JPH04334935A - 非常用電源装置 - Google Patents

非常用電源装置

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Publication number
JPH04334935A
JPH04334935A JP3105940A JP10594091A JPH04334935A JP H04334935 A JPH04334935 A JP H04334935A JP 3105940 A JP3105940 A JP 3105940A JP 10594091 A JP10594091 A JP 10594091A JP H04334935 A JPH04334935 A JP H04334935A
Authority
JP
Japan
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battery
section
batteries
voltage
power
Prior art date
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Pending
Application number
JP3105940A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Miwa
三輪 隆弘
Akio Yasuda
安田 昭雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Hoso Kyokai NHK, Japan Broadcasting Corp filed Critical Nippon Hoso Kyokai NHK
Priority to JP3105940A priority Critical patent/JPH04334935A/ja
Publication of JPH04334935A publication Critical patent/JPH04334935A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は山間部等の立地条件の良
くない無人中継放送所等において用いられる非常用電源
装置に関する。
【0003】[発明の概要]本発明は停電していないと
きに供給される電力によって複数のバッテリを順次、充
電し、停電が発生したとき、切替部によって前記各バッ
テリを順次、選択するとともに、選択したバッテリを放
電させて電力を生成させこの電力で負荷をバックアップ
して、停電時間が10時間を越える場合でも負荷を連続
してバックアップし、負荷となる山間部にある中継所等
で停波が発生しないようにする。
【0004】
【従来の技術】山間部等の立地条件の良くない無人中継
放送所においては、台風などの災害時に長時間停電する
ことがしばしばあることから非常用電源装置(バッテリ
フロート方式や自家発電装置)によってバックアップし
て停電したときにも停波しないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の非常用電源装置、例えばバッテリフロート方式
による非常用電源装置では、過去の停電時間の統計から
バックアップ時間を10時間程度としているため、これ
以上の停電があったとき、停波してしまう。
【0006】そこで、このような問題を解決する方法と
して、バッテリ数を多く(またはバッテリ容量を大きく
)してバックアップ時間を数倍にすることも考えられる
が、このような非常用電源装置では、充電回路とバッテ
リとを一対一にしている関係上、バッテリの数(または
容量)に応じて充電回路数等(または充電容量)を増や
さなければならない。
【0007】このため、製作費が数倍にもなってしまう
とともに、10時間を越える停電の回数が非常に少ない
ことから経費効率が非常に悪くなってしまうという問題
がある。
【0008】また、実際のバックアップ能力が設定値ど
うりであるかどうか、放電してみないと確認できないた
め、バックアップ能力の確認を行なったときから一定時
間、非常用電源装置によるバックアップ機能が停止して
しまうという問題があった。
【0009】本発明は上記の事情に鑑み、経費効率を維
持しながら10時間を越える停電があったときでも、中
継設備等をバックアップすることができるとともに、バ
ックアップ機能を損なうことなくパックアップ能力をチ
ェツクすることができる非常用電源装置を提供すること
を目的としている。
【0010】[発明の構成]
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による非常用電源装置は、停電していないと
きに供給される電力によってバッテリを充電し、停電が
発生したとき、前記バッテリを放電させて電力を生成し
この電力で負荷をバックアップする非常用電源装置にお
いて、停電していないときに供給される電力によって順
次、充電される複数のバッテリと、停電が発生したとき
、前記各バッテリを順次、選択するとともに、選択した
バッテリを放電させて電力を生成させこの電力で負荷を
バックアップさせる切替部とを備えたことを特徴として
いる。
【0012】
【作用】上記の構成において、停電していないときに供
給される電力によって複数のバッテリが順次、充電され
、停電が発生したとき、切替部によって前記各バッテリ
が順次、選択されるとともに、選択されたバッテリが放
電されて電力が生成され、この電力によって負荷がバッ
クアップされる。
【0013】
【実施例】図1は本発明による非常用電源装置の一実施
例を示すブロック図である。
【0014】この図に示す非常用電源装置は受電検知リ
レー1と、充電部2と、バッテリ部3と、切替部4と、
バッテリ低電圧検知リレー5と、安定化部6と、ダイオ
ードパネル部7と、制御部8とを備えており、停電があ
ったとき、制御部8によって充電部2や切替部4、安定
化部6、ダイオードパネル部7を制御してバッテリ部3
を構成する各バッテリ9a〜9nの充放電を切り替えな
がら負荷(図示は省略する)に電源を供給し、また定期
的に前記各バッテリ9a〜9nを順次、充放電させてバ
ッテリチェツクを行ないその結果を表示する。
【0015】受電検知リレー1は電源入力端子10に交
流電圧が印加されているとき、動作してリレー接点13
を閉状態にし、そして前記交流電圧が印加されなくなっ
たとき、前記リレー接点13を開状態にして停電が発生
したことを示す信号を生成しこれを前記制御部8に供給
する。
【0016】また、充電部2は整流用のダイオードブリ
ッジ回路やこのダイオードブリッジ回路によって得られ
た直流電圧から予め設定されている値の直流電圧を生成
するDC−DCインバータ等を備えており、前記制御部
8から均等充電信号が供給されているとき、前記電源入
力端子10に印加されている交流電圧を取り込むととも
に、これを整流した後、DC−DC変換して予め設定さ
れている値(均等充電電圧およびフローティング電圧)
の直流電圧を生成しこれを切替部4に供給する。前記制
御部8から均等充電信号が供給されているときは均等電
圧を、そうでないときはフローティング電圧を生成する
【0017】また、バッテリ部3は互いに独立した複数
のバッテリ9a〜9nを備えており、前記切替部4から
直流電圧が供給されたとき、バッテリ9a〜9nのうち
、対応するバッテリを充電し、また前記切替部4によっ
て放電路が形成されたとき、バッテリ9a〜9nのうち
、対応するバッテリを放電させて直流電圧を生成しこれ
を前記切替部4に供給する。
【0018】切替部4は前記制御部8から各駆動電圧が
出力されたときオンする複数の切替リレー11a〜11
nと、共通端子が前記各バッテリ9a〜9nの出力端子
に各々、接続され、前記各切替リレー11a〜11nが
オンしたとき接続状態が切り替わる複数のリレー接点1
2a〜12nと、各カソードが前記充電部2の出力端子
に接続され、各アノードが前記各リレー接点12a〜1
2nを構成する一方の端子に各々接続される複数の逆流
防止用ダイオード14a〜14nと、各カソードが前記
各リレー接点12a〜12nを構成する他方の端子に各
々接続され、各アノードが前記安定化部6の入力端子お
よびバッテリ低電圧検知リレー5に接続される複数の逆
流防止用ダイオード15a〜15nとを備えており、前
記制御部8から各駆動電圧が出力されていないとき、各
切替リレー11a〜11nのうち、前記各駆動電圧に対
応する切替リレーをオフさせて前記充電部2から出力さ
れる直流電圧を対応する各バッテリに供給してこれを充
電し、また前記制御部8から各駆動電圧が出力されてい
るとき、各切替リレー11a〜11nのうち、前記駆動
電圧に対応する切替リレーをオンさせて対応するバッテ
リから出力される直流電圧を前記バッテリ低電圧検知リ
レー5と前記安定化部6の入力端子とに供給する。
【0019】バッテリ低電圧検知リレー5は前記切替部
4から出力される直流電圧の値が予め設定されている電
圧値より高いとき、リレー接点16を閉状態にし、また
前記切替部4から出力される直流電圧の値が予め設定さ
れている電圧値より低いとき、前記リレー接点16を開
状態にしてバッテリ電圧が低下したことを示す信号を生
成してこれを前記制御部8に供給する。
【0020】また、安定化部6は前記制御部8からシャ
ットダウン制御信号(閉鎖制御信号)が出力されていな
いとき、前記切替部4から出力される直流電圧(不安定
な直流電圧)を取り込むとともに、負荷を駆動するのに
必要な程度まで前記直流電圧を安定化させてダイオード
パネル部7に供給し、また制御部8からシャットダウン
制御信号が出力されているとき、出力をシャットダウン
させて前記切替部4の負荷を零にする。
【0021】ダイオードパネル部7は直列に接続された
複数のダイオード17等によって構成され、直流入力端
子19に通常電源からの直流電圧が印加されているとき
、これを取り込んで電圧を低下させるドロッパ18と、
アノードが直流出力端子20に接続され、カソードが前
記ドロッパ18に接続される逆流防止用のダイオード2
1と、アノードが前記直流出力端子20に接続され、カ
ソードが前記安定化部6の出力端子に接続される逆流防
止用のダイオード22と、前記制御部8からドロップ信
号が出力されたとき、リレー接点24を開状態にして前
記ドロッパ18を動作させる駆動リレー23とを備えて
おり、前記制御部8からドロップ信号が出力されていな
いときには、直流入力端子19の直流電圧と前記安定化
部6から出力される直流電圧とのうち、高い方の直流電
圧を選択してこれを直流出力端子20から出力して負荷
に供給し、また制御部8からドロップ信号が出力されて
いるときには、前記ドロッパ18によってドロップされ
た直流電圧と前記安定化部6から出力される直流電圧と
のうち、高い方の直流電圧を選択してこれを直流出力端
子20から出力して負荷に供給する。
【0022】また、制御部8は計時開始信号が供給され
たとき、計時動作を開始して計時結果を出力するタイマ
25と、パルス信号が供給される毎にこれを計数して計
数値をインクリメントさせたり、ディクリメントさせな
がらそのときの計数値を出力する複数のカウンタ26a
〜26nと、これらの各カウンタ26a〜26nから出
力される各計数値を各々表示する複数の表示器27a〜
27nと、前記各リレー接点13、16の接点状態に基
づいて前記タイマ25を動作させたり、各カウンタ26
a〜26nを動作させたりしながら均等充電信号やシャ
ットダウン制御信号、ドロップ信号、駆動電圧を生成し
て充電部2や切替部4、安定化部6、ダイオードパネル
部7を制御する論理駆動回路28とを備えており、前記
各リレー接点13、16の接点状態に基づき充電部2や
切替部4、安定化部6、ダイオードパネル部7を制御し
てバッテリ部3を構成する各バッテリ9a〜9nの充放
電を切り替えながら負荷に電源を供給したり、各バッテ
リ9a〜9nのバッテリチェツクを行なったりする。
【0023】次に、図2ないし図4に示すフローチャー
トを参照しながらこの実施例の動作を説明する。
【0024】《通常時受電状態の動作》まず、停電が発
生しておらず、これに対応して受電検知リレー1がオン
状態となっているとき、制御部8の論理駆動回路28は
均等充電信号を生成して充電部2から直流電圧を出力さ
せながら切替部4の各切替リレー11a〜11nを順次
、オフさせて前記充電部2から出力される直流電圧を各
リレー接点12a〜12nを介してバッテリ部3の各バ
ッテリ9a〜9nに順次、供給させてこれらを充電させ
、充電が完了したバッテリをフローティング状態にさせ
る。
【0025】《停電時の動作》この状態で、停電が発生
して直流入力端子19に直流電圧が供給されなくなると
ともに、受電検知リレー1がオフすれば、制御部8の論
理駆動回路28は停電が発生したと判定して図2に示す
如く切替部4に設けられた各切替リレー11a〜11n
のうち、最初の切替リレー11aを選択して(ステップ
ST1)、これをオンさせこの切替リレー11aに対応
するバッテリ9aを放電状態にするとともに、この放電
動作によって得られた直流電圧を安定化部6に供給させ
てこの安定化部6から直流電圧を出力させる。
【0026】これによって、ダイオードパネル部7は前
記安定化部6から出力される直流電圧を選択してこれを
直流出力端子20から出力し、負荷に対するパックアッ
プを開始する。
【0027】また、この動作と並行して制御部8の論理
駆動回路28はタイマ25を動作させて計時結果を取り
込みながら所定時間毎に前記バッテリ9aに対応するカ
ウンタ26aをインクリメントさせて前記バッテリ9a
の放電時間の計時を開始するとともに(ステップST2
)、前記受電検知リレー1がオン状態に復帰しているか
どうかをチェツクし(ステップST3)、これがオフ状
態のままであれば、停電が復旧していないと判定して、
この後バッテリ低電圧検知リレー5がオフしているかど
うかをチェツクする(ステップST4)。
【0028】そして、前記バッテリ低電圧検知リレー5
がオフしていなければ、制御部8の論理駆動回路28は
前記バッテリ9aに放電余力が残っていると判定して上
述した停電復旧チェツク処理と、バッテリ電圧チェツク
処理とを交互に繰り返す。
【0029】この後、前記バッテリ低電圧検知リレー5
がオフすれば(ステップST4)、制御部8の論理駆動
回路28は前記バッテリ9aに放電余力が残っていない
と判定して前記バッテリ9aに対応する切替リレー11
aをオフ状態にして前記バッテリ9aから直流電圧が出
力されるのを禁止するとともに、前記バッテリ9aに対
応するカウンタ26aのインクリメント動作を停止させ
てそのときの計数値を放電時間として保持させる(ステ
ップST5)。
【0030】次いで、制御部8の論理駆動回路28はバ
ッテリ部3を構成する全てのバッテリ9a〜9nに対し
て放電処理が終了したかどうかをチェツクし(ステップ
ST6)、まだ放電させていないバッテリが残っていれ
ば、上述したバッテリの選択処理に戻って残っているバ
ッテリのうち、放電させたバッテリ9aの次のバッテリ
、例えばバッテリ9bを選択して上述した処理を繰り返
す(ステップST1〜ST6)。
【0031】そして、停電が復旧する前に、全てのバッ
テリ9a〜9nを放電させてしまえば、制御部8の論理
駆動回路28は負荷をバックアップすることができなく
なったと判定して上述したバックアップ動作を終了する
【0032】《停電復旧時の動作》また、全てのバッテ
リ9a〜9nを放電させてしまう前に、停電が復旧し、
受電検知リレー1がオンすれば(ステップST3)、制
御部8の論理駆動回路28はバッテリ充電処理を開始し
て(ステップST7)、図3に示す如くシャットダウン
制御信号を生成して安定化部6から直流電圧が出力され
るのを禁止した後(ステップST10)、切替部4を構
成する全ての切替リレー11a〜11nをオンさせ各バ
ッテリ9a〜9nの出力端子を安定化部6の入力端子に
接続させる(ステップST11)。なお、この場合、安
定化部6がシャットダウン制御されているので、各バッ
テリ9a〜9nは放電動作を行なわない。
【0033】次いで、制御部8の論理駆動回路28は均
等充電信号を生成して充電部2から直流電圧を出力させ
るとともに、各カウンタ26a〜26nの値をチェツク
して零以外の値になっているカウンタのうち、最初のカ
ウンタ、例えばカウンタ26aを選択し(ステップST
13)、このカウンタ26aに対応する切替リレー11
aをオフさせて前記充電部2から出力される直流電圧で
前記切替リレー11aに対応するバッテリ9aの充電を
開始させる(ステップST14)。
【0034】また、この動作と並行して、前記制御部8
の論理駆動回路28はタイマ25を動作させて計時結果
を取り込みながら前記バッテリ9aの放電電流および放
電電圧と、前記充電部2から出力される充電電流および
充電電圧との比に対応した所定時間毎に前記バッテリ9
aに対応するカウンタ26aをディクリメントさせて前
記バッテリ9aの充電時間の計時を開始するとともに(
ステップST15)、このカウンタ26aの値が零にな
るまで、この充電動作を継続する(ステップST16)
【0035】次いで、前記バッテリ9aに対応するカウ
ンタ26aの値が零になれば(ステップST16)、制
御部8の論理駆動回路28は前記切替リレー11aをオ
ンさせてバッテリ9aの充電動作を終了した後、上述し
た切替リレーの選択処理に戻って各カウンタ26a〜2
6nの値をチェツクし、放電時間が零以外の値になって
いるカウンタが残っていれば、これらの各カウンタのう
ち、充電動作が完了したバッテリ9aの次のバッテリ、
例えばバッテリ9bを選択してこのバッテリ9bに対し
て上述した充電処理を行なう(ステップST13〜ST
18)。
【0036】以下、制御部8の論理駆動回路28は上述
した動作を繰り返して放電時間の値が零以外の値になっ
ているカウンタに対応するバッテリを順次、選択してこ
れを充電させ、各カウンタ26a〜26nにセットされ
ている値が全て零になったとき(ステップST18)、
全てのバッテリ9a〜9nに対する充電動作が完了した
と判定し、各バッテリ9a〜9nの充電処理を終了して
各切替リレー11a〜11nを全てオフさせて前記各バ
ッテリ9a〜9nをフローティング状態するとともに、
シャットダウン制御信号の生成を停止して安定化部6を
出力可能にする(ステップST19)。
【0037】《各バッテリの定期チェツク動作》また、
一定期間(例えば、1〜2ヶ月)毎に、制御部8の論理
駆動回路28の定期チェツク動作スイッチが自動または
手動によってオンされる。
【0038】これによって、この制御部8の論理駆動回
路28は図4に示す如くバッテリ部3内に設けられた各
バッテリ9a〜9nのうち、最初のバッテリ9aを選択
して(ステップST20)、このバッテリ9aに対応す
る切替リレー11aをオンさせるとともに、他のバッテ
リ9b〜9nに対応する切替リレー11b〜11nをオ
フさせた後(ステップST21)、ドロップ信号を生成
してダイオードパネル部7のドロッパ18を動作させる
【0039】これによって、直流入力端子19に印加さ
れている直流電圧が数V(例えば、2V)程度、低下し
て逆流防止用ダイオード21、22により安定化部6か
ら出力される直流電圧が選択され、これが直流出力端子
20から出力されて負荷に供給される。
【0040】また、この動作と並行して、制御部8の論
理駆動回路28はタイマ25を動作させて計時結果を取
り込みながら所定時間毎に前記バッテリ9aに対応する
カウンタ26aをインクリメントさせて前記バッテリ9
aの放電時間の計時を開始し、前記カウンタ26aの値
を放電時間としてこのカウンタ26aに対応する表示器
27a上に表示させるとともに(ステップST22)、
予め設定されている放電設定時間(例えば、10時間)
が経過したかどうか(ステップST23)、バッテリ低
電圧検知リレー5がオフしているかどうかをチェツクし
(ステップST24)、前記放電設定時間が経過してお
らず、かつ前記バッテリ低電圧検知リレー5がオン状態
のままであれば、前記バッテリ9aに放電余力が残って
いると判定して上述した放電時間チェツク処理と、バッ
テリ電圧チェツク処理とを交互に繰り返す(ステップS
T23〜ST24)。
【0041】この後、前記放電設定時間が経過したり、
前記バッテリ低電圧検知リレー5がオフしたりすれば、
制御部8の論理駆動回路28は前記バッテリ9aの放電
処理が終了したと判定してドロップ信号の生成を停止し
てダイオードパネル部7のリレー接点24を閉状態に戻
してドロッパ18の動作を停止させ(ステップST25
)、直流入力端子19に印加されている直流電圧を直流
出力端子20から出力させて負荷に供給させるとともに
、シャットダウン制御信号を生成して安定化部6から直
流電圧が出力されるのを禁止する。
【0042】次いで、制御部8の論理駆動回路28は均
等充電信号を生成して充電部2から直流電圧の出力を開
始させた後(ステップST26)、前記バッテリ9aに
対応する切替リレー11aをオフ状態にして(切替リレ
ー11b〜11nはオン状態)前記バッテリ9aの充電
を開始させるとともに(ステップST27)、前記バッ
テリ9aに対応するカウンタ26aのインクリメント動
作を停止させてそのときの計数値を充電時間として表示
器27a上に保持させる(ステップST28)。
【0043】この後、制御部8の論理駆動回路28はタ
イマ25を動作させて計時結果を取り込みながら前記バ
ッテリ9aの放電電流および放電電圧と、前記充電部2
から出力される充電電流および充電電圧との比に対応し
た所定時間毎に前記バッテリ9aに対応するカウンタ2
6aをディクリメントさせて前記バッテリ9aの充電時
間の計時を開始するとともに、このカウンタ26aの値
が零になるまで、この充電動作を継続し、前記カウンタ
26aの値が零になったとき、切替リレー11aをオン
させて前記バッテリ9aに対する充電動作を終了する。 なお、この場合、前記カウンタ26aに対応する表示器
27a上に表示されている放電時間はそのままの値に保
持される。
【0044】また、このバッテリ9aに対する充電動作
と並行して、制御部8の論理駆動回路28はバッテリ部
3に設けられている各バッテリ9a〜9nのうち、放電
動作を行なっていないバッテリが残っているかどうかを
チェツクし(ステップST29)、まだ放電動作を行な
っていないバッテリが残っていれば、上述したバッテリ
の選択動作に戻り、放電処理が終了したバッテリ9aの
次のバッテリ、例えばバッテリ9bを選択して上述した
放電動作、充電動作を繰り返す(ステップST20〜S
T29)。
【0045】以下、制御部8の論理駆動回路28は残り
のバッテリに対して上述した処理を繰り返して全てのバ
ッテリ9a〜9nに対して上述した処理が終了したとき
、各表示器27a〜27n上に表示されている各バッテ
リ9a〜9nの放電時間と予め設定されている許容放電
時間とを比較して許容放電時間より短い放電時間となっ
ているバッテリがあるかどうかをチェツクし(ステップ
ST30)、許容放電時間より短い放電時間となってい
るバッテリがあれば、アラームを生成して劣化したバッ
テリがあることをオペレータ等に知らせた後(ステップ
ST31)、通常の状態に戻る。
【0046】また、全バッテリ9a〜9nの放電時間が
予め設定されている許容放電時間よりも長ければ、制御
部8の論理駆動回路28は上述したアラーム動作をスキ
ップして通常の状態に戻る。
【0047】そして、オペレータ等によって表示リセッ
トスイッチが操作されたとき、制御部の論理駆動回路2
8は各表示器27a〜27nをリセットしてこれらの各
表示器27a〜27n上に表示されている放電時間を零
に戻す。
【0048】また、上述した各バッテリ9a〜9nのチ
ェツク中に停電が発生すれば、制御部8の論理駆動回路
28は全ての動作をリセットして上述した停電時の動作
を開始する。
【0049】このように上述した実施例においては、バ
ッテリ部3に複数のバッテリ9a〜9nを設け、停電が
発生したとき、これらの各バッテリ9a〜9nを順次、
選択して負荷をバックアップするようにしているので、
バッテリ部3に設けるバッテリ9a〜9nの数を増加さ
せるだけで、バックアップ時間を増加させることができ
、これによって経費効率を維持しながら10時間を越え
る停電があったときでも、中継設備等をバックアップす
ることができる。
【0050】また、この実施例においては、複数のバッ
テリ9a〜9nを順次、選択して負荷をバックアップす
るようにしているので、各バッテリ9a〜9nとして容
量が小さい自動車用のバッテリ等を使用してバッテリコ
ストを低下させることができる。
【0051】また、上述した実施例においては、放電テ
ストによって各バッテリ9a〜9nの実放電時間を知る
ことができるとともに、これらの各バッテリ9a〜9n
の放電時間を積算するだけで、実際に負荷をバックアッ
プすることができる時間を把握することができ、これに
よって長時間の停電に対して的確な対応を行なわせるこ
とができる。
【0052】さらに、放電テストによって各バッテリ9
a〜9nの活性化を図り、能力を回復させることができ
るので、従来のものより各バッテリ9a〜9nの寿命を
延ばすことができるとともに、各バッテリ9a〜9nの
いずれかが能力低下を起こしたとき、これを検知してオ
ペレータ等に知らせ、バッテリ交換等の適切なメンテナ
ンスを行なわせることができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、経
費効率を維持しながら10時間を越える停電があったと
きでも、中継設備等をバックアップすることができると
ともに、バックアップ機能を損なうことなくパックアッ
プ能力をチェツクすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による非常用電源装置の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示す非常用電源装置の停電時の放電動作
例を示すフローチャートである。
【図3】図1に示す非常用電源装置の停電復旧時の充電
動作例を示すフローチャートである。
【図4】図1に示す非常用電源装置のバッテリチェツク
処理時の動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1  受電検知リレー 2  充電部 3  バッテリ部 4  切替部 5  バッテリ低電圧検知リレー 6  安定化部 7  ダイオードパネル部 8  制御部8 9a〜9n  バッテリ 11a〜11n  切替リレー 28  論理駆動回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  停電していないときに供給される電力
    によってバッテリを充電し、停電が発生したとき、前記
    バッテリを放電させて電力を生成しこの電力で負荷をバ
    ックアップする非常用電源装置において、停電していな
    いときに供給される電力によって順次、充電される複数
    のバッテリと、停電が発生したとき、前記各バッテリを
    順次、選択するとともに、選択したバッテリを放電させ
    て電力を生成させこの電力で負荷をバックアップさせる
    切替部と、を備えたことを特徴とする非常用電源装置。
JP3105940A 1991-05-10 1991-05-10 非常用電源装置 Pending JPH04334935A (ja)

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