JPH10124735A - 書類自動発行機 - Google Patents

書類自動発行機

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JPH10124735A
JPH10124735A JP27209196A JP27209196A JPH10124735A JP H10124735 A JPH10124735 A JP H10124735A JP 27209196 A JP27209196 A JP 27209196A JP 27209196 A JP27209196 A JP 27209196A JP H10124735 A JPH10124735 A JP H10124735A
Authority
JP
Japan
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data
card
issuing machine
automatic
certificate
Prior art date
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Pending
Application number
JP27209196A
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English (en)
Inventor
Yoshibumi Kato
義文 加藤
Yasunori Makita
容典 牧田
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Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルデータとしての書類データを出力可
能な書類自動発行機を提供する。 【解決手段】 メインCPU130は、通信インターフ
ェース150を介してホストコンピュータから取得した
住民データをRAM131に記憶させ、更に利用者のタ
ッチパネル5からの操作に応じて、該データをカードリ
ーダライタにセットされたカード内に書き込ませる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば住民票等の
証明書や各種書類を自動的に発行することのできる書類
自動発行機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、住民票等を自動的に発行する
書類自動発行機として、例えば証明書自動交付機があっ
た。この証明書自動交付機は、例えば利用者が、あらか
じめ発行されているIDカードを挿入し、更に暗証番号
を入力し、所望の証明書の選択操作をし、料金投入を経
ることによって、証明書排出口から証明書を交付してい
た。
【0003】この場合、交付される証明書は紙を媒体と
している。従って、証明書自動交付機内には、証明書を
印字するための印字用紙と、また、該印字用紙に証明書
データを印字するためのレーザプリンタ等が設置されて
いる。
【0004】そして、このような証明書自動交付機によ
って交付される証明書は、前述した装置内部に設置され
ているレーザプリンタによって証明書印字用紙に印字さ
れたものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、用紙に
印字された証明書は、種々の手続において添付書類とし
て提出されるために利用されるのであるにもかかわら
ず、それ以外に印字された証明書に含まれている証明書
データを利用する時に、場合によっては、かえって証明
書の媒体が紙であるがゆえに不都合となることが生じ
る。
【0006】例えば、証明書に記載されているデータ
を、会社や学校等の組織において、その構成員の住所録
等を作成するために利用する場合、作成者は、当該組織
において保管している構成員が提出した住民票等を基に
して、それら個々のデータを手入力等しながら作成しな
ければならない。しかし、この方法では、住所録の作成
のために時間と経費がかかり、さらには作成者による入
力間違いなどが発生することもあり、非常に不都合であ
る。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、様々な用途に容易に利用可能な
書類データを提供することのできる書類自動発行機を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1に記載の書類自動発行機は、書類を書類作成
データに基づいて印字する印字手段を有する書類自動発
行機であって、前記書類作成データをデータ記憶媒体へ
書き込むデータ書き込み手段を備えたことを特徴とす
る。
【0009】ゆえに、データ書き込み手段が、書類自動
発行機に着脱可能に設置されたデータ記憶媒体に、書類
作成データを書き込むので、例えば大勢の従業員の住所
録を作成する等、多数の書類作成データを編集、管理す
る際に、個々が該データ記憶媒体を持ち寄って、その中
に記憶されているデータを作成者がパーソナルコンピュ
ータを使用することによって容易にかつ迅速に編集、管
理をすることができる。
【0010】また、請求項2に記載の書類自動発行機
は、請求項1に記載の書類自動発行機であって、前記印
字手段もしくは前記データ書き込み手段のいずれかを選
択可能な選択手段を備えたことを特徴とする。
【0011】ゆえに、選択手段が、印字手段もしくはデ
ータ書き込み手段のいずれかを選択可能にさせるので、
利用者は、その自動発行機の操作において、紙に印字さ
れた正式な証明書を取得するのか、それとも、住民デー
タを取得して他に利用するのか、という利用者の用途に
応じていずれかを選択することができる。
【0012】更に、請求項3に記載の書類自動発行機
は、請求項1または請求項2に記載の書類自動発行機で
あって、前記データ記憶媒体がICカードであることを
特徴とする。
【0013】ゆえに、データ書き込み手段は、書類作成
データをICカードに書き込むので、例えば、利用者が
他の自治体へ引っ越す場合、引っ越す時点に居住してい
た自治体における書類自動発行機から書類作成データと
しての住民データをICカードに記憶させ、そして、該
住民データが記憶された該ICカードを引越先の自治体
に提出することにより、その自治体において、該ICカ
ードを読み取る作業を経ることにより住民登録を完了す
ることができるので、引っ越しにおいて必要とされる面
倒な種々の書類手続を踏む手間を省くことができる。
【0014】また、請求項4に記載の書類自動発行機
は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の書類自
動発行機であって、前記データ書き込み手段によって書
き込まれたデータが暗号化されていることを特徴とす
る。
【0015】ゆえに、データ書き込み手段によって書類
作成データが書き込まれたデータ記憶カートリッジに
は、暗号化処理が施されているので、例えば、住民デー
タをはじめとして、種々の機密性のあるデータをデータ
記憶カートリッジに書き込み、格納させておくことがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
例について図面を参照して説明する。
【0017】図1に示すように、本発明を具体化した証
明書自動交付機1の本体左側中央部には、後述するデー
タ記憶媒体としてのカード50を挿入するためのカード
挿入口2aが形成されている。
【0018】カード挿入口2aの内部には本発明におけ
るデータ書き込み手段としてのカードリーダライタ2が
設置されており、カード50に記録されているカード確
認コードやユーザID識別コード等の情報を識別した
り、あるいは、証明書自動交付機1がホストコンピュー
タと交信した結果、取得した住民データや、住民データ
を編集した編集データ等をカード50に書き込んだりす
る。
【0019】また、カード挿入口2aの上方には、操作
メニュー等のガイダンスの内容を表示するためのCRT
表示装置4が配置されており、そのCRT表示装置4の
表面には、利用者が指で触れることによりその触れた場
所を検知して信号を発する本発明における選択手段とし
てのタッチパネル5が設けられている。利用者はこのタ
ッチパネル5に触れることによって証明書自動交付機1
の操作をすることができる。
【0020】証明書自動交付機1の右側には、証明書の
交付料金や住民データの書き込み料金等を支払うための
コイン投入口6a及び紙幣挿入口7aがそれぞれ形成さ
れている。コイン投入口6aの内部にはコインメック6
が、紙幣挿入口7aの内部にはビルバリ7が、それぞれ
コイン投入口6a及び紙幣挿入口7aに連通して形成さ
れている。コインメック6は硬貨の受取と払出を行う。
ビルバリ7は紙幣の受取と払出を行う。
【0021】これらコイン投入口6a及び紙幣挿入口7
aの下方には、交付された証明書を排出する証明書排出
口9が設けられている。証明書排出口9の側方には、釣
銭やレシートを排出するための釣銭レシート排出口11
が設けられている。
【0022】図2を参照して本発明におけるデータ記憶
媒体としてのカード50について説明する。
【0023】カード50の内部にはICチップ51が内
蔵されている。そして、ICチップ51内の各記憶領域
52には、このカードがどこの自治体のカードのもので
あるのかを示すカード確認コードと、証明書自動交付機
1を利用する際に利用者を特定するための利用者番号で
あるユーザID識別コード等の種々の情報が記憶されて
おり、また、周知の公開鍵方式を利用する場合におい
て、暗号化鍵を書き込み可能となっている。
【0024】次に、この証明書自動交付機1の内部の電
気的構成について図3を用いて説明する。
【0025】本実施例の証明書自動交付機1は、メイン
CPU100の指令によって動作する。メインCPU1
00には、前述したCRT表示装置4と、タッチパネル
5と、前記カード挿入口2aから挿入されたカード50
に記録されている情報を読み取ったり、カード50に住
民データや鍵情報等を書き込んだりするカードリーダラ
イタ2と、前記コイン投入口6aから投入されたコイン
を受け付けあるいは釣銭として払い出すコインメック6
と、紙幣投入口7aから投入された紙幣を受け付けある
いは釣り札として払い出すビルバリ7と、レシートを印
字するためのジャーナルプリンタ104と、各種データ
やメインCPU100を動作させる為の制御プログラム
等を記憶するためのHDD101と、HDD101に制
御プログラムをインストールするためのFDD102
と、ホストコンピュータと通信するための通信インター
フェース150と、証明書を印字するための印字手段と
してのレーザプリンタ120と、リモートパネル300
とケーブル153を通して接続するためのリモートパネ
ルインターフェース151と、音声ガイダンスを実行す
る発声装置103と、装置内部に取り付けられた監視カ
メラ30と接続するためのカメラインターフェース31
とが接続されている。なお、リモートパネル300は、
証明書自動交付機の稼働状況を報知し、監視カメラ30
は、証明書自動交付機の操作者を撮影する。
【0026】また、メインCPU100には、ROM1
30及びワークエリアとしてのRAM131が接続され
ている。RAM131は、通信インターフェース150
を介してホストコンピュータから読み出した住民データ
を記憶したり、編集された証明書作成用データを記憶し
たりする。
【0027】更に、メインCPU100は、サブCPU
105が接続されており、サブCPU105には、用紙
の重送を検出する重送センサ121、用紙を搬送させる
ための搬送メカ122、複数の用紙を綴じるステープラ
123、複数の用紙に割印を施す割印機124、用紙を
証明書排出口9へ排出させるための排出メカ125、証
明書自動交付機1を証明書発行モード若しくは保守モー
ドのいずれかに切換可能なモード切換スイッチ18及び
扉センサ126が接続されている。
【0028】次に、このような構成を有する証明書自動
交付機1の動作について、図4及び図5に示すフローチ
ャートに基づいて説明する。
【0029】証明書自動交付機1は、メインCPU10
0の指令により動作するものであり、通常は、CRT表
示装置4に、例えば「画面にタッチして下さい」という
表示画面を表示させている(S1)。そして、メインC
PU100は、利用者が該表示画面に触れたのを検知す
ると(S2:YES)、CRT表示装置4に信号を送
り、利用者にカード50の挿入を促す画面を表示させる
(S3)。そして、利用者がカード挿入口2aからカー
ド50を挿入したのを検知すると(S4:YES)、通
信インタフェース150を介して図示しないホストコン
ピュータからカード識別コードを読み取り、該コードと
カード50から読み取ったコードとを照合し、該カード
50が本証明書自動交付機1用のカードであれば(S
5:YES)、CRT表示装置4に暗証番号の入力を促
す画面を表示させる(S6)。
【0030】そして、利用者がタッチパネル5によって
暗証番号を入力したのを検知すると(S7:YES)、
メインCPU100は、入力された暗証番号とカード5
0から読み出したユーザID識別コードを照合し(S
8)、正しい暗証番号であれば(S9:YES)、証明
書作成のために必要とされる住民データもホストコンピ
ュータを介して取得し、RAM131に記憶させる。そ
して、メインCPU100は、CRT表示装置4に信号
を送り、例えば図6に示すように、住民データを紙によ
る証明書として出力するのか、それとも該データをカー
ド50に書き込むのかについての選択を促す画面を表示
させる(S11)。
【0031】そして、利用者が、タッチパネル5におけ
る「中止」の項目部分を押下するのを検知すると(S1
2:YES)、再びスタート画面に戻る(S1)。一
方、利用者がタッチパネル5における「中止」の項目部
分を押下せず(S12:NO)、カード50にデータを
書き込むことを希望して、タッチパネル5における「カ
ードに書き込む」の項目部分を押下するのを検知すると
(S13:NO)、メインCPU100は、CRT表示
装置4に、例えば図7に示すように、カード50に書き
込むことを望むデータが、住民データ全部であるのか、
若しくは住民票作成用データのみであるのかといったよ
うな、カード50に書き込むデータの種類の選択を促す
画面を表示させる(S41)。ここで述べる住民データ
全部というのは、ホストコンピュータから読み出してR
AM131に記憶された住民データ全てを指すのであ
り、このデータは、例えば、利用者が他の自治体に引っ
越すために、種々の行政上の手続が必要となった場合に
必要とされるデータであり、他の自治体への引っ越し手
続のために利用することが可能である。一方、住民票作
成用データとは、仮に紙に印字すれば住民票が作成でき
るだけの分の記載事項が含まれているデータであり、例
えば、住所や扶養家族の証明手続を会社に対して行う場
合等に使用することができる。
【0032】さて、利用者が、カード50に住民データ
全てを書き込むことを希望して、タッチパネル5におけ
る「住民データ全部」の項目を押下したことを検知する
と(S43:YES)、メインCPU100は、CRT
表示装置4に料金の投入を促す画面を表示させる(S4
5)。そして、利用者が料金を硬貨投入口6a若しくは
紙幣挿入口7aから投入したことを検知すると(S4
7:YES)、メインCPU100は、あらかじめRA
M131に記憶させている住民データを全て読み出し、
カードリーダライタ2に制御信号を送り、カード50内
のデータ記憶領域52へ該データを記憶させる(S4
9)。そして、データ書き込みと共に、暗号化処理を施
す(S50)。この暗号化処理は、例えば自治体間であ
らかじめ取り決められた鍵データ(例えば、8桁の数か
ら構成されるパスワード)を挿入させることによって実
現することができる。従って、カード50に記憶された
該鍵データが挿入された住民データを読み出すには、S
50において挿入された鍵データ(8桁のパスワード)
を書き込まなければ読み出すことができない。つまり、
該カード50に記憶された住民データの全部は、例え
ば、利用者が引越す先の自治体等によって、前述したよ
うな公開鍵の解除処理をすることで、例えば図8(a)
に示すようなデータがモニタ若しくはプリンタから出力
される。このように暗号化処理を施すことにより、第三
者等によって勝手に読み出されることができなくなり、
機密性の高い住民データが漏洩されることを防止するこ
とができる。その後、メインCPU100は、該カード
50をカード挿入口2aから排出させ(S51)、再び
スタート画面に戻る(S1)。
【0033】一方、S43において、利用者が、住民票
作成用データをカード5に記憶させたいと希望して、タ
ッチパネル4における「住民票作成用データ」の項目部
分を押下したことを検知すると(S43:NO)、CR
T表示装置4に料金の投入を促す画面を表示させる(S
53)。この場合における料金は、前述のS45におい
て表示される料金とは当然、金額が異なる。そして、利
用者が料金を硬貨投入口6a若しくは紙幣挿入口7aか
ら投入したことを検知すると(S55:YES)、メイ
ンCPU100は、RAM131に記憶されている住民
データに基づいて、住民票作成用データを編集し、該デ
ータをカード50内のデータ記憶領域52へ記憶させる
(S57)。なお、該カード50に記憶された住民票作
成用データは、例えば、会社等の従業員の住所録を作成
する部署において、例えば、図8(b)に示すようなデ
ータがモニタ若しくはプリンタから出力される。従っ
て、該データをパーソナルコンピュータを使用すること
により、容易に加工、編集することができる。
【0034】その後、メインCPU100は、該カード
50をカード挿入口2aから排出させ(S51)、再び
スタート画面に戻る(S1)。
【0035】以上説明した証明書自動交付機1によれ
ば、住民データを証明書用紙という紙媒体のみではな
く、デジタルデータとしてそのままカード50内に記憶
させることができるので、該データを会社の従業員の住
所録の作成に利用したり、他の自治体への転出手続のた
めに容易に利用したりすることができる。
【0036】なお、S13において、利用者が、通常通
りに証明書を紙により取得することを希望して、タッチ
パネル5における「紙に印刷する」との項目部分をタッ
チしたのを検知すると(S13:YES)、メインCP
U100は、CRT表示装置4に証明書の選択を促す画
面を表示させる(S14)。そして、利用者が、所望の
証明書を選択するために、タッチパネル4における所定
の項目をタッチしたのを検知すると(S15:YE
S)、次に、CRT表示装置4に、部数の選択を促す画
面を表示させる(S17)。そして、利用者が、所望の
部数を希望して、タッチパネル5の所定項目をタッチす
るのを押下するのを検知すると(S19:YES)、C
RT表示装置4に料金の投入を促す画面を表示させる
(S21)。
【0037】利用者が、コイン投入口6a若しくは紙幣
挿入口7aから料金を投入したのを検知すると(S2
3:YES)、カード50をカード挿入口2aから排出
させ(S25)、レーザプリンタ120に印字制御信号
と共に印字データを送り、選択した証明書を印字させる
(S27)。続いて、搬送メカ122を駆動させること
により、印字された証明書を搬送し(S29)、排出メ
カ125を駆動させて、該証明書を証明書排出口9から
排出させ(S31)、スタート画面に戻る(S1)。
【0038】この実施例では、データ記憶媒体としてI
Dカードを兼ねたカード50を用いたが、フロッピーデ
ィスクなどの記憶媒体をデータ記憶媒体として用いても
良い。
【0039】また、単一のデータ媒体に複数のデータを
記憶させても良い。
【0040】更に、証明書選択後に、該選択した証明書
を紙として出力するのか、それともデータとしてデータ
記憶媒体に書き込むのかのいずれかを選択可能にする制
御を実行してもよい。
【0041】なお、本実施例において、例えば会社等に
住所、扶養家族等のデータを提出するために編集された
住民票作成データをカード50に書き込む際に、暗号化
処理を施すことを省略したが、この場合でも、例えば公
開鍵方式を用いてもよい。
【0042】即ち、公開鍵方式を用いると、例えば、利
用者が会社へ住所や家族構成等に関する書類を提出する
必要がある場合、証明書自動交付機1において使用する
カード50をあらかじめ会社に提出しておき、そこで、
該カード50に暗号化鍵を書き込んでもらっておく。そ
して、この暗号化鍵を書き込まれたカード50を用いて
実際に証明書自動交付機1によって、上述した住民票作
成用データ等を書き込んでもらえば、書き込み時に該公
開鍵で暗号化されたデータがカード50に書き込まれる
こととなる。こうしておけば、会社において、該データ
を読み出す際に、本人が不正なデータを提出したのでは
ないことが確認できる。この方法であれば、例えば、従
業者によって不正に扶養家族手当の請求がなされること
を避けることができる。なお、この例では、あらかじめ
会社で暗号化鍵を書き込んでもらったが、本人が手入力
して暗号化鍵を書き込んでおいても良い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1に記載の書類自動発行機によれば、データ書き込
み手段が書類自動発行機に着脱可能に設置されたデータ
記憶媒体に、書類作成データを書き込むので、例えば大
勢の従業員の住所録を作成する等、多数の書類作成デー
タを編集、管理する際に、該データ記憶媒体を持ち寄っ
て、その中に記憶されているデータをパーソナルコンピ
ュータによって容易にかつ迅速にデータの編集、管理を
することができる。
【0044】また、請求項2に記載の書類自動発行機に
よれば、選択手段が、書類発行の際に印字手段もしくは
データ書き込み手段のいずれかを選択可能にさせるの
で、利用者は、その自動発行機によって、紙に印字され
た正式な証明書を取得するのか、それとも、住民データ
を取得して他に利用するため、書類作成データが書き込
まれたデータ記憶媒体を取得するのかを選択できる。
【0045】更に、請求項3に記載の書類自動発行機に
よれば、データ書き込み手段は、書類作成データをIC
カードに書き込むので、例えば、利用者が他の自治体へ
引っ越す場合、住民データが記憶された該ICカードを
引越先の自治体に提出することにより、その自治体にお
いて、該ICカードを読み取ることにより住民登録を完
了することができるので、面倒な種々の書類手続を踏む
手間を省くことができる。
【0046】また、請求項4に記載の書類自動発行機に
よれば、データ書き込み手段によって書類作成データが
書き込まれたデータ記憶カートリッジには、暗号化処理
が施されているので、例えば、住民データをはじめとし
て、種々の機密性のあるデータを格納しておくことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である証明書自動交付機の概略
外観図である。
【図2】証明書自動交付機で用いられるカードの外観図
である。
【図3】証明書自動交付機の電気的構成を示すブロック
図である。
【図4】証明書自動交付機の動作を示すフローチャート
である。
【図5】証明書自動交付機の動作を示すフローチャート
である。
【図6】証明書自動交付機の表示画面の一例を示す図で
ある。
【図7】証明書自動交付機の表示画面の一例を示す図で
ある。
【図8】証明書自動交付機からの出力データの一例を示
す図である。
【符号の説明】
2 カードリーダライタ 5 タッチパネル 50 カード 100 メインCPU 120 レーザプリンタ 131 RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書類を自動的に発行する書類作成データ
    に基づいて印字する印字手段を有する書類自動発行機に
    おいて、 前記書類作成データをデータ記憶媒体へ書き込むデータ
    書き込み手段を備えたことを特徴とする書類自動発行
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の書類自動発行機におい
    て、 前記印字手段もしくは前記データ書き込み手段のいずれ
    かを選択可能な選択手段を備えたことを特徴とする書類
    自動発行機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の書類自
    動発行機において、 前記データ記憶媒体がICカードであることを特徴とす
    る書類自動発行機。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の書類自動発行機において、 前記データ書き込み手段によって書き込まれたデータが
    暗号化されていることを特徴とする書類自動発行機。
JP27209196A 1996-10-15 1996-10-15 書類自動発行機 Pending JPH10124735A (ja)

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