JPH10123225A - 並列電池の放電装置及び充放電装置 - Google Patents

並列電池の放電装置及び充放電装置

Info

Publication number
JPH10123225A
JPH10123225A JP8278161A JP27816196A JPH10123225A JP H10123225 A JPH10123225 A JP H10123225A JP 8278161 A JP8278161 A JP 8278161A JP 27816196 A JP27816196 A JP 27816196A JP H10123225 A JPH10123225 A JP H10123225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
voltage
discharge
charging
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8278161A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiaki Nakao
文昭 中尾
Tetsuya Suzuki
徹也 鈴木
Katsuo Yamada
克夫 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FDK Corp filed Critical FDK Corp
Priority to JP8278161A priority Critical patent/JPH10123225A/ja
Publication of JPH10123225A publication Critical patent/JPH10123225A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 残存容量の的確な検出ができるとともに、メ
モリー効果の発生を防止でき、且つある電池に異常が発
生してもそのまま充放電が続行できる。 【解決手段】 充放電制御回路Mは、放電中ではある一
つのスイッチング素子Siをオンにしてこれに対応する
電池Viのみを放電させ、且つこの電池が放電完了電圧
以下になって第1の電圧検出器Diの出力が反転すると
対応するスイッチング素子をオフにし、他の一つのスイ
ッチング素子Siをオンにする。充電動作では出力の反
転した第1電圧検出器Diに対応するスイッチング素子
Siのみをオンにし放電完了状態の電池を充電し、第2
電圧検出器Diの出力が反転して電池の異常状態が検出
されると対応するスイッチング素子Siをオフにし他の
電池の充放電電流路から切り離す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ニッカド電池や
ニッケル水素電池等の二次電池を並列して接続した電池
群の残存容量検出、メモリー効果防止または異常検出を
行う放電装置及び充放電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ニッカド電池やニッケル水素電池等の二
次電池は、ノート型パソコン等の駆動用電源として採用
されており、また電気自動車用としても採用が検討され
つつある。いずれの用途にしても、長時間の使用を可能
とするため大きな容量が必要とされるが、一個の電池だ
けでは不足するためこれを複数個並列に繋げて並列電池
群とし容量アップを図っている。
【0003】このような並列電池群を負荷に接続して放
電させる場合には、負荷への安定な電力供給が途切れる
ことのないように、充放電装置で個々の電池の残存容量
を監視しておき、全体として容量が残り少なくなれば使
用者に警告ランプで充電を促すようにしている。この時
その残存容量を監視するにあたり個々の電池電圧に基づ
いて残存容量を割り出すといった方式が一般的である。
【0004】この割り出し方式にあっては、電池電圧に
対する容量特性を示す曲線を予め求めておき、計測した
電池電圧をこの曲線にあてはめて残存容量を算出するよ
うにしている。
【0005】しかしながら、例えばニッカド電池やニッ
ケル水素電池にあっては、容量特性を示す曲線が放電完
了電圧付近を除けばほぼ平坦であるため、精度のよい残
存容量が得難い。したがってなるべく精度を上げるため
電池電圧を極めて高精度に検出してようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、それでも残
存容量の割り出し精度は満足のゆくものではなかった。
特に前記のような電池は、完全放電せずに途中で充電し
ては浅い放電を繰り返すといった使い方をしているとメ
モリー効果が生じて容量特性が変化しまうことが多く、
まだ容量がある程度残っていると見越していた電圧領域
で突然急峻な電圧降下が起き、容量がほんのわずかとい
った事態になることがある。このため前述したような電
池電圧に対する容量特性をあてにした残存容量の割り出
しはあまり信頼し難く、このような割り出しを行う充放
電装置に電池を組み込んだ電源は十分に安心して利用す
ることができないといった問題があった。
【0007】また、前述したような浅い充放電を繰り返
すことによってメモリー効果が蓄積していき、電池寿命
が短くなってしまうといった問題もあった。
【0008】さらに、従来の充放電装置にあっては、並
列電池群のうち一つでも異常が発生した場合、他の電池
が無事であるにも関わらずに突然その場で使用ができな
くなってしまうことがあり、非常に不便であった。
【0009】本発明は、前述したような問題を鑑みてな
されたものであり、その目的は、残存容量の的確な検出
ができるとともに、メモリー効果を発生せさることな
く、常に充電状態になることを可能とし、且つある電池
に異常が発生してもそのまま充放電が続行できる並列電
池の放電装及び充放電装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る並列電池
の放電装置においては、並列接続されてなる予め実質的
に満充電された複数個の電池にそれぞれ直列接続され、
各電池の放電電流路をオンオフする複数のスイッチング
素子と、前記各電池のそれぞれに付設され、その端子電
圧が放電完了状態を示す放電完了電圧以下になると出力
が反転する複数の電圧検出器と、前記各電圧検出器から
の出力を監視する放電制御回路とを備え、前記放電制御
回路は、ある一つの前記スイッチング素子をオンにして
これに対応する前記電池のみを放電させ、且つこの電池
が前記放電完了電圧以下になってその電圧検出器の出力
が反転すると、対応する前記スイッチング素子をオフに
するとともに他の一つの前記スイッチング素子をオンに
するようにしてなる。
【0011】請求項2に係る並列電池の充放電装置にお
いては、並列接続されてなる複数個の電池にそれぞれ直
列接続され、各電池の充電電流路をオンオフする複数の
スイッチング素子と、前記各電池のそれぞれに付設さ
れ、その端子電圧が放電完了状態を示す放電完了電圧以
下になると出力が反転する複数の電圧検出器と、前記各
電圧検出器からの出力を監視する充電制御回路を備え、
前記充電制御回路は、前記出力の反転した前記電圧検出
器に対応する前記スイッチング素子のみをオンにして放
電完了状態の電池を充電するようにしてなる。
【0012】請求項3に係る並列電池の充放電装置にお
いては、並列接続されてなる複数個の電池にそれぞれ直
列接続され、各電池の充放電電流路をオンオフする複数
のスイッチング素子と、前記各電池のそれぞれに付設さ
れ、その端子電圧が異常状態を示す異常電圧以下になる
と出力が反転する複数の電圧検出器と、前記各電圧検出
器からの出力を監視する充放電制御回路とを備え、前記
充放電制御回路は、前記電圧検出器の出力が反転して前
記電池の異常状態が検出されるとこれに対応する前記ス
イッチング素子をオフにして他の前記電池の前記充放電
電流路から切り離すとともに他のスイッチング素子をオ
ンにするようにしてなる。
【0013】請求項4に係る並列電池の充放電装置にお
いては、並列接続されてなる予め実質的に満充電された
複数個の電池にそれぞれ直列接続され、各電池の放電電
流路をオンオフする複数のスイッチング素子と、前記各
電池のそれぞれに付設される複数の第1、2の電圧検出
器と、前記各第1、2の電圧検出器からの出力を監視す
る充放電制御回路とを備えた並列電池の充放電装置であ
って、前記第1の電圧検出器は前記電池の端子電圧が放
電完了状態を示す放電完了電圧以下になるとその出力が
反転するとともに、前記第2の電圧検出器は前記電池の
前記端子電圧が異常状態を示す異常電圧以下になるとそ
の出力が反転し、前記充放電制御回路は、放電動作中で
は、ある一つの前記スイッチング素子をオンにしてこれ
に対応する前記電池のみを放電させ、且つこの電池が前
記放電完了電圧以下になって前記第1の電圧検出器の出
力が反転すると、対応する前記スイッチング素子をオフ
にするとともに他の一つの前記スイッチング素子をオン
にする一方、充電動作を行う場合には、出力の反転した
前記第1の電圧検出器に対応する前記スイッチング素子
をオンにして放電完了状態の電池を充電するとともに、
前記第2の電圧検出器の出力が反転して前記電池の異常
状態が検出されると、これに対応する前記スイッチング
素子をオフにして他の電池の前記充放電電流路から切り
離すようにしてなる。
【0014】以上の構成の本発明にあっては次のような
作用を奏する。
【0015】請求項1に係る並列電池の放電装置にあっ
ては、放電動作中はある一つの電池のみを放電させる。
そして放電中の電池が放電完了電圧以下になると対応す
るスイッチング素子をオフにするとともに、他の一つの
電池のみを放電させるようにする。つまり放電する電池
が交代する場合には、放電していた電池が放電完了状態
になって初めて他の一つの電池から放電が始まる。
【0016】請求項2に係る並列電池の充放電装置にあ
っては、充電動作を行う場合には放電完了状態のものを
充電し、放電途中のものは充電しない。
【0017】請求項3に係る並列電池の充放電装置にあ
っては、並列接続された複数個の電池のうち、端子電圧
が異常電圧以下となった電池に対応した前記スイッチン
グ素子をオフにして前記他の電池の充放電電流路から切
り離すとともに他のスイッチング素子をオンにして充電
動作あるいは放電動作を続行する。
【0018】請求項4に係る並列電池の充放電装置にあ
っては、前述した請求項1〜3に係る本発明のものをす
べて合わせた作用を奏する。
【0019】
【発明の実施の形態】先ず本発明の第1実施形態につき
図1〜図3を参照にして説明する。図1のブロック回路
図に示すように、n個の電池V1〜Vnが互いに並列接
続されることによって並列電池群が構成されており、こ
の電池群に対して充放電装置の各回路要素が接続され
る。
【0020】各電池V1〜Vnには、共通の充電用電源
CH及び放電用負荷Rが充放電電流路を介して並列接続
されるとともに、各電池の充放電電流路をオンオフする
FETからなるスイッチング素子S1〜Snがそれぞれ
直列に接続されるようになっている。また、各電池V1
〜Vnには電圧検出器D1〜Dnが各入力端子a1〜a
n,b1〜bnを介して並列にそれぞれ接続され、これ
ら各電圧検出器D1〜Dnの出力端子C1〜Cnがマイ
コンからなる充放電制御回路Mに接続されている。この
充放電制御回路Mは充電用電源に接続されている。
【0021】電圧検出器Di(i=1〜n)は、図2に
示すように、放電検出用比較器CO1及び基準電圧Vr
1から構成され、比較器CO1のプラス側入力端子には
基準電圧源Vr1の高圧側が接続される一方、比較器C
O1のマイナス側入力端子ai(i=1〜n)には図1
の電池Vi(i=1〜n)の高圧側が接続されている。
この比較器CO1の出力端子Ci(i=1〜n)は充放
電制御回路Mの入力端子に接続され、基準電圧源Vr1
の低圧側biは電池Viの低圧側が接続されている。こ
の基準電圧源Vr1の出力電圧は電池Viの放電完了状
態を示す電圧に予め設定されている。
【0022】充放電制御回路Mは、各電圧検出器D1〜
Dnからの出力を監視するとともにこの出力に基づいて
各スイッチング素子S1〜Snをオンオフさせたり、充
電する場合には充電用電源CHに指令信号を送る。
【0023】以上の構成の充放電装置につきその動作に
ついて説明すると、先ず最初に満充電状態の各電池V1
〜Vnを充放電装置にセットする。このとき、充電状態
の不明なものがある場合には全てのスイッチング素子S
iをオンにして満充電状態にする。そして全ての電池V
iを満充電とした後、全てのスイッチング素子Siをオ
フにしておく。
【0024】次に、負荷Rに対して電力を供給するため
放電動作を行うにあたり、電池Viを一つずつ放電させ
ていきこれが放電完了状態に至ると、他の満充電状態の
電池の放電に移りこれを放電完了状態まで放電させてい
く。即ち、複数の電池Viを同時に放電させたり、他の
電池を放電途中のまま放置した状態で別の電池を放電さ
せるといった動作は決して行わない。
【0025】具体的に電池の数が4個の場合を例にとり
説明すると、充放電制御回路Mは、スイッチング素子S
1だけをオンにして他の素子をオフの状態にし、電池V
1だけで放電を開始させる。そしてこの電池V1の放電
が進み放電完了状態となり放電完了電圧以下になると、
図2の放電検出用比較器CO1の出力がローからハイへ
反転する。この出力信号を監視している充放電制御回路
Mは、比較器CO1の出力が反転すると、対応するスイ
ッチング素子S1をオフにすると同時に他の一つのスイ
ッチング素子例えばS2をオンにし、満充電状態の電池
V2の放電を開始する。そして電池V2が放電完了状態
に至ると次は満充電状態の電池V3の放電を開始すると
いった具合に満充電状態の電池を1つずつ順次放電完了
状態にしていくのである。
【0026】以上説明した動作により負荷Rに印加され
る電圧Vの様子を図3に示す。満充電状態の各電池V1
〜V4が順々に放電完了電圧Vr1へ到達するとスイッ
チング素子S1〜S4がオンオフ動作して放電動作を交
代していっている。つまり負荷Rには放電完了電圧Vr
1以上の電圧が放電中常に印加される。例えばこの時、
ニッカド電池あるいはニッケル水素電池のセルが3個直
列接続されたものを一つの電池V1〜Vnとすれば、そ
の放電完了電圧Vr1は2.5V程度に設定しておけば
よい。
【0027】また、ある電池が放電完了状態に至らない
放電途中でこれが打ち切られた場合、この電池を記憶し
ておき、再度放電する場合には放電の打ち切られた電池
から放電していく。
【0028】この放電する電池Viが順次交代していく
過程において、放電完了状態に至った電池Viは、一度
オンした後比較器COiの出力がハイに反転してオフ動
作を行ったスイッチング素子Siに対応するものであ
る。この放電完了状態の電池を除けばその残りの電池は
満充電状態のもの及び放電途中の一つである。このた
め、満充電状態から放電を開始した並列電池群全体の残
存容量というものは、放電完了状態に至ったものの個数
に基づいて把握できる。つまり図3の例で言えば、電池
V1の放電中は75%以上の残存容量があり、電池V2
の放電中は75%未満50%以上、電池V3の放電中は
50%未満25%以上、及び電池V3の放電中は25%
未満の残存容量があるといった具合に、十分実用に耐え
る的確な残存容量の把握ができる。しかもその残存容量
は電池の個数を増やせば増やすほど精度を高くして検出
できるとともに、並列電池群全体としての容量が増加
し、負荷Rへの電力供給時間を長くできる。
【0029】以上説明した第1の実施形態において充電
に関する構成要素は必須のものではなく、充電用電源C
Hを省いて充放電制御回路Mを放電専用の制御回路Mと
し、装置全体も充放電装置に代えて放電装置とできる。
【0030】次に本発明の第2実施形態につき図1及び
図4を参照にして説明する。本形態の構成の主要部は前
述した第1実施形態のそれと共通している。その共通部
分は図1で示したブロック図に相当する。この共通部分
の説明は重複するので相違する部分を中心にして本形態
を説明する。
【0031】本形態の充放電装置は、図1に示すよう
に、n個の電池V1〜Vnが互いに並列接続された並列
電池群に対して本形態の充放電装置の各回路要素が接続
されており、充放電回路Mの動作及び電圧検出器D1〜
Dnの構成が前記の相違部分に相当する。特に充放電回
路Mにあっては前述した第1形態の機能に対して電池V
1〜Vnの充電を制御するといった機能が追加されてい
る。先ず電圧検出器D1〜Dnについて図4を参照して
説明すると、電圧検出器D1〜Dnは、前記第1実施形
態で説明した一対の放電検出用比較器CO1及び基準電
圧源Vr1に対して一対の充電検出用比較器CO2及び
基準電圧源Vr2が付帯した構成となっている。
【0032】前述したように、比較器CO1のプラス側
入力端子には基準電圧源Vr1の高圧側が接続される一
方、比較器CO1のマイナス側入力端子aiには図1の
電池Viの高圧側が接続されている。この比較器CO1
の出力端子Ci1(Ci)は充放電制御回路Mの入力端
子に接続され、基準電圧源Vr1の低圧側biは電池V
iの低圧側が接続されている。
【0033】また、充電検出用比較器CO2のプラス側
入力端子ai(i=1〜n)には図1の電池Viの高圧
側が接続されるとともに、そのマイナス側入力端子には
基準電圧源Vr2の高圧側が接続されている。また比較
器CO2の出力端子Ci2(Ci)は充放電制御回路M
の入力端子に接続され、基準電圧源Vr2の低圧側は電
池Viの低圧側に接続されている。この基準電圧源Vr
2の出力電圧は電池Viの充電完了状態を示す電圧に予
め設定されている。例えば、ニッカド電池あるいはニッ
ケル水素電池のセルが3個直列接続されたものを一つの
電池V1〜Vnとすれば、基準電圧Vr2の出力電圧は
4.2V程度に設定しておけばよい。
【0034】次に装置全体の動作を説明すると、放電が
開始されて負荷Rに電力が供給されていくと、前記第1
実施形態で説明したように、電池V1〜Vnが順々に放
電が完了していき、それぞれに対応した放電用比較器C
O2の出力が反転してハイとなっている。
【0035】この状態で充電を開始すると、充電充電制
御回路Mは、充電用電源に電力供給の指令を発すととも
に、反転した出力に基づいてこれに対応するスイッチン
グ素子S1〜Snをオンにして放電完了状態の電池Vi
のみを一つずつ充電する。このとき、出力がローのまま
の放電用比較器CO1に対応する電池、即ち満充電状態
あるいは放電完了状態に至らない放電途中のものには決
して充電しない。そして充電中の電池Viの端子電圧が
充電完了電圧Vr2に至ると、充電検出用比較器CO2
の出力がローからハイへ反転する。すると充電充電制御
回路Mは、これに対応するスイッチング素子Siをオフ
にして充電用電源CHとの電流路を遮断し、この電池V
iに対する充電を終了する。そして、次の放電完了状態
の電池の充電に移行して同様の動作を行って満充電状態
とする。この充電する際には、負荷Rに電力を供給しな
がら充電してもよいし、負荷Rを回路的に切り離した上
で充電してもよい。
【0036】また、ある電池が充電途中で充電完了状態
に至っていない状態で充電が打ち切られた場合、即ち回
路動作的には放電用検出器CO1の出力がハイからロー
に変わり且つ充電用検出器CO2の出力がローのままで
充電が打ち切られた場合であるが、このような動作を行
った電圧検出器Diに対応する電池を充放電制御回路M
が記憶しておく。この状態で放電動作に移行する場合に
は、前記第1実施形態で説明したように、途中で充電の
打ち切られた電池を避けて充電完了状態のもの、あるい
は放電途中だったものから放電していく。そして改めて
充電する場合には、充電の打ち切られた電池から充電し
ていき、これが放電に用いられることを必ず避ける。こ
のため充放電の過程において、充電途中だった電池V1
〜Vnが放電に用いられることがなく、深度の浅い充放
電動作をなくすことができる。
【0037】電池の個数を4個とした場合を例にとり説
明すると、電池V1及びV2が放電完了電圧に至ってそ
の残存容量が0%であるとともに、電池V3が放電完了
状態に至らずに放電途中のままで放電の打ち切られてお
り、かつ電池V4が放電せずに満充電状態であった場合
には、電池V3及びV4には充電を行わず、電池V1及
びV2を充電してこれらの残存容量をそれぞれ100%
にする。この場合、強制放電といった動作を改めて行う
ことなく、(4−1)/4*100=75%以上の容量
を確保できる充電が可能となる。これをn個の電池とす
ると(n−1)/n[%]以上の容量で充電が可能とな
る。また強制放電を行わずに済むことで電池寿命を長く
できる。
【0038】なお、放電完了状態の複数の電池Viを充
電するにあたり、これらを一括して同時に充電させて
も、深度の浅い充放電動作をなくすといった効果を奏す
ることができる。
【0039】次に本発明の第3実施形態につき図1及び
図5を参照にして説明する。本形態の構成の主要部は前
述した第1実施形態のそれと共通している。その共通部
分は図1で示したブロック図に相当する。この共通部分
の説明は重複するので相違する部分を中心にして本形態
を説明する。
【0040】本形態の充放電装置は、図1に示すよう
に、n個の電池V1〜Vnが互いに並列接続された並列
電池群に対して本形態の充放電装置の各回路要素が接続
されており、充放電回路Mの動作及び電圧検出器D1〜
Dnの構成が前記相違部分に相当する。先ず電圧検出器
D1〜Dnについて図5を参照して説明すると、電圧検
出器D1〜Dnは、前記第1実施形態で説明した一対の
放電検出用比較器CO1及び基準電圧源Vr1に代えて
一対の異常検出用比較器CO3及び基準電圧源Vr3か
らなる構成となっている。
【0041】異常検出用比較器CO3は、電池V1〜V
nが異常に低い端子電圧Vr3となる過放電状態を検出
するものであって、そのマイナス側入力端子ai(i=
1〜n)には図1の電池Viの高圧側が接続されるとと
もに、そのプラス側入力端子には基準電圧源Vr3の高
圧側が接続されている。また、比較器CO3の出力端子
Ci3(Ci)は充放電制御回路Mの入力端子に接続さ
れ、基準電圧源Vr3の低圧側biは電池Viの低圧側
に接続されている。この基準電圧源Vr3の出力電圧は
電池Viの異常な過放電状態を示す電圧(異常電圧)に
予め設定されている。例えば、ニッカド電池あるいはニ
ッケル水素電池のセルが3個直列接続されたものを一つ
の電池V1〜Vnとすれば、基準電圧電源Vr3の出力
電圧は0.8V程度に設定しておけばよい。
【0042】次に装置全体の動作を説明すると、放電中
あるいは充電中に限らずに、ある電池Viが短絡状態に
なり容量をほとんど使い切ってしまって過放電状態に陥
ると、その端子電圧が極めて低くなり基準電圧電源Vr
3の出力電圧以下になる。すると、比較器CO3の出力
がローからハイに反転し、充放電制御回路Mは対応する
電池V1〜Vnを記憶するとともにスイッチング素子S
1〜Snをオフにして他の電池の充放電電流路から回路
的に切り離す。また放電または充電の動作中であれば、
同時に他のスイッチング素子Siをオンにしてその動作
を他の電池Viに交代して並列電池群全体として途切れ
ることなく続行するようにする。
【0043】このとき、充放電制御回路Mは異常の発生
した電池Viを記憶しているので以後の動作において対
応するスイッチング素子はオフのままを保持し、再びこ
の電池Viに充放電動作を行うことはない。
【0044】なお、電池iの異常状態として短絡などに
よる過放電状態を想定したがこれに限らずに、電池Vi
の端子電圧で検出できる異常であれば電圧検出器の構成
を変更することにより種々の異常状態に対応できる。
【0045】次に本発明の第4実施形態につき図1及び
図6を参照にして説明する。本形態の構成の主要部は前
述した第1実施形態のそれと共通しており、その共通部
分は図1で示したブロック図に相当する。この共通部分
の説明は重複するので相違する部分を中心にして説明す
る。また、本形態は前述した第1〜3形態を組み合わせ
た構成となっている。
【0046】本形態の充放電装置は、図1に示すよう
に、n個の電池V1〜Vnが互いに並列接続された並列
電池群に対して本形態の充放電装置の各回路要素が接続
されており、充放電回路Mの動作及び電圧検出器D1〜
Dnの構成が前記の相違部分に相当する。特に充放電回
路Mにあっては前述した第1〜3形態のものの機能を全
て組み合わせたものになっている。先ず電圧検出器Di
について図6を参照して説明すると、電圧検出器Di
は、前記第1,2実施形態で説明した比較器CO1及び
基準電圧源Vr1の一対(第1の電圧検出器)、比較器
CO2及び基準電圧源Vr2の一対、及び比較器CO3
及び基準電圧源Vr3の一対(第2の電圧検出器)を並
列に接続した構成となっている。
【0047】具体的に説明すると、図1及び図6に示す
ように、放電検出用比較器CO1,異常検出用比較器C
O3のプラス側入力端子及び充電検出用比較器CO2の
マイナス側入力端子にはそれぞれ基準電圧源Vr1〜V
r3の高圧側が接続される一方、比較器CO1,CO3
のマイナス側入力端子ai及び比較器CO2のプラス側
入力端子aiには図1の電池Viの高圧側が接続されて
いる。これら比較器CO1〜CO3の出力端子Ci1〜
Ci3(Ci)は充放電制御回路Mの入力端子に接続さ
れ、基準電圧源Vr1〜Vr3の低圧側biは電池Vi
の低圧側が接続されている。
【0048】前述した通り、基準電圧源Vr1〜Vr3
の出力電圧はそれぞれ放電完了電圧、充電完了電圧及び
過放電電圧に予め設定されている。
【0049】次に装置全体の動作を説明すると、その動
作は前記第1〜3形態のものを組み合わせたものであっ
て、各検出器CO1〜CO3、スイッチング素子S1〜
S3及び充放電制御装置Mの各動作は前述した通りであ
る。
【0050】つまり、負荷Rに対して電力を供給するた
め放電動作を行う場合には、電池Viを一つずつ放電さ
せていきこれが放電完了状態に至ると、他の満充電状態
の電池の放電に移りこれを放電完了状態まで放電させて
いく。即ち、複数の電池Viを同時に放電させたり、他
の電池を放電途中のまま放置した状態で別の電池を放電
させるといった動作は決して行わない。
【0051】また電池Viの充電動作を行う場合には、
充電充電制御回路Mは、充電用電源に電力供給の指令を
発すとともに、放電完了状態の電池のみを一つずつ充電
していく。このとき、満充電状態あるいは放電完了状態
に至らない放電途中のものには決して充電しない。
【0052】さらに放電中あるいは充電中に限らず、あ
る電池Viが短絡状態になり容量をほとんど使い切って
しまって過放電状態に陥った場合には、充放電制御回路
Mは対応する電池Viを記憶するとともにスイッチング
素子Siをオフにして他の電池の充放電電流路から回路
的に切り離す。また放電または充電の動作中であれば、
同時に他のスイッチング素子S1〜Snをオンにしてそ
の動作を他の電池V1〜Vnに交代して並列電池群全体
として途切れることなく続行するようにする。
【0053】なお、以上説明した第1〜4実施形態にお
いて種々の変形が可能であり、例えば図7に示すよう
に、各電圧検出器DiをA/Dコンバータで構成して電
池Viの端子電圧を入力端子ai,biから得てディジ
タル信号として出力端子Ciから充放電制御回路Mへ出
力して、この制御回路Mの内部で充放電状態や異常状態
の有無を確認するようにしてもよい。この場合、特に周
知のマイナスデルタV検出を行えば、電池Viの端子電
圧がピークを生じた後に下降する時を捉えることにより
精度良く充電を完了させることができる。
【0054】また、第1〜4実施形態のものに周知のデ
ルタT検出を行えるようにしてもよく、図8に示すよう
に、各電池Viの表面温度をサーミスタTHで計測して
この出力をA/Dコンバータでディジタル信号として充
放電制御回路Mに出力するようにする。またサーミスタ
THには定電流源CCから電力を供給する。充放電制御
回路Mは電池Viの計測された表面温度に基づいて充電
完了期の温度上昇を捉えることにより精度良く充電を完
了させることができる。
【0055】さらにスイッチング素子としては前記FE
Tの他に公知のものが適用できる。さらにまた充放電経
路を充電用と放電用との2系統に分け、それぞれにスイ
ッチング素子を設けるようにする。
【0056】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1に
係る並列電池の放電装置においては、放電完了状態の電
池は一度オンオフ動作を行ったスイッチング素子に対応
したものであり、この放電完了状態の電池を除いたもの
が満充電状態のもの及び放電途中の一つである。このた
め、満充電状態から放電を開始した複数個の並列電池群
全体の残存容量を放電完了したものの個数に基づいて的
確に把握することができる。しかもその残存容量は並列
接続した電池の個数に応じた精度で確実に検出できる。
このとき、各電池の端子電圧を高精度に計測する必要も
なく構成を簡単にできる。
【0057】請求項2に係る並列電池の充放電装置にお
いては、放電完了状態に至らなかった放電途中の電池を
充電するといった深度の浅い充放電動作を確実に防止す
ることができる。したがって、電池のメモリー効果を確
実に防ぐことができ、電池寿命を極めて長くできる。
【0058】請求項3に係る並列電池の充放電装置にお
いては、並列接続される複数個の電池のうちどれかが異
常となっても電池群全体が使用不能となることを確実に
防止でき、放電や充電の動作を続行できる。
【0059】請求項4に係る並列電池の充放電装置にあ
っては、前述した請求項1〜3に係る本発明のものをす
べて合わせた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る並列電池の放電装置及び充放電装
置のブロック回路図である。
【図2】本発明の第1形態の電圧検出器の構成図であ
る。
【図3】本発明の第1形態の装置による放電動作を示す
説明図である。
【図4】本発明の第2形態の電圧検出器の構成図であ
る。
【図5】本発明の第3形態の電圧検出器の構成図であ
る。
【図6】本発明の第4形態の電圧検出器の構成図であ
る。
【図7】本発明の電圧検出器の変形例を示す構成図であ
る。
【図8】本発明に係る並列電池の放電装置及び充放電装
置の変形例を示す構成図である。
【符号の説明】
Vi(i=1〜n) 電池 Di(i=1〜n) 電圧検出器 Si(i=1〜n) スイッチング素子 R 負荷 CH 充電用電源 M 充放電制御回路 CO1〜3 比較器 Vr1〜3 基準電圧源 TH サーミスタ CC 定電流源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02J 7/02 H02J 7/02 J

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列接続されてなる予め実質的に満充電
    された複数個の電池(V1〜Vn)にそれぞれ直列接続
    され、各電池の放電電流路をオンオフする複数のスイッ
    チング素子(S1〜Sn)と、該各電池(V1〜Vn)
    のそれぞれに付設され、その端子電圧が放電完了状態を
    示す放電完了電圧以下になると出力が反転する複数の電
    圧検出器(D1〜Dn)と、該各電圧検出器(D1〜D
    n)からの出力を監視する放電制御回路(M)とを備
    え、該放電制御回路(M)は、ある一つの該スイッチン
    グ素子(S1〜Sn)をオンにしてこれに対応する該電
    池(V1〜Vn)のみを放電させ、且つこの電池が該放
    電完了電圧以下になってその電圧検出器の出力が反転す
    ると、対応する該スイッチング素子(S1〜Sn)をオ
    フにするとともに他の一つの該スイッチング素子(S1
    〜Sn)をオンにするようにしてなることを特徴とする
    並列電池の放電装置。
  2. 【請求項2】 並列接続されてなる複数個の電池(V1
    〜Vn)にそれぞれ直列接続され、各電池の充電電流路
    をオンオフする複数のスイッチング素子(S1〜Sn)
    と、該各電池(V1〜Vn)のそれぞれに付設され、そ
    の端子電圧が放電完了状態を示す放電完了電圧以下にな
    ると出力が反転する複数の電圧検出器(D1〜Dn)
    と、該各電圧検出器(D1〜Dn)からの出力を監視す
    る充電制御回路(M)を備え、該充電制御回路(M)
    は、該出力の反転した該電圧検出器(D1〜Dn)に対
    応する該スイッチング素子(S1〜Sn)のみをオンに
    して放電完了状態の電池を充電するようにしてなること
    を特徴とする並列電池の充放電装置。
  3. 【請求項3】 並列接続されてなる複数個の電池(V1
    〜Vn)にそれぞれ直列接続され、各電池の充放電電流
    路をオンオフする複数のスイッチング素子(S1〜S
    n)と、該各電池(V1〜Vn)のそれぞれに付設さ
    れ、その端子電圧が異常状態を示す異常電圧以下になる
    と出力が反転する複数の電圧検出器(D1〜Dn)と、
    該各電圧検出器(D1〜Dn)からの出力を監視する充
    放電制御回路(M)とを備え、該充放電制御回路(M)
    は、該電圧検出器(D1〜Dn)の該出力が反転して該
    電池(V1〜Vn)の異常状態が検出されるとこれに対
    応する該スイッチング素子(S1〜Sn)をオフにして
    他の該電池の該充放電電流路から切り離すとともに他の
    スイッチング素子をオンにするようにしてなることを特
    徴とする並列電池の充放電装置。
  4. 【請求項4】 並列接続されてなる予め実質的に満充電
    された複数個の電池(V1〜Vn)にそれぞれ直列接続
    され、各電池の放電電流路をオンオフする複数のスイッ
    チング素子(S1〜Sn)と、該各電池(V1〜Vn)
    のそれぞれに付設される複数の第1、2の電圧検出器
    (D1〜Dn)と、該各第1、2の電圧検出器(D1〜
    Dn)からの出力を監視する充放電制御回路(M)とを
    備えた並列電池の充放電装置であって、 該第1の電圧検出器(CO1,Vr1)は該電池の端子
    電圧が放電完了状態を示す放電完了電圧以下になるとそ
    の出力が反転するとともに、該第2の電圧検出器(CO
    3,Vr3)は該電池の該端子電圧が異常状態を示す異
    常電圧以下になるとその出力が反転し、 該充放電制御回路(M)は、放電動作中では、ある一つ
    の該スイッチング素子(S1〜Sn)をオンにしてこれ
    に対応する該電池のみを放電させ、且つこの電池が該放
    電完了電圧以下になって該第1の電圧検出器(CO1,
    Vr1)の出力が反転すると、対応する該スイッチング
    素子(S1〜Sn)をオフにするとともに他の一つの該
    スイッチング素子(S1〜Sn)をオンにする一方、充
    電動作を行う場合には、出力の反転した該第1の電圧検
    出器(CO1,Vr1)に対応する該スイッチング素子
    (S1〜Sn)のみをオンにして放電完了状態の電池を
    充電するとともに、該第2の電圧検出器(CO3,Vr
    3)の出力が反転して該電池の異常状態が検出される
    と、これに対応する該スイッチング素子(S1〜Sn)
    をオフにして他の電池の該充放電電流路から切り離すよ
    うにしてなることを特徴とする並列電池の充放電装置。
JP8278161A 1996-10-21 1996-10-21 並列電池の放電装置及び充放電装置 Pending JPH10123225A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8278161A JPH10123225A (ja) 1996-10-21 1996-10-21 並列電池の放電装置及び充放電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8278161A JPH10123225A (ja) 1996-10-21 1996-10-21 並列電池の放電装置及び充放電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10123225A true JPH10123225A (ja) 1998-05-15

Family

ID=17593444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8278161A Pending JPH10123225A (ja) 1996-10-21 1996-10-21 並列電池の放電装置及び充放電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10123225A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003209907A (ja) * 2002-01-10 2003-07-25 Panasonic Ev Energy Co Ltd 電池電源装置のリレー接点溶着検査方法
JP2004312863A (ja) * 2003-04-07 2004-11-04 Hitachi Ltd 鉄道車両用電力変換器の制御装置
JP2008099492A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Fujitsu Ltd バッテリユニット制御方法およびバッテリユニット制御装置
JP2008226511A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Hitachi Ltd 充放電制御装置及びそれを用いた鉄道車両
JP2010232106A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Itochu Corp 電池制御装置、車両、及び電池制御方法
WO2011118294A1 (ja) * 2010-03-23 2011-09-29 日本電気株式会社 リチウムイオン二次電池の充放電方法及び充放電システム
WO2012043134A1 (ja) * 2010-09-30 2012-04-05 三洋電機株式会社 蓄電池充放電制御装置および蓄電池充放電制御方法
CN102854474A (zh) * 2012-09-25 2013-01-02 深圳市泰昂能源科技股份有限公司 蓄电池实际容量在线检测方法
CN102891513A (zh) * 2012-10-10 2013-01-23 上海中科深江电动车辆有限公司 电池组能量使用控制系统
WO2013038763A1 (ja) * 2011-09-15 2013-03-21 日本電気株式会社 二次電池システム及びその充放電方法
WO2013051103A1 (ja) * 2011-10-04 2013-04-11 トヨタ自動車株式会社 電動車両の電源システムおよびその制御方法
JP5274715B1 (ja) * 2012-03-28 2013-08-28 三菱電機株式会社 鉄道車両システムおよび無動力車両
EP2658074A1 (en) * 2010-12-24 2013-10-30 NEC Energy Devices, Ltd. Discharge controller
JP2015023647A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 富士通テレコムネットワークス株式会社 蓄電池システム及びそれを備えた電源システム
US10539626B2 (en) 2016-09-30 2020-01-21 Gs Yuasa International Ltd. Energy storage apparatus, energy storage system, and method of determining state of energy storage apparatus

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0265050U (ja) * 1988-11-02 1990-05-16
JPH04326077A (ja) * 1991-04-26 1992-11-16 Hitachi Ltd 電池駆動機器
JPH04334935A (ja) * 1991-05-10 1992-11-24 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 非常用電源装置
JPH09298805A (ja) * 1996-04-30 1997-11-18 Yamaha Motor Co Ltd 電動車両用電力供給方法及びその装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0265050U (ja) * 1988-11-02 1990-05-16
JPH04326077A (ja) * 1991-04-26 1992-11-16 Hitachi Ltd 電池駆動機器
JPH04334935A (ja) * 1991-05-10 1992-11-24 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 非常用電源装置
JPH09298805A (ja) * 1996-04-30 1997-11-18 Yamaha Motor Co Ltd 電動車両用電力供給方法及びその装置

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003209907A (ja) * 2002-01-10 2003-07-25 Panasonic Ev Energy Co Ltd 電池電源装置のリレー接点溶着検査方法
JP2004312863A (ja) * 2003-04-07 2004-11-04 Hitachi Ltd 鉄道車両用電力変換器の制御装置
JP4593081B2 (ja) * 2003-04-07 2010-12-08 株式会社日立製作所 鉄道車両用電力変換装置
JP2008099492A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Fujitsu Ltd バッテリユニット制御方法およびバッテリユニット制御装置
JP2008226511A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Hitachi Ltd 充放電制御装置及びそれを用いた鉄道車両
JP2010232106A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Itochu Corp 電池制御装置、車両、及び電池制御方法
WO2011118294A1 (ja) * 2010-03-23 2011-09-29 日本電気株式会社 リチウムイオン二次電池の充放電方法及び充放電システム
CN102388499A (zh) * 2010-03-23 2012-03-21 日本电气株式会社 锂离子二次电池的充电和放电方法及其充电和放电系统
US8952663B2 (en) 2010-09-30 2015-02-10 Sanyo Electric Co., Ltd. Battery charge and discharge control apparatus and method for controlling battery charge and discharge
WO2012043134A1 (ja) * 2010-09-30 2012-04-05 三洋電機株式会社 蓄電池充放電制御装置および蓄電池充放電制御方法
US9312718B2 (en) 2010-12-24 2016-04-12 Nec Energy Devices, Ltd. Discharge controller
EP2658074A1 (en) * 2010-12-24 2013-10-30 NEC Energy Devices, Ltd. Discharge controller
EP2658074A4 (en) * 2010-12-24 2014-08-27 Nec Energy Devices Ltd OUTPUT CONTROL DEVICE
US9531212B2 (en) 2011-09-15 2016-12-27 Nec Corporation Secondary battery system and charge and discharge method for the same
WO2013038763A1 (ja) * 2011-09-15 2013-03-21 日本電気株式会社 二次電池システム及びその充放電方法
JP5569643B2 (ja) * 2011-09-15 2014-08-13 日本電気株式会社 二次電池システム及びその充放電方法
JPWO2013038763A1 (ja) * 2011-09-15 2015-03-23 日本電気株式会社 二次電池システム及びその充放電方法
JPWO2013051103A1 (ja) * 2011-10-04 2015-03-30 トヨタ自動車株式会社 電動車両の電源システムおよびその制御方法
WO2013051103A1 (ja) * 2011-10-04 2013-04-11 トヨタ自動車株式会社 電動車両の電源システムおよびその制御方法
US9150112B2 (en) 2011-10-04 2015-10-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Power supply system for electric powered vehicle and method for controlling the same
JP5679070B2 (ja) * 2011-10-04 2015-03-04 トヨタ自動車株式会社 電動車両の電源システムおよびその制御方法
JP5274715B1 (ja) * 2012-03-28 2013-08-28 三菱電機株式会社 鉄道車両システムおよび無動力車両
US9731616B2 (en) 2012-03-28 2017-08-15 Mitsubishi Electric Corporation Railway vehicle system
CN102854474A (zh) * 2012-09-25 2013-01-02 深圳市泰昂能源科技股份有限公司 蓄电池实际容量在线检测方法
CN102891513A (zh) * 2012-10-10 2013-01-23 上海中科深江电动车辆有限公司 电池组能量使用控制系统
JP2015023647A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 富士通テレコムネットワークス株式会社 蓄電池システム及びそれを備えた電源システム
US10539626B2 (en) 2016-09-30 2020-01-21 Gs Yuasa International Ltd. Energy storage apparatus, energy storage system, and method of determining state of energy storage apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4798548B2 (ja) 電池パック
US6054840A (en) Power supply device
JPH10123225A (ja) 並列電池の放電装置及び充放電装置
EP0788177A1 (en) Charging device and charging system
JP2004364446A (ja) バックアップ電池の充放電制御装置
JP2000228832A (ja) 充放電制御方法
GB2251346A (en) Battery charging circuit
JP3398304B2 (ja) 二次電池の電圧測定回路およびこれを用いた保護回路
JP2009254165A (ja) 電池状態検出回路、電池パック、及び充電システム
JP3934760B2 (ja) 二次電池の電圧補正回路
KR200189819Y1 (ko) 셀의 균형 충전이 가능한 배터리 팩
KR20050009145A (ko) 충전 장치 및 충전 제어 방법
JPH09117072A (ja) 二次電池の保護回路
JP3457765B2 (ja) 電池種類判別装置
JPH06333604A (ja) パック電池のタイプを判別する電気機器
JPH11332116A (ja) 充放電制御回路及び充電式電源装置
US5537023A (en) Charging method for storage batteries
JP2000050516A (ja) 過充電防止回路、過放電防止回路及び充放電制御回路
JP3421534B2 (ja) 過充電防止回路、過放電防止回路及び充放電制御回路
KR100694062B1 (ko) 다중 배터리 충전 장치 및 제어 방법
JPH03173323A (ja) 二次電池の充電装置
JP2007053828A (ja) 二次電池充電装置及びそれを備えた電気機器
JPH07123604A (ja) 二次電池の充電装置
JP2002112463A (ja) 充電制御回路
JPH04274776A (ja) Ni−Cd蓄電池の寿命検出装置