JPH10124841A - 磁気ディスク用ガラス基板 - Google Patents
磁気ディスク用ガラス基板Info
- Publication number
- JPH10124841A JPH10124841A JP9231225A JP23122597A JPH10124841A JP H10124841 A JPH10124841 A JP H10124841A JP 9231225 A JP9231225 A JP 9231225A JP 23122597 A JP23122597 A JP 23122597A JP H10124841 A JPH10124841 A JP H10124841A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- glass substrate
- oxide
- magnetic disk
- height
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/84—Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C23/00—Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments
- C03C23/0005—Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments by irradiation
- C03C23/0025—Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments by irradiation by a laser beam
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/076—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
- C03C3/083—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound
- C03C3/085—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound containing an oxide of a divalent metal
- C03C3/087—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound containing an oxide of a divalent metal containing calcium oxide, e.g. common sheet or container glass
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/73—Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer
- G11B5/739—Magnetic recording media substrates
- G11B5/73911—Inorganic substrates
- G11B5/73921—Glass or ceramic substrates
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/21—Circular sheet or circular blank
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/26—Web or sheet containing structurally defined element or component, the element or component having a specified physical dimension
- Y10T428/268—Monolayer with structurally defined element
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31—Surface property or characteristic of web, sheet or block
- Y10T428/315—Surface modified glass [e.g., tempered, strengthened, etc.]
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
- Lasers (AREA)
Abstract
などの優れた品質を有するとともに、表面にレーザ光を
照射することにより突起を形成させ、それをテクスチャ
ーにできる磁気ディスク用ガラス基板を提供する。 【解決手段】 磁気ディスク用のガラス基板17は、レ
ーザ光の波長266nmにおけるガラスの光の吸収係数
が、20〜2000mm-1である。また、ガラスの組成
は、フロート法により製造が可能なように、酸化珪素、
酸化アルミニウム、酸化リチウムなどの成分が所定の組
成を有している。そして、レーザ光の照射によりガラス
基板17の表面に、凸型の突起が形成される。ガラス中
の鉄の含有量とガラスの吸収係数との関係及びガラスの
吸収係数と突起の高さとの関係は直線関係である。レー
ザ光の出力と突起の高さとの関係は、低エネルギー領域
の下で指数関数の関係である。
Description
ガラス基板に関するものである。より具体的には、特定
組成を有するガラス基板表面にレーザ光を照射すること
により突起を形成させ、テクスチャーとした磁気ディス
ク用ガラス基板に関するものである。
は、ディスクが静止しているときに磁気ヘッドがディス
ク表面に接触し、ディスクが起動および停止時には磁気
ヘッドがディスク表面を接触しながら摺動するCSS
(Contact Start Stop)方式と呼ばれる機構が多く採用
されている。
動および停止時に生ずるスティクション(粘着するこ
と)の防止や摩擦力の軽減のために、「テクスチャー」
と呼ばれる適度に微細に粗れた表面凹凸(凸部のみでも
良い)が、ディスク上に形成されている。このテクスチ
ャーは、ディスクの磁気層が形成された主表面の全面あ
るいは一部分に形成される。テクスチャーが一部分(C
SSゾーン)にのみ形成されている場合、磁気ヘッドは
CSS動作時の適切な時期に、テクスチャーが形成され
たCSSゾーンまで移動する。また、ディスクが回転中
に、電源が切れたような場合にも、CSSゾーンに移動
するようになっている。
れている場合には、残りの部分は鏡面状の平滑さを保つ
ことができるため、磁気ヘッドの低浮上化が可能とな
る。このため、磁気ディスク装置の高記録密度化に適し
ている。
l−Mg合金基板にNi−Pめっきを施した、いわゆる
アルミ基板が用いられてきた。このアルミ基板にテクス
チャーを施す方法としては、研磨テープにより基板に同
心円状に傷をつけることが広く行われていた。しかしこ
の方法では、磁気ヘッドのさらなる低浮上化が求められ
た場合、スティクションの防止や摩擦力の軽減との両立
を図ることが困難となってくる。
されている。例えば、米国特許第5062021号およ
び第5108781号公報には、スティクションを減少
させるためにアルミ基板の金属表面に、凹部とその周囲
に形成されるリング状の突起からなるピットを形成する
プロセスが開示されている。前記2つの特許は、Nd:
YAGレーザを使用して必要な表面粗さを作り出す方法
を開示している。
較して、研磨により比較的容易に平滑化できること、同
一厚さであればより優れた剛性を有していること、耐衝
撃性に優れていること等の優れた特性を有している。
することができるが故に、上述したテクスチャー形成技
術がより重要となる。ガラス基板にテクスチャーを形成
する方法として、最近レーザ光照射による方法が提案さ
れている。例えば、特開平4−311814号公報に
は、バックプレートに所定の間隔を隔てて配置されたガ
ラス基板の裏側からレーザ光パルスを照射し、前記バッ
クプレートの表面から溶融飛散する微細粒子を、前記ガ
ラス基板表面に衝突させることにより、ガラス基板にテ
クスチャー加工する方法が開示されている。
ガラス等の脆性材料にテクスチャーを形成する方法が明
らかにされ、ガラス等の熱衝撃限界を有する脆性材料に
対して、放射エネルギのフルエンスを熱衝撃限界以下の
適当な値に制御することにより、テクスチャー加工が可
能であることが開示されている。急激に遷移するエネル
ギフルエンス限界(熱衝撃限界)以下では、レーザ光パ
ルスのエネルギフルエンスは全く影響しないか、または
損傷を与えずに単に隆起を形成するだけである。圧縮表
面応力を持つガラスディスクでは、このような隆起のほ
ぼ全体が公称表面より上に突出し、データ記憶ディスク
のスティクションを減少する上で有用である。
ストでかつ制御性良くガラス基板表面にテクスチャーを
形成することができるとされている。また、CSS領域
のみにテクスチャーを形成することも可能である。
は、アルミニウム合金基板やガラス基板の表面にレーザ
出力が500mW以下、1回当たりの照射時間が5μse
c 以下、照射表面におけるスポット径が5μm以下であ
るパルスレーザを相対的な移動速度1m/ sec 以上で照
射して、その照射部分に突起を形成する方法が開示され
ている。
7−182655号公報においては、ガラスに対してレ
ーザ光エネルギパルスの光透過がある値の範囲内になる
ようなレーザ光を用いると記述されているが、ガラス組
成との関係については何ら記述されておらず、ましてガ
ラス表面に形成される突起の高さの算出については示唆
されていない。しかも、レーザ光の波長に関しても、1
0.6μmのみが開示されており、他の波長については
述べられていない。従って、均一な突起を低出力のレー
ザ光で達成するためのレーザ光の波長は示唆されていな
い。
ャー部において、全面積に対するテクスチャー突起部の
面積の割合が同一の場合、テクスチャーの1つ1つの突
起の径は小さい方が、即ちテクスチャーの突起の間隔の
小さい方が潤滑剤は作用しやすく、耐摩耗特性が良好に
なることが知られている(谷弘詞他,日本トライボロ
ジー学会トライボロジー会議予稿集−金沢,1994年
10月,p153,H.Ishihara et a
l,Wear,vol172(1994年)p65)。
そのため、テクスチャーの径としては、前記特開平7−
182655号公報の開示例(テクスチャーの突起の径
30μm)より小さいものが望まれる。
公報の開示例において、テクスチャーの突起の径を十分
小さくするために、レンズの開口数を大きくして照射す
るレーザ光スポットの径を小さくすると、形成されるテ
クスチャーの突起の大きさがディスク面内でばらついて
しまうという問題があった。これは、レンズの開口数を
大きくしてレーザ光を絞ったため、ディスク面のうねり
によりディスク面内の各場所において、レーザ光のスポ
ット径が変化してしまったためと考えられる。このよう
なディスク面内におけるテクスチャーの突起の径の変動
は、ディスクのCSS特性、グライド特性等に悪影響を
与える。
記載の技術においては、磁気ディスクの基板としてガラ
スを使用した場合、ガラスの組成とガラス基板の光の吸
収係数との関係について触れるところは何もない。この
ため、ガラス基板上に突起を精度良く、しかも効率的に
形成するために必要な光の吸収係数を容易に求めること
ができないという問題があった。しかも、その吸収係数
と突起の高さとの関係やレーザ光の出力との関係につい
ては示唆するところはないのである。
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、磁気ディスクとして好適な高平坦性を有
するなどの優れた品質を有するとともに、表面にレーザ
光を照射することにより突起を形成させ、それをテクス
チャーにできる磁気ディスク用ガラス基板を提供するこ
とにある。また、その他の目的とするところは、突起を
精度良く形成できるとともに、ガラスの吸収係数、さら
には突起の高さを容易に算出でき、テクスチャーの設計
を効率良く行うことができる磁気ディスク用ガラス基板
を提供することにある。
めに、請求項1に記載の発明は、磁気記録表面側にレー
ザ光を照射して多数形成した突起をテクスチャーとした
磁気ディスク用ガラス基板において、前記突起は凸型形
状をなし、レーザ光の波長266nmにおけるガラスの
光の吸収係数が、20〜2000mm-1であり、かつガラ
スの組成が重量基準で、 酸化珪素(SiO2 ) 58〜66%、 酸化アルミニウム(Al2 O3 ) 13〜19%、 酸化リチウム(Li2 O) 3〜4.5%、 酸化ナトリウム(Na2 O) 6〜13%、 酸化カリウム(K2 O) 0〜5%、 R2 O 9〜18%(但し、R2 O=Li2 O+Na2
O+K2 O)、 酸化マグネシウム(MgO) 0〜3.5%、 酸化カルシウム(CaO) 1〜7%、 酸化ストロンチウム(SrO) 0〜2%、 酸化バリウム(BaO) 0〜2%、 RO 2〜10%(但し、RO=MgO+CaO+Sr
O+BaO)、 酸化鉄(Fe2 O3 ) 0. 05〜2%、 酸化チタン(TiO2 ) 0〜2% 酸化セリウム(CeO2 ) 0〜2% 酸化マンガン(MnO) 0〜1% 但し、Fe2 O3 +TiO2 +CeO2 +MnO=0.
05〜3% の範囲内にあるものである。
の発明において、前記ガラスは化学強化されるととも
に、レーザ光の波長266nmにおけるガラスの光の吸
収係数は、ガラスの鉄含有率と次の関係式で表される直
線関係を有するものである。
%)×鉄含有率(重量%) 但し、αは比例定数を表す。請求項3に記載の発明は、
請求項2に記載の発明において、前記比例定数αは、
1.7×102 (1/mm・重量%)である。
の発明において、前記ガラスは化学強化されるととも
に、突起の高さは、ガラスの光の吸収係数と次の関係式
で表される直線関係を有するものである。
〔吸収係数(1/mm)−β〕 但し、kは比例定数、βは突起の高さをY軸、吸収係数
をX軸としたときのX軸切片の値を表す。
の発明において、前記比例定数kは2、X軸切片の値β
は18である。請求項6に記載の発明は、請求項1に記
載の発明において、前記ガラスは化学強化されるととも
に、突起の高さは、レーザ光の出力と次の関係式で表さ
れる指数関数の関係を有するものである。
係数を表す。請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、前記定数aは1、係数γは0. 48で
ある。
の発明において、前記ガラスはフロート法により製造さ
れたものである。
て詳細に説明する。ガラス基板の磁気記録表面側に照射
されるレーザ光としては、目的を達成できるレーザ光で
あればいかなるものでもよいが、容易に大出力が得られ
ること、装置価格が比較的安価であること等から、YA
Gレーザを1/4の波長に波長変換して得られたものが
好ましく使用される。
突起を形成するためには、紫外線領域の波長(1〜40
0nm)の光に対する吸収が良好である必要がある。ガ
ラスの、例えば波長266nmにおける光の吸収係数
は、20mm-1以上であれば均一な突起よりなるテクスチ
ャーの形成が可能である。より低出力のレーザ光の使用
を可能にするには、50mm-1以上であることが好まし
く、100mm-1以上であることがさらに好ましい。ま
た、ガラスの成分の蒸発を防止したり、ガラスの割れを
防止するため、光の吸収係数は2000mm-1以下である
ことが必要であり、1000mm-1以下であることが好ま
しく、300mm-1以下であることがさらに好ましい。
は、ガラス基板の磁気記録表面(主表面)全体に形成さ
れていても良いが、主表面のある特定の半径位置の範囲
内のみに、部分的に形成されていても良い。部分的に突
起を形成することにより、テクスチャー加工領域以外の
半径位置において鏡面状のディスク表面を保つことが可
能なため、磁気ディスクメディアとした場合、磁気ヘッ
ドの低浮上化が可能になり、このような部分テクスチャ
ーは好適に使用される。
形状よりなる突起がほぼ規則的に配置されたものである
が、凸型形状よりなる突起同士の間隔としては、1〜1
00μmの範囲が好ましい。その間隔が1μmよりも小
さいと、テクスチャー加工に要する時間が長くなり、生
産性が低下する。一方、その間隔が100μmよりも大
きいと、CSS特性が劣化する。この間隔は、2〜50
μmの範囲がより好ましい。
が好ましい。その高さが5nm未満であると、磁気メデ
ィアとした場合に磁気ヘッドとの間の粘着力が大きくな
ってしまう。一方、100nmを越えると磁気メディア
とした場合に、磁気ヘッドを十分低く浮上させることが
できない。突起の高さは、10〜50nmの範囲がより
好ましい。
突起の径は、1〜20μmの範囲が好ましい。突起の径
が1μm未満であると、安定に均一のテクスチャーを形
成することが困難になる。一方、突起の径が20μmを
越えると、CSS特性が劣化する。このような特性の面
および生産性の面から、1〜10μmの範囲がより好ま
しい。
させるための下地層、磁気媒体層、保護層さらに潤滑層
を順次設けることにより、磁気ディスクメディアが形成
される。磁気特性をさらに向上させたり、付着力を向上
させたりする等の目的のため、ガラス基板と下地層との
間に、さらに複数の中間膜を形成しても良い。
について説明する。ガラスの組成は重量基準で、酸化珪
素(SiO2 )を58〜66%、酸化アルミニウム(A
l2 O3 )を13〜19%、酸化リチウム(Li2 O)
を3〜4.5%、酸化ナトリウム(Na2 O)を6〜1
3%、酸化カリウム(K2 O)を0〜5%、R2 Oを9
〜18%、(但し、R2 O=Li2 O+Na2 O+K2
O)、さらに、酸化マグネシウム(MgO)を0〜3.
5%、酸化カルシウム(CaO)を1〜7%、酸化スト
ロンチウム(SrO)を0〜2%、酸化バリウム(Ba
O)を0〜2%、ROを2〜10%、(但し、RO=M
gO+CaO+SrO+BaO)、加えて、酸化鉄(F
e2 O3 )を0.05〜2%、酸化チタン(TiO2 )
を0〜2%、酸化セリウム(CeO2 )を0〜2%、酸
化マンガン(MnO)0〜1%、但し、Fe2 O3 +T
iO2 +CeO2 +MnO=0.05〜3%である。
ト法により製造可能で、溶融温度が低く、化学強化処理
後の耐水性や耐候性が良好で、しかも金属製品と組み合
わせて使用可能な膨張係数を有する。フロート法は、溶
融スズを収容し、上部空間を還元性雰囲気とした高温の
バス中へ、一端から溶融ガラスを流入し、他端からガラ
スを引き延ばして板状のガラスを製造する方法である。
このフロート法によれば、得られるガラスは両面が平行
でゆがみがなく、表面光沢があるとともに、多量生産が
可能で、板幅の変更も容易であり、自動化を図ることも
容易である。
がさらに好ましい。すなわち、重量基準で、SiO2 を
60〜66%、Al2 O3 を15〜18%、Li2 Oを
3〜4.5%、Na2 Oを7. 5〜12. 5%、K2 O
を0〜2%、かつR2 Oを10.5〜17%、(但し、
R2 O=Li2 O+Na2 O+K2O)、さらに、Mg
Oを0.5〜3%、CaOを2.5〜6%、SrOを0
〜2%、BaOを0〜2%、かつROを3〜9%、(但
し、RO=MgO+CaO+SrO+BaO)、加え
て、Fe2 O3 を0.05〜2%、TiO2 を0〜2
%、CeO2 を0〜2%、MnOを0〜1%(但し、F
e2 O3 +TiO2 +CeO2 +MnO=0.2〜3
%)である。
2 はガラスの主要成分であり、必須の構成成分である。
その含有量が58重量%未満の場合、強化処理のための
イオン交換後の耐水性が悪化し、66重量%を越える場
合、ガラス融液の粘性が高くなりすぎ、溶融や成形が困
難になるとともに、膨張係数が小さくなりすぎる。
オン交換後の耐水性を向上させるために必要な成分であ
る。その含有量が13重量%未満の場合、そのような効
果が不十分であり、19重量%を越える場合、ガラス融
液の粘性が高くなりすぎ、溶融や成形が困難になるとと
もに、膨張係数が小さくなりすぎる。
構成成分であるとともに、溶解性を高める成分である。
その含有量が3重量%未満の場合、イオン交換後の表面
圧縮応力が十分得られず、また溶解性も悪く、4. 5重
量%を越える場合、イオン交換後の耐水性が悪化すると
ともに、液相温度が上がり、成形が困難となる。
の含有量が6重量%未満の場合、その効果が不十分であ
り、13重量%を越える場合、イオン交換後の耐水性が
悪化する。
オン交換後の表面圧縮応力が低下するため必須成分では
ない。このため、その含有量は5重量%以下が好まし
い。さらに、Li2 O+Na2 O+K2 Oの合計R2 O
が、9重量%未満の場合、ガラス融液の粘性が高くなり
すぎ、溶融や成形が困難となるとともに、膨張係数が小
さくなりすぎ、18重量%を越える場合、イオン交換後
の耐水性が悪化する。
5重量%を越える場合、液相温度が上がり、成形が困難
になる。CaOは溶解性を高める成分であるとともに、
イオン交換速度を調整するための必須成分である。その
含有量が1重量%未満の場合、その効果が十分ではな
く、7重量%を越える場合、液相温度が上がり、成形が
困難になる。
あるとともに、液相温度を下げるのに有効な成分であ
る。それらの含有量は2重量%を越える場合、ガラスの
密度が大きくなるとともに、製造コストが上昇する。
の合計ROが、2重量%未満の場合、ガラス融液の粘性
が高くなりすぎ、溶融や成形が困難となり、10重量%
を越える場合、液相温度が上がり、成形が困難となる。
e3+が平衡状態にあり、これらのイオンが融液中の光の
透過率、特に赤外領域の透過率を大きく左右する。この
Fe 2 O3 の含有量が0.05重量%未満の場合、光の
透過率が小さく、ガラスの吸収係数が小さくなり、2重
量%を越える場合、赤外領域の吸収が大きくなりすぎ、
溶融や成形時にガラスの温度分布を調節できなくなり、
品質の悪化を招く。
e3+の平衡状態を変化させ、相互作用によって光の透過
率を変化させるのに有効な成分である。TiO2 、Ce
O2がそれぞれ2重量%を越える場合、またはMnOが
1重量%を越える場合、ガラス素地の品質が悪化すると
ともに、製造コストが上昇する。さらに、Fe2 O3+
TiO2 +CeO2 +MnOの合計が0.05重量%未
満のとき、光の透過率が小さく、ガラスの吸収係数が小
さくなり、3重量%越えるとき、ガラス素地の品質が悪
化し、製造コストの上昇を招く。
は、50〜350℃の温度範囲における平均線熱膨張係
数が80×10-7/K以上であり、さらに84×10-7
/K以上であることが好ましい。
粘性を上昇させる酸化ジルコニウム(ZrO2 )を実質
的に含有していない。従って、ガラス組成物の溶融温度
(102 ポイズの粘性を有する温度)を1550℃以下
に、作業温度(104 ポイズの粘性を有する温度)を1
100℃以下に設定することができ、しかも液相温度を
作業温度以下にすることができる。さらに、ガラス組成
物の溶融温度(102ポイズの粘性を有する温度)が1
540℃以下で、作業温度(104 ポイズの粘性を有す
る温度)が1055℃以下であり、しかも液相温度が作
業温度以下であることが好ましい。このような条件下で
は、ガラス基板をフロート法により容易に製造でき、高
平坦性を有する高品質のガラス基板を得ることができ
る。
要求される強度を維持するために、化学強化されている
ことが好ましい。さらに、突起をより大きく盛り上げる
ために、ガラスはその表面に化学強化処理が施されてい
ることが望ましい。この化学強化処理は、ガラスがその
組成中に含まれる一価の金属イオンよりイオン半径が大
きな一価の金属イオンを含有する溶融塩中に浸漬され、
ガラス中の金属イオンと溶融塩中の金属イオンとがイオ
ン交換されることにより行われる。
ウム溶液中に浸漬することにより、ガラス基板表面近傍
のナトリウムイオンがそれより大きなイオン半径を有す
るカリウムイオンに置き換えられ、その結果圧縮応力が
作用してガラス基板表面が強化される。また、ガラス基
板を硝酸銀(0. 5〜3%)と硝酸カリウム(97〜9
9. 5%)の混合溶液中に、30分から1時間浸漬して
もよい。それにより、銀イオンがガラス基板表面に速や
かに浸透され、ガラス基板表面の強化が促進される。ま
た、硝酸銀と硝酸カリウムの混合溶液に代えて、硝酸カ
リウムと硝酸ナトリウムの混合溶液を使用することがで
きる。
い、その表面の所定領域にレーザ照射することにより、
凸型形状、例えば山型又はクレータ型の突起を形成する
ことができる。この突起を形成する場合、レーザ光の出
力が小さいときには、後述するように、突起の高さに対
するレーザ光の出力の影響が小さいことから、レーザ出
力のばらつきが突起の高さのばらつきに与える影響は少
ない。このため、レーザ出力が小さい条件で突起を形成
することが望ましい。
光の照射を受けて光の一部を吸収する際の吸収係数を大
きくする方法がある。波長266nmにおけるガラスの
吸収係数は、ガラス中に含まれる遷移金属中の特に鉄の
含有量と直線関係を有する。すなわち、この関係式は次
式のように表わされる。
%)×鉄含有率(重量%) 但し、αは比例定数を表す。この関係式は具体的には、
例えば図3に示すような直線で表される。この場合の比
例定数αは、1.7×102 (1/mm・重量%)であ
る。
は、ガラスの吸収係数と直線関係を有する。すなわち、
その関係式は、次式で表わされる。 突起の高さ(nm)=k(nm・mm)×〔吸収係数(1
/mm)−β〕 但し、kは比例定数、βは突起の高さをY軸、吸収係数
をX軸としたときのX軸切片の値を表す。
あることから、ガラスの吸収係数がその値以下ではガラ
ス基板表面に突起は形成されない。従って、ガラスの吸
収係数はβより大きいことが必要である。
の範囲であることが好ましく、1〜2.5の範囲である
ことがさらに好ましい。比例定数kがあまり小さいとテ
クスチャーとして好適な突起が得られず、あまり大きい
と突起の高さが高くなり過ぎたり、ガラスの熱衝撃限界
を越えたりして好ましくない。
囲であることが好ましい。この関係式は具体的には、例
えば図4に示すような直線で表される。この場合の比例
定数kは2、X軸切片の値βは18である。
であることから、ガラスの吸収係数がその値以下ではガ
ラス基板表面に突起は形成されない。なお、突起の高さ
のばらつきは、ガラス中の鉄の含有量と吸収係数との関
係及びガラスの吸収係数と突起の高さとの関係がともに
直線関係にあることから、ガラス中の鉄の含有量のばら
つきに対してほぼ直線関係となる。
態では、突起の高さはレーザ光の出力に対して指数関数
の関係があり、その関係式は次式で表わされる。 突起の高さ(nm)=a× exp〔γ×出力(mW)〕 但し、aは定数を表し、γはレーザ光の出力についての
係数を表す。
レーザ光のスポット径やレーザ光のパルス幅などによっ
て変化するが、0.4〜0.6の範囲が好ましく、0.
45〜0.55の範囲がさらに好ましい。また、定数a
は0.01〜1.5の範囲が好ましい。
に記載の組成範囲内のガラスで、その吸収係数が80
(1/mm)、レーザ光の照射スポット径が10μm、レ
ーザ光のパルス幅50nsの場合、図5に示すような指
数関数で表される。この場合、定数aは1、係数γは
0. 48である。なお、この関係式が成立するのは、レ
ーザ光の照射エネルギーがガラスの熱衝撃限界内にある
ことが前提である。
の組成とレーザ光の照射条件を簡単に設定することがで
き、ガラス基板表面におけるテクスチャーの設計を容易
に行うことができる。
高さのばらつきを小さくする方法として、ガラスの軟化
温度を下げる方法がある。以上のように、この実施形態
によれば、次のような効果が発揮される。 (1) ガラス基板の表面にレーザ光を照射することに
より、径の小さな突起を容易かつ精度良く形成すること
ができ、磁気ディスク用基板のテクスチャーとすること
ができる。 (2) この発明におけるガラス組成物は溶解温度が低
く、成形性に優れているため、ガラス基板をフロート法
により容易に製造でき、得られたガラス基板は、高平坦
性を有する品質の高いものである。 (3) ガラス基板は、化学強化処理されることによ
り、耐水性や耐候性が良好で、かつ金属製品と組合せて
使用できる膨張係数を有する。 (4) レーザ光の波長266nmにおけるガラスの吸
収係数をガラスの鉄含有率に基づいて容易に算出するこ
とができる。 (5) 突起の高さをガラス基板の光の吸収係数に基づ
いて容易に算出することができ、テクスチャーの設計を
効率良く行うことができる。 (6) 突起の高さをレーザ光の出力に基づいて容易に
算出することができ、テクスチャーの設計を効率的に行
うことができる。
に説明する。なお、この発明はそれらの実施例に限定さ
れるものではない。 (実施例1)以下のような組成を有するガラスを用いた
ガラス基板の表面に、下記のような条件下でレーザ光を
照射し、ガラス基板表面に突起を形成し、テクスチャー
とした。
テクスチャーを形成した。レーザ加工用光源11として
は、YAGパルスレーザ装置を使用した。二次高調波
(SHG)素子12は光源11に付設され、光源11か
ら照射されたレーザ光を元の波長の2分の1の波長に変
換する。固定ミラー13はSHG素子12から所定距離
をおいて配置され、SHG素子12からのレーザ光の方
向を転換させる。
ー13から一定間隔をおいて配置され、固定ミラー13
で反射されたレーザ光の波長をさらに2分の1に変換し
て266nmの波長とする。ガルバノミラー15及び集
光レンズ16はFHG素子14の下方に配置され、26
6nmの波長のレーザ光をガラス基板17表面の所定位
置に焦点を結ぶようにする。 (1) ガラスの組成 次のような組成でガラスを製造した。
63.4%、Al2 O3 16.3%、Li2 O
3. 7%、Na2 O 10.6%、K2 O 0.23
%、R2O 14.53%、(但し、R2 O=Li2 O
+Na2 O+K2 O)、 さらに、MgO 1.9%、
CaO 3.8%、RO 5.7%、(但し、RO=M
gO+CaO)、TiO2 0. 009%、Fe2 O3
0. 062%である。 (2) ガラスの化学強化処理 上記組成のガラス基板を、硝酸カリウム(KNO3 )6
0重量%と硝酸ナトリウム(NaNO3 )40重量%の
混合溶液で380℃に加熱した液中に1時間浸漬した。 (3) レーザ光の照射条件 (i) レーザ(基本波) 半導体励起、Nd:YAGパルスレーザ、最大出力 2
W (ii) FHG素子 変換効率 3%、最大出力 60 mA、出力ばらつき
2.5%、エネルギー密度25nJ/μm2 (typ ) その結果、ガラス表面に図1に示すような山型の突起1
0が形成された。このとき、波長266nmにおけるガ
ラスの吸収係数と、ガラス中に含まれる遷移金属中の特
に鉄(Fe2 O3 )の含有量との間には、次の表1に示
す関係が得られた。
各実測点を結ぶことにより、鉄含有率とガラスの吸収係
数との間に所定の直線関係が得られた。この直線は次式
のように表わされた。
/mm・重量%)×鉄含有率(重量%) (実施例2)この実施例2においては、波長266nm
におけるガラスの吸収係数と突起の高さとの関係を、次
のような条件下に求めた。
ト径 10μm、パルス幅 50ns、平均出力 10
mW。その結果、波長266nmにおけるガラスの吸収
係数と、突起の高さとの間には、次の表2に示す関係が
得られた。
示した各実測点を結ぶことにより、ガラスの吸収係数と
突起の高さとの間に所定の直線関係があることがわかっ
た。この直線は次式のように表わされた。
〔吸収係数(1/mm)−18〕 従って、例えば1μインチ、すなわち25. 4nmの高
さの突起を形成するためには、上式より吸収係数は3
0. 7(1/mm)になる。この吸収係数の数値に基づ
き、前記実施例4の関係式から鉄(Fe2 O3 )の含有
率は、0. 17(重量%)となる。このように、目標と
する突起の高さから、ガラスの吸収係数が算出され、さ
らにはその吸収係数からガラス中の鉄の含有率が算出さ
れる。従って、テクスチャーの設計を行う場合の条件を
容易に設定でき、テクスチャーの形成を効率的に行うこ
とができる。 (実施例3)この実施例においては、ガラスの吸収係数
が80(1/mm)におけるレーザの照射エネルギー、す
なわちレーザ光の出力(mW)と突起の高さ(nm)と
の関係を、実施例2と同様な条件下に求めた。
の間には、次の表3に示す関係が得られた。
示した各実測点を結ぶことにより、レーザ光の出力と突
起の高さとの間に指数関数の関係(片対数グラフでは直
線関係)が得られた。この関係は次式のように表わされ
た。
算出されるため、テクスチャーの設計を行うときの条件
を容易に設定でき、テクスチャーの形成を効率良く行う
ことができる。 (実施例4)実施例1に示すような組成(重量%)を有
するガラス基板をラッピング及びポリッシングすること
により、ディスクの厚みが0.635mmの磁気ディスク
用ガラス基板を得た。この基板の外径は65mm、内径は
20mmである。この基板を化学処理した後、精密洗浄を
行った。
たレーザテクスチャー装置を用いてテクスチャー加工を
行った。突起の高さが20nmになるようにレーザ出力
を光学的なアッテネータを用いて制御した。このときの
実際のレーザ光の出力は7mWであった。前記レーザ光
の出力と突起の高さとの関係に基づいてレーザ光の出力
を求めると約6.3mWであり、数値的に良く合ってい
る。この際のレーザ集光径は約10μm、突起の径は3
μmであった。
膜、保護膜を形成した。保護膜の種類は、シリコーンを
20%含有する炭素膜で、膜厚は16nmとした。さら
に、その上に潤滑油を塗布した。潤滑油の種類は、モン
テジソン社製の商品名AM2001とし、厚みは2.3
nmとした。塗布後、基板焼成を行い、潤滑油と保護膜
表面との結合力を高めた。
ッドを用いてCSSテストを行った。基板回転数は45
00rpmで、立ち上がり時間は3秒、停止時間は4秒
とした。この条件下ではCSSを10万回施しても保護
膜等には異常は認められず、ソーダライムシリケートガ
ラスの基板と同じレベルかそれ以上であった。
て具体化することも可能である。 (a) ガラス表面にテクスチャーを形成する方法とし
て、研磨フィルムによる方法とレーザ照射による方法と
を組み合わせること。
定形状に設定することができ、ゾーンテクスチャー部分
に磁気ヘッドが当たって損傷を受けるのを効果的に防止
することができる。 (b) レーザの繰り返し周波数またはアッテネータ
(減衰器)を制御して、ガラス基板のゾーンテクスチャ
ー部分である内周からデータ部分である外周へ照射エネ
ルギーを徐々に減らすように構成すること。このように
構成すれば、突起の高さをゾーンテクスチャー部分から
データ部分に向かって徐々に低くなるように傾斜状に形
成することができる。
的思想について以下に記載する。 (1) 前記レーザ光は、波長変換素子により短波長に
変換されたものである請求項1に記載の磁気ディスク用
ガラス基板。
光をガラスに効率良く吸収させることができ、ガラス基
板表面に微笑な突起を効率良く形成することができる。 (2) ガラス組成物の溶融温度(102 ポイズの粘性
を有する温度)が1550℃以下で、作業温度(104
ポイズの粘性を有する温度)が1100℃以下である請
求項1に記載の磁気ディスク用ガラス基板。
ロート法により容易に製造でき、高平坦性を有する高品
質のガラス基板を得ることができる。 (3) 前記化学強化処理は、ガラスをその中に含まれ
る一価の金属イオンよりイオン半径の大きな一価の金属
イオンを含有する加熱状態の溶融塩中に浸漬することに
より、ガラス中の金属イオンを溶融塩中の金属イオンに
置き換えるものである請求項2に記載の磁気ディスク用
ガラス基板。
板表面に作用する圧縮応力に基づいてガラス基板表面を
確実に強化することができる。
のような効果が奏せられる。請求項1に記載の発明によ
れば、ガラスの溶解温度が低く、成形性に優れているた
め、ガラス基板をフロート法により好適に製造できると
ともに、表面が高平坦性を有するなどの磁気ディスクと
して好適な品質を有するガラス基板を得ることができ
る。
に記載の発明の効果に加え、得られたガラス基板は、化
学強化処理後の耐水性や耐候性が良好で、かつ金属製品
と組み合わせて使用可能な膨張係数を有することができ
る。しかも、波長266nmにおける光の吸収係数をガ
ラス基板の鉄含有率に基づいて容易に算出することがで
きる。
に記載の発明の効果に加え、比例定数αが所定値に定め
られていることから、吸収係数はガラス基板の鉄含有率
により速やかに算出することができる。
に記載の発明の効果に加え、突起の高さをガラス基板の
吸収係数より容易に算出することができ、テクスチャー
の設計を効率的に行うことができる。
に記載の発明の効果に加え、比例定数kとX軸切片の値
βが所定値に定められていることから、突起の高さはガ
ラス基板の鉄含有率により速やかに算出することができ
る。
に記載の発明の効果に加え、突起の高さをレーザ光の出
力に基づいて容易に算出することができ、テクスチャー
の設計を効率良く行うことができる。
に記載の発明の効果に加え、定数aと係数γが所定値に
定められていることから、突起の高さはレーザ光の出力
により速やかに算出することができる。
に記載の発明の効果に加え、ガラス基板をフロート法に
よって確実に製造することができる。
形を示す説明図。
念図。
すグラフ。
示すグラフ。
ラフ。
Claims (8)
- 【請求項1】 磁気記録表面側にレーザ光を照射して多
数形成した突起をテクスチャーとした磁気ディスク用ガ
ラス基板において、 前記突起は凸型形状をなし、レーザ光の波長266nm
におけるガラスの光の吸収係数が、20〜2000mm-1
であり、かつガラスの組成が重量基準で、 酸化珪素(SiO2 ) 58〜66%、 酸化アルミニウム(Al2 O3 ) 13〜19%、 酸化リチウム(Li2 O) 3〜4.5%、 酸化ナトリウム(Na2 O) 6〜13%、 酸化カリウム(K2 O) 0〜5%、 R2 O 9〜18%(但し、R2 O=Li2 O+Na2
O+K2 O)、 酸化マグネシウム(MgO) 0〜3.5%、 酸化カルシウム(CaO) 1〜7%、 酸化ストロンチウム(SrO) 0〜2%、 酸化バリウム(BaO) 0〜2%、 RO 2〜10%(但し、RO=MgO+CaO+Sr
O+BaO)、 酸化鉄(Fe2 O3 ) 0. 05〜2%、 酸化チタン(TiO2 ) 0〜2% 酸化セリウム(CeO2 ) 0〜2% 酸化マンガン(MnO) 0〜1% 但し、Fe2 O3 +TiO2 +CeO2 +MnO=0.
05〜3% の範囲内にある磁気ディスク用ガラス基板。 - 【請求項2】 前記ガラスは化学強化されるとともに、
レーザ光の波長266nmにおけるガラスの光の吸収係
数は、ガラスの鉄含有率と次の関係式で表される直線関
係を有する請求項1に記載の磁気ディスク用ガラス基
板。 吸収係数(1/mm)=α(1/mm・重量%)×鉄含有率
(重量%) 但し、αは比例定数を表す。 - 【請求項3】 前記比例定数αは、1.7×102 (1
/mm・重量%)である請求項2に記載の磁気ディスク用
ガラス基板。 - 【請求項4】 前記ガラスは化学強化されるとともに、
突起の高さは、ガラスの光の吸収係数と次の関係式で表
される直線関係を有する請求項2に記載の磁気ディスク
用ガラス基板。 突起の高さ(nm)=k(nm・mm)×〔吸収係数(1
/mm)−β〕 但し、kは比例定数、βは突起の高さをY軸、吸収係数
をX軸としたときのX軸切片の値を表す。 - 【請求項5】 前記比例定数kは2、X軸切片の値βは
18である請求項4に記載の磁気ディスク用ガラス基
板。 - 【請求項6】 前記ガラスは化学強化されるとともに、
突起の高さは、レーザ光の出力と次の関係式で表される
指数関数の関係を有する請求項1に記載の磁気ディスク
用ガラス基板。 突起の高さ(nm)=a× exp〔γ×出力(mW)〕 但し、aは定数を表し、γはレーザ光の出力についての
係数を表す。 - 【請求項7】 前記定数aは1、係数γは0. 48であ
る請求項6に記載の磁気ディスク用ガラス基板。 - 【請求項8】 前記ガラスはフロート法により製造され
たものである請求項1に記載の磁気ディスク用ガラス基
板。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23122597A JP3930113B2 (ja) | 1996-08-30 | 1997-08-27 | 磁気ディスク用ガラス基板 |
US08/920,794 US5902665A (en) | 1996-08-30 | 1997-08-29 | Glass substrate for magnetic disks |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23114596 | 1996-08-30 | ||
JP8-231145 | 1996-08-30 | ||
JP23122597A JP3930113B2 (ja) | 1996-08-30 | 1997-08-27 | 磁気ディスク用ガラス基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10124841A true JPH10124841A (ja) | 1998-05-15 |
JP3930113B2 JP3930113B2 (ja) | 2007-06-13 |
Family
ID=26529713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23122597A Expired - Fee Related JP3930113B2 (ja) | 1996-08-30 | 1997-08-27 | 磁気ディスク用ガラス基板 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5902665A (ja) |
JP (1) | JP3930113B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0917135A4 (en) * | 1997-06-05 | 1999-12-15 | Hoya Corp | SUBSTRATE FOR INFORMATION RECORDING MEDIUM |
EP0953548A4 (en) * | 1997-07-30 | 1999-12-22 | Hoya Corp | METHOD FOR PRODUCING GLASS SUBSTRATE FOR RECORDING INFORMATION |
JP2003112945A (ja) * | 2001-10-05 | 2003-04-18 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | レーザ加工用ガラス |
JP2005067908A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | レーザ加工用ガラス |
SG111936A1 (en) * | 2001-03-05 | 2005-06-29 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | Mother glass for laser processing and glass for laser processing |
JP2009528572A (ja) * | 2006-02-28 | 2009-08-06 | コーニング インコーポレイテッド | ガラスベース微細位置決めシステム及び方法 |
JP2013520387A (ja) * | 2010-02-26 | 2013-06-06 | ショット アクチエンゲゼルシャフト | 高い弾性率を有するアルミノケイ酸リチウムガラス及びその製造方法 |
KR101407982B1 (ko) * | 2006-11-15 | 2014-06-17 | 엘아이지에이디피 주식회사 | 미세 패턴 임프린트용 글라스 스탬프와 그 제조 방법 |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6132843A (en) * | 1996-11-14 | 2000-10-17 | Nippon Sheet Glass Do., Ltd. | Glass substrate for magnetic disks |
US5997977A (en) * | 1997-06-05 | 1999-12-07 | Hoya Corporation | Information recording substrate and information recording medium prepared from the substrate |
JP3384286B2 (ja) * | 1997-06-20 | 2003-03-10 | 日本板硝子株式会社 | 磁気記録媒体用ガラス基板 |
US5987391A (en) * | 1997-08-12 | 1999-11-16 | Trace Storage Tech. Corp. | Method for predicting and improving wear characteristics of laser textured bumps formed on magnetic recording disk |
JP4086210B2 (ja) * | 1998-04-17 | 2008-05-14 | Hoya株式会社 | 情報記録媒体用基板 |
JPH11302032A (ja) * | 1998-04-17 | 1999-11-02 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | ガラス組成物およびそれを用いた情報記録媒体用基板 |
JP2000067430A (ja) * | 1998-08-19 | 2000-03-03 | Fujitsu Ltd | 磁気ディスク装置 |
AU755014B2 (en) * | 1998-08-26 | 2002-11-28 | Nihon Yamamura Glass Co., Ltd. | Ultraviolet-absorbing, colorless, transparent soda-lime silica glass |
US6399527B1 (en) * | 1998-09-22 | 2002-06-04 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Glass composition and substrate for information recording medium |
US6387510B1 (en) * | 1999-04-13 | 2002-05-14 | Asahi Glass Company, Limited | Glass for a data storage medium substrate and glass substrate for data storage media |
DE10194790T1 (de) | 2000-01-05 | 2003-12-04 | Schott Glass Tech Inc | Erdalkalifreies Boralkalisilikatglas |
AT4936U1 (de) * | 2000-10-06 | 2002-01-25 | Austria Alu Guss Ges M B H | Rad-gussfelge |
JP4785274B2 (ja) * | 2001-05-29 | 2011-10-05 | 日本板硝子株式会社 | ガラス物品およびそれを用いた磁気記録媒体用ガラス基板 |
DE10133963B4 (de) * | 2001-07-17 | 2006-12-28 | Schott Ag | Boroalkalisilicatglas und seine Verwendungen |
DE10141666A1 (de) * | 2001-08-25 | 2003-03-13 | Schott Glas | Zinkhaltiges Alkalialuminosilicatglas und seine Verwendungen |
US20030232219A1 (en) * | 2002-06-13 | 2003-12-18 | Hiroshi Nishizawa | Magnetic disk, magnetic disk manufacturing method and magnetic disk apparatus |
US7597603B2 (en) * | 2005-12-06 | 2009-10-06 | Corning Incorporated | Method of encapsulating a display element |
DE102009051852B4 (de) * | 2009-10-28 | 2013-03-21 | Schott Ag | Borfreies Glas und dessen Verwendung |
US20110217540A1 (en) * | 2010-03-02 | 2011-09-08 | Dow Global Technologies Inc. | Substrates containing a polymer layer and methods for making the same |
US11352287B2 (en) | 2012-11-28 | 2022-06-07 | Vitro Flat Glass Llc | High strain point glass |
ES2914080T3 (es) * | 2015-11-11 | 2022-06-07 | Ivoclar Vivadent Ag | Procedimiento de fabricación de vidrios y vitrocerámicas con SiO2 como fase cristalina principal |
US20200277225A1 (en) * | 2016-11-18 | 2020-09-03 | Corning Incorporated | Methods of forming laser-induced attributes on glass-based substrates using mid-ir laser |
JP7480142B2 (ja) | 2018-11-26 | 2024-05-09 | オウェンス コーニング インテレクチュアル キャピタル リミテッド ライアビリティ カンパニー | 改善された比弾性率を有する高性能ガラス繊維組成物 |
DK3887329T3 (da) | 2018-11-26 | 2024-04-29 | Owens Corning Intellectual Capital Llc | Højydelsesglasfibersammensætning med forbedret elasticitetskoefficient |
Family Cites Families (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2171990B (en) * | 1985-03-08 | 1988-12-07 | Central Glass Co Ltd | Method of strengthening glass article formed of float glass by ion exchange and strengthened glass article |
EP0263512B1 (en) * | 1986-10-09 | 1994-06-01 | Asahi Glass Company Ltd. | Glass substrate for a magnetic disc and process for its production |
JP2506123B2 (ja) * | 1987-09-29 | 1996-06-12 | シャープ株式会社 | 光ディスク |
US5028567A (en) * | 1988-05-24 | 1991-07-02 | 501 Kabushiki Kaisha Ohara | Glass-ceramics |
US5268071A (en) * | 1989-04-27 | 1993-12-07 | Nippon Sheet Glass | Process of producing a magnetic disk substrate |
JP2816472B2 (ja) * | 1989-04-28 | 1998-10-27 | ティーディーケイ株式会社 | 磁気記録媒体 |
US5108781A (en) * | 1990-03-12 | 1992-04-28 | Magnetic Peripherals Inc. | Process for manufacturing selectively textured magnetic recording media |
US5062021A (en) * | 1990-03-12 | 1991-10-29 | Magnetic Peripherals Inc. | Selectively textured magnetic recording media |
JPH04311814A (ja) * | 1991-04-10 | 1992-11-04 | Fujitsu Ltd | ガラス基板のテクスチャリング方法 |
US5569518A (en) * | 1993-07-07 | 1996-10-29 | Ag Technology Co., Ltd. | Glass substrate for a magnetic disk with roughened edges |
TW300879B (ja) * | 1993-11-10 | 1997-03-21 | Ibm | |
JP2959363B2 (ja) * | 1993-12-09 | 1999-10-06 | 株式会社オハラ | 磁気ディスク用着色結晶化ガラス |
GB9400259D0 (en) * | 1994-01-07 | 1994-03-02 | Pilkington Plc | Substrate for a magnetic disc and manufacture thereof |
JP2799544B2 (ja) * | 1994-04-28 | 1998-09-17 | 株式会社オハラ | 情報記録ディスク用結晶化ガラス |
JPH08147687A (ja) * | 1994-11-28 | 1996-06-07 | Mitsubishi Chem Corp | 磁気記録媒体の製造方法 |
DE69502806T2 (de) * | 1994-10-13 | 1999-03-04 | Saint Gobain Vitrage | Substrat aus verstärktem glas |
US5476821A (en) * | 1994-11-01 | 1995-12-19 | Corning Incorporated | High modulus glass-ceramics containing fine grained spinel-type crystals |
US5532194A (en) * | 1994-11-18 | 1996-07-02 | Kabushiki Kaisya Ohara | Cordierite glass-ceramic and method for manufacturing the same |
US5586040A (en) * | 1995-01-27 | 1996-12-17 | International Business Machines Corporation | Process and apparatus for controlled laser texturing of magnetic recording disk |
US5595768A (en) * | 1995-11-02 | 1997-01-21 | Komag, Incorporated | Laser disk texturing apparatus |
US5691256A (en) * | 1995-12-28 | 1997-11-25 | Yamamura Glass Co., Ltd. | Glass composition for magnetic disk substrates and magnetic disk substrate |
JPH10158034A (ja) * | 1996-10-04 | 1998-06-16 | S Ii C Kk | 情報記録ディスク基板用結晶化ガラス |
US5714207A (en) * | 1997-02-07 | 1998-02-03 | Seagate Technology, Inc. | Method of laser texturing glass or glass-ceramic substrates for magnetic recording media |
US5853820A (en) * | 1997-06-23 | 1998-12-29 | Seagate Technology, Inc. | Controlled laser texturing glass-ceramic substrates for magnetic recording media |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP23122597A patent/JP3930113B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1997-08-29 US US08/920,794 patent/US5902665A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0917135A4 (en) * | 1997-06-05 | 1999-12-15 | Hoya Corp | SUBSTRATE FOR INFORMATION RECORDING MEDIUM |
EP0953548A4 (en) * | 1997-07-30 | 1999-12-22 | Hoya Corp | METHOD FOR PRODUCING GLASS SUBSTRATE FOR RECORDING INFORMATION |
SG111936A1 (en) * | 2001-03-05 | 2005-06-29 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | Mother glass for laser processing and glass for laser processing |
JP2003112945A (ja) * | 2001-10-05 | 2003-04-18 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | レーザ加工用ガラス |
JP2005067908A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | レーザ加工用ガラス |
JP2009528572A (ja) * | 2006-02-28 | 2009-08-06 | コーニング インコーポレイテッド | ガラスベース微細位置決めシステム及び方法 |
KR101407982B1 (ko) * | 2006-11-15 | 2014-06-17 | 엘아이지에이디피 주식회사 | 미세 패턴 임프린트용 글라스 스탬프와 그 제조 방법 |
JP2013520387A (ja) * | 2010-02-26 | 2013-06-06 | ショット アクチエンゲゼルシャフト | 高い弾性率を有するアルミノケイ酸リチウムガラス及びその製造方法 |
US9096460B2 (en) | 2010-02-26 | 2015-08-04 | Schott Ag | Lithium aluminosilicate glass with high modulus of elasticity, and method for producing same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5902665A (en) | 1999-05-11 |
JP3930113B2 (ja) | 2007-06-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3930113B2 (ja) | 磁気ディスク用ガラス基板 | |
KR100261794B1 (ko) | 자기정보기억 매체용 유리 세라믹 기판 | |
US6801397B2 (en) | Glass substrate for a magnetic disk, a magnetic disk which can be formed with a stable texture and a magnetic disk device | |
JP4446683B2 (ja) | 磁気記録媒体用ガラス基板 | |
US7601446B2 (en) | Substrate for information recording medium, information recording medium and method for manufacturing same | |
US6287663B1 (en) | Glass-ceramic substrate for a magnetic information storage medium | |
US6132843A (en) | Glass substrate for magnetic disks | |
JP7227273B2 (ja) | ガラス板の製造方法、ガラス板の面取り方法、および磁気ディスクの製造方法 | |
JP2004288228A (ja) | 情報記録媒体用基板、情報記録媒体およびその製造方法 | |
JP2001039736A (ja) | ガラスセラミックス | |
US5978189A (en) | Substrate for a magnetic recording medium having laser beam absorption characteristic and a magnetic recording medium using the substrate | |
JPH1029832A (ja) | レーザーテクスチャ加工に適したガラス材料及びそれを用いた磁気ディスク用ガラス基板 | |
JP4071309B2 (ja) | 磁気ディスク用ガラス基板及びその製造方法、並びに磁気ディスクメディアの製造方法 | |
JP2608486B2 (ja) | 安定なイメージを形成する高エネルギー書込み可能なガラス組成物 | |
JP3904158B2 (ja) | テクスチャー付磁気ディスク用ガラス基板の製造方法 | |
US20010040150A1 (en) | Glass substrate for information-recording medium and manufacturing method of the glass substrate | |
JP2001500467A (ja) | きめのある表面およびきめを出す方法 | |
JPH09138942A (ja) | 磁気ディスク用ガラス基板 | |
EP0810586B1 (en) | A glass-ceramic substrate for a magnetic information storage medium and a method for manufacturing the same | |
JPH1045426A (ja) | 磁気情報記憶媒体用ガラスセラミック基板およびその製造方法 | |
JPH11250452A (ja) | 磁気ディスク用記録媒体 | |
JP2001006161A (ja) | 情報記録媒体用ガラス基板の製造方法 | |
JP4045076B2 (ja) | 情報記録ディスク用ガラス基板 | |
JPH09295178A (ja) | レーザテキスチャ装置 | |
KR100292305B1 (ko) | 글라스세라믹및자기정보기억매체용글라스세라믹기판 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20040301 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040810 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040819 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20040819 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040819 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20061018 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070308 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |