JPH10122094A - 内燃機関のための燃料噴射弁 - Google Patents

内燃機関のための燃料噴射弁

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JPH10122094A
JPH10122094A JP28015097A JP28015097A JPH10122094A JP H10122094 A JPH10122094 A JP H10122094A JP 28015097 A JP28015097 A JP 28015097A JP 28015097 A JP28015097 A JP 28015097A JP H10122094 A JPH10122094 A JP H10122094A
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valve
valve member
fuel injection
opening
chamber
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JP28015097A
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Detlev Dr Potz
ポッツ デートレフ
Stephan Haas
ハース シュテファン
Thomas Kuegler
キューグラー トーマス
Uwe Gordon
ゴルドン ウーヴェ
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Robert Bosch GmbH
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    • F02M2200/304Fuel-injection apparatus having mechanical parts, the movement of which is damped using hydraulic means

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 弁体1の孔3内で摺動可能な弁部材5を
備え、孔3から突き出る、弁閉鎖部材を形成する閉鎖ヘ
ッド7を有し、弁体1に向いた側で弁シール面9を有
し、該弁シール面は、弁体1の弁座面13と協働し、閉
鎖ヘッドの吐出開口23が、弁部材5の閉鎖位置で弁体
1によって覆われ、外方に向けられた開放ストローク時
に開放される燃料噴射弁において、弁部材5の開放スト
ローク運動を制限するストロークストッパが、閉鎖制御
可能な放圧通路を備えた液圧式の緩衝室27として構成
され、前記放圧室が、弁部材1に設けられた切欠43に
よって形成され、該切欠43が、弁部材5の開放ストロ
ーク運動中に緩衝室27に対して閉鎖可能である。 【効果】 ストロークストッパに弁部材が機械的に強く
突き当たることが阻止され、高いシステム圧も、弁部材
を損傷させることなしに可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のための
燃料噴射弁であって、弁体の孔内で、戻し力に抗して軸
方向で外方に摺動可能な弁部材を備えており、該弁部材
が、その燃焼室側の端部で、孔から突き出る、弁閉鎖部
材を形成する閉鎖ヘッドを有しており、該閉鎖ヘッド
は、弁体に向いた側で弁シール面を有していて、閉鎖ヘ
ッドは、該弁シール面で、弁体の、燃焼室側の端面側に
配置された弁座面と協働するようになっており、圧力室
から延びる少なくとも1つの噴射開口が閉鎖ヘッドに設
けられており、該閉鎖ヘッドの吐出開口が、弁部材の閉
鎖位置で弁体によって覆われ、外方に向けられた開放ス
トローク時に開放されるようになっており、弁部材の開
放ストローク運動を制限するストロークストッパが設け
られている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の、ドイツ連邦共和国特
許出願公開第4340883号明細書により公知の燃料
噴射弁においては、回転対称的な弁体が、弁保持体に対
して軸方向で緊締されていて、その下側の自由端部が、
供給しようとする内燃機関の燃焼室内に突入している。
弁体は、軸方向の孔を有していて、この孔内でピストン
状の弁部材が軸方向摺動可能にガイドされている。この
弁部材は、その燃焼室側の端部で、弁体の孔から突き出
る閉鎖体を有しており、この閉鎖体は弁閉鎖部材を形成
している。このために、弁体側に向けられた、閉鎖ヘッ
ドの環状端面は、弁シール面として構成されていて、こ
の弁シール面は、弁体の、燃焼室側の端面に形成された
弁座面と協働する。閉鎖ヘッドにはさらに、軸方向で上
下に配置された、噴射孔の形状の噴射開口の2つの列が
設けられている。これらの噴射開口は、弁部材と孔との
間に延びる圧力室から延びていて、弁シール面の上側で
閉鎖ヘッドの外周面に開口しているので、これらの噴射
開口は、噴射弁の閉鎖状態で、弁体に設けられた孔の壁
部によって覆われていて、外方に向けられた、弁部材の
開放ストローク運動中に初めて、孔の壁部から解放され
る。この場合、弁部材に対して軸方向で互いに上下に配
置された噴射開口は、外方に向けられた弁部材解放スト
ローク中に相前後して開放制御される。この場合、弁部
材の相応の2段階式の開放ストローク中に、まず部分噴
射横断面(有利には50%)が、次いで全噴射横断面が
開放制御される。
【0003】この場合、弁部材の最大開放ストローク運
動は、機械式のストロークストッパによって制限され、
弁部材はつばがストッパ円板に当接する。しかしなが
ら、このような弁部材の、堅い機械式のストッパは、弁
部材が迅速に遅延することに基づいて、高い機械的な負
荷を生ぜしめ、この機械的な負荷は、特に1000バー
ル(bar)の高いシステム圧において耐久性を強く制限す
る。
【0004】しかも、このような公知の形式の燃料噴射
弁においては、互いに上下に配置された噴射孔列の利点
を利用することができるようにするために、弁部材の2
段階式の開放ストローク運動を、例えばいわゆる2つの
ばね・ホルダシステム(2-Feder-Halter-System)又は
電磁弁制御式のサーボ循環回路によって実現するための
高価な手段、が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題を
このような欠点を取り除くことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明によれば、ストロークストッパが、閉鎖制御可能な放
圧(若しくは負荷軽減;Entlastung)通路を備えた液圧式
の緩衝室として構成されており、前記放圧通路が、弁部
材に設けられた少なくとも1つの切欠によって形成され
ており、該切欠が、弁部材の開放ストローク運動中に緩
衝室に対して閉鎖可能に構成されている。
【0007】
【発明の効果】請求項1の特徴部に記載した本発明によ
る内燃機関の燃料噴射弁は、ストロークストッパに弁部
材が機械的に強く突き当たることが阻止されるので、1
500バールを越える高いシステム圧も、また噴射弁に
おける急勾配の圧力特性曲線も、弁部材を損傷させるこ
となしに可能である。
【0008】これは有利な形式で、放圧通路を介して充
填可能及び放圧可能なストロークストッパとして、液圧
式の緩衝室を設けることによって可能である。緩衝室内
の圧力変動及びそれに基づく弁部材の運動を避けるため
に、放圧通路に対して緩衝室を閉鎖制御することは、漸
次行うことができる。このために、放圧通路は、構造的
に簡単な形式で、弁部材に設けられた平面研削部(Flaec
henanschliff)の形状の切欠として構成されており、こ
の切欠は、その上端部が、噴射弁の閉鎖した状態でつま
り弁部材が弁座に当接している場合に、緩衝室内に突入
していて、弁部材の開放ストローク運動中に、緩衝室と
の重なりから解放される。平面研削部は、その下端部が
緩衝室内に開口しており、この緩衝室は、環状溝として
弁部材に形成されているか、又は弁体の孔の壁部内に形
成することができる。この緩衝室は、弁体に形成された
接続孔を介して、圧力媒体の満たされた放圧室に常に接
続されている。
【0009】緩衝室を時間的に遅れて閉鎖制御するため
に、平面研削部は弁部材に有利には斜めに形成されてお
り、扁平な端部は緩衝室内に開口していて、その上縁部
が制御縁を形成している。この制御縁は、緩衝室を制限
する弁体の上端面が通過することによって、緩衝の開始
を規定する。選択的に、平面研削部は、鉛直に構成する
こともできる。これは特に製造技術的に有利である。
【0010】環状の緩衝室は、構造的に簡単な形式で、
弁部材シャフト及びこれに対して同軸的に配置されたス
リーブによって半径方向で制限されている。環状の緩衝
室は、軸方向では、弁体の上側の扁平な端面によって及
び、半径方向で弁部材シャフトから突き出るピストンに
よって制限されている。このピストンでは、スリーブも
ガイドされ、かつ、センタリングされている。この場
合、ピストンは有利な形式で、市販の多数のリングより
形成されており、これらのリングは、弁部材シャフトに
設けられた相応の環状溝内に押し込まれている。この場
合、シールは、シールリング有利にはエラストマーリン
グを介して行われる。このエラストマーリングは、2つ
の支持リング(PTFE)間に配置されており、これら
の支持リング自体は、金属より成る2つの固定リング
(有利にはゼーゲルリング)の間で、弁部材の環状溝内
に緊締されている。選択的に金属製のピストンリングも
可能である。
【0011】スリーブは、弁ばねによって、弁体の上側
の端面に対して気密に押し付けられ、弁ばねは他方側で
は、弁部材を閉鎖方向で負荷し、これによって緩衝室の
ピストンも上方に向かって引き寄せされるので、緩衝ピ
ストンの付加的な戻し部材は省略される。
【0012】液圧式のストロークストッパは、1mmの
大きさの弁部材開放ストロークも可能であり、閉鎖ヘッ
ドには、弁シール面と噴射開口との間に凹部を設けるこ
とができるので、閉鎖ヘッドは製造技術的に簡単に一体
的に製造することができる。
【0013】弁部材における上側及び下側の噴射孔列を
システム圧力に基づいて開放制御することによる、噴射
横断面の、特性曲線に基づいて制御される調整のバリオ
効果(Vario-Effekt)を実現できるようにするために、
緩衝室は、有利な形式で、第1の弁部材開放ストローク
後及び短いストローク段階の終了後の、第1の閉鎖制御
後に、閉鎖された緩衝室(有利には0.1mm)によっ
て新たに開放可能及び放圧可能であるので、続いて弁部
材開放ストロークが行うことができる。この第2の開放
ストローク運動は、緩衝室を新たに閉鎖することによっ
て制限され、最大のストロークストッパは新たに液圧式
に行われる。
【0014】この場合、緩衝室の開放/閉鎖制御は、有
利な形式で、弁部材に設けられた平面研削部の形状の第
2の切欠を介して行われる。この第2の切欠は、第1の
平面研削部に対して高さがずらされていて、その軸方向
端部は制御縁を形成しており、この制御縁は、弁体の上
端面側及び環状室の上縁部と相応に協働する。
【0015】構造的に簡単な2段階式に制御される液圧
式の弁部材ストローク制御によって、緩衝室の開放及び
閉鎖制御を介して、噴射横断面制御は、付加的な部材例
えば電磁石又は圧電作動部材(Peozaktor)なしで行うこ
とができる。
【0016】本発明の別の利点及び有利な構成は、以下
の説明、図面及び請求項に記載されている。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に示した、内燃機関のための
本発明による燃料噴射弁の第1実施例は、弁体1を有し
ており、該弁体1は、その下側の自由端部が、供給しよ
うとする内燃機関の燃焼室内に突入している。弁体1
は、軸方向の貫通する孔3を有しており、該孔3内に、
ピストン状の弁部材5が軸方向で摺動可能にガイドされ
ている。弁部材5は、その下側の燃焼室側端部で、孔3
から突き出る、横断面が拡大された閉鎖ヘッド7を有し
ており、該閉鎖ヘッド7は、弁閉鎖部材を形成してい
る。この図3に拡大して示された閉鎖ヘッド7は、その
弁体1側に向けられた環状端面で、弁シール面9を形成
している。この弁シール面9は、閉鎖ヘッド7に設けら
れた環状凹部11を閉鎖する。この場合、弁座面9は、
定置の弁座面13と協働する。この弁座面13は、孔3
を取り囲む、弁体1の燃焼室側の端面に形成されてい
る。この場合、シール横断面を形成する弁シール円9及
び弁座面13は、円錐形に構成されており、この場合、
2つの接触面9,13の円錐形角度は、互いにややずれ
ているので、所定のシールエッジが形成される。
【0018】孔3の壁部と弁部材5のシャフトとの間に
は、リング状の圧力室15が形成されている。この圧力
室15は、燃焼室側が、閉鎖ヘッド7に移行する弁部材
5の、環状ショルダ17を形成する直径拡張部によって
制限されていて、他方側が、孔3の寸法に拡張された、
弁部材の横断面拡張部18によって制限されている。こ
の圧力室15は、圧力通路19を介して高圧の燃料を充
填可能である。このために圧力通路19は、詳しく図示
していない形式で、噴射ポンプの噴射導管に接続されて
いる。圧力室15を制限する環状ショルダ17から噴射
開口21が分岐しており、この噴射開口21は、まず弁
部材5内の長手方向孔として構成されていて、次いでこ
の長手方向孔から、閉鎖ヘッド7の高さ位置に横方向孔
が導出している。この場合、噴射開口21の吐出開口2
3は、環状凹部11の上側で、閉鎖ヘッド7の外周面に
次のように配置されている。つまり、この噴射開口21
が、噴射弁の閉鎖位置で、それも弁部材5が弁座13に
当接する際に孔3の壁部によって覆われ、弁部材5の外
方に向けられた開放ストロークにおいて初めて、弁体1
の孔3から出ることによって開放制御される。しかも、
弁部材5の軸方向で上下に配置された、吐出開口23の
列(噴射孔列)のうちの2列が配置されており、この2
列は、弁部材開放ストローク運動中に相次いで開放制御
される。
【0019】外方に向けられた、弁部材5の開放ストロ
ークを制限するために、弁部材5はその燃焼室とは反対
側の、弁体1から突き出る端部で、弁部材シャフトから
半径方向に突き出るピストン25を有しており、このピ
ストン25は液圧式の緩衝室27を制限している。
【0020】この緩衝室27は、図2に拡大して示され
ているように環状室として構成されていて、軸方向で、
ピストン25とは反対側に向けられた側で、燃焼室から
離れた方の、弁体1の扁平な端面29によって制限され
ている。緩衝室27は、半径方向で、弁部材シャフト5
の外周面と、スリーブ31の内壁面との間で制限されて
おり、このスリーブ31は、ピストン25でガイドされ
センタリングされていて、エッジ状のシールエッジ33
を形成する下側の環状端面が、弁体1の端面29に気密
に当接している。
【0021】弁部材シャフト5におけるピストン25
は、図示の実施例では、パケット状の(Paket)若しくは
1組のシール兼支持及び固定リングより形成されてい
る。このシール兼支持及び固定リングは、弁部材5に設
けられた対応する環状溝35内に緊締されている。
【0022】この場合、スリーブ31の内壁面に対する
ピストン25のシールは、エラストマー材料より成るシ
ールリング37を介して行われる。シールリング37
は、両側でそれぞれ1つの支持リング39によってガイ
ドされていて、これらの支持リング39は、他方側では
それぞれ2つの固定リング41有利にはゼーゲルリング
(Seeger-Ring)間で環状溝35内に緊締されている。
【0023】緩衝室27の充填及び放圧若しくは負荷軽
減(Entlastung)は、第1実施例では、弁部材5に設けら
れた第1の軸方向の平面研削部43を介して、貫通孔3
内で気密にガイドされた横断面拡張部18の領域内で行
われる。この横断面拡張部18はその上側の端部が、弁
部材5が弁座13に当接する際に緩衝室27内に突入す
る。平面研削部43の下側の端部は、環状室45内に開
口しており、この環状室45は第1実施例では、弁部材
5に設けられた環状溝として構成されている。この環状
室45から接続孔47が導出しており、この接続孔47
は、詳しく図示していない放圧室内に開口している。こ
の放圧室は、液圧式の圧力媒体有利には燃料によって常
に充填されている。
【0024】平面研削部43の、上側の第1の制御縁4
9が露出する際に、緩衝室を時間的に遅らせて閉鎖制御
するために、平面研削部43は傾斜して構成されてお
り、この場合、下端部は深く構成されていて、制御縁4
9に開口する上端部は扁平に構成されている。
【0025】緩衝室27の弁部材ピストン25をその初
期位置に戻すことは、弁部材5を弁座13に押し付けて
当てつける弁ばね51を介して行われる。弁ばね51
は、一方では、弁部材5の、燃焼室とは離れた方の上端
部に設けられたばね受け53を介して、この弁ばねの上
端部に作用し、他方では、スリーブ31の、弁体とは反
対側の上側の環状端面で支えられているので、スリーブ
31は、弁ばね51の力によって、弁体1の上側の端面
29に密に押しつけられる。
【0026】本発明による燃料噴射弁は、次のような形
式で作業する。
【0027】噴射弁の閉鎖位置で、弁ばね51は、弁部
材5の弁シール面9を弁座13に当接するように保持
し、緩衝室27を制限するピストン25は、その初期位
置にあって、緩衝室27は、第1の平面研削部43と環
状室45と孔47とを介して放圧室に接続されていて、
圧力媒体によって満たされている。
【0028】噴射開始によって、高圧下にある燃料が、
圧力通路19を介して圧力室15に達し、この圧力室内
で燃料は公知の形式で、弁部材5を開放方向に負荷す
る。圧力室15内に所定の噴射圧が得られてから、弁部
材5に作用する燃料の圧力は、弁ばね51の戻し力を越
えて、弁部材5は弁座13から外方に持ち上がる。この
際に、既に弁部材5の短い空ストローク後に噴射開口2
1の吐出開口23が開放されるので、燃料は、供給しよ
うとする内燃機関の燃焼室内に噴射される。
【0029】弁部材5の最大の開放ストローク運動は、
平面研削部43の第1の上側の制御縁49が弁体1の端
面29を通過することによって制限される。続いて、緩
衝室27内に閉じこめられた容積が、弁部材の開放スト
ローク運動を液圧式に緩衝して制限し、この際に、緩衝
室27の閉鎖制御が徐々に行われる。
【0030】弁部材のストローク運動の遅延は、緩衝媒
体のEモジュール及び、緩衝室27の徐々に行われる閉
鎖制御によって規定される。
【0031】高圧燃料供給の終了後に続いて行われる、
弁部材5の閉鎖ストローク時に、平面研削部43は新た
に、緩衝室27を覆う位置に侵入するので、この緩衝室
27は新たに圧力媒体によって充填可能である。
【0032】第4図で拡大した部分断面図で示された、
本発明の燃料噴射弁の第2実施例は、第1の平面研削部
43に付加的に、ガイド18の高さ位置で、弁部材5に
第2の研削部(Anschliff)55を有している。この、第
1の平面研削部43に対して高さのずらされた第2の研
削部55は、この場合、直線的に構成されているが、第
1の平面研削部43と同様に、傾斜して構成してもよ
い。
【0033】第2の制御縁57を形成する、第2の研削
部55の上端部は、第1の平面研削部43の上端部にお
ける第1の制御縁49よりも大きく緩衝室27内に侵入
している。
【0034】第2の研削部55の下端部は、第3の制御
縁59を形成しており、この第3の制御縁59は、弁部
材5が弁座13に当接する際に、環状室45に対して所
定の間隔を有しており、この環状室45は、貫通孔3の
壁部に環状溝として構成されている。これによって、噴
射弁の閉鎖した状態の初期位置における緩衝室27と放
圧室との間の接続は、第1の平面研削部43を介しての
み行われる。
【0035】制御縁49,57,59は、第1の開放ス
トローク段階の終了後に弁部材5の下方に向けられた開
放ストローク時に、まず第1の平面研削部43の第1の
制御縁49が端面29を通過して、緩衝室27を閉鎖制
御するように、配置されている。
【0036】続いて第2の段階が行われる。この第2の
段階で、緩衝室27は閉鎖維持され、弁部材5はその位
置で短時間固定される。
【0037】第3の開放ストローク段階は、弁部材5に
おいて所定の圧力閾値を越えた後で、第2の研削部55
の下側の第3の制御縁59が環状室45内に侵入するこ
とによって開始される(約0.1mmのストローク)。
次いで緩衝室27は新たに放圧室に接続されるので、弁
部材5の開放ストローク運動が続けられる。
【0038】第4の開放ストローク段階で、緩衝室27
は、第2の上側の制御縁57が通過することによって、
端面29を介して新たに閉鎖され、その最大ストローク
位置に達した時に、弁部材5のぶつかりを緩衝する。
【0039】第2実施例は、本発明の燃料噴射弁の第1
実施例のものと基本的に同じように働くが、弁部材開放
ストローク運動が2段階式に構成されていて、第1段階
では下側の燃焼室に近い、吐出開口23の列だけが、ま
た第2段階では2つの噴射孔列がシステム圧力に関連し
て開放制御される。
【0040】このために、弁部材は第1の開放ストロー
ク段階ではまず、第1の制御縁49が端面29を通過し
て緩衝室27が閉鎖されるまで、迅速に外方に移動す
る。この位置は、弁部材5の第1の開放段階に相当す
る。この開放段階においては、噴射開口21の吐出開口
23の下側の列だけが、孔3の壁部との重なりから解放
される。
【0041】弁部材5の短時間の待機位置後に、下側の
第3の制御縁59は、環状室45の上側の縁部を通過し
て(約0.1mmのストローク)、緩衝室27を新たに
制御し、これによって続いて第3の開放ストローク段階
が行われ、この第3の開放ストロークにおいて、吐出開
口23の上側の列が迅速に開放制御される。
【0042】第2の研削部55における第2の上側の制
御縁57が、弁体1の端面29を通過し、孔3内に突入
すると、緩衝室27は最終的に閉鎖され、第1実施例の
ものと同様に第4のストローク段階で弁部材運動を、最
大の液圧式のストロークストッパにおいて緩衝する。
【図面の簡単な説明】
【図1】弁部材における1つの平面研削部だけを有す
る、本発明の第1実施例による噴射弁の縦断面図であ
る。
【図2】図1の緩衝室の高さ位置における符号IIで示し
た部分の拡大図である。
【図3】図1の閉鎖ヘッドの高さ位置における符号III
で示した部分の拡大図である。
【図4】弁部材に第2の平面研削部が設けられている、
本発明の第2実施例による、図2に対して拡大した部分
断面図である。
【符号の説明】
1 弁体、 3 貫通孔、 5 弁部材、 7 閉鎖ヘ
ッド、 9 弁座面、11 環状凹部、 13 弁座
面、 15 圧力室、 17 環状ショルダ、18 横
断面拡張部、 19 圧力通路、 21 噴射開口、
23 吐出開口、 25 ピストン、 27 緩衝部、
29 上側の端面、 31 スリーブ、 33 シー
ルエッジ、 35 環状溝、 37 シールリング、
39支持リング、 41 固定リング、 43 平面研
削部、45 環状室、47接続孔、 49 制御縁、
51 弁ばね、 53 ばね受け、 55 研削部、
57 制御縁
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02M 61/10 F02M 61/10 L (72)発明者 シュテファン ハース ドイツ連邦共和国 エスリンゲン シェル ツトルシュトラーセ 14 (72)発明者 トーマス キューグラー ドイツ連邦共和国 コルンタール−ミュン ヒンゲン ジーベンモルゲンシュトラーセ 12 (72)発明者 ウーヴェ ゴルドン ドイツ連邦共和国 マルクグレーニンゲン ダイムラーシュトラーセ 18

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のための燃料噴射弁であって、
    弁体(1)の孔(3)内で、戻し力に抗して軸方向で外
    方に摺動可能な弁部材(5)を備えており、該弁部材
    (5)が、その燃焼室側の端部で、孔(3)から突き出
    る、弁閉鎖部材を形成する閉鎖ヘッド(7)を有してお
    り、該閉鎖ヘッド(7)は、弁体(1)に向いた側で弁
    シール面(9)を有していて、閉鎖ヘッド(7)は、該
    弁シール面(9)で、弁体(1)の、燃焼室側の端面側
    に配置された弁座面(13)と協働するようになってお
    り、圧力室(15)から延びる少なくとも1つの噴射開
    口(21)が閉鎖ヘッド(7)に設けられており、該閉
    鎖ヘッド(7)の吐出開口(23)が、弁部材(5)の
    閉鎖位置で弁体(1)によって覆われ、外方に向けられ
    た開放ストローク時に開放されるようになっており、弁
    部材(5)の開放ストローク運動を制限するストローク
    ストッパが設けられている形式のものにおいて、 前記ストロークストッパが、閉鎖制御可能な放圧通路を
    備えた液圧式の緩衝室(27)として構成されており、
    前記放圧通路が、弁部材(1)に設けられた少なくとも
    1つの切欠(43)によって形成されており、該切欠
    (43)が、弁部材(5)の開放ストローク運動中に緩
    衝室(27)に対して閉鎖可能であることを特徴とす
    る、内燃機関のための燃焼噴射弁。
  2. 【請求項2】 弁部材(5)に設けられた切欠が、傾斜
    して延びる平面研削部(43)として構成されており、
    該平面研削部(43)の燃焼室側の、低い方の下方の端
    部が常に、弁部材(5)と孔(3)との間に形成され
    た、放圧室に接続された環状室(45)内に突入してい
    て、扁平に延びる軸方向上側の端部が、弁部材(5)が
    弁座(13)に当接する際に緩衝室(27)内に開口す
    る、請求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 【請求項3】 弁部材(5)に設けられた、燃焼室とは
    反対側の、平面研削部(43)の上側の扁平な端部が、
    第1の制御縁(49)を形成しており、該第1の制御縁
    (49)が、弁部材(5)の開放ストローク運動中に緩
    衝室(27)との重なりから解放され、これによって放
    圧通路が緩衝室(27)から退出して、緩衝室(27)
    に対して閉鎖される、請求項2記載の燃料噴射弁。
  4. 【請求項4】 緩衝室(27)が環状室として構成され
    ており、該環状室が、半径方向内方で弁部材(5)のシ
    ャフトによって制限され、半径方向外方で定置のスリー
    ブ(31)によって制限されており、該スリーブ(3
    1)が、緩衝室(27)の下側の制限部を形成する、弁
    体(1)の端面(29)に密に当接し、緩衝室(27)
    の上側の制限部が、スリーブ(31)内で気密にガイド
    されている弁部材(5)のピストン(25)によって形
    成されている、請求項1記載の燃料噴射弁。
  5. 【請求項5】 ピストン(25)が、弁部材(5)に設
    けられたシールリング(37)によって形成されてお
    り、該シールリング(37)が、軸方向で、2つの支持
    リング(39)間に配置されており、これらの支持リン
    グ(39)自体は、シールリング(37)とは反対側で
    それぞれ1つの固定リング(41)によって負荷されて
    おり、ピストン(25)を形成するパケット状の若しく
    は1組の固定リング(41)が、弁部材シャフトに形成
    された対応する環状溝(35)内に緊締されている、請
    求項4記載の燃料噴射弁。
  6. 【請求項6】 シールリング(37)がエラストマーリ
    ングであって、固定リング(41)が、金属より成るゼ
    ーゲルリングとして構成されている、請求項5記載の燃
    料噴射弁。
  7. 【請求項7】 スリーブ(13)が、弁部材(5)のピ
    ストン(25)によってセンタリングされていて、該ス
    リーブ(31)の、弁体(1)に向けられた下側の環状
    端面に、環状に延びるエッジ状のシールエッジ(33)
    を有しており、該シールエッジ(33)で、スリーブ
    (31)は、弁部材(5)を閉鎖方向に負荷する弁ばね
    (51)によって、弁体(1)の、燃焼室とは遠い方の
    端面(29)に向かって密に緊締されている、請求項4
    記載の燃料噴射弁。
  8. 【請求項8】 閉鎖ヘッド(7)が一体的に構成されて
    いて、噴射開口(21)の吐出開口(23)と弁シール
    面(9)との間で閉鎖ヘッド(7)の外周面に環状凹部
    (11)が設けられている、請求項1記載の燃料噴射
    弁。
  9. 【請求項9】 1つの放圧通路を形成する2つの切欠
    (43,55)が弁部材(5)に設けられていて、これ
    らの切欠が、弁部材(5)の軸方向で互いに高さ調節可
    能である、請求項1記載の燃料噴射弁。
  10. 【請求項10】 第2の切欠が第2の研削部(55)と
    して構成されており、該第2の研削部(55)の、燃焼
    室とは反対側の上端部が第2の制御縁(57)を形成し
    ていて、第2の研削部(55)の、燃焼室側の下端部が
    第3の制御縁(59)を形成している、請求項2,3又
    は9記載の燃料噴射弁。
  11. 【請求項11】 第2の研削部(55)の下側の第3の
    制御縁(59)は、第1の研削部(43)の上側の第1
    の制御縁(49)が弁体(1)の孔(3)内に侵入した
    後で、環状室(45)と重なるように、配置されてい
    る、請求項10記載の燃料噴射弁。
  12. 【請求項12】 第2の研削部(55)の下側の第3の
    制御縁(59)は、第1の研削部(43)の閉鎖制御と
    第2の研削部(55)の開放制御との間で、緩衝室(2
    7)が閉鎖される短い空ストロークが行われるように、
    配置されている、請求項11記載の燃料噴射弁。
  13. 【請求項13】 第2の研削部(55)の上側の第2の
    制御縁(57)は、弁部材(5)の最大開放ストローク
    運動の終了後に、緩衝室(27)との重なりを終了して
    弁体(1)の孔(3)内に侵入する、請求項10記載の
    燃料噴射弁。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の燃料噴射弁を駆動する
    ための方法において、ストロークストッパとして働く液
    圧式の緩衝室(27)を、弁部材(5)の開放ストロー
    ク運動中に、遅れて閉鎖するようにすることを特徴とす
    る、燃料噴射弁を駆動するための方法。
  15. 【請求項15】 請求項1記載の燃料噴射弁を駆動する
    ための方法において、ストロークストッパとして働く液
    圧式の緩衝室(27)を、第1の弁部材開放ストローク
    段階で遅れて閉鎖し、短い第2の弁部材開放ストローク
    段階で閉鎖状態に維持し、第3の弁部材開放ストローク
    段階で新たに放圧通路に開放制御し、最大の弁部材開放
    ストローク位置に達してから再び閉鎖することを特徴と
    する、燃料噴射弁を駆動するための方法。
  16. 【請求項16】 互いに上下に配置された2つの噴射孔
    列を弁部材(5)に設け、これらの噴射孔列のうちの、
    燃焼室側の下側の列だけを、弁部材の第1の開放ストロ
    ーク段階終了後に、吐出開口(23)によって開放制御
    し、第2の上側の列を、弁部材(5)の第3の開放スト
    ローク段階中に、吐出開口(23)によって開放制御す
    る、請求項15記載の方法。
JP28015097A 1996-10-15 1997-10-14 内燃機関のための燃料噴射弁 Abandoned JPH10122094A (ja)

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