JPH101202A - 板材収納装置 - Google Patents

板材収納装置

Info

Publication number
JPH101202A
JPH101202A JP15563596A JP15563596A JPH101202A JP H101202 A JPH101202 A JP H101202A JP 15563596 A JP15563596 A JP 15563596A JP 15563596 A JP15563596 A JP 15563596A JP H101202 A JPH101202 A JP H101202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate material
pallet
traverser
transfer
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15563596A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Takahashi
武 高橋
Hiroshi Onari
弘史 大成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP15563596A priority Critical patent/JPH101202A/ja
Publication of JPH101202A publication Critical patent/JPH101202A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、水平移動アクチュエータ及び上下
移動アクチュエータの個数を減らして、板材収納装置の
構成の簡略化及び板材収納装置の製造コストの低下を図
ることを目的とする。 【解決手段】 収納フレーム11の一方側に上下方向へ
延びた走行フレーム31を水平移動アクチュエータ33
の駆動により第1水平方向へ移動可能に設け、上記走行
フレーム31に可動台37を上下移動アクチュエータ3
9の駆動により上下方向へ移動可能に設け、上記可動台
37に、板材Wの上面を保持する板材保持具41を備え
た板材移送用トラバーサ43、及びパレット15を保持
するパレット保持具45を備えたパレット移送用トラバ
ーサ47をそれぞれ第2水平方向へ移動可能に設けてな
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の板材を収納
する板材収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】板材収納装置の先行技術として特開平4
−341405号公報に記載されたものがあり、この先
行技術について簡単に説明する。
【0003】タレットパンチプレスの近傍には左右方向
(第1水平方向)へ延伸した収納フレームが立設してあ
り、この収納フレームは左右方向に並んだ複数の枠フレ
ームを一体化してなる。各枠フレームには複数の板材を
積載するパレットを収納可能な収納部が上下方向に複数
設けてあり、各収納部に対してパレットは前後方向(第
1水平方向に直交する第2水平方向)から出入れ可能で
ある。
【0004】上記収納フレームの前方側には上下方向へ
延びた板材移送用走行フレームが設けてあり、この板材
移送用走行フレームは板材移送用水平移動アクチュエー
タの駆動により左右方向へ移動可能である。上記板材移
送用走行フレームには板材移送用可動台が設けてあり、
この板材移送用可動台は板材移送用上下移動アクチュエ
ータの駆動により上下方向へ移動可能である。上記板材
移送用可動台には板材の上面を保持する板材保持具(例
えばバキュームパッド)を備えた板材移送用トラバーサ
が前後方向に移動可能に設けてある。
【0005】又、収納フレームの前方側には上下方向へ
延びたパレット移送用走行フレームが設けてあり、この
パレット移送用走行フレームはパレット移送用水平移動
アクチュエータの駆動により左右方向へ移動可能であ
る。上記パレット移送用走行フレームにはパレット移送
用可動台が設けてあり、このパレット移送用可動台はパ
レット移送用上下移動アクチュエータの駆動により上下
方向へ移動可能である。上記パレット移送用可動台には
パレットを保持するパレット保持具を備えたパレット移
送用トラバーサが前後方向へ移動可能に設けてある。
【0006】従って、適宜の収納部から板材を取出す場
合には、板材移送用水平移動アクチュエータの駆動によ
り板材移送用トラバーサを左右方向へ板材移送用走行フ
レームと一体的に移動させると共に、板材移送用上下移
動アクチュエータの駆動により板材移送用トラバーサを
上下方向へ板材移送用走行フレームと一体的に移動させ
る。これによって、板材移送用トラバーサを適宜の収納
部に対向せしめる。次に、板材移送用トラバーサを後方
向へ移動させて、適宜の収納部に収納された板材の垂直
上方位置に板材保持具を位置せしめる。更に、板材移送
用上下移動アクチュエータの駆動により板材移送用トラ
バーサを下方向へ移動させて、上方向から板材保持具に
より板材の上面を保持する。そして、板材移送用上下移
動アクチュエータの駆動により板材移送用トラバーサを
上方向へ移動させて、板材移送用トラバーサを前方向へ
移動させることにより、上記板材を適宜の収納部から取
出す。尚、上記板材を適宜の収納部から取出した後に、
板材移送用水平移動アクチュエータ及び板材移送用上下
移動アクチュエータの駆動により板材移送用トラバーサ
を前後方向及び上下方向へ移動させて、適宜の収納部か
ら離反した所定位置に位置せしめる。
【0007】尚、板材を適宜の収納部に送出す場合に
は、板材移送用トラバーサを上述の動作と反対に作動せ
しめる。
【0008】又、適宜の収納部からパレットを取出す場
合には、パレット移送用水平移動アクチュエータの駆動
によりパレット移送用トラバーサを左右方向へパレット
移送用走行フレームと一体的に移動させると共に、パレ
ット移送用上下移動アクチュエータの駆動によりパレッ
ト移送用トラバーサを上下方向へパレット移送用走行フ
レームと一体的に移動させる。これによって、パレット
移送用トラバーサを適宜の収納部に対向せしめる。次
に、パレット移送用トラバーサを後方向へ移動させて、
パレット保持具を適宜の収納部に収納したパレットに接
近せしめ、パレット保持具によりこのパレットを保持す
る。そして、パレット移送用トラバーサを前方向へ移動
させて、上記パレットを適宜の収納部から取出す。上記
パレットを適宜の収納部から取出した後に、パレット移
送用水平移動アクチュエータ及びパレット移送用上下移
動アクチュエータの駆動によりパレット移送用トラバー
サを左右方向及び上下方向に移動させて、適宜の収納部
から離反した所定位置に位置せしめる。
【0009】尚、パレットを適宜の収納部に送出す場合
には、パレット移送用トラバーサを上述の動作と反対に
作動せしめる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の如き従
来の板材収納装置においては、板材移送用トラバーサと
パレット移送用トラバーサを左右方向(第1水平方向)
へ移動させるために、それぞれ個別の水平移動アクチュ
エータ(板材移送用水平移動アクチュエータ、パレット
移送用水平移動アクチュエータ)を必要とし、また板材
移送用トラバーサとパレット移送用トラバーサを上下方
向へ移動させるために、それぞれ個別の上下移動アクチ
ュエータ(板材移送用上下移動アクチュエータ、パレッ
ト移送用上下移動アクチュエータ)を必要とし、アクチ
ュエータの個数が多くなり、板材収納装置の構成が複雑
化すると共に、板材収納装置の製造コストが高くなる。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の如き、従来の問題
点を解決するために、本発明においては、第1の手段と
して、多数の板材を収納する板材収納装置において、第
1水平方向へ延伸した収納フレームを立設し、この収納
フレームは第1水平方向に並んだ複数の枠フレームを一
体化してなり、各枠フレームに複数の板材を積載するパ
レットを収納可能な収納部を上下方向へ複数設け、各収
納部に対してパレットを上記第1水平方向に直交する第
2水平方向から出入れ可能に構成し、上記収納フレーム
の(第2水平方向における)一方側に上下方向(垂直方
向)へ延びた走行フレームを水平移動アクチュエータの
駆動により第1水平方向へ移動可能に設け、上記走行フ
レームに可動台を上下移動アクチュエータの駆動により
上下方向へ移動可能に設け、上記可動台に、板材の上面
を保持する板材保持具を備えた板材移送用トラバーサ、
及び前記パレットを保持するパレット保持具を備えたパ
レット移送用トラバーサをそれぞれ前記第2水平方向へ
移動可能に設けてなることを特徴とする。
【0012】第2の手段として、第1の手段の発明特定
事項の他に、前記板材移送用トラバーサと前記パレット
移送用トラバーサを前記第1水平方向に隣接するように
構成してなることを特徴とする。
【0013】第3の手段として、第1の手段の発明特定
事項の他に、前記板材移送用トラバーサと前記パレット
移送用トラバーサを上下方向に隣接するように構成して
なることを特徴とする。
【0014】第4の手段として、第1〜第3の手段のう
ちいずれかの手段の発明特定事項の他に、前記収納フレ
ームを板材加工機の近傍に位置するように構成し、上記
板材加工機に最も近接した枠フレームに、板材を板材加
工機側へ搬送する搬送テーブルを設けてなることを特徴
とする。
【0015】前記の手段により、適宜の収納部から板材
を取出す場合には、水平移動アクチュエータの駆動によ
り板材移送用トラバーサをパレット移送用トラバーサと
共に第1水平方向へ走行フレームと一体的に移動させ
る。また、上下移動アクチュエータの駆動により板材移
送用トラバーサをパレット移送用トラバーサと共に上下
方向へ走行フレームと一体的に移動させる。これによっ
て、板材移送用トラバーサを適宜の収納部に対向せしめ
る。次に、板材移送用トラバーサを第2水平方向(他方
向)へ移動させて、適宜の収納部に収納してある板材の
垂直上方位置に板材保持具を位置せしめる。更に、上下
移動アクチュエータの駆動により板材移送用トラバーサ
をパレット移送用トラバーサと共に下方向へ移動させ
て、上方向から板材保持具により上記板材の上面を保持
する。そして、上下移動アクチュエータの駆動により板
材移送用トラバーサをパレット移送用トラバーサと共に
上方向へ移動させて、板材移送用トラバーサを第2水平
方向(一方向)へ移動させて、上記板材を適宜の収納部
から取出す。上記板材を適宜の収納部から取出した後
に、水平移動アクチュエータ及び上下移動アクチュエー
タの駆動により板材移送用トラバーサをパレット移送用
トラバーサと共に第1水平方向及び上下方向へ移動させ
て、適宜の収納部から離反した所定位置に位置せしめ
る。
【0016】ここで、第4の手段の発明特定事項を備え
た場合にあっては、水平移動アクチュエータ及び上下移
動アクチュエータの駆動により板材移送用トラバーサを
第1水平方向及び上下方向へ移動させて、搬送テーブル
に接近せしめる。次に、板材移送用トラバーサを第2水
平方向(他方向)へ移動させて、上記板材を搬送テーブ
ルの垂直上方位置に位置せしめる。そして、上下移動ア
クチュエータの駆動により板材移送用トラバーサを下方
向へ移動させて、板材保持具による保持状態を解除す
る。これによって、上記板材を搬送テーブルに移送せし
めることができる。そして、搬送テーブルの駆動により
上記板材を板材加工機側へ搬送する。尚、板材保持具に
よる保持状態を解除した後に、上下移動アクチュエータ
の駆動により板材移送用トラバーサを上方向へ移動させ
て、板材移送用トラバーサを第2水平方向(一方向)へ
移動させる。
【0017】尚、上記板材を適宜の収納部に送出す場合
には、前述の動作と反対に作動せしめる。
【0018】又、適宜の収納部からパレットを取出す場
合には、水平移動アクチュエータの駆動によりパレット
移送用トラバーサを板材移送用トラバーサと共に第1水
平方向へ走行フレームと一体的に移動させる。また、上
下移動アクチュエータの駆動によりパレット移送用トラ
バーサを板材移送用トラバーサと共に上下方向へ走行フ
レームと一体的に移動させる。これによって、パレット
移送用トラバーサを適宜の収納部に対向せしめる。次
に、パレット移送用トラバーサを第2水平方向(他方
向)へ移動させて、パレット保持具を適宜の収納部に収
納されたパレットに接近せしめ、パレット保持具により
このパレットを保持する。そして、パレット移送用トラ
バーサを第2水平方向(一方向)へ移動させて、上記パ
レットを適宜の収納部から取出す。上記パレットを適宜
の収納部から取出した後に、水平移動アクチュエータ及
び上下移動アクチュエータの駆動によりパレット移送用
トラバーサを材料移送用トラバーサと共に第1水平方向
及び上下方向へ移動させて、適宜の収納部から離反した
所定位置に位置せしめる。
【0019】尚、パレットを適宜の収納部に送出す場合
には、上述の動作と反対に作動せしめる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0021】図1〜図3を参照するに、本発明の実施の
形態に係る板材収納装置1は、多数の板材Wを収納する
ものであり、タレットパンチプレス(板材加工機の一
例)3の左側(図1及び図2において左側、図3におい
て紙面に向って裏側)近傍に配置してある。ここで、タ
レットパンチプレス3は、板材Wを支持する加工テーブ
ル5と、上下(図1及び図3において上下、図2におい
て紙面に向って表裏)に対向した上部タレット7及び下
部タレット9を備えている。
【0022】上記タレットパンチプレス3における加工
テーブル5の左側には左右方向(第1水平方向)へ延伸
した収納フレーム11が立設してあり、この収納フレー
ム11は左右方向に並んだ複数の枠フレーム13を一体
化してなる。各枠フレーム13には複数の板材Wを積載
するパレット15を収納可能な収納部17が上下に複数
設けてあり、各収納部17に対してパレット15を前後
方向(第1水平方向に、図1において紙面に向って表裏
方向、図2において下上方向、図3において右左方向)
から出入れ可能に構成するため、各収納部17には前後
方向に延びた一対の収納ガイド19が設けてある。
【0023】最も右寄りの(タレットパンチプレス3に
最も近接した)枠フレーム13における適宜の収納部1
7には板材Wを右側(タレットパンチプレス3側)へ搬
送する搬送テーブル21が設けてある。この搬送テーブ
ル21は複数の駆動ローラ23を備えており、複数の駆
動ローラ23は搬送テーブル用駆動モータ(図示省略)
の駆動により右方向へ回転可能である。又、上記搬送テ
ーブル21とタレットパンチプレス3における加工テー
ブル5の間には板材Wを右側へ搬送する中間テーブル2
5が設けてある。この中間テーブル25は複数の駆動ロ
ーラ27を備えており、複数の駆動ローラ27は中間テ
ーブル用駆動モータ(図示省略)の駆動により右方向へ
回転可能である。
【0024】収納フレーム11の前方側には左右方向へ
延伸した下部ガイド29が設けてあり、下部ガイド29
には上下方向(垂直方向)に延びた走行フレーム31が
設けてある。この走行フレーム31は水平移動モータ
(水平移動アクチュエータの一例)33の駆動及びねじ
機構(図示省略)の作動により左右方向へ移動するもの
であり、走行フレーム31の上部は、走行フレーム31
の上部前側に設けた上部ガイド35に左右方向へ移動自
在に支持されている。
【0025】上記走行フレーム31には図1に示すよう
に略階段形状の可動台37が設けてあり、この可動台3
7は上下移動モータ(上下移動アクチュエータの一例)
39の駆動及びチェーン機構の作動により上下方向へ移
動可能である。上記可動台37には、板材Wの上面を吸
着保持する複数のバキュームパッド41を備えた板材移
送用トラバーサ43及びパレット15における被保持部
15aを保持するパレット保持具を備えたパレット移送
用トラバーサ47が左右に隣接して設けてある。上記板
材移送用トラバーサ43は板材移送用駆動モータ(図示
省略)の駆動により前後方向へ移動可能であり、パレッ
ト移送用トラバーサ47はパレット移送用駆動モータ
(図示省略)の駆動により前後方向へ移動可能である。
尚、上記板材移送用トラバーサ43及びパレット移送用
トラバーサ47を略階段形状の可動台37に左右方向に
隣接して設ける代わりに、図4に示すように枠形状の可
動台37に上下方向に隣接するように設けても差支えな
い。
【0026】次に、本発明の実施の形態の作用について
説明する。
【0027】適宜の収納部17から板材Wを取出す場合
には、水平移動モータ33の駆動により板材移送用トラ
バーサ43をパレット移送用トラバーサ47と共に左右
方向へ走行フレーム31と一体的に移動させる。又、上
下移動モータ39の駆動により板材移送用トラバーサ4
3をパレット移送用トラバーサ47と共に上下方向へ走
行フレーム31と一体的に移動させる。これによって、
板材移送用トラバーサ43を適宜の収納部17に対向せ
しめる。次に、板材移送用駆動モータの駆動により板材
移送用トラバーサを後方向へ移動させて、適宜の収納部
17に収納した板材Wの垂直上方位置にバキュームパッ
ド41を位置せしめる。更に、上下移動モータ39の駆
動により板材移送用トラバーサ43をパレット移送用ト
ラバーサ47と共に下方向へ移動させて、上方向から複
数のバキュームパッド41により板材Wの上面を吸着保
持する。そして、上下移動モータ39の駆動により板材
移送用トラバーサ43をパレット移送用トラバーサ47
と共に上方向へ移動させて、板材移送用駆動モータの駆
動により板材移送用トラバーサ43を前方向へ移動させ
て、板材Wを適宜の収納部17から取出す。
【0028】板材Wを適宜の収納部17から取出した後
に、水平移動モータ33及び上下移動モータ39の駆動
により板材移送用トラバーサ43をパレット移送用トラ
バーサ47と共に左右方向及び上下方向へ移動させて、
板材移送用トラバーサ43を搬送テーブル21に近接せ
しめる。次に、板材移送用駆動モータの駆動により板材
移送用トラバーサ43を後方向へ移動させて、バキュー
ムパッド41を搬送テーブル21の垂直上方位置に位置
せしめる。そして、上下移動モータ39の駆動により板
材移送用トラバーサ43を下方向に移動させて、バキュ
ームパッド41による板材Wの吸着状態を解除する。こ
れによって、上記板材Wを搬送テーブル21に移送せし
めることができる。尚、バキュームパッド41による板
材Wの吸着保持状態を解除した後に、上下移動モータ3
9の駆動により板材移送用トラバーサ43を上方向へ移
動させて、板材移送用駆動モータの駆動により板材移送
用トラバーサ43を前方向へ移動させる。
【0029】上記板材Wを搬送テーブル21に移送した
後に、搬送テーブル用駆動モータの駆動により複数の駆
動ローラ23を右方向へ回転させて板材Wを右側へ搬送
し、搬送テーブル21から中間テーブル25へ送出す。
更に、中間テーブル用駆動モータの駆動により複数の駆
動ローラ27を右方向へ回転させて、板材Wを右側へ搬
送して、中間テーブル25からタレットパンチプレス3
における加工テーブル5に送出す。
【0030】尚、板材Wを適宜の収納部17に送り出す
場合には、上述の動作と反対に作動せしめて行う。
【0031】又、適宜の収納部17からパレット15を
取出す場合には、水平移動モータ33の駆動によりパレ
ット移送用トラバーサ47を板材移送用トラバーサ43
と共に左右方向へ走行フレーム31と一体的に移動させ
る。又、上下移動モータ39の駆動によりパレット移送
用トラバーサ47を板材移送用トラバーサ43と共に上
下方向へ走行フレーム31と一体的に移動させる。これ
によって、パレット移送用トラバーサ47を適宜の収納
部17に対向せしめる。次に、パレット移送用駆動モー
タの駆動によりパレット移送用トラバーサ47を後方向
へ移動させて、パレット保持具45を適宜の収納部17
に収納したパレット15に接近せしめ、パレット保持具
45によりこのパレット15における被保持部15aを
保持する。そして、パレット移送用駆動モータの駆動に
よりパレット移送用トラバーサ47を前方向へ移動させ
て、パレット15を適宜の収納部17から取出す。
【0032】上記パレット15を適宜の収納部17から
取出した後に、水平移動モータ33及び上下移動モータ
39の駆動によりパレット移送用トラバーサ47を板材
移送用トラバーサ43と共に左右方向及び上下方向へ移
動させて、適宜の収納部17から離反した所定位置に位
置せしめる。
【0033】尚、パレット15を適宜の収納部17に送
り出す場合には、上述の動作と反対に作動せしめる。
【0034】以上の如き本発明の実施の形態によれば、
共通の走行フレーム31に板材移送用トラバーサ43と
パレット移送用トラバーサ47を設けているため、共通
の水平移動モータ33の駆動により板材移送用トラバー
サ43及びパレット移送用トラバーサ47を左右方向
(第1水平方向)へ移動させることができると共に、共
通の上下移動モータ39の駆動により板材移送用トラバ
ーサ43及びパレット移送用トラバーサ47を上下方向
へ移動させることができる。従って、水平移動モータ及
び上下移動モータの個数を減らして、板材収納装置1の
構成の簡略化および板材収納装置の製造コストの低下を
図ることができる。
【0035】又、共通の走行フレーム31に設けた板材
移送用トラバーサ43及びパレット移送用トラバーサ4
7を上下方向に隣接して構成した場合には、走行フレー
ム31の左右方向の移動長さを収納フレーム11の左右
方向の長さとほぼ同じにすれば足り、走行フレーム31
の左右方向の移動長さが長くなることを抑制して、板材
収納装置1の省スペース化を図って、工場のスペース有
効利用を図ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上の如き請求項1に記載の発明特定事
項によれば、共通の走行フレームに板材移送用トラバー
サとパレット移送用トラバーサを設けているため、共通
の水平移動アクチュエータの駆動により板材移送用トラ
バーサ及びパレット移送用トラバーサを第1水平方向へ
移動させることができると共に、共通の上下移動アクチ
ュエータの駆動により板材移送用トラバーサとパレット
移送用トラバーサを上下方向へ移動させることができ
る。従って、水平移動アクチュエータ及び上下移動アク
チュエータの個数を減らして、板材収納装置の構成の簡
略化及び板材収納装置の製造コストの低下を図ることが
できる。
【0037】請求項3に記載の発明特定事項によれば、
共通の走行フレームに設けた板材移送用トラバーサとパ
レット移送用トラバーサを上下方向に隣接して構成した
ことにより、走行フレームの第1水平方向の移動長さを
収納フレームの第1水平方向の長さとほぼ同じにすれば
足り、走行フレームの第1水平方向の移動長さが長くな
ることを抑制して、板材収納装置の省スペース化を図っ
て、工場のスペース有効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】板材収納装置の正面図である。
【図2】板材収納装置の平面図である。
【図3】図1におけるIII-III 線に沿った図である。
【図4】他の形態に係る板材収納装置の正面図である。
【符号の説明】
1 板材収納装置 11 収納フレーム 13 枠フレーム 15 パレット 17 収納部 21 搬送テーブル 31 走行フレーム 33 水平移動モータ 37 可動台 39 上下移動モータ 41 バキュームパッド 43 板材移送用トラバーサ 45 パレット保持具 47 パレット移送用トラバーサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の板材を収納する板材収納装置にお
    いて、 第1水平方向へ延伸した収納フレームを立設し、この収
    納フレームは第1水平方向に並んだ複数の枠フレームを
    一体化してなり、各枠フレームに複数の板材を積載する
    パレットを収納可能な収納部を上下方向へ複数設け、各
    収納部に対してパレットを上記第1水平方向に直交する
    第2水平方向から出入れ可能に構成し、 上記収納フレームの一方側に上下方向へ延びた走行フレ
    ームを水平移動アクチュエータの駆動により第1水平方
    向へ移動可能に設け、上記走行フレームに可動台を上下
    移動アクチュエータの駆動により上下方向へ移動可能に
    設け、上記可動台に、板材の上面を保持する板材保持具
    を備えた板材移送用トラバーサ、及び前記パレットを保
    持するパレット保持具を備えたパレット移送用トラバー
    サをそれぞれ前記第2水平方向へ移動可能に設けてなる
    ことを特徴とする板材収納装置。
  2. 【請求項2】 前記板材移送用トラバーサと前記パレッ
    ト移送用トラバーサを前記第1水平方向に隣接するよう
    に構成してなることを特徴とする請求項1に記載の板材
    収納装置。
  3. 【請求項3】 前記板材移送用トラバーサと前記パレッ
    ト移送用トラバーサを上下方向に隣接するように構成し
    てなることを特徴とする請求項1に記載の板材収納装
    置。
  4. 【請求項4】 前記収納フレームを板材加工機の近傍に
    位置するように構成し、上記板材加工機に最も近接した
    枠フレームに、板材を板材加工機側へ搬送する搬送テー
    ブルを設けてなることを特徴とする請求項1〜請求項3
    のうちいずれかの請求項に記載の板材収納装置。
JP15563596A 1996-06-17 1996-06-17 板材収納装置 Pending JPH101202A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15563596A JPH101202A (ja) 1996-06-17 1996-06-17 板材収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15563596A JPH101202A (ja) 1996-06-17 1996-06-17 板材収納装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH101202A true JPH101202A (ja) 1998-01-06

Family

ID=15610295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15563596A Pending JPH101202A (ja) 1996-06-17 1996-06-17 板材収納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH101202A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5034669B2 (ja) 板材搬送収納システムおよび板材搬送収納方法
US8028609B2 (en) Work sheet processing system
JP5067250B2 (ja) 板材搬送装置
JP2008266004A (ja) 板材加工システム
JP4035901B2 (ja) 板材搬送装置
JP4935442B2 (ja) 板材搬出装置および板材搬出方法
JP4935488B2 (ja) 板材搬送装置
JP5298536B2 (ja) 板材搬送装置
JPH101202A (ja) 板材収納装置
JP2013124169A (ja) バッチシート給紙装置
KR0124820Y1 (ko) 전자부품 실장장치
JP4664043B2 (ja) 材料棚装置
JP4478955B2 (ja) ワーク搬送方法及びワーク搬送装置
JP7452705B2 (ja) 搬送システム
JP5337551B2 (ja) 棚装置
JP2000168915A (ja) 板材収納搬送システム
JP2947491B2 (ja) 板材加工装置
JP5407531B2 (ja) 板材搬送システム
JP3034342B2 (ja) 立体倉庫装置
JPH09327735A (ja) 板材搬送収納システム
JP2000117373A (ja) 板材搬送装置
JP2859797B2 (ja) 板材搬送収納装置
JP2000016517A (ja) ワーク搬送装置
JPH10338381A (ja) 板材加工機に対するワーク搬入方法及びその装置
JP2834623B2 (ja) 交互作動型ダブルスタックリフタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20041021

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041026

A521 Written amendment

Effective date: 20041224

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050510