JPH10122903A - 回転検出装置 - Google Patents

回転検出装置

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JPH10122903A
JPH10122903A JP27350696A JP27350696A JPH10122903A JP H10122903 A JPH10122903 A JP H10122903A JP 27350696 A JP27350696 A JP 27350696A JP 27350696 A JP27350696 A JP 27350696A JP H10122903 A JPH10122903 A JP H10122903A
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rotation
signal
rotating body
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JP27350696A
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Satoshi Miwa
智 三輪
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転体のチャタリング状態、あるいは、セン
サ信号の異常時に、異常な周波数出力を防止して、回転
方向出力と安定した周波数出力を得る。 【解決手段】 回転体の回転位置を検出する2相からな
る2つの位置センサ1,2からのセンサ信号によって回
転体の回転方向を示す回転方向信号と前記回転体の回転
数を示す周波数出力とを発生する回転信号処理回路を有
する回転検出装置において、異常検出部11〜25が、
2つの位置センサ1,2のセンサ信号に基づきセンサ信
号の異常または前記回転体の異常を検出し、周波数出力
制御部43,47が、異常検出部11〜25からの異常
検出信号に基づき前記周波数出力の発生を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気抵抗素子(M
Rセンサ)及びホール素子を用いた回転検出装置に関
し、特に、2値信号に変換された2相のセンサ出力に基
づき回転方向出力、回転方向安定確認後に周波数出力を
行なう回転検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動車椅子やその他の電動車両等におい
ては、回転体の特定の回転位置を検出する位置センサ
を、2個、位相をずらして取り付けることによって得ら
れた2相の信号を利用して、モータの回転数や回転方向
の検出を行なう。
【0003】この2相の位置センサを使用して行なう回
転検出装置は、一方のセンサが故障した場合でも、回転
数の検出を行なえ、電動車両等の異常動作を防止できる
ものであることが望まれている。
【0004】従来のこの種の回転検出装置の公知技術と
しては、例えば、特開平5−180665号公報に記載
されたものがある。
【0005】この公報に記載されたものは、回転体の特
定の回転位置を検出する2相からなる位置センサの信号
によって回転体の回転方向を示す信号と回転数を示す信
号とを発生する回転信号処理回路である。
【0006】また、一方の位置センサが異常時でも、他
方の位置センサによって回転体の回転数を検出可能な回
転検出装置である。
【0007】この回転信号処理回路は、演算手段を設け
て、両位置センサの信号によって論理演算を行なって、
両位置センサの信号の少なくともいずれか一つと同一繰
り返し周期を有する信号を発生し、この演算手段の出力
信号によって回転体の回転数を示す信号を得ている。
【0008】図10に回転信号処理回路の構成を示す。
回転信号処理回路は、D−FF103、EX−OR回路
112、アンド回路113、ノア回路114、オア回路
115,116、アンド回路117,118、オア回路
119、周波数を電圧に変換するF/V変換器104を
有する。
【0009】図11にセンサ信号が正常時における各部
の信号のタイミングチャートを示す。2相の位置センサ
からA相及びB相のパルスがD−FF103のデータ入
力Dとクロック入力Cとに与えられる。
【0010】EX−OR回路112によってA相入力と
B相入力の不一致を検出して、信号dを発生し、アンド
回路113によって、A相入力とB相入力の論理積を求
めて信号eを発生する。
【0011】ノア回路114によって、A相入力とB相
入力の論理和の否定を求めて信号fを発生する。次に、
オア回路115によって、信号dと信号eの論理和を求
めて信号gを発生し、オア回路116によって、信号d
と信号fの論理和を求めて信号hを発生する。
【0012】さらに、アンド回路117によって、D−
FF103の出力Qの反転信号jと信号gの論理積を求
めて信号kを発生し、アンド回路118によって、D−
FF103の出力Qの信号jと信号hの論理積を求めて
信号lを発生する。
【0013】最後に、オア回路119によって、信号k
と信号lの論理和を求めて信号mを発生する。信号mは
A相入力またはB相入力と同一繰り返し周期の信号であ
り、これによってF/V変換器104の内部では、入力
信号が1/2に分周された信号を生ずるので、F/V変
換器104から回転数の信号が出力される。
【0014】すなわち、図11からもわかるように、周
波数出力として、センサ信号の2倍周期の分周信号が出
力される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回転体
がチャタリング状態になった場合には、図12のタイミ
ングチャートに示すように、A相のセンサ信号のパルス
幅が短くなり、B相のセンサ信号のパルスが長くなる。
【0016】このため、周波数出力として、A相及びB
相のセンサ信号が正常である場合における分周信号の1
/2周期の分周信号、すなわち、異常な分周信号が出力
されるという問題があった。
【0017】本発明の目的は、回転体のチャタリング状
態、あるいは、センサ信号の異常時に、異常な周波数出
力を防止して、回転方向出力と安定した周波数出力を得
ることのできる回転検出装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために以下の手段を採用した。請求項1の発明は、
回転体の回転位置を検出する2相からなる2つの位置セ
ンサからのセンサ信号によって前記回転体の回転方向を
示す回転方向信号と前記回転体の回転数を示す周波数出
力とを発生する回転信号処理回路を有する回転検出装置
において、前記2つの位置センサのセンサ信号に基づき
センサ信号の異常または前記回転体の異常を検出する異
常検出部と、この異常検出部からの異常検出信号に基づ
き前記周波数出力の発生を停止させる周波数出力制御部
とを備えることを要旨とする。
【0019】この発明によれば、異常検出部が、2つの
位置センサのセンサ信号に基づきセンサ信号の異常また
は前記回転体の異常を検出すると、周波数出力制御部
は、異常検出信号に基づき前記周波数出力の発生を停止
させる。
【0020】従って、回転体のチャタリング状態、ある
いは、センサ信号の異常時に、異常な周波数出力を防止
でき、回転方向出力と安定した周波数出力を得ることが
できる。
【0021】また、請求項2の発明において、前記周波
数出力制御部は、前記2つの位置センサからのセンサ信
号と前記異常検出部からの異常検出信号とを論理演算し
て、前記センサ信号が異常である期間中または前記回転
体が異常である期間中、前記周波数出力の発生を停止さ
せることを要旨とする。
【0022】この発明によれば、周波数出力制御部が、
2つの位置センサからのセンサ信号と前記異常検出部か
らの異常検出信号とを論理演算して、前記センサ信号が
異常である期間中または前記回転体が異常である期間
中、周波数出力の発生を停止させるので、どのタイミン
グでセンサ信号に異常が発生しているのがわかる。
【0023】また、請求項3の発明において、前記回転
方向信号に基づき前記回転体の回転方向が所定時間連続
して同一方向であるか否かを判定する回転方向判定部を
備え、前記周波数出力制御部は、前記回転体の回転方向
が所定時間連続して同一方向であるときに前記周波数出
力を出力させることを要旨とする。
【0024】この発明によれば、回転方向判定部が、回
転方向信号に基づき前記回転体の回転方向が所定時間連
続して同一方向であるか否かを判定すると、周波数出力
制御部は、前記回転体の回転方向が所定時間連続して同
一方向であるときに前記周波数出力を出力させる。
【0025】従って、回転体の回転方向が同一方向に安
定したことを確認した後に周波数出力を出力させること
ができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の回転検出装置の実
施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1に本発
明の回転検出装置の実施の形態の構成図を示す。
【0027】図1に示す回転検出装置は、2相のセンサ
信号により回転体の回転方向及び回転体の回転数を示す
周波数出力を行なう回転信号処理回路であり、回転方向
安定確認として、正常な2相のセンサ信号の4パルス経
過を確認した後に周波数出力を行なうと共に、回転体の
チャタリング時、または、一方のセンサ信号が異常時に
周波数出力を停止させる。
【0028】このため、前記回転検出装置は、2つの位
置センサのセンサ信号に基づきセンサ信号の異常または
前記回転体の異常を検出する異常検出部と、この異常検
出部からの異常検出信号に基づき前記周波数出力の発生
を停止させる周波数出力制御部と、前記回転方向信号に
基づき前記回転体の回転方向が所定時間連続して同一方
向であるか否かを判定する回転方向判定部を備える。
【0029】前記周波数出力制御部は、前記回転体の回
転方向が所定時間連続して同一方向であるときに前記周
波数出力を出力させる。回転検出装置は、2相のセンサ
信号が相互に他方を監視し、一方のセンサ信号の異常を
検出すると、周波数出力を停止させる。
【0030】なお、回転方向の安定確認のための前記パ
ルス数はD型フリップフロップ(DFF)の個数で調整
可能である。
【0031】次に、図1に示す回転検出装置の前記各部
の詳細な構成を説明する。図1において、4つのD型フ
リップフロップ(DFF)11,13,15,17が設
けられ、AND回路19,23、EXOR回路21,2
5が設けられ、これらは、前記異常検出部を構成する。
【0032】DFF11及びDFF13は、MRR1の
異常時、回転体のチャタリング時における周波数出力の
発生の停止タイミングの検出に用いられる。
【0033】DFF15及びDFF17は、MRF2の
異常時における周波数出力の発生の停止タイミングの検
出に用いられる。
【0034】第1の位置センサMRR1の出力は、DF
F11のD端子、DFF13のD端子、DFF15のC
K端子に接続される。
【0035】第1の位置センサMRR1の出力にはNO
T回路7が接続され、NOT回路7の出力はDFF17
のCK端子に接続される。第2の位置センサMRF2の
出力は、DFF11のCK端子、DFF15のD端子、
DFF17のD端子に接続される。
【0036】第2の位置センサMRF2の出力にはNO
T回路9が接続され、NOT回路9の出力はDFF13
のCK端子に接続される。DFF11,13,15,1
7の各々のCON端子にはリセット信号5が入力され
る。DFF13のQ出力は、回転方向出力F/Rであ
る。
【0037】AND回路19は、DFF15のQ出力と
DFF11のQの反転出力との論理積をとる。AND回
路19は、正転時に”H”レベルを出力し、逆転時に”
L”レベルを出力する。
【0038】AND回路23は、DFF11のQ出力と
DFF15のQの反転出力との論理積をとる。AND回
路23は、逆転時に”H”レベルを出力し、正転時に”
L”レベルを出力する。
【0039】EXOR回路21は、DFF11のQ出力
とDFF13のQ出力との排他的論理和をとる。EXO
R回路25は、DFF15のQ出力とDFF17のQ出
力との排他的論理和をとる。
【0040】EXOR回路21は、第1の位置センサM
RR1が正常時には”H”レベルを出力し、第1の位置
センサMRR1が異常時には”L”レベルを出力する。
EXOR回路25は、第2の位置センサMRF2が正常
時には”H”レベルを出力し、第2の位置センサMRF
2が異常時には”L”レベルを出力する。
【0041】AND回路27,29、DFF31,3
3,35,37,39,41は、前記回転方向判定部を
構成する。
【0042】AND回路27はAND回路19の出力と
リセット信号5との論理積をとる。AND回路29はA
ND回路23の出力とリセット信号5との論理積をと
る。
【0043】DFF31,33,35は、多段に縦続接
続され、DFF31のD端子にAND回路19の出力が
接続される。DFF31,33,35の各々のCON端
子はAND回路27の出力に接続される。DFF31,
33,35の各々のCK端子はMRF2の出力に接続さ
れる。
【0044】DFF37,39,41は、多段に縦続接
続され、DFF37のD端子にAND回路23の出力が
接続される。DFF37,39,41の各々のCON端
子はAND回路29の出力に接続される。DFF37,
39,41の各々のCK端子はMRR1の出力に接続さ
れる。
【0045】AND回路43、AND回路45及びOR
回路47は、前記周波数出力制御部を構成する。
【0046】AND回路43は、DFF35のQ出力と
EXOR回路21の出力とEXOR回路25の出力と第
1の位置センサMRR1との論理積をとる。AND回路
43は、正転時にMRR1の周波数出力を出力し、逆転
時に”L”レベルとなる。
【0047】AND回路45は、DFF41のQ出力と
EXOR回路21の出力とEXOR回路25の出力と第
2の位置センサMRF2との論理積をとる。AND回路
45は、逆転時にMRF2の周波数出力を出力し、正転
時に”L”レベルとなる。
【0048】OR回路47は、AND回路43の出力と
AND回路45の出力との論理和をとり、この論理和出
力が周波数出力FOとなる。
【0049】次に、このように構成された実施の形態の
回転検出装置の動作を図面を参照して説明する。
【0050】(第1及び第2のセンサ信号の正常時の動
作)まず、回転体が正転時で第1のセンサ信号及び第2
のセンサ信号が正常時の動作を図2に示すタイミングチ
ャートを参照して説明する。
【0051】MRR1のセンサ信号は短い周期のパルス
信号からなり、MRF2のセンサ信号はMRR1のセン
サ信号に対して1/4周期分位相がずれたパルス信号か
らなる。
【0052】まず、DFF11は、D端子にMRR1か
らのセンサ信号を入力しCK端子にMRF2からのセン
サ信号を入力すると、リセット信号入力後にMRF2の
立ち上がり時のMRR1の値であるDFF11の出力e
は、”L”レベルとなる。DFF11の出力fは、”
H”レベルとなる。
【0053】DFF15は、D端子にMRF2からのセ
ンサ信号を入力しCK端子にMRR1からのセンサ信号
を入力し、リセット信号入力後にMRR1の立ち上がり
時のMRF2の値であるDFF15の出力hを保持す
る。
【0054】DFF15の出力hは、時刻t1から時刻
t3まで、時刻t4から時刻t2まで”H”レベルとな
る。出力hは、時刻t3でリセット信号のOFFによ
り、時刻t3から時刻t4まで”L”レベルとなる。D
FF15の出力iは、出力hの反転出力となる。
【0055】DFF13は、D端子にMRR1からのセ
ンサ信号を入力しCK端子にMRF2からのセンサ信号
の反転出力を入力し、リセット信号入力後にMRF2の
立ち下がり時のMRR1の値であるDFF13の出力g
を保持する。
【0056】出力g、すなわち、回転体の回転方向出力
F/R22は、時刻(t1+△t)から時刻t3まで、
時刻(t4+△t)から時刻t2まで”H”レベルとな
る。時刻t3でリセット信号のOFFにより、F/R2
2は、時刻t3から時刻(t4+△t)まで”L”レベ
ルとなる。
【0057】DFF17は、D端子にMRF2からのセ
ンサ信号を入力しCK端子にMRR1からのセンサ信号
の反転出力を入力し、リセット信号入力後にMRR1の
立ち下がり時のMRF2の値であるDFF17の出力j
は、”L”レベルとなる。
【0058】AND回路19は、DFF15の出力hと
DFF11の反転出力fとの論理積をとると、DFF1
1の反転出力fが”H”レベルであるから、出力kは前
記出力hと同じ値になる。
【0059】AND回路23は、DFF11の出力eと
DFF15の反転出力iとの論理積をとり、出力mは”
L”レベルとなる。
【0060】EXOR回路21は、DFF11の出力e
とDFF13の出力gとの排他的論理和をとり、出力l
は出力gと同じ値になる。EXOR回路25は、DFF
15の出力hとDFF17の出力jとの排他的論理和を
とり、出力nは出力hと同じ値になる。
【0061】AND回路27はAND回路19の出力k
とリセット信号5との論理積をとり、出力oは出力kと
同じ値になる。AND回路29はAND回路23の出力
mとリセット信号5との論理積をとり、出力pは出力m
と同じ値になる。
【0062】一方、多段に接続されたDFF31,3
3,35では、出力kが”H”レベルになった後、MR
F2の立ち上がり時のD端子入力を保持し、DFF3
1,33,35の順番に出力q,r,sが出力される。
多段に接続されたDFF37,39,41では、出力m
が”L”レベルであるので、出力t,u,vも”L”レ
ベルとなる。
【0063】AND回路43は、DFF35の出力sと
EXOR回路21の出力lとEXOR回路25の出力n
とMRR1の出力aとの論理積をとり、出力sが”H”
レベルになった後、時刻t3までの時間と、時刻t4の
後に出力sが”H”レベルになった後、時刻t2までの
時間とにおいて、出力wが得られる。
【0064】なお、時刻t3でリセット信号がOFFと
なるので、出力wは時刻t3で停止する。
【0065】AND回路45の出力xは、”L”レベル
となるが、OR回路47は、AND回路43の出力とA
ND回路45の出力との論理和をとるので、論理和出力
として前記出力wが出力される。この論理和出力が正転
時の正常時のMRR1の周波数出力FOとなる。
【0066】このように、回転体が正転時で第1のセン
サ信号及び第2のセンサ信号が正常である場合には、回
転方向出力F/R及び周波数出力FOが得られる。
【0067】次に、回転体が逆転時で第1のセンサ信号
及び第2のセンサ信号が正常時の動作を図3に示すタイ
ミングチャートを参照して説明する。
【0068】まず、DFF11の出力eは、時刻t1か
ら時刻t3まで、時刻t4から時刻t2まで”H”レベ
ルとなる。DFF11の出力fは、出力eの反転出力と
なる。DFF15の出力hは、”L”レベルとなる。D
FF15の出力iは、出力hの反転出力である”H”レ
ベルとなる。
【0069】DFF13は、D端子にMRR1からのセ
ンサ信号を入力しCK端子にMRF2からのセンサ信号
の反転出力を入力し、リセット信号入力後にMRF2の
立ち下がり時のMRR1の値であるDFF13の出力g
を保持する。出力g、すなわち、回転体の回転方向出力
F/R22は、”L”レベルとなる。
【0070】DFF17の出力jは、時刻(t1+△
t)から時刻t3まで、時刻(t4+△t)から時刻t
2まで”H”レベルとなる。時刻t3でリセット信号の
OFFにより、F/R22は、時刻t3から時刻(t4
+△t)まで”L”レベルとなる。
【0071】AND回路19は、DFF15の出力hと
DFF11の反転出力fとの論理積をとると、出力h
が”L”レベルであるから、出力kは前記出力hと同じ
値になる。AND回路23は、DFF11の出力eとD
FF15の反転出力iとの論理積をとり、出力mは出力
eと同じ値になる。
【0072】EXOR回路21は、DFF11の出力e
とDFF13の出力gとの排他的論理和をとり、出力l
は出力eと同じ値になる。EXOR回路25は、DFF
15の出力hとDFF17の出力jとの排他的論理和を
とり、出力nは出力jと同じ値になる。
【0073】AND回路27はAND回路19の出力k
とリセット信号5との論理積をとり、出力oは出力kと
同じ値になる。AND回路29はAND回路23の出力
mとリセット信号5との論理積をとり、出力pは出力m
と同じ値になる。
【0074】一方、多段に接続されたDFF37,3
9,41では、出力mが”H”レベルになった後、MR
R1の立ち上がり時のD端子入力を保持するので、DF
F37,39,41の順番に出力t,u,vが出力され
る。
【0075】多段に接続されたDFF31,33,35
では、出力kが”L”レベルであるので、出力q,r,
sも”L”レベルとなる。
【0076】AND回路45において、出力vが”H”
レベルになった後、時刻t3までの時間と、時刻t4の
後に出力vが”H”レベルになった後、時刻t2までの
時間とにおいて、出力xが得られる。なお、時刻t3で
リセット信号がOFFとなるので、出力xは時刻t3で
停止する。
【0077】出力xが論理和出力として出力され、この
論理和出力が逆転時の正常時のMRF2の周波数出力F
Oとなる。
【0078】このように、回転体が逆転時で第1のセン
サ信号及び第2のセンサ信号が正常である場合には、回
転方向出力F/R及び周波数出力FOが得られる。
【0079】(第2のセンサ信号の異常時の動作)次
に、回転体が正転時で第2の位置センサMRF2のセン
サ信号が異常時の動作を図4に示すタイミングチャート
を参照して説明する。ここでは、MRF2のセンサ異常
信号は、時刻t5で”L”レベルとなる長いパルス、時
刻t6で”H”レベルとなる長いパルスである。
【0080】ここで、時刻t1から時刻t5まで、時刻
t4から時刻t6までは、MRF2が正常であるので、
図2に示すものと同じ動作をするため、この期間での動
作は省略し、ここでは、MRF2の異常期間の動作を説
明する。
【0081】まず、DFF13の出力g、すなわち、回
転体の回転方向出力F/R22は、リセット信号入力
後、時刻(t1+△t)から時刻t3まで、時刻(t4
+△t)から時刻t2まで”H”レベルとなる。なお、
時刻t3でリセット信号のOFFにより、F/R22
は、時刻t3から時刻(t4+△t)まで”L”レベル
となる。
【0082】DFF15の出力hは、時刻t5でMRF
センサ異常信号の長いパルスが”L”レベルとなった
後、時刻t7のMRR1の立上がり時に、MRF2の値
を保持して”L”レベルとなり、リセット信号入力後に
時刻t4で”H”レベルとなり、時刻t2で”L”レベ
ルとなる。
【0083】DFF17の出力jは、時刻t6でMRF
センサ異常信号の長いパルスが”H”レベルとなった
後、時刻t8のMRR1の立下がり時に、MRF2の値
を保持して”H”レベルとなる。
【0084】AND回路19の出力kは、出力hと同じ
値となる。AND回路23の出力mは”L”レベルとな
る。EXOR回路21の出力lは、出力hと同じ値とな
る。EXOR回路25の出力nは出力hと出力jとの排
他的論理和出力となる。
【0085】AND回路27の出力oは、出力kと同じ
値となる。AND回路29の出力pは”L”レベルとな
る。
【0086】一方、多段に接続されたDFF31,3
3,35の出力sは時刻t7で”L”レベルとなり、出
力t,u,vは”L”レベルとなる。出力wは、時刻t
7で出力nが”L”レベルとなるので、出力が停止され
る。
【0087】すなわち、時刻t1の所定時間経過後から
時刻t7までの時間と、時刻t4の所定時間経過後から
時刻t8までの時間とにおいて、正転時のMRR1の出
力が得られる。この出力wが周波数出力FOとなる。
【0088】このように、回転体が正転時で第2のセン
サ信号が異常である場合には、回転方向出力F/Rは出
力されるが、第2のセンサ信号が異常である期間では、
周波数出力FOが出力されない。
【0089】次に、回転体が逆転時で第2の位置センサ
MRF2のセンサ信号が異常時の動作を図5に示すタイ
ミングチャートを参照して説明する。
【0090】ここで、時刻t1から時刻t5まで、時刻
t4から時刻t6までは、MRF2が正常であるので、
図3に示すものと同じ動作をするため、この期間での動
作は省略し、ここでは、MRF2の異常期間の動作を説
明する。
【0091】まず、DFF13の出力g、すなわち、回
転体の回転方向出力F/R22は、”L”レベルとな
る。
【0092】DFF15の出力hは、まず、時刻t6で
MRFセンサ異常信号の長いパルスが”H”レベルとな
った後、時刻t8のMRR1の立上がり時に、MRF2
の値を保持して”H”レベルとなる。
【0093】DFF17の出力jは、時刻t5でMRF
センサ異常信号の長いパルスが”L”レベルとなった
後、時刻t7のMRR1の立下がり時に、MRF2の値
を保持して”L”レベルとなる。
【0094】EXOR回路25の出力nは出力hと出力
jとの排他的論理和出力となる。出力xは、時刻t7で
出力nが”L”レベルとなるので、出力が停止される。
すなわち、時刻t1の所定時間経過後から時刻t7まで
の時間と、時刻t4の所定時間経過後から時刻t8まで
の時間とにおいて、逆転時のMRF2の出力が得られ
る。この出力xが周波数出力FOとなる。
【0095】このように、回転体が逆転時で第2のセン
サ信号が異常である場合には、回転方向出力F/Rは出
力されるが、第2のセンサ信号が異常である期間では、
周波数出力FOが出力されない。
【0096】(第1のセンサ信号の異常時の動作)次
に、回転体が正転時で第1の位置センサMRR1のセン
サ信号が異常時の動作を図6に示すタイミングチャート
を参照して説明する。
【0097】ここでは、MRR1のセンサ異常信号は、
時刻t5で”L”レベルとなる長いパルス、時刻t6
で”H”レベルとなる長いパルスである。
【0098】ここで、時刻t1から時刻t5まで、時刻
t4から時刻t6までは、MRR1が正常であるので、
図2に示すものと同じ動作をするため、この期間での動
作は省略する。また、ここからは、説明を簡単にするた
めに、MRR1の異常期間の動作で、特に重要な動作の
みを説明する。
【0099】まず、DFF13の出力g、すなわち、回
転体の回転方向出力F/R22は、時刻t5でMRRセ
ンサ異常信号の長いパルスが”L”レベルとなった後、
時刻t7のMRF2の立下がり時にMRR1の値を保持
して”L”レベルとなる。
【0100】DFF11の出力eは、時刻t6でMRR
センサ異常信号の長いパルスが”H”レベルとなった
後、時刻t8のMRF2の立上がり時に、MRR1の値
を保持して”H”レベルとなる。
【0101】EXOR回路21の出力lは出力eと出力
gとの排他的論理和出力となる。出力wは、時刻t7で
出力lが”L”レベルとなるので、その出力が停止され
る。また、出力wは、時刻t8で出力lが”L”レベル
となるので、出力が停止される。
【0102】すなわち、時刻t1の所定時間経過後から
時刻t7までの時間と、時刻t4の所定時間経過後から
時刻t8までの時間とにおいて、正転時のMRR1の出
力が得られる。この出力wが周波数出力FOとなる。
【0103】このように、回転体が正転時で第1のセン
サ信号が異常である場合には、回転方向出力F/Rは出
力されるが、第1のセンサ信号が異常である期間では、
周波数出力FOが出力されない。
【0104】次に、回転体が逆転時で第1の位置センサ
MRR1のセンサ信号が異常時の動作を図7に示すタイ
ミングチャートを参照して説明する。
【0105】ここで、時刻t1から時刻t5まで、時刻
t4から時刻t6までは、MRR1が正常であるので、
図3に示すものと同じ動作をするため、この期間での動
作は省略し、ここでは、MRR1の異常期間の動作を説
明する。
【0106】まず、DFF13の出力g、すなわち、回
転体の回転方向出力F/R22は、時刻t6でMRRン
サ異常信号の長いパルスが”H”レベルとなった後、時
刻t8のMRF2の立下がり時に、MRR1の値を保持
して”H”レベルとなる。
【0107】DFF11の出力eは、時刻t5でMRR
センサ異常信号の長いパルスが”L”レベルとなった
後、時刻t7のMRF2の立上がり時にMRR1の値を
保持して”L”レベルとなる。
【0108】EXOR回路21の出力lは出力eと出力
gとの排他的論理和出力となる。出力xは、時刻t7で
出力lが”L”レベルとなるので、出力が停止される。
【0109】すなわち、時刻t1の所定時間経過後から
時刻t7までの時間と、時刻t4の所定時間経過後から
時刻t8までの時間とにおいて、逆転時のMRF2の出
力が得られる。この出力xが周波数出力FOとなる。
【0110】このように、回転体が逆転時で第1のセン
サ信号が異常である場合には、回転方向出力F/Rは出
力されるが、第1のセンサ信号が異常である期間では、
周波数出力FOが出力されない。
【0111】(回転体がチャタリング状態になった場合
の動作)次に、回転体がチャタリング状態になった場合
の動作を図8に示すタイミングチャートを参照して説明
する。
【0112】回転体のチャタリング状態によりMRR1
のセンサ信号が期間Tにおいて、パルス幅が長くなり、
MRF2のセンサ信号が期間Tにおいて、1/2周期パ
ルスを2個持つものとする。
【0113】ここで、時刻t1から時刻t9までは、M
RR1及びMRF2が正常であるので、図2に示すもの
と同じ動作をするため、この期間での動作は省略する。
また、ここからは、説明を簡単にするために、回転体の
チャタリング状態において、特に重要な動作のみを説明
する。
【0114】まず、DFF11の出力eは、リセット信
号入力後、時刻t9でMRF2の立ち上がり時のMRR
1の値を保持し、”H”レベルとなり、時刻t10で”
L”レベルとなる。すなわち、前記回転体のチャタリン
グ状態の期間T内の時刻t9から時刻t10まで”H”
レベルとなる。
【0115】DFF13の出力g、すなわち、回転体の
回転方向出力F/R22は、リセット信号入力後、時刻
t1で”H”レベルとなり、時刻t3でリセット信号の
OFFにより”L”レベルとなる。
【0116】AND回路19の出力kは、時刻t1から
時刻t9、時刻t10から時刻t3”までH”レベルと
なり、時刻t9から時刻t10、時刻t3から時刻t4
まで”L”レベルとなる。
【0117】AND回路43の出力wは、出力kが時刻
t9で”L”レベルとなるので、その時刻で出力を停止
する。出力wは、時刻t1の所定時間経過後から時刻t
9までの時間と、時刻t10の所定時間経過後から時刻
t3までの時間とにおいて、正転時のMRR1の信号が
得られる。前記出力wが周波数出力FOとなる。
【0118】このように、回転体のチャタリング状態が
発生している期間Tにおいては、回転方向出力F/Rは
出力されるが、周波数出力FOが出力されない。
【0119】次に、回転体にチャタリング状態が発生し
回転体が逆転時の各部の動作のタイミングチャートを図
9に示す。
【0120】回転体のチャタリング状態によりMRF2
のセンサ信号が期間Tにおいて、パルス幅が長くなり、
MRR1のセンサ信号が期間Tにおいて、1/2周期パ
ルスを2個持つものとする。
【0121】ここで、時刻t1から時刻t9までは、M
RR1及びMRF2が正常であるので、図3に示すもの
と同じ動作をするため、この期間での動作は省略する。
また、ここからは、説明を簡単にするために、回転体の
チャタリング状態において、特に重要な動作のみを説明
する。
【0122】まず、DFF11の出力eは、リセット信
号入力後、時刻t9でMRF2の立ち上がり時のMRR
1の値を保持し、”L”レベルとなり、時刻t10で”
H”レベルとなる。すなわち、前記回転体のチャタリン
グ状態の期間T内の時刻t9から時刻t10まで”L”
レベルとなる。
【0123】DFF13の出力g、すなわち、回転体の
回転方向出力F/R22は、”L”レベルとなる。
【0124】DFF15の出力hは、時刻t11のMR
R1の立上がり時に、MRF2の値を保持して”H”レ
ベルとなり、時刻t12のMRR1の立上がり時に、M
RF2の値を保持して”L”レベルとなる。出力iは、
出力hの反転出力である。
【0125】AND回路19の出力mは、出力iと出力
eとの論理積であるから、時刻t9から時刻t10ま
で”L”レベルとなる。
【0126】出力xは、出力mが時刻t9で”L”レベ
ルとなるので、その時刻で出力を停止する。出力xは、
時刻t1の所定時間経過後から時刻t9までの時間と、
時刻t10の所定時間経過後から時刻t3までの時間と
において、逆転時のMRF2の信号が得られる。前記出
力xが周波数出力FOとなる。
【0127】このように、回転体のチャタリング状態が
発生している期間Tにおいては、回転方向出力F/Rは
出力されるが、周波数出力FOが出力されない。
【0128】このように、実施の形態によれば、2つの
位置センサの内の一方の位置センサのセンサ信号が異常
である場合、または、前記回転体がチャタリング状態で
ある場合に、周波数出力の発生を停止させるので、回転
体のチャタリング状態、あるいは、センサ信号の異常時
に、異常な周波数出力を防止でき、回転方向出力と安定
した周波数出力を得ることができる。
【0129】また、周波数出力制御部が、2つの位置セ
ンサからのセンサ信号と前記異常検出部からの異常検出
信号とを論理演算して、前記センサ信号が異常である期
間中または前記回転体が異常である期間中、周波数出力
の発生を停止させるので、どのタイミングでセンサ信号
に異常が発生しているのがわかる。
【0130】さらに、回転方向判定部が、回転方向信号
に基づき前記回転体の回転方向が所定時間連続して同一
方向であるか否かを判定すると、周波数出力制御部は、
前記回転体の回転方向が所定時間連続して同一方向であ
るときに前記周波数出力を出力させる。
【0131】従って、回転体の回転方向が同一方向に安
定したことを確認した後に周波数出力を出力させること
ができる。
【0132】
【発明の効果】本発明によれば、異常検出部が、2つの
位置センサのセンサ信号に基づきセンサ信号の異常また
は前記回転体の異常を検出すると、周波数出力制御部
は、異常検出信号に基づき前記周波数出力の発生を停止
させる。
【0133】従って、回転体のチャタリング状態、ある
いは、センサ信号の異常時に、異常な周波数出力を防止
でき、回転方向出力と安定した周波数出力を得ることが
できる。
【0134】また、周波数出力制御部が、2つの位置セ
ンサからのセンサ信号と前記異常検出部からの異常検出
信号とを論理演算して、前記センサ信号が異常である期
間中または前記回転体が異常である期間中、周波数出力
の発生を停止させるので、どのタイミングでセンサ信号
に異常が発生しているのがわかる。
【0135】さらに、回転方向判定部が、回転方向信号
に基づき前記回転体の回転方向が所定時間連続して同一
方向であるか否かを判定すると、周波数出力制御部は、
前記回転体の回転方向が所定時間連続して同一方向であ
るときに前記周波数出力を出力させる。
【0136】従って、回転体の回転方向が同一方向に安
定したことを確認した後に周波数出力を出力させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転検出装置の実施の形態の構成図で
ある。
【図2】回転検出装置のセンサ信号が正常時で回転体の
正転時における各部信号のタイミングチャートである。
【図3】回転検出装置のセンサ信号が正常時で回転体の
逆転時における各部信号のタイミングチャートである。
【図4】回転検出装置のMRFセンサ信号が異常時で回
転体の正転時における各部信号のタイミングチャートで
ある。
【図5】回転検出装置のMRFセンサ信号が異常時で回
転体の逆転時における各部信号のタイミングチャートで
ある。
【図6】回転検出装置のMRRセンサ信号が異常時で回
転体の正転時における各部信号のタイミングチャートで
ある。
【図7】回転検出装置のMRRセンサ信号が異常時で回
転体の逆転時における各部信号のタイミングチャートで
ある。
【図8】回転検出装置の回転体のチャタリング状態時で
回転体の正転時における各部信号のタイミングチャート
である。
【図9】回転検出装置の回転体のチャタリング状態時で
回転体の逆転時における各部信号のタイミングチャート
である。
【図10】従来の回転検出装置の構成の一例を示す図で
ある。
【図11】図10に示す回転検出装置の正常時の各部信
号のタイミングチャートである。
【図12】図10に示す回転検出装置の回転体のチャタ
リング状態時の各部信号のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 位置センサMRR 2 位置センサMRF 5 リセット信号 7,9 NOT回路 11,13,15,17 DFF 19,23,27,29 AND回路 21,25 EXOR回路 22 F/R(回転方向出力) 31,33,35,37,39,41 DFF 43,45 AND回路 47 OR回路 49 FO(周波数出力)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体の回転位置を検出する2相からな
    る2つの位置センサからのセンサ信号によって前記回転
    体の回転方向を示す回転方向信号と前記回転体の回転数
    を示す周波数出力とを発生する回転信号処理回路を有す
    る回転検出装置において、 前記2つの位置センサのセンサ信号に基づきセンサ信号
    の異常または前記回転体の異常を検出する異常検出部
    と、 この異常検出部からの異常検出信号に基づき前記周波数
    出力の発生を停止させる周波数出力制御部と、を備える
    ことを特徴とする回転検出装置。
  2. 【請求項2】 前記周波数出力制御部は、前記2つの位
    置センサからのセンサ信号と前記異常検出部からの異常
    検出信号とを論理演算して、前記センサ信号が異常であ
    る期間中または前記回転体が異常である期間中、前記周
    波数出力の発生を停止させることを特徴とする請求項1
    に記載の回転検出装置。
  3. 【請求項3】 前記回転方向信号に基づき前記回転体の
    回転方向が所定時間連続して同一方向であるか否かを判
    定する回転方向判定部を備え、 前記周波数出力制御部は、前記回転体の回転方向が所定
    時間連続して同一方向であるときに前記周波数出力を出
    力させることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の回転検出装置。
JP27350696A 1996-10-16 1996-10-16 回転検出装置 Pending JPH10122903A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275549A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 Mitsubishi Electric Corp 回転状態検出装置
JP2009014642A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Mitsubishi Electric Corp 回転状態検出装置
CN105486329A (zh) * 2014-10-01 2016-04-13 Ad技术有限公司 旋转编码器的译码电路

Cited By (4)

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CN105486329B (zh) * 2014-10-01 2018-01-23 Ad技术有限公司 旋转编码器的译码电路

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