先に留守録機能付き通信端末装置が
着信してメッセージを録音する。記憶媒体の残り容量が
所定値以下の場合には、留守録機能付き通信端末装置が
着信する呼出信号の回数が、外付留守録機能付き通信端
末装置が着信する呼出信号の回数よりも大きいので、先
に外付留守録機能付き通信端末装置が着信して、メッセ
ージを録音する。
【0014】請求項3の発明は、請求項1の留守録機能
付き通信端末装置において、記憶媒体の容量が所定値以
下の場合には電話モードで待機し、記憶媒体の容量が残
っている場合には留守録モードで待機し、該留守録モー
ドでは、先に外付留守録機能付き通信端末装置が着信す
る呼出信号の回数より少ない回数で着信する。
【0015】通常、留守録機能付き通信端末装置では、
すくなくとも2つの待機モードを切り替えることが可能
となっている。そこで、請求項3の発明では、記億媒体
の残り容量に応じて待機モードを切り替え、請求項1の
発明を実現する。
【0016】記憶媒体の残り容量が所定値より大きい場
合には、留守録機能付き通信端末装置は留守録モードに
切り替わる。この留守録モードでは、所定回数の呼出信
号がくれば、留守録機能付き通信端末装置は着信してメ
ッセージを録音することができる。この所定回数を、外
付留守録機能付き通信端末装置が着信する呼出信号の回
数よりも少なくしておけば、先に留守録機能付き通信端
末装置が着信してメッセージを録音する。
【0017】記憶媒体の残り容量が所定値以下になれ
ば、留守録機能付き通信端末装置は電話モードに切り替
わる。この電話モードでは、留守録機能付き通信端末装
置はユーザーによりハンドセットが上げられない限り、
回線に接続しない。従って、呼出信号の回数が、外付留
守録機能付き通信端末装置に設定されている着信のため
の呼出信号の回数を越えると、外付留守録機能付き通信
端末装置が着信してメッセージを録音する。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図面に
基づいて説明する。この実施の形態は本発明を、留守録
機能付きファクシミリ装置に適用したもので、図1はそ
の回路構成の概略を示すブロック図である。
【0019】破線で囲まれる部分は、網制御回路(以下
NCUという)1である。NCU1は、CML(Connec
t Modem to Line)リレー1a、Sリレー1b、ダイヤル
パルス発生回路1c、ライントランス1d,呼出信号検
出回路1e、オフフック検出回路1fから構成される。
また、端子Lは電話回線に接続され、端子Tには、付属
電話機1hが接続される。さらに端子EXには、外付の
留守番電話機22が接続されている。
【0020】CMLリレー1aは、Sリレー1bと共同
してライントランス1dの一次側巻線を、電話回線に接
続させる。Sリレー1bは、CMLリレー1aの上側の
端子をライントランス1d側とダイヤルパルス発生回路
1c側とに切り換えて接続する。CMLリレー1aとS
リレー1bとは共に後述のCPU16により制御され
る。ライントランス1dは、後述のモデム13等と電話
回線とを電気的に絶縁する為に設けられている。
【0021】ダイヤルパルス発生回路1cはCPU16
の指令に基づきダイヤルパルスを電話回線上に送出す
る。呼出信号検出回路1eはホトカプラから構成され、
抵抗R及びコンデンサCを介して常時電話回線に接続さ
れており、回線上の呼出信号を検出してCPU16に伝
える。オフフック検出回路1fは、ホトカプラ等から構
成され、留守番電話機22のオフフックを検出し後述の
CPU16に伝える。また、フックスイッチ1gは付属
電話機1hのオフフックを検出し、やはりCPU16に
それを伝える。
【0022】ライントランス1dの二次側巻線の一つの
端子は接地され、他の1つの端子はローパスフィルタ
(以下LPFという)2及びアンプ4に接続されてい
る。LPF2の入力はリレー3に接続されている。リレ
ー3はLPF2の入力をモデム13の出力端子と留守番
電話LSI(以下TAD−LSIという)14の出力と
の間で切り換える。
【0023】一方、アンプ4の出力はモデム13の入力
端子及びリレー5に接続される。リレー5は、TAD−
LSI14の入力端子をアンプ4の出力とアンプ6の出
力との間で切り換える。アンプ6は、マイクロホン7か
らの音声信号を増幅して、リレー5を介してTAD−L
SI14の入力端子に入力する。なお、CPU16はこ
れらリレー3、5の切り換え動作を制御する。
【0024】マイクロホン7は、留守番電話の応答メッ
セージ(例えば「ただいま留守にしております。ご用の
方はピー音の後にお話下さい。」)を録音する際に用い
られる。マイクロホン7は、ダイナミック型やコンデン
サ型等の型式を採用することができる。
【0025】リレー8はアンプ9の入力を、接地とTA
D−LSI14の出力端子との間で切り換える。CPU
16は、このリレー8の動作も制御する。アンプ9の出
力は、トランス10を介してスピーカ11に加えられ
る。
【0026】モデム13、TAD−LSI14は、バス
23を介してCPU16に接続される。モデム13は、
画信号を変復調する機能(国際電気通信連合(以下IT
Uという)−T勧告V27ter,V.29等)、IT
U−T勧告T.30に準拠する手順信号を送受信する機
能(ITU−T勧告V.21)、DTMF(Dail ToneMu
lti-Frequensy) を発生及び検出する機能を有してい
る。
【0027】TAD−LSI14は、回線又はマイクロ
ホン7からの音声信号をデジタル化し圧縮し、メモリ1
5に記憶させる機能、メモリ15に記憶されたメッセー
ジデータを伸張しアナログ化する機能を有している。
【0028】CPU16は、装置全体の制御をするとと
もに、画信号の符号化・復号の機能も有している。リー
ドオンリメモリ(以下ROMという)17は、CPU1
6の動作プログラムや、フォント等の固定的なデータが
記憶されている。ランダムアクセスメモリ(以下RAM
という)18は、CPU16の作業領域となると共に、
短縮ダイヤルのデータ等変動的なデータが記憶される。
【0029】スキャナ19は、CCD等の光電変換素
子、光電変換素子からのアナログ画信号を処理してデジ
タル化する画像信号処理回路、原稿を搬送する機構部等
を備えている。スキャナ19は、CPU16の制御の
下、原稿の画像を読み取り、デジタルの画信号をバス2
3に出力する。
【0030】サーマルプリンタ20は、サーマルヘッ
ド、サーマルヘッドの駆動回路、感熱記録紙を送る機構
部等を備えている。サーマルプリンタ20は、CPU1
6の制御の下、バス23上の復号された画信号を取り込
み、感熱記録紙上に可視画像を形成する。なお、サーマ
ルプリンタに代えて、熱転写方式プリンタや電子写真方
式のプリンタを採用することも行われている。
【0031】操作パネル21は、液晶表示器及びキーマ
トリクスを含み、装置の状態をユーザーに表示するとと
もに、ユーザーの指示をキー操作によりCPU16に入
力できるようになっている。
【0032】次に、実施の形態に係るファクシミリ装置
の動作を図2及び図3を参照しながら説明する。まず、
ファクシミリ装置は、メモリ15の空き容量が所定の値
よりも大きいときは2回の呼出信号で着信し、メモリ1
5の空き容量が所定の値以下のときは5回の呼出信号で
着信するよう設定されている。一方、留守番電話機22
は3回の呼出信号で着信するよう設定されている。
【0033】待機状態では、CPU16は呼出信号検出
回路1eを介して、回線上に呼出信号がきたかどうかを
監視している(ステップ(以下STという)1、図2参
照)。この判定がYESになるまで、CPU16はST
1の判定を反復する。
【0034】ST1の判定がYESとなると、CPU1
6はST2の判定に分岐する。ST2では、CPU16
はTAD−LSI14にステータスを要求し、TAD−
LSI14は、ステータスデータをバス23を介してC
PU16に出力する。CPU16はこのステータスデー
タをチェックしメモリ15の容量が所定値以下かどうか
を判定する。
【0035】ST2の判定がYESの場合にはCPU1
6はST3に分岐し、NOの場合にはST11に分岐す
る。ST3では、CPU16は2回の呼出信号が検出さ
れているならば、CMLリレー1aを図1中破線側に、
またSリレー1bを図1中破線側に切り替え、回線を接
続する。
【0036】ST4では、CPU16はモデム13に指
令を与え、モデム13はCNGの検出を始める。さら
に、ST5では、CPU16はリレー3を図1中破線側
に切り替えると共に、TAD−LSI14に指令を与
え、応答メッセージOGM1(OutGoing Message) の送
出を開始させる。OGM1は、例えば「ただいま留守に
しております。電話の方はピーッという音の後にお話し
下さい。ファクシミリの方は送信して下さい。」といっ
たメッセージが適用される。
【0037】モデム13は、OGM1を送出している
間、CNGを検出するとその旨を表す信号をCPU16
に出力する。ST6で、CPU16はモデム13から当
該信号がきたかどうか判定し、この判定がYESならば
CPU16はST9に分岐し、NOならばCPU16は
ST7に分岐する。
【0038】ST7に分岐した場合には、CPU16は
TAD−LSI14に指令を与え、TAD−LSI14
は、相手からのメッセージICM(InComing Message)を
録音する。この間、モデム13がCNGを検出した場合
には、CPU16はTAD−LSI14に録音停止の指
令を与え、ST9へ分岐する。
【0039】ST8の判定がNOの場合には、CPU1
6はST10に分岐する。ST10の判定では、CPU
16はCMLリレー1aを図1中実線側に、リレー3を
破線側に、Sリレー1bを実線側に切り替えて、回線を
切断する。
【0040】一方、ST6又はST8よりST9に分岐
した場合には、CPU16はリレー3を図1中破線側に
切り替え、モデム13を通してファクシミリ受信を行
う。ファクシミリ受信が終了した場合には、CPU16
はST10の処理に進み、回線を切断する。
【0041】一方、ST2の判定がNOの場合には、C
PU16はST11に分岐し、留守番電話機22が接続
されているかどうか判定する(図3)。留守番電話機2
2が接続されているかどうかの判定は、例えばユーザー
が操作パネル21より第2の留守番電話機22を接続し
た旨を設定したときにはYESとなるようにする。
【0042】ST2の判定がYESの場合にはCPU1
6はST16に分岐し、NOの場合にはST12に分岐
する。ST12では、CPU16はCMLリレー1a、
Sリレー1bを図1中破線側に切り替えて回線を閉結す
る。さらにCPU16は、モデム13に指令を与えCN
Gの検出を開始させる。
【0043】CPU16はリレー3を図1中破線側に切
り替えると共に、TAD−LSI14に指令を与え応答
メッセージOGM2を回線に送出させる(ST14)。
このOGM2は、「ただいま留守にしております。電話
の方は後ほどおかけ直し下さい。ファクシミリの方は送
信して下さい。」といったメッセージが適用される。
【0044】CPU16は、モデム13がCNGを検出
したかどうか判定する(ST15)。ST15の判定が
YESの場合には、CPU16はST9に分岐し、ファ
クシミリの受信を行う。一方、ST15の判定がNOの
場合には、CPU16はST10に分岐して、回線を解
放する。
【0045】一方、ST11の判定がYESの場合には
ST16に分岐して、CPU16はオフフックセンサ1
fを通して留守番電話機22が回線を閉結したのを確認
する。この場合、3回呼出信号がくれば留守番電話機2
2が回線を閉結して、オフフック検出回路1fの出力が
オンになるので、CPU16は留守番電話機22が回線
を閉結したのを確認することができる。
【0046】ST16の判定がNOの場合には、CPU
16はST17に分岐し、呼出信号が5回きたかどうか
判定する。この判定がYESの場合には、CPU16は
ST12に分岐して回線を閉結し、OGM2を送出する
(ST13)。その後CPU16は、CNGがくればフ
ァクシミリ受信をして回線を解放し(ST9−10)、
CNGがこなければOGM2送出完了後回線を解放する
(ST10)。ST17の判定がNOの場合、すなわち
相手が電話をきった場合には、CPU16は処理を終了
する。
【0047】一方、ST16の判定がYESの場合に
は、ST18に分岐する。ST18では、CPU16は
モデム13に指令を与え、モデム13はCNGの検出を
開始する。CMLリレー1a、Sリレー1bは実線の状
態にあるので、ライントランス1dは直接回線に接続さ
れているわけではないが、コンデンサCにより交流成分
の信号はライントランス1dを介してモデム13で検出
することができる。
【0048】モデム13でCNGが検出されたかどう
か、CPU16は判定する(ST19)。この判定がY
ESの場合には、CPU16はST20に分岐する。S
T20では、CPU16はST3と同様CMLリレー1
a、Sリレー1bを切り替え、回線を閉結する。さら
に、CPU16はST9に進みファクシミリ受信を行
う。ST19の判定がNOの場合には、CPU16は処
理を終了する。
【0049】上記実施の形態では、メモリ15の残り容
量により、ファクシミリ装置が着信の呼出信号の回数を
変えることにより、本発明の目的を達成しているが、待
機モードを変えることによっても、本発明の目的を達成
することができる。例えば、メモリ15の残り容量が所
定の値以上であれば留守番電話モードで待機し、メモリ
15の容量が所定以下になれば、電話モード(自動的に
回線を閉結しないモード)で待機する。
【0050】この場合でも、留守録モードでファクシミ
リ装置が着信する呼出信号の回数n1は、外付の留守番
電話機が着信する呼出信号の回数n2よりも小さく設定
されている。メモリ15の残量が所定値よりも大きい場
合には、ファクシミリ装置は留守録モードとなってい
る。この状態で呼出信号がくると、留守番電話機22が
着信する前に、ファクシミリ装置が着信して、ICMを
録音する。
【0051】一方、メモリ15の残量が所定値以下にな
ると、ファクシミリ装置は電話モードで待機する。この
状態で呼出信号がきても、ファクシミリ装置は自動的に
は着信しない。呼出信号がn2回くれば、留守番電話機
22が着信して、留守番電話機22がICMを録音す
る。
【0052】なお、ファクシミリ装置や留守番電話機に
はリモート操作機能が加えられていることも多い。リモ
ート操作では、回線からのDTMF信号により、メッセ
ージの再生・送出動作、メッセージの消去動作等が行わ
れる。留守番電話機22に着信した場合であっても、フ
ァクシミリ装置のリモート操作のためのDTMF信号が
きたときには(コンデンサCを通して、DTMF信号を
検出することができる)、CPU16は、CMLリレー
1a、Sリレー1bを図1中破線側に切り替え、留守番
電話機22を回線から切り離し、ファクシミリ装置に着
信させて、リモート動作を行う。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、留守録機能付き通信端末装置の記憶媒体の容量が所
定値以下になったときには、外付留守録機能付き通信端
末装置にメッセージを録音させることができ、多くのメ
ッセージを録音することができる。また、留守録機能付
き通信端末装置自体のメモリ容量はそれほど大きくする
必要がなく、多くのメッセージの録音を希望するユーザ
ーのみ外付留守録機能付き通信端末装置を用意すればよ
いから、装置自体の価格を低減することができる。
【0054】また、請求項2及び請求項3の発明は、特
別のハードウェアの追加をする必要なく、請求項1の発
明を具体的に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るファクシミリ装置
の回路構成の概略を説明するブロック図である。
【図2】同ファクシミリ装置の動作を説明するフロー図
である。
【図3】同ファクシミリ装置の動作を説明するフロー図
である。
【符号の説明】
1:NCU 1e:呼出信号検出回路 13:モデム 14:TAD−LSI 16:CPU 22:留守番電話機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体に音声を記録する留守録手段
    と、外付電話機用の端子を備えた留守録機能付き通信端
    末装置であって、上記記録媒体の容量が所定値以下にな
    ったときには、呼出信号があっても着信動作を行うこと
    なく、上記外付電話機用の端子に接続された外付留守録
    機能付き通信端末装置が上記呼出信号に対して着信可能
    とすることを特徴とする留守録機能付き通信端末装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶媒体の容量が所定値より大きい
    場合には、着信する呼出信号の回数は、上記外付電話機
    用の端子に接続された留守番電話機の呼出信号より少な
    く設定され、記憶媒体の容量が所定値以下の場合には、
    着信する呼出信号の回数は、上記外付留守録機能付き通
    信端末装置が着信する呼出信号の回数より多く設定され
    る請求項1記載の留守録機能付き通信端末装置。
  3. 【請求項3】 上記記憶媒体の容量が所定値以下の場合
    には電話モードで待機し、記憶媒体の容量が所定値より
    大きい場合には留守録モードで待機し、該留守録モード
    では、上記外付留守録機能付き通信端末装置が着信する
    呼出信号の回数より少ない回数で着信する請求項1記載
    の留守録機能付き通信端末装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000008120A (ko) * 1998-07-10 2000-02-07 윤종용 자동응답장치의 메모리의 잔여 메모리량 안내방법

Cited By (1)

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KR20000008120A (ko) * 1998-07-10 2000-02-07 윤종용 자동응답장치의 메모리의 잔여 메모리량 안내방법

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