JPH10121408A - 視線誘導標識を付した縁石ブロック - Google Patents
視線誘導標識を付した縁石ブロックInfo
- Publication number
- JPH10121408A JPH10121408A JP8309852A JP30985296A JPH10121408A JP H10121408 A JPH10121408 A JP H10121408A JP 8309852 A JP8309852 A JP 8309852A JP 30985296 A JP30985296 A JP 30985296A JP H10121408 A JPH10121408 A JP H10121408A
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- JP
- Japan
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- delineator
- agent
- semicircular
- curb block
- curb
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】施工作業を容易にすると共に、視線誘導機能を
向上することができる縁石ブロックを提供する。 【解決手段】縁石ブロックの上面長手方向または側面長
手方向の略全長にわたって断面略半円形の凹所１ａ及び
１ｂを形成し、この凹所１ａ及び１ｂに視線誘導標識２
を嵌め込むと共に接着剤で貼り付ける。
向上することができる縁石ブロックを提供する。 【解決手段】縁石ブロックの上面長手方向または側面長
手方向の略全長にわたって断面略半円形の凹所１ａ及び
１ｂを形成し、この凹所１ａ及び１ｂに視線誘導標識２
を嵌め込むと共に接着剤で貼り付ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車道の端部あるい
は車道と歩道の境界部分に施工される縁石ブロックに関
するものであり、特に、夜間等に車の運転者を安全に誘
導するための視線誘導標識を付した縁石ブロックに関す
るものである。
は車道と歩道の境界部分に施工される縁石ブロックに関
するものであり、特に、夜間等に車の運転者を安全に誘
導するための視線誘導標識を付した縁石ブロックに関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、夜間等において、車の運転車に道
路線形を視認させる手段として、縁石の車道側面にガラ
ス製の反射ビーズを埋め込んだり、縁石の上面あるいは
縁石の側面に形成した凹所（図４参照）に、通称デリネ
ーターと呼ばれる反射体を取付ける方法が一般的に採ら
れている。
路線形を視認させる手段として、縁石の車道側面にガラ
ス製の反射ビーズを埋め込んだり、縁石の上面あるいは
縁石の側面に形成した凹所（図４参照）に、通称デリネ
ーターと呼ばれる反射体を取付ける方法が一般的に採ら
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、デリネーターが道路線形に倣って点状に配置
されることになるので、視線誘導機能が充分に発揮され
ているとは言い難く、また、デリネーターをアンカーボ
ルト等の止着具によって取付けるため、縁石にボルト挿
通用の穴を穿ったりする必要があり、施工作業が煩雑に
なるという問題があった。本発明は、上記問題点に鑑
み、施工作業を容易にすると共に、視線誘導機能を向上
することができる縁石ブロックを提供することを目的と
するものである。
方法では、デリネーターが道路線形に倣って点状に配置
されることになるので、視線誘導機能が充分に発揮され
ているとは言い難く、また、デリネーターをアンカーボ
ルト等の止着具によって取付けるため、縁石にボルト挿
通用の穴を穿ったりする必要があり、施工作業が煩雑に
なるという問題があった。本発明は、上記問題点に鑑
み、施工作業を容易にすると共に、視線誘導機能を向上
することができる縁石ブロックを提供することを目的と
するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、略
直方体に形成された縁石ブロックの上面長手方向または
側面長手方向の略全長にわたって視線誘導標識を付した
ことを第１の特徴とし、この視線誘導標識が夜光剤また
は蛍光剤あるいは反射体を混合した合成樹脂製の帯状体
であることを第２の特徴とするものである。
直方体に形成された縁石ブロックの上面長手方向または
側面長手方向の略全長にわたって視線誘導標識を付した
ことを第１の特徴とし、この視線誘導標識が夜光剤また
は蛍光剤あるいは反射体を混合した合成樹脂製の帯状体
であることを第２の特徴とするものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づい
て本発明の実施の形態を説明する。図１は本発明に係る
縁石ブロックの分解斜視図、図２は本発明に係る縁石ブ
ロックの横断面図、図３は本発明縁石ブロックの施工状
態の一例を示す斜視図、図４は従来技術の一例を示す斜
視図である。
て本発明の実施の形態を説明する。図１は本発明に係る
縁石ブロックの分解斜視図、図２は本発明に係る縁石ブ
ロックの横断面図、図３は本発明縁石ブロックの施工状
態の一例を示す斜視図、図４は従来技術の一例を示す斜
視図である。
【０００６】
【実施例】図における１は、車道の端部あるいは車道と
歩道の境界部分に施工されるコンクリート製の縁石ブロ
ックであり、略直方体状に形成されており、その上面長
手方向または側面長手方向の略全長にわたって断面略半
円形の凹所１ａ及び１ｂを形成し、この凹所１ａ及び１
ｂに視線誘導標識２を嵌め込むと共に、エポキシ系の接
着剤で貼り付けてある。ここで、視線誘導標識２もまた
半円柱形の帯状をしており、その裏面の円弧面２ｂが凹
所１ａ及び１ｂにぴったり嵌合され、その表面２ａは縁
石表面と面一に取付けられることになる。すなわち、縁
石表面に凹凸が生じないので、車輪の接触等の衝撃によ
る剥離や破損が起り難くなると共に、縁石１の上面に取
付けた場合においては、歩行者がつまずいたりする事故
を防止することができる。
歩道の境界部分に施工されるコンクリート製の縁石ブロ
ックであり、略直方体状に形成されており、その上面長
手方向または側面長手方向の略全長にわたって断面略半
円形の凹所１ａ及び１ｂを形成し、この凹所１ａ及び１
ｂに視線誘導標識２を嵌め込むと共に、エポキシ系の接
着剤で貼り付けてある。ここで、視線誘導標識２もまた
半円柱形の帯状をしており、その裏面の円弧面２ｂが凹
所１ａ及び１ｂにぴったり嵌合され、その表面２ａは縁
石表面と面一に取付けられることになる。すなわち、縁
石表面に凹凸が生じないので、車輪の接触等の衝撃によ
る剥離や破損が起り難くなると共に、縁石１の上面に取
付けた場合においては、歩行者がつまずいたりする事故
を防止することができる。
【０００７】視線誘導標識２は、夜光剤または蛍光剤３
及びガラスビーズ、ガラス片またはセラミック片等の反
射体４を混合した透光性のあるプラスチック等の合成樹
脂により形成されており、半円筒形の帯状に射出成形し
たものを適当な長さに切断して使用する。また、更に高
い視認効果が要求される場合であれば、視線誘導標識２
に発光ダイオード等の発光体を内装した自発光式にする
と良好である。さらに、その供給電源として太陽電池と
蓄電池を組み合わせたソーラーシステムを使用すると経
済的である。
及びガラスビーズ、ガラス片またはセラミック片等の反
射体４を混合した透光性のあるプラスチック等の合成樹
脂により形成されており、半円筒形の帯状に射出成形し
たものを適当な長さに切断して使用する。また、更に高
い視認効果が要求される場合であれば、視線誘導標識２
に発光ダイオード等の発光体を内装した自発光式にする
と良好である。さらに、その供給電源として太陽電池と
蓄電池を組み合わせたソーラーシステムを使用すると経
済的である。
【０００８】こうして作られた本発明の縁石ブロック１
は、例えば図３の如く配置される。図３では、車道から
補道への乗入れ部分には、視線誘導標識２を縁石ブロッ
ク１の上面に貼り付けたものを使用している。このよう
に、本発明縁石ブロック１を使用すれば、道路の線形が
間断なくほぼ連続的に標示されるので、例えば、カーブ
の方向、深さなど道路の線形が素早く正確に判断でき、
運転者を安全・確実に誘導することができる。また、夜
間等においても遠方からでもはっきりと道路幅員を表示
することができる。
は、例えば図３の如く配置される。図３では、車道から
補道への乗入れ部分には、視線誘導標識２を縁石ブロッ
ク１の上面に貼り付けたものを使用している。このよう
に、本発明縁石ブロック１を使用すれば、道路の線形が
間断なくほぼ連続的に標示されるので、例えば、カーブ
の方向、深さなど道路の線形が素早く正確に判断でき、
運転者を安全・確実に誘導することができる。また、夜
間等においても遠方からでもはっきりと道路幅員を表示
することができる。
【０００９】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、以
下の優れた効果がある。 （１）．視線誘導標識が道路線形に沿って線状に配置さ
れることになるので、抜群の視認効果が得られる。 （２）．視線誘導標識をアンカーボルト等の止着具によ
って取付ける必要がないので、施工作業が簡単になる。 （３）．視線誘導標識が縁石表面と面一になるので、外
力による剥離・破損が起こり難くなる。
下の優れた効果がある。 （１）．視線誘導標識が道路線形に沿って線状に配置さ
れることになるので、抜群の視認効果が得られる。 （２）．視線誘導標識をアンカーボルト等の止着具によ
って取付ける必要がないので、施工作業が簡単になる。 （３）．視線誘導標識が縁石表面と面一になるので、外
力による剥離・破損が起こり難くなる。
【図１】本発明に係る縁石ブロックの分解斜視図であ
る。
る。
【図２】本発明に係る縁石ブロックの横断面図である。
【図３】本発明縁石ブロックの施工状態の一例を示す斜
視図である。
視図である。
【図４】従来技術の一例を示す斜視図である。
１ 縁石ブロック １ａ 凹所 １ｂ 凹所 ２ 視線誘導標識 ３ 夜光剤あるいは蛍光剤 ４ 反射体
Claims (2)
- 【請求項１】略直方体に形成されその上面長手方向また
は側面長手方向の略全長にわたって視線誘導標識を付し
たことを特徴とする縁石ブロック。 - 【請求項２】視線誘導標識が夜光剤または蛍光剤あるい
は反射体を混合した合成樹脂製の帯状体であることを特
徴とする請求項１記載の縁石ブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8309852A JPH10121408A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | 視線誘導標識を付した縁石ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8309852A JPH10121408A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | 視線誘導標識を付した縁石ブロック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10121408A true JPH10121408A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17998070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8309852A Pending JPH10121408A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | 視線誘導標識を付した縁石ブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10121408A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002138426A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-05-14 | Kictec Inc | 縁石ブロック発光装置 |
| GB2420812A (en) * | 2004-12-01 | 2006-06-07 | Colin Anthony Mcphail | Stick on reflectors for use with kerbstones |
| WO2007105236A1 (en) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Valle Francesco S.R.L. | Concrete element with high-visibility refracting and reflecting surface |
| EP1854922A1 (en) * | 2006-05-12 | 2007-11-14 | Attilio Di Maio | Block for road kerb equipped with reflector elements and process for manufacturing such block |
| JP2009209556A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Jfe Metal Products & Engineering Inc | 縁石カバー |
| CN102031762A (zh) * | 2009-10-05 | 2011-04-27 | 徐允教 | 确保能见度的公路地标物结构 |
| KR101217862B1 (ko) * | 2011-03-03 | 2013-01-02 | (주)시우 | 횡단보도에 설치되는 경계블록 |
| GB2495344A (en) * | 2011-10-05 | 2013-04-10 | Vikas Kumar | Reflective kerbstones |
| JP2016142010A (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-08 | 太平洋プレコン工業株式会社 | コンクリート縁石、縁石構造体及びその構築方法 |
| DE102016105333A1 (de) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | Harzer Betonwarenwerk Vienenburg Kleinbongardt GmbH & Co. KG | Bordstein aus Beton und Verkehrsfläche damit |
| CN113638285A (zh) * | 2021-09-10 | 2021-11-12 | 山东大学 | 一种基于固弃物的自发光路缘石及其制备方法 |
-
1996
- 1996-10-15 JP JP8309852A patent/JPH10121408A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002138426A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-05-14 | Kictec Inc | 縁石ブロック発光装置 |
| GB2420812A (en) * | 2004-12-01 | 2006-06-07 | Colin Anthony Mcphail | Stick on reflectors for use with kerbstones |
| WO2007105236A1 (en) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Valle Francesco S.R.L. | Concrete element with high-visibility refracting and reflecting surface |
| US7967525B2 (en) | 2006-03-13 | 2011-06-28 | Valle Francesco S.R.L. | Concrete element with high-visibility refracting and reflecting surface |
| EP1854922A1 (en) * | 2006-05-12 | 2007-11-14 | Attilio Di Maio | Block for road kerb equipped with reflector elements and process for manufacturing such block |
| JP2009209556A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Jfe Metal Products & Engineering Inc | 縁石カバー |
| CN102031762A (zh) * | 2009-10-05 | 2011-04-27 | 徐允教 | 确保能见度的公路地标物结构 |
| KR101217862B1 (ko) * | 2011-03-03 | 2013-01-02 | (주)시우 | 횡단보도에 설치되는 경계블록 |
| GB2495344A (en) * | 2011-10-05 | 2013-04-10 | Vikas Kumar | Reflective kerbstones |
| JP2016142010A (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-08 | 太平洋プレコン工業株式会社 | コンクリート縁石、縁石構造体及びその構築方法 |
| DE102016105333A1 (de) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | Harzer Betonwarenwerk Vienenburg Kleinbongardt GmbH & Co. KG | Bordstein aus Beton und Verkehrsfläche damit |
| CN113638285A (zh) * | 2021-09-10 | 2021-11-12 | 山东大学 | 一种基于固弃物的自发光路缘石及其制备方法 |
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