JPH10120232A - シート搬送装置及びその制御方法 - Google Patents
シート搬送装置及びその制御方法Info
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- JPH10120232A JPH10120232A JP8272736A JP27273696A JPH10120232A JP H10120232 A JPH10120232 A JP H10120232A JP 8272736 A JP8272736 A JP 8272736A JP 27273696 A JP27273696 A JP 27273696A JP H10120232 A JPH10120232 A JP H10120232A
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- Japan
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- sheet
- recording paper
- transport
- conveying
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2402/00—Constructional details of the handling apparatus
- B65H2402/50—Machine elements
- B65H2402/54—Springs, e.g. helical or leaf springs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2403/00—Power transmission; Driving means
- B65H2403/40—Toothed gearings
- B65H2403/42—Spur gearing
- B65H2403/421—Spur gearing involving at least a gear with toothless portion
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2403/00—Power transmission; Driving means
- B65H2403/40—Toothed gearings
- B65H2403/42—Spur gearing
- B65H2403/422—Spur gearing involving at least a swing gear
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2403/00—Power transmission; Driving means
- B65H2403/40—Toothed gearings
- B65H2403/48—Other
- B65H2403/481—Planetary
Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】シートの厚さを問わず、小さな力で円滑な搬送
を行い、記録紙を自動的に回収しうるシート搬送装置及
びその制御方法を提供する。 【解決手段】ベルト状の上側搬送手段Aと、導入側下側
搬送手段B及び排出側下側搬送手段Cとによって記録紙
を挟持し、センサ59向って搬送させる。センサ59に
よって記録紙の終端部を検出してその搬送を停止し、一
定時間記録紙が取り去られない場合に記録紙を逆方向に
搬送させる。遊星歯車を用いた切換手段46によって搬
送路を切り換え、記録紙を下方に落下させて収納部60
において収納する。
を行い、記録紙を自動的に回収しうるシート搬送装置及
びその制御方法を提供する。 【解決手段】ベルト状の上側搬送手段Aと、導入側下側
搬送手段B及び排出側下側搬送手段Cとによって記録紙
を挟持し、センサ59向って搬送させる。センサ59に
よって記録紙の終端部を検出してその搬送を停止し、一
定時間記録紙が取り去られない場合に記録紙を逆方向に
搬送させる。遊星歯車を用いた切換手段46によって搬
送路を切り換え、記録紙を下方に落下させて収納部60
において収納する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばATM(A
utomatic Tellers Machine:現
金自動預け払い機)等に用いられるシート搬送装置及び
その制御方法に関する。
utomatic Tellers Machine:現
金自動預け払い機)等に用いられるシート搬送装置及び
その制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、銀行等においては、窓口業務の能
率化や営業時間の延長に対応するため、人手によらず自
動的に現金の預け払いを行うことができるATMが多く
使用されている。
率化や営業時間の延長に対応するため、人手によらず自
動的に現金の預け払いを行うことができるATMが多く
使用されている。
【0003】このようなATMにおいては、入出金や振
り込み等の際にその結果を預金通帳に記帳するととも
に、入出金や振り込み等の認証のため、利用明細票を発
行するようにしている。
り込み等の際にその結果を預金通帳に記帳するととも
に、入出金や振り込み等の認証のため、利用明細票を発
行するようにしている。
【0004】そして、この種のATMの場合、例えば、
サーマルプリンタを用いて利用明細票に印刷を行った
後、この利用明細票をシート搬送装置によって搬送して
排出し、利用者に渡すようにしている。
サーマルプリンタを用いて利用明細票に印刷を行った
後、この利用明細票をシート搬送装置によって搬送して
排出し、利用者に渡すようにしている。
【0005】図9(a)(b)は、従来のシート搬送装
置の要部構成を示すもので、図9(a)は平面図、図9
(b)は断面図である。
置の要部構成を示すもので、図9(a)は平面図、図9
(b)は断面図である。
【0006】図9(a)に示すように、従来のシート搬
送装置100においては、図示しない搬送モータによっ
て回転可能なプーリー101に2本のベルト102、1
03が掛けられ、このベルト102、103によって記
録紙104を搬送台105に押し付けることにより、記
録紙104を排出口に向って搬送するようにしている。
送装置100においては、図示しない搬送モータによっ
て回転可能なプーリー101に2本のベルト102、1
03が掛けられ、このベルト102、103によって記
録紙104を搬送台105に押し付けることにより、記
録紙104を排出口に向って搬送するようにしている。
【0007】この場合、搬送台105には、記録紙10
4をベルト102、103に圧着させるため、搬送方向
に沿って凸部106が設けられている。
4をベルト102、103に圧着させるため、搬送方向
に沿って凸部106が設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のシート搬送装置100においては、次のよう
な問題があった。
うな従来のシート搬送装置100においては、次のよう
な問題があった。
【0009】すなわち、従来のシート搬送装置100の
場合、搬送台105の上に載置した記録紙104を2本
のベルト102、103で上方から押圧し、そのベルト
との摩擦力により搬送するため、記録紙104の厚さが
薄いと、それぞれのベルト102、103からの搬送力
のバランスが崩れやすく、搬送不良を起こしやすいとい
う問題があった。
場合、搬送台105の上に載置した記録紙104を2本
のベルト102、103で上方から押圧し、そのベルト
との摩擦力により搬送するため、記録紙104の厚さが
薄いと、それぞれのベルト102、103からの搬送力
のバランスが崩れやすく、搬送不良を起こしやすいとい
う問題があった。
【0010】特に、記録紙104として薄い感熱紙を用
いた場合には、図9(b)に示すように、感熱紙の剛性
が小さいからベルト102、103が記録紙104を変
形させることによって発生する押圧力は小さくそれによ
る摩擦力も小さくて搬送不良が起こり易い。また、記録
紙104の曲率半径が小さくなるようにその変形量を多
くして摩擦力を得ようとすると、厚い記録紙104を搬
送するのが困難であるという問題があった。
いた場合には、図9(b)に示すように、感熱紙の剛性
が小さいからベルト102、103が記録紙104を変
形させることによって発生する押圧力は小さくそれによ
る摩擦力も小さくて搬送不良が起こり易い。また、記録
紙104の曲率半径が小さくなるようにその変形量を多
くして摩擦力を得ようとすると、厚い記録紙104を搬
送するのが困難であるという問題があった。
【0011】さらに、従来の搬送装置100において
は、ベルト102、103によって、記録紙104を搬
送台105に押し付けるために強く張る必要があり、そ
の結果、プーリー101を回転させるために大きなトル
クが必要であるからトルクの大きいモータを用いなけれ
ばならないという問題もあった。
は、ベルト102、103によって、記録紙104を搬
送台105に押し付けるために強く張る必要があり、そ
の結果、プーリー101を回転させるために大きなトル
クが必要であるからトルクの大きいモータを用いなけれ
ばならないという問題もあった。
【0012】その一方、ATMによって発行された利用
明細票は、人によっては不要であるため発行されても捨
てられるだけであるが、この種の記録紙104には個人
情報が記載されているため、むやみに捨てられると第三
者に悪用されるおそれがあり、プライバシー保護の観点
から問題点が指摘されていた。
明細票は、人によっては不要であるため発行されても捨
てられるだけであるが、この種の記録紙104には個人
情報が記載されているため、むやみに捨てられると第三
者に悪用されるおそれがあり、プライバシー保護の観点
から問題点が指摘されていた。
【0013】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は、シートの厚さを問わず、小さな力で円滑な搬送を行
いうるシート搬送装置及びその制御方法を提供すること
にある。
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は、シートの厚さを問わず、小さな力で円滑な搬送を行
いうるシート搬送装置及びその制御方法を提供すること
にある。
【0014】また、本発明の他の目的は、必要のないシ
ートを回収しうるシート搬送装置及びその制御方法を提
供することにある。
ートを回収しうるシート搬送装置及びその制御方法を提
供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、シートを搬送するためのベ
ルト状の搬送手段と、この搬送手段を駆動するための駆
動手段とを備え、この搬送手段を駆動することによりシ
ートを所定の搬送路に沿って搬送させるシート搬送装置
において、上述の搬送手段を複数個設け、これらの搬送
手段によってシートを挟持した状態で搬送させるように
構成したことを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、シートを搬送するためのベ
ルト状の搬送手段と、この搬送手段を駆動するための駆
動手段とを備え、この搬送手段を駆動することによりシ
ートを所定の搬送路に沿って搬送させるシート搬送装置
において、上述の搬送手段を複数個設け、これらの搬送
手段によってシートを挟持した状態で搬送させるように
構成したことを特徴とする。
【0016】この場合、請求項2記載の発明のように、
請求項1記載の発明において、シートを受け渡し位置に
向って搬送させる第1の搬送路と、この受け渡し位置か
ら上述のシートをシート収納位置に向って搬送させる第
2の搬送路とを有することも効果的である。
請求項1記載の発明において、シートを受け渡し位置に
向って搬送させる第1の搬送路と、この受け渡し位置か
ら上述のシートをシート収納位置に向って搬送させる第
2の搬送路とを有することも効果的である。
【0017】また、請求項3記載の発明のように、請求
項2記載の発明において、受け渡し位置に向ってシート
を往復動させる搬送手段を備え、この搬送手段によって
形成される搬送路の途中に、シート収納位置に向う搬送
路を形成するための搬送路切換手段を設けることも効果
的である。
項2記載の発明において、受け渡し位置に向ってシート
を往復動させる搬送手段を備え、この搬送手段によって
形成される搬送路の途中に、シート収納位置に向う搬送
路を形成するための搬送路切換手段を設けることも効果
的である。
【0018】さらに、請求項4記載の発明のように、請
求項2又は3のいずれか1項記載の発明において、受け
渡し位置にあるシートを検出する検出手段と、この検出
手段にて得られた信号に基づいてこのシートをシート収
納位置に向って搬送するように搬送手段の駆動を制御す
る制御手段とを備えることも効果的である。
求項2又は3のいずれか1項記載の発明において、受け
渡し位置にあるシートを検出する検出手段と、この検出
手段にて得られた信号に基づいてこのシートをシート収
納位置に向って搬送するように搬送手段の駆動を制御す
る制御手段とを備えることも効果的である。
【0019】一方、請求項5記載の発明は、請求項2乃
至4記載のシート搬送装置において、シートが所定時間
該受け渡し位置にあると判断した場合にこのシートをシ
ート収納位置に向って搬送させることを特徴とする。
至4記載のシート搬送装置において、シートが所定時間
該受け渡し位置にあると判断した場合にこのシートをシ
ート収納位置に向って搬送させることを特徴とする。
【0020】かかる構成を有する請求項1記載の発明の
場合、複数個のベルト状の搬送手段によってシートを挟
持し、その状態でシートを搬送させることから、シート
が他の部材と摺動することがなく、搬送手段からシート
にバランス良く搬送力を与えることができる。
場合、複数個のベルト状の搬送手段によってシートを挟
持し、その状態でシートを搬送させることから、シート
が他の部材と摺動することがなく、搬送手段からシート
にバランス良く搬送力を与えることができる。
【0021】特に、本発明によれば、例えば感熱紙など
シートが薄い場合であっても、搬送手段からシートにバ
ランス良く搬送力を与えることができる。
シートが薄い場合であっても、搬送手段からシートにバ
ランス良く搬送力を与えることができる。
【0022】また、本発明によれば、ベルト状の搬送手
段を強く張る必要がないことから、トルクの小さい搬送
モータを用いることができる。
段を強く張る必要がないことから、トルクの小さい搬送
モータを用いることができる。
【0023】また、請求項2記載の発明の場合、シート
を受け渡し位置に向って搬送させる第1の搬送路と、こ
の受け渡し位置から上述のシートをシート収納位置に向
って搬送させる第2の搬送路とを有することから、必要
に応じてシートを装置内に回収することが可能になる。
を受け渡し位置に向って搬送させる第1の搬送路と、こ
の受け渡し位置から上述のシートをシート収納位置に向
って搬送させる第2の搬送路とを有することから、必要
に応じてシートを装置内に回収することが可能になる。
【0024】この場合、請求項3記載の発明のように、
請求項2記載の発明において、受け渡し位置に向ってシ
ートを往復動させる搬送手段を備え、この搬送手段によ
って形成される搬送路の途中に、シート収納位置に向う
搬送路を形成するための搬送路切換手段を設ければ、シ
ートを搬送するための搬送手段及びその駆動手段を省略
することができる。
請求項2記載の発明において、受け渡し位置に向ってシ
ートを往復動させる搬送手段を備え、この搬送手段によ
って形成される搬送路の途中に、シート収納位置に向う
搬送路を形成するための搬送路切換手段を設ければ、シ
ートを搬送するための搬送手段及びその駆動手段を省略
することができる。
【0025】また、請求項4記載の発明のように、請求
項2又は3記載の発明において、受け渡し位置にあるシ
ートを検出する検出手段と、この検出手段にて得られた
信号に基づいてシートをシート収納位置に向って搬送す
るように搬送手段の駆動を制御する制御手段とを備えれ
ば、受け渡し位置にあるシートを自動的に装置内に回収
することが可能になる。
項2又は3記載の発明において、受け渡し位置にあるシ
ートを検出する検出手段と、この検出手段にて得られた
信号に基づいてシートをシート収納位置に向って搬送す
るように搬送手段の駆動を制御する制御手段とを備えれ
ば、受け渡し位置にあるシートを自動的に装置内に回収
することが可能になる。
【0026】一方、請求項5記載の発明のように、請求
項2乃至4記載のシート搬送装置において、シートが所
定時間該受け渡し位置にあると判断した場合にこのシー
トをシート収納位置に向って搬送させるように制御すれ
ば、受け渡し位置にあるシートが漏れなく確実に回収さ
れる。
項2乃至4記載のシート搬送装置において、シートが所
定時間該受け渡し位置にあると判断した場合にこのシー
トをシート収納位置に向って搬送させるように制御すれ
ば、受け渡し位置にあるシートが漏れなく確実に回収さ
れる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシート搬送装
置及びその制御方法の好ましい実施の形態を図面を参照
して詳細に説明する。
置及びその制御方法の好ましい実施の形態を図面を参照
して詳細に説明する。
【0028】図1〜図3は、本発明に係るシート搬送装
置を適用したプリンタシステム1の全体構成を示すもの
であり、図1は斜視図、図2は平面図、図3は側面図で
ある。
置を適用したプリンタシステム1の全体構成を示すもの
であり、図1は斜視図、図2は平面図、図3は側面図で
ある。
【0029】図1〜図3に示すように、このプリンタシ
ステム1は、プリンタ2と、このプリンタ2によって印
刷及び切断された記録紙Pを搬送するシート搬送装置3
が隣接するように構成されている。
ステム1は、プリンタ2と、このプリンタ2によって印
刷及び切断された記録紙Pを搬送するシート搬送装置3
が隣接するように構成されている。
【0030】プリンタ2は、プリンタユニット4と、こ
のプリンタユニット4上に載せられるカッタユニット5
とから構成されている。
のプリンタユニット4上に載せられるカッタユニット5
とから構成されている。
【0031】プリンタ2としては、例えば感熱方式によ
るものが用いられ、所定の信号に基づきロール状の記録
紙Pに対して印字等を行う。印刷された記録紙Pは、カ
ッタユニット5において自動的に切断され、ガイド部材
6を介してシート搬送装置3の導入部に搬送されるよう
に構成される。
るものが用いられ、所定の信号に基づきロール状の記録
紙Pに対して印字等を行う。印刷された記録紙Pは、カ
ッタユニット5において自動的に切断され、ガイド部材
6を介してシート搬送装置3の導入部に搬送されるよう
に構成される。
【0032】図2及び図3に示すように、ガイド部材6
の一方の側部に、記録紙Pが存在するか否かを検出する
センサ7が設けられている。このセンサ7としては、例
えば、透過型フォト・インタラプタからなるものが用い
られ、記録紙Pの先端部を検出するように構成されてい
る。
の一方の側部に、記録紙Pが存在するか否かを検出する
センサ7が設けられている。このセンサ7としては、例
えば、透過型フォト・インタラプタからなるものが用い
られ、記録紙Pの先端部を検出するように構成されてい
る。
【0033】シート搬送装置3は、一対の平行なフレー
ム側板8a、8bが複数の支柱9、10、11によって
固定される本体フレーム8を有している。
ム側板8a、8bが複数の支柱9、10、11によって
固定される本体フレーム8を有している。
【0034】本体フレーム8のプリンタ2側の端部に
は、一対の搬送ギア12a、12bが支軸13を中心に
回動自在に設けられ、また、本体フレーム8の排出部側
の端部にも、搬送ギア12a、12bと同様の一対の搬
送ギア14a、14bが支軸15を中心に回動自在に設
けられる。
は、一対の搬送ギア12a、12bが支軸13を中心に
回動自在に設けられ、また、本体フレーム8の排出部側
の端部にも、搬送ギア12a、12bと同様の一対の搬
送ギア14a、14bが支軸15を中心に回動自在に設
けられる。
【0035】そして、同じフレーム側板8a、8bの側
に位置する搬送ギア12a、14a及び12b、14b
に、各搬送ギア12a、12b及び14a、14bの歯
と噛み合うタイミングベルト16a、16bがそれぞれ
掛け渡され、これにより上側搬送手段Aが構成される。
に位置する搬送ギア12a、14a及び12b、14b
に、各搬送ギア12a、12b及び14a、14bの歯
と噛み合うタイミングベルト16a、16bがそれぞれ
掛け渡され、これにより上側搬送手段Aが構成される。
【0036】なお、各搬送ギア12a、12b、14
a、14bの上側近傍には、タイミングベルト16a、
16bの走行中のずれを防止するため、各タイミングベ
ルト16a、16bと接触するようにプーリー17a、
18a、17b、18bが設けられる。これらのプーリ
ー17a、18a、17b、18bは、支軸19、20
を中心に回動自在に本体フレーム8に取り付けられる。
a、14bの上側近傍には、タイミングベルト16a、
16bの走行中のずれを防止するため、各タイミングベ
ルト16a、16bと接触するようにプーリー17a、
18a、17b、18bが設けられる。これらのプーリ
ー17a、18a、17b、18bは、支軸19、20
を中心に回動自在に本体フレーム8に取り付けられる。
【0037】一方、図3に示すように、上側搬送手段A
の下方には、記録紙Pの導入部側及び排出部側のそれぞ
れに、導入側下側搬送手段B、排出側下側搬送手段Cが
設けられる。
の下方には、記録紙Pの導入部側及び排出部側のそれぞ
れに、導入側下側搬送手段B、排出側下側搬送手段Cが
設けられる。
【0038】導入側下側搬送手段Bは、本体フレーム8
のプリンタ2側の端部に、一対の搬送ギア21a、21
bが支軸22を中心に回動自在に設けられるとともに、
本体フレーム8のほぼ中央部分に、一対の搬送ギア23
a、23bが支軸24を中心に回動自在に設けられ、さ
らに、同じフレーム側板8a、8bに位置する搬送ギア
21a、23a、21b、23bに、各搬送ギア21
a、23a、21b、23bの歯と噛み合うタイミング
ベルト25a、25bがそれぞれ掛け渡される。
のプリンタ2側の端部に、一対の搬送ギア21a、21
bが支軸22を中心に回動自在に設けられるとともに、
本体フレーム8のほぼ中央部分に、一対の搬送ギア23
a、23bが支軸24を中心に回動自在に設けられ、さ
らに、同じフレーム側板8a、8bに位置する搬送ギア
21a、23a、21b、23bに、各搬送ギア21
a、23a、21b、23bの歯と噛み合うタイミング
ベルト25a、25bがそれぞれ掛け渡される。
【0039】そして、各搬送ギア21a、21b、23
a、23bの下側近傍には、上記同様タイミングベルト
25a、25bの走行中のずれを防止するため、各タイ
ミングベルト25a、25bと接触するようにプーリー
26a、27a、26b、27bが設けられる。これら
のプーリー26a、26b、27a、27bは、支軸2
8、29を中心に回動自在に本体フレーム8に取り付け
られる。
a、23bの下側近傍には、上記同様タイミングベルト
25a、25bの走行中のずれを防止するため、各タイ
ミングベルト25a、25bと接触するようにプーリー
26a、27a、26b、27bが設けられる。これら
のプーリー26a、26b、27a、27bは、支軸2
8、29を中心に回動自在に本体フレーム8に取り付け
られる。
【0040】プリンタ2側の搬送ギア21a、21b
は、上側搬送手段Aのプリンタ2側の搬送ギア12a、
12bよりも下流側に配置しており、これにより、タイ
ミングベルト16a、16bの搬送ギア12a、12b
から離れてからタイミングベルト25a、25bと圧着
するまで直線部が記録紙の搬送装置へ挿入ガイドの機能
を果たすので、搬送装置の導入範囲が広くなり、ガイド
部材6の位置精度やその角度の設定に自由度が増すとと
もに、確実に搬送装置へ記録紙を挿入することができ
る。
は、上側搬送手段Aのプリンタ2側の搬送ギア12a、
12bよりも下流側に配置しており、これにより、タイ
ミングベルト16a、16bの搬送ギア12a、12b
から離れてからタイミングベルト25a、25bと圧着
するまで直線部が記録紙の搬送装置へ挿入ガイドの機能
を果たすので、搬送装置の導入範囲が広くなり、ガイド
部材6の位置精度やその角度の設定に自由度が増すとと
もに、確実に搬送装置へ記録紙を挿入することができ
る。
【0041】一方、排出側下側搬送手段Cは、本体フレ
ーム8の排出部側の端部に、一対の搬送ギア30a、3
0bが支軸31を中心に回動自在に設けられるととも
に、本体フレーム8のほぼ中央部分に、一対の搬送ギア
32a、32bが支軸33を中心に回動自在に設けら
れ、さらに、同じフレーム側板8a、8bに位置する搬
送ギア30a、32a、30b、32bに、各搬送ギア
30a、32a、30b、32bの歯と噛み合うタイミ
ングベルト34a、34bがそれぞれ掛け渡される。
ーム8の排出部側の端部に、一対の搬送ギア30a、3
0bが支軸31を中心に回動自在に設けられるととも
に、本体フレーム8のほぼ中央部分に、一対の搬送ギア
32a、32bが支軸33を中心に回動自在に設けら
れ、さらに、同じフレーム側板8a、8bに位置する搬
送ギア30a、32a、30b、32bに、各搬送ギア
30a、32a、30b、32bの歯と噛み合うタイミ
ングベルト34a、34bがそれぞれ掛け渡される。
【0042】そして、各搬送ギア30a、30b、32
a、32bの下側近傍には、各タイミングベルト34
a、34bと接触するようにプーリー35a、36a、
35b、36bが設けられる。これらのプーリー35
a、36a、35b、36bは、支軸37、38を中心
に回動自在に本体フレーム8に取り付けられる。
a、32bの下側近傍には、各タイミングベルト34
a、34bと接触するようにプーリー35a、36a、
35b、36bが設けられる。これらのプーリー35
a、36a、35b、36bは、支軸37、38を中心
に回動自在に本体フレーム8に取り付けられる。
【0043】本体フレーム8の排出部側の搬送ギア30
a、30bは、上側搬送手段Aの排出部側の搬送ギア1
4a、14bよりも上流側に配置しており、これによ
り、記録紙は、タイミングベルト16a、16bの張力
によって挟持される。このように、タイミングベルトが
掛け渡されるプーリーを搬送方向に異なる位置に配置す
ることは、搬送手段Aのタイミングベルトの軌跡内に搬
送手段B,Cのプーリータイミングベルトの外径を設定
することができるので、プーリーが干渉して回転しない
課題、あるいは、プーリー間距離が広すぎて記録紙を挟
持できない課題もなく確実に記録紙を保持すると共に、
所望の力で挟持されている記録紙を引き抜くことができ
る。
a、30bは、上側搬送手段Aの排出部側の搬送ギア1
4a、14bよりも上流側に配置しており、これによ
り、記録紙は、タイミングベルト16a、16bの張力
によって挟持される。このように、タイミングベルトが
掛け渡されるプーリーを搬送方向に異なる位置に配置す
ることは、搬送手段Aのタイミングベルトの軌跡内に搬
送手段B,Cのプーリータイミングベルトの外径を設定
することができるので、プーリーが干渉して回転しない
課題、あるいは、プーリー間距離が広すぎて記録紙を挟
持できない課題もなく確実に記録紙を保持すると共に、
所望の力で挟持されている記録紙を引き抜くことができ
る。
【0044】また、導入側下側搬送手段Bと排出側下側
搬送手段Cは、詳述しない複数の歯車によって連結さ
れ、それぞれの各タイミングベルト25a、25b、3
4a、34bが同じ速度で同方向に搬送されるように構
成されている。
搬送手段Cは、詳述しない複数の歯車によって連結さ
れ、それぞれの各タイミングベルト25a、25b、3
4a、34bが同じ速度で同方向に搬送されるように構
成されている。
【0045】さらに、これらの各タイミングベルト25
a、25b、34a、34bは、上側搬送手段Aのタイ
ミングベルト16a、16bと圧着して重なるように、
それぞれの位置決めがなされている。
a、25b、34a、34bは、上側搬送手段Aのタイ
ミングベルト16a、16bと圧着して重なるように、
それぞれの位置決めがなされている。
【0046】他方、一方のフレーム側板8aの排出部側
の内側面には、上側搬送手段A、導入側下側搬送手段B
及び排出側下側搬送手段Cを駆動するための搬送モータ
39が設けられている。この搬送モータ39としては、
後述するマイクロコントローラ61からの信号に基づい
て所定量だけ駆動しうるステッピング搬送モータが用い
られる。
の内側面には、上側搬送手段A、導入側下側搬送手段B
及び排出側下側搬送手段Cを駆動するための搬送モータ
39が設けられている。この搬送モータ39としては、
後述するマイクロコントローラ61からの信号に基づい
て所定量だけ駆動しうるステッピング搬送モータが用い
られる。
【0047】そして、一方のフレーム側板8aの外側に
おいて、搬送モータ39の駆動軸40に固定された歯車
41から、歯車42、43を介して排出側下側搬送手段
Cの支軸31に搬送モータ39の駆動力を伝達するよう
に構成される。また、歯車42から歯車44、45を介
して上側搬送手段Aの支軸15に搬送モータ39の駆動
力を伝達するように構成される。これらの歯車42〜4
5は、上側搬送手段Aのタイミングベルト16a、16
bと排出側下側搬送手段Cのタイミングベルト34a、
34bとが圧着部分において同じ速度で同方向に搬送さ
れるように噛み合わされる。
おいて、搬送モータ39の駆動軸40に固定された歯車
41から、歯車42、43を介して排出側下側搬送手段
Cの支軸31に搬送モータ39の駆動力を伝達するよう
に構成される。また、歯車42から歯車44、45を介
して上側搬送手段Aの支軸15に搬送モータ39の駆動
力を伝達するように構成される。これらの歯車42〜4
5は、上側搬送手段Aのタイミングベルト16a、16
bと排出側下側搬送手段Cのタイミングベルト34a、
34bとが圧着部分において同じ速度で同方向に搬送さ
れるように噛み合わされる。
【0048】また、排出側下側搬送手段Cの支軸33と
プリンタ側下側搬送手段Bの支軸24には同歯数の歯車
71、72が固定されており、伝達歯車70と噛合よう
に構成されているので、上側搬送手段Aのタイミングベ
ルト16a、16bとプリンタ下側搬送手段Cのタイミ
ングベルト25a、25bとが圧着部分において同じ速
度で同方向に搬送されるように噛み合わされる。
プリンタ側下側搬送手段Bの支軸24には同歯数の歯車
71、72が固定されており、伝達歯車70と噛合よう
に構成されているので、上側搬送手段Aのタイミングベ
ルト16a、16bとプリンタ下側搬送手段Cのタイミ
ングベルト25a、25bとが圧着部分において同じ速
度で同方向に搬送されるように噛み合わされる。
【0049】上側搬送手段Aの下方であって、導入側下
側搬送手段Bと排出側下側搬送手段Cとの間には、記録
紙Pの搬送路を切り換えるための切換手段46が設けら
れている。
側搬送手段Bと排出側下側搬送手段Cとの間には、記録
紙Pの搬送路を切り換えるための切換手段46が設けら
れている。
【0050】図4〜図6は切換手段46の構成を示すも
ので、図4は斜視図、図5及び図6は側面図である。
ので、図4は斜視図、図5及び図6は側面図である。
【0051】この切換手段46は、支軸47を中心とし
て本体フレーム8に回動自在に取り付けられたガイド部
材48を有している。そして、ガイド部材48には平板
状のガイド部49が設けられ、このガイド部49は、上
側搬送手段A、導入側下側搬送手段B及び排出側下側搬
送手段Cの各タイミングベルト16a、16b、25
a、25b、34a、34bに挟まれるように位置して
いる。
て本体フレーム8に回動自在に取り付けられたガイド部
材48を有している。そして、ガイド部材48には平板
状のガイド部49が設けられ、このガイド部49は、上
側搬送手段A、導入側下側搬送手段B及び排出側下側搬
送手段Cの各タイミングベルト16a、16b、25
a、25b、34a、34bに挟まれるように位置して
いる。
【0052】図5に示すように、ガイド部49は、表面
と裏面に所定の角度をもたせた2つのガイド面49a、
49bを有している。この場合、表面側のガイド面49
aと裏面側のガイド面49bとが、プリンタ2側に向っ
て開くように構成されている。
と裏面に所定の角度をもたせた2つのガイド面49a、
49bを有している。この場合、表面側のガイド面49
aと裏面側のガイド面49bとが、プリンタ2側に向っ
て開くように構成されている。
【0053】ガイド部材48の支軸47のフレーム側板
8a側の端部には、2ヶ所に部分的な歯部50a、50
bを形成した切換歯車50が固定され、この切換歯車5
0には、その中心軸からやや上方に向って延びるアーム
51が設けられている。
8a側の端部には、2ヶ所に部分的な歯部50a、50
bを形成した切換歯車50が固定され、この切換歯車5
0には、その中心軸からやや上方に向って延びるアーム
51が設けられている。
【0054】また、このアーム51の先端部51aとフ
レーム側板8aに設けた係止部80とにコイルばね52
が掛けられ、その弾性力によって、アーム51の先端部
51aがその基端部に向かって引っ張られるように構成
されている。
レーム側板8aに設けた係止部80とにコイルばね52
が掛けられ、その弾性力によって、アーム51の先端部
51aがその基端部に向かって引っ張られるように構成
されている。
【0055】このコイルばね52は、ガイド部材48と
一体的に回動するアーム51の2安定ばねの機能をし、
すなわち、係止部80と切換歯車50の中心とを通る直
線に対し、アーム51の先端部51aが、上方にある場
合はアーム51を時計方向に作用させ、反対に下方にあ
る場合は反時計方向に回動するように作用させてアーム
51が動作を安定させている。
一体的に回動するアーム51の2安定ばねの機能をし、
すなわち、係止部80と切換歯車50の中心とを通る直
線に対し、アーム51の先端部51aが、上方にある場
合はアーム51を時計方向に作用させ、反対に下方にあ
る場合は反時計方向に回動するように作用させてアーム
51が動作を安定させている。
【0056】そして、このガイド部材48は、図示しな
い位置決め部材によって、図5に示すように、ガイド面
49aが、導入側下側搬送手段B及び排出側下側搬送手
段Cのタイミングベルト25a、25b、34a、34
bより若干下方であって、上側搬送手段Aのタイミング
ベルト16a、16bと平行になる位置と、図6に示す
ように、ガイド部49の排出部側の部分49Cがタイミ
ングベルト16a、16bよりも上方に跳ね上がる位置
とに位置決めされるようになっている。
い位置決め部材によって、図5に示すように、ガイド面
49aが、導入側下側搬送手段B及び排出側下側搬送手
段Cのタイミングベルト25a、25b、34a、34
bより若干下方であって、上側搬送手段Aのタイミング
ベルト16a、16bと平行になる位置と、図6に示す
ように、ガイド部49の排出部側の部分49Cがタイミ
ングベルト16a、16bよりも上方に跳ね上がる位置
とに位置決めされるようになっている。
【0057】一方、導入側下側搬送手段Bを構成する搬
送ギア23a、23bの支軸24には、フレーム側板8
a側の端部に、遊星歯車手段53が設けられる。この遊
星歯車手段53は、搬送ギア23a、23bの支軸24
に固定された太陽歯車54と、この支軸24に回動自在
に取り付けられた遊星枠55と、この遊星枠55に回動
自在に取り付けられ太陽歯車54と噛み合う2つの遊星
歯車56、57とから構成されている。そして、これら
の遊星歯車56、57は、ガイド部材48の切換歯車5
0の歯部50a、50bと噛み合うように構成されてい
る。
送ギア23a、23bの支軸24には、フレーム側板8
a側の端部に、遊星歯車手段53が設けられる。この遊
星歯車手段53は、搬送ギア23a、23bの支軸24
に固定された太陽歯車54と、この支軸24に回動自在
に取り付けられた遊星枠55と、この遊星枠55に回動
自在に取り付けられ太陽歯車54と噛み合う2つの遊星
歯車56、57とから構成されている。そして、これら
の遊星歯車56、57は、ガイド部材48の切換歯車5
0の歯部50a、50bと噛み合うように構成されてい
る。
【0058】かかる構成において、図5に示すように、
タイミングベルト16a、16b、25a、25b、3
4a、34bの記録紙Pを挟持する部分を排出部に向う
方向へ移動させるため、搬送ギア23a、23bを反時
計回り方向に回転させると、遊星枠55が同じく反時計
回り方向に回動し、上側に位置する遊星歯車56が切換
歯車50に押し当てられ、その上側の歯部50aと噛み
合わせられる。ここで、遊星歯車56は時計回り方向に
回転していることから、切換歯車50は反時計回り方向
に回動し、その結果、図5に示すように、ガイド部材4
8は、そのガイド面49aがタイミングベルト16a、
16bと平行になるように位置決めされ、コイルばね5
2により安定される。これにより、導入側下側搬送手段
Bと、排出側下側搬送手段Cとの間に、記録紙Pを搬送
するための第1の搬送路が形成される。
タイミングベルト16a、16b、25a、25b、3
4a、34bの記録紙Pを挟持する部分を排出部に向う
方向へ移動させるため、搬送ギア23a、23bを反時
計回り方向に回転させると、遊星枠55が同じく反時計
回り方向に回動し、上側に位置する遊星歯車56が切換
歯車50に押し当てられ、その上側の歯部50aと噛み
合わせられる。ここで、遊星歯車56は時計回り方向に
回転していることから、切換歯車50は反時計回り方向
に回動し、その結果、図5に示すように、ガイド部材4
8は、そのガイド面49aがタイミングベルト16a、
16bと平行になるように位置決めされ、コイルばね5
2により安定される。これにより、導入側下側搬送手段
Bと、排出側下側搬送手段Cとの間に、記録紙Pを搬送
するための第1の搬送路が形成される。
【0059】一方、タイミングベルト16a、16b、
25a、25b、34a、34bの記録紙Pを挟持する
部分をプリンタ2に向う方向へ移動させるため、図6に
示すように、搬送ギア23a、23bを時計回り方向に
回転させると、遊星枠55が同じく時計回り方向に回動
し、下側に位置する遊星歯車57が切換歯車50に押し
当てられ、その下側の歯部50bと噛み合わせられる。
ここで、遊星歯車57は反時計回り方向に回転している
ことから、切換歯車50は時計回り方向に回動し、その
結果、図6に示すように、ガイド部材48は、ガイド部
49の排出部側の部分49Cがタイミングベルト16
a、16bよりも上方に跳ね上がる位置に位置決めさ
れ、コイルばね52により安定される。これにより、排
出側下側搬送手段Cのタイミングベルト34a、34b
とガイド部材48のガイド面49bによって、第1の搬
送路から下方に向う第2の搬送路が形成される。
25a、25b、34a、34bの記録紙Pを挟持する
部分をプリンタ2に向う方向へ移動させるため、図6に
示すように、搬送ギア23a、23bを時計回り方向に
回転させると、遊星枠55が同じく時計回り方向に回動
し、下側に位置する遊星歯車57が切換歯車50に押し
当てられ、その下側の歯部50bと噛み合わせられる。
ここで、遊星歯車57は反時計回り方向に回転している
ことから、切換歯車50は時計回り方向に回動し、その
結果、図6に示すように、ガイド部材48は、ガイド部
49の排出部側の部分49Cがタイミングベルト16
a、16bよりも上方に跳ね上がる位置に位置決めさ
れ、コイルばね52により安定される。これにより、排
出側下側搬送手段Cのタイミングベルト34a、34b
とガイド部材48のガイド面49bによって、第1の搬
送路から下方に向う第2の搬送路が形成される。
【0060】他方、一方のフレーム側板8b側であっ
て、排出側下側搬送手段Cのプリンタ2側の搬送ギア3
2bの近傍には、記録紙Pの存在を検出するためのセン
サ58が設けられている。このセンサ58は、例えば、
上述のカッタユニット5のガイド部材6設けられたセン
サ7と同様に透過型フォト・インタラプタからなるもの
が用いられる。
て、排出側下側搬送手段Cのプリンタ2側の搬送ギア3
2bの近傍には、記録紙Pの存在を検出するためのセン
サ58が設けられている。このセンサ58は、例えば、
上述のカッタユニット5のガイド部材6設けられたセン
サ7と同様に透過型フォト・インタラプタからなるもの
が用いられる。
【0061】さらに、フレーム側板8b側であって、排
出側下側搬送手段Cの排出部側の搬送ギア30a、30
bの近傍にも、記録紙Pの存在を検出するため、同様の
センサ59が設けられている。
出側下側搬送手段Cの排出部側の搬送ギア30a、30
bの近傍にも、記録紙Pの存在を検出するため、同様の
センサ59が設けられている。
【0062】なお、図3に示すように、シート搬送装置
3の切換手段46の下方には、後述するように、記録紙
Pを収納するための収納部60が設けられている。
3の切換手段46の下方には、後述するように、記録紙
Pを収納するための収納部60が設けられている。
【0063】図7は、本実施の形態の制御系の要部構成
を示すものである。
を示すものである。
【0064】図7に示すように、CPU、RAM、RO
M、A/D若しくはD/Aコンバータ等を有するマイク
ロコントローラ61に、アドレス、コントロール及びデ
ータバスからなるバス62が接続され、このバス62
に、記録紙Pの存在を検出するための上述のセンサ7、
58、59がそれぞれ接続される。
M、A/D若しくはD/Aコンバータ等を有するマイク
ロコントローラ61に、アドレス、コントロール及びデ
ータバスからなるバス62が接続され、このバス62
に、記録紙Pの存在を検出するための上述のセンサ7、
58、59がそれぞれ接続される。
【0065】また、このバス62には、記録紙Pを搬送
するための搬送モータ39が接続されている。
するための搬送モータ39が接続されている。
【0066】図8は、本実施の形態における搬送装置3
の制御動作を示すものである。
の制御動作を示すものである。
【0067】まず、プリンタ2において、記録紙Pに所
定の印字等を行い、カッタユニット5によって記録紙P
を切断した後、この記録紙Pをガイド部材6を介して搬
送装置3の導入部に向って搬送する。
定の印字等を行い、カッタユニット5によって記録紙P
を切断した後、この記録紙Pをガイド部材6を介して搬
送装置3の導入部に向って搬送する。
【0068】そして、ステップ1において、マイクロコ
ントローラ61が、センサ7から供給される信号に基づ
いて、記録紙Pの先端が存在するか否かを判断し、「Y
ES」と判断した場合には、ステップ2に移行する。
ントローラ61が、センサ7から供給される信号に基づ
いて、記録紙Pの先端が存在するか否かを判断し、「Y
ES」と判断した場合には、ステップ2に移行する。
【0069】ステップ2では、マイクロコントローラ6
1が搬送モータ39の回転を制御して、タイミングベル
ト16a、16b、25a、25b、34a、34bが
圧着する部分を正方向、すなわち、排出部に向う方向へ
移動させることにより、この部分に記録紙Pを挟持して
所定量だけ正方向に送る。
1が搬送モータ39の回転を制御して、タイミングベル
ト16a、16b、25a、25b、34a、34bが
圧着する部分を正方向、すなわち、排出部に向う方向へ
移動させることにより、この部分に記録紙Pを挟持して
所定量だけ正方向に送る。
【0070】この場合においては、図5に示すように、
ガイド面49aがタイミングベルト16a、16bと平
行になるようにガイド部材48が切り換えられ、導入側
下側搬送手段Bと、排出側下側搬送手段Cとの間に、第
1の搬送路が形成されているため、記録紙Pは排出部に
向ってスムーズに搬送される。
ガイド面49aがタイミングベルト16a、16bと平
行になるようにガイド部材48が切り換えられ、導入側
下側搬送手段Bと、排出側下側搬送手段Cとの間に、第
1の搬送路が形成されているため、記録紙Pは排出部に
向ってスムーズに搬送される。
【0071】ステップ3では、マイクロコントローラ6
1が、センサ58から供給される信号に基づいて、記録
紙Pの先端が存在するか否かを判断し、「YES」と判
断した場合には、ステップ4に移行する。
1が、センサ58から供給される信号に基づいて、記録
紙Pの先端が存在するか否かを判断し、「YES」と判
断した場合には、ステップ4に移行する。
【0072】ステップ3において、マイクロコントロー
ラ61が、「NO」と判断した場合には、ステップ5に
おいて、図示しない表示部によってエラーである旨を表
示し、さらに、ステップ19に移行して搬送モータ39
の回転を停止させる。
ラ61が、「NO」と判断した場合には、ステップ5に
おいて、図示しない表示部によってエラーである旨を表
示し、さらに、ステップ19に移行して搬送モータ39
の回転を停止させる。
【0073】ステップ4では、マイクロコントローラ6
1が、搬送モータ39の回転を制御して、タイミングベ
ルト16a、16b、25a、25b、34a、34b
の記録紙Pを挟持する部分を正方向へ移動させることに
より、記録紙Pを正方向に送る。
1が、搬送モータ39の回転を制御して、タイミングベ
ルト16a、16b、25a、25b、34a、34b
の記録紙Pを挟持する部分を正方向へ移動させることに
より、記録紙Pを正方向に送る。
【0074】ステップ6では、マイクロコントローラ6
1が、センサ58から供給される信号に基づいて、記録
紙Pが存在するか否かを判断し、「YES」と判断した
場合には、ステップ4に戻る。そして、記録紙Pが存在
しなくなるまでこの動作を繰り返す。
1が、センサ58から供給される信号に基づいて、記録
紙Pが存在するか否かを判断し、「YES」と判断した
場合には、ステップ4に戻る。そして、記録紙Pが存在
しなくなるまでこの動作を繰り返す。
【0075】ステップ6において、マイクロコントロー
ラ61が「NO」と判断した場合、すなわち、記録紙P
の終端を検出した場合には、ステップ7において、搬送
モータ39の回転を制御して、タイミングベルト16
a、16b、25a、25b、34a、34bの記録紙
Pを挟持する部分を正方向へ移動させることにより、記
録紙Pを所定量だけ正方向に送る。また、ステップ7に
おいて、正方向に送る所定量を記録紙Pの長さに合わせ
設定することにより、記録紙の長さが異なっても、排出
部から出る記録紙Pの長さを一定にすることが出来る。
ラ61が「NO」と判断した場合、すなわち、記録紙P
の終端を検出した場合には、ステップ7において、搬送
モータ39の回転を制御して、タイミングベルト16
a、16b、25a、25b、34a、34bの記録紙
Pを挟持する部分を正方向へ移動させることにより、記
録紙Pを所定量だけ正方向に送る。また、ステップ7に
おいて、正方向に送る所定量を記録紙Pの長さに合わせ
設定することにより、記録紙の長さが異なっても、排出
部から出る記録紙Pの長さを一定にすることが出来る。
【0076】ステップ8では、マイクロコントローラ6
1が、センサ59から供給される信号に基づいて、記録
紙Pの終端が存在するか否かを判断し、「YES」と判
断した場合には、ステップ9に移行する。
1が、センサ59から供給される信号に基づいて、記録
紙Pの終端が存在するか否かを判断し、「YES」と判
断した場合には、ステップ9に移行する。
【0077】ステップ8において、マイクロコントロー
ラ61が、「NO」と判断した場合には、ステップ10
において、図示しない表示部によってエラーである旨を
表示し、ステップ19に移行する。
ラ61が、「NO」と判断した場合には、ステップ10
において、図示しない表示部によってエラーである旨を
表示し、ステップ19に移行する。
【0078】ステップ9では、マイクロコントローラ6
1が、搬送モータ39の回転を制御して、タイミングベ
ルト16a、16b、25a、25b、34a、34b
の移動を停止することにより、記録紙Pの搬送を停止す
る。
1が、搬送モータ39の回転を制御して、タイミングベ
ルト16a、16b、25a、25b、34a、34b
の移動を停止することにより、記録紙Pの搬送を停止す
る。
【0079】ステップ11では、マイクロコントローラ
61が、図示しないタイマからのクロック信号に基づい
て、数秒程度の所定の時間が経過したか否かを判断し、
「YES」と判断した場合には、ステップ12に移行す
る。
61が、図示しないタイマからのクロック信号に基づい
て、数秒程度の所定の時間が経過したか否かを判断し、
「YES」と判断した場合には、ステップ12に移行す
る。
【0080】ステップ12では、マイクロコントローラ
61が、センサ59からの信号に基づいて、記録紙Pが
存在するか否かを判断し、「YES」と判断した場合、
すなわち、記録紙Pがそのまま放置されている場合に
は、ステップ13に移行する。
61が、センサ59からの信号に基づいて、記録紙Pが
存在するか否かを判断し、「YES」と判断した場合、
すなわち、記録紙Pがそのまま放置されている場合に
は、ステップ13に移行する。
【0081】ステップ12において、マイクロコントロ
ーラ61が「NO」と判断した場合、すなわち、記録紙
Pが持ち帰られることによって存在しなくなった場合に
は、搬送装置1の動作を終了する。
ーラ61が「NO」と判断した場合、すなわち、記録紙
Pが持ち帰られることによって存在しなくなった場合に
は、搬送装置1の動作を終了する。
【0082】ステップ13では、マイクロコントローラ
61が搬送モータの回転を制御して、タイミングベルト
16a、16b、25a、25b、34a、34bの記
録紙Pを挟持する部分を逆方向、すなわち、プリンタ2
に向う方向へ移動させることにより、記録紙Pを所定量
だけ逆方向に送る。
61が搬送モータの回転を制御して、タイミングベルト
16a、16b、25a、25b、34a、34bの記
録紙Pを挟持する部分を逆方向、すなわち、プリンタ2
に向う方向へ移動させることにより、記録紙Pを所定量
だけ逆方向に送る。
【0083】ステップ14では、マイクロコントローラ
61が、センサ58からの信号に基づいて、記録紙Pの
先端が存在するか否かを判断し、「YES」と判断した
場合には、ステップ15に移行する。
61が、センサ58からの信号に基づいて、記録紙Pの
先端が存在するか否かを判断し、「YES」と判断した
場合には、ステップ15に移行する。
【0084】ステップ14において、マイクロコントロ
ーラ61が、「NO」と判断した場合には、ステップ1
6において、図示しない表示部によってエラーである旨
を表示し、さらに、ステップ19に移行して搬送モータ
39の回転を停止させる。
ーラ61が、「NO」と判断した場合には、ステップ1
6において、図示しない表示部によってエラーである旨
を表示し、さらに、ステップ19に移行して搬送モータ
39の回転を停止させる。
【0085】ステップ15では、マイクロコントローラ
61が搬送モータの回転を制御して、タイミングベルト
16a、16b、25a、25b、34a、34bの記
録紙Pを挟持する部分を逆方向へ移動させることによ
り、記録紙Pを逆方向に送る。
61が搬送モータの回転を制御して、タイミングベルト
16a、16b、25a、25b、34a、34bの記
録紙Pを挟持する部分を逆方向へ移動させることによ
り、記録紙Pを逆方向に送る。
【0086】ステップ17では、マイクロコントローラ
61が、センサ58から供給される信号に基づいて、記
録紙Pが存在するか否かを判断し、「YES」と判断し
た場合には、ステップ15に戻る。そして、記録紙Pが
存在しなくなるまでこの動作を繰り返す。
61が、センサ58から供給される信号に基づいて、記
録紙Pが存在するか否かを判断し、「YES」と判断し
た場合には、ステップ15に戻る。そして、記録紙Pが
存在しなくなるまでこの動作を繰り返す。
【0087】この場合においては、図6に示すように、
ガイド部49の排出部側の部分Cがタイミングベルト1
6a、16bよりも上方に跳ね上がるようにガイド部材
48が切り換えられ、タイミングベルト34a、34b
とガイド部48のガイド面49bによって、第1の搬送
路から下方に向う第2の搬送路が形成されているため、
記録紙Pはこの搬送路に沿って下方に向って搬送され
る。
ガイド部49の排出部側の部分Cがタイミングベルト1
6a、16bよりも上方に跳ね上がるようにガイド部材
48が切り換えられ、タイミングベルト34a、34b
とガイド部48のガイド面49bによって、第1の搬送
路から下方に向う第2の搬送路が形成されているため、
記録紙Pはこの搬送路に沿って下方に向って搬送され
る。
【0088】ステップ17において、マイクロコントロ
ーラ61が「NO」と判断した場合、すなわち、記録紙
Pの終端を検出した場合には、ステップ18において、
搬送モータ39の回転を制御して記録紙Pをさらに所定
量だけ逆方向に送り、ステップ19に移行する。
ーラ61が「NO」と判断した場合、すなわち、記録紙
Pの終端を検出した場合には、ステップ18において、
搬送モータ39の回転を制御して記録紙Pをさらに所定
量だけ逆方向に送り、ステップ19に移行する。
【0089】その結果、記録紙Pはタイミングベルト1
6a、16b及び34a、34bから外れて下方に落下
し、図3に示す収納部60に収納される。
6a、16b及び34a、34bから外れて下方に落下
し、図3に示す収納部60に収納される。
【0090】ステップ19では、マイクロコントローラ
61からの信号に基づき搬送モータ39の回転を停止さ
せ、これにより搬送装置1の動作が終了する。
61からの信号に基づき搬送モータ39の回転を停止さ
せ、これにより搬送装置1の動作が終了する。
【0091】以上述べたように、本実施の形態によれ
ば、記録紙Pをタイミングベルト16a、16b、25
a、25b、34a、34bで挟持して搬送するように
しているので、記録紙Pが他の部材と摺動することな
く、タイミングベルト16a、16b、25a、25
b、34a、34bから記録紙Pにバランス良く搬送力
を与えて、記録紙Pをスムーズに搬送することができ
る。
ば、記録紙Pをタイミングベルト16a、16b、25
a、25b、34a、34bで挟持して搬送するように
しているので、記録紙Pが他の部材と摺動することな
く、タイミングベルト16a、16b、25a、25
b、34a、34bから記録紙Pにバランス良く搬送力
を与えて、記録紙Pをスムーズに搬送することができ
る。
【0092】特に、本実施の形態によれば、記録紙Pが
薄い場合であっても、タイミングベルト16a、16
b、25a、25b、34a、34bから記録紙Pにバ
ランス良く搬送力を与えることができ、そのスムーズな
搬送を行うことができる。
薄い場合であっても、タイミングベルト16a、16
b、25a、25b、34a、34bから記録紙Pにバ
ランス良く搬送力を与えることができ、そのスムーズな
搬送を行うことができる。
【0093】また、本実施の形態の場合は、タイミング
ベルト16a、16b、25a、25b、34a、34
bを強く張る必要がないことから、トルクの小さい搬送
モータを用いることができ、コストダウンを図ることが
できるというメリットがある。
ベルト16a、16b、25a、25b、34a、34
bを強く張る必要がないことから、トルクの小さい搬送
モータを用いることができ、コストダウンを図ることが
できるというメリットがある。
【0094】さらに、本実施の形態によれば、利用者に
とって必要のない記録紙Pを自動的に漏れなく確実に回
収することができるため、第三者による悪用を防止する
ことが可能になる。
とって必要のない記録紙Pを自動的に漏れなく確実に回
収することができるため、第三者による悪用を防止する
ことが可能になる。
【0095】なお、本発明は上述の実施の形態に限られ
ることなく、種々の変更を行うことができる。
ることなく、種々の変更を行うことができる。
【0096】例えば、上述の実施の形態においては、各
フレーム側板側の2組のタイミングベルトによって記録
紙を搬送するように構成したが、本発明はこれに限られ
ることなく、一方のフレーム側板側のタイミングベルト
のみによって記録紙を搬送することもできる。ただし、
上述の実施の形態のように、2組のタイミングベルトに
よって記録紙を搬送すれば、より確実に記録紙を搬送す
ることができる。他方、タイミングベルトを3組以上設
けることもできる。
フレーム側板側の2組のタイミングベルトによって記録
紙を搬送するように構成したが、本発明はこれに限られ
ることなく、一方のフレーム側板側のタイミングベルト
のみによって記録紙を搬送することもできる。ただし、
上述の実施の形態のように、2組のタイミングベルトに
よって記録紙を搬送すれば、より確実に記録紙を搬送す
ることができる。他方、タイミングベルトを3組以上設
けることもできる。
【0097】また、上述の実施の形態においては、遊星
歯車を用いてガイド部材を回動させるようにしたが、本
発明はこれに限られることなく、例えば、ソレノイド等
の電磁的な手段を用いてガイド部材を回動させることも
できる。
歯車を用いてガイド部材を回動させるようにしたが、本
発明はこれに限られることなく、例えば、ソレノイド等
の電磁的な手段を用いてガイド部材を回動させることも
できる。
【0098】さらに、記録紙を検出するためのセンサを
設ける位置についても、上述の実施の形態に限られず、
種々の位置に設けることもできる。
設ける位置についても、上述の実施の形態に限られず、
種々の位置に設けることもできる。
【0099】さらにまた、上側の搬送手段と下側の搬送
手段を別部材からなるフレーム側板に支持し、相対向す
るタイミングベルト間の間隔を調整するように構成すれ
ば、種々の厚さのシートを確実に搬送することができ
る。
手段を別部材からなるフレーム側板に支持し、相対向す
るタイミングベルト間の間隔を調整するように構成すれ
ば、種々の厚さのシートを確実に搬送することができ
る。
【0100】加えて、本発明はサーマルプリンタによっ
て印刷した記録紙のみならず、種々のプリンタによる記
録紙を搬送する場合に適用することができる。ただし、
上述の実施の形態のように、サーマルプリンタを用いた
場合には、特に記録紙が薄いことから、本発明による効
果が大きいものである。
て印刷した記録紙のみならず、種々のプリンタによる記
録紙を搬送する場合に適用することができる。ただし、
上述の実施の形態のように、サーマルプリンタを用いた
場合には、特に記録紙が薄いことから、本発明による効
果が大きいものである。
【0101】なお、本発明はATMに限らず、種々のシ
ートを発行する装置に適用しうることは勿論である。
ートを発行する装置に適用しうることは勿論である。
【0102】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
によれば、複数個のベルト状の搬送手段によってシート
を挟持した状態で搬送を行うことから、シートを他の部
材と摺動させることなく、搬送手段からシートにバラン
ス良く搬送力を与えて、そのスムーズな搬送を行うこと
ができる。
によれば、複数個のベルト状の搬送手段によってシート
を挟持した状態で搬送を行うことから、シートを他の部
材と摺動させることなく、搬送手段からシートにバラン
ス良く搬送力を与えて、そのスムーズな搬送を行うこと
ができる。
【0103】特に、本発明によれば、例えば感熱紙など
シートが薄い場合であっても、搬送手段からシートにバ
ランス良く搬送力を与えてスムーズな搬送を行うことが
でき、特にATM等において最も効果があるものであ
る。
シートが薄い場合であっても、搬送手段からシートにバ
ランス良く搬送力を与えてスムーズな搬送を行うことが
でき、特にATM等において最も効果があるものであ
る。
【0104】また、本発明によれば、ベルト状の搬送手
段を強く張る必要がないことから、トルクの小さい搬送
モータを用いることができ、装置のコストダウンを図る
ことができる。
段を強く張る必要がないことから、トルクの小さい搬送
モータを用いることができ、装置のコストダウンを図る
ことができる。
【0105】また、請求項2記載の発明によれば、シー
トを受け渡し位置に向って搬送させる第1の搬送路と、
この受け渡し位置から上述のシートをシート収納位置に
向って搬送させる第2の搬送路とを有することから、必
要に応じてシートを装置内に回収することができ、第三
者の悪用を防止することが可能になる。
トを受け渡し位置に向って搬送させる第1の搬送路と、
この受け渡し位置から上述のシートをシート収納位置に
向って搬送させる第2の搬送路とを有することから、必
要に応じてシートを装置内に回収することができ、第三
者の悪用を防止することが可能になる。
【0106】この場合、請求項3記載の発明のように、
請求項2記載の発明において、受け渡し位置に向ってシ
ートを往復動させる搬送手段を備え、この搬送手段によ
って形成される搬送路の途中に、シート収納位置に向う
搬送路を形成するための搬送路切換手段を設けることに
より、シートを搬送するための搬送手段及びその駆動手
段を省略することができ、装置構成を簡素化することが
できる。
請求項2記載の発明において、受け渡し位置に向ってシ
ートを往復動させる搬送手段を備え、この搬送手段によ
って形成される搬送路の途中に、シート収納位置に向う
搬送路を形成するための搬送路切換手段を設けることに
より、シートを搬送するための搬送手段及びその駆動手
段を省略することができ、装置構成を簡素化することが
できる。
【0107】また、請求項4記載の発明のように、請求
項2又は3記載の発明において、受け渡し位置にあるシ
ートを検出する検出手段と、この検出手段にて得られた
信号に基づいてシートをシート収納位置に向って搬送す
るように搬送手段の駆動を制御する制御手段とを備える
ことにより、例えば、利用者等の意思表示がない場合で
あっても、受け渡し位置にあるシートを自動的に装置内
に回収することが可能になる。
項2又は3記載の発明において、受け渡し位置にあるシ
ートを検出する検出手段と、この検出手段にて得られた
信号に基づいてシートをシート収納位置に向って搬送す
るように搬送手段の駆動を制御する制御手段とを備える
ことにより、例えば、利用者等の意思表示がない場合で
あっても、受け渡し位置にあるシートを自動的に装置内
に回収することが可能になる。
【0108】一方、請求項5記載の発明のように、請求
項2乃至4記載のシート搬送装置において、シートが所
定時間該受け渡し位置にあると判断した場合にこのシー
トをシート収納位置に向って搬送させるように制御する
ことにより、受け渡し位置にあるシートを漏れなく回収
することができ、第三者による悪用をより確実に防止す
ることができる。
項2乃至4記載のシート搬送装置において、シートが所
定時間該受け渡し位置にあると判断した場合にこのシー
トをシート収納位置に向って搬送させるように制御する
ことにより、受け渡し位置にあるシートを漏れなく回収
することができ、第三者による悪用をより確実に防止す
ることができる。
【図1】本発明に係るシート搬送装置を適用したプリン
タシステムの実施の形態の全体構成を示す斜視図であ
る。
タシステムの実施の形態の全体構成を示す斜視図であ
る。
【図2】同実施の形態の全体構成を示す平面図である。
【図3】同実施の形態の全体構成を示す側面図である。
【図4】同実施の形態における切換手段の構成を示す斜
視図である。
視図である。
【図5】同実施の形態における切換手段の構成を示す側
面図で、第1の搬送路が形成された状態を示すものであ
る。
面図で、第1の搬送路が形成された状態を示すものであ
る。
【図6】同実施の形態における切換手段の構成を示す側
面図で、第2の搬送路が形成された状態を示すものであ
る。
面図で、第2の搬送路が形成された状態を示すものであ
る。
【図7】同実施の形態の制御系の要部構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図8】同実施の形態における搬送装置の制御動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図9】従来のシート搬送装置の要部構成を示すもの
で、図9(a)は平面図、図9(b)は断面図である。
で、図9(a)は平面図、図9(b)は断面図である。
1 プリンタシステム 2 プリンタ 3 搬送装置 4 プリンタユニット 5 カッタユニット 6 ガイド部材 7 センサ 8 本体フレーム 12a、12b、14a、14b 搬送ギア 16a、16b タイミングベルト 21a、21b、23a、23b 搬送ギア 25a、25b タイミングベルト 30a、30b、32a、32b 搬送ギア 34a、34b タイミングベルト 39 搬送モータ 46 切換手段 48 ガイド部材 49 ガイド部 49a、49b ガイド面 50 切換歯車 50a、50b 歯部 51 アーム 52 コイルばね 53 遊星歯車手段 54 太陽歯車 55 遊星枠 56、57 遊星歯車 58、59 センサ 60 収納部 61 マイクロコントローラ 62 バス A 上側搬送手段 B 導入側下側搬送手段 C 排出側下側搬送手段
フロントページの続き (72)発明者 細見 浩昭 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】シートを搬送するためのベルト状の搬送手
段と、該搬送手段を駆動するための駆動手段とを備え、
上記搬送手段を駆動することによりシートを所定の搬送
路に沿って搬送させるシート搬送装置において、 上記搬送手段を複数個設け、該搬送手段によってシート
を挟持した状態で搬送させるように構成したことを特徴
とするシート搬送装置。 - 【請求項2】シートを受け渡し位置に向って搬送させる
第1の搬送路と、 上記受け渡し位置から上記シートをシート収納位置に向
って搬送させる第2の搬送路とを有することを特徴とす
る請求項1記載のシート搬送装置。 - 【請求項3】受け渡し位置に向ってシートを往復動させ
る搬送手段を備え、該搬送手段によって形成される搬送
路の途中に、シート収納位置に向う搬送路を形成するた
めの搬送路切換手段を設けたことを特徴とする請求項2
記載のシート搬送装置。 - 【請求項4】受け渡し位置にあるシートを検出する検出
手段と、 該検出手段にて得られた信号に基づいて該シートをシー
ト収納位置に向って搬送するように搬送手段の駆動を制
御する制御手段とを備えたことを特徴とする請求項2又
は3のいずれか1項記載のシート搬送装置。 - 【請求項5】請求項2乃至4記載のシート搬送装置にお
いて、 シートが所定時間該受け渡し位置にあると判断した場合
に該シートをシート収納位置に向って搬送させることを
特徴とするシート搬送装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8272736A JPH10120232A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | シート搬送装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8272736A JPH10120232A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | シート搬送装置及びその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10120232A true JPH10120232A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17518068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8272736A Withdrawn JPH10120232A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | シート搬送装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10120232A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2851061A1 (fr) * | 2003-02-06 | 2004-08-13 | Sagem | Selecteur mecanique |
KR100679920B1 (ko) | 2005-05-17 | 2007-02-07 | 주식회사 카스모아이티 | 유가증권 배출기 |
CN105480743A (zh) * | 2015-11-26 | 2016-04-13 | 上海古鳌电子科技股份有限公司 | 一种纸币搬运驱动机构及其工作方法 |
CN108053546A (zh) * | 2017-12-11 | 2018-05-18 | 浙江维融电子科技股份有限公司 | 一种切向组件及其带有残币识别功能的点验钞机 |
-
1996
- 1996-10-15 JP JP8272736A patent/JPH10120232A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2851061A1 (fr) * | 2003-02-06 | 2004-08-13 | Sagem | Selecteur mecanique |
WO2004071918A1 (fr) * | 2003-02-06 | 2004-08-26 | Sagem, Sa | Selecteur mecanique |
KR100679920B1 (ko) | 2005-05-17 | 2007-02-07 | 주식회사 카스모아이티 | 유가증권 배출기 |
CN105480743A (zh) * | 2015-11-26 | 2016-04-13 | 上海古鳌电子科技股份有限公司 | 一种纸币搬运驱动机构及其工作方法 |
CN108053546A (zh) * | 2017-12-11 | 2018-05-18 | 浙江维融电子科技股份有限公司 | 一种切向组件及其带有残币识别功能的点验钞机 |
CN108053546B (zh) * | 2017-12-11 | 2023-10-24 | 浙江维融电子科技股份有限公司 | 一种带有残币识别功能的点验钞机 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040106 |