JPH09236613A - 回転検出方法、及び回転検出装置 - Google Patents

回転検出方法、及び回転検出装置

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JPH09236613A
JPH09236613A JP4488596A JP4488596A JPH09236613A JP H09236613 A JPH09236613 A JP H09236613A JP 4488596 A JP4488596 A JP 4488596A JP 4488596 A JP4488596 A JP 4488596A JP H09236613 A JPH09236613 A JP H09236613A
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rotation
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signal
rotation speed
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JP4488596A
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Osamu Kimura
修 木村
Satoshi Miwa
智 三輪
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転体が異常回転状態に陥った際における回
転数出力を排除して、本来の回転体の回転数とは異なる
回転数をフィールドバックしつつ誤った回転速度制御が
行われることを未然に防止することができる回転検出方
法、及び回転検出装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 第1,第2位置センサMRR,MRFか
らの位置検出信号に基づいて検出した回転体49の回転
方向が、所定時間連続して一定方向を維持していること
を条件として、前記位置検出信号に基づいて検出した回
転体49の回転数出力の有無を判定し、この判定の結
果、検出した回転体49の回転数出力が有ると判定され
ると、この回転数を本来の回転体49の回転数として出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばモータの回
転子などの回転体の回転方向及び回転数を検出する回転
検出装置に係り、特に、回転体が異常回転状態に陥った
際における回転数検出出力に起因する不具合を解消する
ことができる回転検出方法、及び回転検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車等の車両には、トランスミ
ッションギヤなどの回転体が数多く用いられている。こ
れらの回転体の駆動を制御するには、回転体の回転方向
及び回転数を正確に把握することが重要である。そこ
で、従来より、回転体の回転方向及び回転数を検出する
回転検出装置が実用に供されており、その装置の一例
が、例えば特開平5ー180665号公報に開示されて
いる。
【0003】図14は、従来の回転検出装置の信号処理
回路を示し、図15乃至図16は、従来の回転検出装置
の動作タイミングチャートを示す。
【0004】まず、回転体の回転方向及び回転数の検出
原理について述べると、一対の図示しない位置センサ
を、図示しない回転体に対向するように、かつ相互に位
相を適宜の間隔だけずらして設ける。一対の位置センサ
は、例えば磁気抵抗素子又はホール素子などの半導体磁
気センサからなり、回転体が回転すると、その回転速度
に応じた周期を呈するパルス信号をそれぞれ出力する。
なお、このパルス信号は、アナログ形態のセンサ信号を
A/D変換したものである。このとき得られた2相のパ
ルス信号に対し、適宜の信号処理を施すことにより、回
転体の回転方向及び回転数を検出するようにしている。
【0005】さらに詳しく述べると、図14に示すよう
に、従来の回転検出装置の信号処理回路は、相互に位相
が適宜の間隔だけずれたA相、B相の2相のパルス信号
をそれぞれ入力するDタイプフリップフロップ(以下、
D−FFと省略する。)101と、A相、B相のパルス
信号ラインにそれぞれ接続されたプルダウン抵抗10
3,105と、A相、B相の2相のパルス信号をそれぞ
れ入力するEx−OR回路107、第1AND回路10
9、及び第1OR回路111と、Ex−OR回路107
及び第1AND回路109からの出力を入力する第2O
R回路113と、Ex−OR回路107及び第1OR回
路111からの出力を入力する第3OR回路115と、
D−FF101の反転出力端子及び第2OR回路113
からの出力を入力する第2AND回路117と、D−F
F101の出力端子Q及び第3OR回路115からの出
力を入力する第3AND回路119と、第2AND回路
117及び第3AND回路119からの出力を入力する
第4OR回路121と、第4OR回路121からの周波
数出力を電圧に変換して回転数を示す信号を出力するF
/V変換器123とより構成される。
【0006】上述のように構成された信号処理回路の動
作を、図15に示す正常時の各部信号を参照して説明す
る。まず、Ex−OR回路107において、A相、B相
のパルス信号の不一致を検出して信号dを発生し、第1
AND回路109において、A相、B相のパルス信号の
論理積を求めて信号eを発生し、第1OR回路111に
おいて、A相、B相のパルス信号の論理和の否定を求め
て信号fを発生する。次に、第2OR回路113におい
て、信号dと信号eの論理和を求めて信号gを発生し、
第3OR回路115において、信号dと信号fの論理和
を求めて信号hを発生する。さらに、第2AND回路1
17において、D−FF101の出力Qの反転信号jと
信号gの論理積を求めて信号kを発生し、第3AND回
路119において、D−FF101の出力Qの信号iと
信号hの論理積を求めて信号lを発生する。そして、第
4OR回路121において、信号kと信号lの論理和を
求めて信号mを発生する。この信号mは、A相又はB相
のパルス信号と同一繰り返し周期の信号である。この信
号mを入力したF/V変換器123は、入力信号を1/
2分周した信号を生じさせるので、この結果、F/V変
換器123は、A相又はB相のパルス信号周期に応じた
回転数を示す信号を出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の回転検出装置にあっては、回転体が振動するな
どの異常回転状態に陥った際における回転数検出出力に
起因する解決すべき課題を内在していた。
【0008】これについて、図16に示す異常時の各部
信号のタイミングチャートを参照しつつ説明する。ま
ず、回転体が振動するなどして異常回転状態に陥ると、
A相、B相のパルス信号は、例えば同図に示すような信
号波形を呈するに至る。このときの各部の信号波形のう
ち、回転方向を表す信号iと、回転数を表す分周信号と
に着目すると、信号iは、正常時と同様に一定方向へ回
転している旨の信号波形の形態で継続的に出力される一
方、分周信号は、正常時と異なる不定周期を呈する信号
波形の形態で一時的に出力される。これら回転方向及び
回転数を受けて、例えば回転体の駆動制御装置が回転体
の駆動制御要素としてこれらを使用した場合には、本来
の回転体の回転数とは異なる回転数をフィールドバック
しつつ誤った回転速度制御が行われるおそれがあった。
このような事態は、回転体を精密に駆動制御する上で望
ましいものではなく、この課題の解決が関係者の間で強
く要望されていた。
【0009】本発明は、上記した実情を鑑みてなされた
ものであり、一対の位置センサからの2相のパルス信号
を入力し、これら入力信号から回転方向出力が継続的に
出力されているか否かを判定し、回転方向の継続的出力
を確認後に求めた回転数を出力することにより、回転体
が異常回転状態に陥った際における回転数出力を排除し
て、本来の回転体の回転数とは異なる回転数をフィール
ドバックしつつ誤った回転速度制御が行われることを未
然に防止することができる回転検出方法、及び回転検出
装置を提供することを課題とする。
【0010】さらに、本発明は、従来難しかった一対の
位置センサの故障診断を、きわめて簡易な手順で実現す
ることができる回転検出方法、及び回転検出装置を提供
することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、回転体の回転位置を検出する2
相の位置検出手段からの位置検出信号に基づいて、当該
回転体の回転方向及び回転数を検出する回転検出方法で
あって、前記検出した回転体の回転方向が、所定時間連
続して一定方向を維持しているか否かを判定し、当該判
定の結果、当該回転体が所定時間連続して一定方向への
回転を維持していると判定されると、前記検出した回転
体の回転数出力の有無を判定し、当該判定の結果、当該
検出した回転体の回転数出力が有ると判定されると、該
回転数を本来の回転体の回転数として出力することを要
旨とする。
【0012】請求項1の発明によれば、検出した回転体
の回転方向が、所定時間連続して一定方向を維持してい
ることを条件として、検出した回転体の回転数出力の有
無を判定し、この判定の結果、検出した回転体の回転数
出力が有ると判定されると、この回転数を本来の回転体
の回転数として出力する。したがって、回転体が異常振
動等の異常回転状態に陥ったときなど、回転体の回転方
向が安定していない場合には、このときの回転体の回転
数出力は異常なものとして排除する一方、本来の回転体
の回転数が得られると推定されたときの回転数を出力す
ることができる。しかも、例えば回転体の駆動制御装置
が回転体の駆動制御要素としてこのときの回転数を使用
した場合、従来のように本来の回転体の回転数とは異な
る回転数をフィールドバックしつつ誤った回転速度制御
が行われることは未然に防止される。
【0013】また、請求項2の発明は、前記判定の結
果、前記検出した回転体の回転数出力が無いと判定され
ると、前記2相の位置検出手段のうちのいずれかの位置
検出手段を故障と認識することを要旨とする。
【0014】請求項2の発明によれば、検出した回転体
の回転数出力が無いと判定されると、2相の位置検出手
段のうちのいずれかの位置検出手段を故障と認識する。
したがって、従来難しかった位置検出手段の故障診断
を、きわめて簡易な手順で実現することができる。
【0015】さらに、請求項3の発明は、回転体の回転
位置を検出する2相の位置検出手段からの位置検出信号
に基づいて、当該回転体の回転方向及び回転数を検出す
る回転検出装置であって、前記検出した回転体の回転方
向が、所定時間連続して一定方向を維持しているか否か
を判定する回転方向判定手段と、当該回転方向判定手段
での判定の結果、当該回転体が所定時間連続して一定方
向への回転を維持していると判定されると、前記検出し
た回転体の回転数出力の有無を判定する回転数判定手段
と、当該回転数判定手段での判定の結果、当該検出した
回転体の回転数出力が有ると判定されると、該回転数を
本来の回転体の回転数として出力する回転制御手段と、
を備えてなることを要旨とする。
【0016】請求項3の発明によれば、回転制御手段
は、回転数判定手段での判定の結果、検出した回転体の
回転数出力が有ると判定されると、この回転数を本来の
回転体の回転数として出力する。したがって、回転体が
異常振動等の異常回転状態に陥ったときなど、回転体の
回転方向が安定していない場合には、このときの回転体
の回転数出力は異常なものとして排除する一方、本来の
回転体の回転数が得られると推定されたときの回転数を
出力することができる。しかも、例えば回転体の駆動制
御装置が回転体の駆動制御要素としてこのときの回転数
を使用した場合、従来のように本来の回転体の回転数と
は異なる回転数をフィールドバックしつつ誤った回転速
度制御が行われることは未然に防止される。
【0017】そして、請求項4の発明は、前記回転数判
定手段での判定の結果、前記検出した回転体の回転数出
力が無いと判定されると、前記2相の位置検出手段のう
ちのいずれかの位置検出手段を故障と認識する故障診断
手段をさらに備えてなることを要旨とする。
【0018】請求項4の発明によれば、回転数判定手段
での判定の結果、検出した回転体の回転数出力が無いと
判定されると、2相の位置検出手段のうちのいずれかの
位置検出手段を故障と認識する。したがって、従来難し
かった位置検出手段の故障診断を、きわめて簡易な手順
で実現することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る回転検出方
法、及び回転検出装置の一実施形態について、図に基づ
いて詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明に係る回転検出装置の信号
処理回路を示す図、図2は、回転体の回転状態を検知す
る一対の位置センサを示すブロック構成図、図3は、本
発明に係る回転検出装置の動作フローチャート図、図4
乃至図13は、本発明に係る回転検出装置の動作説明に
供するタイムチャート図である。なお、本実施形態中、
共通の部材には同一の符号を付し、その重複した説明を
省略する。
【0021】まず、本発明に係る回転検出装置の信号処
理回路の説明に先立って、回転体と一対の位置センサと
の配置関係について、図2を参照して説明すると、図示
しない駆動装置からの回転力を受けて支軸51回りを回
転する回転体49には、回転体49の外周縁部と対向す
るように、回転体49の回転位置を検知する一対の第
1,第2位置センサMRR,MRFが設けられる。これ
ら一対の第1,第2位置センサMRR,MRFは、回転
体49の時計方向への回転を正転とし、反時計方向への
回転を逆転とすると、回転体49の正転時において、第
1位置センサMRRが、第2位置センサMRFより1/
8乃至3/8周期などの1/2周期未満の周期だけ進ん
だ位相を呈するパルス信号を出力する位置に相互に配置
される。第1,第2位置センサMRR,MRFから出力
される2相のパルス信号は、それぞれ信号処理回路の第
1,第2入力端子1,3へ送られ、信号処理回路におい
て、これら入力した2相のパルス信号に対して所定の信
号処理が施され、回転方向出力が継続的に出力されてい
るか否かを判定し、回転方向の継続的出力を確認後に求
めた回転数を出力することにより、回転体が異常回転状
態に陥った際における回転数出力を排除して、本来の回
転体の回転数とは異なる回転数をフィールドバックしつ
つ誤った回転速度制御が行われることを未然に防止して
いる。
【0022】上述した機能を果たす信号処理回路は、図
1に示すように、第1,第2入力端子1,3を介して、
第1,第2位置センサMRR,MRFから出力される2
相のパルス信号MRR,MRFを、デ−タ入力端子D又
はクロック入力端子Cを介してそれぞれ入力する第1,
第2D−FF7,9を備える。なお、第2D−FF9
は、第2位置センサMRFから出力されるパルス信号の
反転信号を入力する。また、第2位置センサMRFから
出力されるパルス信号は、後述する第3,第4,第5D
−FF27,29,37のクロック入力端子へも送出さ
れる。さらに、第1位置センサMRRから出力されるパ
ルス信号は、第6D−FF39のクロック入力端子へも
送出される。
【0023】一方、図示しない電源Vddからの電圧信
号は、電源入力端子5を介して抵抗11とコンデンサ1
3とを直列に接続するとともに他端を接地してなる直列
回路に印加され、抵抗11とコンデンサ13との接続点
における電位は、電位が所定範囲内のレベルにあるとき
に0を出力するNOT回路15と、NOT回路15から
の出力をアクティブロウ入力端子を介して受け、このデ
ータを一時的に保持するバッファ回路17とを介して、
前述した第1,第2D−FF7,9のアクティブロウリ
セット入力端子へ送られるとともに、さらに、後述する
第3,第4,第5,第6D−FF27,29,37,3
9のアクティブロウリセット入力端子へも送出される。
【0024】また、信号処理回路は、第1位置センサM
RRから出力されるパルス信号、第1D−FF7の出力
端子Qからの出力信号/F、及び第2D−FF9の出力
端子Qからの出力信号の反転信号aをそれぞれ入力する
第1NAND回路19と、第1位置センサMRRから出
力されるパルス信号の反転信号c、及び第2D−FF9
の出力端子Qからの出力信号をそれぞれ入力する第2N
AND回路21と、第1NAND回路19及び第2NA
ND回路21からの出力信号b,dの反転信号eをそれ
ぞれ入力する第1OR回路25と、第2D−FF9の出
力端子Qからの出力信号を導出する回転方向出力端子2
3とを備える。なお、第2D−FF9の出力端子Qから
の出力信号は、回転体49の回転方向を示す回転方向信
号F/Rとされる。
【0025】さらに、信号処理回路は、第1OR回路2
5からの出力信号をデータ入力端子へ入力する第3D−
FF27と、第3D−FF27からの出力信号CNTE
をデータ入力端子へ入力する第4D−FF29と、第3
D−FF27からの出力信号CNTE、及び第4D−F
F29からの出力信号gを入力する第1AND回路31
と、第1AND回路31からの出力信号h、及び第2D
−FF9の出力端子Qからの出力信号F/Rを入力する
第2AND回路33と、第1AND回路31からの出力
信号h、及び第2D−FF9の出力端子Qからの出力信
号F/Rの反転信号kを入力する第3AND回路35と
を備える。
【0026】そして、信号処理回路は、第2AND回路
33からの出力信号iをデータ入力端子へ入力する第5
D−FF37と、第3AND回路35からの出力信号l
をデータ入力端子へ入力する第6D−FF39と、第5
D−FF37の出力端子Qからの出力信号FQENA、
第1位置センサMRRから出力されるパルス信号MR
R、及び第1AND回路31からの出力信号hを入力す
る第3NAND回路41と、第1AND回路31からの
出力信号h、第2位置センサMRFから出力されるパル
ス信号MRF、及び第6D−FF39の出力端子Qから
の出力信号FQENBを入力する第4NAND回路43
と、第3NAND回路41、及び第4NAND回路43
からの出力信号j,nの反転信号をそれぞれ入力する第
2OR回路45と、第2OR回路45からの出力信号を
導出する周波数出力端子47とを備える。なお、第2O
R回路45からの出力信号は、回転体49の回転周波数
を示す周波数信号FREQとされる。
【0027】上述のように構成された信号処理回路の回
転方向出力端子23、及び周波数出力端子47からそれ
ぞれ出力される回転方向信号F/R、及び周波数信号F
REQは、図示しない駆動制御装置へ入力されて、回転
体49の回転状態を制御するための制御要素として用い
られるとともに、さらに、駆動制御装置において、後に
詳述する第1,第2位置センサMRR,MRFの故障診
断のための判定因子として用いられる。
【0028】次に、本発明に係る回転検出装置の信号処
理回路の動作について、図4乃至図13に示す各部にお
ける信号のタイミングチャートを参照しつつ説明する。
【0029】始めに、回転体49の正常回転時における
信号処理回路の動作について、図4乃至図7に基づいて
説明すると、回転体49の正転時には、図4に示すよう
に、まず、第1D−FF7において、クロック入力端子
Cを介して入力された第2位置センサMRFからのパル
ス信号MRFの立ち上がりが監視され、パルス信号MR
Fの立ち上がり時における第1位置センサMRRから出
力されるパルス信号MRRの状態が出力端子Qを介して
出力される。この場合、出力端子Qからの出力信号/F
は0となる。一方、第2D−FF9において、クロック
入力端子Cを介して入力された第2位置センサMRFか
らのパルス信号MRFの反転信号の立ち上がりが監視さ
れ、パルス信号MRFの反転信号の立ち上がり時におけ
る第1位置センサMRRから出力されるパルス信号MR
Rの状態が出力端子Qを介して出力される。この場合、
出力端子Qからの出力信号F/Rは、パルス信号MRF
の反転信号の初回の立ち上がり時を起点として0から1
に出力レベルの状態を変える。すなわち、回転方向信号
F/Rとして1が出力され、この1が回転体49の正転
を示すことになる。また、第2OR回路45において、
第3NAND回路41、及び第4NAND回路43から
の出力信号j,nの反転信号の論理和が求められて周波
数信号FREQを発生する。この周波数信号FREQ
は、第1,第2位置センサMRR,MRFから出力され
る2相のパルス信号MRR,MRFに対し、各種論理回
路等での所定の信号処理を経て出力されるので、パルス
信号MRR,MRFの入力開始時点から少し遅れて、パ
ルス信号MRRと同一周期を呈するパルス信号が出力さ
れることになる。
【0030】一方、回転体49の逆転時には、図5に示
すように、第2D−FF9において、クロック入力端子
Cを介して入力された第2位置センサMRFからのパル
ス信号MRFの反転信号の立ち上がりが前述と同様に監
視され、パルス信号MRFの反転信号の立ち上がり時に
おける第1位置センサMRRから出力されるパルス信号
MRRの状態が出力端子Qを介して出力される。この場
合、出力端子Qからの出力信号F/Rは0となる。すな
わち、回転方向信号F/Rとして0が出力され、この0
が回転体49の逆転を示すことになる。なお、回転体4
9の逆転時においても、前述した正転時と同様に、周波
数出力端子47を介して、パルス信号MRR,MRFの
入力開始時点から少し遅れて、パルス信号MRFと同一
周期を呈する周波数信号FREQが出力される。
【0031】また、回転体49が正転状態から停止した
時には、図6に示すように、第1,第2位置センサMR
R,MRFからのパルス信号MRR,MRFは1乃至0
を継続出力する形態の信号となるに至り、この停止後の
回転方向信号F/Rも、1乃至0を継続出力する形態の
信号となって正転状態を示し続ける。また、停止後の周
波数信号FREQは、第1,第2位置センサMRR,M
RFが1乃至0を継続出力するのを受けて、周波数出力
端子47からはパルス信号形態の周波数信号FREQが
出力されなくなる。すなわち、回転体49の停止時にお
いては、回転方向信号F/Rは回転体49の正転状態を
示し続ける一方、周波数信号FREQは回転体49の停
止状態を示すに至る。
【0032】また、回転体49が正転状態から逆転状態
へと反転した時には、図7に示すように、第1,第2位
置センサMRR,MRFからのパルス信号MRR,MR
Fは相互にその位相を反転させて、この反転後の回転方
向信号F/Rは、0から1へ移行して逆転状態を示すに
至る。また、反転後の周波数信号FREQは、第1,第
2位置センサMRR,MRFの位相が反転するのを受け
て、反転直後の過渡期において、一時的に周波数出力端
子47からはパルス信号MRR,MRFと同一周期を呈
するパルス信号形態の周波数信号FREQが出力されな
くなるものの、所定周期のパルス信号MRR,MRF入
力が継続されると、再度周波数出力端子47からパルス
信号MRR,MRFと同一周期を呈するパルス信号形態
の周波数信号FREQが出力されるに至る。
【0033】次に、回転体49の異常回転時における信
号処理回路の動作について、図8乃至図9に基づいて説
明すると、回転体49の正転時において異常振動が生じ
た場合には、図8乃至図9の振動例1乃至4に示すよう
に、第1,第2位置センサMRR,MRFからのパルス
信号MRR,MRFは、その周期が一時的に本来の周期
よりも短くなるか又は長くなるに至り、このときの回転
方向信号F/Rは、0若しくは1を継続出力する形態の
信号となるか、又はその出力レベルの状態を一時的に本
来のものと異なる状態に変化させて、本来の回転方向を
示さなくなるおそれがある。しかし、異常振動時におけ
る周波数信号FREQは、パルス信号MRR,MRFの
周期が一時的に本来の周期よりも短くなるか又は長くな
るのを受けて、周波数出力端子47からはパルス信号形
態の周波数信号FREQが出力されなくなる。すなわ
ち、回転体49の異常振動時においては、従来の回転検
出装置では、周波数出力端子47から回転体49の本来
の回転周期とは異なる誤った周期の周波数信号FREQ
が出力されていたのに対し、本発明に係る回転検出装置
によれば、回転方向出力が安定していない場合には、周
波数出力端子47から回転体49の本来の回転周期とは
異なる誤った周期の周波数信号FREQが出力されるこ
とは排除されて、この結果、駆動制御装置において、本
来の回転周期とは異なる誤った周期の周波数信号FRE
Qに基づいて、誤った回転体49の駆動制御が行われる
ことは未然に防止される。
【0034】次に、第1,第2位置センサMRR,MR
Fのリ−ド線が断線するか、又は各センサがショートす
る等のセンサ故障時における信号処理回路の動作につい
て、図10乃至図13に基づいて説明する。
【0035】まず、第1位置センサMRRになんらかの
障害が生じた場合には、図10乃至図11に示すよう
に、第1位置センサMRRからのパルス信号MRRは、
その出力レベルの状態が0又は1を継続して出力する形
態の信号になるに至り、このときの回転方向信号F/R
は、パルス信号MRRの出力レベルの状態に応じて、0
若しくは1を継続出力する形態の信号となる。すなわ
ち、回転方向信号F/Rは、、本来の回転方向を示さな
くなるおそれがある。しかし、このときの周波数信号F
REQは、パルス信号MRRの出力レベルの状態が0又
は1を継続して出力する形態の信号になるのを受けて、
周波数出力端子47からはパルス信号形態の周波数信号
FREQが出力されなくなる。
【0036】一方、第2位置センサMRFになんらかの
障害が生じた場合には、図12乃至図13に示すよう
に、第2位置センサMRFからのパルス信号MRFは、
その出力レベルの状態が0又は1を継続して出力する形
態の信号になるに至り、このときの回転方向信号F/R
は、0乃至1を継続出力する形態の信号となる。また、
このときの周波数信号FREQは、前述と同様に、パル
ス信号MRFの出力レベルの状態が0又は1を継続して
出力する形態の信号になるのを受けて、周波数出力端子
47からはパルス信号形態の周波数信号FREQが出力
されなくなる。
【0037】上述した回転方向出力端子23又は周波数
出力端子47からの出力信号を受けて、回転体49の駆
動制御装置は、図3に示す手順で第1,第2位置センサ
MRR,MRFの故障を識別することができる。
【0038】同図に示すように、まず、駆動制御装置
は、回転方向出力端子23から回転方向信号F/Rを入
力し(ステップ1)、回転方向信号F/Rが安定してい
るか否かを判別する(ステップ3)。この判別の結果、
回転方向信号F/Rが安定していなければステップ1に
戻る一方、回転方向信号F/Rが安定していれば、駆動
制御装置は、周波数出力端子47から周波数信号FRE
Qを入力する(ステップ5)。次に、駆動制御装置は、
周波数信号FREQがパルス信号形態の信号であるか否
かを判別し(ステップ7)、この判別の結果、周波数信
号FREQがパルス信号形態の信号である場合には、周
波数信号FREQを回転体49の回転数の換算する演算
を実行する(ステップ9)。一方、周波数信号FREQ
がパルス信号形態の信号ではないと判別された場合に
は、駆動制御装置は、第1,第2位置センサMRR,M
RFのいずれかになんらかの障害が生じていると判断し
てセンサ故障フラグを立てる(ステップ11)。ステッ
プ9又は11の処理が完了すると、ステップ1へ戻って
上述した一連の処理を繰り返す。すなわち、駆動制御装
置は、回転方向信号F/Rが安定していることを条件と
して、周波数信号FREQがパルス信号形態の信号であ
るか否かを判別し、周波数信号FREQがパルス信号形
態の信号ではない場合には、第1,第2位置センサMR
R,MRFのいずれかになんらかの障害が生じていると
判断する。このように、本発明に係る回転検出装置によ
れば、従来の回転検出装置では難しかったセンサ故障
を、きわめて容易な手順で識別することができる。
【0039】なお、本実施形態中、本発明に係る回転検
出装置として、第1,第2位置センサMRR,MRFか
ら出力される2相のパルス信号を、4段のDタイプフリ
ップフロップと各種論理回路とを組み合わせてなる信号
処理回路において信号処理することにより、所定周期の
遅延時間をもってパルス信号形態の周波数信号を得る形
態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、Dタイプフリップフロップの段数を適宜増減するこ
とにより、前述の所定周期の遅延時間の長短を調整する
ことができる。
【0040】最後に、本実施形態中、本発明に係る回転
検出装置として、第1,第2位置センサMRR,MRF
から出力される2相のパルス信号を、Dタイプフリップ
フロップと各種論理回路とを組み合わせてなる信号処理
回路において信号処理することにより、回転方向信号及
び周波数信号を得る形態を例示したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、要は、回転体が安定して一定
方向に所定周期以上継続して回転しているか否かを判定
し得る回転方向信号を出力するとともに、回転体が安定
して回転しているときに回転体の回転を忠実に再現する
周波数信号を出力することができれば、例えばマイクロ
コンピュータを用いて回転検出装置を構成する等、どの
ような形態の装置構成をも許容することができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明によれば、検出した回転体の回転方向が、所定時間
連続して一定方向を維持していることを条件として、検
出した回転体の回転数出力の有無を判定し、この判定の
結果、検出した回転体の回転数出力が有ると判定される
と、この回転数を本来の回転体の回転数として出力す
る。したがって、回転体が異常振動等の異常回転状態に
陥ったときなど、回転体の回転方向が安定していない場
合には、このときの回転体の回転数出力は異常なものと
して排除する一方、本来の回転体の回転数が得られると
推定されたときの回転数を出力することができる。しか
も、例えば回転体の駆動制御装置が回転体の駆動制御要
素としてこのときの回転数を使用した場合、従来のよう
に本来の回転体の回転数とは異なる回転数をフィールド
バックしつつ誤った回転速度制御が行われることは未然
に防止される。
【0042】また、請求項2の発明によれば、検出した
回転体の回転数出力が無いと判定されると、2相の位置
検出手段のうちのいずれかの位置検出手段を故障と認識
する。したがって、従来難しかった位置検出手段の故障
診断を、きわめて簡易な手順で実現することができる。
【0043】さらに、請求項3の発明によれば、回転制
御手段は、回転数判定手段での判定の結果、検出した回
転体の回転数出力が有ると判定されると、この回転数を
本来の回転体の回転数として出力する。したがって、回
転体が異常振動等の異常回転状態に陥ったときなど、回
転体の回転方向が安定していない場合には、このときの
回転体の回転数出力は異常なものとして排除する一方、
本来の回転体の回転数が得られると推定されたときの回
転数を出力することができる。しかも、例えば回転体の
駆動制御装置が回転体の駆動制御要素としてこのときの
回転数を使用した場合、従来のように本来の回転体の回
転数とは異なる回転数をフィールドバックしつつ誤った
回転速度制御が行われることは未然に防止される。
【0044】そして、請求項4の発明によれば、回転数
判定手段での判定の結果、検出した回転体の回転数出力
が無いと判定されると、2相の位置検出手段のうちのい
ずれかの位置検出手段を故障と認識する。したがって、
従来難しかった位置検出手段の故障診断を、きわめて簡
易な手順で実現することができるというきわめて優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る回転検出装置の信号処理
回路を示す図である。
【図2】図2は、本発明に係る回転検出装置の位置セン
サの配置状態を示す図である。
【図3】図3は、本発明に係る回転検出装置の動作フロ
ーチャート図である。
【図4】図4は、本発明の動作説明に供するタイムチャ
ート図である。
【図5】図5は、本発明の動作説明に供するタイムチャ
ート図である。
【図6】図6は、本発明の動作説明に供するタイムチャ
ート図である。
【図7】図7は、本発明の動作説明に供するタイムチャ
ート図である。
【図8】図8は、本発明の動作説明に供するタイムチャ
ート図である。
【図9】図9は、本発明の動作説明に供するタイムチャ
ート図である。
【図10】図10は、本発明の動作説明に供するタイム
チャート図である。
【図11】図11は、本発明の動作説明に供するタイム
チャート図である。
【図12】図12は、本発明の動作説明に供するタイム
チャート図である。
【図13】図13は、本発明の動作説明に供するタイム
チャート図である。
【図14】図14は、従来例に係る回転検出装置の信号
処理回路を示す図である。
【図15】図15は、従来例の動作説明に供するタイム
チャート図である。
【図16】図16は、従来例の動作説明に供するタイム
チャート図である。
【符号の説明】
1,3 第1,第2入力端子 5 電源入力端子 7,9 第1,第2D−FF 11 抵抗 13 コンデンサ 15 NOT回路 17 バッファ回路 19、21 第1,第2NAND回路 23 回転方向出力端子 25 第1OR回路 27,29 第3,第4D−FF 31,33,35 第1,第2,第3AND回路 37,39 第5,第6D−FF 41,43 第3,第4NAND回路 45 第2OR回路 47 周波数出力端子 49 回転体 51 支軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体の回転位置を検出する2相の位置
    検出手段からの位置検出信号に基づいて、当該回転体の
    回転方向及び回転数を検出する回転検出方法であって、 前記検出した回転体の回転方向が、所定時間連続して一
    定方向を維持しているか否かを判定し、 当該判定の結果、当該回転体が所定時間連続して一定方
    向への回転を維持していると判定されると、前記検出し
    た回転体の回転数出力の有無を判定し、 当該判定の結果、当該検出した回転体の回転数出力が有
    ると判定されると、該回転数を本来の回転体の回転数と
    して出力することを特徴とする回転検出方法。
  2. 【請求項2】 前記判定の結果、前記検出した回転体の
    回転数出力が無いと判定されると、前記2相の位置検出
    手段のうちのいずれかの位置検出手段を故障と認識する
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転検出方法。
  3. 【請求項3】 回転体の回転位置を検出する2相の位置
    検出手段からの位置検出信号に基づいて、当該回転体の
    回転方向及び回転数を検出する回転検出装置であって、 前記検出した回転体の回転方向が、所定時間連続して一
    定方向を維持しているか否かを判定する回転方向判定手
    段と、 当該回転方向判定手段での判定の結果、当該回転体が所
    定時間連続して一定方向への回転を維持していると判定
    されると、前記検出した回転体の回転数出力の有無を判
    定する回転数判定手段と、 当該回転数判定手段での判定の結果、当該検出した回転
    体の回転数出力が有ると判定されると、該回転数を本来
    の回転体の回転数として出力する回転制御手段と、 を備えてなることを特徴とする回転検出装置。
  4. 【請求項4】 前記回転数判定手段での判定の結果、前
    記検出した回転体の回転数出力が無いと判定されると、
    前記2相の位置検出手段のうちのいずれかの位置検出手
    段を故障と認識する故障診断手段をさらに備えてなるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の回転検出装置。
JP4488596A 1996-03-01 1996-03-01 回転検出方法、及び回転検出装置 Abandoned JPH09236613A (ja)

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