JPH0214311A - 半導体記憶装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体記憶装置に関し、時に、バッテリによ
るバックアップ機能を有する半導体記憶装置に関するも
のである。

〔従来の技術〕

従来、この種の半導体記憶装置は、第３図に示すように
、主電源部５とバックアップ電源部２の二電源を持ち、
主電源部５がオンの時は主電源部５によるＩＣメモリ９
への電力供給、主電源部５がオフの時はバックアップ電
源部２による電力供給を、電源切換制御部１によって切
換えていた。

電源切換制御部１は、前記二電源の出力電圧差によって
電源切換を行っていた。すなわち、前記二電源のうち、
出力電圧の高い方が電力供給を行っていた。また、主電
源部５がオンの時に、主電源部５からバックアップ電源
部２へ充電を行っていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の半導体記憶装置は、主電源がオフとなっ
た時に、該装置内のＩＣメモリに記憶していた情報が消
滅するのを防止するために、バッテリには、充電可能な
一次電池や二次電池などが使われている。−次電池の場
合、充電回路が不用なだめ、回路構成が比較的容易では
あるが、電池の容量がそのままバックアップ機能の寿命
となる。

したがってバックアップ機能の寿命を延ばすには、電池
の寿命を大きくする、すなわち電池自体を大きくするか
、電池の数を増やさなければならないという欠点がある
。一方、二次電池の場合、主電源がオンの時に充電、オ
フの時に放電というように充放電をくりかえせるので、
バックアップ機能の寿命はのびる。しかし、充電回路を
必要とするほか、長期間、装置を動かさない、すなわち
主電源がオフの場合、その間をバッテリにより電力供給
をしなければならず、しかも、充放電のくりかえしがな
いため、最後に充電した分の容量がバックアップ機能の
寿命となる。したがって一定の期間ごとに主電源をオン
にしてバッテリを充電しなければならないという欠点が
ある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の半導体記憶装置は、主電源部とバックアップ電
源部の二電源を持ち、前記主電源部オフ時に前記バック
アップ電源部による供電に切換わる電源切換制御部を有
する半導体記憶装置において、前記二電源の電圧検出を
行なう電圧検出部と、前記バックアップ電源部への充電
経路の接続および切断を行うリレー制御部を有し、前記
電源切換制御部が前記電圧検出部により切換制御される
ことを特徴とするものである。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は第１
図中の主電源部のブロック構成図である。

１は電源切換制御部、２はバックアップ電源部。

３はリレー制御部、４は電圧検出部、５は主電源部、６
は電源電圧監視部、７はリレー回路、８は主電源スイッ
チ、９はＩＣメモリである。

通常、主電源部５のオン／オフは主電源スイッチ８で行
ない、リレー回路７は切断されている。

まず、主電源部５をオンにし、主電源部５の電圧が上昇
すると、電圧検出部４は信号線ａを通じて電源切換制御
部１に電源切換信号を送り、電源切換制御部１はこの信
号を受けて電力供給経路（以下、経路とする）ＡとＣを
接続して主電源部ＳによるＩＣメモリ９への電力供給を
行なう。と同時にバックアップ電源部２への充電のため
に、電圧検出部４はリレー制御部３にリレー回路接続の
信号を信号線Ｃを通じて送り、主電源部５からバックア
ップ電源部２へ経路り、Ｅを通じ充電を行なう。バック
アップ電源部２が充電中の間、電圧検出部４は信号線す
によりバックアップ電源部２の電圧かあらかじめ設定し
た電圧に達したことを検出すると、リレー制御部３へ信
号線Ｃを通じてリレー回路切断の信号を送り、バックア
ップ電源部２への充電を停止させる。従ってこの時のＩ
Ｃメモリ９への電力供給経路はＦ−＋Ｃ−＋Ａとなる。

停電などによる主電源部５の異常電圧降下の場合、電圧
検出部４は信号線ｄにより主電源部５の電圧降下を検出
し、電源切換制御部１に信号線ａを通じて電源切換信号
を送り、電源切換制御部ｌは経路Ａ、Ｂを接続してバッ
クアップ電源部２によるＩＣメモリ９への電力供給を行
なう。この時のＩＣメモリ９への電力供給経路はＢ−＋
Ａとなる。

主電源部５の瞬断回復後、電圧検出部４は主電源部５を
オンにした時と同様にして電源切換を行ない、主電源部
５によりＩＣメモリ９への電力供給を行なう。この時の
ＩＣメモリ９への電力供給経路はＦ−＋Ｃ−）Ａとなる
。

次に、主電源部５をオフにすると、電圧検出部４は主電
源部５の異常電圧降下時と同様にして電圧切換を行ない
、バックアップ電源部２からＩＣメモリ９へ電力供給を
行なう。この時のＩＣメモリ９への電力供給経路はＢ−
）Ａとなる。バックアップ電源部２による電力供給中、
電圧検出部４は信号線すによりバックアップ電源部２の
電圧があらかじめ設定した電圧を下回ったことを検出す
ると、主電源部５のリレースイッチ７に信号線ｅを通じ
てスイッチ接続の信号を送ると同時に、リレー制御部３
へ信号線Ｃを通じてリレー回路接続の信号を送り、さら
に電源切換制御部１に信号線ａを通じて電源切換信号を
送り、電源切換制御部１は経路Ａ、Ｃを接続して主電源
部５によるＩＣメモリ９への電力供給を行なう。この時
のＩＣメモリ９への電力供給経路はＦ−＋Ｃ−）Ａとな
る。バックアップ電源部２への充電が完了すると、電圧
検出部４はリレー制御部３と主電源部５内とリレースイ
ッチ７にそれぞれ信号線ａ、ｅを通じてリレー回路およ
びスイッチ接続の信号を、電源切換制御部１に信号線ａ
を通じて電源切換信号をそれぞれ送り、再びバックアッ
プ電源部２によるＩＣメモリ９への電力供給を行なう。

この時のＩＣメモリ９への電力供給経路はＢ−＋Ａとな
る。長期間、主電源部５がオフの状態では、この動作を
何度かくりかえすことになる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、バックアップ電源の電圧
を監視し、バックアップ電源の充放電を自動的に制御す
ることにより、長時間の使用におけるバックアップ電源
の電圧不足によるＩＣメモリ内の情報の消滅を防ぐとと
もに、バックアップ電源の過充電、過放電をも防止する
ことができ、バックアップ電源の寿命をのばすことがで
きるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は第１
図中の主電源部のブロック図、第３図は従来例のブロッ
ク図である。 １・・・電源切換制御部、２・・・バックアップ電源部
。 ３・・・リレー制御部、４・・・電圧検出部、５・・・
主電源部、６・・・電源電圧監視部、７・・・リレー回
路、８・・・主電源スイッチ、９・・・ＩＣメモリ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 主電源部とバックアップ電源部の二電源を持ち、前記主
   電源部オフ時に前記バックアップ電源部による供電に切
   換わる電源切換制御部を有する半導体記憶装置において
   、前記二電源の電圧検出を行なう電圧検出部と、前記バ
   ックアップ電源部への充電経路の接続および切断を行う
   リレー制御部を有し、前記電源切換制御部が前記電圧検
   出部により切換制御されることを特徴とする半導体記憶
   装置。