JPH10124787A - 回転体の状態検出装置 - Google Patents

回転体の状態検出装置

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Publication number
JPH10124787A
JPH10124787A JP28346096A JP28346096A JPH10124787A JP H10124787 A JPH10124787 A JP H10124787A JP 28346096 A JP28346096 A JP 28346096A JP 28346096 A JP28346096 A JP 28346096A JP H10124787 A JPH10124787 A JP H10124787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slip ring
rotating body
rotating shaft
ring mechanism
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28346096A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshibumi Kamiyama
俊文 上山
Saburo Ozawa
三郎 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP28346096A priority Critical patent/JPH10124787A/ja
Publication of JPH10124787A publication Critical patent/JPH10124787A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スリップリング機構におけるノイズを小さく
して、回転体の状態検出信号を正確,確実に得る。 【解決手段】 回転体3と一体的に回転する第1の回転
軸1とその2倍以上の回転速度で回転する第2の回転軸
5を設け、第1と第2の回転軸1,5間に第1のスリッ
プリング機構19を設けるとともに、第2の回転軸5と
固定部22間に第2のスリップリング機構26を設け、
回転体3に取り付けられた状態検出センサ11からの信
号を第1の接続線27、第1のスリップリング機構1
9、第2の接続線28、及び第2のスリップリング機構
26を介して固定側に取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転体の温度,
圧力,ひずみ(応力)等の状態を検出する回転体の状態
検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の回転体の状態検出装置において
は、回転体の温度,圧力,ひずみ等の状態を電圧,電
流,電気抵抗の変化として取り出すためにスリップリン
グを用いているが、回転体の回転速度の低速時(約10
0rpm以下)においてはスリップリングとブラシの接
触抵抗の変化が大きくなり、ノイズが発生して計測が困
難になることがあった。そこで、この問題を解決するた
めに、スリップリングやブラシを銀製とすることが行わ
れているが、十分な効果は得られなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
回転体の状態検出装置においては、回転体の低速域では
スリップリングとブラシの摺動が円滑に行われず、ノイ
ズが発生して温度等の検出が満足に行われなかった。
【0004】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、低速域での状態検出を十分に
行うことができる回転体の状態検出装置を得ることを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回転体の
状態検出装置は、回転体と一体的に回転する第1の回転
軸と、第1の回転軸の2倍以上の回転速度で回転する第
2の回転軸と、回転体の状態を検出する状態検出センサ
と、相互に接触するスリップリングとブラシからなり、
第1及び第2の回転軸間に設けられた第1のスリップリ
ング機構と、相互に接触するスリップリングとブラシか
らなり、第2の回転軸と固定部の間に設けられた第2の
スリップリング機構と、状態検出センサと第1のスリッ
プリング機構との間を接続する第1の接続線と、第1と
第2のスリップリング機構間を接続する第2の接続線を
設けたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面とともに説明する。図1及び図2はこの実施形態によ
る回転体の状態検出装置の平面図及び要部横断拡大平面
図を示す。図において、1は軸受2により回転自在に支
持された第1の回転軸であり、その一端にはブレーキ板
などの回転体3がカップリング4を介して連結されてい
る。5は軸受6により回転自在に支持された第2の回転
軸であり、その一端にはプーリ7が取り付けられてい
る。8はプーリ9が取り付けられたモータであり、プー
リ7,9間にはVベルト10が掛けられている。11は
回転体3に取り付けられ、回転体3の温度等の状態を検
出する熱電対などの状態検出センサである。
【0007】12,13は第1及び第2の回転軸1,5
の他端に取り付けられた支持部であり、支持部12の支
持部13との対向側の外周寄り部分には一対の絶縁筒1
4が設けられ、絶縁筒14内にはばね15を介してブラ
シ16が設けられている。17は支持部13の支持部1
2との対向側の外周寄り部分に取り付けられたリング状
の絶縁台であり、絶縁台17には一対のスリップリング
が設けられ、ブラシ16とスリップリング18はばね1
5によって当接されている。又、これらによって第1の
スリップリング機構19が構成される。
【0008】又、20は第2の回転軸5の周囲に固定さ
れた絶縁リング、21は絶縁リング20に設けられた一
対のスリップリングであり、一方、固定部22には一対
の絶縁筒23が設けられ、各絶縁筒23にはそれぞれば
ね24を介してブラシ25が収納され、ブラシ25とス
リップリング21はばね24によって当接されている。
又、これらによって第2のスリップリング機構26が構
成される。
【0009】27は第1の接続線であり、その一端は状
態検出センサ11に接続され、他端はカップリング4、
第1の回転軸1、及び支持部12内を通ってブラシ16
と接続される。28は第2の接続線であり、その一端は
スリップリング17と接続され、他端は支持部13、第
2の回転軸5、及び絶縁リング20内を通ってスリップ
リング21と接続される。
【0010】上記構成において、回転体3の低速回転時
には第1の回転軸1も低速回転している。このとき、モ
ータ8の駆動によりプーリ7,9及びVベルト10を介
して第2の回転軸5を第1の回転軸1の2倍以上の高速
の回転速度で回転させる。状態検出センサ11からの検
出信号は第1の接続線27、第1のスリップリング機構
19、第2の接続線28、及び第2のスリップリング機
構26を介して固定側に取り出される。この場合、第1
のスリップリング機構19においてはスリップリング1
8側がブラシ16側の2倍以上の回転速度で回転してい
るので、従来より大きな摺動速度が得られ、大きなノイ
ズは発生しない。一方、第2のスリップリング機構26
においては、高速回転側のスリップリング21と固定側
のブラシ25とが摺動するので、やはり大きな摺動速度
が得られ、大きなノイズは発生しない。
【0011】上記した実施形態においては、スリップリ
ング機構19,26において大きなノイズが発生しない
ので、状態検出センサ11からの検出信号を正確に取り
出すことができる。又、ノイズ対策のために高価な銀製
のスリップリングやブラシを必要とせず、銅系のスリッ
プリングと普通のブラシを用いることができ、安価にす
ることができる。なお、回転体3の高速回転時にはノイ
ズの発生の心配がないので、第2の回転軸5を停止させ
てもよい。
【0012】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、回転
体と一体的に回転する第1の回転軸とその2倍以上の回
転速度で回転する第2の回転軸を設け、第1と第2の回
転軸間に第1のスリップリング機構を設けるとともに、
第2の回転軸と固定部間に第2のスリップリング機構を
設けており、いずれのスリップリング機構においても大
きな摺動速度が得られて大きなノイズが発生せず、状態
検出センサからの検出信号が正確,確実に得られる。
又、高価な銀製のスリップリングやブラシが必要でな
く、安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による回転体の状態検出装置の平面図
である。
【図2】この発明による回転体の状態検出装置の要部横
断平面図である。
【符号の説明】
1…第1の回転軸 3…回転体 5…第2の回転軸 11…状態検出センサ 16,25…ブラシ 18,21…スリップリング 19…第1のスリップリング機構 22…固定部 26…第2のスリップリング機構 27…第1の接続線 28…第2の接続線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体と一体的に回転する第1の回転軸
    と、第1の回転軸の2倍以上の回転速度で回転する第2
    の回転軸と、回転体に取り付けられ、回転体の状態を検
    出する状態検出センサと、相互に接触するスリップリン
    グとブラシからなり、第1の回転軸と第2の回転軸の間
    に設けられた第1のスリップリング機構と、相互に接触
    するスリップリングとブラシからなり、第2の回転軸と
    固定部の間に設けられた第2のスリップリング機構と、
    状態検出センサと第1のスリップリング機構を接続する
    第1の接続線と、第1と第2のスリップリング機構間を
    接続する第2の接続線を備えたことを特徴とする回転体
    の状態検出装置。
JP28346096A 1996-10-25 1996-10-25 回転体の状態検出装置 Pending JPH10124787A (ja)

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JP28346096A JPH10124787A (ja) 1996-10-25 1996-10-25 回転体の状態検出装置

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JP28346096A JPH10124787A (ja) 1996-10-25 1996-10-25 回転体の状態検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10124787A true JPH10124787A (ja) 1998-05-15

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ID=17665839

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JP28346096A Pending JPH10124787A (ja) 1996-10-25 1996-10-25 回転体の状態検出装置

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JP (1) JPH10124787A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012053047A (ja) * 2000-08-05 2012-03-15 Renishaw Plc プローブヘッド
JP2012099407A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Jtekt Corp 回転型集電装置及びこれを備えた転がり軸受用保持器の状態検出装置
US20140116145A1 (en) * 2012-10-26 2014-05-01 Acellent Technologies, Inc. System and method for monitoring the structural health of rotating elements

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US9791418B2 (en) * 2012-10-26 2017-10-17 Acellent Technologies, Inc. System and method for monitoring the structural health of rotating elements

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