JPH10121407A - 縁石ブロック - Google Patents

縁石ブロック

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Publication number
JPH10121407A
JPH10121407A JP29756796A JP29756796A JPH10121407A JP H10121407 A JPH10121407 A JP H10121407A JP 29756796 A JP29756796 A JP 29756796A JP 29756796 A JP29756796 A JP 29756796A JP H10121407 A JPH10121407 A JP H10121407A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curb block
main body
curb
block
hollow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29756796A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Aoki
茂 青木
Seijiyu Habaguchi
清樹 幅口
Takashi Nishikawa
隆 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AOKI GIJIYUTSUSHI JIMUSHO KK
Original Assignee
AOKI GIJIYUTSUSHI JIMUSHO KK
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Publication date
Application filed by AOKI GIJIYUTSUSHI JIMUSHO KK filed Critical AOKI GIJIYUTSUSHI JIMUSHO KK
Priority to JP29756796A priority Critical patent/JPH10121407A/ja
Publication of JPH10121407A publication Critical patent/JPH10121407A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の長さに連結可能で、互いの接続も容易
な縁石ブロックを提供すること。 【解決手段】 断面形状が長手方向に一定で、この断面
形状が下方に開口されたU字型に形成された長尺部材で
ある本体部12と、本体部12の一端面にほぼ直角に突
出して形成され、U型の本体部中空部14の任意の位置
の端部に嵌合可能な突起部20を有する。突起部20は
U型の中空部14とほぼ同じ断面形状に形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、植込地や歩道等
の縁取りに用いる縁石ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、植込地や歩道等の縁は周囲との段
差が設けられ、コンクリート製の長尺部材である縁石ブ
ロックで囲まれている。縁石ブロックは、互いに同型の
ものをモルタル等によって長手方向に連結し、施工され
る。また、実開昭59−116402号に開示されてい
るように、縁石の長手方向に直角な端面に、互いに連結
する継手部を設けたものも提案されている。このコンク
リート縁石は、一端面に凸部の継手部を設け、他端面に
は凸部より浅い凹部である継手部を設けている。そして
底面に開口した空間部が形成されている。この縁石ブロ
ックは中空のため軽量で、互いに連結する際に位置決め
が容易である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の前者
の場合、縁石ブロックの連結に使用するモルタルは、雨
の日に施工することができず、作業が天候に左右される
という問題もあった。また、上記従来の技術の後者の継
手付きの縁石ブロックは、本体部の凸部とその反対側の
凹部とを嵌合させるため、任意の位置で縁石ブロックを
切断して連結することができないものであった。従っ
て、縁石ブロックの列の長さを任意に設定することがで
きないものであった。
【0004】この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑
みてなされたもので、任意の長さに連結可能で、互いの
接続も容易な縁石ブロックを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、断面形状が
長手方向に一定で、この断面形状が下方に開口されたU
字型に形成された長尺部材である本体部と、本体部の一
端面にほぼ直角に突出して形成され、U型の本体部中空
部の任意の位置の端部に嵌合可能な突起部が設けられて
いる縁石ブロックである。また、上記突起部はU型の本
体部中空部とほぼ同じ断面形状に形成された縁石ブロッ
クである。
【0006】この縁石ブロックは、突起部が隣接する縁
石ブロックの中空部に嵌合するため、位置決めが容易で
ある。しかも任意の長さに切断した縁石ブロックの中空
部端面にも、この突起部が確実に嵌合するものである。
さらに、この突起部が継ぎ目を補強し、連結後に衝撃を
受けてもずれたり外れたりしない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1〜図3は、この発
明の縁石ブロック10の一実施形態を示すもので、本体
部12は断面形状が長手方向に一定の長尺部材で、断面
形状は下方に開口したU字型に形成されている。そし
て、長手方向に沿って一定形状の中空部14を有してい
る。本体部12の両側面には、緩やかな段部16が形成
されている。
【0008】本体部12の一端部は閉鎖され端面部18
が形成され、端面部18には、本体部の中空部14とほ
ぼ同じ断面形状の突起部20が、端面部18に対してほ
ぼ直角に突出して設けられている。例えば、突起部20
の断面形状は、高さは中空部14と等しく、その他の部
分は中空部14との間にわずかに余裕を持たせたもので
ある。他方の端面22は中空部14が開口している。ま
た、図4に示す縁石ブロック11は、最端部の縁石とし
て用いるものであり、縁石ブロック10と同じ大きさで
端面18に突起部20が形成されていないものである。
【0009】本体部12は、上面や側面に、図示しない
蛍光塗料を塗布したり、発光石、ガラス、蓄光材等を塗
布または一体成形により取り付け、夜間の視認性を向上
させてもよい。
【0010】この実施の形態の縁石ブロック10の施工
方法は、まず地面の所定位置を段部16が埋められる程
度の深さに掘削し、複数の縁石ブロック10を長手方向
に連接して設置する。このとき、突起部20は隣接する
縁石ブロック10の端面22で開口している中空部14
に嵌合され、端面部18と端面22は当接される。ま
た、縁石ブロック10の列の最端部には、縁石ブロック
11が設置される。そして周囲の土を埋め戻し、縁石ブ
ロック10を固定する。
【0011】この実施の形態の縁石ブロック10によれ
ば、互いの連結が突起部20を中空部14に嵌合させる
ことで行なわれるため、連結の際の位置決めが容易で、
また簡単な作業で確実に行なわれる。そして、任意の位
置で本体部12を切断しても嵌合可能であるため、本体
部12の長さを自由に変更することができる。縁石ブロ
ック10の継ぎ目は突起部20によって補強されている
ため衝撃に強く、転圧機械等が接触してもずれたり外れ
たりしない。縁石ブロック10は中空部14が形成され
ているため軽くて扱いやすく、作業者の負担を軽減する
ことができる。継ぎ目にモルタル等を使用しないため、
天候に左右されず、またモルタルを準備する工数等を省
略することができる。
【0012】次にこの発明の第二実施形態について図
5、図6に基づいて説明する。ここで、上述の実施形態
と同様の部材は、同一の符号を付して説明を省略する。
この実施形態の縁石ブロック24は、本体部12の内部
に、本体部12の長手方向に沿って、互いに平行で略等
間隔に6本の縦鉄筋26が設けられている。そして縦鉄
筋26に略直角に、本体部12の断面形状に沿ってU字
型の横鉄筋28が複数本設けられている。縦鉄筋26、
横鉄筋28の直径はいずれも3.2mm〜4.0mm程
度で、本体部12が形成される際にあらかじめ挿入さ
れ、コンクリートで成形される。
【0013】この実施形態の縁石ブロック24の施工方
法は上述の実施形態と同様であり、また同様の効果を持
つものである。そして、本体部12が縦鉄筋26、横鉄
筋28で補強されているため、衝撃に強く丈夫で耐久性
がある。次にこの発明の第三実施形態について図7、図
8に基づいて説明する。ここで、上述の実施形態と同様
の部材は、同一の符号を付して説明を省略する。この実
施形態の縁石ブロック30は、本体部12の断面形状が
U字型で、本体部12の両側面は段部等がなく、平坦な
面となっている。この実施形態の縁石ブロック30の施
工方法は上述の実施形態と同様であり、また同様の効果
を持つものである。
【0014】次にこの発明の第四実施形態について図
9、図10に基づいて説明する。ここで、上述の実施形
態と同様の部材は、同一の符号を付して説明を省略す
る。この実施形態の縁石ブロック32は、本体部12の
断面形状がU字型で、一方の側面34は地面に対して略
垂直に設けられ、他方の側面36は地面に対して斜めに
設けられている。
【0015】この実施形態の縁石ブロック32の施工方
法は上述の実施形態と同様であり、歩道等の、周囲より
高く形成される部分に面34を向けて設置する。
【0016】この実施形態の縁石ブロック32によれ
ば、上述の実施形態と同様の効果を持つものである。
【0017】なお、この発明の縁石ブロック10は、上
記実施の形態に限定されるものではなく、各部材の形状
や素材等適宜変更可能である。植込地や歩道等の縁取り
に限らず、その他の用途のブロックにも使用することが
できる。
【0018】
【発明の効果】この発明の縁石ブロックは簡単な溝造
で、互いに連結する際に位置決めが容易で作業性が良
い。そして、縁石ブロックの長さは任意に変更可能で、
継ぎ目は衝撃に強く、耐久性がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態の縁石ブロックの斜視図
である。
【図2】この実施形態の縁石ブロックの正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】この実施形態の端部に位置する縁石ブロックの
正面図である。
【図5】本発明の第二実施形態の縁石ブロックの正面図
である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】本発明の第三実施形態の縁石ブロックの正面図
である。
【図8】図7のC−C線断面図である。
【図9】本発明の第四実施形態の縁石ブロックの正面図
である。
【図10】図9のD−D線断面図である。
【符号の説明】
10 縁石ブロック 12 本体部 14 中空部 16 段部 18 端面部 20 突起部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面形状が長手方向に一定で、この断
    面形状が下方に開口したU字型に形成された長尺部材で
    ある本体部と、この本体部の一端面に形成され上記本体
    部の中空部の任意の位置の端部に嵌合可能な突起部が設
    けられていることを特徴とする縁石ブロック。
  2. 【請求項2】 上記突起部はU型の本体部中空部とほ
    ぼ同じ断面形状であることを特徴とする請求項1記載の
    縁石ブロック。
JP29756796A 1996-10-17 1996-10-17 縁石ブロック Pending JPH10121407A (ja)

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JP29756796A JPH10121407A (ja) 1996-10-17 1996-10-17 縁石ブロック

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JP29756796A JPH10121407A (ja) 1996-10-17 1996-10-17 縁石ブロック

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JPH10121407A true JPH10121407A (ja) 1998-05-12

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ID=17848229

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JP29756796A Pending JPH10121407A (ja) 1996-10-17 1996-10-17 縁石ブロック

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050014472A (ko) * 2003-07-31 2005-02-07 제일주강산업 주식회사 주물재 도로경계석
JP2009013676A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Earth Kensetsu Consultant Kk 縁石ブロックおよびその製造方法
CN102587253A (zh) * 2012-02-01 2012-07-18 北京林大林业科技股份有限公司 一种公路边路缘石的铺设方法

Cited By (3)

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KR20050014472A (ko) * 2003-07-31 2005-02-07 제일주강산업 주식회사 주물재 도로경계석
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