JPS5918187Y2 - 回転ダンパ−装置 - Google Patents

回転ダンパ−装置

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Publication number
JPS5918187Y2
JPS5918187Y2 JP1977168008U JP16800877U JPS5918187Y2 JP S5918187 Y2 JPS5918187 Y2 JP S5918187Y2 JP 1977168008 U JP1977168008 U JP 1977168008U JP 16800877 U JP16800877 U JP 16800877U JP S5918187 Y2 JPS5918187 Y2 JP S5918187Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
rotating shaft
damper device
casing
shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977168008U
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English (en)
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JPS5492287U (ja
Inventor
俊徳 相原
Original Assignee
厚木自動車部品株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、各種機器の回転駆動部の制動用に供される回
転ダンパー装置に関する。
従来の回転ダンパー装置の構造を第1図によって説明す
ると、1は回転軸で、該回転軸1の端部にはロータ2を
一体成形しである。
このロータ2は作動油、例えばシリコンオイルを封入し
たケーシング3内に所定の細隙4をおいて配設して構成
しである。
この回転ダンパー装置は前記ロータ2を回転軸1と共に
ケーシング3内で回転させることにより、シリコンオイ
ルの流体抵抗により回転軸1に抵抗トルクを発生させて
該回転軸1を制動させるもので、これを片効きにする場
合には回転軸1の途中に国外のワンウェイクラッチを介
装して回転軸1の正、逆何れかの回転方向にのみダンパ
ー機能させるように構成される。
前述の抵抗トルクはロータ2とケーシング3との間の細
隙4とロータ2の表面積によって適宜設定されるもので
ある。
ところが、かかる従来の構成では、前述のようにロータ
2が回転軸1と一体に形成されているため、製作性が悪
く、特に前述のように抵抗トルクがケーシング3とロー
タ2との間の細隙によって決定されることから、該ロー
タ2部分及び回転軸1の加工に厳しい精度が要求され、
益々製造上の負担が大きくなってしまうものであった。
本考案は、かかる従来の実状に鑑み、ロータを回転軸と
別体成形することにより、ロータの加工性を向上し、か
つ該ロータを回転軸にスプリングクラッチを介して接続
して片効きダンパー装置を製造上有利に得んとするもの
である。
以下、本考案の実施例を図面と共に前記従来の構成と同
一部分に同一符号を付して詳述する。
即ち、本考案にあっては、第2図に例示するように、ロ
ータ2を回転軸1と別体に形成し、そして、このロータ
2を、ケーシング3内において回転軸1端にスプリング
クラッチ5を介して接続しである。
このスプリングクラッチ5は、適宜巻数に設定し、回転
軸1端とロータ2の軸部2aの間に跨って摺接嵌装され
ており、該スプリングクラッチ5のいずれか一方の巻終
端は、必要に応じ、前記回転軸1またはロータ軸部2a
のいずれか一方に係着される。
また、ロータ2の一側面中心部には、ケーシング3に弾
装されてロータ2の側面と点接触する圧子6を配設して
あり、ケーシング3内においてロータ2を枢支している
また、このように圧子6を用いるのに替えて、第3図に
例示するように、ロータ2の側面に支軸部2bを突設し
、この支持部2bをケーシング3に形成した軸受部3a
に軸受けさせて支持するようにしてもよい。
前述のスプリングクラッチ5は、回転軸1がスプリング
クラッチ5の緩み方向に回転している時は回転軸1とロ
ータ軸部2aとを非接続状態とし、回転軸1が前述とは
逆方向に回転する時はスプリングクラッチ5が締り勝手
となるため、両軸1.2aが強力に緊縮して両軸1,2
aを接続し、ロータ2をケーシング3内で回転させて抵
抗トルクを発生させるのである。
かかる構成よりなる本考案によれば、ロータ2は前述の
ように回転軸1と独立して別体成形されるので、加工法
がよく、しかもケーシング3内で回転軸1端にスプリン
グクラッチ5を介して接続されるので、可撓性を有する
スプリングクラッチ5の特性により、回転軸1のケーシ
ング挿通部の寸法誤差等に影響されることなく、該ロー
タ2とケーシング3との間の細隙4を正確に出すことが
でき、仇って、抵抗トルクのバラツキをなくすことがで
き、信頼性を高めることができるものである。
また、ロータ2と回転軸1との接続についてはケーシン
グ3内部でスプリングクラッチ5を以って接続している
ので、スプリングクラッチ5をケーシング3外に配する
ものに較べてコンパクトに設計できる利点があり、実用
に供して頗る多大な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転ダンパー装置の半断面図、第2,3
図は本考案装置の各異なる例を示す半断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸の端部に付設されたロータを、作動油を封入した
    ケーシング内に所定の細隙をおいて配設し、該ロータを
    回転軸と一体に回転させることにより抵抗トルクを発生
    させて回転軸を制動するようにした回転ダンパー装置に
    おいて、前記ロータを回転軸と別体成形し、該ロータを
    ケーシング内で回転軸にスプリングクラッチを介して接
    続したことを特徴とする回転ダンパー装置。
JP1977168008U 1977-12-14 1977-12-14 回転ダンパ−装置 Expired JPS5918187Y2 (ja)

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JP1977168008U JPS5918187Y2 (ja) 1977-12-14 1977-12-14 回転ダンパ−装置

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JPS5492287U JPS5492287U (ja) 1979-06-29
JPS5918187Y2 true JPS5918187Y2 (ja) 1984-05-26

Family

ID=29168739

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60182538U (ja) * 1984-05-16 1985-12-04 セイコーエプソン株式会社 回転式ダンパ−
JPS6124850A (ja) * 1984-07-16 1986-02-03 Nifco Inc 一方向性ダンパ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5492287U (ja) 1979-06-29

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