JPH10122149A - 弁板装置 - Google Patents
弁板装置Info
- Publication number
- JPH10122149A JPH10122149A JP8283555A JP28355596A JPH10122149A JP H10122149 A JPH10122149 A JP H10122149A JP 8283555 A JP8283555 A JP 8283555A JP 28355596 A JP28355596 A JP 28355596A JP H10122149 A JPH10122149 A JP H10122149A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve plate
- valve
- suction
- discharge
- retainer
- Prior art date
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- Pending
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- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Compressor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低騒音、軽量化、低コスト化が図れる弁板装
置を提供することである。 【解決手段】 シリンダヘッド7に形成された吐出室7
0に連通する吐出孔20及びシリンダヘッド7に形成さ
れた吸入室71に連通する吸入孔21を有する弁板2
と、吐出孔20を開閉する吐出弁3と、吸入孔21を開
閉する吸入弁4と、前記吐出弁3の開方向のリフト量を
規制するリテーナ5とを含んで構成される弁板装置1に
おいて、弁板2とリテーナ5の内、弁板2若しくは弁板
2とリテーナ5の双方を樹脂部材にて形成したことを特
徴とする。
置を提供することである。 【解決手段】 シリンダヘッド7に形成された吐出室7
0に連通する吐出孔20及びシリンダヘッド7に形成さ
れた吸入室71に連通する吸入孔21を有する弁板2
と、吐出孔20を開閉する吐出弁3と、吸入孔21を開
閉する吸入弁4と、前記吐出弁3の開方向のリフト量を
規制するリテーナ5とを含んで構成される弁板装置1に
おいて、弁板2とリテーナ5の内、弁板2若しくは弁板
2とリテーナ5の双方を樹脂部材にて形成したことを特
徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、斜板式圧縮機等の
ピストンを有する流体機械に用いられる弁板装置に関す
るものである。
ピストンを有する流体機械に用いられる弁板装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来この種の弁板装置について図
3乃至図6を参照して説明する。図3は従来の弁板装置
を備えた圧縮機の断面図である。図3に示すように、弁
板装置1はシリンダヘッド7とシリンダブロック8の間
に挟まれるようにして配置されている。
3乃至図6を参照して説明する。図3は従来の弁板装置
を備えた圧縮機の断面図である。図3に示すように、弁
板装置1はシリンダヘッド7とシリンダブロック8の間
に挟まれるようにして配置されている。
【0003】図4に示すように弁板装置1は、ピストン
80が往復動自在に挿入されたシリンダブロック8の頂
部に配置され、吐出孔20及び吸入孔21を有する弁板
2と、吐出孔20及び吸入孔21をそれぞれ開閉する吐
出弁3及び吸入弁4と、吐出弁3の開方向のリフト量を
規制するリテーナ5とを有している。弁板2はSPCC
材等をプレス成型して製造され、その後研磨仕上げが施
され、更にカチオン電着塗装等の防錆処理を施してい
た。
80が往復動自在に挿入されたシリンダブロック8の頂
部に配置され、吐出孔20及び吸入孔21を有する弁板
2と、吐出孔20及び吸入孔21をそれぞれ開閉する吐
出弁3及び吸入弁4と、吐出弁3の開方向のリフト量を
規制するリテーナ5とを有している。弁板2はSPCC
材等をプレス成型して製造され、その後研磨仕上げが施
され、更にカチオン電着塗装等の防錆処理を施してい
た。
【0004】又、シリンダヘッド7と弁板2の間と、弁
板2とシリンダブロック8の間に、それぞれシール材
(シリンダヘッド側ガスケット)11とシール材(シリ
ンダブロック側ガスケット)12(図6参照)を介在さ
せて、シリンダヘッド7、弁板2、及びシリンダブロッ
ク8の接合の際の密着性を高めることにより、シリンダ
ヘッド7、弁板2、及びシリンダブロック8間の冷媒ガ
スの流出を防いでいた。
板2とシリンダブロック8の間に、それぞれシール材
(シリンダヘッド側ガスケット)11とシール材(シリ
ンダブロック側ガスケット)12(図6参照)を介在さ
せて、シリンダヘッド7、弁板2、及びシリンダブロッ
ク8の接合の際の密着性を高めることにより、シリンダ
ヘッド7、弁板2、及びシリンダブロック8間の冷媒ガ
スの流出を防いでいた。
【0005】又、シール材11とシール材12の弁板2
への位置決め及びシリンダヘッド7とシリンダブロック
8の弁板2への位置決めを容易にし、弁板2、ガスケッ
ト等の組み込みミスを防止するために弁板2に位置決め
ピン6を弁板2に打ち込んでいた。この位置決めピン6
は例えばスプリングピンのようなものを使用している。
への位置決め及びシリンダヘッド7とシリンダブロック
8の弁板2への位置決めを容易にし、弁板2、ガスケッ
ト等の組み込みミスを防止するために弁板2に位置決め
ピン6を弁板2に打ち込んでいた。この位置決めピン6
は例えばスプリングピンのようなものを使用している。
【0006】尚、シリンダヘッド7、シリンダヘッド7
に形成された吐出室70及び吸入室71、並びにシール
材11,12の縦断面形状は図3及び図4に示す通りで
あり、これらの平面形状は図5及び図6に示す通りであ
る。
に形成された吐出室70及び吸入室71、並びにシール
材11,12の縦断面形状は図3及び図4に示す通りで
あり、これらの平面形状は図5及び図6に示す通りであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、弁板、リテーナ、吐出弁、及び吸入弁は、
全て金属であるため、その金属どうしの部材の衝突によ
る衝撃のために生ずる騒音が大きくなるという問題が生
ずる。
来技術では、弁板、リテーナ、吐出弁、及び吸入弁は、
全て金属であるため、その金属どうしの部材の衝突によ
る衝撃のために生ずる騒音が大きくなるという問題が生
ずる。
【0008】又、弁板装置を構成している弁板、リテー
ナ、吐出弁、及び吸入弁は、全て金属であるため、装置
全体が重くなると共にコストが掛かるという問題が生ず
る。
ナ、吐出弁、及び吸入弁は、全て金属であるため、装置
全体が重くなると共にコストが掛かるという問題が生ず
る。
【0009】本発明の課題は、上記問題点を解消し、低
騒音、軽量化、低コスト化が図れる弁板装置を提供する
ことである。
騒音、軽量化、低コスト化が図れる弁板装置を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
れば、シリンダヘッドに形成された吐出室に連通する吐
出孔及び前記シリンダヘッドに形成された吸入室に連通
する吸入孔を有する弁板と、前記吐出孔を開閉する吐出
弁と、前記吸入孔を開閉する吸入弁と、前記吐出孔を開
閉する吐出弁の開方向のリフト量を規制するリテーナと
を含んで構成される弁板装置において、前記弁板と前記
リテーナの内、弁板若しくは弁板とリテーナの双方を樹
脂部材にて形成したことを特徴とする弁板装置が得られ
る。
れば、シリンダヘッドに形成された吐出室に連通する吐
出孔及び前記シリンダヘッドに形成された吸入室に連通
する吸入孔を有する弁板と、前記吐出孔を開閉する吐出
弁と、前記吸入孔を開閉する吸入弁と、前記吐出孔を開
閉する吐出弁の開方向のリフト量を規制するリテーナと
を含んで構成される弁板装置において、前記弁板と前記
リテーナの内、弁板若しくは弁板とリテーナの双方を樹
脂部材にて形成したことを特徴とする弁板装置が得られ
る。
【0011】請求項2記載の発明によれば、前記弁板
は、前記吐出室と前記吸入室との間を仕切る第1の隔壁
及び前記吸入室を区画する第2の隔壁にそれぞれ対向す
る部位に、第1のシール溝及び第2のシール溝を有し、
該第1のシール溝及び第2のシール溝にそれぞれ第1の
シール材及び第2のシール材をインサート成型してある
ことを特徴とする請求項1記載の弁板装置が得られる。
は、前記吐出室と前記吸入室との間を仕切る第1の隔壁
及び前記吸入室を区画する第2の隔壁にそれぞれ対向す
る部位に、第1のシール溝及び第2のシール溝を有し、
該第1のシール溝及び第2のシール溝にそれぞれ第1の
シール材及び第2のシール材をインサート成型してある
ことを特徴とする請求項1記載の弁板装置が得られる。
【0012】請求項3記載の発明によれば、シリンダヘ
ッド及びシリンダブロックに対する前記弁板の位置決め
を行うための位置決めピンを、前記弁板にインサート成
型若しくは一体成型したことを特徴とする請求項1又は
2記載の弁板装置が得られる。
ッド及びシリンダブロックに対する前記弁板の位置決め
を行うための位置決めピンを、前記弁板にインサート成
型若しくは一体成型したことを特徴とする請求項1又は
2記載の弁板装置が得られる。
【0013】請求項4記載の発明によれば、前記弁板の
前記吐出弁及び前記吸入弁に対する当接面が、前記弁板
の中心から外周へ向かうに従って徐々に前記吐出弁或い
は前記吸入弁から離れるように傾斜していることを特徴
とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の弁板装置
が得られる。
前記吐出弁及び前記吸入弁に対する当接面が、前記弁板
の中心から外周へ向かうに従って徐々に前記吐出弁或い
は前記吸入弁から離れるように傾斜していることを特徴
とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の弁板装置
が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図1を参照して説明する。図1に示すように、弁板
装置1は、シリンダヘッド7に形成された吐出室70に
連通する吐出孔20、及びシリンダヘッド7に形成され
た吸入室71に連通する吸入孔21を有している弁板2
と、吐出孔20を開閉する吐出弁3と、吸入孔21を開
閉する吸入弁4と、吐出弁3の開方向のリフト量を規制
するリテーナ5とを含んで構成されている。ここで弁板
2とリテーナ5の内、少なくとも一方は樹脂部材にて形
成されている。
いて図1を参照して説明する。図1に示すように、弁板
装置1は、シリンダヘッド7に形成された吐出室70に
連通する吐出孔20、及びシリンダヘッド7に形成され
た吸入室71に連通する吸入孔21を有している弁板2
と、吐出孔20を開閉する吐出弁3と、吸入孔21を開
閉する吸入弁4と、吐出弁3の開方向のリフト量を規制
するリテーナ5とを含んで構成されている。ここで弁板
2とリテーナ5の内、少なくとも一方は樹脂部材にて形
成されている。
【0015】弁板2は、シリンダヘッド7の吐出室70
と吸入室71との間を仕切る第1の隔壁72、及び吸入
室71を区画する第2の隔壁73にそれぞれ対向する部
位に、第1及び第2のシール溝22,23を有し、この
第1及び第2のシール溝22,23にそれぞれ第1及び
第2のシール材24,25をインサート成型してある。
この第1及び第2のシール材24,25は、第1及び第
2のシール溝22,23に対向するように第1及び第2
の隔壁72,73に形成された第1及び第2のシール溝
74,75に嵌入するように成っている。また、弁板2
とシリンダブロック8との間には、シール材(ガスケッ
ト)12が介在している。弁板2には、シリンダヘッド
7及びシリンダブロック8を弁板2に接合位置決めする
ための位置決めピン26がインサート成型若しくは一体
成型されている。また、シリンダヘッド7及びシリンダ
ブロック8には、それぞれ位置決めピン26を受け入れ
る位置決めピン穴76,81が形成されている。
と吸入室71との間を仕切る第1の隔壁72、及び吸入
室71を区画する第2の隔壁73にそれぞれ対向する部
位に、第1及び第2のシール溝22,23を有し、この
第1及び第2のシール溝22,23にそれぞれ第1及び
第2のシール材24,25をインサート成型してある。
この第1及び第2のシール材24,25は、第1及び第
2のシール溝22,23に対向するように第1及び第2
の隔壁72,73に形成された第1及び第2のシール溝
74,75に嵌入するように成っている。また、弁板2
とシリンダブロック8との間には、シール材(ガスケッ
ト)12が介在している。弁板2には、シリンダヘッド
7及びシリンダブロック8を弁板2に接合位置決めする
ための位置決めピン26がインサート成型若しくは一体
成型されている。また、シリンダヘッド7及びシリンダ
ブロック8には、それぞれ位置決めピン26を受け入れ
る位置決めピン穴76,81が形成されている。
【0016】上記したように、弁板2とリテーナ5の
内、少なくとも弁板は樹脂部材にて成型されているの
で、従来必要とされたカチオン塗装等の防錆処理は不要
となり、装置全体の重量も軽減される。更に、樹脂部材
で成型された弁板2とリテーナ5に吐出弁3が衝突した
ときに生ずる騒音は、従来の金属どうしの衝突による騒
音に比して緩和される。同様に、樹脂部材で成形された
弁板2に吸入弁4が衝突した時の騒音も低減される。
内、少なくとも弁板は樹脂部材にて成型されているの
で、従来必要とされたカチオン塗装等の防錆処理は不要
となり、装置全体の重量も軽減される。更に、樹脂部材
で成型された弁板2とリテーナ5に吐出弁3が衝突した
ときに生ずる騒音は、従来の金属どうしの衝突による騒
音に比して緩和される。同様に、樹脂部材で成形された
弁板2に吸入弁4が衝突した時の騒音も低減される。
【0017】又、弁板2のシリンダヘッド当接面に第1
及び第2のシール材24,25をインサート成型し、こ
れらをシリンダヘッド7の第1及び第2のシール溝7
4,75に嵌合させてシリンダヘッド7と弁板2との間
のシールを可能としているので、従来必要とされたシリ
ンダヘッドと弁板との間に配置されるガスケット等のシ
ール材の位置決めは不要となる。
及び第2のシール材24,25をインサート成型し、こ
れらをシリンダヘッド7の第1及び第2のシール溝7
4,75に嵌合させてシリンダヘッド7と弁板2との間
のシールを可能としているので、従来必要とされたシリ
ンダヘッドと弁板との間に配置されるガスケット等のシ
ール材の位置決めは不要となる。
【0018】又、位置決めピン26を弁板2にインサー
ト成型若しくは一体成型しているので、従来必要であっ
た位置決めピンの弁板への打ち込み挿入行程は不要とな
る。次に、本発明の他の実施の形態について図2を参照
して説明する。本実施形態の場合、弁板2の吐出弁3及
び吸入弁4に対する当接面は、弁板2の中心から外周へ
向かうに従って、徐々に吐出弁3或いは吸入弁4から離
れる傾斜面27,28と成っている。従って、吐出弁3
が閉動作を行うとき吐出弁3は従来よりも内側に存在す
る傾斜面27と当接するので、吐出弁3と弁板2との衝
撃が緩和され、その衝撃に伴う騒音が低減される。同様
に、吸入弁4が閉動作を行うとき吸入弁4は従来よりも
内側に存在する傾斜面28と当接するので、吸入弁4と
弁板2との衝撃が緩和され、その衝撃に伴う騒音が低減
される。
ト成型若しくは一体成型しているので、従来必要であっ
た位置決めピンの弁板への打ち込み挿入行程は不要とな
る。次に、本発明の他の実施の形態について図2を参照
して説明する。本実施形態の場合、弁板2の吐出弁3及
び吸入弁4に対する当接面は、弁板2の中心から外周へ
向かうに従って、徐々に吐出弁3或いは吸入弁4から離
れる傾斜面27,28と成っている。従って、吐出弁3
が閉動作を行うとき吐出弁3は従来よりも内側に存在す
る傾斜面27と当接するので、吐出弁3と弁板2との衝
撃が緩和され、その衝撃に伴う騒音が低減される。同様
に、吸入弁4が閉動作を行うとき吸入弁4は従来よりも
内側に存在する傾斜面28と当接するので、吸入弁4と
弁板2との衝撃が緩和され、その衝撃に伴う騒音が低減
される。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、弁板とリテーナの内、
弁板若しくは弁板とリテーナの双方は樹脂部材にて成型
されているので、従来必要とされたカチオン塗装等の防
錆処理は不要となり、装置全体の重量も軽減される。
弁板若しくは弁板とリテーナの双方は樹脂部材にて成型
されているので、従来必要とされたカチオン塗装等の防
錆処理は不要となり、装置全体の重量も軽減される。
【0020】更に、本発明によれば、樹脂部材で成型さ
れた弁板とリテーナに吐出弁が衝突したときに生ずる騒
音は、従来の金属どうしの衝突による騒音に比して緩和
される。又、吐出弁が閉動作を行うとき吐出弁は、従来
よりも内側に存在する傾斜面と当接するので、吐出弁と
弁板との衝撃が吸収され、その衝撃に伴う騒音が一層低
減される。同様に、吸入弁が閉動作を行うとき吸入弁
は、従来よりも内側に存在する傾斜面と当接するので、
吸入弁と弁板との衝撃が吸収され、その衝撃に伴う騒音
が一層低減される。
れた弁板とリテーナに吐出弁が衝突したときに生ずる騒
音は、従来の金属どうしの衝突による騒音に比して緩和
される。又、吐出弁が閉動作を行うとき吐出弁は、従来
よりも内側に存在する傾斜面と当接するので、吐出弁と
弁板との衝撃が吸収され、その衝撃に伴う騒音が一層低
減される。同様に、吸入弁が閉動作を行うとき吸入弁
は、従来よりも内側に存在する傾斜面と当接するので、
吸入弁と弁板との衝撃が吸収され、その衝撃に伴う騒音
が一層低減される。
【0021】又、本発明によれば、弁板のシリンダヘッ
ド当接面にシール材をインサート成型してこれらをシー
ル溝に嵌合させてシリンダヘッドと弁板間シールを可能
としているので、従来必要とされたシリンダヘッドと弁
板との間に配置されるガスケット等のシール材の位置決
めは不要となる。
ド当接面にシール材をインサート成型してこれらをシー
ル溝に嵌合させてシリンダヘッドと弁板間シールを可能
としているので、従来必要とされたシリンダヘッドと弁
板との間に配置されるガスケット等のシール材の位置決
めは不要となる。
【0022】又、本発明によれば、位置決めピンを弁板
にインサート成型若しくは一体成型しているので、従来
必要であった位置決めピンの弁板への打ち込み挿入行程
は不要となる。
にインサート成型若しくは一体成型しているので、従来
必要であった位置決めピンの弁板への打ち込み挿入行程
は不要となる。
【図1】本発明の一実施の形態における弁板装置の要部
の構造を示した縦断面図である。
の構造を示した縦断面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態における弁板装置の要
部の構造を示した縦断面図である。
部の構造を示した縦断面図である。
【図3】従来の弁板装置を備えた圧縮機の構造を示した
縦断面図である。
縦断面図である。
【図4】図3に示す圧縮機の部分詳細断面図である。
【図5】図4に示すシリンダヘッドの平面図である。
【図6】図4に示す2種類のシール材の外形を示した平
面図である。
面図である。
1 弁板装置 2 弁板 3 吐出弁 4 吸入弁 5 リテーナ 7 シリンダヘッド 8 シリンダブロック 20 吐出孔 21 吸入孔 22 第1のシール溝 23 第2のシール溝 24 第1のシール材 25 第2のシール材 26 位置決めピン 27 傾斜面 28 傾斜面 70 吐出室 71 吸入室 72 第1の隔壁 73 第2の隔壁 74 第1のシール溝 75 第2のシール溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上島 博光 群馬県伊勢崎市寿町20番地 サンデン株式 会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 シリンダヘッドに形成された吐出室に連
通する吐出孔及び前記シリンダヘッドに形成された吸入
室に連通する吸入孔を有する弁板と、前記吐出孔を開閉
する吐出弁と、前記吸入孔を開閉する吸入弁と、前記吐
出孔を開閉する吐出弁の開方向のリフト量を規制するリ
テーナとを含んで構成される弁板装置において、前記弁
板と前記リテーナの内、弁板若しくは弁板とリテーナの
双方を樹脂部材にて形成したことを特徴とする弁板装
置。 - 【請求項2】 前記弁板は、前記吐出室と前記吸入室と
の間を仕切る第1の隔壁及び前記吸入室を区画する第2
の隔壁にそれぞれ対向する部位に、第1のシール溝及び
第2のシール溝を有し、該第1のシール溝及び第2のシ
ール溝にそれぞれ第1のシール材及び第2のシール材を
インサート成型してあることを特徴とする請求項1記載
の弁板装置。 - 【請求項3】 シリンダヘッド及びシリンダブロックに
対する前記弁板の位置決めを行うための位置決めピン
を、前記弁板にインサート成型若しくは一体成型したこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の弁板装置。 - 【請求項4】 前記弁板の前記吐出弁及び前記吸入弁に
対する当接面が、前記弁板の中心から外周へ向かうに従
って徐々に前記吐出弁或いは前記吸入弁から離れるよう
に傾斜していることを特徴とする請求項1乃至3のいず
れか一つに記載の弁板装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8283555A JPH10122149A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 弁板装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8283555A JPH10122149A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 弁板装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10122149A true JPH10122149A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17667050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8283555A Pending JPH10122149A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 弁板装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10122149A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101088079B1 (ko) | 2004-04-27 | 2011-11-30 | 한라공조주식회사 | 압축기 |
CN102705198A (zh) * | 2012-05-25 | 2012-10-03 | 黄石东贝电器股份有限公司 | 一种低噪音排气限位板 |
KR101348891B1 (ko) * | 2010-06-15 | 2014-01-07 | 한라비스테온공조 주식회사 | 압축기 |
WO2019091665A1 (en) * | 2017-11-10 | 2019-05-16 | Arcelik Anonim Sirketi | A hermetic compressor with improved sealing |
-
1996
- 1996-10-25 JP JP8283555A patent/JPH10122149A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101088079B1 (ko) | 2004-04-27 | 2011-11-30 | 한라공조주식회사 | 압축기 |
KR101348891B1 (ko) * | 2010-06-15 | 2014-01-07 | 한라비스테온공조 주식회사 | 압축기 |
CN102705198A (zh) * | 2012-05-25 | 2012-10-03 | 黄石东贝电器股份有限公司 | 一种低噪音排气限位板 |
WO2019091665A1 (en) * | 2017-11-10 | 2019-05-16 | Arcelik Anonim Sirketi | A hermetic compressor with improved sealing |
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061115 |