JP2719395B2 - トルク検出器 - Google Patents

トルク検出器

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JP2719395B2
JP2719395B2 JP9264389A JP9264389A JP2719395B2 JP 2719395 B2 JP2719395 B2 JP 2719395B2 JP 9264389 A JP9264389 A JP 9264389A JP 9264389 A JP9264389 A JP 9264389A JP 2719395 B2 JP2719395 B2 JP 2719395B2
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torque
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正之 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ねじの締付けトルク等を測定するのに使用
されるトルク検出器に関し、特に、2mm直径や3mm直径の
小さいねじの締付けトルクでも測定することのできるト
ルク検出器に関する。
従来の技術及びその課題 ねじの締付けトルク等を測定するのに使用されるトル
ク検出器は知られているが、直径2mmや3mmの小径のねじ
の締付けトルクを測定するトルク検出器は未だ無かっ
た。
特に、最近の小型の精密機械の構成要素(例えば、フ
ロッピーディスク装置のヘッド等)において、その位置
決め後におけるねじによる固定力を測定することはその
機械の品質を管理する上で重要てあり、かかる測定が確
実にできることが急務となってきている。
従って、本発明の目的は、2mmや3mmの小直径のねじで
あっても締付け力を簡単に測定することのできるトルク
検出器を提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するため、本発明によれば、サーキ
ュラスプラインとその内側のフレクスプラインと該フレ
クスプラインを非円形に撓めるように内側に設けられて
その非円形を回転させる波動発生器とから成る波動歯車
装置と、この波動歯車装置の入力シャフトに連結されて
波動発生器を駆動する駆動手段と、波動歯車装置の出力
シャフトに連結されて検出すべき対象物に連結できるよ
うに形成された部材と、波動歯車装置のサーキュラスプ
ラインの駆動手段のハウジングの間に介挿された感圧導
電性材料でなる部材とを備えたことを特徴とするトルク
検出器が提供される。
実施例 以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら
説明する。第1図及び第2図において、本発明に係るト
ルク検出器1は、波動歯車装置2を備えている。波動歯
車装置そのものは、種々の文献で紹介されており、その
基本的な構成は、サーキュラスプラインとその内側のフ
レクスプラインと該フレクスプラインを非円形に撓める
ように内側に設けられてその非円形を回転させる波動発
生器とから成る。
そして、この波動歯車装置は、入力シャフトに連結さ
れた波動発生器の回転によって、フレクスプラインの非
円形形状(例えば楕円形)を回転させ、フレクスプライ
ンの外歯をサーキュラスプラインの内歯(前記外歯とは
少し異なる歯数を有する)上で周回させ、これにより、
フレクスプラインとサーキュラスプラインとの間に全体
の歯数と歯数差とから得られる大きな減速比で相対的な
回転を生じさせる。従って、この波動歯車装置は、少な
い歯車で大きな減速比を得ることができるので、精密機
械等に多用されている。
本発明のトルク検出器は、上記した波動歯車装置を備
え、この波動歯車装置2の外に、該波動歯車装置の入力
シャフト(図示せず)に連結されて波動発生器を駆動す
るモータ3等の駆動手段と、波動歯車装置2の出力シャ
フトに連結(勿論、一体であってもよい)されて検出す
べき対象物(例えばねじ)に連結できるように形成され
た部材4と、波動歯車装置のサーキュラスプライン5と
駆動手段としてのモータ3のハウジング6との間に介挿
された感圧導電性材料でなる感圧部材7とを備えてい
る。
なお、本発明のトルク検出器の場合、波動歯車装置2
のサーキュラスプライン5は機械枠等の固定のものには
固定されず、また、フレクスプライン8も固定されてい
ない。更に、感圧部材7は、第2図に明らかなように、
モータハウジング6の延長部分9とサーキュラスプライ
ン5と一体的な張り出し部分10との間に、回転力が加わ
るとその感圧部材7を押し潰すように配置されている。
なお、回転の方向が右であっても左であっても回転力に
対応する圧力を検出できるように、サーキュラスプライ
ン張り出し部分10の両側に設けられるのが好ましい。ま
た、検出器の出力が一定のレベルでまた確実に得られる
ように、サーキュラスプラインの直径方向に対向して2
対設けられるのが好ましい(第2図参照)。
この感圧部材7の材料は、例えば感圧性導電ゴム等の
弾力性のある感圧性導電材料でなり、回転力がこの感圧
部材7を押し潰すように加わると、その回転力による圧
力の方向における電気抵抗値が変化(一般には小さくな
る)するものである。従って、圧力が加わる方向の両端
部に電極を配置してその抵抗値の変化を測定し、これに
より、回転力による圧力値を知ることができ、ひいては
回転トルクを測定することができる。この感圧部材7に
接続される電気回路は図示されていないが、例えば、通
常の差動増幅器を利用する構成のものや、ブリッジ回路
を利用するものや、その他の電気回路を採用することが
できる。
なお、上記の例において、波動歯車装置の出力シャフ
トに連結された対象物の回転用の部材4を回転させる駆
動手段は、波動歯車装置の入力シャフト側に連結された
モータ3であったが、他の回転駆動手段でもよく、トル
クレンチ等の手動の回転駆動手段であってもよい。
発明の効果 本発明のトルク検出器によれば、波動歯車装置と、こ
の波動歯車装置の入力シャフトに連結されて波動発生器
を駆動する駆動手段と、波動歯車装置の出力シャフトに
連結されて検出すべき対象物に連結できるように形成さ
れた部材と、波動歯車装置のサーキュラスプラインと駆
動手段のハウジングの間に介挿された感圧導電性材料で
なる部材とを備えているので、非常に小型のトルク検出
器を構成することができ、そして、2mmや3mmの小直径の
ねじであっても締付け力を簡単に測定することができ
る。特に、従来の技術では、3kg−cm以下のトルクの検
出ができなかったが、本発明によれば、上記のような小
さな回転トルクであっても確実に且つ簡単に測定でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るトルク検出器の正面図、第2図は
第1図のトルク検出器の側面図である。 符号の説明 1……トルク検出器 2……波動歯車装置 3……駆動手段としてのモータ 4……対象物回転用部材 5……サーキュラスプライン 6……モータハウジング 7……感圧部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ねじの締付のトルク等を測定するのに使用
    されるトルク検出器において、サーキュラスプラインと
    その内側のフレクスプラインと該フレクスプラインを非
    円形に撓めるように内側に設けられてその非円形を回転
    させる波動発生器とから成る波動歯車装置と、この波動
    歯車装置の入力シャフトに連結されて波動発生器を駆動
    する駆動手段と、波動歯車装置の出力シャフトに連結さ
    れて検出すべき対象物に連結できるように形成された部
    材と、波動歯車装置のサーキュラスプラインと駆動手段
    のハウジングの間に介挿された感圧導電性材料でなる部
    材とを備えたことを特徴とするトルク検出器。
JP9264389A 1989-04-12 1989-04-12 トルク検出器 Expired - Lifetime JP2719395B2 (ja)

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