JPH10120925A - アミノメチルナフタレンカルボン酸染料 - Google Patents

アミノメチルナフタレンカルボン酸染料

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JPH10120925A
JPH10120925A JP9254065A JP25406597A JPH10120925A JP H10120925 A JPH10120925 A JP H10120925A JP 9254065 A JP9254065 A JP 9254065A JP 25406597 A JP25406597 A JP 25406597A JP H10120925 A JPH10120925 A JP H10120925A
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dye
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compound
general formula
group
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JP9254065A
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Klaus Dipl Chem Dr Kunde
クラウス・クンデ
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Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B31/00Disazo and polyazo dyes of the type A->B->C, A->B->C->D, or the like, prepared by diazotising and coupling
    • C09B31/02Disazo dyes
    • C09B31/08Disazo dyes from a coupling component "C" containing directive hydroxyl and amino groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B43/00Preparation of azo dyes from other azo compounds
    • C09B43/12Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups
    • C09B43/124Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups with monocarboxylic acids, carbamic esters or halides, mono- isocyanates, or haloformic acid esters
    • C09B43/132Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups with monocarboxylic acids, carbamic esters or halides, mono- isocyanates, or haloformic acid esters having the carboxylic group directly attached to an aromatic carbocyclic ring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
    • C09B62/02Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/04Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring to a triazine ring
    • C09B62/08Azo dyes
    • C09B62/09Disazo or polyazo dyes

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】 一般式I 〔AおよびKは独立して置換されてもよいフェニルもし
くはナフチル、Rは水素、非置換アシル基、または塩
素、フッ素によって同じか異なる様式で置換される1.
3,5−トリアジンもしくはピリミジン基か、またはβ
−スルファトエチルスルホニルもしくはビニルスルホニ
ルによって置換されるアニリンもしくはナフチルアミン
基、XはC−C−アルキル、カルボキシル基は位置
6か7に結合し、mとnは0か1を表すが、mが0の場
合はnは1、vはv+m≧1の条件下に0か1を表
す。〕の新規なアミノメチルナフタレンカルボン酸染
料。 【効果】 セルロース材料、特に紙の染色に適切であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
【従来の技術】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(I)
の新規染料に関する。
【0005】
【化5】
【0006】式中、AおよびKは、互いに独立して、各
場合、場合によっては置換されるフェニルもしくはナフ
チルを表し、Rは、水素、非置換アシル基、または各
々、塩素、フッ素によって同じか異なる様式で置換され
る1.3,5−トリアジンもしくはピリミジン基か、ま
たはβ−スルファトエチルスルホニルもしくはビニルス
ルホニルによって置換されるアニリンもしくはナフチル
アミン基を表し、Xは、C1−C3−アルキルを表し、カ
ルボキシル基は、位置6もしくは7において結合され、
mおよびnは、0もしくは1を表すが、mが0を表す場
合はnは1を表し、そしてvは、v+m≧1という仮定
の下に0もしくは1を表す。
【0007】好適な一般式(I)の染料は、次の場合の
染料である。
【0008】式中、Aは、各場合、CH3、OH、OC
3、SO223、SO224OSO3H、COOH、
SO3HもしくはNHR’[式中、R’は、水素、非置
換アシル基、または各々、塩素、フッ素によって同じか
異なる様式で置換される1.3,5−トリアジンもしく
はピリミジン基か、またはβ−スルファトエチルスルホ
ニルもしくはビニルスルホニルによって置換されるアニ
リンもしくはナフチルアミン基を表す]によって、同じ
か異なる様式で1〜4回置換されるフェニルもしくはナ
フチルを表し、そしてKは、CH3、OH、OCH3、O
25、COOH、SO3HもしくはNR12[式中、
1およびR2は、互いに独立して、水素、場合によって
は置換されるC1−C18−アルキル、フェニルもしくは
ナフチルを表す]によって、同じか異なる様式で1〜4
回置換されるフェニルもしくはナフチルを表す。
【0009】特に好適な式(I)の染料は、式中、カル
ボキシル基が、位置6において結合され、そしてXがC
3を表す染料である。
【0010】さらにまた、好適な一般式(I)の染料
は、式中、Aが、水素か、または式(III)〜(XI
V)の基を表す染料である。
【0011】
【化6】
【0012】[式中、Wは、C24OSO3Hもしくは
23を表し、そしてpおよびqは、0もしくは1を表
し、そしてp+q=1である]。
【0013】さらにまた、好適である一般式(I)の染
料は、式中、Kが、式(XV)〜(XXI)の基を表す
染料である。
【0014】
【化7】
【0015】[式中、Zは、水素、CH3もしくはC2
5を表す]。
【0016】アゾ染料調製のためのジアゾもしくはカッ
プリング成分としての、一般式(XXII)
【0017】
【化8】
【0018】[式中、Xは、C1−C3−アルキルを表
し、そしてカルボキシル基は、6−もしくは7−位にお
いて結合される]の化合物の使用は、新規であり、そし
て本発明は、さらにこの使用に関する。
【0019】一般式(XXII)の化合物は、一般式
(XXIII)
【0020】
【化9】
【0021】[式中、Xは、C1−C3−アルキルを表
し、そしてカルボキシル基は、6−もしくは7−位にお
いて結合される]の化合物を、金属もしくは金属酸化物
触媒、好ましくはラネーニッケルの存在下で、水素によ
って還元することによって調製することができる。好ま
しくは、還元は、中性もしくは弱塩基性水溶液中または
有機溶媒中、好ましくはメタノール中で実施される。
【0022】一般式(XXIII)の化合物の調製は、
X=CH3については記述されており(Klamann and Kra
emer, Chem. Ber. 93 (1960), 2316-2325、参照)、そ
してX=C25およびC37についても、同様にして実
施できる。
【0023】m=0およびv=1である本発明による式
(I)の染料は、式A−NH2[式中、Aは前記意味を
もつ]のアミンをジアゾ化し、そしてこれらのジアゾ化
生成物を、それ自体既知の方法で一般式(XXII)
【0024】
【化10】
【0025】[式中、カルボキシル基は、6−もしくは
7−位において結合され、そしてXは、C1−C3−アル
キルを表す]の化合物とカップリングし、そして適当で
あれば、置換基Rの意味によってはカップリング生成物
をアシル化するか、またはそれを、置換された1.3,
5−トリアジンもしくはピリミジンとの縮合反応にかけ
ることによって調製することができる。
【0026】m=1である本発明による式(I)の染料
は、一般式(XXV)
【0027】
【化11】
【0028】[式中、X,Aおよびvは、前記意味をも
ち、そしてカルボキシル基は、6−もしくは7−位にお
いて結合される]の化合物を、それ自体既知の方法で、
対応するジアゾニウム化合物に転化し、そしてこれを、
それ自体既知の方法で、一般式(XXIV) H−K(NH−R)n (XXIV) [式中、K,Rおよびnは、前記意味をもつ]のカップ
リング成分とカップリングすることによって調製するこ
とができる。
【0029】本発明による一般式(I)の染料は、セル
ロース材料、特に紙および綿を染色および捺染するのに
適切である。
【0030】アゾ染料の調製のための一般式(XXI
I)の化合物の使用は、新規である。それらは、ジアゾ
ニウムとしてもカップリング成分としても用いることが
できる;連続カップリングにおける中心成分としてのそ
れらの使用は、好適である、すなわちジアゾニウム化合
物が、式(XXII)の化合物とカップリングされた
後、得られるアミノアゾ化合物がジアゾ化され、かくし
て得られたジアゾニウム化合物が、カップリング成分と
結合される。
【0031】式(XXIV)のカップリング成分は、本
来既知であるか、または既知の方法で調製することがで
きるが、新規であり、そして本発明が、また、それにも
関する実施例9による式
【0032】
【化12】
【0033】のカップリング成分は、例外である。
【0034】一般式(XXV)の化合物のジアゾ化、お
よびそれにより得られたジアゾニウム化合物の一般式
(XXIV)のカップリング成分とのカップリングは、
それ自体既知である条件下、水溶液または懸濁液中、温
度−5℃〜40℃;好ましくは0℃〜20℃で実施され
る。
【0035】既知の方法でアミンA−NH2から得られ
るジアゾニウム化合物の式(XXII)の化合物とのカ
ップリングは、好ましくは、pH値0.5〜5で実施さ
れる;温度−5℃〜40℃におけるpH値1〜3が、特
に得策である;好ましくは0℃〜20℃。
【0036】式(XXIII)の化合物の調製のために
使用される1−ニトロ−2,6−ジアルキルナフタレン
は、それらの性質上、工業的に利用できる2,6−ジア
ルキルナフタレンから容易に得ることができるので、こ
れまでに報告されたアミノナフタレンカルボン酸と比較
して、一般式(XXII)の化合物は、より良好な入手
し易さという利点をもつ。2,6−ジアルキルナフタレ
ン、例えば2,6−ジメチルナフタレンは、工業的に使
用される2,6−ナフタレンジカルボン酸ポリエステル
の前駆物質である。さらにまた、カップリング成分とし
て使用される場合、一般式(XXII)の化合物は、ア
ミノ基に対してオルト位のカップリングが排除されるの
で、唯一のアミノアゾ化合物が得られるという利点をも
つ。
【0037】n=1でR=水素である一般式(I)の染
料の、カルボン酸塩化物もしくは無水物との縮合か、ま
たは適当であれば実施される置換された1,3,5−ト
リアジンもしくはピリミジンとの縮合は、それ自体既知
の条件下、水溶液または懸濁液中で温度0〜80℃、そ
してpH値3〜10、好ましくは5〜8において行われ
る。
【0038】本発明による方法において一般式(II
I)〜(XXI)の基を与えるベンゼンおよびナフタレ
ン誘導体、そしてジアゾおよびカップリング成分として
のそれらの使用は、文献に広く記述されている。
【0039】本発明による染料は、セルロース材料、特
に紙および綿、そして再生セルロース繊維において、慣
用の染色方法による耐光性の染色および捺染を作製す
る。
【0040】本染料は、製紙および織物工業、特にパル
プ工業において、そして種々の起源の漂白または無漂白
セルロース、例えば軟材もしくは硬材の亜硫酸および/
または硫酸セルロースから始まってサイズ処理および無
処理段階の紙の表面染色において、直接染料について慣
用のあらゆる方法によって使用することができる。ま
た、それらは、高浴比からの吸尽工程によるかまたは連
続工程において、綿、人絹およびリンネルの紡糸もしく
は反物の染色においても使用することができる。パルプ
工業における紙の染色では、染料は、セルロースを分解
した後の濃厚物であっても製紙機械に供給する前の希薄
物であっても、シート形成前の紙パルプに対して添加す
ることができる。パルプ工業でサイズ処理される紙の作
製においては、好ましくは、それらは、のり剤の添加前
の希薄物に添加される。
【0041】表面染色の場合には、染料は、シート形成
後に適用される。好ましくは。これは、濃澱粉溶液中に
染料を溶解し、そしてこの形で紙にそれを適用すること
によるサイズプレス(size press)において
実施される。
【0042】式(I)の染料は、場合によっては、例え
ばイオン性もしくは非イオン性の製剤化薬剤および/ま
たは除塵剤のような慣用の添加剤を含んでもよい固形の
染料調製物として、好ましくは粉剤もしくは粒剤として
使用することができる。
【0043】好ましくは、有機可溶化剤を含まず、そし
て少なくとも1種の一般式(I)の染料を含有する液状
調製物の使用、特に濃厚水溶液の使用は、本発明による
方法にとって好適である。一般に、液状染料調製物は、
最終調製物に基づいて式(I)の少なくとも1種の染料
10〜40重量%、好ましくは20〜40重量%を含有
する。
【0044】
【実施例】
(実施例1)6−メチル−5−ニトロナフタレン−2−
カルボン酸23.1gおよび重炭酸ナトリウム10g
を、水500mlに溶解し、そして水素圧70bar下
で少量のラネーニッケル上25℃で還元する。還元が終
了した時点で、触媒を濾別し、濾液を濃塩酸でpH2ま
で酸性化する。析出した5−アミノ−6−メチルナフタ
レン−2−カルボン酸を濾別し、そして乾燥する。
【0045】(実施例2)4−アミノ−5−フェニルス
ルホニルオキシナフタレン−2,7−ジスルホン酸4
5.9gを、水500ml中等モル量のNaNO2を用
いて、0〜5℃、pH1.5〜2においてジアゾ化す
る。5−アミノ−6−メチルナフタレン−2−カルボン
酸20.1gを添加後、懸濁液のpHを、炭酸ナトリウ
ムで3にする。カップリングは、直ちに終了する。カッ
プリング生成物の溶液のpHを、塩酸で1.5にし、次
いで、さらなるジアゾ化を、等モル量のNaNO2を用
いて0〜5℃で実施する。
【0046】4−ヒドロキシ−7−(4’−アミノ−
3’−スルホフェニルアミノ)−ナフタレン−2−スル
ホン酸40.0gを、炭酸ナトリウム溶液を用いて水5
00ml中に、10℃、pH9で溶解する。先のジアゾ
ニウム化合物の溶液を、カップリング溶液のpHを炭酸
ナトリウム溶液で一定に保ちながら、徐々に添加する。
カップリングは、直ちに終了する。カップリング生成物
は溶液中に存在し、そして次の式に対応する:
【0047】
【化13】
【0048】(実施例3)実施例2からのカップリング
生成物の溶液を、80℃まで加熱し、次いで、pHを、
濃水酸化ナトリウム溶液を用いて11.5にもたらす。
ベンゼンスルホン酸エステルの加水分解が終了した時、
溶液のpHを塩酸で7にする。染料を、NaClの添加
によって析出させ、単離、乾燥するが、それは次の式に
対応する:
【0049】
【化14】
【0050】それは、紙、綿および人絹を、光に対して
非常に良好な耐性をもつ緑色味のある青色に染色する。
【0051】(実施例4)実施例2からのカップリング
生成物溶液のpHを、塩酸で6にし、次いで、pHを炭
酸ナトリウム溶液を用いて一定に保ちながら、塩化ベン
ゾイル21.1gを、25〜30℃で滴下する。縮合が
終了した時、溶液を80℃に加熱し、次いで、pHを濃
水酸化ナトリウム溶液で10.5にし、そしてベンゼン
スルホン酸エステルが完全に加水分解されるまでこのレ
ベルに維持する。ここで、pHを塩酸で7にする。染料
を、NaClの添加によって析出させ、単離、乾燥する
が、それは次の式に対応する:
【0052】
【化15】
【0053】それは、紙、綿および人絹を、光に対して
非常に良好な耐性をもつ緑色味のある青色に染色する。
【0054】(実施例5)実施例2からのカップリング
生成物の溶液を、80℃まで加熱し、次いで、pHを、
濃水酸化ナトリウム溶液を用いて11.5にもたらす。
ベンゼンスルホン酸エステルの加水分解が終了した時点
で、溶液のpHを塩酸で6にする。その溶液を15℃に
冷却し、そしてシアヌル酸塩化物18.6gを添加す
る。縮合の間、pHを、炭酸ナトリウム溶液で6に維持
する。縮合が終了した時、溶液を40℃に加熱し、次い
で、メタニル酸16.3gを添加する。この縮合の間、
また、pHを、炭酸ナトリウム溶液で6に維持する。縮
合が終了した時、染料を、NaClを用いて析出させ、
単離、乾燥するが、それは次の式に対応する:
【0055】
【化16】
【0056】それは、綿および人絹を、光に対して非常
に良好な耐性をもつ緑色味のある青色に染色する。
【0057】(実施例6,7および8)4−ヒドロキシ
−7−(フェニルアミノ)−ナフタレン−2−スルホン
酸、4−ヒドロキシ−7−(3’−カルボキシフェニル
アミノ)−ナフタレン−3−スルホン酸もしくは4−ヒ
ドロキシ−7−(4’−カルボキシフェニルアミノ)−
ナフタレン−2−スルホン酸の等モル量を、実施例2に
用いた第2のカップリング成分の代わりに使用すると、
紙、綿および人絹を光に対して非常に良好な耐性をもつ
青色に染色する染料を得る。
【0058】 実施例6:λmax=604nm 実施例7:λmax=604nm 実施例8:λmax=605nm (実施例9)4−ヒドロキシ−7−(4’−アミノ−
3’−スルホフェニルアミノ)−ナフタレン−2−スル
ホン酸40.0gを、炭酸ナトリウム溶液を用いて25
℃、pH6において水500mlに溶解し、次いで、そ
のpHを炭酸ナトリウム溶液で一定に保ちながら塩化ベ
ンゾイル17.5gを滴下する。縮合生成物は、次の式
に対応する:
【0059】
【化17】
【0060】D6−DMSO中二ナトリウム塩の1H−N
MR: δ=6.93(s,1H);7.2(d,1H);7.2
6(d,1H);7.34(d,2H);7.54−7.
64(m,4H);7.95(m,3H);8.42
(d,1H);8.48(s,1H);10.05(s,
1H);11.23(s,1H)。
【0061】(実施例10〜16)次の表に示した化合
物の等モル量を、実施例2に用いたジアゾおよび第2の
カップリング成分の代わりに使用すると、同様に、紙、
綿および人絹を光に対して良好ないし非常に良好な耐性
をもつ記述された色調に染色する染料を得る。
【0062】
【表1】
【0063】本発明の特徴および態様は以下のとおりで
ある。
【0064】1. 一般式(I)の染料。
【0065】
【化18】
【0066】式中、AおよびKは、互いに独立して、各
場合、場合によっては置換されるフェニルもしくはナフ
チルを表し、Rは、水素、非置換アシル基、または各
々、塩素、フッ素によって同じか異なる様式で置換され
る1.3,5−トリアジンもしくはピリミジン基か、ま
たはβ−スルファトエチルスルホニルもしくはビニルス
ルホニルによって置換されるアニリンもしくはナフチル
アミン基を表し、Xは、C1−C3−アルキルを表し、カ
ルボキシル基は、位置6もしくは7において結合され、
mおよびnは、0もしくは1を表すが、mが0を表す場
合はnは1を表し、そしてvは、v+m≧1という仮定
の下に0もしくは1を表す。
【0067】2. 第1項に請求される染料であって、
式中、Aが、各場合、CH3、OH、OCH3、SO22
3、SO224OSO3H、COOH、SO3Hもしく
はNHR’[式中、R’は、水素、非置換アシル基、ま
たは各々、塩素、フッ素によって同じか異なる様式で置
換される1.3,5−トリアジンもしくはピリミジン基
か、またはβ−スルファトエチルスルホニルもしくはビ
ニルスルホニルによって置換されるアニリンもしくはナ
フチルアミン基を表す]によって、同じか異なる様式で
1〜4回置換されるフェニルもしくはナフチルを表し、
そしてKが、CH3、OH、OCH3、OC25、COO
H、SO3HもしくはNR12[式中、R1およびR
2は、互いに独立して、水素、場合によっては置換され
るC1−C18−アルキル、フェニルもしくはナフチルを
表す]によって、同じか異なる様式で1〜4回置換され
るフェニルもしくはナフチルを表す、染料。
【0068】3. 第1項に請求される染料であって、
式中、カルボキシル基が、6−位において結合され、そ
してXがCH3を表す、染料。
【0069】4. 第1項に請求される染料であって、
式中、Aが、水素か、または式(III)〜(XIV)
【0070】
【化19】
【0071】[式中、Wは、C24OSO3Hもしくは
23を表し、そしてpおよびqが、0もしくは1を表
し、そしてp+q=1である]の基を表す、染料。
【0072】5. 第1項に請求される染料であって、
式中、Kが、式(XV)〜(XXI)
【0073】
【化20】
【0074】[式中、Zは、水素、CH3もしくはC2
5を表す]の基を表す、染料。
【0075】6. m=0およびv=1である第1項に
請求される染料の調製方法であって、式A−NH2[式
中、Aは第1項に与えられた意味をもつ]のアミンを、
それ自体既知の方法で、ジアゾニウム化合物に転化し、
そしてこれを、それ自体既知の方法で、一般式(XXI
I)
【0076】
【化21】
【0077】[式中、カルボキシル基は、6−もしくは
7−位において結合され、そしてXは、第1項に与えら
れた意味をもつ]の化合物とカップリングし、そして適
当であれば、Rの意味によってはカップリング生成物を
アシル化するか、またはそれを、置換された1.3,5
−トリアジンもしくはピリミジンとの縮合反応にかける
ことを含む、方法。
【0078】7. m=1である第1項に請求される染
料の調製方法であって、一般式(XXV)
【0079】
【化22】
【0080】[式中、Y、Xおよびvは、第1項に与え
られた意味をもち、そしてカルボキシル基は、6−もし
くは7−位において結合される]の化合物を、それ自体
既知の方法で、対応するジアゾニウム化合物に転化し、
そしてこれを、それ自体既知の方法で、一般式(XXI
V) H−K(NH−R)n (XXIV) [式中、K,Rおよびnは、第1項に与えられた意味を
もつ]のカップリング成分とカップリングすることを含
む、方法。
【0081】8. セルロース材料、特に紙および綿を
染色および捺染するための第1項に請求される染料の使
用。
【0082】9. 式
【0083】
【化23】
【0084】の化合物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D06P 3/60 D06P 3/60 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I)の染料。 【化1】 式中、AおよびKは、互いに独立して、各場合、場合に
    よっては置換されるフェニルもしくはナフチルを表し、 Rは、水素、非置換アシル基、または各々、塩素、フッ
    素によって同じか異なる様式で置換される1.3,5−
    トリアジンもしくはピリミジン基か、またはβ−スルフ
    ァトエチルスルホニルもしくはビニルスルホニルによっ
    て置換されるアニリンもしくはナフチルアミン基を表
    し、 Xは、C1−C3−アルキルを表し、 カルボキシル基は、位置6もしくは7において結合さ
    れ、 mおよびnは、0もしくは1を表すが、mが0を表す場
    合はnは1を表し、そしてvは、v+m≧1という仮定
    の下に0もしくは1を表す。
  2. 【請求項2】 m=0およびv=1である請求項1に請
    求される染料の調製方法であって、式A−NH2[式
    中、Aは請求項1に与えられた意味をもつ]のアミン
    を、それ自体既知の方法で、ジアゾニウム化合物に転化
    し、そしてこれを、それ自体既知の方法で、一般式(X
    XII) 【化2】 [式中、カルボキシル基は、6−もしくは7−位におい
    て結合され、そしてXは、請求項1に与えられた意味を
    もつ]の化合物とカップリングし、そして適当であれ
    ば、Rの意味によってはカップリング生成物をアシル化
    するか、またはそれを、置換された1.3,5−トリア
    ジンもしくはピリミジンとの縮合反応にかけることを含
    む、方法。
  3. 【請求項3】 m=1である請求項1に請求される染料
    の調製方法であって、一般式(XXV) 【化3】 [式中、Y、Xおよびvは、請求項1に与えられた意味
    をもち、そしてカルボキシル基は、6−もしくは7−位
    において結合される]の化合物を、それ自体既知の方法
    で、対応するジアゾニウム化合物に転化し、そしてこれ
    を、それ自体既知の方法で、一般式(XXIV) H−K(NH−R)n (XXIV) [式中、K,Rおよびnは、請求項1に与えられた意味
    をもつ]のカップリング成分とカップリングすることを
    含む、方法。
  4. 【請求項4】 セルロース材料、特に紙および綿を染色
    および捺染するための請求項1に請求される染料の使
    用。
  5. 【請求項5】 式 【化4】 の化合物。
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