JPH0648419Y2 - 加速度変換式回転速度検出器 - Google Patents
加速度変換式回転速度検出器Info
- Publication number
- JPH0648419Y2 JPH0648419Y2 JP11288788U JP11288788U JPH0648419Y2 JP H0648419 Y2 JPH0648419 Y2 JP H0648419Y2 JP 11288788 U JP11288788 U JP 11288788U JP 11288788 U JP11288788 U JP 11288788U JP H0648419 Y2 JPH0648419 Y2 JP H0648419Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotation speed
- speed detector
- rotation
- ring
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は回転体にその回転軸線と同軸に取り付けた軸に
装着して前記回転体の回転速度を検出する回転速度検出
器の改良に関する。
装着して前記回転体の回転速度を検出する回転速度検出
器の改良に関する。
従来、上記形式の回転速度検出器は回転体の軸に装着し
た検出手段はタコジェネレータ等の直流発電機の形式を
しており、回転体の回転で生じた出力電圧を測定して回
転体の回転速度を検出している。しかしながら、この場
合、発電機の出力電圧に直流発電機特有のリプルが生
じ、このリプルの影響をなくするため平滑回路等を必要
とする不便があり、回転速度の精密な検出が中々困難で
あった。また、タコジェネレータ等の直流発電機では、
整流子とブラシとの間において摩耗が多く、その上、そ
の摩耗粉が多量に発生し、これが機能上の障害となるこ
とがあった。
た検出手段はタコジェネレータ等の直流発電機の形式を
しており、回転体の回転で生じた出力電圧を測定して回
転体の回転速度を検出している。しかしながら、この場
合、発電機の出力電圧に直流発電機特有のリプルが生
じ、このリプルの影響をなくするため平滑回路等を必要
とする不便があり、回転速度の精密な検出が中々困難で
あった。また、タコジェネレータ等の直流発電機では、
整流子とブラシとの間において摩耗が多く、その上、そ
の摩耗粉が多量に発生し、これが機能上の障害となるこ
とがあった。
〔考案の目的〕 よって、本考案の目的は回転体の回転速度を精密に検出
でき、しかもブラシの摩耗粉の影響を受けない回転速度
検出器を提供することにある。
でき、しかもブラシの摩耗粉の影響を受けない回転速度
検出器を提供することにある。
この目的を達成すべく、本考案は回転体にその回転軸線
と同軸に取り付けた軸に装着して前記回転体の回転速度
を検出する回転速度検出器において、前記軸に取り付け
てあってこの軸の半径方向の加速度を検出する検出手段
と、この検出手段に電気的に接続してあり、検出手段か
らの出力信号を取り出すことのできるリングと、回転体
を作動状態に収容している機械固定部の側に固定してあ
りかつ前記回転体の軸上のリングに電気的に摺動接触し
ているブラシ手段と、このブラシ手段に接続してあって
前記リングからの出力信号を外部に送るようになってい
る出力リード線とを包含することを特徴とする回転速度
検出器を提供する。
と同軸に取り付けた軸に装着して前記回転体の回転速度
を検出する回転速度検出器において、前記軸に取り付け
てあってこの軸の半径方向の加速度を検出する検出手段
と、この検出手段に電気的に接続してあり、検出手段か
らの出力信号を取り出すことのできるリングと、回転体
を作動状態に収容している機械固定部の側に固定してあ
りかつ前記回転体の軸上のリングに電気的に摺動接触し
ているブラシ手段と、このブラシ手段に接続してあって
前記リングからの出力信号を外部に送るようになってい
る出力リード線とを包含することを特徴とする回転速度
検出器を提供する。
以下、添付図面を参照しながら本考案を実施例によって
説明する。ここに示す本考案による回転速度検出器10
は、モータ等の回転装置12の回転体（図示せず）にその
回転軸線と同軸に取り付けた測定用の軸14上に取り付け
た半径方向加速度を検出する加速度センサ16を包含す
る。このセンサ16は回転体の回転速度の変化に応じて変
化する軸14の半径方向の加速度を検出し、それを電気出
力信号に変換するものである。
説明する。ここに示す本考案による回転速度検出器10
は、モータ等の回転装置12の回転体（図示せず）にその
回転軸線と同軸に取り付けた測定用の軸14上に取り付け
た半径方向加速度を検出する加速度センサ16を包含す
る。このセンサ16は回転体の回転速度の変化に応じて変
化する軸14の半径方向の加速度を検出し、それを電気出
力信号に変換するものである。
加速度センサ16はバランス兼取り付けボルト18によって
軸14上に固定してあり、検出信号を出力する２本のリー
ド線20が外部に延びている。これらのリード線20は回転
体の軸14に固定した２個のリング22に電気的に接続して
ある。リング22は軸14と一緒に回転する。
軸14上に固定してあり、検出信号を出力する２本のリー
ド線20が外部に延びている。これらのリード線20は回転
体の軸14に固定した２個のリング22に電気的に接続して
ある。リング22は軸14と一緒に回転する。
回転装置12にはブラケット24がボルト26で固定してあ
り、このブラケット24上に２個のブラシ28が適当な手段
で固定してある。これらのブラシ28はそれぞれ軸14上の
リング22と電気的に摺動接触しており、外部に信号を送
り出すための出力リード線30に接続している。
り、このブラケット24上に２個のブラシ28が適当な手段
で固定してある。これらのブラシ28はそれぞれ軸14上の
リング22と電気的に摺動接触しており、外部に信号を送
り出すための出力リード線30に接続している。
こうして、本考案によれば、タコジェネレータ等の直流
発電機が不要になるので、それに伴う欠点、すなわち、
出力信号にはリプルがなく、また整流子もないので、平
滑回路等を必要とするとか、整流子とブラシとの間にお
ける摩耗とかの問題もなくなる。
発電機が不要になるので、それに伴う欠点、すなわち、
出力信号にはリプルがなく、また整流子もないので、平
滑回路等を必要とするとか、整流子とブラシとの間にお
ける摩耗とかの問題もなくなる。
図は本考案による加速度変換式回転速度検出器を示す図
である。 図面において、 10……回転速度検出器、 12……回転装置、 14……軸、 16……加速度センサ、 20……リード線、 22……リング、 28……ブラシ、 30……出力リード線。
である。 図面において、 10……回転速度検出器、 12……回転装置、 14……軸、 16……加速度センサ、 20……リード線、 22……リング、 28……ブラシ、 30……出力リード線。
Claims (1)
- 【請求項１】回転体にその回転軸線と同軸に取り付けた
軸に装着して前記回転体の回転速度を検出する回転速度
検出器において、前記軸に取り付けてあってこの軸の半
径方向の加速度を検出する検出手段と、この検出手段に
電気的に接続してあり、検出手段からの出力信号を取り
出すことのできるリングと、回転体を作動状態に収容し
ている機械固定部の側に固定してありかつ前記回転体の
軸上のリングに電気的に摺動接触しているブラシ手段
と、このブラシ手段に接続してあって前記リングからの
出力信号を外部に送るようになっている出力リード線と
を包含することを特徴とする回転速度検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11288788U JPH0648419Y2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 加速度変換式回転速度検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11288788U JPH0648419Y2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 加速度変換式回転速度検出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0233359U JPH0233359U (ja) | 1990-03-02 |
| JPH0648419Y2 true JPH0648419Y2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=31352236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11288788U Expired - Lifetime JPH0648419Y2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 加速度変換式回転速度検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648419Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-29 JP JP11288788U patent/JPH0648419Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0233359U (ja) | 1990-03-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4847555A (en) | Device for detecting rotational speed of a motor using first and second sensors and a switching unit to select between the two sensors | |
| FR2419506A1 (fr) | Codeur rotatif magnetique pour la detection des valeurs absolues d'un deplacement angulaire | |
| KR20070047250A (ko) | 회전식 전기 기계 제어용 장치 | |
| US7023203B2 (en) | Absolute magnetic encoder | |
| US4721864A (en) | Inductive pulse generator | |
| US6710480B1 (en) | Rotation angle measuring device with magnetized commutator | |
| JPH0648419Y2 (ja) | 加速度変換式回転速度検出器 | |
| EP1482625A1 (en) | Ac electric machine for vehicle | |
| CN106953470B (zh) | 一种电动车力矩感应测量式电机 | |
| JPH076095B2 (ja) | 精紡機のスピンドルのための独立モータ装置 | |
| CN210246489U (zh) | 一种用于垃圾粉碎机的直流无刷电动机 | |
| CN211121046U (zh) | 旋转变压器以及检测系统 | |
| JPS58218856A (ja) | かご形電動機の二次電流検出装置 | |
| JPH10124787A (ja) | 回転体の状態検出装置 | |
| JPS61196741A (ja) | 電動機の回転数検出装置 | |
| JPS6013449A (ja) | サ−ボモ−タ | |
| JPH0448517Y2 (ja) | ||
| JPS5935785Y2 (ja) | ダイナモメ−タ | |
| JP2921811B2 (ja) | センサ内蔵インバータ搭載回転電機 | |
| KR960004866Y1 (ko) | 메모리 파우어시트용 모터의 회전수 감지장치 | |
| JPH02119593A (ja) | フィードバック制御システム | |
| KR940003768Y1 (ko) | 브러쉬리스 모터의 속도 검출회로 | |
| JPH0738856Y2 (ja) | 回転数異常検出回路 | |
| JPH028185Y2 (ja) | ||
| JPS6329317B2 (ja) |